JP4644580B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、除霜水を溜めて蒸発させる蒸発皿を貯蔵庫本体の背面側に備えた冷却貯蔵庫に関する。
従来、この種の冷却貯蔵庫の一例として図5に示したものが知られている。このものは、貯蔵庫本体1内の天井部に、エアダクトを兼ねたドレンパン2が張られることで冷却器室9が形成され、この冷却器室9内に、機械室の冷凍装置3と循環接続された冷却器4と庫内ファン5とが装備され、冷却器4で生成された冷気が庫内ファン5により庫内に循環されることで庫内が冷却されるようになっている。
一方、貯蔵庫本体1の背面におけるドレンパン2よりも下方位置には、上面開口の縦長の箱形をなす蒸発皿6が取り付けられ、ドレンパン2の排水管2Aに接続されたドレンホース7が蒸発皿6の上方に臨んでいるとともに、蒸発皿6内に投げ込み式のヒータ6Aが装備されている。また、裏面開口の箱形をなすカバー8が、蒸発皿6に正面から被せられるようにして取り付けられ、カバー8の上面に蒸気出口8Aが設けられている。そして除霜運転に際しては、冷却器4等からの除霜水Wが蒸発皿6に溜められてヒータ6Aで加熱されることにより蒸発し、蒸気出口8Aから排出されるようになっている。
なお、この種の蒸発皿6を貯蔵庫本体1の背面側に備えた冷却貯蔵庫は、特許文献1に記載されている。
特開平8−200919号公報
しかるに上記構造のものでは、カバー8が蒸発皿6を正面から覆う構造であるため、例えば蒸発に伴ってカバー8内の上面で結露した水分、特に上面の周縁部での結露水は蒸発皿6の外側においてカバー8内に滴下し、貯蔵庫本体1の背面との間の隙間から洩れて同背面を流下する可能性がある。このような冷却貯蔵庫は、背面が厨房等の部屋の壁面に接近して設置され、通気性が悪くなっている場合が多いため、背面側において汚れや錆を招くおそれがあった。
また蒸気出口8Aから吐出された高濃度の蒸気が、通気性の良くない貯蔵庫本体1の背面と部屋の壁面との間に溜まり勝ちとなるため、貯蔵庫本体1の背面や部屋の壁面に結露しやすいという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、蒸発皿からの蒸気による結露に伴う不具合を一掃するところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、冷却器からの除霜水を溜めて加熱手段により蒸発させる蒸発皿が、貯蔵庫本体の背面に設けられた冷却貯蔵庫であって、前記蒸発皿の上面開口部を覆うカバーが備えられ、このカバーは、上面側に蒸気出口が設けられた下面開口の箱形をなし、かつ外周面に係止部が突設されてこの係止部が前記蒸発皿の開口縁に係止されることにより、下端部が前記蒸発皿の開口縁の内側に延出して支持されており、かつ前記貯蔵庫本体の上面には機械室が設けられ、この機械室内には、空冷式の凝縮器を備えて前記冷却器と循環接続された冷凍装置が設置され、前記凝縮器を冷却した後の排気が前記機械室の後面に設けられた排気口から排出されるようになっており、前記蒸発皿の前記カバーの上面側が、前記排気口の下縁付近にまで立ち上がって設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
蒸発皿に溜められた除霜水は加熱手段で加熱されて蒸発し、立ち上った蒸気がカバーの上面側に設けられた蒸気出口から排出される。そのとき、カバー内の上面に結露する可能性があるが、カバーの下端部は蒸発皿の開口縁の内側に延出した状態で支持されているから、上記した結露水はすべて蒸発皿内に回収され、蒸発皿の外部、ひいては貯蔵庫本体の背面側に漏れ出すことが回避される。そのため、貯蔵庫本体の背面側で、汚れや錆が生じることを未然に防止することができる。
また、カバーの蒸気出口から立ち上るようにして排出された蒸気は、凝縮器を冷却した後の排気を受けることで低濃度に拡散される。そのため、貯蔵庫本体の背面が部屋の壁面等に近接して配されていたとしても、高濃度の蒸気が集中して触れることが避けられ、もって結露することが防止される。
<実施形態>
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図4に基づいて説明する。この実施形態では業務用の縦型冷蔵庫に適用した場合を例示しており、まず図1により冷蔵庫の構造を説明する。冷蔵庫本体10は前面開口の縦長の断熱箱体から構成され、内部が貯蔵室11とされており、貯蔵室11の前面開口部には断熱扉12が開閉可能に装着されている。
冷蔵庫本体10の上面には、図2にも示すように、回りがパネルで囲まれた機械室15が形成され、その中に冷凍装置20が設置されている。冷凍装置20は、圧縮機21、凝縮器ファン22Aを備えた空冷式の凝縮器22等を備え、断熱性の基台23上に取り付けられてユニット化されており、基台23が貯蔵室11の天井壁の窓孔24を塞ぐようにして取り付けられている。
貯蔵室11の天井部分における窓孔24の下面側には、エアダクトを兼ねたドレンパン26が張設され、その上方に冷却器室27が形成されている。ドレンパン26の底面は、奥縁(図1の右側)に向けて下り勾配となるように形成され、手前側の領域に吸込口28が開口されているとともに、奥縁側には吹出口29が切り欠き形成されている。
冷却器室27内には、冷却器30と、吸込口28に臨んで庫内ファン31が装備されている。冷却器30は上記した冷凍装置20と冷媒配管で循環接続され、周知の冷凍サイクルを構成している。
そして、冷凍装置20(圧縮機21)を運転しつつ庫内ファン31を駆動すると、貯蔵室11の室内空気が吸込口28から冷却器室27内に吸引され、その空気が冷却器30を流通する間に熱交換により冷気が生成され、その冷気が吹出口29から貯蔵室11の奥面に沿うようにして吹き出され、貯蔵室11内に冷気が循環供給されて冷却されるようになっている。
なお、圧縮機21の運転に伴って凝縮器ファン22Aも運転され、機械室15の前面パネル16Aに設けられた吸気口(図示せず)から外気が吸い込まれて、凝縮器22さらには圧縮機21を通過することでこれらを冷却し、冷却に供した後の排熱は、機械室15の後面パネル16Bに設けられた排気口17から背面側に向けて排出されるようになっている。排気口17は、多数のスリットを縦横に整列して形成され、後面パネル16Bの中央部の広い領域において全体として方形状をなして形成されている。
一方、冷却器30等に付着した霜を除去するために、適宜に除霜運転が行われる。そのため、冷却器30には除霜ヒータ(図示せず)が備えられているとともに、上記したドレンパン26の後縁からは排水管26Aが突出され、冷蔵庫本体10の背面壁に貫通して設けられた排出口33内に突入されている。この排出口33からは、下向きの出口を備えたドレン管34が背面側に突設されている。なお、ドレン管34の突出端の上面には、蒸気抜き孔34Aが開口されている。そして、冷蔵庫本体10の背面10Aには、上記したドレンパン26からの除霜水Wを溜めて、強制的に蒸発させるための蒸発皿40が設けられている。
続いて、蒸発皿40の配設部分の構造について説明する。
蒸発皿40は、ステンレス鋼板等の金属板製であって、上面が開口された扁平な箱形に形成されている。蒸発皿40の裏面板はその上下両端部が延出されて取付部41が形成されている。上側の取付部41の上縁には、ドレン管34を逃がす切欠溝44が形成されている。蒸発皿40は、上記したドレンパン26の排水管26Aよりも下方の位置において、ドレン管34を切欠溝44に嵌めつつ冷蔵庫本体10の背面10Aに当てられ、上下の取付部41をねじ42で止めることによって取り付けられている。したがって、ドレン管34の下向きの出口が、蒸発皿40の上方に臨んでいる。
蒸発皿40の開口された上面における背面から見た右端部には、蓋板45が張られて塞がれており、この蓋板45の左側の部分が、蒸発皿40における実質的な上面開口部50となる。蒸発皿40内には、投げ込み式の蒸発皿ヒータ47が装着されている。この蒸発皿ヒータ47は、蓋板45の下方領域を垂下したのち底面に沿うように水平に屈曲されたL字状に形成されており、図示しない支持部材を介して側面や底面から離間して支持されている。蒸発皿ヒータ47の上端部から引き出されたリード線47Aは、蓋板45に嵌着されたゴムリング46の中心孔46Aを通って上方に導出されている。
また、蒸発皿40の外底面には、図示しないサーモスタットと保護用のサーモヒューズとが装備されてブラケット48内に収納されている。サーモスタットは、蒸発皿40内の除霜水Wの残量が少量になって温度上昇することに伴って切れ、蒸発皿ヒータ47をオフとするように機能する。
サーモスタット等からの配線、並びに上記した蒸発皿ヒータ47のリード線47Aは、配線パイプ49内を通って機械室15内に設けられた図示しない電装箱に接続されている。
蒸発皿40の上面開口部50には、カバー60が装着されるようになっている。このカバー60は、同じくステンレス鋼板等の金属板製であって、下面が開口された扁平な箱形をなし、特に蒸発皿40の上面開口部50内にほぼ緊密に嵌る平面形状となっている。カバー60は、蒸発皿40の深さにほぼ匹敵する高さ寸法を有しており、その上面板61には、多数の小孔を整列して配した蒸気出口62が形成されている。
カバー60における正面板60Aと左右の側面板60Bの下端部には、アングル材からなる係止部材63がそれぞれ同じ高さ位置において全幅にわたって当てられ、スポット溶接等により固定されている。したがって、カバー60の下端部が蒸発皿40の上面開口部50内に上方から緊密に入れられると、正面板60Aと左側面板60Bに設けられた係止部材63の水平部64が、蒸発皿40の上面開口部50の手前側と左側の口縁に載せられ、また右側面板60Bに設けられた係止部材63の水平部64が、右側の口縁すなわち蓋板45の開放縁に載せられて支持されるようになっている。このときカバー60の上面板61は、冷蔵庫本体10の上面を越えて、機械室15の後面パネル16Bの下端部の位置まで立ち上がり、詳細には後面パネル16Bに形成された排気口17の下縁部の少し下方位置まで達するようになっている。
なおカバー60の裏面板60Cには、上記したドレン管34を逃がす逃がし溝65が下縁から立ち上がって形成されている。また、同裏面板60Cには、その上部側の左右の側縁が張り出されることで縦長の取付部66が形成されており、各取付部66の上下両端部には、それぞれねじ67の挿通孔68が形成されている。また、冷蔵庫本体10の背面10Aと機械室15の後面パネル16Bとには、上記した各挿通孔68と対応してねじ孔69が形成されている。
続いて、本実施形態の作用を説明する。
内部に蒸発皿ヒータ47を収納した蒸発皿40が、既述した要領により、冷蔵庫本体10の背面10Aの所定位置にねじ42で止められて固定される。蒸発皿ヒータ47のリード線47Aは、サーモスタット等の配線ともども機械室15内に導かれて電装箱に接続される。
次に、カバー60の下端部が、逃がし溝65にドレン管34を嵌めて逃がしつつ、蒸発皿40の上面開口部50内に上方から嵌め込まれ、正面板60Aと左右両側面板60Bの係止部材63の水平部64が、それぞれ蒸発皿40の上面開口部50の手前側並びに左右の口縁に当たることで嵌め込みが停止され、併せて同口縁に載せられることで支持される。このとき、カバー60の左右の取付部66の挿通孔68が、機械室15の後面パネル16B及び冷蔵庫本体10の背面10Aに切られたねじ孔69と整合するから、各挿通孔68にねじ67を通してねじ孔69にねじ込むことにより固定される。
このようにカバー60が固定されると、カバー60の下端部が蒸発皿40の上面開口部50における口縁の内側に緊密に嵌り、また蒸気出口62を設けたカバー60の上面板61が、機械室15の後面パネル16Bの排気口17の下縁よりも少し低い高さ位置まで達した状態となる。
冷蔵庫の稼働中において除霜運転が行われると、冷却器30等からの除霜水Wがドレンパン26で受けられたのち、奥縁の排水管26A、ドレン管34を通って蒸発皿40内に流入して溜められる。それとともに蒸発皿ヒータ47がオンされ、蒸発皿40内に溜められた除霜水Wが加熱されて強制的に蒸発し、生成された蒸気は、図3に示すように、カバー60内を立ち上って上面板61の蒸気出口62から吐出される。ここで蒸気の一部が、カバー60の上面板61の下面に結露する可能性があるが、そのまま水滴となって滴下するものはもちろんのこと、図3及び図4に示すように、周縁部からカバー60の内壁を伝って流下するような水滴wがあったとしても、カバー60の下端部は、蒸発皿40の上面開口部50の口縁の内側に嵌っているから、同内壁の下縁から滴下した水滴wもすべて蒸発皿40内に回収され、蒸発皿40の外部に漏れることはない。
また除霜運転が終了すると、冷却運転が再開されるが、そのとき凝縮器ファン22Aが運転され、冷却用の外気が前面側から吸い込まれて凝縮器22さらには圧縮機21を冷却し、冷却に供した後の排熱は、図4に示すように、機械室15の後面パネル16Bの排気口17から背面側に排出される。
一方、カバー60に設けられた蒸気出口62は、排熱の排気口17の背面側の直下位置に配されているから、蒸気出口62から上方に向けて吐出された蒸気は、排熱を受けることにより低濃度に拡散される。そのため、厨房等の部屋の壁面Xが近傍にあった場合にも、同壁面Xに多量の蒸気が集中して触れることが避けられる。
蒸発が進んで、蒸発皿40内の除霜水Wの残量が少量になると、サーモスタットの機能によって、蒸発皿ヒータ47がオフとされる。
蒸発皿40内を掃除する場合には、取付部66のねじ67を外し、続いてカバー60を上方に持ち上げることで外すことができる。これにより、蒸発皿40の内部が上方に開放された状態となるから、適宜の掃除具を利用して内部を隅々まで拭き掃除することができる。カバー60については、水場等において水洗いをすることもできる。
以上説明したように本実施形態によれば、蒸発皿40に溜められた除霜水Wは蒸発皿ヒータ47で加熱されて蒸発し、立ち上った蒸気がカバー60の上面板61の蒸気出口62から排出され、そのとき蒸気の一部が上面板61の下面に結露する可能性があるが、カバー60の下端部は、蒸発皿40の上面開口部50の口縁の内側に延出した状態で支持されているから、上記した結露水はすべて蒸発皿40内に回収され、蒸発皿40の外部、ひいては冷蔵庫本体10の背面10A側に漏れ出すことが回避される。そのため、冷蔵庫の背面側が厨房等の部屋の壁面Xに接近して設置される等で、背面側で通気性が悪くなっている場合であっても、冷蔵庫本体10の背面10A側で、汚れや錆が生じることを未然に防止することができる。
カバー60を支持する部分の構造は、カバー60の正面板60A及び左右の側面板60Bの3面にアングル材からなる係止部材63を設けて、その水平部64を、蒸発皿40の上面開口部50の対応する3辺の口縁に載せるようにしたから、カバー60を上方からの抜き差しによって、簡単に脱着することができる。また、カバー60の下端部の外周面と上面開口部50の口縁との間の隙間が、係止部材63の水平部64で塞がれた状態となるため、余分な箇所から蒸気が洩れたり、塵等が侵入することが回避される。
カバー60が、蒸発皿40の上面から大きく突出した状態で装着され、蒸気出口62が形成された上面板61が、機械室15の後面パネル16Bの排気口17の背面側における直下位置に配された状態となっている。そのため、蒸気出口62から上方に向けて吐出された蒸気は、吐出した直後に排熱を受けることにより効果的に低濃度に拡散される。そのため、壁面Xが近傍にあった場合にも、同壁面Xに多量の蒸気が集中して触れることが避けられ、もって結露することが防止される。
また、カバー60が蒸発皿40の上方に大きく突出して冷蔵庫本体10の背面10Aを覆っており、しかも蒸気は冷蔵庫本体10の上面よりも高い位置から上方に吐出されるのであるから、背面側に壁面Xがあったとしても蒸気は溜まり難いといえる。したがって、凝縮器ファン22Aが停止していて排熱の排出がない場合であっても、冷蔵庫本体10の背面10Aや壁面Xに結露することが極力防止される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)カバーに設ける蒸気出口は、その一部またはすべてを、正面板や側面板の上部位置に設けるようにしてもよい。上面板での開口面積が少なくなるほど、塵等が入り難くできる。
(2)蒸発皿内の除霜水を加熱蒸発させる手段としては、冷凍サイクルのホットガスを利用することも可能である。
(3)上記実施形態では係止部材を長寸として対応する面の全幅にわたって取り付けるようにしたが、短寸のものを間隔を開けて取り付けるようにしてもよい。カバーの軽量化が図られる。
(4)係止部材の形状は上記実施形態に例示したアングル状に限らず、例えばフック状等の他の形状であってもよい。
本発明の一実施形態に係る冷蔵庫の上部側の縦断面図 その分解斜視図 蒸発皿の配設位置付近を示す一部切欠背面図 その縦断面図 従来例の縦断面図
符号の説明
10…冷蔵庫本体(貯蔵庫本体) 10A…(冷蔵庫本体10の)背面 15…機械室 16B…後面パネル 17…排気口 20…冷凍装置 22…凝縮器 22A…凝縮器ファン 26…ドレンパン 30…冷却器 34…ドレン管 40…蒸発皿 47…蒸発皿ヒータ(加熱手段) 50…上面開口部 60…カバー 60A…(カバー60の)正面板 60B…(カバー60の)側面板 61…(カバー60の)上面板 62…蒸気出口 63…係止部材(係止部) 64…水平部 W…除霜水

Claims (1)

  1. 冷却器からの除霜水を溜めて加熱手段により蒸発させる蒸発皿が、貯蔵庫本体の背面に設けられた冷却貯蔵庫であって、
    前記蒸発皿の上面開口部を覆うカバーが備えられ、このカバーは、上面側に蒸気出口が設けられた下面開口の箱形をなし、かつ外周面に係止部が突設されてこの係止部が前記蒸発皿の開口縁に係止されることにより、下端部が前記蒸発皿の開口縁の内側に延出して支持されており、
    かつ前記貯蔵庫本体の上面には機械室が設けられ、この機械室内には、空冷式の凝縮器を備えて前記冷却器と循環接続された冷凍装置が設置され、前記凝縮器を冷却した後の排気が前記機械室の後面に設けられた排気口から排出されるようになっており、前記蒸発皿の前記カバーの上面側が、前記排気口の下縁付近にまで立ち上がって設けられていることを特徴とする冷却貯蔵庫。
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