JPH05120030A - 割り込みコントローラ - Google Patents

割り込みコントローラ

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JPH05120030A
JPH05120030A JP28334991A JP28334991A JPH05120030A JP H05120030 A JPH05120030 A JP H05120030A JP 28334991 A JP28334991 A JP 28334991A JP 28334991 A JP28334991 A JP 28334991A JP H05120030 A JPH05120030 A JP H05120030A
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interrupt
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interrupt request
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Mitsumichi Nishimura
光充 西村
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周辺機能が発生する割り込み要求信号が複数
個セットされたことを検出する割り込みコントローラを
提供することを目的とする。 【構成】 周辺機能5が発生した割り込み要求を記憶す
る記憶回路を構成するRSフリップフロップ137,1
39と記憶した割り込み要求の条件判別を行うアンド回
路138とを備えたことを特徴とする。 【効果】 マイクロコンピュータの処理スピードを低下
させることなく、複数個の割り込み要求の同時発生時の
割り込み要求を一度だけ発生することができる効果があ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
に内蔵する割り込みコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にマイクロコンピュータは図5に示
すような構成である。マイクロコンピュータ1では、メ
モリ3内に記憶されている命令に従ってCPU2が処理
を行う。周辺機能5はCPU2と内部バス6を介してデ
ータの書き込みまたは読み出し(以下、アクセスとい
う)を行い制御されるが、CPU2とは独立して動作し
ている。周辺機能5としてはタイマや外部割り込み信号
等があり、例えばタイマがある値になった場合や外部か
らの入力パルスがあった場合(以下、外部割り込みとい
う)等の特別な状態を周辺機能5が検出した場合に、C
PU2に検知させるために周辺機能5から割り込み要求
信号7を発生する。割り込み要求信号7は割り込みコン
トローラ4に入力される。割り込みコントローラ4は割
り込み処理要求をCPU2に送出してもよい状態(割り
込み許可状態)、他の割り込み要求の有無や割り込み要
求の優先順位の判別等を行い、条件が整っている場合に
割り込み要求として割り込み処理要求信号8をCPU2
に送出する。CPU2は割り込み処理要求信号8を検出
して受け付けると、割り込みコントローラ4に対し割り
込み処理要求信号8を受け付けたことを示す信号等の種
々の制御信号9を出力する。割り込み処理要求を受け付
けたCPU2はその時点まで実行していた処理を中断
し、対応する割り込み要求信号7に応じた割り込み処理
を実行する。
【0003】次に、図6に従来の割り込みコントローラ
の構成図を示し、図7のタイミイグ図を用いて動作を説
明する。図6で、INT0、INT1、INT2および
INT3は周辺機能5から出力される割り込み要求信号
7であり、それぞれの割り込み要求信号制御装置11、
12、13および14に入力されている。割り込み要求
信号制御装置11、割り込み要求信号制御装置12、割
り込み要求信号制御装置13および割り込み要求信号制
御装置14はそれぞれ同一の構成であるので割り込み要
求信号制御装置11について説明する。割り込み要求信
号7が発生してINT0が「1」になると、割り込み要
求フラグ(以下、IF0フラグという)であるRCフリ
ップフロップ137が「1」にセットされる。CPU2
が内部アドレスバスで割り込み要求信号制御装置11の
番地を指し、データを内部データバス149に出力して
ライト信号を発生すると、ライト信号制御回路128の
出力115が「1」になり、内部データバス149から
マスクビットであるラッチ142にCPU2が出力した
データが書き込まれる。マスクビットの内容が「1」の
ときはアンド回路638の出力はインバータ143によ
り「0」に固定されているが、マスクビットの内容が
「0」のときはアンド回路638の出力はEI信号と割
り込み要求フラグにより決定される。EI信号は割り込
み処理を許可する信号でEI信号が「1」のときに割り
込み処理が許可される。したがって、INT0が
「1」、マスクビットが「0」そしてEI信号が「1」
のときにアンド回路638の出力は「1」になり、オア
回路125の出力も「1」になる。割り込み要求信号制
御装置11からの出力131が「1」になるとインバー
タ119の出力は「0」になり、アンド回路122、1
23および124は「0」に固定される。同様に割り込
み要求信号制御装置12からの出力132が「1」にな
るとアンド回路123および124は「0」に固定され
る。同様に割り込み要求信号制御装置13からの出力1
33が「1」になるとアンド回路124は「0」に固定
される。アンド回路638の出力とアンド回路122、
123および124の各出力とはオア回路125に入力
されている。すなわち、複数個の割り込みが同時に発生
した場合に、INT0、INT1、INT2、INT3
の順番で優先されてオア回路125に入力される。CL
Kはタイミイグクロックであり、ラッチ126はCLK
が「0」のタイミイグでオア回路125の出力「1」を
ラッチし、INTRQ8が出力される。CPU2はこの
INTRQ8が「1」であることを検知すると、現在実
行中のプログラムの処理番地およびプログラムステータ
スの待避等の一連の処理の後に割り込み処理を開始す
る。まず、CPU2からOEVC信号が出力されて出力
バッファ130に入力される。アンド回路638の出力
およびアンド回路122、123および124のいずれ
かの出力が「1」になっかときに、INT0、INT
1、INT2およびINT3の各割り込み処理に対応し
たベクタ割り込み処理アドレスがベクタテーブルアドレ
ス129から出力バッファ130を介して内部データバ
ス149に出力される。CPU2では、このベクタ割り
込み処理アドレスに基づき割り込み処理要求信号7がI
NT0、INT1、INT2またはINT3のどの割り
込みから発せられたものか判別する。つぎに、CPU2
の制御信号9のうち1本のCLRIF信号を「1」にす
る。CLRIF信号が「1」になると、アンド回路63
8、122、123および124の出力が「1」になっ
ている割り込み要求信号制御装置11、割り込み要求信
号制御装置12、割り込み要求信号制御装置13、割り
込み要求信号制御装置14のアンド回路135の出力が
「1」になり、割り込み要求フラグが「0」にリセット
される。なお、リセット信号は割り込みコントローラ4
を初期化する信号であり、リセット信号が「1」になる
と割り込み要求フラグは「0」、マスクビットは「1」
に初期化される。
【0004】いま、INT0、INT1、INT2およ
びINT3について、マスクビットがそれぞれ「0」、
「0」、「0」、「0」、EI信号が「1」に設定され
てい場合を図7のタイミイグ図を用いて説明する。図7
で、INT0がT2タイミングで「1」になったとする
と、IF0フラグが「1」にセットされる。インバータ
143は「1」、EI信号は「1」であるので、アンド
回路638からは「1」が出力される。すると、オア回
路125の出力が「1」になり、T2タイミングのCL
Kが「0」のタイミングでラッチ126から「1」が出
力され、INTRQ8が出力される。CPU2でINT
RQ8が受け付けられた後にT6タイミングでOEVC
信号が入力される。OEVC信号によって出力バッファ
130が導通し、ベクタ割り込み処理アドレスが内部デ
ータバス149に出力される。CLRIF信号がT10
タイミングで「1」になったとすると、割り込み要求信
号制御装置11のアンド回路135の出力が「1」にな
り、オア回路136を介してIF0フラグは「0」にリ
セットされる。IF0フラグであるRSフリップフロッ
プ137の出力「0」はアンド回路638、オア回路1
25およびラッチ126を介してINTRQ8として出
力される。一方、INT1がT5タイミングで「1」に
なったとすると、割り込み要求信号制御装置12のIF
0フラグに対応するゲートが「1」にセットされる。イ
ンバータに対応するゲートは「1」、EI信号は「1」
であるので、アンド回路638に対応するゲートからは
「1」が出力され、アンド回路122に入力される。ア
ンド回路122に対応するゲートの他方の入力であるイ
ンバータ143に対応するゲートの出力は「0」である
ので、アンド回路122に対応するゲートの出力は
「0」に固定されている。T10タイミングでCLRI
F信号が入力されてインバータ119の出力が「1」に
なったときに、アンド回路122の出力が「1」にな
る。すると、オア回路125の出力が「1」になり、C
LKが「0」のタイミングでラッチ126から「1」が
出力され、INTRQ8が出力される。以下、INT0
の割り込み受け付けと同様の処理が行われる。このよう
に、INT1によるINTRQ8の出力は優先順位の高
いINT0のIFフラグが「0」にリセットされるまで
待たされる。同様に、INT2およびINT3によるI
NTRQ出力も優先順位の高い割り込み要求のIFフラ
グがすべて「0」にリセットされるまで待たされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の割り込
みコントローラではひとつの割り込み要求に対しINT
RQが必ず出力されるので、複数個の割り込み要求がそ
ろったときに一度だけ割り込み処理を行いたい場合に、
複数個の割り込み要求がそろったことを検知するソフト
ウェア処理またはマイクロコンピュータの外部に回路を
設ける必要があった。
【0006】最近のマイクロコンピュータでは、リアル
タイム制御等高速処理の応用のため割り込みの応用が多
彩になり、またきめ細かな制御を行うために複数個の割
り込み要求がそろったとき一度だけせ割り込み処理を行
う制御が必要になってきている。このような応用の一例
として、例えばタイマを用いた時間計測等の応用があ
る。一般にタイマを用いた時間計測には、計測したい外
部機能からパルスを発生させマイクロコンピュータの外
部割り込み端子に入力する。マイクロコンピュータは外
部割り込み入力時のタイマの値をラッチする。(以下、
本動作をキャプチャ動作、ラッチをキャプチャレジスタ
という)このキャプチャ動作を二度繰り返し、一度目に
ラッチした値と二度目にラッチした値の差とタイマのカ
ウント周期時間とから外部機能で発生したパルス間の時
間計測を計算する。マイクロコンピュータでは、外部割
り込み入力時には割り込みコントローラから必ず割り込
み処理要求が出力される。したがって、割り込み処理は
二度起動され、一度目の割り込み処理では一度目の割り
込みであることを検知した後にキャプチャレジスタの値
を退避する。二度目の割り込み処理では二度目の割り込
みであることを検知した後に時間計測処理を行う。しか
し、キャプチャレジスタを二個用意しておけば一度目の
割り込み処理は全く無駄になり、マイクロコンピュータ
全体の処理速度の低下を引き起こす。
【0007】このように、従来例では、複数個の割り込
み要求がそろったことを検知するソフトウェア処理また
はマイクロコンピュータの外部に回路を設けて制御して
いた。しかし、ソフトウェア処理で制御する場合はマイ
クロコンピュータ全体の処理スピードが低下し、また外
部に回路を設ける場合には応用システムが大型化し、コ
スト高につく欠点があった。
【0008】本発明は、このような欠点を除去するもの
で、周辺機能が発生する割り込み要求信号が複数個セッ
トされたことを検出する手段をもつ割り込みコントロー
ラを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、割り込み要求
信号を発行する複数個の周辺機能を有するマイクロコン
ピュータに内蔵され、この割り込み要求信号を制御して
中央演算装置に割り込み処理要求信号を出力する割り込
みコントローラにおいて、上記複数個の周辺機能が発行
した割り込み要求信号を記憶する記憶回路と、上記記憶
回路に記憶された割り込み要求信号に対して判別条件に
基づき判定を行い、この判別条件が満足されたことを示
す判定信号を出力する条件判別回路と、この条件判別回
路からの判定信号または上記割り込み要求信号を検出し
た場合に上記中央演算装置に対して割り込み処理要求信
号を出力する割り込み要求信号出力装置とを備えたこと
を特徴とする。
【0010】ここで、上記判別条件が、所定個数の割り
込み要求信号が所定期間内に上記記憶回路に入力された
ことを判定する条件であっても良い。
【0011】
【作用】上記複数個の周辺機能が発行した割り込み要求
信号を記憶する。この記憶された割り込み要求信号に対
して所定個数の割り込み要求信号が所定期間内に記憶さ
れたことを判定する判別条件に基づき判定を行い、この
判別条件が満足されたことを示す判定信号を出力する。
この判定信号または割り込み要求信号を検出した場合に
中央演算装置に対して割り込み処理要求信号を出力す
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は本発明の割り込みコントローラの構成図で
ある。図1で、アンド回路135、オア回路136、I
F0フラグであるRSフリップフロップ137およびI
F01フラグであるRSフリップフロップ139が割り
込み要求信号の記憶回路に相当し、ラッチ140、マス
クビットであるラッチ142、インバータ143、オア
回路141およびアンド回路138が条件判別回路に相
当し、またオア回路125およびラッチ126が割り込
み処理要求信号出力装置に相当する。
【0013】この実施例は、図5に示すように、複数個
の周辺機能5が発行した割り込み要求信号7を記憶する
記憶回路であるアンド回路135、オア回路136、R
Sフリップフロップ137およびRSフリップフロップ
139と、上記記憶回路に記憶された割り込み要求信号
7に対して判別条件に基づき判定を行い、この判別条件
が満足されたことを示す判定信号を出力する条件判別回
路であるラッチ140、ラッチ142、オア回路141
およびアンド回路138と、この条件判別回路からの判
定信号または割り込み要求信号7を検出した場合に中央
演算装置2に対し割り込み処理要求信号8を出力する割
り込み要求信号出力装置であるオア回路125およびラ
ッチ126とを備える。ここで、上記判別条件は、所定
個数の割り込み要求信号7が所定期間内に上記記憶回路
に入力されたことを判定する条件である。
【0014】次に、この実施例の動作を説明する。図2
は図1の動作を示すタイミング図である。図1で、図6
と同一の番号で示す機能は同一の動作を行うので説明は
省略し、異なる部分に関して説明する。図1で、RSフ
リップフロップ139はセット入力に割り込み要求IN
T01が接続され、リセット入力にはオア回路の136
の出力が接続され、RSフリップフロップ137と同様
の動作を行う。RSフリップフロップ139の出力はオ
ア回路141に入力される。オア回路141の他入力に
はラッチ140の出力が接続されている。ラッチ140
にはデータとして内部データバス149の1ビットが入
力され、クロック入力にはライト制御回路128からセ
レクト信号145が入力され、従来例で説明したマスク
ビットであるラッチ142と同様にCPU2から書き込
みができる構成になっている。ラッチ140に「1」が
書き込まれきした場合にオア回路141に「1」が入力
されてオア回路141の出力は「1」に固定され、ラッ
チ140に「0」が書き込まれていた場合にオア回路1
41には「0」が入力されるので、RSフリップフロッ
プ139の出力が「1」のときにオア回路141の出力
は「1」になる。オア回路141の出力はアンド回路1
38に入力されている。アンド回路138の他入力はI
F0フラグであるRSフリップフロップ137の出力、
インバータ143の出力および割り込み許可信号EIで
あり、これらは従来例と同様の動作を行うので説明は省
略する。したがって、割り込み許可信号EI、マスクビ
ットがそれぞれ「1」、「0」の状態のときに、ラッチ
140が「1」の場合にはアンド回路138の出力はR
Sフリップフロップ137の出力値が出力され、ラッチ
140が「0」の場合にはアンド回路138の出力はR
Sフリップフロップ137、RSフリップフロップ13
9の出力がそれぞれ「1」、「1」のときにのみ「1」
が出力される。アンド回路138の出力はオア回路12
5およびラッチ126を介してINTRQ8として出力
される。
【0015】次に、図1の動作を図2のタイミング図を
用いて説明する。図2は割り込み許可信号EI、マスク
ビットがそれぞれ「1」、「0」の状態のときにラッチ
140を「0」としたときの割り込みコントローラ4の
動作を示したタイミング図である。図2で、T2タイミ
ングでINT0が「1」になったとする。INT0が
「1」になると、T2タイミングでRSフリップフロッ
プ137は「1」にセットされる。RSフリップフロッ
プ137の出力はアンド回路138に入力されるが、ア
ンド回路138の他入力であるオア回路141の出力は
「0」であるので、アンド回路138の出力は「0」の
まま変化しない。次に、T5タイミングでINT01が
「1」になったとすると、RSフリップフロップ139
はT5タイミングで「1」にセットされる。RSフリッ
プフロップ139の出力「1」はオア回路141を介し
てアンド回路138に入力される。したがって、T5タ
イミングでアンド回路138の出力は「1」になり、オ
ア回路125を介しラッチ126に入力される。ラッチ
126はラッチクロック入力であるインバータ127に
よりT5タイミングのCLKの立ち下がりのタイミング
で「1」をラッチし、同時にINTRQ8として出力さ
れる。次に、CPU2からT8タイミングでOEVC信
号が出力され、割り込みコントローラ4からはベクタア
ドレスが内部データバス149に出力される。次に、T
12タイミングでCPU2からCLRIF信号が出力さ
れたとする。CLRIF信号はアンド回路135および
割り込み要求信号制御装置12、割り込み要求信号制御
装置13、割り込み要求信号制御装置14それぞれのア
ンド回路135に対応するアンド回路に入力される。ア
ンド回路135および割り込み要求信号制御装置12、
割り込み要求信号制御装置13、割り込み要求信号制御
装置14それぞれのアンド回路135に対応するアンド
回路に入力される。アンド回路135および割り込み要
求信号制御装置12、割り込み要求信号制御装置13、
割り込み要求信号制御装置14それぞれのアンド回路1
35に対応するアンド回路の他入力はそれぞれアンド回
路138、アンド回路122、アンド回路123、アン
ド回路124の出力であり、アンド回路138だけが
「1」であるので割り込み要求信号制御装置11のアン
ド回路135だけが「1」になる。アンド回路135の
出力「1」はオア回路136を介してRCフリップフロ
ップ137およびRSフリップフロップ139のリセッ
ト側に入力され、RSフリップフロップ137およびR
Sフリップフロップ139は「0」にリセットされる。
RSフリップフロップ137およびRSフリップフロッ
プ139の出力「0」はアンド回路138に入力され、
アンド回路138の出力は「0」になる。アンド回路1
38の出力「0」はオア回路125およびラッチ126
を介してT12タイミングのCLKの立ち下がりのタイ
ミングでINTRQ8として出力される。このように本
実施例では、INT0およびINT01の二つの信号か
ら「1」入力があったときINTRQ8が一度だけ発生
する。また、INT1およびINT11またはINT2
およびINT21またはINT3およびINT31でも
同様に二つの信号から「1」入力があったときにINT
RQ8を一度だけ発生させることができる。
【0016】次に、本発明の第二の実施例を図3および
図4を用いて説明する。図3は割り込みコントローラ4
の全体構成図である。
【0017】図3で、アンド回路135、オア回路13
6、IF0フラグであるRSフリップフロップ137、
IF01フラグであるRSフリップフロップ139およ
びIF02フラグであるRSフリップフロップ339が
割り込み要求信号の記憶回路に相当し、ラッチ140、
ラッチ340、ラッチ142、インバータ143、オア
回路141、オア回路341およびアンド回路338が
条件判別回路に相当し、またオア回路125およびラッ
チ126が割り込み処理要求信号出力装置に相当する。
【0018】図4は図3のタイミング図である。第二の
実施例は第一の実施例と比較して各割り込み要求信号制
御レジスタに入力される割り込み要求信号が一信号ふえ
て三つの信号となっている他は全く同一の制御であるの
で、同一番号が付けられた回路の動作の説明は省略す
る。図3で、RSフリップフロップ339はセット入力
に割り込み要求INT02が接続され、リセット入力に
はオア回路136の出力が接続され、RSフリップフロ
ップ137およびRSフリップフロップ139と同様の
動作を行う。ラッチ340は第一の実施例で説明したラ
ッチ140と同様にCPU2からの書込みができる構成
になっていて、その出力はオア回路341に入力されて
いる。したがって、第一の実施例と同様にラッチ340
に「1」が書き込まれていた場合にオア回路341の出
力は「1」に固定され、ラッチ340に「0」が書き込
まれていた場合にRSフリップフロップ339の出力が
「1」のときにはオア回路341の出力は「1」にな
る。オア回路341の出力はアンド回路338に入力さ
れている。アンド回路338の他入力はRSフリップフ
ロップ137の出力、RSフリップフロップ139の出
力、インバータ143の出力および割り込み許可信号E
Iであり、これらは従来例および第一の実施例と同様の
動作を行うので説明は省略する。したがって、割り込み
許可信号EI、マスクビットがそれぞれ「1」、「0」
の状態のときにラッチ140、ラッチ340が「0」、
「0」の場合には、アンド回路338の出力はRSフリ
ップフロップ137、RSフリップフロップ139、R
Sフリップフロップ339の出力がそれぞれ「1」、
「1」、「1」のときのみ「1」が出力される。アンド
回路338の出力はオア回路125およびラッチ126
を介してINTRQ8として出力される。
【0019】次に、図3の動作を図4のタイミング図を
用いて説明する。図4は割り込み許可信号EI、マスク
ビットがそれぞれ「1」、「0」の状態のときに、ラッ
チ140、ラッチ340をそれぞれ「0」、「0」とし
たときの割り込みコントローラ4の動作を示したタイミ
ング図である。図4で、T4タイミングまでは第一の実
施例と同様の動作を行うので説明は省略する。T5タイ
ミングで割り込み要求信号INT01が「1」になった
とする。INT01が「1」になると、T5タイミング
でIF01フラグであるRSフリップフロップ139は
「1」にセットされる。RSフリップフロップ139の
出力はアンド回路338に入力されるが、アンド回路1
38の他入力であるオア回路341の出力は「0」であ
るので、アンド回路338の出力は「0」のまま変化し
ない。次に、T8タイミングでINT02が「1」にな
ったとすると、RSフリップフロップ339はT8タイ
ミングで「1」にセットされる。RSフリップフロップ
339の出力「1」はオア回路341を介してアンド回
路338に入力される。したがって、T8タイミングで
アンド回路338の出力は「1」になり、オア回路12
5を介しラッチ126に入力される。ラッチ126はラ
ッチクロック入力であるインバータ127によりT8タ
イミングのCLKの立ち下がりのタイミングで「1」を
ラッチし、同時にINTRQ8として出力される。次
に、CPU2からT11タイミングでOEVC信号が出
力され、割り込みコントローラ4からはベクタアドレス
が内部バス149に出力される。次に、T15タイミン
グでCPU2からCLRIF信号が出力されたとする。
CLRIF信号はアンド回路135および割り込み要求
信号制御装置12、割り込み要求信号制御装置13、割
り込み要求信号制御装置14それぞれのアンド回路13
5に対応するアンド回路に入力される。アンド回路13
5および割り込み要求信号制御装置12、割り込み要求
信号制御装置13、割り込み要求信号制御装置14それ
ぞれのアンド回路135に対応するアンド回路の他入力
はそれぞれアンド回路338、アンド回路122、アン
ド回路123、アンド回路124の出力であり、アンド
回路338だけが「1」であるので割り込み要求信号制
御装置11のアンド回路135だけが「1」になる。ア
ンド回路135の出力「1」はオア回路136を介して
RSフリップフロップ137、RSフリップフロップ1
39およびRSフリップフロップ339のリセット側に
入力され、RSフリップフロップ137、RSフリップ
フロップ139およびRSフリップフロップ339は
「0」にリセットされる。RSフリップフロップ13
7、RSフリップフロップ139およびRSフリップフ
ロップ339の出力「0」はアンド回路338に入力さ
れ、アンド回路338の出力は「0」になる。アンド回
路338の出力値「0」はオア回路125およびラッチ
126を介してT12タイミングのCLKの立ち下がり
のタイミングでINTRQ8として出力される。このよ
うにこの実施例では、INT0、INT01、INT0
2の三つの信号のすべてから「1」入力があったときに
INTRQ8が一度だけ発生する。また、INT1、I
NT11、INT12またはINT2、INT21、I
NT22またはINT3、INT31、INT32でも
同様に三信号のすべてから「1」入力があったときにI
NTRQ8を一度だけ発生させることができる。
【0020】この実施例では、割り込み要求がそろった
ときだけ割り込み処理要求を発生したが、周辺機能の状
態を判別する条件を任意に変更して特殊な条件を設定し
てもその効果に変化がない。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、マイク
ロコンピュータ全体の処理スピードを低下させずまた外
部に条件検出回路を設けずに複数個の割り込み要求がそ
ろったときに一度だけ割り込み処理要求を発生させるこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の構成を示すブロック構成
図。
【図2】本発明第一実施例の動作を示すタイミング図。
【図3】本発明第二実施例の構成を示すブロック構成
図。
【図4】本発明第二実施例の動作を示すタイミング図。
【図5】一般のマイクロコンピュータの構成図。
【図6】従来例の構成を示すブロック構成図。
【図7】従来例の動作を示すタイミング図。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 CPU 3 メモリ 4 割り込みコントローラ(INTC) 5 周辺機能 6 内部バス 11 割り込み処理要求信号制御装置(IC0) 12 割り込み処理要求信号制御装置(IC1) 13 割り込み処理要求信号制御装置(IC2) 14 割り込み処理要求信号制御装置(IC3) 119 インバータ 122 アンド回路 123 アンド回路 124 アンド回路 125 オア回路 126 ラッチ 127 インバータ 128 ライト制御回路 129 ベクタアドレステーブル 130 出力バッファ 135 アンド回路 136 オア回路 137 RSフリップフロップ 138 アンド回路 139 RSフリップフロップ 140 ラッチ 141 オア回路 142 ラッチ 143 インバータ 145 セレクト信号 149 内部データバス 338 アンド回路 340 ラッチ 341 オア回路 638 アンド回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 割り込み要求信号を発行する複数個の周
    辺機能を有するマイクロコンピュータに内蔵され、この
    割り込み要求信号を制御して中央演算装置に割り込み処
    理要求信号を出力する割り込みコントローラにおいて、 上記複数個の周辺機能が発行した割り込み要求信号を記
    憶する記憶回路と、 上記記憶回路に記憶された割り込み要求信号に対して判
    別条件に基づき判定を行い、この判別条件が満足された
    ことを示す判定信号を出力する条件判別回路と、 この条件判別回路からの判定信号または上記割り込み要
    求信号を検出した場合に上記中央演算装置に対して割り
    込み処理要求信号を出力する割り込み要求信号出力装置
    とを備えたことを特徴とする割り込みコントローラ。
  2. 【請求項2】 上記判別条件が、所定個数の割り込み要
    求信号が所定期間内に上記記憶回路に入力されたことを
    判定する条件である請求項1記載の割り込みコントロー
    ラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008257549A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Nec Electronics Corp マイクロコンピュータの制御回路及び制御方法
JP2014137606A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Renesas Electronics Corp データ処理装置

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