JPH1019449A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
冷却貯蔵庫Info
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- JPH1019449A JPH1019449A JP17637696A JP17637696A JPH1019449A JP H1019449 A JPH1019449 A JP H1019449A JP 17637696 A JP17637696 A JP 17637696A JP 17637696 A JP17637696 A JP 17637696A JP H1019449 A JPH1019449 A JP H1019449A
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- condenser
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D21/00—Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
- F25D21/14—Collecting or removing condensed and defrost water; Drip trays
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D23/00—General constructional features
- F25D23/003—General constructional features for cooling refrigerating machinery
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25D2321/14—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
- F25D2321/141—Removal by evaporation
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- F25D2321/1442—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the construction of drip water collection pans outside a refrigerator
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- F25D2323/00—General constructional features not provided for in other groups of this subclass
- F25D2323/002—Details for cooling refrigerating machinery
- F25D2323/0026—Details for cooling refrigerating machinery characterised by the incoming air flow
- F25D2323/00264—Details for cooling refrigerating machinery characterised by the incoming air flow through the front bottom part
-
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- F25D2323/002—Details for cooling refrigerating machinery
- F25D2323/0027—Details for cooling refrigerating machinery characterised by the out-flowing air
- F25D2323/00271—Details for cooling refrigerating machinery characterised by the out-flowing air from the back bottom
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- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】 蒸発皿からドレーン水を蒸発させる能力
の高い冷却貯蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷却貯蔵庫(1)は、貯蔵室(4)の下
側に機械室(7)を備えている。そして、機械室には、
手前側にドレーン水が流入する蒸発皿(11)が、この
蒸発皿の奥側に凝縮器(17)および凝縮器用送風機
(18)が配置されている。また、蒸発皿は、左右方向
の幅が、前後方向の奥行きよりも長く形成され、かつ、
凝縮器に冷媒を吐出する圧縮機(19)が、凝縮器の左
側または右側の一方の側に配置されている。そして、凝
縮器用送風機が、空気を機械室の手前側から吸い込み、
機械室の奥側から外へ排出しており、この空気の流れ上
に、蒸発皿および凝縮器が配置されている。
の高い冷却貯蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷却貯蔵庫(1)は、貯蔵室(4)の下
側に機械室(7)を備えている。そして、機械室には、
手前側にドレーン水が流入する蒸発皿(11)が、この
蒸発皿の奥側に凝縮器(17)および凝縮器用送風機
(18)が配置されている。また、蒸発皿は、左右方向
の幅が、前後方向の奥行きよりも長く形成され、かつ、
凝縮器に冷媒を吐出する圧縮機(19)が、凝縮器の左
側または右側の一方の側に配置されている。そして、凝
縮器用送風機が、空気を機械室の手前側から吸い込み、
機械室の奥側から外へ排出しており、この空気の流れ上
に、蒸発皿および凝縮器が配置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯蔵室内や冷却器
からのドレーン水が流入する蒸発皿を備えている冷凍冷
蔵ショーケースや冷蔵庫などの冷却貯蔵庫に関する。
からのドレーン水が流入する蒸発皿を備えている冷凍冷
蔵ショーケースや冷蔵庫などの冷却貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の冷却貯蔵庫は、たとえば特
公昭52−22711号公報(F25D21/14)な
どに記載されている。この様な冷却貯蔵庫は、図5ない
し図7に示す様な構造をしている。図5は従来の冷却貯
蔵庫の機械室の説明図で、(a)が平面図、(b)が前
面パネルを外した状態における正面図である。図6は図
5(a)のVI断面における蒸発皿の断面図である。図7
は図5(a)の VII断面における蒸発皿および排水皿の
断面図である。
公昭52−22711号公報(F25D21/14)な
どに記載されている。この様な冷却貯蔵庫は、図5ない
し図7に示す様な構造をしている。図5は従来の冷却貯
蔵庫の機械室の説明図で、(a)が平面図、(b)が前
面パネルを外した状態における正面図である。図6は図
5(a)のVI断面における蒸発皿の断面図である。図7
は図5(a)の VII断面における蒸発皿および排水皿の
断面図である。
【0003】この図5において、冷却貯蔵庫の機械室0
1には、手前側に凝縮器02が、その後方に凝縮器用送
風機03が、さらにその後方にディスーパータイプの圧
縮機04が配置されており、凝縮器用送風機03が稼働
すると、手前側から奥側に送風して、凝縮器02および
圧縮機04を空冷している。そして、凝縮器02および
圧縮機04の横側に、蒸発皿07および排水皿08が配
置されている。
1には、手前側に凝縮器02が、その後方に凝縮器用送
風機03が、さらにその後方にディスーパータイプの圧
縮機04が配置されており、凝縮器用送風機03が稼働
すると、手前側から奥側に送風して、凝縮器02および
圧縮機04を空冷している。そして、凝縮器02および
圧縮機04の横側に、蒸発皿07および排水皿08が配
置されている。
【0004】この蒸発皿07には、冷却貯蔵庫の貯蔵室
を冷却している冷却器からの除霜水や貯蔵室などで発生
する結露水などのドレーン水が流入して、溜められてい
る。この蒸発皿07に溜められているドレーン水の蒸発
を促進するために、圧縮機04から凝縮器02への配管
010が、蒸発皿07に配設されている。この配管01
0には、圧縮機04から吐出される高圧高温の冷媒が流
れており、この高温の冷媒で、蒸発皿07に溜められて
いるドレーン水が加熱されて、蒸発が促進されている。
この配管010を固定する取り付け金具012は、蒸発
皿07にビス止めされている。
を冷却している冷却器からの除霜水や貯蔵室などで発生
する結露水などのドレーン水が流入して、溜められてい
る。この蒸発皿07に溜められているドレーン水の蒸発
を促進するために、圧縮機04から凝縮器02への配管
010が、蒸発皿07に配設されている。この配管01
0には、圧縮機04から吐出される高圧高温の冷媒が流
れており、この高温の冷媒で、蒸発皿07に溜められて
いるドレーン水が加熱されて、蒸発が促進されている。
この配管010を固定する取り付け金具012は、蒸発
皿07にビス止めされている。
【0005】そして、蒸発皿07に大量のドレーン水が
溜まると、オーバーフローパイプ014を通って、排水
皿08に排水される。ドレーン水が排水皿08に溜まる
と、適宜、排水皿08を機械室01から取り出して、棄
てられている。
溜まると、オーバーフローパイプ014を通って、排水
皿08に排水される。ドレーン水が排水皿08に溜まる
と、適宜、排水皿08を機械室01から取り出して、棄
てられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、夏場などの
高温多湿の時には、蒸発皿07に大量のドレーン水が流
入し、オーバーフローパイプ014を通って、排水皿0
8に流れ込んでいる。したがって、1日に、1〜2回
程、人手で排水皿08に溜まったドレーン水を棄てる必
要があり、手間がかかっている。特に、凝縮器用送風機
03が生じさせる風が、蒸発皿07には余り当たらず、
蒸発皿07からドレーン水が蒸発することが少ない。そ
の結果、蒸発皿07から排水皿08に流入するドレーン
水の量が多くなり、頻繁に排水皿08のドレーン水を棄
てる必要がある。
高温多湿の時には、蒸発皿07に大量のドレーン水が流
入し、オーバーフローパイプ014を通って、排水皿0
8に流れ込んでいる。したがって、1日に、1〜2回
程、人手で排水皿08に溜まったドレーン水を棄てる必
要があり、手間がかかっている。特に、凝縮器用送風機
03が生じさせる風が、蒸発皿07には余り当たらず、
蒸発皿07からドレーン水が蒸発することが少ない。そ
の結果、蒸発皿07から排水皿08に流入するドレーン
水の量が多くなり、頻繁に排水皿08のドレーン水を棄
てる必要がある。
【0007】また、蒸発皿07の蒸発を促進する配管0
10は、銅製であり、ドレーン水につかっていると、浸
食される。そこで、防食のために、各種コーティングが
施されている。しかしながら、このコーティングによ
り、配管010からドレーン水への熱伝導が妨げられ、
ドレーン水の温度があまり上昇せず、ドレーン水の蒸発
量が少なくなる。しかも、このコーティングにピンホー
ルなどが生じ、配管010が腐食して、配管010から
冷媒が漏れることがある。さらに、配管010は取り付
け金具012などで蒸発皿07に固定されており、配管
010を取り付け金具012に取り付けたり、取り外し
たりする作業に手間がかかる。その結果、蒸発皿07の
清掃作業も困難である。
10は、銅製であり、ドレーン水につかっていると、浸
食される。そこで、防食のために、各種コーティングが
施されている。しかしながら、このコーティングによ
り、配管010からドレーン水への熱伝導が妨げられ、
ドレーン水の温度があまり上昇せず、ドレーン水の蒸発
量が少なくなる。しかも、このコーティングにピンホー
ルなどが生じ、配管010が腐食して、配管010から
冷媒が漏れることがある。さらに、配管010は取り付
け金具012などで蒸発皿07に固定されており、配管
010を取り付け金具012に取り付けたり、取り外し
たりする作業に手間がかかる。その結果、蒸発皿07の
清掃作業も困難である。
【0008】また、ドレーン水の蒸発は蒸発皿07の上
面からのみ行われており、ドレーン水の処理能力が小さ
い。
面からのみ行われており、ドレーン水の処理能力が小さ
い。
【0009】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、蒸発皿からドレーン水を蒸発させる能力の
高い冷却貯蔵庫を提供することを目的とする。
めのもので、蒸発皿からドレーン水を蒸発させる能力の
高い冷却貯蔵庫を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却貯蔵庫
(1)は、貯蔵室(4)の下側に機械室(7)を備えて
いる。そして、前記目的を達成するために、機械室に
は、手前側にドレーン水が流入する蒸発皿(11)が、
この蒸発皿の奥側に凝縮器(17)および凝縮器用送風
機(18)が配置されている。また、前記蒸発皿は、左
右方向の幅が、前後方向の奥行きよりも長く形成され、
かつ、凝縮器に冷媒を吐出する圧縮機(19)が、凝縮
器の左側または右側の一方の側に配置されている。そし
て、凝縮器用送風機が、空気を機械室の手前側から吸い
込み、機械室の奥側から外へ排出しており、この空気の
流れ上に、蒸発皿および凝縮器が配置されている。
(1)は、貯蔵室(4)の下側に機械室(7)を備えて
いる。そして、前記目的を達成するために、機械室に
は、手前側にドレーン水が流入する蒸発皿(11)が、
この蒸発皿の奥側に凝縮器(17)および凝縮器用送風
機(18)が配置されている。また、前記蒸発皿は、左
右方向の幅が、前後方向の奥行きよりも長く形成され、
かつ、凝縮器に冷媒を吐出する圧縮機(19)が、凝縮
器の左側または右側の一方の側に配置されている。そし
て、凝縮器用送風機が、空気を機械室の手前側から吸い
込み、機械室の奥側から外へ排出しており、この空気の
流れ上に、蒸発皿および凝縮器が配置されている。
【0011】また、圧縮機から凝縮器への配管(21)
が、蒸発皿に配設されており、この蒸発皿に配設されて
いる配管が鉄鋼により形成されており、かつ、蒸発皿に
は、前記配管を磁気吸着する磁石(23)が取り付けら
れている場合がある。
が、蒸発皿に配設されており、この蒸発皿に配設されて
いる配管が鉄鋼により形成されており、かつ、蒸発皿に
は、前記配管を磁気吸着する磁石(23)が取り付けら
れている場合がある。
【0012】さらに、蒸発皿の下方には排水皿(12)
が配置されているとともに、蒸発皿にはオーバーフロー
パイプ(27,29)が複数設けられており、かつ、蒸
発皿の下面およびオーバーフローパイプの下端には、水
を吸い込んで蒸発を促進させる蒸発促進材(31)が設
けられている場合がある。
が配置されているとともに、蒸発皿にはオーバーフロー
パイプ(27,29)が複数設けられており、かつ、蒸
発皿の下面およびオーバーフローパイプの下端には、水
を吸い込んで蒸発を促進させる蒸発促進材(31)が設
けられている場合がある。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明における冷却貯蔵庫
の実施の一形態を図1ないし図4を用いて説明する。図
1は本発明における冷却貯蔵庫の斜視図である。図2は
図1の機械室の説明図で、(a)が平面図、(b)が前
面パネルを外した状態における正面図である。図3は図
2(a)の III断面における蒸発皿の断面図である。図
4は図2(a)のIV断面における蒸発皿および排水皿の
断面図である。
の実施の一形態を図1ないし図4を用いて説明する。図
1は本発明における冷却貯蔵庫の斜視図である。図2は
図1の機械室の説明図で、(a)が平面図、(b)が前
面パネルを外した状態における正面図である。図3は図
2(a)の III断面における蒸発皿の断面図である。図
4は図2(a)のIV断面における蒸発皿および排水皿の
断面図である。
【0014】冷却貯蔵庫である冷蔵オープンショーケー
ス1の上部には、複数段の陳列棚3を具備する貯蔵室と
しての陳列室4が配置され、この陳列室4の下方には機
械室7が配置されている。この機械室7の前面開口は、
前面パネル8で開閉自在に覆われている。この前面パネ
ル8の下端と、機械室7との間には隙間が形成されてお
り、この隙間から機械室7内へ空気が流入することがで
きる。
ス1の上部には、複数段の陳列棚3を具備する貯蔵室と
しての陳列室4が配置され、この陳列室4の下方には機
械室7が配置されている。この機械室7の前面開口は、
前面パネル8で開閉自在に覆われている。この前面パネ
ル8の下端と、機械室7との間には隙間が形成されてお
り、この隙間から機械室7内へ空気が流入することがで
きる。
【0015】また、機械室7の内部には、右側の手前側
に蒸発皿11および排水皿12が設けられており、この
蒸発皿11および排水皿12の奥側に凝縮器17が、さ
らに奥側に凝縮器用送風機18が配置されている。ま
た、凝縮器17の横側すなわち機械室7の左側にはリキ
ッドインジェクションタイプの圧縮機19が設けられて
いる。そして、凝縮器用送風機18は図2(a)に図示
するように、前面パネル8の下端の隙間から空気を吸い
込んで、機械室7の後面から排出しており、一直線状に
送風して、凝縮器17を空冷している。この凝縮器17
および圧縮機19は、陳列室4を冷却する冷却器(図示
しない)とともに、冷凍サイクルを構成している。すな
わち、冷却器の出口と圧縮機19の吸い込み口19aと
は銅管などの配管で接続されており、圧縮機19の吐出
口19bには、ステンレスや鉄などの鉄鋼により形成さ
れた管すなわち磁性材からなる加熱用の配管21が接続
されている。この加熱用の配管21は蒸発皿11の上面
を蛇行した後、凝縮器17の入口17aに接続されてい
る。そして、凝縮器17の出口17bは、図示しないキ
ャピラリーチューブなどを介して、冷却器の入口に接続
されている。
に蒸発皿11および排水皿12が設けられており、この
蒸発皿11および排水皿12の奥側に凝縮器17が、さ
らに奥側に凝縮器用送風機18が配置されている。ま
た、凝縮器17の横側すなわち機械室7の左側にはリキ
ッドインジェクションタイプの圧縮機19が設けられて
いる。そして、凝縮器用送風機18は図2(a)に図示
するように、前面パネル8の下端の隙間から空気を吸い
込んで、機械室7の後面から排出しており、一直線状に
送風して、凝縮器17を空冷している。この凝縮器17
および圧縮機19は、陳列室4を冷却する冷却器(図示
しない)とともに、冷凍サイクルを構成している。すな
わち、冷却器の出口と圧縮機19の吸い込み口19aと
は銅管などの配管で接続されており、圧縮機19の吐出
口19bには、ステンレスや鉄などの鉄鋼により形成さ
れた管すなわち磁性材からなる加熱用の配管21が接続
されている。この加熱用の配管21は蒸発皿11の上面
を蛇行した後、凝縮器17の入口17aに接続されてい
る。そして、凝縮器17の出口17bは、図示しないキ
ャピラリーチューブなどを介して、冷却器の入口に接続
されている。
【0016】そして、蒸発皿11および排水皿12は、
上から見て略長方形をしており、左右方向の横幅が、前
後方向の奥行きよりも長く形成されている。そして、蒸
発皿11が排水皿12の上方に配置されており、この蒸
発皿11の上面には、永久磁石23が接着または嵌め込
みなどにより固定されている。この永久磁石23に、前
述の加熱用の配管21が磁気吸着されて着脱自在に固定
されている。また、蒸発皿11の上方には、陳列室4な
どの結露水や冷却器の除霜水などのドレーン水が排出さ
れる排水管25が配置されている。
上から見て略長方形をしており、左右方向の横幅が、前
後方向の奥行きよりも長く形成されている。そして、蒸
発皿11が排水皿12の上方に配置されており、この蒸
発皿11の上面には、永久磁石23が接着または嵌め込
みなどにより固定されている。この永久磁石23に、前
述の加熱用の配管21が磁気吸着されて着脱自在に固定
されている。また、蒸発皿11の上方には、陳列室4な
どの結露水や冷却器の除霜水などのドレーン水が排出さ
れる排水管25が配置されている。
【0017】さらに、蒸発皿11には、複数たとえば3
本のオーバーフローパイプ27,28,29が一体に形
成されて設けられている。このオーバーフローパイプ2
7,28,29は、蒸発皿11の水位が上昇して、所定
の水位すなわちオーバーフロー水位を越すと、蒸発皿1
1に溜まっている水を、排水皿12に排出する。ところ
で、両端のオーバーフローパイプ27,29は、中央の
オーバーフローパイプ28よりも短く形成されており、
両端のオーバーフローパイプ27,29のオーバーフロ
ー水位は、中央のオーバーフローパイプ28のオーバー
フロー水位よりも低くなっており、オーバーフロー水位
が異なっている。そして、両端のオーバーフローパイプ
27,29の下端には、スポンジなどの微多孔質の材質
や、布や、不織布などの蒸発促進材31が設けられてお
り、この蒸発促進材31が両端のオーバーフローパイプ
27,29の下端の開口を覆っている。この蒸発促進材
31は蒸発皿11の下面に延在して設けられている。な
お、中央のオーバーフローパイプ28の下端には蒸発促
進材31は設けられておらず、下端の開口は開放してい
る。
本のオーバーフローパイプ27,28,29が一体に形
成されて設けられている。このオーバーフローパイプ2
7,28,29は、蒸発皿11の水位が上昇して、所定
の水位すなわちオーバーフロー水位を越すと、蒸発皿1
1に溜まっている水を、排水皿12に排出する。ところ
で、両端のオーバーフローパイプ27,29は、中央の
オーバーフローパイプ28よりも短く形成されており、
両端のオーバーフローパイプ27,29のオーバーフロ
ー水位は、中央のオーバーフローパイプ28のオーバー
フロー水位よりも低くなっており、オーバーフロー水位
が異なっている。そして、両端のオーバーフローパイプ
27,29の下端には、スポンジなどの微多孔質の材質
や、布や、不織布などの蒸発促進材31が設けられてお
り、この蒸発促進材31が両端のオーバーフローパイプ
27,29の下端の開口を覆っている。この蒸発促進材
31は蒸発皿11の下面に延在して設けられている。な
お、中央のオーバーフローパイプ28の下端には蒸発促
進材31は設けられておらず、下端の開口は開放してい
る。
【0018】そして、冷凍サイクルが稼働すると、圧縮
機19は冷却器から戻ってきた気体状の冷媒を吸引し、
この冷媒を圧縮して、約70℃から80℃の高温高圧の
冷媒にして吐出口19bから吐出している。この高温高
圧の冷媒は、加熱用の配管21を流れて、蒸発皿11に
溜まっているドレーン水を加熱して、蒸発を促進してい
る。そして、冷媒は加熱用の配管21から凝縮器17に
流入し、空冷されて、温度が低下し、ついで、キャピラ
リーチューブなどを介して液化した状態で冷却器に流入
する。この冷却器で、冷媒は気化して周囲の熱を奪い、
陳列室4を冷却している。そして、気化した冷媒は再び
圧縮機19に吸い込まれる。
機19は冷却器から戻ってきた気体状の冷媒を吸引し、
この冷媒を圧縮して、約70℃から80℃の高温高圧の
冷媒にして吐出口19bから吐出している。この高温高
圧の冷媒は、加熱用の配管21を流れて、蒸発皿11に
溜まっているドレーン水を加熱して、蒸発を促進してい
る。そして、冷媒は加熱用の配管21から凝縮器17に
流入し、空冷されて、温度が低下し、ついで、キャピラ
リーチューブなどを介して液化した状態で冷却器に流入
する。この冷却器で、冷媒は気化して周囲の熱を奪い、
陳列室4を冷却している。そして、気化した冷媒は再び
圧縮機19に吸い込まれる。
【0019】また、陳列室4で発生した結露水や、冷却
器の除霜水などのドレーン水は、排水管25を通って、
蒸発皿11に流れ込む。この蒸発皿11において、前述
のように、ドレーン水は加熱用の配管21で加熱されて
おり、かつ、凝縮器用送風機18が発生させる風が当た
り、ドレーン水は多量に蒸発している。ところで、排水
管25からの流入量が、蒸発量よりも多いと、段々と水
位が上昇し、両端のオーバーフローパイプ27,29の
オーバーフロー水位に達する。すると、ドレーン水は、
この両端のオーバーフローパイプ27,29を通って落
下する。この両端のオーバーフローパイプ27,29の
下端の開口は、蒸発促進材31で覆われており、ドレー
ン水は蒸発促進材31に吸い込まれる。この蒸発促進材
31にも、凝縮器用送風機18が発生させる風が当たっ
ており、ドレーン水は蒸発促進材31においても多量に
蒸発している。そして、蒸発しなかったドレーン水は、
排水皿12に落下する。排水皿12においても、ドレー
ン水は蒸発するが、排水皿12にドレーン水が大量に溜
まると、排水皿12を機械室7から取り出して、ドレー
ン水を棄てる。
器の除霜水などのドレーン水は、排水管25を通って、
蒸発皿11に流れ込む。この蒸発皿11において、前述
のように、ドレーン水は加熱用の配管21で加熱されて
おり、かつ、凝縮器用送風機18が発生させる風が当た
り、ドレーン水は多量に蒸発している。ところで、排水
管25からの流入量が、蒸発量よりも多いと、段々と水
位が上昇し、両端のオーバーフローパイプ27,29の
オーバーフロー水位に達する。すると、ドレーン水は、
この両端のオーバーフローパイプ27,29を通って落
下する。この両端のオーバーフローパイプ27,29の
下端の開口は、蒸発促進材31で覆われており、ドレー
ン水は蒸発促進材31に吸い込まれる。この蒸発促進材
31にも、凝縮器用送風機18が発生させる風が当たっ
ており、ドレーン水は蒸発促進材31においても多量に
蒸発している。そして、蒸発しなかったドレーン水は、
排水皿12に落下する。排水皿12においても、ドレー
ン水は蒸発するが、排水皿12にドレーン水が大量に溜
まると、排水皿12を機械室7から取り出して、ドレー
ン水を棄てる。
【0020】また、蒸発促進材31が経時変化し硬化し
て、ドレーン水の吸い込み性が劣化したり、ゴミなどに
より目詰まりして、両端のオーバーフローパイプ27,
29からドレーン水が流れ落ち難くなることがある。そ
の際には、蒸発皿11内のドレーン水の水位が上昇す
る。そして、中央のオーバーフローパイプ28のオーバ
ーフロー水位を越えると、蒸発皿11のドレーン水は、
中央のオーバーフローパイプ28から排水皿12に流れ
落ちる。
て、ドレーン水の吸い込み性が劣化したり、ゴミなどに
より目詰まりして、両端のオーバーフローパイプ27,
29からドレーン水が流れ落ち難くなることがある。そ
の際には、蒸発皿11内のドレーン水の水位が上昇す
る。そして、中央のオーバーフローパイプ28のオーバ
ーフロー水位を越えると、蒸発皿11のドレーン水は、
中央のオーバーフローパイプ28から排水皿12に流れ
落ちる。
【0021】この様に、実施の形態では、蒸発皿11、
凝縮器17および凝縮器用送風機18は、手前側から奥
側に向かって、一列に並んで配列されており、凝縮器用
送風機18が発生させる風が、蒸発皿11および凝縮器
17にスムーズに流れることができ、蒸発皿11の蒸発
を促進するとともに、凝縮器17の空冷を効率よく行う
ことができる。しかも、凝縮器用送風機18は凝縮器1
7の奥側に配置され、機械室7の一番奥に配置されてい
るので、凝縮器用送風機18の騒音が、機械室7の前面
から漏れることが少なくなる。
凝縮器17および凝縮器用送風機18は、手前側から奥
側に向かって、一列に並んで配列されており、凝縮器用
送風機18が発生させる風が、蒸発皿11および凝縮器
17にスムーズに流れることができ、蒸発皿11の蒸発
を促進するとともに、凝縮器17の空冷を効率よく行う
ことができる。しかも、凝縮器用送風機18は凝縮器1
7の奥側に配置され、機械室7の一番奥に配置されてい
るので、凝縮器用送風機18の騒音が、機械室7の前面
から漏れることが少なくなる。
【0022】また、圧縮機19には、凝縮器用送風機1
8の風が当たりにくくなり、圧縮機19の空冷効率が落
ちるが、圧縮機19を従来のディスーパータイプではな
く、発熱量の少ないリキッドインジェクションタイプを
採用しているので、圧縮機19の温度の上昇を抑えるこ
とができる。
8の風が当たりにくくなり、圧縮機19の空冷効率が落
ちるが、圧縮機19を従来のディスーパータイプではな
く、発熱量の少ないリキッドインジェクションタイプを
採用しているので、圧縮機19の温度の上昇を抑えるこ
とができる。
【0023】蒸発皿11に溜まったドレーン水を加熱す
る加熱用の配管21は、ステンレス管であるので、コー
ティングが不要で、地肌のままであり、コーティングが
必要な銅管よりも熱伝導率を向上させることができる。
しかも、コーティングにピンホールなどができて腐食す
ることがない。
る加熱用の配管21は、ステンレス管であるので、コー
ティングが不要で、地肌のままであり、コーティングが
必要な銅管よりも熱伝導率を向上させることができる。
しかも、コーティングにピンホールなどができて腐食す
ることがない。
【0024】しかも、加熱用の配管21は蒸発皿11内
に配置されており、ドレーン水に直接接触しているの
で、加熱効率が高い。ところで、加熱用の配管21を蒸
発皿11の下面などの外面に取り付けると、蒸発皿11
を介して、ドレーン水を加熱することになり、加熱効率
が低下する。
に配置されており、ドレーン水に直接接触しているの
で、加熱効率が高い。ところで、加熱用の配管21を蒸
発皿11の下面などの外面に取り付けると、蒸発皿11
を介して、ドレーン水を加熱することになり、加熱効率
が低下する。
【0025】そして、オーバーフローパイプの下端には
蒸発促進材31が設けられているので、オーバーフロー
パイプから流れ落ちたドレーン水は、蒸発促進材31に
吸い込まれ、蒸発することができる。しかも、この蒸発
促進材31は蒸発皿11の下面に延在しているので、大
きな面積で、蒸発することができる。そして、蒸発皿1
1の下面は、凝縮器用送風機18の風がよく通る場所で
あるので、蒸発効率が向上する。
蒸発促進材31が設けられているので、オーバーフロー
パイプから流れ落ちたドレーン水は、蒸発促進材31に
吸い込まれ、蒸発することができる。しかも、この蒸発
促進材31は蒸発皿11の下面に延在しているので、大
きな面積で、蒸発することができる。そして、蒸発皿1
1の下面は、凝縮器用送風機18の風がよく通る場所で
あるので、蒸発効率が向上する。
【0026】ところで、蒸発皿11のドレーン水は、加
熱用の配管21により加熱されているが、逆に、加熱用
の配管21内に流れる冷媒は、このドレーン水により冷
却されている。したがって、蒸発皿11のドレーン水が
無くなると、加熱用の配管21の冷媒の冷却が不足する
ことがある。そこで、この実施の形態においては、オー
バーフローパイプを通ってきたドレーン水の蒸発を蒸発
促進材31で促進している。すなわち、蒸発皿11の水
位がオーバーフロー水位を越した際にのみ、ドレーン水
の蒸発を促進しており、蒸発皿11に溜まっているドレ
ーン水を必要以上に蒸発させることがない。その結果、
蒸発皿11のドレーン水の水位は適当な位置を維持する
ことができ、加熱用の配管21内の冷媒の冷却を効率よ
く行うことができる。
熱用の配管21により加熱されているが、逆に、加熱用
の配管21内に流れる冷媒は、このドレーン水により冷
却されている。したがって、蒸発皿11のドレーン水が
無くなると、加熱用の配管21の冷媒の冷却が不足する
ことがある。そこで、この実施の形態においては、オー
バーフローパイプを通ってきたドレーン水の蒸発を蒸発
促進材31で促進している。すなわち、蒸発皿11の水
位がオーバーフロー水位を越した際にのみ、ドレーン水
の蒸発を促進しており、蒸発皿11に溜まっているドレ
ーン水を必要以上に蒸発させることがない。その結果、
蒸発皿11のドレーン水の水位は適当な位置を維持する
ことができ、加熱用の配管21内の冷媒の冷却を効率よ
く行うことができる。
【0027】また、蒸発促進材31が目詰まりしたりし
ても、複数のオーバーフローパイプの一部には、蒸発促
進材31が設けられておらず、下端が開放しているの
で、この下端が開放しているオーバーフローパイプから
排水皿12に落下する。したがって、蒸発皿11の上端
部からドレーン水が溢れることが少ない。しかも、下端
が開放しているオーバーフローパイプのオーバーフロー
水位は、下端が蒸発促進材で覆われているオーバーフロ
ーパイプのオーバーフロー水位よりも高いので、常時
は、下端が蒸発促進材で覆われているオーバーフローパ
イプを通って、排水皿12に落下しており、蒸発促進材
で多量のドレーン水を蒸発させることができる。
ても、複数のオーバーフローパイプの一部には、蒸発促
進材31が設けられておらず、下端が開放しているの
で、この下端が開放しているオーバーフローパイプから
排水皿12に落下する。したがって、蒸発皿11の上端
部からドレーン水が溢れることが少ない。しかも、下端
が開放しているオーバーフローパイプのオーバーフロー
水位は、下端が蒸発促進材で覆われているオーバーフロ
ーパイプのオーバーフロー水位よりも高いので、常時
は、下端が蒸発促進材で覆われているオーバーフローパ
イプを通って、排水皿12に落下しており、蒸発促進材
で多量のドレーン水を蒸発させることができる。
【0028】さらに、加熱用の配管21は固定されてい
るので、圧縮機19の振動で加熱用の配管21が振動し
て、加熱用の配管21と蒸発皿11とが接触しても、振
動音などの騒音の発生が少ない。しかも、加熱用の配管
21は蒸発皿11に永久磁石23で磁気吸着されて固定
されているので、着脱が容易である。
るので、圧縮機19の振動で加熱用の配管21が振動し
て、加熱用の配管21と蒸発皿11とが接触しても、振
動音などの騒音の発生が少ない。しかも、加熱用の配管
21は蒸発皿11に永久磁石23で磁気吸着されて固定
されているので、着脱が容易である。
【0029】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、冷却貯蔵庫は、冷蔵オー
プンショーケースであるが、他の冷却貯蔵庫、たとえ
ば、冷凍庫や、断熱扉が設けられている冷却貯蔵庫など
でも可能である。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、冷却貯蔵庫は、冷蔵オー
プンショーケースであるが、他の冷却貯蔵庫、たとえ
ば、冷凍庫や、断熱扉が設けられている冷却貯蔵庫など
でも可能である。
【0030】(2)実施の形態においては、排水皿12
には、加熱用の配管21が配設されていないが、排水皿
12にも加熱用の配管21を配設することも可能であ
る。その際にも、永久磁石で着脱自在に取り付けること
ができる。
には、加熱用の配管21が配設されていないが、排水皿
12にも加熱用の配管21を配設することも可能であ
る。その際にも、永久磁石で着脱自在に取り付けること
ができる。
【0031】(3)実施の形態においては、圧縮機19
はリキッドインジェクションタイプであるが、たとえ
ば、ディスーパータイプなどの他の形式の圧縮機でも可
能である。しかしながら、発熱量の少ない圧縮機を採用
したほうが良い。 (4)実施の形態においては、オーバーフローパイプは
3本設けられているが、その本数および配置は適宜変更
可能である。
はリキッドインジェクションタイプであるが、たとえ
ば、ディスーパータイプなどの他の形式の圧縮機でも可
能である。しかしながら、発熱量の少ない圧縮機を採用
したほうが良い。 (4)実施の形態においては、オーバーフローパイプは
3本設けられているが、その本数および配置は適宜変更
可能である。
【0032】(5)実施の形態においては、蒸発促進材
31は、両端のオーバーフローパイプ27,29の下端
の開口を完全に覆っているが、完全に覆わないことも可
能で、たとえば、両端のオーバーフローパイプ27,2
9の下端の開口の中央部付近において、蒸発促進材31
に孔が形成されていることも可能である。また、実施の
形態において、蒸発促進材31は蒸発皿11の下面に部
分的に設けられているが、蒸発皿11の下面の略全体に
わたって設けることも可能である。さらに、蒸発促進材
31を蒸発皿11の側面に延在して設けることも可能で
ある。 (6)実施の形態においては、凝縮器用送風機18は凝
縮器17の奥側に配置されているが、凝縮器17の前側
に配置することも可能である。ただし、騒音を考慮する
と、凝縮器用送風機18を後側に配置した方が良い。
31は、両端のオーバーフローパイプ27,29の下端
の開口を完全に覆っているが、完全に覆わないことも可
能で、たとえば、両端のオーバーフローパイプ27,2
9の下端の開口の中央部付近において、蒸発促進材31
に孔が形成されていることも可能である。また、実施の
形態において、蒸発促進材31は蒸発皿11の下面に部
分的に設けられているが、蒸発皿11の下面の略全体に
わたって設けることも可能である。さらに、蒸発促進材
31を蒸発皿11の側面に延在して設けることも可能で
ある。 (6)実施の形態においては、凝縮器用送風機18は凝
縮器17の奥側に配置されているが、凝縮器17の前側
に配置することも可能である。ただし、騒音を考慮する
と、凝縮器用送風機18を後側に配置した方が良い。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、凝縮器用送風機が、空
気を機械室の手前側から吸い込み、機械室の奥側から外
へ排出しており、この空気の流れ上に、蒸発皿および凝
縮器が配置されている。したがって、凝縮器用送風機が
発生する風はスムーズに流れるとともに、蒸発皿に当た
り、蒸発皿に溜まっているドレーン水を効率よく蒸発さ
せることができる。しかも、圧縮機が、凝縮器の左側ま
たは右側の一方の側に配置されているので、奥行きの小
さな機械室においても、圧縮機の配置スペースに妨げら
れずに、蒸発皿、凝縮器および凝縮器用送風機を手前側
から奥側の方向へ並べて配置することができる。さら
に、蒸発皿が一番手前に配置されているので、蒸発皿の
清掃などを容易に行うことができる。そして、凝縮器を
空冷した温かい空気は、機械室の奥側から外へ排出され
ているので、購買客のいる前面側に生暖かい空気が排出
されることがない。したがって、購買客に不快感を与え
ることが少なくなる。
気を機械室の手前側から吸い込み、機械室の奥側から外
へ排出しており、この空気の流れ上に、蒸発皿および凝
縮器が配置されている。したがって、凝縮器用送風機が
発生する風はスムーズに流れるとともに、蒸発皿に当た
り、蒸発皿に溜まっているドレーン水を効率よく蒸発さ
せることができる。しかも、圧縮機が、凝縮器の左側ま
たは右側の一方の側に配置されているので、奥行きの小
さな機械室においても、圧縮機の配置スペースに妨げら
れずに、蒸発皿、凝縮器および凝縮器用送風機を手前側
から奥側の方向へ並べて配置することができる。さら
に、蒸発皿が一番手前に配置されているので、蒸発皿の
清掃などを容易に行うことができる。そして、凝縮器を
空冷した温かい空気は、機械室の奥側から外へ排出され
ているので、購買客のいる前面側に生暖かい空気が排出
されることがない。したがって、購買客に不快感を与え
ることが少なくなる。
【0034】また、圧縮機から凝縮器への配管が、蒸発
皿に配設されており、この蒸発皿に配設されている配管
が鉄鋼により形成されており、かつ、蒸発皿には、前記
配管を磁気吸着する磁石が取り付けられている場合があ
る。この場合には、前記配管を蒸発皿に取り付けたり、
取り外したりする作業が容易となる。したがって、蒸発
皿および前記配管の清掃が容易である。
皿に配設されており、この蒸発皿に配設されている配管
が鉄鋼により形成されており、かつ、蒸発皿には、前記
配管を磁気吸着する磁石が取り付けられている場合があ
る。この場合には、前記配管を蒸発皿に取り付けたり、
取り外したりする作業が容易となる。したがって、蒸発
皿および前記配管の清掃が容易である。
【0035】さらに、蒸発皿の下方には排水皿が配置さ
れているとともに、蒸発皿にはオーバーフローパイプが
複数設けられており、かつ、蒸発皿の下面およびオーバ
ーフローパイプの下端には、水を吸い込んで蒸発を促進
させる蒸発促進材が設けられている場合がある。この場
合には、オーバーフローパイプを通って来たドレーン水
は、蒸発促進材に吸い込まれ、蒸発促進材において蒸発
することができる。したがって、ドレーン水は蒸発皿の
上面だけでなく、下面からも蒸発することができ、蒸発
面積が増大し、蒸発効率が向上する。その結果、排水皿
に落下するドレーン水の量が減少し、排水皿のドレーン
水を棄てる作業の回数を減少させることができる。
れているとともに、蒸発皿にはオーバーフローパイプが
複数設けられており、かつ、蒸発皿の下面およびオーバ
ーフローパイプの下端には、水を吸い込んで蒸発を促進
させる蒸発促進材が設けられている場合がある。この場
合には、オーバーフローパイプを通って来たドレーン水
は、蒸発促進材に吸い込まれ、蒸発促進材において蒸発
することができる。したがって、ドレーン水は蒸発皿の
上面だけでなく、下面からも蒸発することができ、蒸発
面積が増大し、蒸発効率が向上する。その結果、排水皿
に落下するドレーン水の量が減少し、排水皿のドレーン
水を棄てる作業の回数を減少させることができる。
【図1】図1は本発明における冷却貯蔵庫の斜視図であ
る。
る。
【図2】図2は図1の機械室の説明図で、(a)が平面
図、(b)が前面パネルを外した状態における正面図で
ある。
図、(b)が前面パネルを外した状態における正面図で
ある。
【図3】図3は図2(a)の III断面における蒸発皿の
断面図である。
断面図である。
【図4】図4は図2(a)のIV断面における蒸発皿およ
び排水皿の断面図である。
び排水皿の断面図である。
【図5】図5は従来の冷却貯蔵庫の機械室の説明図で、
(a)が平面図、(b)が前面パネルを外した状態にお
ける正面図である。
(a)が平面図、(b)が前面パネルを外した状態にお
ける正面図である。
【図6】図6は図5(a)のVI断面における蒸発皿の断
面図である。
面図である。
【図7】図7は図5(a)の VII断面における蒸発皿お
よび排水皿の断面図である。
よび排水皿の断面図である。
1 冷蔵オープンショーケース(冷却貯蔵庫) 4 陳列室(貯蔵室) 7 機械室 11 蒸発皿 12 排水皿 17 凝縮器 18 凝縮器用送風機 19 圧縮機 21 加熱用の配管 23 永久磁石 27 オーバーフローパイプ 29 オーバーフローパイプ 31 蒸発促進材
Claims (3)
- 【請求項1】 貯蔵室の下側に機械室を備えた冷却貯蔵
庫において、 前記機械室には、手前側にドレーン水が流入する蒸発皿
が、この蒸発皿の奥側に凝縮器および凝縮器用送風機が
配置されているとともに、 前記蒸発皿は、左右方向の幅が、前後方向の奥行きより
も長く形成され、 かつ、前記凝縮器に冷媒を吐出する圧縮機が前記凝縮器
の左側または右側の一方の側に配置されており、 前記凝縮器用送風機が、空気を機械室の手前側から吸い
込み、機械室の奥側から外へ排出しており、この空気の
流れ上に、蒸発皿および凝縮器が配置されていることを
特徴とする冷却貯蔵庫。 - 【請求項2】 貯蔵室の下側に機械室を備えた冷却貯蔵
庫において、 前記機械室には、ドレーン水が流入する蒸発皿と、凝縮
器と、この凝縮器に冷媒を吐出する圧縮機とが配置され
ており、 前記圧縮機から前記凝縮器への配管が、蒸発皿に配設さ
れており、 この蒸発皿に配設されている配管は鉄鋼により形成され
ており、 かつ、前記蒸発皿には、前記蒸発皿に配設されている配
管を磁気吸着する磁石が取り付けられていることを特徴
とする冷却貯蔵庫。 - 【請求項3】 ドレーン水が流入する蒸発皿と、この蒸
発皿の下方に配置されている排水皿とを備えている冷却
貯蔵庫において、 前記蒸発皿には、オーバーフローパイプが複数設けられ
ており、 かつ、前記蒸発皿の下面および前記オーバーフローパイ
プの下端には、水を吸い込んで蒸発を促進させる蒸発促
進材が設けられていることを特徴とする冷却貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17637696A JPH1019449A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 冷却貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17637696A JPH1019449A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 冷却貯蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1019449A true JPH1019449A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16012558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17637696A Pending JPH1019449A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 冷却貯蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1019449A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009152862A1 (de) * | 2008-06-20 | 2009-12-23 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit verdunstungsschale |
US8418492B2 (en) | 2006-12-22 | 2013-04-16 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh | Condenser for a refrigerator |
DE102012009692A1 (de) * | 2012-05-01 | 2013-11-07 | Liebherr-Hausgeräte Ochsenhausen GmbH | Kühl- und/oder Gefriergerät |
CN104422231A (zh) * | 2013-09-05 | 2015-03-18 | Lg电子株式会社 | 冰箱及其控制方法 |
CN115164497A (zh) * | 2022-07-25 | 2022-10-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 蒸发盘结构、化霜水导流系统、冰箱及控制方法 |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP17637696A patent/JPH1019449A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8418492B2 (en) | 2006-12-22 | 2013-04-16 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh | Condenser for a refrigerator |
WO2009152862A1 (de) * | 2008-06-20 | 2009-12-23 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit verdunstungsschale |
DE102012009692A1 (de) * | 2012-05-01 | 2013-11-07 | Liebherr-Hausgeräte Ochsenhausen GmbH | Kühl- und/oder Gefriergerät |
EP2660542B1 (de) * | 2012-05-01 | 2020-05-13 | Liebherr-Hausgeräte Ochsenhausen GmbH | Kühl-und/oder Gefriergerät |
CN104422231A (zh) * | 2013-09-05 | 2015-03-18 | Lg电子株式会社 | 冰箱及其控制方法 |
CN115164497A (zh) * | 2022-07-25 | 2022-10-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 蒸发盘结构、化霜水导流系统、冰箱及控制方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040914 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040921 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050621 |