JP5294737B2 - 冷却貯蔵庫の排水蒸発装置 - Google Patents

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Description

本発明は、除霜水等の排水を溜めて蒸発させる冷却貯蔵庫の排水蒸発装置に関する。
従来、この種の冷却貯蔵庫の一例として、特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、貯蔵庫本体内の天井部に冷却器が配されてその下面に除霜水を受けるドレンパンが設けられ、同ドレンパンに接続された排水管が、貯蔵庫本体の壁面を貫通して背面に突出するとともに、その下方に、投げ込み式のヒータ(シーズヒータ)が装備された蒸発タンクが取り付けられており、除霜運転が行われると、除霜水がドレンパンで受けられたのち排水管から蒸発タンクに滴下して溜められ、ヒータで加熱されることにより蒸発して排出されるようになっている。
ここでこのような排水蒸発装置では、いわゆる空焚き防止の対策が講じられており、上記従来例では、シーズヒータの上面に対して液体膨張式サーモスタットが直接に装着されており、排水の蒸発が進んでヒータにおけるサーモスタットの装着面が浸漬状態から解除されると、同装着面が急速に温度上昇して所定温度に達した場合にこれを感知することによりサーモスタットが切れ、すなわちヒータへの通電が遮断されるようになっている。そののち装着面が所定温度以下に下がると、サーモスタットが入ってヒータへの通電が可能な状態となる。
特開2008−8533公報
しかしながら、上記のような空焚き防止手段では、蒸発タンク内において排水の貯留と蒸発とが繰り返されることに伴い、排水の水面が、サーモスタットの感温筒と、ヒータとの接触面を上下することになるため、異種金属接触腐食を起こすおそれがあった。
また、サーモスタットが故障したときの補償として温度ヒューズを備える場合もあり、上記従来例では、蒸発タンクの上面開口に被せられた蓋板に温度ヒューズが装着され、その感知温度が所定値に達したら溶断により温度ヒューズが切れ、ヒータへの通電が遮断されるようになっている。
ここで温度ヒューズは、サーモスタットが切れる以前に動作(切れる)してはならず、すなわち温度ヒューズが切れる温度は、サーモスタットの適正な動作温度を所定以上上回っている必要があり、上記のように温度ヒューズが蒸発タンクの蓋板に装着されている場合、同装着部分は、サーモスタットが切れる際には110℃程度に温度上昇していると予想されるから、温度ヒューズの切れる温度は、それよりも所定値以上高い温度に設定する必要がある。
このことはサーモスタットが正常に動作している間、温度ヒューズは110℃程度の高温に繰り返し晒されることになり、これが何回も続くと温度ヒューズ自体が劣化し、適正温度よりも低い温度で溶断するといった誤動作を招くおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、ヒータの劣化を防止し、また保護部材を長期にわたって適正に動作させるところにある。
本発明は、貯蔵庫本体の側面には除霜水等の排水を溜める蒸発タンクが設けられ、この蒸発タンク内の底部に装備されたヒータに通電することにより貯留された排水を加熱して蒸発させる冷却貯蔵庫の排水蒸発装置において、前記蒸発タンクの外面には、感知温度により前記ヒータへの通電路の入り切りを制御する加熱制御部材が装着されるとともに、前記蒸発タンクの近傍にはこの蒸発タンクからの熱移動が可能な伝熱板が配設され、この伝熱板に感知温度により前記通電路を切断する保護部材が装着されているところに特徴を有する。
排水の蒸発が進んで貯留量が減少することに伴い、蒸発タンクにおける加熱制御部材の装着部の温度が所定値を超えると、加熱制御部材の機能によりヒータへの通電が切られ、経時後に同装着部の温度が所定値を下回った状態となると、ヒータへの通電が可能となる。加熱制御部材を蒸発タンクの外面に装着したから、従来の排水中に浸漬されるヒータに対して直接加熱制御部材を装着した場合のように、ヒータが腐食等で劣化することを防止できる。
また、加熱制御部材が故障した場合等の補償として保護部材が備えられ、特にこの保護部材が、蒸発タンクの近傍において同蒸発タンクからの熱移動が可能に設けられた伝熱板に装着された構造となっている。その意図するところは、以下のようである。
このような保護部材を備えた場合に通常考えられる配設構造は、蒸発タンクの外面において加熱制御部材と並べて装着することが挙げられる。保護部材の機能から、その動作温度(切れる温度)は、加熱制御部材の動作温度(切れる温度)よりも所定値高く設定する必要があるが、いわゆる投げ込み式のヒータが装備された蒸発タンクにおいて、同蒸発タンクの外面に加熱制御部材を装着した場合の動作温度(切れる温度)は、100℃を超えた例えば110℃程度とすることが妥当であり、したがって保護部材の動作温度(切れる温度)は、それよりもさらに高い温度となる。このことは逆に、加熱制御部材が正常に動作している間、保護部材は110℃程度の高温に繰り返し晒されることになり、そのため保護部材の早期の劣化を招くおそれがある。
それに対して本発明では、保護部材の装着用部材として、蒸発タンクの熱が直接的に伝導されるのではなく、輻射熱を中心としてほぼ間接的に熱移動される伝熱板を蒸発タンクの近傍に別途に設け、その伝熱板に保護部材を取り付けるようにしている。この構造であると、実質的に蒸発タンクの熱が減衰されて伝熱板に伝達されることになるため、例えば加熱制御部材が故障した等でヒータへの通電が継続されて、蒸発タンクが保護部材を切るべき温度に上昇した場合も、伝熱板は同温度よりも低い温度に上昇することに留まる。したがって、同温度を動作温度(切れる温度)とする保護部材を設けることで、適正なときに保護部材を機能させることができる。またこのように、伝熱板の温度は蒸発タンクの温度よりも低く留められるのであるから、保護部材が高熱に晒されることが回避され、もって保護部材が劣化することが防止される。
ここで、保護部材の劣化防止を図るだけであれば、蒸発タンクからの熱をさらに減衰させて伝熱板をより低温に維持するようにすればよいのであるが、低くし過ぎて、それに対応するように保護部材の動作温度(切れる温度)も低くなり過ぎると、例えば冷却貯蔵庫の機能やその設置環境の関係から、保護部材の装着箇所付近に瞬間的に温風が当たった場合等に、保護部材が誤って切れるおそれもあるため、伝熱板の温度降下を図ることにも限界ある。
以上のような考察のもと、保護部材については、蒸発タンクよりも低温となる箇所で温度感知することが良い一方で、誤動作防止用に動作温度(切れる温度)もある程度の高温とすることが好ましい。そこで本発明は、保護部材が、蒸発タンクの近傍において同蒸発タンクからの熱移動が可能に設けられた伝熱板に装着されている。この構造によれば、伝熱板には蒸発タンクからほぼ間接的に熱移動され、すなわち蒸発タンクの熱が減衰されて伝達されることで、蒸発タンクよりも低温に維持される。一方、伝熱板の配設位置、例えば蒸発タンクとの間の距離や、蒸発タンクと部分的に接触させる等を調整したり、伝熱板自体の伝熱性を変更することで、蒸発タンクから移動する熱の減衰具合が調整でき、ひいては保護部材の動作温度をある程度高温に設定できる。結果、保護部材の劣化が防止できるとともに、周囲温度に起因した誤動作も防止でき、保護部材を長期にわたって適正に動作させることが可能となる。
また、以下のような構成としてもよい。
(1)前記加熱制御部材が前記蒸発タンクの底部の外面に装着されているとともに、前記伝熱板が前記貯蔵庫本体の側面に装着されている。
(2)前記蒸発タンクから前記伝熱板への熱移動手段が輻射熱である。
(3)前記蒸発タンクの底部の端縁と前記伝熱板とが線接触しており、前記蒸発タンクから前記伝熱板への熱移動手段として伝導熱が加えられている。
(4)前記伝熱板の上端部が前記蒸発タンク内の前記ヒータの裏面に対応した位置に配され、この伝熱板の下端部に前記保護部材が装着されている。伝熱板の上端部が加熱されてその熱が下端部に伝導され、保護部材は下端部の温度を感知する。伝熱板を効率良く昇温できる。
(5)前記伝熱板における高さ方向の中央部には、複数の開口部が形成されている。伝熱板の下端部が蒸発タンクの底面よりも下方に突出していると、同下端部は周囲温度の影響を受けやすく、例えば周囲温度が高いと、下端部が早期に昇温して保護部材が誤って動作するおそれがある。本構成では、伝熱板の途中に開口部が形成されていることで、上端部から下端部への熱伝達効率が抑えられ、もって伝熱板の下端部が必要以上に早期に昇温されることが防止される。その結果、保護部材が不適正なタイミングで動作することが防がれる。
(6)前記伝熱板の裏面に断熱材が介装されている。周囲温度が低い場合、貯蔵庫本体が低温となってその影響で伝熱板の昇温が遅れ、結果保護部材の動作が遅れることが懸念される。本構成では、断熱材を介装したことで貯蔵庫本体の低温の影響が伝熱板に及ぶことが抑えられ、伝熱板が適正に昇温することによって、保護部材を適正なタイミングで動作させることができる。
(7)前記貯蔵庫本体の側面には前記蒸発タンクの表面側を覆うカバーが装着され、このカバーの裏面における前記加熱制御部材の装着位置の表面側に対応する位置に、断熱材が装着されている。断熱材が配されていることで、周囲温度の変動に拘わらず加熱制御部材の装着位置の温度が安定化され、加熱制御部材を適正なタイミングで動作させることができる。
本発明によれば、ヒータの劣化を防止できることに加え、保護部材を長期にわたって適正に動作させることが可能となる。
<実施形態>
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図10に基づいて説明する。この実施形態では業務用の縦型冷蔵庫に適用した場合を例示している。
図1及び図2において、冷蔵庫本体10は前面開口の縦長の断熱箱体から構成され、内部が貯蔵室11とされており、貯蔵室11の前面開口部には断熱扉12が開閉可能に装着されている。冷蔵庫本体10の上面には、回りがパネルで囲まれた機械室14が形成され、その中に冷凍装置15が設置されている。冷凍装置15は、圧縮機16、凝縮器ファン17Aを付設した空冷式の凝縮器17等を備え、断熱性の基台18上に取り付けられてユニット化されており、基台18が貯蔵室11の天井壁の窓孔19を塞ぐようにして取り付けられている。
貯蔵室11の天井部分における窓孔19の下面側には、エアダクトを兼ねたドレンパン20が張設され、その上方に冷却器室21が形成されている。ドレンパン20の底面は、奥縁(図1の右側)に向けて下り勾配となるように形成され、手前側の領域に吸込口22が開口されているとともに、奥縁側には吹出口23が切り欠き形成されている。
冷却器室21内には、冷却器25と、吸込口22に臨んで庫内ファン26が装備されている。冷却器25は上記した冷凍装置15と冷媒配管で循環接続され、周知の冷凍サイクルを構成している。
そして、冷凍装置15(圧縮機16)を運転しつつ庫内ファン26を駆動すると、貯蔵室11の室内空気が吸込口22から冷却器室21内に吸引され、その空気が冷却器25を流通する間に熱交換により冷気が生成され、その冷気が吹出口23から貯蔵室11の奥面に沿うようにして吹き出され、貯蔵室11内に冷気が循環供給されて冷却されるようになっている。
なお、圧縮機16の運転に伴って凝縮器ファン17Aも運転され、機械室14の前面パネル14Aに設けられた吸気口(図示せず)から外気が吸い込まれて、凝縮器17さらには圧縮機16を通過することでこれらを冷却し、冷却に供した後の排熱は、機械室14の後面パネル14B(図3)や天面パネル14Cに設けられた排気口28から主に背面側に向けて排出されるようになっている。
一方、冷却器25等に付着した霜を除去するために、適宜に除霜運転が行われる。除霜運転は、冷却器25に装備された除霜ヒータ(図示せず)に通電して冷却器25を加熱することで行われ、溶融された除霜水はドレンパン20で受けられたのち、詳しくは後記するように、冷蔵庫本体10の背面10A側に設けられた蒸発装置40に導かれて溜められ、引き続き加熱されることで強制的に蒸発させられて排出されるようになっている。
次に、蒸発装置40の配設部分の構造について説明する。
冷蔵庫本体10の背面10Aには、その上端部に一段奥に引っ込んだ装着凹部30が形成され、この装着凹部30から機械室14の背面側の下部位置にわたって蒸発装置40が配設されている。
先に、ドレンパン20で受けられた除霜水の排水部分の構造を説明する。ドレンパン20の後縁からは、ドレンパイプ32が先端をやや下に向けた斜め姿勢で突設されている。一方、上記した装着凹部30の奥壁30Aにおけるドレンパイプ32の後方に対応する位置には、合成樹脂製の排水筒体33が奥壁30Aを貫通して埋設され、この排水筒体33の庫外側の端面における下部位置から、排水管34が突設されている。排水管34は、短寸で上面開口の半筒形をなし、ドレンパイプ32よりも少し急な先下がりの斜め姿勢を取っており、また先端面は、上端側が少し引っ込んだ急斜面形状とされている。
この排水筒体33の排水管34が、図4に示すように、装着凹部30の奥壁30Aにおける中央高さよりも少し上方位置で、かつ幅方向の中央部から背面視で少し右側に寄った位置において、装着凹部30内(庫外側)に向けて突出している。排水管34は、図1に示すように、装着凹部30の奥行の1/3強の寸法突出しており、ドレンパイプ32の先端部が排水筒体33内に挿入されて、排水管34の付け根部分に臨んでいる。
蒸発装置40は大まかには、図1及び図3に示すように、装着凹部30内における排水管34の突設部分の下方位置に、除霜水を溜めて蒸発用ヒータ50により強制的に蒸発させる蒸発タンク41が設けられるとともに、その上方に、蒸気を上方に向けて案内するダクト70が取り付けられた構造である。装着凹部30の背面開口には、カバー137が、機械室14の後面パネル14Bとほぼ面一の状態で張られている。
蒸発タンク41は、図10にも示すように、ステンレス鋼板等の金属板製の表裏2枚のパネル42,43を組み付けることにより、奥行方向に扁平で横長形状をなす上面開口の箱形に形成されており、より詳細には、装着凹部30の横幅よりも少し小さい横幅と、同装着凹部30の奥行の半分強の奥行と、同装着凹部30の全高の半分弱の高さ(深さ)とを有している。
蒸発タンク41の底板44の奥縁からは、図10に示すように、接触板45が、この蒸発タンク41の奥行の1/3程度の突出長を持って一体的に突出形成されている。接触板45は詳細には、底板44から水平に延出された延出部44Aの上面に、裏面パネル43の下縁に直角曲げされたフランジ43Aが重ねられた二枚重ねの構造となっている。
蒸発タンク41の裏面パネル43の上縁には取付板47が形成されており、この取付板47は、上記の接触板45の突出長さにほぼ匹敵する寸法だけ奥に引っ込んだのち所定寸法立ち上がって形成されている。この取付板47における幅方向の中央部よりも背面視で少し右側に寄った位置には、上記した排水管34を嵌めて逃がす逃がし溝48が上縁に開口するように切り欠き形成されている。
この蒸発タンク41が、装着凹部30の奥壁30Aにおける中央部から少し下方位置に配されて、排水管34を逃がし溝48に嵌めて逃がしつつ取付板47が奥壁30Aに当てられ、取付板47の左右両端部をねじ49で止めて取り付けられている。なお蒸発タンク41の底部側は、受け金具120で支持されているが、その部分の構造については後述する。
蒸発タンク41内には、シーズヒータからなる投げ込み式の蒸発用ヒータ50が配設されている。シーズヒータは基本的には、コイル状に巻いた発熱線を金属パイプ内に挿通し、絶縁粉末を充填した構造となっており、この実施形態の蒸発用ヒータ50は、図3に示すように、細長い1本の棒が逆門形に曲げ形成され、蒸発タンク41の横幅よりも少し短い長さの水平部51の両端から、蒸発タンク41の深さに匹敵する長さの垂直部52が直角に立ち上げられた形状となっている。
ただしこの実施形態では、蒸発用ヒータ50のうち水平部51のみが発熱可能部となっており、両垂直部52については非発熱部とされている。そのために垂直部52では、発熱線が除去されるか、あるいは金属パイプが非熱伝導性のパイプと置換された構造とされている。
また、各垂直部52の上端には、それぞれリード線53が接続されて引き出されており、その接続部分が樹脂モールドされて取付部54が形成されている。
一方、蒸発タンク41の上面開口部41Aには、幅方向の中央部から背面視で少し左側に寄った位置において、詳しくは後記するようにダクト70が連通して装着されるとともに、ダクト70の装着位置の左右両側の領域は、それぞれ蓋体56A,56Bで閉鎖されるようになっている。そして上記した蒸発用ヒータ50は、各取付部54がそれぞれ左右の蓋体56A,56Bに取り付けられた状態で、蒸発タンク41内に挿入されるようになっている。
蓋体56A,56Bは、図6に示すように、金属板をアングル状に曲げて形成されており、左右の装着領域の大きさに対応して、右側の蓋体56Bの方が左側の蓋体56Aよりも長く(2倍程度)形成されている。
各蓋体56A,56Bは、手前の側面板57が蒸発タンク41の表面パネル42の上縁部に重なりつつ、上面板58が上面開口部41Aを塞ぐようになっている。右側の蓋体56Bは、上面板58の外側への張出部59が、蒸発タンク41の上面開口部41Aにおける右側縁から右側に突出形成された支え板60にねじ止めされるとともに、上面板58の奥縁における内側の端部から立ち上がり形成された取付板61が、蒸発タンク41の取付板47に重ねられ、ねじ49で共締めされて固定される。左側の蓋体56Aは、上面板58の外側の張出部59が、蒸発タンク41の上面開口部41Aの左側縁から左側に突出形成された支え板60にねじ止めされて固定されている。
そして、蒸発用ヒータ50の右側の取付部54が、右側の蓋体56Bの上面板58における蒸発タンク41の右側面板63Bの少し内側に対応する位置に、また、左側の取付部54が、左側の蓋体56Aの上面板58における左側面板63Aの少し内側に対応する位置にそれぞれ取り付けられた状態で、蒸発用ヒータ50が蒸発タンク41内に挿入される。このとき、図10に示すように、蒸発用ヒータ50は、蒸発タンク41内の奥行の中央部に位置するとともに、左右の垂直部52は、蒸発タンク41の左右の側面板63A,63Bから内側に所定寸法離間し、また水平部51は、蒸発タンク41の底板44から少し浮いた状態に配される。
また、蒸発タンク41における左右の側面板63A,63Bの上部位置には、それぞれ支持ブラケット65が設けられ、蒸発用ヒータ50の両垂直部52の上端側が対応する支持ブラケット65に嵌められることで、蒸発用ヒータ50の位置ずれ防止が図られている。
次に、ダクト70について説明する。ダクト70は、図5に示すように、ともに金属板製の表面板71と裏面板72とを組み付けることにより、上下両面が開口されかつ奥行が扁平でやや横長の角筒状に形成されている。より詳細には、裏面板72の上縁には奥側に直角曲げされた装着板73が形成されているとともに、左右両側縁のほぼ中央高さ位置には、それぞれ取付板74A,74Bが張り出し形成されている。また、同裏面板72における背面視で右下隅部には、上記した排水管34を逃がす逃がし凹部75が形成されている。
表面板71には、奥側に直角曲げされた左右の側面板77A,77Bが一体形成されており、全体としては、裏面板72よりも所定寸法背が高く形成されている。表面板71は、その上縁を裏面板72の上縁から僅かに突出させ、また下縁については、裏面板72の下縁から上側よりも大きく突出させた形態で、裏面板72の表面側に対向して組み付けられる。なお、左右の側面板77A,77Bにおける奥側の下部位置には、裏面板72の下縁位置まで達する切欠部78が形成されている。また、右側面板77Bの奥縁における中央から下端にわたる高さ領域には、取付板79が右側に直角曲げされて形成されている。
表面板71は裏面板72に対し、右側の取付板79を裏面板72の右側の取付板74Bに重ね、また左側面板77Aの奥縁を裏面板72の左側の取付板74Aの付け根部分に当てつつ、上記した上下方向の位置関係を保持して対向して組み付けられる。このように組み付けられたダクト70は全体として、奥行と高さは蒸発タンク41とほぼ同じで、横幅のみが蒸発タンク41よりも狭くされた形状となる。
ダクト70を取り付けるに当たっては、図6に示すように、表面板71の下縁部のほぼ全幅にわたり、下部側が手前に突出した段差状の取付板81の上部側がねじ止めされて固定される。そして、上記のように組み付けられたダクト70が、裏面板72の逃がし凹部75に排水管34を嵌めて逃がすとともに、取付板81の下部と表面板71の下部との間に、蒸発ダクト70の表面パネル42の上縁を挟みつつ、その下端部が、蒸発タンク41の上面開口部41Aの所定領域に挿入される。取付板81の段差部82が表面パネル42の上縁に当たり、また左右の側面板77A,77Bの切欠部78の上縁が、奥側の取付板47の下端における奥側への引っ込み面47A(図3)に当たることで挿入が停止され、このとき、図4に示すように、背面視左側の取付板74Aが装着凹部30の奥壁30Aに当てられてねじ83で止められ、また、右側で重なった取付板74B,79は、手前の取付板79の下端部が蒸発タンク41の取付板47に当てられ、重なった部分が装着凹部30の奥壁30Aに当てられて同じくねじ83で止められることにより固定される。また、ダクト70の上面は、機械室14内の背面側の下部スペースまで突出し、冷凍装置15を載置した基台18の上面位置まで達するようになっている。
このように、蒸発タンク41の上面開口部41Aの所定位置にダクト70が連設された場合、排水管34は、図4に示すように、ダクト70内における背面視で右下隅部の位置に突出した状態となる。そこで、蒸発タンク41から立ち上った蒸気が排水管34側に流入するのを規制するべく対策が講じられている。
まず、蒸発タンク41の上面開口部41Aの右側領域に被着される右側の蓋体56Bには、受け板85が一体形成されている。詳細には、図7に示すように、上面板58の内側の端縁の全幅から下向きに短寸の垂下板86が形成され、この垂下板86の下縁の全幅から、上記した受け板85が左方に延出するように曲げ形成されている。この受け板85は、若干先下がり(傾斜角が約10度)となった姿勢で形成されている。
右側の蓋体56Bが所定位置に装着されると、垂下板86が、ダクト70の右側面板77Bにおける蒸発タンク41内に挿入された下端部の外側に重なるように配されたのち、受け板85が、同右側面板77Bの下縁位置から、先下がりの姿勢を取って、排水管34の下方を遮りつつ左側に延出して配されるようになっている。
また、ダクト70内における排水管34の突出位置の背面視左側には、仕切板90が装着されている。この仕切板90は、図4及び図5に示すように、ダクト70における表面板71と裏面板72との間隔に匹敵する幅と、ダクト70の裏面板72の高さ寸法と表面板71の高さ寸法との間の長さを有している。この仕切板90の奥縁には、その上部側における裏面板72の高さに等しい領域において、背面視左側に直角曲げされた取付板91Aが形成されている。一方、仕切板90の手前側の端縁には、その全高にわたり、右側に直角曲げされた取付板91Bが形成されている。この右側の取付板91Bの上下両端部には、ねじ孔92が切られている。また、仕切板90の奥側の下部位置には、左右の側面板77A,77Bと同様の切欠部93が形成されている。
仕切板90をダクト70内に組み付けるに際しては、まず仕切板90がダクト70の裏面板72における排水管34の逃がし凹部75の左側の位置で縦向きに配され、奥側の取付板91Aが裏面板72の全高にわたって当てられて溶接等で固定される。続いて、裏面板72に対向して表面板71を組み付けると、手前側の取付板91Bが、表面板71の裏面における下縁から上縁の少し下部位置にわたって当てられるから、表面板71に形成された上下の挿通孔94にねじ95を通して、手前側の取付板91Bのねじ孔92にねじ込むことによって、仕切板90を含めてダクト70が組み付けられる。なお、ダクト70が蒸発タンク41の上面開口部41Aに装着される際、仕切板90の切欠部93が、蒸発タンク41の奥側の取付板47の下端における奥側への引っ込み面47Aに当たることになる。
また、上記した蓋体56Bに延出形成された受け板85の長さは、ダクト70内に組み付けられた仕切板90と、同ダクト70の右側面板77Bとの間隔よりも所定寸法大きく設定されている。
改めると、ダクト70が蒸発タンク41の上面開口部41Aの所定位置に装着されると、図4に示すように、仕切板90が、排水管34の突出位置の背面視左側の位置において、ダクト70の裏面板72の全高、言い換えると裏面板72と表面板71とが対向した部分の全高にわたって配されて、ダクト70内が左右に仕切られるようになっている。
併せて、同仕切板90の下端の所定部分が蒸発タンク41の上面開口部41A内に進入し、ここで、図7に示すように、右側の蓋体56Bに形成された受け板85は、先下がりの姿勢を取って、仕切板90の位置を超えてさらに所定寸法aだけ左側に延出した状態となり、上記した仕切板90の下端が、受け板85の延出端側の上面との間に、所定のクリアランスbを開けて接近するようになっている。
上記したダクト70の表面板71、右側面板77B、仕切板90及び受け板85により、囲繞部96が構成されており、また、仕切板90の下端と、受け板85の延出端側の上面との間のクリアランスにより、流出口97が形成されている。
ダクト70の上面開口には、排気箱100が装着されている。排気箱100は、ダクト70の上面開口内に緊密に嵌る大きさの下面開口の箱形に形成されており、その上面と表裏両面とには、それぞれ多数本のスリット101が長さ方向に間隔を開けて形成されている。また、排気箱100の裏面板72の下縁には、奥側に直角曲げされた取付板102が形成されている。
排気箱100は、その下端部がダクト70の上面開口に嵌合されて、取付板102がダクト70の装着板73に当たったところで押し込みが停止され、取付板102と装着板73とをねじ(図示せず)で固定することにより、また前面の下部をねじ103で止めることによって、排気箱100がダクト70の上面開口を覆った状態で装着されている。
上記の蒸発タンク41内に装着された蒸発用ヒータ50は、例えば商用電源から通電されて発熱されるようになっており、その蒸発用ヒータ50の通電路には、加熱制御部材であるサーモスタット105と、保護部材である温度ヒューズ110とが設けられている。サーモスタット105は空焚き防止用であり、装着位置の感知温度により開閉して同通電路の入り切りを制御するように機能する。温度ヒューズ110は、サーモスタット105が故障したときの補償として、感知温度が所定温度に達したら溶断して同通電路を切断するように機能する。ただし温度ヒューズ110は、サーモスタット105が正常に作動している限りは、切断することがないように設定されている。
続いて、サーモスタット105と温度ヒューズ110との配設構造を、図8ないし図10によって説明する。
サーモスタット105は、蒸発タンク41の温度を直接的に感知し得る位置に装着されており、具体的には、蒸発タンク41の底板44の外面における横幅方向の中央位置に、ブラケット106により直接接触させて取り付けられている。
この種の投げ込み式の蒸発用ヒータ50が装備された蒸発タンク41では、蒸発用ヒータ50が貯留水中に浸漬された状態で蒸発作用をしている間は、蒸発タンク41の温度は100℃を超えることはなく、一方、蒸発が進んで蒸発用ヒータ50が浸漬状態から解放されると、蒸発タンク41の特に底板44を含む底部が急速に温度上昇し、サーモスタット105が100℃を超えた所定温度を感知すると切れ、貯留水の残量が少量になったと見なして蒸発用ヒータ50への通電を停止するように機能する。このサーモスタット105が切れる所定温度は、106℃〜114℃が適当であり、本実施形態では、「110℃」に設定されている。
なお、サーモスタット105の感知温度が所定温度まで下がるとサーモスタット105が入り、蒸発用ヒータ50への通電が可能な状態となる。
一方、温度ヒューズ110は、高温に晒されることに起因して劣化することを防止し、かつ不適正なときに切れてしまう誤動作を回避できるようにするという理由から、蒸発タンク41の底部の熱が所定量減衰された状態で伝わる位置に装着されている。
具体的には、温度ヒューズ110を装着する部材として、伝熱板111が準備されている。この伝熱板111は、熱伝導率が適度に優れた金属板を素材としており、例えば、熱伝導率κが0.261[100℃,×102 W/(m・K)]のステンレス鋼(SUS430)が好適である。
伝熱板111は、正面ほぼ正方形に形成されており、上端部が受熱面112に、下端部が、温度ヒューズ110の装着面113にそれぞれなっている。また、受熱面112と装着面113との間の領域には、横長のスリット状をなす図示5本の開口部114が、3段にわたって千鳥状に配され、より詳細には、上段と下段には2本の開口部114が横に並び、中段には1本の開口部114が中央部に位置して形成されている。これらの開口部114は主に、受熱面112から装着面113への熱伝達効率を抑えることに機能している。中段の開口部114の左右両側には、ねじ114Aの挿通孔(図示せず)が形成されている。
伝熱板111の装着面113には、温度ヒューズ110が装着されている。そのため、ヒューズホルダ117が備えられている。このヒューズホルダ117は、ステンレス鋼板等の弾性を有する金属板製であって、装着面113よりも少し短い横幅を有し、上部側が平面状の取付部118となっているとともに、下部側が断面山形をなす押圧部119となっている。取付部118の中央部と、伝熱板111の装着面113の対応位置には、それぞれねじ125の挿通孔118A,113Aが形成されている。
温度ヒューズ110は、ヒューズホルダ117における押圧部119の裏側に入れられ、取付部118が装着面113に固定されると、温度ヒューズ110は、押圧部119により弾性的に装着面113に対して押し付けられ、密着して装着されるようになっている。
伝熱板111は、図4に示すように、冷蔵庫本体10の装着凹部30の奥壁30Aの下端部における幅方向中央部に装着されるようになっている。より詳細な装着位置は、図10に示すように、伝熱板111における受熱面112が、蒸発タンク41内に装備された蒸発用ヒータ50の水平部51(発熱可能部)の裏側に臨むような高さ位置である。
伝熱板111は、断熱シート115を介して、装着凹部30の奥壁30Aにおける所定の張設面116に当てられる。この断熱シート115は、例えばシリコンスポンジ製であって、伝熱板111の裏面全面に張られるようになっている。伝熱板111は裏面に断熱シート115を配した状態で装着凹部30の奥壁30Aの張設面116に当てられ、開口部114の形成領域に設けられた左右の挿通孔にねじ114Aを通し、断熱シート115を貫通して張設面116の対応位置に形成されたねじ孔にねじ込むことで固定される。
また、温度ヒューズ110をヒューズホルダ117の押圧部119の裏に入れた状態で、同ヒューズホルダ117の取付部118が装着面113に当てられ、同取付部118と装着面113の挿通孔118A,113Aにねじ125を通し、断熱シート115を貫通して張設面116の対応位置に形成されたねじ孔にねじ込むことで、伝熱板111に対してヒューズホルダ117が固定され、上記のように、温度ヒューズ110が装着面113に密着した状態に保持される。
なお断熱シート115は主に、当該冷蔵庫の設置位置の周囲温度が低い等で冷蔵庫本体10が冷却された場合に、その冷熱が伝熱板111に伝わるのを抑制することに機能する。
このように温度ヒューズ110ともども伝熱板111が装着凹部30の奥壁30Aの張設面116に取り付けられたのち、蒸発タンク41が同奥壁30Aに取り付けられるようになっており、蒸発タンク41は、上端に設けられた取付板47がねじ49で止められて固定される一方、底部側が受け金具120で支持される。
受け金具120は、同じくステンレス鋼板等の弾性を有する金属板製であって、細長い板材がクランク状に曲げられ、略水平な基部121の奥縁から取付部122が下向きに形成され、かつ手前側の端縁から押圧部123が立ち上がり形成された形状であって、左右2個設けられている。受け金具120の取付部122にはそれぞれねじ124の挿通孔が形成されているとともに、基部121の長さは、蒸発タンク41における接触板45を含めた底板44の長さ(奥行)に、伝熱板111と断熱シート115の厚さを加えた寸法よりも、少し小さい寸法に設定されている。
蒸発タンク41は、接触板45の先端が伝熱板111の受熱面112と対応するような所定の高さ位置に配されたのち、既述したように、まず上部の取付板47がねじ49で固定される。そののち、図8に示すように、各受け金具120が、伝熱板111の装着位置を挟んだ左右両側に配され、押圧部123が蒸発タンク41の表面パネル42の下縁部に当てられた状態おいて、各取付部122が奥壁30Aに当てられ、取付部122の挿通孔にねじ124を通して奥壁30Aの対応位置に形成されたねじ孔にねじ込むことで固定されるようになっている。このとき図10に示すように、両受け金具120の押圧部123が、蒸発タンク41の表面側の下側角部を弾性的に押して、接触板45の先端を伝熱板111の装着面113に押し付けるようになっている。
以上のように伝熱板111並びに蒸発タンク41が取り付けられた場合、蒸発タンク41の裏面の底部が、伝熱板111の装着面113に対して所定間隔を開けて対応し、また接触板45の先端が同装着面113に線接触した状態となる。したがって、蒸発用ヒータ50が通電されて発熱すると、蒸発タンク41が加熱されるが、蒸発タンク41の底部の熱が輻射によって伝熱板111の受熱面112に移動し、また接触板45が線接触されていることで、同蒸発タンク41の底部の熱が、少量ではあるが伝導により同伝熱板111の受熱面112に移動する。
すなわち蒸発タンク41の底部の熱は、輻射熱と少量の伝導熱によりほぼ間接的に移動され、実質的に蒸発タンク41の熱が減衰されて伝熱板111の受熱面112に伝達されることになる。
また、伝熱板111の受熱面112の熱は、伝導により温度ヒューズ110が装着された装着面113に移動するが、両面112,113の間には開口部114が形成されて熱伝達効率が抑えられているから、さらに減衰されて装着面113が加熱されることになる。
本実施形態では、サーモスタット105は「110℃」で切れる、すなわち蒸発タンク41の底板44の外底面の温度が「110℃」となったら切れるようになっている。ここで温度ヒューズ110は、サーモスタット105が故障した場合の補償として設けられていて、サーモスタット105が切れる以前に動作(切れる)してはならないという条件があり、例えば温度ヒューズ110が、サーモスタット105と並んで蒸発タンク41の底板44の外底面に装着されるとしたら、温度ヒューズ110が切れる温度は、サーモスタット105が切れる温度よりも例えば20K程度高い、「130℃」程度とするのが相当である。
本実施形態では、温度ヒューズ110を極力低温でありながらも適正に作動させるべくその装着箇所に工夫が凝らされており、上記のように、蒸発タンク41の底部の熱が減衰して移動される伝熱板111の装着面113を装着箇所としている。ここで、蒸発タンク41の底板44の外底面の温度が、この位置で温度ヒューズ110が切れるのに適当な「130℃」になった場合における、伝熱板111の装着面113の温度を実測したところ、「94℃」程度となった。
その結果、同装着面113に取り付けられる温度ヒューズ110は、動作温度(切れる温度)が「94℃」のものが適用されている。換言すれば、伝熱板111の装着面113に装着された温度ヒューズ110が切れた場合には、蒸発タンク41の底板44の外底面の温度が「130℃」程度まで上昇していることを意味する。
また、温度ヒューズ110の切れる温度が「94℃」であると言うことは、仮に温度ヒューズ110の装着位置付近に瞬間的に温風が当たった場合等にも、不必要に切れてしまうのが未然に防止できる。
装着凹部30の奥壁30Aには、その下縁部の背面視左半分と、左側縁部に沿うようにして、L形をなす電線ガイド130が配設され、上記したサーモスタット105と温度ヒューズ110のリード線が通されて、機械室14に向けて導かれている。
また、装着凹部30の奥壁30Aを構成する外装板132の裏面には、断熱板133が張設されており、蒸発タンク41や伝熱板111の熱が庫内まで伝達され難くしている。なお、蒸発タンク41の裏面と装着凹部30の奥壁30Aとの間には隙間が開けられて空気断熱層135が形成され、さらなる断熱効果が図られている。
また、一部既述したように、装着凹部30の背面開口には、機械室14の後面パネル14Bとほぼ面一にカバー137が張られており、図3に示すように、このカバー137の上縁には、装着凹部30の上面開口部41Aにおけるダクト70の左右両側を塞ぐ上面板138(背面視右側のみが図示)が形成されているとともに、同カバー137の上部位置には、内部の熱気を逃がすための多数の排気口139が形成されている。
さらに、図10に示すように、カバー137の裏面の下端部におけるサーモスタット105の配設位置の表面側に対応する位置には、厚肉の断熱板140が装着されており、この断熱板140は、当該冷蔵庫の設置位置の周囲温度の変動に拘わらずサーモスタット105の装着位置の温度を安定化することに機能している。
続いて、本実施形態の作用を説明する。
冷蔵庫の稼働中において除霜運転が行われると、冷却器25等からの除霜水がドレンパン20で受けられたのち、奥縁のドレンパイプ32から排水筒体33の排水管34に流出し、その先端から流れ落ちる。図4に示すように、排水管34の直下位置には、受け板85が先下がりの姿勢で配されているから、排水管34から流れ落ちた除霜水は、同図の矢線wに示すように、受け板85で受けられたのち、その先端から滴下するようにして蒸発タンク41の底部に溜められる。
それとともに蒸発用ヒータ50に通電され、蒸発タンク41内に溜められた貯留水(除霜水)が加熱されることにより、強制的に蒸発して蒸気が立ち上り、その蒸気は、蒸発タンク41の上面側に連通して設けられたダクト70内を上昇する。
ここで、ダクト70内には排水管34が突出しているため、ダクト70内に立ち上った蒸気が、排水管34から冷却器室21側に流入することが懸念される。しかしながら、排水管34の下方には、背面視右側の蓋体56Bから先下がりの姿勢で左方に向けて延出形成された受け板85が配されているとともに、ダクト70内における排水管34の突出位置の左側には仕切板90が配設されて、その下端が、受け板85の延出端よりも所定寸法基端側に入った位置の上面に対し、僅かのクリアランスbを開けて接近した状態となっている。
そのため、蒸発タンク41から排水管34に向けて立ち上った蒸気は、図4の矢線vに示すように、受け板85で遮られたのち仕切板90の左方に追いやられる。特に上記のように、受け板85の延出端が仕切板90の下端よりも左側に所定寸法a突出しており、その上方に流出口97として設けられたクリアランスbの高さも小寸法であるから、その隙間から回り込む量も最小限に抑えられる。
その結果、蒸発タンク41内の左側の領域から立ち上った蒸気とともに、ダクト70内における仕切板90よりも左側の領域を上昇し、排気箱100のスリット101を通って拡散されつつ上方に吐出される。よって、排水管34から蒸気が逆流することが確実に防止される。
除霜運転が終了すると冷却運転が再開されるが、そのとき凝縮器ファン17Aが運転され、冷却用の外気が前面側から吸い込まれて凝縮器17さらには圧縮機16を冷却し、冷却に供した後の排熱は、機械室14の排気口28から主に背面側に排出される。そのため、ダクト70の排気箱100から上方に向けて吐出された蒸気は、排熱を受けることによりさらに低濃度に拡散され、厨房等の部屋の壁面が近傍にあった場合にも、同壁面に多量の蒸気が集中して触れることに起因して結露することが避けられる。
蒸発が進むと、貯留水の水位が次第に下がって、サーモスタット105の水平部51が貯留水への浸漬状態から解放され、それに伴い蒸発タンク41の特に底部側の温度が急激に上昇する。底板44の外底面に装着されたサーモスタット105が所定温度(110℃)を感知したら同サーモスタット105が切れ、貯留水の残量が少量になったと見なされて、蒸発用ヒータ50への通電すなわち発熱が停止される。これにより、いわゆる空焚きすることが防止される。
蒸発用ヒータ50の発熱が停止することで蒸発タンク41の温度が低下し、サーモスタット105が「110℃」を20K程度下回る所定温度を感知したら、サーモスタット105が入って蒸発用ヒータ50への通電が可能な状態とされる。
なお、サーモスタット105が故障により正規に動作しない(切れない)ことがあり得る。その場合は、蒸発用ヒータ50への通電が継続されることで蒸発タンク41がさらに温度上昇するが、例えば底板44の外底面の温度が「110℃」を上回る「130℃」程度まで上昇したら、蒸発タンク41の底部の熱が減衰して伝達される伝熱板111の装着面113の温度が「94℃」程度まで上昇し、同装着面113に装着された温度ヒューズ110が同「94℃」を感知することで温度ヒューズ110が切れ、蒸発用ヒータ50への通電が強制的に断たれて発熱が停止する。これにより、蒸発タンク41の温度が過剰上昇することが防止される。
また、温度ヒューズ110の切れる温度が「94℃」であって、室温よりは相当に高い温度であるから、仮に温度ヒューズ110の装着位置付近に瞬間的に温風が当たることがあっても、不必要に切れてしまうことがない。
以上説明したように本実施形態によれば、以下のような数々の効果を得ることができる。
空焚き防止用のサーモスタット105を、蒸発タンク41の底板44の外面に装着したから、従来の貯留水中に浸漬されるヒータに対して直接にサーモスタット105を装着した場合とは違い、蒸発用ヒータ50が腐食等で劣化することを防止できる。
一方、サーモスタット105が故障した場合の補償として用いられる温度ヒューズ110を装着する部分の構造については、蒸発タンク41の熱が直接的に伝導されるのではなく、輻射熱と少量の伝導熱によりほぼ間接的に熱移動される伝熱板111を、装着凹部30の奥壁30Aにおける蒸発タンク41の底部の裏側に対応する位置に設け、その伝熱板111の装着面113に温度ヒューズ110を取り付けている。
この構造であると、実質的に蒸発タンク41の熱が減衰されて伝熱板111に伝達されることになるため、サーモスタット105が故障した等で蒸発用ヒータ50への通電が継続されて、蒸発タンク41が温度ヒューズ110を切るべき温度(例えば「130℃」程度)に上昇した場合も、伝熱板111の装着面113は同温度よりも低い温度(例えば「94℃」程度)に上昇することに留まる。したがって、同温度を動作温度(切れる温度)とする温度ヒューズ110を装着することで、適正なときに温度ヒューズ110を機能させることができる。
すなわち、伝熱板111の温度は、蒸発タンク41の温度よりも低く留められるのであるから、温度ヒューズ110が高熱に晒されることが回避され、もってその劣化が防止される。逆に、温度ヒューズ110の動作温度を単に低いだけではなく、室温よりも相当に高い「94℃」に設定したのであるから、仮に温度ヒューズ110の装着位置付近に瞬間的に温風が当たることがあっても、不必要に切れてしまうことがない。
結果、温度ヒューズ110の劣化が防止できるとともに、周囲温度に起因した誤動作も防止でき、温度ヒューズ110を長期にわたって適正に動作させることが可能となる。
伝熱板111の装着位置について、上端部の受熱面112が、蒸発タンク41内の蒸発用ヒータ50の水平部51(発熱部)の裏側に臨むように配したから、伝熱板111を比較的効率良く昇温することができる。
一方、伝熱板111の下端部の装着面113が、蒸発タンク41の底板44よりも下方に突出していると、同装着面113は周囲温度の影響を受けやすく、例えば周囲温度が高いと、装着面113が早期に昇温して温度ヒューズ110が誤って動作するおそれがある。それに対し本実施形態では、伝熱板111の途中に開口部114が形成されていることで、受熱面112から装着面113への熱伝達効率が抑えられ、もって伝熱板111の装着面113が必要以上に早期に昇温されることが防止される。その結果、温度ヒューズ110が不適正なタイミングで動作することが防がれる。
また周囲温度が低い場合、冷蔵庫本体10が低温となってその影響で伝熱板111の昇温が遅れ、結果温度ヒューズ110の動作(切れる)が遅れることが懸念される。それに対し本実施形態では、伝熱板111の裏に断熱シート115を張ったことで冷蔵庫本体10の低温の影響が伝熱板111に及ぶことが抑えられ、伝熱板111が適正に昇温することによって、温度ヒューズ110を適正なタイミングで動作させることができる。
また、サーモスタット105の装着位置の表面側には断熱材140が配されているから、周囲温度の変動に拘わらずサーモスタット105の装着位置の温度が安定化され、サーモスタット105を適正なタイミングで動作させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)サーモスタットは、蒸発タンクの底板の外面に限らず、表面板の底部等、蒸発タンクの底部の外面の任意の位置に装着することができる。
(2)サーモスタットは、その入り切りに対応して蒸発用ヒータへの通電と停止とを交互に繰り返すように機能させるものであってもよい。
(3)加熱制御部材としてはサーモスタットに限らず、例えば実際に温度値を計測するものであってもよく、その場合は、計測値が所定温度に達したときに蒸発用ヒータをオフするように制御すればよい。
(4)上記実施形態では、温度ヒューズを装着する伝熱板を、冷蔵庫本体の背面(装着凹部の奥壁)に設けた場合を例示したが、それに限らず、例えば蒸発タンクに掛止して吊り下げられるような形態等、蒸発タンクからほぼ間接的に熱が伝達される限り、他の形態で設けられていてもよい。
(5)伝熱板の素材の熱伝導率によっては、開口部は必ずしも設ける必要はない。
(6)上記実施形態に示したサーモスタットと温度ヒューズの動作温度(切れる温度)は、あくまでも一例であって、任意に選定し得るものである。
(7)蒸発装置は、上記実施形態に例示した冷蔵庫の背面のみに限らず、左右の側面に設けるようにしてもよい。
(8)蒸発させる排水は、除霜水を含めた庫内排水全般に適用することも可能である。
本発明の一実施形態に係る冷蔵庫の蒸発装置の配設位置付近の縦断面図 冷蔵庫における機械室の後面パネルとカバーとを外した背面から視た部分斜視図 冷蔵庫の背面から視た部分分解斜視図 冷蔵庫の後面パネルとカバーとを外した一部切欠背面図 ダクトの分解斜視図 蒸発装置の斜視図 排水管の突設位置付近の構造を示す部分拡大背面図 サーモスタットと温度ヒューズとの配設構造を示す背面図 温度ヒューズの取付構造を示す分解斜視図 サーモスタットと温度ヒューズとの配設構造を示す縦断面図
符号の説明
10…冷蔵庫本体(貯蔵庫本体) 10A…(冷蔵庫本体10の)背面 30…装着凹部 30A…奥壁 40…蒸発装置 41…蒸発タンク 44…(蒸発タンク41の)底板 45…接触板 50…蒸発用ヒータ 105…サーモスタット(加熱制御部材) 110…温度ヒューズ(保護部材) 111…伝熱板 112…受熱面 113…装着面 114…開口部 115…断熱シート(断熱材) 117…ヒューズホルダ 137…カバー 140…断熱材

Claims (8)

  1. 貯蔵庫本体の側面には除霜水等の排水を溜める蒸発タンクが設けられ、この蒸発タンク内の底部に装備されたヒータに通電することにより貯留された排水を加熱して蒸発させる冷却貯蔵庫の排水蒸発装置において、
    前記蒸発タンクの外面には、感知温度により前記ヒータへの通電路の入り切りを制御する加熱制御部材が装着されるとともに、
    前記蒸発タンクの近傍にはこの蒸発タンクからの熱移動が可能な伝熱板が配設され、この伝熱板に感知温度により前記通電路を切断する保護部材が装着されており、
    前記伝熱板には、前記蒸発タンクの外面の熱が減衰して伝達されるものとされており、
    前記加熱制御部材は、前記蒸発タンクの外面に直接接触され、前記蒸発タンクの外面の温度を直接的に感知するものとされる一方、
    前記保護部材は、前記伝熱板の温度を感知することにより、前記蒸発タンクの外面の温度が、前記加熱制御部材における前記ヒータへの前記通電路の切りを制御する温度を上回る温度であって、当該保護部材により前記通電路を切断するべき温度となったことを間接的に感知するものとされていることを特徴とする冷却貯蔵庫の排水蒸発装置。
  2. 前記蒸発タンクは、底板と、前記底板から立ち上がり、前記底板とともに前記排水を溜める空間を形成する立ち上がり部と、前記底板から前記立ち上がり部と交わる方向に突出する接触板と、を備えており、
    前記加熱制御部材は、前記蒸発タンクの前記底板の外面に装着されており、
    前記伝熱板は、前記貯蔵庫本体の側面に装着され、その上端部が前記蒸発タンクの前記底板より上方に配されるとともに前記立ち上がり部に対して空気層を介して対向配置され、前記接触板の端縁と線接触しつつ前記上端部から前記蒸発タンクの前記底板より下方に延設されており、
    前記保護部材は、前記伝熱板の下端部に装着されていることを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫の排水蒸発装置。
  3. 前記蒸発タンクから前記伝熱板への熱移動手段が輻射熱であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷却貯蔵庫の排水蒸発装置。
  4. 前記蒸発タンクの前記接触板の端縁と前記伝熱板とが線接触することにより、前記蒸発タンクから前記伝熱板への熱移動手段として伝導熱が加えられていることを特徴とする請求項2記載の冷却貯蔵庫の排水蒸発装置。
  5. 前記伝熱板の上端部が前記蒸発タンク内の前記ヒータの裏面に対応した位置に配されていることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫の排水蒸発装置。
  6. 前記伝熱板における高さ方向の中央部には、複数の開口部が形成されていることを特徴とする請求項5記載の冷却貯蔵庫の排水蒸発装置。
  7. 前記伝熱板の裏面に断熱材が介装されていることを特徴とする請求項2ないし請求項6のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫の排水蒸発装置。
  8. 前記貯蔵庫本体の側面には前記蒸発タンクの表面側を覆うカバーが装着され、このカバーの裏面における前記加熱制御部材の装着位置の表面側に対応する位置に、断熱材が装着されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫の排水蒸発装置。
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