JPH05115366A - 電気湯沸かし器 - Google Patents
電気湯沸かし器Info
- Publication number
- JPH05115366A JPH05115366A JP27923691A JP27923691A JPH05115366A JP H05115366 A JPH05115366 A JP H05115366A JP 27923691 A JP27923691 A JP 27923691A JP 27923691 A JP27923691 A JP 27923691A JP H05115366 A JPH05115366 A JP H05115366A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- heating
- container
- opening
- opened
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気湯沸かし器において、蓋部を加熱するこ
とにより、蓋部への露の付着を防止し、蓋部開閉時の電
源用プラグへの露落下を防止する。また蓋部が開いてい
るときには蓋部への加熱を行わず電力の節約を図ること
を目的とする。 【構成】 蓋部3に、蓋部加熱手段7を設置し、蓋部3
の開閉に合わせてオン,オフするスイッチである蓋部開
閉検出手段10を設ける。制御手段11は蓋部開閉検出
手段10により蓋部3の開閉を検出し、蓋部3が閉じて
いるときには蓋部加熱手段7をオンする。また蓋部3が
開いているときには蓋部加熱手段7をオフする構成と
し、電源用プラグ6への露落下を防止するとともに、蓋
部3が開いているとき蓋部3の加熱を行わず電力の節約
を図ることができる。
とにより、蓋部への露の付着を防止し、蓋部開閉時の電
源用プラグへの露落下を防止する。また蓋部が開いてい
るときには蓋部への加熱を行わず電力の節約を図ること
を目的とする。 【構成】 蓋部3に、蓋部加熱手段7を設置し、蓋部3
の開閉に合わせてオン,オフするスイッチである蓋部開
閉検出手段10を設ける。制御手段11は蓋部開閉検出
手段10により蓋部3の開閉を検出し、蓋部3が閉じて
いるときには蓋部加熱手段7をオンする。また蓋部3が
開いているときには蓋部加熱手段7をオフする構成と
し、電源用プラグ6への露落下を防止するとともに、蓋
部3が開いているとき蓋部3の加熱を行わず電力の節約
を図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器の蓋部に加熱手段
を備えた電気湯沸かし器に関する。
を備えた電気湯沸かし器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気湯沸かし器の蓋部に露がつ
き、蓋部を開けたとき電源プラグに露が落ち、そのため
にショートすることがあり、その対策を求められてい
た。
き、蓋部を開けたとき電源プラグに露が落ち、そのため
にショートすることがあり、その対策を求められてい
た。
【0003】以下、従来の電気湯沸かし器について図3
を参照しながら説明する。図に示すように、本体1内に
上面開口の容器2、前記容器2の開口部をおおう蓋部3
を有し、前記蓋部3は接合部4を支点として開閉可能に
なっている。また容器2内の液体を加熱する熱源となる
加熱手段5は、電源用プラグ6によって商用電源が供給
されるようになっている。なお、電源用プラグ6は本体
接合部4に対して回動自在になっている。
を参照しながら説明する。図に示すように、本体1内に
上面開口の容器2、前記容器2の開口部をおおう蓋部3
を有し、前記蓋部3は接合部4を支点として開閉可能に
なっている。また容器2内の液体を加熱する熱源となる
加熱手段5は、電源用プラグ6によって商用電源が供給
されるようになっている。なお、電源用プラグ6は本体
接合部4に対して回動自在になっている。
【0004】以上のように構成された電気湯沸かし器に
ついてその動作を説明する。容器2に水を入れて商用電
源を印加すると、加熱手段5に通電し容器2内の液体を
加熱する。容器2内の液体は沸騰し、それにともなって
蓋部3に露が付着する。そのため取扱い説明書等で、蓋
部3を開けたとき電源プラグ6の上に露が落ちないよう
蓋部3を開けるときには、蓋部3と本体1の接合部4の
位置が電源用プラグ6の上にならないよう注意してい
た。
ついてその動作を説明する。容器2に水を入れて商用電
源を印加すると、加熱手段5に通電し容器2内の液体を
加熱する。容器2内の液体は沸騰し、それにともなって
蓋部3に露が付着する。そのため取扱い説明書等で、蓋
部3を開けたとき電源プラグ6の上に露が落ちないよう
蓋部3を開けるときには、蓋部3と本体1の接合部4の
位置が電源用プラグ6の上にならないよう注意してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法では、使用者がついうっかり取扱い説明書の注意
を忘れて、蓋部3と本体1の接合部4が電源用プラグ6
の上にきたときに蓋部3を開けると、蓋部3に付着した
露が電源用プラグ6の上に落ち、ショート等の危険な状
態を引き起こすという問題を有していた。
の方法では、使用者がついうっかり取扱い説明書の注意
を忘れて、蓋部3と本体1の接合部4が電源用プラグ6
の上にきたときに蓋部3を開けると、蓋部3に付着した
露が電源用プラグ6の上に落ち、ショート等の危険な状
態を引き起こすという問題を有していた。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、蓋部
に露がつくことを防ぎ、蓋部を開けたときに電源プラグ
に露が落ちることを未然に防ぐ電気湯沸かし器を提供す
ることを第1の目的とする。
に露がつくことを防ぎ、蓋部を開けたときに電源プラグ
に露が落ちることを未然に防ぐ電気湯沸かし器を提供す
ることを第1の目的とする。
【0007】また、蓋部開閉検出手段により、液体を追
加するとき等蓋部が開いたことを判断すると蓋部加熱手
段に通電するのをオフし、電力の節約を行なう電気湯沸
かし器を提供することを第2の目的とする。
加するとき等蓋部が開いたことを判断すると蓋部加熱手
段に通電するのをオフし、電力の節約を行なう電気湯沸
かし器を提供することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は第1の目的を達
成するために、蓋部に設置された蓋部加熱手段と、前記
蓋部加熱手段の通電制御を行う蓋部通電制御手段とを有
した構成とする。
成するために、蓋部に設置された蓋部加熱手段と、前記
蓋部加熱手段の通電制御を行う蓋部通電制御手段とを有
した構成とする。
【0009】また、第2の目的を達成するために、蓋部
の開閉を判断する蓋部開閉検出手段と、蓋部が開いてい
るとき、蓋部加熱手段の加熱を停止する制御手段を有し
た構成とする。
の開閉を判断する蓋部開閉検出手段と、蓋部が開いてい
るとき、蓋部加熱手段の加熱を停止する制御手段を有し
た構成とする。
【0010】
【作用】本発明は上記構成において、蓋部に設置された
蓋部加熱手段に通電することにより、容器内の液体を加
熱することによって生じる蓋部の露を防ぎ、蓋部を開け
たときに電源用プラグに露が落ちることを未然に防ぐこ
ととなる。
蓋部加熱手段に通電することにより、容器内の液体を加
熱することによって生じる蓋部の露を防ぎ、蓋部を開け
たときに電源用プラグに露が落ちることを未然に防ぐこ
ととなる。
【0011】また、蓋部の開閉を検出することにより、
液体を追加するとき等蓋部が開いた状態で蓋部を加熱す
る必要がないときには蓋部の加熱をオフし、電力の節約
を計ることとなる。
液体を追加するとき等蓋部が開いた状態で蓋部を加熱す
る必要がないときには蓋部の加熱をオフし、電力の節約
を計ることとなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1および
図2を参照しながら説明する。なお、従来例で説明した
ものと同一構成部材には同一番号を用いその説明を省略
する。
図2を参照しながら説明する。なお、従来例で説明した
ものと同一構成部材には同一番号を用いその説明を省略
する。
【0013】従来例と異なる点は図1に示すように、容
器2の開口部をおおう蓋部3を加熱する蓋部加熱手段7
を、蓋部3の内部に設けるとともに、図2に示すように
加熱手段5の通電制御を行う通電制御手段8は加熱手段
5に直列に接続されたリレー接点8aと、このリレー接
点8aを駆動するリレーコイル8bにより構成されてい
る。蓋部加熱手段7の通電制御を行う蓋部通電制御手段
9は蓋部加熱手段7に接続されたリレー接点9aと、こ
のリレー接点9aを駆動するリレーコイル9bにより構
成されている。また蓋部開閉検出手段10はスイッチ
で、蓋部3が開閉することによりオン,オフする。制御
手段11はマイコンで、蓋部開閉検出手段10のオン,
オフにもとづいてリレーコイル9bにオン,オフ信号を
出力するようになっている。
器2の開口部をおおう蓋部3を加熱する蓋部加熱手段7
を、蓋部3の内部に設けるとともに、図2に示すように
加熱手段5の通電制御を行う通電制御手段8は加熱手段
5に直列に接続されたリレー接点8aと、このリレー接
点8aを駆動するリレーコイル8bにより構成されてい
る。蓋部加熱手段7の通電制御を行う蓋部通電制御手段
9は蓋部加熱手段7に接続されたリレー接点9aと、こ
のリレー接点9aを駆動するリレーコイル9bにより構
成されている。また蓋部開閉検出手段10はスイッチ
で、蓋部3が開閉することによりオン,オフする。制御
手段11はマイコンで、蓋部開閉検出手段10のオン,
オフにもとづいてリレーコイル9bにオン,オフ信号を
出力するようになっている。
【0014】上記構成において動作を説明すると、容器
2に水を入れて商用電源を印加すると、制御手段11は
通電制御手段8のリレーコイル8bにオン信号を出力し
加熱手段5をオンし容器2内の液体を加熱する。それと
ともに、蓋部通電制御手段9のリレーコイル9bにオン
信号を出力し、蓋部加熱手段7をオンさせ蓋部3を加熱
する。このように蓋部加熱手段7を設け蓋部3を加熱す
ることにより、容器2内の液体が沸騰することによって
生じる蓋部3の露を蒸発させ、蓋部3が開いたときに電
源用プラグ6に露が落ちショート等の危険な状態を引き
起こすことを防ぐことができる。
2に水を入れて商用電源を印加すると、制御手段11は
通電制御手段8のリレーコイル8bにオン信号を出力し
加熱手段5をオンし容器2内の液体を加熱する。それと
ともに、蓋部通電制御手段9のリレーコイル9bにオン
信号を出力し、蓋部加熱手段7をオンさせ蓋部3を加熱
する。このように蓋部加熱手段7を設け蓋部3を加熱す
ることにより、容器2内の液体が沸騰することによって
生じる蓋部3の露を蒸発させ、蓋部3が開いたときに電
源用プラグ6に露が落ちショート等の危険な状態を引き
起こすことを防ぐことができる。
【0015】また、加熱手段5と蓋部加熱手段7がオン
した状態で使用者によって蓋部3が開けられると、蓋部
3の開閉にともなってオン,オフする蓋部開閉検出手段
10によって蓋部3が開けられたことが分かる。蓋部3
が開けられると、制御手段11は蓋部通電制御手段9の
リレーコイル9bにオフ信号を出力し、蓋部加熱手段7
をオフさせ、蓋部3の加熱を中断する。このように蓋部
開閉検出手段10を設けることにより、蓋部3が開いた
ことを検出し、蓋部3が開いた状態では蓋部3に露が付
着するおそれがないため、蓋部3の加熱をオフすること
により電力の節約を図ることができる。
した状態で使用者によって蓋部3が開けられると、蓋部
3の開閉にともなってオン,オフする蓋部開閉検出手段
10によって蓋部3が開けられたことが分かる。蓋部3
が開けられると、制御手段11は蓋部通電制御手段9の
リレーコイル9bにオフ信号を出力し、蓋部加熱手段7
をオフさせ、蓋部3の加熱を中断する。このように蓋部
開閉検出手段10を設けることにより、蓋部3が開いた
ことを検出し、蓋部3が開いた状態では蓋部3に露が付
着するおそれがないため、蓋部3の加熱をオフすること
により電力の節約を図ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明は蓋部を加熱する蓋部加熱手段を設けること
により蓋部への露の付着を防ぎ、蓋部を開けたとき電源
プラグに水滴が落ちるという危険な状態を防止すること
ができる。
に、本発明は蓋部を加熱する蓋部加熱手段を設けること
により蓋部への露の付着を防ぎ、蓋部を開けたとき電源
プラグに水滴が落ちるという危険な状態を防止すること
ができる。
【0017】また、本発明は蓋部の開閉を検出する蓋部
開閉検出手段を設けることにより、液体を追加するとき
等蓋部が開いた状態で、蓋部に露が付着する心配がない
ときには蓋部への加熱をオフし電力の節約を計ることが
できる。
開閉検出手段を設けることにより、液体を追加するとき
等蓋部が開いた状態で、蓋部に露が付着する心配がない
ときには蓋部への加熱をオフし電力の節約を計ることが
できる。
【図1】本発明の一実施例の電気湯沸かし器の概略縦断
面図
面図
【図2】本発明の一実施例の電気湯沸かし器の回路図
【図3】従来の電気湯沸かし器の概略縦断面図
2 容器 3 蓋部 5 加熱手段 7 蓋部加熱手段 8 通電制御手段 9 蓋部通電制御手段 10 蓋部開閉検出手段 11 制御手段
フロントページの続き (72)発明者 島田 一幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 液体を収容する容器と、容器内の液体を
加熱する加熱手段と、前記加熱手段の通電制御を行う通
電制御手段と、容器の蓋部を加熱する蓋部加熱手段と前
記蓋部加熱手段の通電制御を行う蓋部通電制御手段とを
設けた電気湯沸かし器。 - 【請求項2】 液体を収容する容器と、容器内の液体を
加熱する加熱手段と、容器の蓋部を加熱する蓋部加熱手
段と、蓋部通電手段と、蓋部の開閉を検出する蓋部開閉
検出手段と、蓋部が開いているとき、前記蓋部通電制御
手段にオフ信号を出力する制御手段を設けた電気湯沸か
し器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27923691A JPH05115366A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 電気湯沸かし器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27923691A JPH05115366A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 電気湯沸かし器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05115366A true JPH05115366A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=17608338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27923691A Pending JPH05115366A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 電気湯沸かし器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05115366A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102973142A (zh) * | 2012-12-03 | 2013-03-20 | 余鸿 | 一种储热自动保温式防干烧电热水壶 |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP27923691A patent/JPH05115366A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102973142A (zh) * | 2012-12-03 | 2013-03-20 | 余鸿 | 一种储热自动保温式防干烧电热水壶 |
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