JPH05115682A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH05115682A
JPH05115682A JP3280977A JP28097791A JPH05115682A JP H05115682 A JPH05115682 A JP H05115682A JP 3280977 A JP3280977 A JP 3280977A JP 28097791 A JP28097791 A JP 28097791A JP H05115682 A JPH05115682 A JP H05115682A
Authority
JP
Japan
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overflow
water level
port
hose
laundry
Prior art date
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Pending
Application number
JP3280977A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Murakami
寛 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3280977A priority Critical patent/JPH05115682A/ja
Publication of JPH05115682A publication Critical patent/JPH05115682A/ja
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オーバーフローすすぎを、手動による逐一の
水位設定の操作の面倒を要さず、且つ、洗濯物の実際の
量に合った適正な水位で行なうことができるようにす
る。 【構成】 洗濯槽内の水を溢出させる溢水口を高さ調節
可能に具えると共に、この溢水口の高さ調節をする調節
駆動機構を具え、そして、洗濯物の量を検出する洗濯物
量検出手段、並びにこの洗濯物量検出手段による検出結
果に基づいて設定オーバーフローすすぎ水位まで上記溢
水口の高さ調節をしてオーバーフローすすぎをする制御
手段を具えることにより、洗濯物量の検出結果に基づ
き、実際の洗濯物量に合った設定オーバーフローすすぎ
水位まで自動的に溢水口の高さ調節をし、この状態でオ
ーバーフローすすぎを行なうようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオーバーフローすすぎが
できる洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、洗濯機においては、オーバー
フローすすぎができるものが供されている。このものの
場合、溢水口は洗濯槽の「高」の洗濯水位より更に上方
の位置に設けられており、従って、オーバーフローすす
ぎ時には、その「高」の洗濯水位より更に上方まで給水
して溢水させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のものの場合、多
量の洗濯物をすすぐ場合には良いが、少量の洗濯物をす
すぐ場合には必要以上の水量を使用することになり、時
間も長くかかるという問題点を有していた。
【0004】これに対して、溢水口を高さ調節可能に具
えたものも供されている。しかしながら、このものは、
その溢水口の高さ調節を手動操作により行なうものであ
り、その逐一の操作が面倒であった。又、その操作を忘
れたり誤ったりすると、適正な水位よりも高い又は低い
不適正な水位でオーバーフローすすぎが行なわれること
になり、上述同様の問題あるいは布傷みの問題を生じて
いた。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、オーバーフローすすぎを、
操作の面倒がなく、且つ、洗濯物の実際の量に合った適
正な水位で行なうことのできる優れた洗濯機を提供する
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の洗濯機においては、洗濯槽内の水を溢出さ
せる溢水口を高さ調節可能に具えると共に、この溢水口
の高さ調節をする調節駆動機構を具え、且つ、洗濯物の
量を検出する洗濯物量検出手段、並びにこの洗濯物量検
出手段による検出結果に基づいて設定オーバーフローす
すぎ水位まで上記溢水口の高さ調節をしてオーバーフロ
ーすすぎをする制御手段を具えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記手段によれば、洗濯物量の検出結果に基づ
いて、それに合った設定オーバーフローすすぎ水位まで
自動的に溢水口の高さ調節がなされ、この状態でオーバ
ーフローすすぎが行なわれる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面を参照
して説明する。
【0009】まず図2には洗濯機全体の外箱1を示して
おり、内部に、この場合、外槽2及び内槽3の二重槽か
ら成る洗濯槽4を配設している。この洗濯槽4にあっ
て、内槽3は周側部に脱水孔5を多数有するものであ
り、その内底部には撹拌体6を配設している。又、外槽
2は、排水口7そのほか少しの孔を有する以外、無孔状
を成すもので、その主として外下方部にはモータ8を主
体とする洗濯・脱水駆動機構9を配設すると共に、排水
弁10及び排水ホース11を配設している。
【0010】しかして、上記外槽2及び内槽3間には蛇
腹状の伸縮可能な溢水ホース12を配設しており、これ
の上端開口部が溢水口13として機能するようになって
いる。又、この溢水ホース12の下端部は筒部14とな
って、外槽2の排水口7より上方の部分に形成した接続
口15に接続されており、更に、その接続口15は接続
ホース16によって排水ホース11に接続されている。
【0011】一方、溢水ホース12上方の外槽2上端部
には、図2のほか、図3に示すように、溢水口13の高
さ調節をする調節駆動機構を構成するところのギヤード
モータ17を配設しており、このギヤードモータ17に
よって巻き上げ及び巻き上げが解除されるワイヤ18の
下端部を溢水ホース12上端部の引掛部19に引掛け連
結している。なお、この連結状態で、溢水ホース12は
自由状態より引き伸ばされた状態で保持されている。
【0012】前記外箱1上にはトップカバー20を装着
しており、これの後部に内槽3内ひいては外槽2内に給
水する給水弁21とそれら外槽2内及び内槽3内の水位
を検出する水位センサ22とを内設し、前部に制御手段
である制御装置23を内設している。
【0013】ここで、制御装置23は、詳細にはマイコ
ンにより構成したもので、図4に示すように、各種スイ
ッチから成るスイッチ入力部24よりスイッチ信号が入
力されると共に、前記水位センサ22より水位検出信号
が入力され、前記モータ8の回転数を検出するように設
けた回転数センサ25より回転数検出信号が入力され
て、更に洗濯物量検出手段であるこの場合位相差検出装
置26より位相差検出信号が入力されるようになってい
る。
【0014】上記位相差検出装置26は、モータ8にか
かる負荷量を電気的に検出して、上記位相差検出信号を
洗濯物量検出信号として出力するもので、詳細には図5
に示すように、モータ8に対する印加電圧Vを検出し
て、そのゼロクロス点で立ち上がり・立ち下がるパルス
を得、同時にモータ8に流れる電流Iを検出して、同様
にそのゼロクロス点で立ち上がり・立ち下がるパルスを
得、その両パルス波形から位相差θに応じたパルスを得
て、このパルスを平滑した電圧信号を更にデジタル化
し、洗濯物量に応じた検出信号を出力するようになって
いる。
【0015】そして、制御装置23は、上述の位相差検
出信号を初めとした各種入力並びにあらかじめ記憶され
た制御プログラムに基づき、モータ8を駆動する駆動回
路27と、表示部28を駆動する駆動回路29、前記給
水弁21を駆動する駆動回路30、前記ギヤードモータ
17を駆動する駆動回路31、前記排水弁10を駆動す
る駆動回路32にそれぞれ駆動制御信号を与えるように
なっている。
【0016】そこで、以下には上記制御装置23の制御
内容について述べる。
【0017】すなわち、図1に示すように、制御装置2
3は、電源が投入されて(ステップS1)、オーバーフ
ローすすぎを行なうコースが設定され(ステップS
2)、そしてスタートスイッチがオンされると(ステッ
プS3)、給水弁21を開放させて所定の「検出」水位
までの給水を行ない(ステップS4)、次にモータ8を
起動させて撹拌体6を回転させ、位相差検出装置26に
よる洗濯物の量の検出を行なう(ステップS5)。そし
て、その検出結果に基づいて洗濯水位及びオーバーフロ
ーすすぎ水位の設定をする。
【0018】ここで、図6は、検出した洗濯物量と、設
定する洗濯水位及びオーバーフローすすぎ水位との関係
を表わしており、洗濯物量が「大」と判定されるときに
は、洗濯水位は「高」で、具体的には外槽2の内底面か
ら320[mm]の高さに設定され、オーバーフローすす
ぎ水位はそれより30[mm]高いところに設定される。
これに対して、洗濯物量が「中」と判定されるときに
は、洗濯水位は「中」で、具体的には外槽2の内底面か
ら280[mm]の高さに設定され、オーバーフローすす
ぎ水位はそれより30[mm]高いところに設定される。
又、洗濯物量が「少」と判定されるときには、洗濯水位
は「低」で、具体的には外槽2の内底面から230[m
m]の高さに設定され、オーバーフローすすぎ水位はそ
れより30[mm]高いところに設定される。更に、洗濯
物量が「極少」と判定されるときには、洗濯水位は「少
量」で、具体的には外槽2の内底面から180[mm]の
高さに設定され、オーバーフローすすぎ水位はそれより
30[mm]高いところに設定される。
【0019】従って、次には給水弁21を開放させて設
定洗濯水位までの給水をし、それと並行してギヤードモ
ータ17を作動させ設定オーバーフローすすぎ水位まで
の溢水口13の高さ調節をする(ステップS6)。
【0020】ここで又、ギヤードモータ17は、現在の
溢水口13の高さ位置が設定オーバーフローすすぎ水位
より低い位置にあるときには、ワイヤ18を巻き上げ
て、溢水ホース12を引き伸ばすことにより、溢水口1
3の高さ位置を設定オーバーフローすすぎ水位位置まで
高くし、反対に、現在の溢水口13の高さ位置が設定オ
ーバーフローすすぎ水位より高い位置にあるときには、
ワイヤ18の巻き上げを解除して、溢水ホース12を収
縮させることにより、溢水口13の高さ位置を設定オー
バーフローすすぎ水位位置まで低くする。なお、このよ
うに伸縮させた後の溢水ホース12はギヤードモータ1
7の減速比により戻りが阻止されるものであり、従っ
て、溢水口13も調節した高さ位置に保持される。
【0021】而してその後、モータ8を起動させて撹拌
体6を回転させることにより、洗いを行なう(ステップ
S7)。この洗い時には、例えば撹拌体6の回転により
洗濯物を撹拌するときの、正転ごと及び逆転ごとの回転
数のばらつきを回転数センサ25により検出することに
よって、洗濯物の質の検出を行ない、それに基づき、水
流の強さを設定し、この設定した強さの水流で洗濯物の
洗いを行なう。
【0022】又、その後には排水弁10を開放させて排
水をし(ステップS8)、更にモータ8を起動させて内
槽3を回転させることにより脱水をし(ステップS
9)、この後、ステップS6同様の給水をして(ステッ
プS10)、その給水を続けながらモータ8を起動させ
て撹拌体6を回転させることにより、オーバーフローす
すぎを行なう(ステップS11)。このオーバーフロー
すすぎ時には、溢水口13の高さ位置(オーバーフロー
すすぎ水位)に達した水が洗い後の洗濯物から出た洗剤
分を伴ってその溢水口13から逐次溢出される。
【0023】そして、ステップS8同様の排水をし(ス
テップS12)、更にステップS9同様の脱水をして
(ステップS13)、運転を終了する(ステップS1
4)。
【0024】このように、本構成のものでは、洗濯物量
の検出をして、その検出結果に基づき、検出洗濯物量に
合った設定オーバーフローすすぎ水位まで自動的に溢水
口13の高さ調節をし、この状態でオーバーフローすす
ぎを行なうから、従来の手動操作で溢水口の高さ調節を
するもののような逐一の操作の面倒がなく、しかも、確
実に洗濯物の実際の量に合った適正な水位でオーバーフ
ローすすぎを行ない得るものであり、水量や時間の節約
並びに布傷みの発生防止といった効果も確実に得ること
ができる。
【0025】なお、本発明は上記し且つ図面に示した実
施例にのみ限定されるものではなく、例えば洗濯槽4内
の水の透明度を検出する光透過度センサ等を設けて、す
すぎの進行具合をチェックしながらオーバーフローすす
ぎを実行することも可能で、そのほか、前述の脱水兼用
洗濯機以外に、洗濯槽と脱水槽とを並設した二槽式洗濯
機等にも同様に適用できるなど、要旨を逸脱しない範囲
内で適宜変更して実施し得る。
【0026】
【発明の効果】以上の記述で明らかなように、本発明の
洗濯機は、洗濯槽内の水を溢出させる溢水口を高さ調節
可能に具えると共に、この溢水口の高さ調節をする調節
駆動機構を具え、且つ、洗濯物の量を検出する洗濯物量
検出手段、並びにこの洗濯物量検出手段による検出結果
に基づいて設定オーバーフローすすぎ水位まで上記溢水
口の高さ調節をしてオーバーフローすすぎをする制御手
段を具えたことを特徴とするもので、それにより、オー
バーフローすすぎを、操作の面倒がなく、且つ、洗濯物
の実際の量に合った適正な水位で行なうことができ、も
って、水量や時間の節約並びに布傷みの発生防止といっ
た効果も確実に得ることができるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す作用説明用の行程図
【図2】全体の縦断側面図
【図3】溢水口から調節駆動機構にかけた部分の拡大斜
視図
【図4】概略電気構成図
【図5】位相差検出装置の機能内容を説明するための波
形図
【図6】洗濯物量と設定洗濯水位及び設定オーバーフロ
ーすすぎ水位との関係を表わした図
【符号の説明】
4は洗濯槽、12は溢水ホース、13は溢水口、17は
ギヤードモータ(調節駆動機構)、18はワイヤ(調節
駆動機構)、23は制御装置(制御手段)、26は位相
差検出装置(洗濯物量検出手段)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽内の水を溢出させる溢水口を高さ
    調節可能に具えると共に、この溢水口の高さ調節をする
    調節駆動機構を具え、且つ、洗濯物の量を検出する洗濯
    物量検出手段、並びにこの洗濯物量検出手段による検出
    結果に基づいて設定オーバーフローすすぎ水位まで前記
    溢水口の高さ調節をしてオーバーフローすすぎをする制
    御手段を具えたことを特徴とする洗濯機。
JP3280977A 1991-10-28 1991-10-28 洗濯機 Pending JPH05115682A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3280977A JPH05115682A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 洗濯機

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JP3280977A JPH05115682A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 洗濯機

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ID=17632540

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JP3280977A Pending JPH05115682A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 洗濯機

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JP (1) JPH05115682A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105696265A (zh) * 2014-11-27 2016-06-22 合肥美的洗衣机有限公司 洗衣机
CN107268232A (zh) * 2017-07-07 2017-10-20 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗衣机的溢水漂洗控制方法及洗衣机

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105696265A (zh) * 2014-11-27 2016-06-22 合肥美的洗衣机有限公司 洗衣机
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