JPH0511628Y2 - - Google Patents

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JPH0511628Y2
JPH0511628Y2 JP7576186U JP7576186U JPH0511628Y2 JP H0511628 Y2 JPH0511628 Y2 JP H0511628Y2 JP 7576186 U JP7576186 U JP 7576186U JP 7576186 U JP7576186 U JP 7576186U JP H0511628 Y2 JPH0511628 Y2 JP H0511628Y2
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fitting protrusion
spool
end side
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、励磁巻線とこの励磁巻線を巻回しか
つほぼ中心軸上に鉄心を挿着する巻線枠とからな
る励磁巻線組立部材と、前記鉄心の両端部に可動
磁極部材を取付けた非磁性体の可動支持部材を有
する有極電磁継電器に関する。
〔従来の技術〕
従来の有極電磁継電器として、例えば特願昭60
−36894号に記載の構成が同一出願人により提案
されている。第3図および第4図を参照すると、
この従来の有極電磁継電器は一つの端子基台91
の中央溝911内にヨーク92を挿嵌しその上か
ら励磁巻線組立部材93を嵌着し、両端に可動磁
極部材94を保持する可動支持部材95を前記組
立部材93の中央部で回動自在に嵌合し、その上
部からカバー96を装着した構造を有している。
前記可動磁極部材94は、前記組立部材93の中
央軸部を貫通する鉄心(図示せず)の両端部に遊
嵌する開口部を形成しかつ永久磁石を挟着して対
向配設される二つの磁極板を有する。また、前記
基台91は前記組立部材93の両側面に並設する
接点組立部材97の接点ばね971を支持し可動
接点から電気回路を引出す引出端子と、固定接点
を有して電気回路を引出す引出端子とを有する。
前記組立部材97は、前記組立部材93の両先端
部で往復運動する前記可動磁極部材94が接点ば
ね971を押圧するとき接触または解放する可動
接点および固定接点を配設している。また、この
組立部材97は前記組立部材93の両側面の中央
部で前記接点ばねの一端を固定する構造を有して
いる。負荷の平衡および小形構造の点から同形の
4組の接点組立部材97が前記組立部材93の側
面に並設されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述のように、従来の有極電磁継電器は磁路の
有効活用と多数の接点組み配備とを実現するため
に、両端に可動磁極部材を配し一つの端子基台の
上で励磁巻線組立部材に並設するように同一形状
の4組の接点組立部材を有しており固定接点およ
び可動接点から電気回路を引出す引出端子や接点
ばねなどの構成点数が4組と多くなるので、これ
ら4組の部材のそれぞれの不良発生率が加算され
て1つの電磁継電器としての不良発生率が大きく
なるとともに、長さ方向が幅に比較して極端に長
い端子基台のそりおよびねじれの発生により各構
成部材の位置関係が変化するので組立が困難とな
り、これらのことにより電磁継電器の生産性の低
下を生じるという問題点がある。
本考案の目的は上記問題点を解決した有極電磁
継電器を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の有極電磁継電器は、突片を両端に有す
るヨークと;両端部および中央部に設けたフラン
ジ部と、該それぞれのフランジ部の下端から両外
側に突出した第1の嵌合突起部と、内部を貫通し
た鉄心と、外部に巻回された励磁コイルとを有す
るコイルスプールと;永久磁石の両磁極のそれぞ
れに磁極板を固着させて構成した磁石ブロツクを
両端部に備え、前記磁極板が前記鉄心の両端部お
よび前記ヨークの突片に対向するよう前記コイル
スプールに回動自在に支持された可動支持体と;
前記コイルスプールの前記第1の嵌合突起部に対
応するように長手方向の開口端部側および閉口端
部側の底面にそれぞれ配設され下方向から挿入さ
れる前記第1の嵌合突起部と嵌合する第1および
第2の嵌合溝部と、前記第1および第2の嵌合溝
部の上部に設けられ前記コイルスプールの長手方
向に移動させることにより前記第1および第2の
嵌合溝部に挿入された前記第1の嵌合突起部の上
面に下面が密着するよう内壁側面から突出した第
2の嵌合突起部とを有し、前記コイルスプールの
長手方向の両端からそれぞれ嵌着される2つの端
子基台と;前記可動支持体により駆動される可動
接点ばねを備え前記端子基台に設置された接点切
換部と;を有することを特徴とする。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図を参照すると、本考案の一実施例は磁石
ブロツク14を両端に有する可動支持体10と、
図示されない励磁コイルを巻回するコイルスプー
ル13と、このスプール13に挿入貫通される鉄
心11と、ヨーク12と、前記可動支持体により
駆動される接点切換部を有する2つの端子基台1
5A,15Bとを備えている。前記磁石ブロツク
14は2枚の磁極板142を永久磁石141の両
磁極に固着させて構成される。前記ヨーク12の
両端にはそれぞれ突片121および122が設け
られている。このヨーク3は、前記スプール13
のフランジ部131,132および133のそれ
ぞれの下端に設けた脚部135,136および1
37間に嵌合されて固定される。可動接点ばね1
52は、2つの端子基台15Aおよび15B上面
に植設された共通端子151にその一端が溶接等
で固着される。両面に可動接点1521が固着さ
れた可動接点ばね152の自由端側には、それぞ
れの可動接点に対向する固定接点(図示せず)が
固着された固定接点端子153および154が前
記端子基台15Aおよび15Bに植設されてい
る。また、可動接点ばね152の自由端側は、ば
ね自体の弾性力により内側の固定接点端子154
に接触させられている。前記可動支持体10は、
前記スプール13の上方より装着され、この支持
体6の中央に設けられた複数の回転軸受突起10
1の間の凹部に前記スプール14の中央のフラン
ジ部132に設けられた2つの回転支軸1321
が遊嵌合し、この可動支持体10は回動ならびに
傾動自在に保持される。図示されないカバーが上
方から被せられて継電器が構成される。前記可動
支持体6の回動に従つて、前記可動接点ばね15
2は押圧、開放され、接点の切換えが行なわれ
る。
前記端子基台15Aおよび15Bは同一構造を
有し、それぞれは長手方向の開口端部側の内壁底
面に設けた第1の嵌合溝部155と、この開口端
部側の内壁両側面から突出した第2の嵌合突起部
156と、長手方向の閉口端部側の内壁底面の両
側に設けた第2の嵌合溝部157と、この閉口端
部側の内壁両側面から突出した第2の嵌合突起部
158とを有している。これら第1の嵌合溝部1
55および第2の嵌合溝部157、第2の嵌合突
起部156および158は、前記スプール13の
前記脚部135,136および137の両外側に
長手方向に対して直線状にそれぞれ設けられた第
1の嵌合突起部1351,1361,1371、
嵌合突起部1353,1363,1373と嵌合
溝部1352,1362および1372と嵌合固
定される。
第2図も参照して詳細に説明すると、端子基台
15Aは、矢印Aで示すように、前記スプール1
3の第1の嵌合突起部1351および1361の
底部が前記第1の嵌合溝部155および第2の嵌
合溝部157の底面に達するまで下方向から挿嵌
され、続いて横方向にスライドさせることによつ
て嵌合固定される。端子基台15Bは、矢印Bで
示すように、前記スプール13の第1の嵌合突起
部1361および1371の底部が前記第1の嵌
合溝部155および第2の嵌合溝部157の底面
に達するまで下方向から挿嵌され、横方向にスラ
イドさせることによつて嵌合固定される。したが
つて、前記第2の嵌合突起部156および158
の外面と前記嵌合溝部1352,1362および
1372の内面とが密着し、前記第1の嵌合突起
部1351,1361および1371の外面と前
記第1の嵌合溝部155および第2の嵌合溝部1
57の内面とが密着する。これら2つの端子基台
15Aおよび15Bは前記スプール13に組立ら
れた後は、分解方向である長手方向への移動が上
方から被せられた前記カバー(図示せず)の内壁
面によつて阻止されるので分解は起らない。な
お、前記第1の嵌合突起部1351,1361,
1371,第2の嵌合突起部156および158
は平面状突起でなくても良く、また図示した位置
や数に限定されない。また、前記スプール13に
おいては、前記嵌合突起部1353,1363お
よび1373を設けなくても、前記第1の嵌合突
起部1351,1361および1371を設けて
いれば充分な嵌合固定が行なえる。
なお、前記磁極板142はコ字状でなくても良
い。
また、前記端子基台15Aおよび15Bにおい
て、前記第1の嵌合溝部155および第2の嵌合
溝部157の底面の一部または全部を基台の裏面
まで貫通するように形成し、カバーを被せた後に
樹脂などによつて封止する際、その樹脂が前記第
1の嵌合突起部1351,1361および137
1に接着してより強固な固定をなすこともでき
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、端子基台を長軸
方向で二分割した構成を有し、この構成に適合す
る嵌着構造を形成することにより、1つの端子基
台への組立部品点数が1/2となり不良発生率は1/2
に減少するので生産性の向上効果があるととも
に、長さ方向に対する反りおよび撚れも約1/4と
小さくなり組立精度の向上効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
第1図におけるコイルスプールと端子基台の組立
状態を示す縦断面図、第3図および第4図は従来
の有極電磁継電器を示す斜視図である。 11……鉄心、12……ヨーク、10……可動
支持体、131,132,133……フランジ
部、1321……回転支軸、1351,136
1,1371……第1の嵌合突起部、1353,
1363,1373……嵌合突起部、1352,
1362,1372……嵌合溝部、135,13
6,137……脚部、13……コイルスプール、
15A,15B……端子基台、151……可動接
点端子、153,154……固定接点端子、15
2……可動接点ばね、155……第1の嵌合溝
部、157……第2の嵌合溝部、156,158
……第2の嵌合突起部、121,122……突
片、14……磁石ブロツク、142……磁極板、
141……永久磁石。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 突片を両端に有するヨークと; 両端部および中央部に設けたフランジ部と、該
    それぞれのフランジ部の下端から両外側に突出し
    た第1の嵌合突起部と、内部を貫通した鉄心と、
    外部に巻回された励磁コイルとを有するコイルス
    プールと; 永久磁石の両磁極のそれぞれに磁極板を固着さ
    せて構成した磁石ブロツクを両端部に備え、前記
    磁極板が前記鉄心の両端部および前記ヨークの突
    片に対向するよう前記コイルスプールに回動自在
    に支持された可動支持体と; 前記コイルスプールの前記第1の嵌合突起部に
    対応するように長手方向の開口端部側および閉口
    端部側の底面にそれぞれ配設され下方向から挿入
    される前記第1の嵌合突起部と嵌合する第1およ
    び第2の嵌合溝部と、前記第1および第2の嵌合
    溝部の上部に設けられ前記コイルスプールの長手
    方向に移動させることにより前記第1および第2
    の嵌合溝部に挿入された前記第1の嵌合突起部の
    上面に下面が密着するよう内壁側面から突出した
    第2の嵌合突起部とを有し、前記コイルスプール
    の長手方向の両端からそれぞれ嵌着される2つの
    端子基台と; 前記可動支持体により駆動される可動接点ばね
    を備え前記端子基台に設置された接点切換部と; を有することを特徴とする有極電磁継電器。
JP7576186U 1985-10-25 1986-05-19 Expired - Lifetime JPH0511628Y2 (ja)

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JP7576186U JPH0511628Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19
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