JPH05118735A - ドレン水蒸発装置 - Google Patents
ドレン水蒸発装置Info
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- JPH05118735A JPH05118735A JP28312091A JP28312091A JPH05118735A JP H05118735 A JPH05118735 A JP H05118735A JP 28312091 A JP28312091 A JP 28312091A JP 28312091 A JP28312091 A JP 28312091A JP H05118735 A JPH05118735 A JP H05118735A
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- evaporation
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2321/00—Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2321/14—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
- F25D2321/141—Removal by evaporation
- F25D2321/1412—Removal by evaporation using condenser heat or heat of desuperheaters
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2321/00—Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
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- F25D2321/143—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by means to fix, clamp, or connect water pipes or evaporation trays
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- F25D2321/00—Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2321/14—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
- F25D2321/145—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by multiple collecting pans
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成により蒸発皿支持具からの蒸発皿
の脱落を防止したドレン水蒸発装置を提供する。 【構成】 上縁フランジ２に立設した化粧ビス６を具備
してドレン水を受ける蒸発皿１を蒸発皿支持具３３一側
の挿入部３５から挿入する。蒸発皿支持具３３の挿入部
３５の両側に蒸発皿１の上縁フランジ２に重合する内向
フランジ３６を形成する。内向フランジ３６に蒸発皿１
の化粧ビス６が挿入係合される係合溝３７を形成する。
係合溝３７を入口部３９と、入口部３９から蒸発皿支持
具３３の内方に向かって傾斜して延在する案内部４０
と、案内部４０から連続して蒸発皿支持具３３の外方に
屈曲した停止部４１とから構成する。
の脱落を防止したドレン水蒸発装置を提供する。 【構成】 上縁フランジ２に立設した化粧ビス６を具備
してドレン水を受ける蒸発皿１を蒸発皿支持具３３一側
の挿入部３５から挿入する。蒸発皿支持具３３の挿入部
３５の両側に蒸発皿１の上縁フランジ２に重合する内向
フランジ３６を形成する。内向フランジ３６に蒸発皿１
の化粧ビス６が挿入係合される係合溝３７を形成する。
係合溝３７を入口部３９と、入口部３９から蒸発皿支持
具３３の内方に向かって傾斜して延在する案内部４０
と、案内部４０から連続して蒸発皿支持具３３の外方に
屈曲した停止部４１とから構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵庫や低温ショーケー
ス等に用いられ、除霜水等のドレン水を受容して蒸発さ
せるドレン水蒸発装置に関するものである。
ス等に用いられ、除霜水等のドレン水を受容して蒸発さ
せるドレン水蒸発装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】冷蔵庫や低温ショーケースにおいては、
従来より冷却器からの除霜水や収納食品からの汁等のド
レン水を下方の機械室に設置した蒸発皿に受け、この蒸
発皿内において冷凍サイクルの高温冷媒配管等によって
加熱し、強制的に蒸発させるよう構成している。
従来より冷却器からの除霜水や収納食品からの汁等のド
レン水を下方の機械室に設置した蒸発皿に受け、この蒸
発皿内において冷凍サイクルの高温冷媒配管等によって
加熱し、強制的に蒸発させるよう構成している。
【０００３】図６乃至図７にて従来のドレン水蒸発装置
を説明する。上面に開口する容器状を成す合成樹脂製の
蒸発皿１は、上縁周囲に外向きの上縁フランジ２を有
し、更に前部底面に形成した隆起部３には隆起部３上端
から下方に延在する排水口部４が形成されている。この
蒸発皿１の上縁フランジ２両側前端部には、上から係合
部としての化粧ビス６、６が螺合されている。
を説明する。上面に開口する容器状を成す合成樹脂製の
蒸発皿１は、上縁周囲に外向きの上縁フランジ２を有
し、更に前部底面に形成した隆起部３には隆起部３上端
から下方に延在する排水口部４が形成されている。この
蒸発皿１の上縁フランジ２両側前端部には、上から係合
部としての化粧ビス６、６が螺合されている。
【０００４】この蒸発皿１を支持するための蒸発皿支持
具５０は上方に開放し、更に前面に前記蒸発皿１の挿入
部５１を有している。上縁両側及び後部には内向フラン
ジ５２が折曲形成され、更に、この両側の内向フランジ
５２の前縁にはそれぞれ前端が開放して後方に直線状に
延在するＵ字状の係合溝５３、５３が切り欠き形成され
ている。ここで、蒸発皿１にはドレン水に含まれるゴミ
や空気中の塵埃が堆積するため、定期的に取り出して清
掃する必要がある。そのため、蒸発皿１は上縁フランジ
２を内向フランジ５２の下側として図６中矢印のように
挿入部５１から蒸発皿支持具５０内に挿入し、後部は図
示しない後部支持部にて蒸発皿１の後端下部を支持し、
蒸発皿１の前部は前記化粧ビス６、６を係合溝５３、５
３内に前方から挿入してその後化粧ビス６、６を締めつ
けることによって蒸発皿支持具５０に着脱可能に固定し
ている。更に、この蒸発皿支持具５０内の蒸発皿１下方
には蒸発皿１の排水口部４から溢れ出たドレン水を受け
るドレンタンク８が挿入配置され、このドレンタンク８
上面のタンク孔９は蒸発皿１の排水口部４直下に対応し
て位置せしめられている。前記蒸発皿１内のドレン水は
図示しない冷凍サイクルの高温冷媒配管によって加熱蒸
発されることになる。
具５０は上方に開放し、更に前面に前記蒸発皿１の挿入
部５１を有している。上縁両側及び後部には内向フラン
ジ５２が折曲形成され、更に、この両側の内向フランジ
５２の前縁にはそれぞれ前端が開放して後方に直線状に
延在するＵ字状の係合溝５３、５３が切り欠き形成され
ている。ここで、蒸発皿１にはドレン水に含まれるゴミ
や空気中の塵埃が堆積するため、定期的に取り出して清
掃する必要がある。そのため、蒸発皿１は上縁フランジ
２を内向フランジ５２の下側として図６中矢印のように
挿入部５１から蒸発皿支持具５０内に挿入し、後部は図
示しない後部支持部にて蒸発皿１の後端下部を支持し、
蒸発皿１の前部は前記化粧ビス６、６を係合溝５３、５
３内に前方から挿入してその後化粧ビス６、６を締めつ
けることによって蒸発皿支持具５０に着脱可能に固定し
ている。更に、この蒸発皿支持具５０内の蒸発皿１下方
には蒸発皿１の排水口部４から溢れ出たドレン水を受け
るドレンタンク８が挿入配置され、このドレンタンク８
上面のタンク孔９は蒸発皿１の排水口部４直下に対応し
て位置せしめられている。前記蒸発皿１内のドレン水は
図示しない冷凍サイクルの高温冷媒配管によって加熱蒸
発されることになる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では蒸
発皿１を蒸発皿支持具５０に取り付ける構造であった
が、冷蔵庫や低温ショーケースの輸送中の振動や、冷凍
装置の圧縮機の運転中の振動等によって化粧ビス６、６
が緩み、係合溝５３、５３から外れて前方にずれ、脱落
する問題が生じた。そのため、従来では輸送中の脱落を
防止するために据えつけられるまでテープ等によって蒸
発皿１を蒸発皿支持具５０に止めていた。また、ドレン
タンク８のタンク孔９は蒸発皿１の排水口部４に近接し
ているため、ドレンタンク８を引き出す際に蒸発皿１に
引っ掛かり、蒸発皿１が供に前方に引き出されてしまう
問題があった。
発皿１を蒸発皿支持具５０に取り付ける構造であった
が、冷蔵庫や低温ショーケースの輸送中の振動や、冷凍
装置の圧縮機の運転中の振動等によって化粧ビス６、６
が緩み、係合溝５３、５３から外れて前方にずれ、脱落
する問題が生じた。そのため、従来では輸送中の脱落を
防止するために据えつけられるまでテープ等によって蒸
発皿１を蒸発皿支持具５０に止めていた。また、ドレン
タンク８のタンク孔９は蒸発皿１の排水口部４に近接し
ているため、ドレンタンク８を引き出す際に蒸発皿１に
引っ掛かり、蒸発皿１が供に前方に引き出されてしまう
問題があった。
【０００６】そこで、図８の如く化粧ビス６と内向フラ
ンジ５２の間にワッシャー５５を挟み込んで化粧ビス６
の内向フランジ５２への圧接面積を増やし、締めつけ力
を増すことが考えられたが、市場において使用者が清掃
のために蒸発皿１を取り外して再び装着する際に、この
ワッシャー５５を付け忘れる危険性が大きく、実用的で
はない。
ンジ５２の間にワッシャー５５を挟み込んで化粧ビス６
の内向フランジ５２への圧接面積を増やし、締めつけ力
を増すことが考えられたが、市場において使用者が清掃
のために蒸発皿１を取り外して再び装着する際に、この
ワッシャー５５を付け忘れる危険性が大きく、実用的で
はない。
【０００７】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、簡単な構成により蒸発皿
支持具からの蒸発皿の脱落を防止したドレン水蒸発装置
を提供することを目的とする。
るために成されたものであり、簡単な構成により蒸発皿
支持具からの蒸発皿の脱落を防止したドレン水蒸発装置
を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明のドレン
水蒸発装置１１は、上縁フランジ２に立設した係合部
（化粧ビス６）を具備してドレン水を受ける蒸発皿１
と、この蒸発皿１が挿入支持される蒸発皿支持具３３
と、蒸発皿１内のドレン水を加熱する加熱手段（高温冷
媒配管３４）とから構成され、蒸発皿支持具３３は一側
に蒸発皿１の挿入部３５と、挿入部３５の両側に位置し
て蒸発皿１の上縁フランジ２に重合する内向フランジ３
６と、内向フランジ３６に形成されて蒸発皿１の係合部
が挿入係合される係合溝３７とを有し、係合溝３７は挿
入部側に位置した係合部の入口部３９と、入口部３９か
ら蒸発皿支持具３３の内方に向かって傾斜して延在する
案内部４０と、案内部４０から連続して蒸発皿支持具３
３の外方に屈曲した停止部４１とから構成されているも
のである。
水蒸発装置１１は、上縁フランジ２に立設した係合部
（化粧ビス６）を具備してドレン水を受ける蒸発皿１
と、この蒸発皿１が挿入支持される蒸発皿支持具３３
と、蒸発皿１内のドレン水を加熱する加熱手段（高温冷
媒配管３４）とから構成され、蒸発皿支持具３３は一側
に蒸発皿１の挿入部３５と、挿入部３５の両側に位置し
て蒸発皿１の上縁フランジ２に重合する内向フランジ３
６と、内向フランジ３６に形成されて蒸発皿１の係合部
が挿入係合される係合溝３７とを有し、係合溝３７は挿
入部側に位置した係合部の入口部３９と、入口部３９か
ら蒸発皿支持具３３の内方に向かって傾斜して延在する
案内部４０と、案内部４０から連続して蒸発皿支持具３
３の外方に屈曲した停止部４１とから構成されているも
のである。
【０００９】請求項２の発明のドレン水蒸発装置１１
は、上縁フランジ２前端部に立設した係合部（化粧ビス
６）を具備してドレン水を受ける蒸発皿１と、この蒸発
皿１が挿入支持される蒸発皿支持具３３と、蒸発皿１内
のドレン水を加熱するよう上方から蒸発皿１内に挿入さ
れた高温冷媒配管３４とから構成されており、蒸発皿支
持具３３は前面に蒸発皿１が挿入される挿入部３５と、
挿入部３５の両側に位置して後方に延在し蒸発皿１の上
縁フランジ２上面に重合する内向フランジ３６と、蒸発
皿支持具３３の後部に位置して蒸発皿１の後端下部を支
持する後部支持部４７と、内向フランジ３６前縁に形成
されて蒸発皿１の係合部が挿入係合される係合溝３７と
を有し、係合溝３７は前端の入口部３９と、入口部３９
から蒸発皿支持具３３の内方に向かって傾斜し後方に延
在する案内部４０と、案内部４０後端から連続して蒸発
皿支持具３３の外方に屈曲した停止部４１とから構成さ
れているものである。
は、上縁フランジ２前端部に立設した係合部（化粧ビス
６）を具備してドレン水を受ける蒸発皿１と、この蒸発
皿１が挿入支持される蒸発皿支持具３３と、蒸発皿１内
のドレン水を加熱するよう上方から蒸発皿１内に挿入さ
れた高温冷媒配管３４とから構成されており、蒸発皿支
持具３３は前面に蒸発皿１が挿入される挿入部３５と、
挿入部３５の両側に位置して後方に延在し蒸発皿１の上
縁フランジ２上面に重合する内向フランジ３６と、蒸発
皿支持具３３の後部に位置して蒸発皿１の後端下部を支
持する後部支持部４７と、内向フランジ３６前縁に形成
されて蒸発皿１の係合部が挿入係合される係合溝３７と
を有し、係合溝３７は前端の入口部３９と、入口部３９
から蒸発皿支持具３３の内方に向かって傾斜し後方に延
在する案内部４０と、案内部４０後端から連続して蒸発
皿支持具３３の外方に屈曲した停止部４１とから構成さ
れているものである。
【００１０】
【作用】蒸発皿支持具３３内に挿入部３５から蒸発皿１
を挿入して行き、係合部が係合溝３７の入口部３９から
係合溝３７内に進入すると、係合部は案内部４０に沿っ
て進入するので蒸発皿支持具３３の内向フランジ３６は
外側に広がる如く変形する。やがて、係合部が案内部４
０に連続する停止部４１に到ると、内向フランジ３６は
復元して係合部は停止部４１内に収まる。係合部が係合
溝３７の停止部４１内に在る状態では、前方への移動を
停止部４１によって阻止される。
を挿入して行き、係合部が係合溝３７の入口部３９から
係合溝３７内に進入すると、係合部は案内部４０に沿っ
て進入するので蒸発皿支持具３３の内向フランジ３６は
外側に広がる如く変形する。やがて、係合部が案内部４
０に連続する停止部４１に到ると、内向フランジ３６は
復元して係合部は停止部４１内に収まる。係合部が係合
溝３７の停止部４１内に在る状態では、前方への移動を
停止部４１によって阻止される。
【００１１】
【実施例】次に、図面に基づき実施例を詳述する。図１
は本発明のドレン水蒸発装置１１の斜視図、図２は本発
明のドレン水蒸発装置１１を適用する低温ショーケース
１２の斜視図、図３は低温ショーケース１２の下部縦断
面図、図４はドレン水蒸発装置１１の平面図をそれぞれ
示している。尚、図中図６乃至図８と同一符号を付した
ものは同一のものとして説明を省略する。
は本発明のドレン水蒸発装置１１の斜視図、図２は本発
明のドレン水蒸発装置１１を適用する低温ショーケース
１２の斜視図、図３は低温ショーケース１２の下部縦断
面図、図４はドレン水蒸発装置１１の平面図をそれぞれ
示している。尚、図中図６乃至図８と同一符号を付した
ものは同一のものとして説明を省略する。
【００１２】低温ショーケース１２は断面略コ字状の断
熱箱体１４と、左右の側板１５、１５とによって構成さ
れたオープンショーケースであり、前方に開放する貯蔵
室１６を画成する仕切板１７及び底板１８と断熱箱体１
４間には冷気通路１９が構成され、背部の冷気通路１９
内に冷凍サイクルに含まれる冷却器２０が設置されてい
る。底板１８下方の冷気通路１９内には送風機２２が収
納設置され、この送風機２２により冷却器２０にて冷却
された冷気を貯蔵室１６内に循環して冷却すると共に、
貯蔵室１６内には複数段の棚２３を架設している。
熱箱体１４と、左右の側板１５、１５とによって構成さ
れたオープンショーケースであり、前方に開放する貯蔵
室１６を画成する仕切板１７及び底板１８と断熱箱体１
４間には冷気通路１９が構成され、背部の冷気通路１９
内に冷凍サイクルに含まれる冷却器２０が設置されてい
る。底板１８下方の冷気通路１９内には送風機２２が収
納設置され、この送風機２２により冷却器２０にて冷却
された冷気を貯蔵室１６内に循環して冷却すると共に、
貯蔵室１６内には複数段の棚２３を架設している。
【００１３】前記送風機２２下方の断熱箱体１４底面に
は冷却器２０からの除霜水や貯蔵室１６からの水等のド
レン水を受ける露受け面２５が構成され、この露受け面
２５は排水孔２６に向けて低く傾斜している。排水孔２
６からは断熱箱体１４を貫通する排水管２８が下方に延
在しており、低温ショーケース１２下部に構成した機械
室２９内に開口している。機械室２９は前方に開放し、
内部に図示しない冷凍サイクルの圧縮機や凝縮器３０が
設置され、前方開口はカバー３１によって開閉自在に閉
塞されている。
は冷却器２０からの除霜水や貯蔵室１６からの水等のド
レン水を受ける露受け面２５が構成され、この露受け面
２５は排水孔２６に向けて低く傾斜している。排水孔２
６からは断熱箱体１４を貫通する排水管２８が下方に延
在しており、低温ショーケース１２下部に構成した機械
室２９内に開口している。機械室２９は前方に開放し、
内部に図示しない冷凍サイクルの圧縮機や凝縮器３０が
設置され、前方開口はカバー３１によって開閉自在に閉
塞されている。
【００１４】前記凝縮器３０側方の機械室２９内に本発
明のドレン水蒸発装置１１が取り付けられている。ドレ
ン水蒸発装置１１は図１に示す如く、前記蒸発皿１、蒸
発皿支持具３３、前記ドレンタンク８及び加熱手段とし
ての冷凍サイクルの高温冷媒配管３４から構成される。
蒸発皿１及びドレンタンク８は前述同様の構成である。
蒸発皿１及びドレンタンク８を支持するための蒸発皿支
持具３３は鋼板製で両側壁４３及び底壁４４を有して上
方に開放しており、更に前面に前記蒸発皿１の挿入部３
５を有している。上部開口縁の両側及び後部には挿入部
３５から後方に延在する内向フランジ３６が折曲形成さ
れ、更に、この両側の内向フランジ３６の前縁には係合
溝３７、３７が切り欠き形成されている。この係合溝３
７は両側の内向フランジ３６の前縁に開放する入口部３
９と、この入口部３９から内方に向かって傾斜しながら
後方に延在する案内部４０と、この案内部４０後端から
連続しての外側方向に屈曲した停止部４１とから構成さ
れている。
明のドレン水蒸発装置１１が取り付けられている。ドレ
ン水蒸発装置１１は図１に示す如く、前記蒸発皿１、蒸
発皿支持具３３、前記ドレンタンク８及び加熱手段とし
ての冷凍サイクルの高温冷媒配管３４から構成される。
蒸発皿１及びドレンタンク８は前述同様の構成である。
蒸発皿１及びドレンタンク８を支持するための蒸発皿支
持具３３は鋼板製で両側壁４３及び底壁４４を有して上
方に開放しており、更に前面に前記蒸発皿１の挿入部３
５を有している。上部開口縁の両側及び後部には挿入部
３５から後方に延在する内向フランジ３６が折曲形成さ
れ、更に、この両側の内向フランジ３６の前縁には係合
溝３７、３７が切り欠き形成されている。この係合溝３
７は両側の内向フランジ３６の前縁に開放する入口部３
９と、この入口部３９から内方に向かって傾斜しながら
後方に延在する案内部４０と、この案内部４０後端から
連続しての外側方向に屈曲した停止部４１とから構成さ
れている。
【００１５】蒸発皿支持具３３の側壁４３には蒸発皿支
持具３３の下部の幅を狭める段差部４６が前後に渡って
構成されており、更にこの段差部４６の後部にはそこか
ら斜めに上昇して後端を平坦面とした後部支持部４７が
構成されている。蒸発皿支持具３３の上部開口は前記排
水管２８下方に対応しており、更に当該上部開口からは
高温冷媒配管３４が挿入されている。
持具３３の下部の幅を狭める段差部４６が前後に渡って
構成されており、更にこの段差部４６の後部にはそこか
ら斜めに上昇して後端を平坦面とした後部支持部４７が
構成されている。蒸発皿支持具３３の上部開口は前記排
水管２８下方に対応しており、更に当該上部開口からは
高温冷媒配管３４が挿入されている。
【００１６】次に、図５を参照しながら蒸発皿１の取り
付け手順を説明する。蒸発皿１は上縁フランジ２を蒸発
皿支持具３３の内向フランジ３６の下側として図４中矢
印のように挿入部３５より蒸発皿１の後部から蒸発皿支
持具３３内に挿入して行く。蒸発皿１の後部はやがて段
差部４６後部の傾斜面に沿って後部支持部４７に乗り上
げて支持される。このように下から上に移動すること
で、蒸発皿１内に高温冷媒配管３４が挿入される。
付け手順を説明する。蒸発皿１は上縁フランジ２を蒸発
皿支持具３３の内向フランジ３６の下側として図４中矢
印のように挿入部３５より蒸発皿１の後部から蒸発皿支
持具３３内に挿入して行く。蒸発皿１の後部はやがて段
差部４６後部の傾斜面に沿って後部支持部４７に乗り上
げて支持される。このように下から上に移動すること
で、蒸発皿１内に高温冷媒配管３４が挿入される。
【００１７】一方、蒸発皿１の前部においては前記化粧
ビス６、６が係合溝３７、３７に対応し、その軸６Ａ、
６Ａは入口部３９から係合溝３７内に進入する。係合溝
３７内に進入した化粧ビス６、６の軸６Ａ、６Ａは案内
部４０の外側の壁に当接するので、図５中矢印の順にな
おも蒸発皿１を挿入して行くと内向フランジ３６をその
弾性を利用して外側に押し広げて変形させながら進行
し、やがて案内部４０後端の停止部４１に到る。化粧ビ
ス６、６の軸６Ａ、６Ａが停止部４１に到ると、内向フ
ランジ３６は内方に復元するので軸６Ａ、６Ａは停止部
４１の奥方まで進入する。化粧ビス６、６はその後内向
フランジ３６に締めつける。
ビス６、６が係合溝３７、３７に対応し、その軸６Ａ、
６Ａは入口部３９から係合溝３７内に進入する。係合溝
３７内に進入した化粧ビス６、６の軸６Ａ、６Ａは案内
部４０の外側の壁に当接するので、図５中矢印の順にな
おも蒸発皿１を挿入して行くと内向フランジ３６をその
弾性を利用して外側に押し広げて変形させながら進行
し、やがて案内部４０後端の停止部４１に到る。化粧ビ
ス６、６の軸６Ａ、６Ａが停止部４１に到ると、内向フ
ランジ３６は内方に復元するので軸６Ａ、６Ａは停止部
４１の奥方まで進入する。化粧ビス６、６はその後内向
フランジ３６に締めつける。
【００１８】この状態では、軸６Ａ、６Ａの前側に停止
部４１の前側の壁が位置することになるので、低温ショ
ーケース１２の輸送中の振動や、図示しない圧縮機の運
転時の振動によって化粧ビス６、６の螺合が緩くなった
としても、化粧ビス６、６が螺合している限り、蒸発皿
１が前方に移動することはない。このように蒸発皿支持
具３３に取り付けられた蒸発皿１内には排水管２８より
ドレン水が滴下し、高温冷媒配管３４によって加熱蒸発
される。
部４１の前側の壁が位置することになるので、低温ショ
ーケース１２の輸送中の振動や、図示しない圧縮機の運
転時の振動によって化粧ビス６、６の螺合が緩くなった
としても、化粧ビス６、６が螺合している限り、蒸発皿
１が前方に移動することはない。このように蒸発皿支持
具３３に取り付けられた蒸発皿１内には排水管２８より
ドレン水が滴下し、高温冷媒配管３４によって加熱蒸発
される。
【００１９】清掃のためにこの蒸発皿１を蒸発皿支持具
３３から取り出すには、内向フランジ３６を拡開して軸
６Ａ、６Ａを係合溝３７から脱出させるか、化粧ビス
６、６の螺合を解けば良い。また、前述同様に蒸発皿１
下方には蒸発皿１から溢れ出たドレン水を受けるドレン
タンク８が挿入配置されるが、このドレンタンク８を取
り出す際に仮にタンク孔９が排水口部４に引っ掛かって
も、前述の如く蒸発皿１は前方に移動不能となっている
ので、供に引き出される不都合も生じない。
３３から取り出すには、内向フランジ３６を拡開して軸
６Ａ、６Ａを係合溝３７から脱出させるか、化粧ビス
６、６の螺合を解けば良い。また、前述同様に蒸発皿１
下方には蒸発皿１から溢れ出たドレン水を受けるドレン
タンク８が挿入配置されるが、このドレンタンク８を取
り出す際に仮にタンク孔９が排水口部４に引っ掛かって
も、前述の如く蒸発皿１は前方に移動不能となっている
ので、供に引き出される不都合も生じない。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、蒸発皿の係合部が蒸発
皿支持具の係合溝に係合し、更に係合溝の停止部にて移
動を阻止されるので、振動等による蒸発皿の蒸発皿支持
具からの脱落を防止することができる。特に、蒸発皿を
挿入部から蒸発皿支持具内に挿入して行く過程で係合部
を係合溝内の停止部に係合することが可能となるので、
蒸発皿の取り付け作業性も極めて良好なものとなる。
皿支持具の係合溝に係合し、更に係合溝の停止部にて移
動を阻止されるので、振動等による蒸発皿の蒸発皿支持
具からの脱落を防止することができる。特に、蒸発皿を
挿入部から蒸発皿支持具内に挿入して行く過程で係合部
を係合溝内の停止部に係合することが可能となるので、
蒸発皿の取り付け作業性も極めて良好なものとなる。
【図１】本発明のドレン水蒸発装置の斜視図である。
【図２】低温ショーケースの斜視図である。
【図３】低温ショーケース下部の縦断面図である。
【図４】ドレン水蒸発装置の平面図である。
【図５】蒸発皿を蒸発皿支持具に取り付ける手順を説明
するための図である。
するための図である。
【図６】従来のドレン水蒸発装置の平面図である。
【図７】従来のドレン水蒸発装置の正面図である。
【図８】もう一つの従来のドレン水蒸発装置の正面図で
ある。
ある。
１ 蒸発皿 ２ 上縁フランジ ６ 化粧ビス １１ ドレン水蒸発装置 ３３ 蒸発皿支持具 ３４ 高温冷媒配管 ３６ 内向フランジ ３７ 係合溝 ３９ 入口部 ４０ 案内部 ４１ 停止部 ４７ 後部支持部
Claims (2)
- 【請求項１】 上縁フランジに立設した係合部を具備し
てドレン水を受ける蒸発皿と、該蒸発皿が挿入支持され
る蒸発皿支持具と、前記蒸発皿内のドレン水を加熱する
加熱手段とから成り、前記蒸発皿支持具は一側に前記蒸
発皿の挿入部と、該挿入部の両側に位置して前記蒸発皿
の上縁フランジに重合する内向フランジと、該内向フラ
ンジに形成されて前記蒸発皿の係合部が挿入係合される
係合溝とを有し、該係合溝は前記挿入部側に位置した前
記係合部の入口部と、該入口部から前記蒸発皿支持具の
内方に向かって傾斜して延在する案内部と、該案内部か
ら連続して前記蒸発皿支持具の外方に屈曲した停止部と
から構成されていることを特徴とするドレン水蒸発装
置。 - 【請求項２】 上縁フランジ前端部に立設した係合部を
具備してドレン水を受ける蒸発皿と、該蒸発皿が挿入支
持される蒸発皿支持具と、前記蒸発皿内のドレン水を加
熱するよう上方から前記蒸発皿内に挿入された高温冷媒
配管とから成り、前記蒸発皿支持具は前面に前記蒸発皿
が挿入される挿入部と、該挿入部の両側に位置して後方
に延在し前記蒸発皿の上縁フランジ上面に重合する内向
フランジと、前記蒸発皿支持具の後部に位置して前記蒸
発皿の後端下部を支持する後部支持部と、前記内向フラ
ンジ前縁に形成されて前記蒸発皿の係合部が挿入係合さ
れる係合溝とを有し、該係合溝は前端の入口部と、該入
口部から前記蒸発皿支持具の内方に向かって傾斜し後方
に延在する案内部と、該案内部後端から連続して前記蒸
発皿支持具の外方に屈曲した停止部とから構成されてい
ることを特徴とするドレン水蒸発装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28312091A JPH05118735A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | ドレン水蒸発装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28312091A JPH05118735A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | ドレン水蒸発装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05118735A true JPH05118735A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=17661488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28312091A Pending JPH05118735A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | ドレン水蒸発装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05118735A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002277146A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Hoshizaki Electric Co Ltd | ドレンパン付き冷却貯蔵庫 |
| KR100645346B1 (ko) * | 2003-06-23 | 2006-11-15 | 에어 프로덕츠 앤드 케미칼스, 인코오포레이티드 | 치환된 시클로테트라실록산의 중합을 억제하는 안정화제 |
| CN101782307A (zh) * | 2010-02-10 | 2010-07-21 | 严纪光 | 一种冷柜水自动蒸发装置 |
| WO2015104952A1 (ja) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | 東芝キヤリア株式会社 | オープンショーケース |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP28312091A patent/JPH05118735A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002277146A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Hoshizaki Electric Co Ltd | ドレンパン付き冷却貯蔵庫 |
| KR100645346B1 (ko) * | 2003-06-23 | 2006-11-15 | 에어 프로덕츠 앤드 케미칼스, 인코오포레이티드 | 치환된 시클로테트라실록산의 중합을 억제하는 안정화제 |
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| CN105992535A (zh) * | 2014-01-08 | 2016-10-05 | 东芝开利株式会社 | 开放式展示柜 |
| JPWO2015104952A1 (ja) * | 2014-01-08 | 2017-03-23 | 東芝キヤリア株式会社 | オープンショーケース |
| JP2019074308A (ja) * | 2014-01-08 | 2019-05-16 | 東芝キヤリア株式会社 | オープンショーケース |
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