JPWO2015104952A1 - オープンショーケース - Google Patents

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俊介 内田
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Abstract

オープンショーケースは、商品の陳列室(4)、冷却部、ドレンパン(35)、加熱部、および支持機構(40)を備える。冷却部は、圧縮機(15)、凝縮器(16)、減圧器(17)、蒸発器(23)を接続して構成される冷凍サイクルを含み、陳列室(4)内の空気を冷却する。ドレンパン(35)は、蒸発器(23)に生じるドレン水を受容する。加熱部は、ドレンパン(35)に収容され、そのドレンパン(35)内のドレン水を加熱する。支持機構(40)は、ドレンパン(35)を加熱部と干渉することなく出し入れ自在に支持する。

Description

本発明の実施形態は、商品載置用の複数段の棚が収められた陳列室を備え、その陳列室内の商品を冷却するオープンショーケースに関する。
商品載置用の複数段の棚が収められた陳列室を備え、その陳列室内の商品を冷却するオープンショーケースが知られている。このオープンショーケースは、圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器を接続して構成される冷凍サイクルを備え、陳列室内の空気を上記蒸発器に通して循環させることにより、陳列室内の空気を冷却する。
陳列室内の空気に含まれる水分は、蒸発器を通るときに凝縮し、水滴となって蒸発器の表面に付着する。蒸発器の表面に付着した水滴は、ドレン水として蒸発器から流下するとともに、一部が凍結して霜となる。この霜は、定期的または必要に応じて実行される除霜運転により解けて、ドレン水となって蒸発器から流下する。
先行技術である特開2010-71572号公報では、蒸発器から流下するドレン水を第1ドレンパンで受け、その第1ドレンパンから流出するドレン水を第2ドレンパンで受ける。第1ドレンパンには、冷却効率を向上させるため、凝縮器(放熱器)の出口側冷媒配管が配置される。第2ドレンパンには、ドレン水の蒸発を促進するため、圧縮機の吐出側冷媒配管が配置される。
ただし、これら第1および第2ドレンパンは、固定されていて、容易に出し入れできない。このため、第1および第2ドレンパンに溜まり込んだドレン水にカビや細菌が発生することがある。これは、異臭の原因ともなる。
本発明の一実施形態の目的は、ドレン水を受容するドレンパンを容易に出し入れすることができ、これによりドレンパン内のドレン水を容易に排出できるとともにドレンパンを容易に清掃することができるオープンショーケースを提供することである。
請求項1のオープンショーケースは、商品の陳列室を備えるとともに、冷却部、ドレンパン、加熱部、支持機構を備える。上記冷却部は、圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器を接続して構成される冷凍サイクルを含み、上記ドレンパンは、上記蒸発器から流下するドレン水を受容する。上記加熱部は、上記ドレンパンに収容され、そのドレンパン内の前記ドレン水を加熱する。上記支持機構は、上記ドレンパンを上記加熱部と干渉することなく出し入れ自在に支持する。
一実施形態の本体を正面側から視た図。 同実施形態の本体を側面側から視た図。 同実施形態の本体内の構成を断面して側方から視た図。 同実施形態におけるドレン処理ユニットおよびその周辺部の斜視図。 図4の構成を一部断面して側方から視た図。 同実施形態におけるドレンパン、高温冷媒配管P、支持機構の構成を示す斜視図。 同実施形態におけるドレンパン、サポート部材、高温冷媒配管P、支持機構の構成を分解して示す斜視図。 同実施形態における機械室の内部の構成を側面側から視た図。 同実施形態におけるドレンパン、サポート部材、高温冷媒配管P、支持機構の相互の関係を具体的に示す図。 同実施形態におけるドレンパンが機械室から引き出される様子を示す斜視図。 同実施形態におけるドレンパンが機械室から完全に引き出された状態を示す斜視図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
[オープンショーケースの本体の構成]
図1はオープンショーケースの外観を正面から視た図、図2はオープンショーケースの外観を側面側から視た図である。オープンショーケースの陳列室は、前面・左側面・右側面の3つの面が開放された三面開放形である。
オープンショーケースの本体1は、正面視および平面視の形状がそれぞれ矩形である。本体1は、最上部に天板2を備え、最下部に機械室3を備え、これら天板2と機械室3との間に商品の陳列室4を備える。本体1の背面1aは、矩形状の平板で構成される。
正面から視た天板2の形状は、上下高さ方向の厚みが薄くて、左右幅方向の寸法がFaの矩形である。天板2の下面により、陳列室4の天井面4bが形成される。正面から視た機械室3の形状は、上下高さ方向にある程度の厚みを有し、左右幅方向の寸法がFaの矩形である。機械室3の上面は、陳列室4の底面4cでもある。正面から視た陳列室4の形状は、上下高さ方向に長くて、左右幅方向の寸法がFaの矩形である。
側面側から見た天板2の形状は、上下高さ方向の厚みが薄く且つ背面1aから前面側に突出して前後奥行き方向に所定の寸法を有する矩形状である。側面側から見た機械室3の形状は、上下高さ方向にある程度の厚みを有し且つ前後奥行き方向に寸法Fbを有する矩形状である。機械室3の奥行き方向の寸法Fbは、天板2の奥行き方向の寸法よりもわずかに長い。
陳列室4の奥側の背面4aは、本体1の背面1aとの間に所定寸法の間隙を開けて配置される。背面4aの上部は、背面1aとほぼ平行である。背面4aの上部を除く部分は、下方にいくほど徐々に前面側へせり出すように僅かに傾斜している。
陳列室4は、背面4a,天井面4b,底面4cを除く前面・左側面・右側面の3つの面が開放された三面開放形であり、前面開口部401、左側面開口部402、右側面開口部403を有する。陳列室4は、これら前面開口部401、左側面開口部402、右側面開口部403を通して本体1外に露出する。
本体1の左右幅方向の寸法は、天板2の左右幅方向の寸法および機械室3の左右幅方向の寸法と同じFaである。本体1の奥行き方向(前後方向)の寸法は、機械室3の奥行き方向(前後方向)の寸法と同じFbである。
なお、天板2の上面に、後述するメンテナンストレー36内のドレン水が満杯に近い状態にある旨を報知するための報知ユニット9が配置される。
[本体1の内部の構成]
つぎに、本体1の内部の構成について説明する。図3は本体1内の構成を断面して側方から視た図である。
陳列室4の背面4aは、上記したように、天井面4bから底面4cに亘って徐々に前面開口部401側へせり出すように傾斜している。この背面4aに、複数段たとえば4段の商品載置用の棚5が上下方向に互いに所定間隔で配置される。各棚5の左右幅方向の寸法は、背面4aの左右幅方向の寸法よりもわずかに短い。各棚5は、底面4cとほぼ平行状態を保ちながら前面開口部401側に突出している。これら棚5に、販売用の商品たとえば多数の缶飲料やボトル飲料が載置および陳列される。各棚5の相互間に存する空間は、各棚5上の商品の収容空間および冷却用空間となる。
陳列室4の背面4aにおいて、各棚5間の冷却用空間と対応する位置に、冷却用空気(冷気という)を吹出す冷気吹出口7がそれぞれ形成される。これら冷気吹出口7は、図1に破線で示しているように、コ字形に形成された開口である。これら冷気吹出口7から吹出される冷気は、各棚5上の商品に送られる。
具体的には、冷気吹出口7は、上下高さ方向に長い縦長形状の左サイド吹出部7axおよび右サイド吹出部7ayと、これらサイド吹出部7ax,7ayの相互間において左右幅方向に延びる横長形状のセンタ吹出部7bと、を含む。左サイド吹出部7axは、背面4aの左端縁部4xに形成される。左端縁部4xは、左側面開口部402と隣接する。右サイド吹出部7ayは、背面4aの右端縁部4yに形成される。右端縁部4yは、右側面開口部403と隣接する。センタ吹出部7bは、上記冷却用空間の上部に臨む位置に配置されるとともに、サイド吹出部7ax,7ayの上部に連なる。サイド吹出部7ax,7ayの開口のそれぞれの左右幅方向の寸法は、センタ吹出部7bの開口の上下高さ方向の寸法とほぼ等しい。サイド吹出部7ax,7ayの開口の上下高さ方向の寸法は、センタ吹出部7bの開口の上下高さ方向の寸法の数倍である。
各冷気吹出口7の左端から右端までの寸法は、各棚5の左右幅方向の寸法よりも少し大きい。この構成により、各棚5の左右幅方向の両端部とその外側に、サイド吹出部7ax,7ayが対応する。この結果、サイド吹出部7ax,7ayから吹出される冷気が、各棚5の左右幅方向の両端部に載った商品に触れるように流れる。
このような冷風の吹出しにより、前面開口部401,左側面開口部402,右側面開口部403を有する三面開放形の陳列室4であっても、各棚5上の商品を均一的にしかも効率よく冷却することができる。
一方、図2および図3に示すように、陳列室4の天井面4bを構成する天板2に、蛍光灯または発光ダイオード(LED)を用いた照明部8が配置される。照明部8は、陳列室4の前面開口部401の上縁に沿う長さを有し、陳列室4を照明するとともに、天板2の前面を透過照明する。天板2の前面には、陳列室4に収容される商品の商品名などが記載される。この商品名の記載が、照明部8の照明により浮き出る。
図1に破線で示すように、陳列室4の天井面4bに、エアカーテン吹出口10が形成される。エアカーテン吹出口10は、前面開口部401,左側面開口部402,右側面開口部403に沿うコ字形の開口である。
具体的には、エアカーテン吹出口10は、前後奥行き方向に長い縦長形状の左サイド吹出部10axおよび右サイド吹出部10ayと、これらサイド吹出部10ax,10ayの相互間において左右幅方向に延びる横長形状のセンタ吹出部10bとを含む。左サイド吹出部10axは、左側面開口部402の上縁に沿って形成される。右サイド吹出部10ayは、右側面開口部403の上縁に沿って形成される。センタ吹出部10bは、前面開口部401の上縁に沿って形成されるとともに、サイド吹出部10ax,10ayの前面側端部に連なる。
センタ吹出部10bから吹出される冷気は、陳列室4の前面開口部401に沿って、上方から下方へと流れる。サイド吹出部10ax,10ayから吹出される冷気は、陳列室4の左側面開口部402および右側面開口部403に沿って、下方へと流れる。
サイド吹出部10ax,10ayの位置は、冷気吹出口7のサイド吹出部7ax,7ayの位置よりも、外側である。センタ吹出部10bの位置は、各棚5の前面側端部の位置よりも、外側である。よって、サイド吹出部10ax,10ayおよびセンタ吹出部10bから吹出される冷気は、サイド吹出部7ax,7ayから吹出される冷気に当たることなく、さらに各棚5に当たることなく、下方へと流れる。これらサイド吹出部10ax,10ayおよびセンタ吹出部10bから吹出される冷気の流れは、陳列室4の前面開口部401、左側面開口部402、右側面開口部403に沿うエアカーテンとなる。このエアカーテンにより、本体1の外から陳列室4への外部空気の侵入が阻止される。
図3に示すように、天板2の内部に、上記エアカーテン吹出口10と連通するダクト11が形成される。ダクト11は、背面4aの裏側のダクト12から供給される冷気をエアカーテン吹出口10に導く。
一方、陳列室4の底面4cに、吸込口13が形成される。吸込口13は、前面開口部401,左側面開口部402,右側面開口部403に沿うコ字形の開口であり、各冷気吹出口7から吹出された冷気およびエアカーテン吹出口10から吹出されたエアカーテン用の冷気を吸込む。
具体的には、吸込口13は、図1に破線で示すように、前後奥行き方向に長い縦長形状の左サイド吸込部13axおよび右サイド吸込部13ayと、これらサイド吸込部13ax,13ayの相互間において左右幅方向に延びる横長形状のセンタ吸込部13bとを含む。左サイド吸込部13axは、左側面開口部402の下縁402bに沿って形成される。右サイド吸込部13ayは、右側面開口部403の下縁403bに沿って形成される。センタ吸込部13bは、前面開口部401の下縁に沿って形成されるとともに、サイド吸込部13ax,13ayの前面側端部に連なる。
吸込口13のサイド吸込部13ax,13ayおよびセンタ吸込部13bの位置は、各棚5の周縁部よりも外側である。吸込口13のサイド吸込部13ax,13ayの位置は、各冷気吹出口7のサイド吹出部7ax,7ayの位置よりも左右幅方向において外側である。この位置関係により、エアカーテン吹出口10と吸込口13との間の冷気の流路上に障害物はなく、エアカーテン吹出口10から吹出されるエアカーテン用の冷気は吸込口13に円滑かつ効率よく吸込まれる。この結果、エアカーテンを安定して形成することができる。
また、図3に示すように、陳列室4の背面4aと本体1の背面1aとの間の空間に、発泡スチロール等の断熱材料で形成された仕切板19が配置される。この仕切板19により、背面4aと背面1aとの間の空間が、冷気循環用のダクト12と排気用のダクト20とに区分される。これらダクト12,20は、本体1の上下高さ方向に沿って延びる。
ダクト12の上部は、天板2内のダクト11を介してエアカーテン吹出口10に連通する。ダクト12の下部は、機械室3内のダクト14aに連通する。ダクト12の中途部は、各冷気吹出口7と連通する。ダクト20の上部は、天板2と背面1aとの間に形成された開口部21に連通する。ダクト20の下部は、機械室3の内部空間に連通する。
機械室3内に、圧縮機15、凝縮器16、膨張弁(減圧器)17、ファン18が配置される。また、機械室3の内部空間において、機械室3の上面(陳列室4の底面4c)と平行な状態に、隔壁14が配置される。この隔壁14により、機械室3の上面の裏側にダクト14aが形成される。ダクト14aは、吸込口13とダクト12の下部とを連通する。このダクト14a内に、冷気循環用のファン22が配置される。ファン22は、吸込口13から空気を吸込み、その吸込み空気をダクト12に送る。また、ダクト12の下部に、蒸発器23が配置される。
圧縮機15、凝縮器16、膨張弁17、および蒸発器23が冷媒配管により順次に接続されて、冷凍サイクルが構成される。圧縮機15は、冷媒を吸込んで圧縮し吐出する。この圧縮機15から吐出される高温高圧のガス冷媒は、凝縮器16に流れる。凝縮器16に流れたガス冷媒は、ファン18の運転により吸込まれる外気と熱交換して凝縮する。凝縮器16から流出する液冷媒は、減圧器である膨張弁17を通って蒸発器23に流れる。蒸発器23に流れた液冷媒は、ファン22から送られる空気と熱交換して蒸発する。蒸発器23から流出するガス冷媒は、圧縮機15に吸込まれる。
ダクト12内において、各冷気吹出口7の開口上縁にそれぞれ案内板25が配置される。これら案内板25は、L字形で、立位部が背面4aの裏面に固定され、平面部がダクト12内空間に突出する。これら案内板25により、ダクト12内を通る冷気の一部が各冷気吹出口7に導かれる。
図3に破線で示すように、機械室3の前面は開口しており、その開口部に前面カバー板28が開閉自在(着脱自在)に取付けられる。機械室3の両側面もそれぞれ開口し、これら開口部に側面カバー板29x,29yがそれぞれ開閉自在(着脱自在)に取付けられる。これら前面カバー板28および側面カバー板29x,29yは、機械室3内の部品のメンテナンスに際し、必要に応じて取り外すことができる。
前面カバー板28は、外気導入用の多数のパンチング孔27を有する。ファン18の動作により、外気が各パンチング孔27を通って機械室3内に導入される。導入された外気は、凝縮器16を通って温度上昇し、さらに圧縮機15を冷却して高温となる。この高温空気は、ダクト20を通って開口部21に流れ、その開口部21から本体1外に排出される。
[ドレン処理ユニット30の構成]
機械室3の底面50に、圧縮機15等の冷凍サイクル部品が配置されるとともに、ドレン処理ユニット30が配置される。このドレン処理ユニット30の構成を図4および図5を参照しながら説明する。図4は、ドレン処理ユニット30およびその周辺部の斜視図である。図5は、図4の構成を一部断面して側方から視た図である。
機械室3の上面(陳列室4の底面4c)を形成する隔壁14は、仕切板19と同じ断熱材料によりその仕切板19と一体的に形成される。
ダクト12内の蒸発器23と隔壁14との間に、送風案内板31が配置される。送風案内板31は、ダクト12の左右幅方向に沿って延びる形状を有し、ファン22の送風を蒸発器23に導く。この送風案内板31の左側端部に、かつ隔壁14の上面と接する位置に、蒸発器23から流下するドレン水をダクト14a側に排出するための排水孔32が形成される。隔壁14の左側端部に、排水孔32から流れてくるドレン水を隔壁14の下面側に排出するための排水部33が形成される。
排水部33は、隔壁14をその上面側から下面側にかけて貫通する貫通孔、およびその貫通孔に嵌め込まれた排水パイプ33aを含む。排水パイプ33aの下部は、隔壁14の下面よりも下方に突出する。この突出により、排水パイプ33aから流れ落ちるドレン水が、隔壁14の下面に付着しない。なお、隔壁14の上面における排水孔32と排水部33との間の位置に、ドレン水を効率よく流すための案内溝を形成してもよい。
排水部33の下方に、予備ドレン容器34が配置される。この予備ドレン容器34と隣接する位置に、かつ予備ドレン容器34と略同じ高さの位置に、ドレンパン35が配置される。そして、予備ドレン容器34およびドレンパン35の下方に、かつ機械室3の底面50における予め定められた位置に、メンテナンストレー36が載置される。予備ドレン容器34、ドレンパン35、メンテナンストレー36は、それぞれ上面に矩形状の開口を有する箱形または皿形の容器である。
なお、機械室3の内部空間を本体1の正面側から視た場合、その内部空間の右側端部に寄った状態で凝縮器16が配置される。機械室3の内部空間における左側端部と凝縮器16との間の領域に、予備ドレン容器34およびメンテナンストレー36が上下に並んで配置される。
予備ドレン容器34の左右幅方向の寸法は、メンテナンストレー36の左右幅方向の寸法と同じである。予備ドレン容器34の奥行方向の寸法は、凝縮器16の奥行方向の寸法より長い。メンテナンストレー36の奥行方向の寸法は、予備ドレン容器34の奥行方向の寸法より長く、かつ凝縮器16の奥行方向の寸法より長い。メンテナンストレー36の奥行き方向(前後方向)の寸法のうち、ドレンパン35と対向する部分の寸法は、ドレンパン35の寸法の略半分と同じまたはそれ以上である。なお、メンテナンストレー36の奥行き方向(前後方向)の寸法については、機械室3の背面(本体1の背面1a)に届く寸法であってもよい。
ドレンパン35は、機械室3の内部空間の左側領域から、凝縮器16の背面と機械室3の背面との間の領域にかけて、配置される。ドレンパン35と予備ドレン容器34とを組み合わせた形状は、上方から視た場合、凝縮器16の背面の一部と凝縮器16の左側面とに沿う略L字形である。
予備ドレン容器34の底面の高さ位置と、ドレンパン35の底面の高さ位置は、同一である。予備ドレン容器34の上下高さ方向の寸法は、ドレンパン35の上下高さ方向の寸法より、大きい。予備ドレン容器34の背面の上縁の一部に凹部が形成され、その凹部に雨樋状のドレン水ガイド34aが取付けられる。ドレン水ガイド34aは、予備ドレン容器34の背面からドレンパン35の上面開口に延びる形状を有し、予備ドレン容器34内の上部に存するドレン水をドレンパン35に導く。予備ドレン容器34に溜まったドレン水の水位がドレン水ガイド34aに達すると、予備ドレン容器34内のドレン水がドレン水ガイド34aに流入する。ドレン水ガイド34aに流入したドレン水は、ドレンパン35内に流れ落ちる。したがって、予備ドレン容器34に溜まるドレン水は、予備ドレン容器34から溢れ出ることなく、ドレンパン35に移る。
すなわち、予備ドレン容器34は、蒸発器23から流下するドレン水を受容し、受容したドレン水のうち所定量以上のドレン水をドレンパン35に導く。
ドレンパン35の底面において、メンテナンストレー36と対向する位置に、かつその底面を貫通する状態に、オーバーフロー管35pが立設される。オーバーフロー管35pの上端(一端)の高さ位置は、ドレンパン35の上面開口の高さ位置よりも低い。オーバーフロー管35pの下端(他端)は、ドレンパン35の底面より下方に突出している。ドレンパン35に溜まったドレン水の水位がオーバーフロー管35pの上端に達すると、ドレンパン35内のドレン水がオーバーフロー管35pに流入する。オーバーフロー管35pに流入したドレン水は、メンテナンストレー36に流れ落ちる。したがって、ドレンパン35に溜まるドレン水は、ドレンパン35から溢れ出ることなく、メンテナンストレー36に移る。なお、オーバーフロー管35pの下端がドレンパン35の底面より下方に突出しているので、オーバーフロー管35pから流れ落ちるドレン水がドレンパン35の底面に付着しない。
メンテナンストレー36の内周面にドレン水センサ36aが取付けられている。ドレン水センサ36aは、メンテナンストレー36内のドレン水が所定の高さ位置に達した場合にそれを検知し、その旨の検知信号を無線送信する。無線送信された検知信号は、天板2上に配置された報知ユニット9で受信される。報知ユニット9は、ドレン水センサ36aの検知信号を受信した場合に、内蔵の発光体たとえば発光ダイオードを連続的または断続的に発光する。この発光により、メンテナンストレー36内のドレン水が満杯に近い状態にある旨がユーザに報知される。
一方、予備ドレン容器34の前面は、上方に垂直に延びる固定用部34bを含む。この固定用部34bの上部に支持板37の下部が螺子止め固定され、その支持板37の上部の固定用片37aが隔壁14の下面に当接して螺子止め固定される。
予備ドレン容器34の背面は、上方に垂直に延びるフック部34cを含む。フック部34cの上部は、機械室3の背面側に折れ曲がった係止用片となっている。このフック部34cの係止用片が、板状の吊下げ板38を介して、隔壁14の下面に支持される。吊下げ板38は、機械室3の前面側に折れ曲がった係止用片を下部に有し、機械室3の背面側に折れ曲がった固定用片を上部に有する。この吊下げ板38の上部の固定用片が隔壁14の下面に螺子止め固定され、この吊下げ板38の下部の係止用片にフック部34cの上部の係止用片が載置状態で係止される。
予備ドレン容器34のフック部34cは、吊下げ板38の下部の係止用片に載っているだけである。したがって、機械室3の前面カバー板28を取り外し、さらに予備ドレン容器34の固定用部34bと支持板37との螺子止めを外すことにより、予備ドレン容器34を本体1の前面側に引き出すことが可能である。
メンテナンストレー36は、予備ドレン容器34およびドレンパン35の下方に、かつ機械室3の底面50上の予め定められた所定位置に、載っているだけである。したがって、機械室3の前面カバー板28を取り外すだけで、メンテナンストレー36を本体1の前面側に引き出すことが可能である。
[ドレンパン35および支持機構40の構成]
ドレン処理ユニット30は、送風案内板31、排水孔32、排水部33、予備ドレン容器34、ドレンパン35、メンテナンストレー36、支持板37、吊下げ板38を含むとともに、図6および図7に示す支持機構40および高温冷媒配管(ホットガスパイプともいう)Pを含む。図6は、ドレンパン35、高温冷媒配管P、支持機構40の構成を示す斜視図である。図7は、図6の構成を分解して示す斜視図である。
ドレンパン35は、前面部35x、背面部35y、左側面部35a、右側面部35b、底面部35cにより箱形に形成された容器であり、上面に開口を有し、予備ドレン容器34から導かれるドレン水をその上面開口を通して受容する。
オーバーフロー管35pは、底面部35cにおける前面部35x寄りの位置に、立設される。ドレンパン35の挿入方向および引き出し方向に対応する前後奥行き方向(図7におけるX−X方向)の寸法は、ドレンパン35の左右幅方向(図7に示すY−Y方向)の寸法より長い。
支持機構40は、ドレンパン35を高温冷媒配管Pと干渉することなく出し入れ自在に支持する。具体的には、支持機構40は、ドレンパン35の出し入れに際し、ドレンパン35が高温冷媒配管Pに接触したり衝突することがないよう、高温冷媒配管Pおよび後述の保持機構45,46を迂回する経路で、ドレンパン35をスライド自在に支持する。この支持機構40が、凝縮器16の背面と機械室3の背面との間の領域に、かつ機械室3の底面50上に、配置される。
ドレンパン35の前面部35xに、L字形の金具42の垂直面部が固定される。この固定により、金具42の水平面部の下面側と、ドレンパン35の底面部35cの下面側とが、面一状態となる。金具42の全長は、ドレンパン35の左右幅方向(図7に示すY−Y方向)の寸法の略半分である。この金具42の水平面部の下面側に、立ち板43の上縁の固定用片43aが、螺子止め固定される。立ち板43の下部は、機械室3の左側面開口部3xの下縁に、螺子止め固定される。機械室3の左側面開口部3xを通して、ドレンパン35を出し入れすることが可能となっている。
金具42の水平面部に、サポート部材44が螺子止めにより固定される。サポート部材44は、ベース部材41におけるドレンパン35のスライドをサポートするもので、上方から視た形状が略L字形であり、ドレンパン35の前後奥行き方向(X−X方向)に延びる水平面部44a、およびドレンパン35の左右幅方向(Y−Y方向)に延びる水平面部44bを含む。水平面部44aの前後奥行き方向(X−X方向)の長さは、ドレンパン35の前後奥行き方向(X−X方向)の寸法の略半分である。水平面部44bの左右幅方向(Y−Y方向)の長さは、ドレンパン35の左右幅方向(Y−Y方向)の寸法と略同じである。水平面部44a,44bは、ドレンパン35の底面部35cに面接触状態で密着する。
また、サポート部材44は、水平面部44bの後端から水平面部44bの前縁側に戻る状態に鋭角に屈曲された傾斜面部44c、およびこの傾斜面部44cの前縁に形成された先端片44dを含む。傾斜面部44cと水平面部44bとの間の角度θbのことを、以下、傾斜面部44cの傾斜角度θbという。先端片44dは、傾斜面部44cの前端から略水平状態に折れ曲がっている。
ベース部材41は、ドレンパン35を高温冷媒配管Pおよび保持部材45,46に対し迂回する経路でスライド自在に支持するもので、垂直面部(第1および第2垂直面部)41a,41b、水平面部41c、傾斜面部41d、段状部41e、背面部41f、規制用片41g、側面部(第1および第2側面部)41h,41iを含む。
垂直面部41a,41bは、機械室3の底面50上に、互いに対向する状態で立設される。水平面部41cは、垂直面部41a,41bの相互間の所定高さ位置に配置され、ドレンパン35の底面部35cおよびサポート部材44をスライド自在に受ける。傾斜面部41dは、水平面部41cの後端から斜め上方に立ち上がり、ドレンパン35の挿入先端部をスライド自在に受ける。段状部41eは、傾斜面部41dの上縁からドレンパン35の挿入方向に略水平状態で延び、ドレンパン35の挿入先端部が載る。背面部41fは、段状部41eの後端から上方に立ち上がり、ドレンパン35の挿入先端部の当接を受ける。規制用片41gは、背面部41fの上縁からドレンパン35の挿入方向と反対方向に折れ曲がり、ドレンパン35の挿入先端部の上昇方向の動きを規制する。側面部41h,41iは、背面部41fの両側部からドレンパン35の挿入方向と反対方向に帯状に延びて垂直面部41a,41bの上部に連結され、ドレンパン35の挿入方向と直交する方向の動きを規制する。
なお、垂直面部41aは、機械室3の前面側に折れ曲がった固定用片を下縁に有し、機械室3の背面側に折れ曲がった固定用片を上縁に有する。垂直面部41bは、機械室3の背面側に折れ曲がった固定用片を下縁に有し、機械室3の前面側に折れ曲がった固定用片を上縁に有する。これら垂直面部41a,41bの下部の固定用片が、機械室3の底面50に螺子止め固定される。
水平面部41cは、上方に折れ曲がった固定用片を両側縁にそれぞれ有する。これら固定用片が、垂直面部41a,41bの高さ方向の略中間位置に螺子止め固定される。この固定より、垂直面部41a,41bおよび水平面部41cが強固に連結される。
傾斜面部41dは、挿入されるドレンパン35の底面部35cに対し角度θaで傾斜する。角度θaのことを、以下、傾斜面部41dの傾斜角度θaという。この傾斜角度θaは、サポート部材44における傾斜面部44cの傾斜角度θbと同じである。
側面部41h,41iは、それぞれの前端部が垂直面部41a,41bに螺子止め固定される。この固定より、傾斜面部41d、段状部41e、背面部41fが、垂直面部41a,41bに強固に連結される。
ベース部材41は、ドレンパン35を3点支持する。すなわち、ドレンパン35の挿入先端部(背面部35y)が、段状部41eに載る。ドレンパン35の下面側のサポート部材44の先端片44dが、水平面部41cに載る。ドレンパン35の前面部35xが、金具42と立ち板43により機械室3の左側面開口部3xの下縁に固定される。
また、ベース部材41は、板状の保持部材(第1および第2保持部材)45,46を支持する。保持部材45,46は、高温冷媒配管Pをドレンパン35の上面開口を通してそのドレンパン35内に入り込ませた状態で保持するもので、それぞれの板面が上下に重ね合わされた状態でベース部材41の上部に取付けられる。この保持部材45,46の相互間に高温冷媒配管Pが配置される。高温冷媒配管Pは、上記圧縮機15から吐出される高温高圧のガス冷媒を上記凝縮器16に導く冷媒配管の一部であり、複数回の屈曲により蛇行状に形成される。
保持部材45,46のうち、下側の保持部材46は、高温冷媒配管Pが載る水平面部46c、この水平面部46cの両側から上方に立ち上がる垂直面部46a,46b、水平面部46cの後端から斜め上方に立ち上がる傾斜面部46dを含む。垂直面部46aは、ベース部材41の垂直面部41a側に折れ曲がった固定用片を上縁に有する。垂直面部46bは、ベース部材41の垂直面部41b側に折れ曲がった固定用片を上縁に有する。
保持部材45は、高温冷媒配管Pを押さえる水平面部45c、この水平面部45cの両側から上方に立ち上がる垂直面部45a,45bを含む。垂直面部45aは、ベース部材41の垂直面部41a側に折れ曲がった固定用片を上縁に有する。垂直面部45bは、ベース部材41の垂直面部41b側に折れ曲がった固定用片を上縁に有する。
保持部材45の垂直面部45a,45bの固定用片が、保持部材46の垂直面部46a,46bの固定用片と重なり合った状態で、垂直面部41a,41bの上縁の固定用片に螺子止め固定される。この固定により、保持部材45,46がベース部材41に支持されるとともに、高温冷媒配管Pが保持部材45,46の相互間に挟み込み状態で保持される。
蛇行状の高温冷媒配管Pは大きな形状となるが、高温冷媒配管Pをその蛇行方向と直交する方向に保持部材45の面と保持部材46の面とで挟み込む構成なので、たとえ高温冷媒配管Pが大きな形状であっても、高温冷媒配管Pを確実かつ強固に保持することができる。例えば、本体1を製造工場から出荷する際の輸送の振動が本体1に加わっても、高温冷媒配管Pは保持部材45,46にしっかり保持されて動かない。
保持部材45,46がベース部材41に取付けられた状態において、保持部材45,46は、高温冷媒配管Pと共に、ドレンパン35の上面開口を通ってドレンパン35内に入り込む。具体的には、下側の保持部材46の水平面部46cが、ドレンパン35の底面部35cに接するか、またはその底面部35cよりも少し高い位置に存する。したがって、ドレンパン35内に少しでもドレン水が溜まれば、そのドレン水が保持部材46の水平面部46cに接する。水平面部46cには高温冷媒配管Pが載っているので、その高温冷媒配管Pの熱がドレン水に直接的または水平面部46cを介して伝わる。これにより、ドレンパン35内のドレン水が加熱される。加熱されたドレン水は、徐々に蒸発する。なお、熱伝導性の良好な部材で保持部材45,46を形成することにより、高温冷媒配管Pの熱をドレン水に効率よく伝えることができる。
ベース部材41およびサポート部材44は、ドレンパン35の引き出し操作に応じて、ドレンパン35を斜め下方にスライドさせ、このスライドにより高温冷媒配管Pおよび保持部材45,46をドレンパン35の上面開口を通してそのドレンパン35内から離脱させ、続いてドレンパン35を略水平方向にスライドさせ、このスライドによりドレンパン35を高温冷媒配管Pおよび保持部材45,46の下方側を通して機械室3の側面開口部3x側に導く。
また、ベース部材41およびサポート部材44は、ドレンパン35の挿入操作に応じて、ドレンパン35を略水平方向にスライドさせ、このスライドによりドレンパン35を高温冷媒配管Pおよび保持部材45,46の下方側を通して機械室3の側面開口部3xと反対側に導き、続いてドレンパン35を斜め上方にスライドさせ、このスライドにより高温冷媒配管Pおよび保持部材45,46をドレンパン35の上面開口を通してそのドレンパン35内に入り込ませる。
一方、ドレンパン35の底面部35cに、かつオーバーフロー管35pと高温冷媒配管Pとの間の領域に、蒸発用部材Gが立位状態で着脱自在に載置される。
蒸発用部材Gは、水の吸収性が良くてしかも吸収した水の蒸散性に優れたもので、例えば矩形状の複数枚の不織布を重ね合わせて構成される。ドレンパン35内のドレン水は、高温冷媒配管Pで加熱されて温度上昇し、そのまま徐々に蒸発するとともに、一部が蒸発用部材Gに吸い上げられる。吸い上げられたドレン水は、高温冷媒配管Pで加熱されて温度上昇しているので、蒸発用部材Gから効率よく速やかに蒸散する。
蒸発用部材Gの上下高さ方向の寸法は、ドレンパン35の前面部35xの上下高さ方向の寸法よりはるかに大きい。よって、蒸発用部材Gの下端部のみがドレンパン35に入り、蒸発用部材Gのほとんど大部分はドレンパン35の上面開口から上方に突出する。この突出部分を支持する構成はなく、蒸発用部材Gはドレンパン35の底面部35c上で自立する。
[ドレン水の発生]
圧縮機15から吐出される高温高圧のガス冷媒は、高温冷媒配管Pを通って凝縮器16に流れる。凝縮器16に流れたガス冷媒は、ファン18の運転により吸込まれる外気と熱交換して凝縮する。凝縮器16から流出する液冷媒は、膨張弁17を通って蒸発器23に流れる。蒸発器23に流れた液冷媒は、ファン22から送られる空気と熱交換して蒸発する。蒸発器23から流出するガス冷媒は、圧縮機15に吸込まれる。
ファン22から蒸発器23に送られる空気は水分を含んでおり、その水分が蒸発器23の表面に水滴となって付着する。付着した水滴は、徐々に大きくなり、やがてドレン水となって蒸発器23から流下する。また、蒸発器23の表面に付着した水滴の一部は、凍結して霜となる。この霜を除去するべく、定期的または必要に応じて、冷凍サイクルの運転(圧縮機15の運転)が停止される。この運転停止により解けた霜は、図5に矢印で示すように、ドレン水となって蒸発器23から流下する。
蒸発器23から流下するドレン水は、ダクト12内の下方部に溜まる。溜まったドレン水は、図5に矢印で示すように、送風案内板31の排水孔32を通り、さらに隔壁14を伝わって、排水部33に流入する。排水部33に流入したドレン水は、排水パイプ33aを通って予備ドレン容器34内に落下し、予備ドレン容器34に溜まる。
ドレン水の温度は、蒸発器23から離れた直後はかなり低いが、ダクト12内の下方部に溜まっている間にある程度上昇し、さらに、排水孔32から排水部33に流れる間にもある程度上昇する。そして、予備ドレン容器34に溜まるドレン水の温度は、本体1が設置されている店舗の雰囲気温度(室内温度)へと上昇する。
予備ドレン容器34内のドレン水が満杯に近づくと、予備ドレン容器34内のドレン水がドレン水ガイド34aを通ってドレンパン35内に流れる。ドレンパン35に溜まるドレン水は、高温冷媒配管Pの熱を受けて温度上昇し、徐々に蒸発するとともに、一部が蒸発用部材Gに吸い上げられて蒸散する。
とくに、ドレンパン35に溜まるドレン水の温度は、予備ドレン容器34からドレンパン35に移る時点ですでに店舗の雰囲気温度まで上昇しているので、高温冷媒配管Pからの加熱をさらに受けることで、蒸発し得る状態へと効率よく速やかに上昇する。
予備ドレン容器34からドレンパン35に移るドレン水の量が、ドレンパン35から蒸発するドレン水の量および蒸発用部材Gから蒸散するドレン水の量を上回ると、ドレンパン35内のドレン水の水位が上昇する。ドレンパン35内のドレン水の水位がオーバーフロー管35pの上縁に達すると、ドレンパン35内のドレン水がオーバーフロー管35pを通ってメンテナンストレー36に流れ落ちる。
[ドレン水の満杯報知]
メンテナンストレー36内のドレン水の水位が所定の高さ位置に達した場合、それがドレン水センサ36aによって検知される。この検知に基づき、天板2の上面に配置されている報知ユニット9内の発光ダイオードが連続的または断続的に発光する。この光は、報知ユニット9のカバーを透過して周囲に拡がる。これにより、メンテナンストレー36内のドレン水が満杯に近い状態にある旨がユーザに報知される。
報知を認識したユーザは、機械室3の前面カバー板28を取り外し、メンテナンストレー36を機械室3の前面開口部3aを通して本体1の外に引き出す。メンテナンストレー36は機械室3の底面50に載っているだけなので、メンテナンストレー36の引き出しは容易である。そして、ユーザは、メンテナンストレー36内のドレン水を排出する。
ドレン水の排出後、ユーザは、メンテナンストレー36を機械室3内の元の位置に戻し、前面カバー板28を取付ける。
[メンテナンス]
本体1のメンテナンスを担当するサービスマンは、予め定めているメンテナンス時期が訪れた場合、あるいはユーザからメンテナンスの依頼を受けた場合、本体1が設置されている店舗に赴いて機械室3の前面カバー板28を取り外し、メンテナンストレー36を機械室3の前面開口部3aを通して本体1の外に引き出す。そして、サービスマンは、メンテナンストレー36内のドレン水を排出し、メンテナンストレー36の内側を清掃する。
さらに、サービスマンは、予備ドレン容器34の固定用部34bと支持板37との螺子止めを解除し、予備ドレン容器34を機械室3の前面開口部3aを通して本体1の外に引き出す。予備ドレン容器34のフック部34cは吊下げ板38の係止用片に載っているだけなので、予備ドレン容器34の引き出しは容易である。そして、サービスマンは、予備ドレン容器34内のドレン水を排出し、予備ドレン容器34の内側を清掃する。
また、サービスマンは、機械室3の側面カバー板29xを取り外す。この取り外しにより、機械室3の内部が図8に示すように左側面開口部3xを通して露出する。なお、図8では、蒸発用部材Gの図示を省略している。
続いて、サービスマンは、金具42と立ち板43との螺子止めを解除し、かつ立ち板43と左側面開口部3xとの螺子止めを解除する。この時点で、ベース部材41におけるドレンパン35の支持状態は、それまでの3点支持から2点支持に変わる。2点支持とは、ドレンパン35の挿入先端部(背面部35y)がベース部材41の段状部41eに載り、かつドレンパン35の下面側のサポート部材44の先端片44dがベース部材41の水平面部41cに載っている状態のことである。この2点支持となっても、ドレンパン35は略水平状態を維持する。よって、ドレンパン35内のドレン水が満杯に近い状態であっても、ドレンパン35からドレン水が流出する不具合は生じない。
サービスマンは、ドレンパン35の前面部35x側を持ち、そのドレンパン35を図9および図10に示すように機械室3の左側面開口部3xを通して本体1の外に引き出す。
この引き出し操作に際し、先ず、サポート部材44の先端片44dがベース部材41の水平面部41cの前端から抜け出るとともに、ドレンパン35の底面部35cがベース部材41の段状部41eから傾斜面部41dへ移る。続いて、サポート部材44の傾斜面部44cがベース部材41の水平面部41cの前端に接しながら斜め下方にスライドするとともに、ドレンパン35の底面部35cと背面部35yとの境界部(角部)が傾斜面部41dに接しながら斜め下方にスライドする。つまり、ドレンパン35の全体が斜め下方にスライド下降する。この場合、サポート部材44の傾斜面部44cの傾斜角度θbとベース部材41の傾斜面部41dの傾斜角度θaとが同じなので、ドレンパン35は、略水平状態を維持した状態で斜め下方にスライド下降する。保持部材45,46および高温冷媒配管Pは、ベース部材41に支持されたまま動かない。
ドレンパン35の引き出しが続くと、やがて、サポート部材44の傾斜面部44cがベース部材41の水平面部41cから抜け出し、ドレンパン35の底面部35cがベース部材41の水平面部41cに載るようになる。そして、ドレンパン35の底面部35cがベース部材41の水平面部41c上をスライドする。保持部材45,46および高温冷媒配管Pは、ドレンパン35の上面開口を通ってドレンパン35内から離脱する。
なお、サービスマンは、ドレンパン35に載っている蒸発用部材Gを上方に持ち上げて取り出す。
ドレンパン35の引き出し操作がさらに続くと、ドレンパン35の底面部35cがベース部材41の水平面部41c上をスライドし、ドレンパン35が保持部材45,46および高温冷媒配管Pの下方側を通過する。これにより、図11に示すように、ドレンパン35を機械室3の左側面開口部3xを通して本体1の外に引き出すことができる。この場合、ドレンパン35が傾かないようにドレンパン35を両手で持つことにより、ドレンパン35内のドレン水が溢れ出ない。
サービスマンは、引き出したドレンパン35をドレン水の廃棄場所へ持ち運び、ドレンパン35内のドレン水を廃棄し、かつドレンパン35の内部を清掃する。さらに、サービスマンは、取り出し済みの蒸発用部材Gも清掃する。取り出し済みの蒸発用部材Gを新品の蒸発用部材Gに交換してもよい。
清掃を含む一連のメンテナンスが終了した後、サービスマンは、ドレンパン35を機械室3内のベース部材41の水平面部41cに載せて挿入する。
この挿入操作の初期は、ドレンパン35の底面部35cがベース部材41の水平面部41c上をスライドし、ドレンパン35が保持部材45,46および高温冷媒配管Pの下方側を通過する。続いて、図9に示すように、サポート部材44の傾斜面部44cがベース部材41の水平面部41cの前端に接しながら斜め上方にスライドし、かつドレンパン35の底面部35cと背面部35yとの境界部(角部)が傾斜面部41dに接しながら斜め上方にスライドする。つまり、ドレンパン35の全体が斜め上方にスライド上昇する。
ドレンパン35の挿入操作が続くと、やがて、サポート部材44の先端片44dがベース部材41の水平面部41cの前端側に載り、かつドレンパン35の底面部35cがベース部材41の段状部41eに載った状態となる。そして、ドレンパン35の背面部35yがベース部材41の背面部41fに当接する。この当接により、ドレンパン35の挿入が完了する。保持部材45,46および高温冷媒配管Pは、ドレンパン35の上面開口を通ってドレンパン35内に入り込んだ状態となる。
ドレンパン35の挿入が完了した後、サービスマンは、清掃済みまたは新品の蒸発用部材Gをドレンパン35内に載せる。この後、サービスマンは、金具42および立ち板43を取り付け、さらに側面カバー板29xを取り付ける。続いて、サービスマンは、機械室3の前面開口部3aから予備ドレン容器34を挿入し、固定用部34bと支持板37を取り付ける。さらに、サービスマンは、機械室3の前面開口部3aからメンテナンストレー36を挿入し、前面カバー板28を取り付ける。これで、メンテナンスの終了となる。
以上のように、ドレンパン35の引き出し操作に応じてドレンパン35を下降させ、この下降により高温冷媒配管Pおよび保持部材45,46をドレンパン35内から離脱させるとともに、ドレンパン35の挿入操作に応じてドレンパン35を上昇させ、この上昇により高温冷媒配管Pおよび保持部材45,46をドレンパン35内に入り込ませる構成としたので、ドレンパン35が高温冷媒配管Pおよび保持部材45,46に接触したり衝突することなく、ドレンパン35を容易かつスムーズに出し入れすることができる。
ドレンパン35を一方向に引き出すとともに逆方向に挿入するだけの単純な操作でドレンパン35の出し入れが完了するので、作業に慣れたサービスマンに限らず、作業に不慣れな一般のユーザでも、ドレンパン35を容易かつスムーズに出し入れすることができる。よって、ドレンパン35をいつでも簡単に清掃することができる。ひいては、ドレンパン35におけるカビや細菌の発生を防ぐことができ、異臭も防ぐことができる。
スライドするドレンパン35をベース部材41の傾斜面部41dおよびサポート部材44の傾斜面部44cによって略水平状態に支持する構成なので、ドレンパン35内のドレン水が機械室3内に溢れ出る不具合を防ぐことができる。
なお、上記実施形態では、三面開放形のオープンショーケースを例に説明したが、それに限定されるものではなく、前面側のみ開放する一般的な一面開放形のオープンショーケースにも同様に実施できる。
上記実施形態では、ドレンパン35内のドレン水を加熱する加熱部として、圧縮機15の吐出冷媒が直接的に流れる高圧側の冷媒配管を高温冷媒配管Pとして用いたが、温度の高い冷媒が流れる冷媒配管であれば、他の部位の冷媒配管を高温冷媒配管Pとして用いてもよい。また、加熱部としては、冷媒配管に限らず、例えば電気ヒータを用いてもよい。
上記実施形態では、メンテナンストレー36内のドレン水が満杯に近い状態にある旨を本体1の天板2上に配置した報知ユニット9の発光によって報知する構成としたが、その報知手段としては、発光ダイオードに限らず、電子音を発するブザーを用いてもよい。発光ダイオードとブザーの両方を報知手段として用いてもよい。また、報知手段として発光ダイオードやブザーを用いることに加え、メンテナンストレー36内のドレン水が満杯に近い状態にある旨の報知信号を、報知ユニット9から店舗の管理室などに、無線通信器や通信ネットワークを介して送ることも可能である。
その他、上記実施形態および変形例は、例として提示したものであり、実施形態および変形例の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態および変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換え、変更を行うことができる。これら実施形態および変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
本発明の実施形態のオープンショーケースは、小規模なコンビニエンスストアや比較的小規模なスーパーマーケットなどの店舗での利用が可能である。

Claims (11)

  1. 商品の陳列室と、
    圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器を接続して構成される冷凍サイクルを含み、前記陳列室内の空気を冷却する冷却部と、
    前記蒸発器から流下するドレン水を受容するドレンパンと、
    前記ドレンパンに収容されそのドレンパン内の前記ドレン水を加熱する加熱部と、
    前記ドレンパンを前記加熱部と干渉することなく出し入れ自在に支持する支持機構と、
    を備えることを特徴とするオープンショーケース。
  2. 前記蒸発器から流下するドレン水を受容し、受容したドレン水のうち所定量以上のドレン水を前記ドレンパンに導く予備ドレン容器、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のオープンショーケース。
  3. 前記ドレンパンは、上面が開口し、前記蒸発器から流下する前記ドレン水を前記開口を通して受容する、
    前記支持機構は、前記加熱部を前記ドレンパンの前記開口を通してそのドレンパン内に入り込ませた状態で保持する保持部材と、前記ドレンパンを前記加熱部および前記保持部材に対し迂回する経路でスライド自在に支持するベース部材と、前記ドレンパンに取付けられ前記ベース部材における前記ドレンパンのスライドをサポートするサポート部材とを含む、
    ことを特徴とする請求項1記載のオープンショーケース。
  4. 前記ドレンパンを収容するとともにそのドレンパンを出し入れするための開口部を有する機械室、
    をさらに備え、
    前記ベース部材および前記サポート部材は、
    前記ドレンパンの引き出し操作に応じて、前記ドレンパンを斜め下方にスライドさせ、このスライドにより前記加熱部および前記保持部材を前記ドレンパンの前記開口を通してそのドレンパン内から離脱させ、続いて前記ドレンパンを略水平方向にスライドさせ、このスライドにより前記ドレンパンを前記加熱部および前記保持部材の下方側を通して前記機械室の前記開口部側に導く、
    前記ドレンパンの挿入操作に応じて、前記ドレンパンを略水平方向にスライドさせ、このスライドにより前記ドレンパンを前記加熱部および前記保持部材の下方側を通して前記機械室の前記開口部と反対側に導き、続いて前記ドレンパンを斜め上方にスライドさせ、このスライドにより前記加熱部および前記保持部材を前記ドレンパンの前記開口を通してそのドレンパン内に入り込ませる、
    ことを特徴とする請求項3記載のオープンショーケース。
  5. 前記ベース部材は、
    前記機械室の底面に互いに対向する状態で立設される第1および第2垂直面部と、
    前記第1および第2垂直面部の相互間に配置され、前記ドレンパンの底面をスライド自在に受ける水平面部と、
    前記水平部から斜め上方に立ち上がり、前記ドレンパンの挿入先端部をスライド自在に受ける傾斜面部と、
    前記傾斜面部の上縁から前記ドレンパンの挿入方向に水平状態で延びて、前記ドレンパンの挿入先端部が載る段状部と、
    前記段状部から上方に立ち上がり、前記ドレンパンの挿入先端部が当接する背面部と、
    前記背面部の両側部から前記ドレンパンの挿入方向と反対の方向に延びて前記第1および第2垂直面部に連結され、前記ドレンパンの挿入方向と直交する方向の動きを規制する第1および第2側面部と、
    を含み、
    前記サポート部材は、
    前記ドレンパンの底面部に取付けられた平面部と、
    前記平面部から前記ドレンパンの挿入方向と反対の方向に屈曲されて前記ベース部材の水平面部にスライド自在に接する傾斜面部と、
    を含み、
    前記ベース部材の傾斜面部の傾斜角度は、前記サポート部材の傾斜面部の傾斜角度と同じである、
    ことを特徴とする請求項4記載のオープンショーケース。
  6. 前記加熱部は、高温冷媒配管であって、前記圧縮機から吐出される高温のガス冷媒を前記凝縮器に導く冷媒配管の一部である、
    前記保持部材は、前記高温冷媒配管を挟み込み状態で保持する板状の第1および第2保持部材である、
    ことを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか記載のオープンショーケース。
  7. 前記ドレンパン内に着脱自在に載置され、そのドレンパン内の前記ドレン水を吸い上げて蒸散させる蒸発用部材、
    をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1記載のオープンショーケース。
  8. 前記冷却部は、
    前記冷凍サイクルと、
    前記陳列室内の空気を吸込んで前記蒸発器に送るファンと、
    前記蒸発器を収容し、その蒸発器を経た冷気を前記陳列室に導くダクトと、
    を含む、
    ことを特徴とする請求項1記載のオープンショーケース。
  9. 前記蒸発器から流れ落ちて前記ダクト内に溜まるドレン水を排出する排水部と、
    前記排水部から排出されるドレン水を一旦受容して前記ドレンパンに導く予備ドレン容器と、
    を含む、
    ことを特徴とする請求項1記載のオープンショーケース。
  10. 前記ドレンパン内のドレン水のうち、所定量以上のドレン水を前記ドレンパン外に排出するオーバーフロー管と、
    前記オーバーフロー管から排出されるドレン水を受容するメンテナンストレーと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のオープンショーケース。
  11. 前記メンテナンストレー内のドレン水の水位が所定位置に達した場合にそれを検知するドレン水センサと、
    前記ドレン水センサの検知に応じて、前記メンテナンストレー内のドレン水が満杯に近い状態にある旨を報知する報知ユニットと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項10記載のオープンショーケース。
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