JPH0511584U - データ・クロツク同期回路 - Google Patents
データ・クロツク同期回路Info
- Publication number
- JPH0511584U JPH0511584U JP6540491U JP6540491U JPH0511584U JP H0511584 U JPH0511584 U JP H0511584U JP 6540491 U JP6540491 U JP 6540491U JP 6540491 U JP6540491 U JP 6540491U JP H0511584 U JPH0511584 U JP H0511584U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- clock
- serial data
- clock pulse
- circuit
- Prior art date
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- Dc Digital Transmission (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で廉価のデータ・クロック同期回
路を提供する。 【構成】 立ち下がりの後に始まる所定データ速度のシ
リアルデータを同期させて受信する装置において,クロ
ック発生回路3はデータ速度以上の周波数をもつクロッ
クパルスを発生する。D型フリップフロップ2はシリア
ルデータの立ち下りを検出する。NANDゲート3はク
ロックパルスをD型フリップフロップ2で検出後に通過
させる。このNANDゲート3からのクロックを用いて
シリアルデータを再生するようにした。 【効果】 クロックパルスの周波数をシリアルデータの
データ速度よりも高くするこによって,データの立ち下
がりからのずれを正確に規定できる。
路を提供する。 【構成】 立ち下がりの後に始まる所定データ速度のシ
リアルデータを同期させて受信する装置において,クロ
ック発生回路3はデータ速度以上の周波数をもつクロッ
クパルスを発生する。D型フリップフロップ2はシリア
ルデータの立ち下りを検出する。NANDゲート3はク
ロックパルスをD型フリップフロップ2で検出後に通過
させる。このNANDゲート3からのクロックを用いて
シリアルデータを再生するようにした。 【効果】 クロックパルスの周波数をシリアルデータの
データ速度よりも高くするこによって,データの立ち下
がりからのずれを正確に規定できる。
Description
【0001】
本考案は,送信装置から伝送されたシリアルデータ受信する受信装置において ,受信装置のクロックをシリアルデータと同期させるためのデータ・クロック同 期回路に関する。
【0002】
送信側から非同期式に伝送されシリアルデータは、受信装置でデータを受信し ていないときハイレベル状態であって,立ち下がりの後に始まり、所定のデータ 速度をもつ。 従来の受信装置では、このようなシリアルデータを、当該受信装置のクロック 発生回路から発生されたクロックパルスを用いて再生している。
【0003】
このように、従来のデータ再生方法では、シリアルデータを受信しているか否 かに無関係にデータ再生を行っているので、クロックパルスの再生タイミング時 点がシリアルデータの立ち下がりと一致したときなどに、シリアルデータを正確 で再生できないという欠点があった。 そこで,本考案の技術的課題は,簡単な構成で正確にシリアルデータを正確で 再生できる廉価なデータ・クロック同期回路を提供することにある。
【0004】
本考案によれば,送信側から非同期式に伝送され,データを受信していないと きハイレベル状態であって,立ち下がりの後に始まる所定データ速度のシリアル データを同期させて受信する装置において,前記データ速度以上の周波数をもつ クロックパルスを発生するクロック発生手段と,前記シリアルデータの立ち下り を検出する立ち下がり検出手段と,前記クロックパルスを前記立ち下がり検出手 段の立ち下がり検出後に通過させるクロック供給制御手段とを備え,該クロック 供給制御手段からのクロックを用いて前記シリアルデータを再生するようにした ことを特徴とするデータ・クロック同期回路が得られる。
【0005】
本考案においては,クロック発生手段は,所定データ速度の2倍の周波数をも つクロックパルスを発生する。また,立ち下がり検出手段は,シリアルデータの 立ち下りを検出する。クロック供給制御手段は,前記クロックパルスを前記立ち 下がり検出手段の立ち下がり検出後に通過させる。このクロック供給制御手段か らのクロックを用いて前記シリアルデータが再生される。
【0006】
以下に,本考案の実施例について説明する。 図1は本考案の実施例に係るデータ・クロック同期回路を示すブロック図であ る。図1において,データ・クロック同期回路は,クロック発生回路1と,フリ ップフロップ2と,NANDゲート3と,データ再生回路5と,カウンタ回路6 と,比較器7とを備えている。 クロック発生回路1は,送信装置(図示せず)から送られてくるシリアルデー タのデータ速度に等しい周波数を持つクロックパルスを発生する。 フリップフロップ2は,リセット端子R,プリセット端子PR,クロック端子 CLK,データ入力端子D,および出力端子Qを有するD型フリップフロップで ある。リセット端子Rには後述する比較器7からリセット信号が供給され、プリ セット端子PRは接地(ロウレベルLの信号が供給)されている。クロック端子 CLKにはシリアルデータが供給され、データ入力端子DにはハイレベルHの信 号が供給されている。このような構成のフリップフロップ2では、クロック端子 CLKに供給されるシリアルデータの立下りにおいて,出力端子Qがハイレベル Hとなる。従って,このフリップフロップ2は,シリアルデータの立ち下りを検 出する立ち下がり検出手段として働く。 NANDゲート3は,クロック発生回路1からのクロックパルスとフリップフ ロップ2の出力端子Qからの出力とを論理積演算を行い,その結果の否定信号を 出力する。したがって,NANDゲート3からは,シリアルデータの立下り以後 のクロックパルスを通過させることになる。 カウンタ回路6は,NANDゲート3からの出力信号のクロック数をカウント し,そのカウント値を比較器7に出力する。 データ再生回路5は,NANDゲート3からの出力信号を用いて,送信された シリアルデータを再生する。 比較器7は,カウンタ回路6からの出力信号のクロック数が予め設定されたデ ータ長に相当するクロック数(本実施例では、13)と一致したとき.フリップ フロップ2のリセット端子Rにリセット信号を出力し,フリップフロップ2をリ セットする。
【0007】 図2は図1のデータ・クロック同期回路の動作を示すタイミグチャートである 。 図2において,(a)はクロック発生回路1からのクロックパルス,(b)は 受信データ,(c)はD型フリップフロップ2の出力端子Qの出力,(d)はN ANDゲート3の出力,(e)はD型フリップフロップ2のリセット端子Rへの 入力を夫々示している。図1及び図2を用いて,本考案の実施例に係るデータ・ クロック同期回路の動作を説明する。 図2(b)のシリアルデータの立下り(イ)において,フリップフロップ2の 出力端子QがハイレベルHとなる。この出力端子Qの出力とクロック発生回路1 からのクロックパルスとをNANDゲート3で論理積の否定を取ることによって ,図2(d)で示すように,シリアルデータの開始点、すなわち、シリアルデー タが立ち下がりまで,NANDゲート3の出力はハイレベルHのままとなる。 シリアルデータが立ち下がり以後に,NANDゲート3は,図2(d)で示す ように,クロック発生回路1からのクロックパルスを反転させた状態で通過させ る。この通過したクロックパルスのクロック数をカウンタ回路6によってカウン トし,カウンタ6は比較回路7にカウント値を送り出す。 この送り出されたカウント値が,データ長を示す設定値と一致した時に,図2 (e)で示されるように,比較回路7からリセット信号が出力される。即ち,こ のタイミングは,受信データビット数によって決定される。例えば,シリアルデ ータのビット数が8ビットの場合,カウンタ回路6で“8”をカウント後に比較 回路7からリセット信号が発生される。 クロックパルスとシリアルデータのずれはクロックの速度によって決まる。こ の場合,受信されるデータの1ビット間隔の1/2までずれる。リセット信号が 出されたとき,フリップフロップ2の出力端子Qは,図2(c)の(ロ)で示さ れるように立下り,データ送信が終了する。 本考案の実施例において,D型フリップフロップ2とNANDゲート3はそれ ぞれ市販のICを用いることによって同期回路を容易に構成することができる。 上記実施例では,クロック発生回路1から発生させるクロックパルスの周波数 とシリアルデータのデータ速度を等しくしているが,クロックパルスの周波数を シリアルデータのデータ速度より若干高くしても良い。この場合,データの立ち 下がりからのずれを正確に規定できる。
【0008】
以上説明したように,本考案によれば,IC2個でデータとクロックの同期が 行えるため,廉価にデータ・クロック同期回路を構成することができる。
【図1】本考案の実施例に係るデータ・クロック同期回
路を示すブロック図である。
路を示すブロック図である。
【図2】図2は図1のデータ・クロック同期回路の動作
を示すタイミグチャートである。
を示すタイミグチャートである。
1 クロック発生回路 2 D型フリップフロップ 3 NANDゲート 5 データ再生回路 6 カウンタ回路 7 比較回路
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 送信側から非同期式に伝送され,データ
を受信していないときハイレベル状態であって,立ち下
がりの後に始まる所定データ速度のシリアルデータを同
期させて受信する装置において,前記データ速度以上の
周波数をもつクロックパルスを発生するクロック発生手
段と,前記シリアルデータの立ち下りを検出する立ち下
がり検出手段と,前記クロックパルスを前記立ち下がり
検出手段の立ち下がり検出後に通過させるクロック供給
制御手段とを備え,該クロック供給制御手段からのクロ
ックを用いて前記シリアルデータを再生するようにした
ことを特徴とするデータ・クロック同期回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6540491U JPH0511584U (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | データ・クロツク同期回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6540491U JPH0511584U (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | データ・クロツク同期回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511584U true JPH0511584U (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=13286054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6540491U Withdrawn JPH0511584U (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | データ・クロツク同期回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511584U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56146052U (ja) * | 1980-04-02 | 1981-11-04 |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP6540491U patent/JPH0511584U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56146052U (ja) * | 1980-04-02 | 1981-11-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |