JPH02176353A - 給湯器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は貯湯式の給湯器に関するものである。

従来の技術 従来の貯湯式給湯器を第４図の概略構成図に依って説明
する。

第４図に於いて、１は貯湯タンクであり、その下部には
発熱体２が装着されている。３はｔＱ　湯を制限するカ
ラン、４は給水を制限する給水バルブ、５は排水を制限
する排水バルブである。

次に動作について説明する。

通常使用時は給水バルブ４を「開Ｊとし、排水バルブ５
を「閉」として満水状態で発熱体２を制御して湯を沸か
し、カラン３より湯が使用できる。

カラン３より湯を使用した量だけ給水バルブ４を経て貯
湯タンクｌに給水される。しかし、給湯器を長期未使用
の際には給水バルブ４を「閉」とし、発熱体２をオフし
、排水バルブ５を「開」とし、湯を抜いて貯湯タンク１
の中を空とする。

発明が解決しようとする課題 給湯器の長期非使用時に貯湯タンクｌを空にするのを忘
れると発熱体２への通電が行われ、無駄な電力消費がな
されると共に貯湯タンク１内の湯が不衛生となる。

本発明は、上記のような課題を解消するためになされた
もので、長期非使用時に無駄な電力消費をなくし、衛生
的な湯を供給することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明の給湯器は電動給水弁と電動排水弁と発熱体とを
制御する制御装置に、貯湯タンクが満水後所定時間内に
給水を検出する流量検出器からの流量検出信号入力がな
い時、電動給水弁を「閉」とし、発熱体をオフし、電動
排水弁を「開」に制御するものである。

作用 本発明の給湯器は、流量検出器により、所定時間給水が
無い事を検出し、制御装置により電動給水弁を閉じ、発
熱体への通電をオフし、電動排水弁を開いて貯湯タンク
内の湯を排水するように動作する。

実施例 以下、本発明による一実施例の給湯器を説明する。

第１図は、本発明による一実施例の給湯器の全体構成図
であり、ｌ、２．３は前記給湯器の従来例と全（同一の
ものである。６は給水を制限する電動給水弁であり、７
は排水を制限する電動排水弁である。８は制御装置であ
り、９は給水を検出する流量検出器である。

第２図は第１図の一実施例の給湯器の電気接続を示す回
路図である。図中、１ｏは給水操作回路であり、給水ス
イッチ１０−１．抵抗１０−２を存しており、１１は制
御装置内のマイクロコンピュータであり、入力回路１１
−１．メモリ１１−２．ＣＰＵｌｌ−３，出力回路１１
−４を有している。１２は電動弁制御回路で、抵抗、ト
ランジスタ（いずれも図示せず）からなるドライバ１２
−１．１２−２．給水リレー１２−３．排水リレー１２
−４から構成されている。前記給水リレー１２−３の接
点１２−３−１により前記電動給水弁６のモータＭ１を
駆動し、モータ軸に取りつけられたレバーにより「開Ｊ
スイッチ６−１或いは「閉」スイッチ６−２をオフにす
る。同様に排水リレー１２−４の接点１２−４−１によ
り前記電動排水弁７のモータＭ２を駆動し、モータ軸に
取りつけられたレバーにより「開」スイッチ７−１或い
は「閉」スイッチ７−２をオフにする。１４は前記モー
タＭｌ、Ｍ２を駆動する為の商用電源である。　１３は
発熱体制御回路であり、ドライバ１３−１と発熱体２へ
の通電を制御するリレー１３−２で構成されている。制
御装置８は給水操作回路１０．マイクロコンピュータ１
１．電動弁制御回路１２．発熱体制御回路１３から構成
されている。

次に上記実施例の動作を第３図を参照しながら説明する
。第３図はマイクロコンピュータ１１のメモリ１１−２
に記憶された発熱体２．電動給水弁６゜電動排水弁７の
制御を示すフローチャートである。

貯湯タンクｌが空の状態で給水スイッチ１０−１をオン
すると第３図に示すステップ１５の電動排水弁７が「閉
」となり、次にステップ１６の電動給水弁６が「開」と
なる、これで貯湯タンク１内に給水が始まり満水になる
まで前記流量検出器９からの流量検出信号がマイコン１
１に人力される。ステップ１７で前記流量検出信号入力
がなくなる、即ち満水になった事を検出してステップ１
８で発熱体２を制御開始し、次にステップ１９の４８時
間タイマーがスタートする。次にステップ２ｏでカラン
３がら給湯されているかどうかを流量検出信号の有無で
判別し、給湯されている場合は、即ち流量検出信号入力
がある時は４８時間タイマーがリセットされるスッテプ
２１となる。給湯されない場合、即ち流量検出信号入力
がない時はステップ２２で４８時間タイマーがタイムア
ツプして、ステップ２３で電動給水弁６が「閉」、ステ
ップ２４で発熱体２がオフ、ステップ２５で７２時間、
湯を冷した後、ステップ２６で電動排水弁７を「開」と
し、貯湯タンクｌ内の湯を排水する。

本実施例においては満水後、湯を４８時間使用しなかっ
た時に７２時間のウェイト後に自動排水することにした
が、これらの時間は使用実態に即して適当な値にすれば
よい。又、これらの時間を可変に設定できるようにして
もよい。

又、電動弁６．７を電磁弁に置換えてもよいことはいう
までもない。

発明の効果 以上のように本発明によれば、流量検出器により所定時
間給水がない事を検出し、制御装置により電動給水弁を
閉じ、発熱体をオフし、電動排水弁を開いて貯湯タンク
内の湯を排水するように構成したので、給湯器を長期非
使用時に無駄な電力消費が無くなると共に、不衛生な湯
を供給することがないという大きな効果がある。リゾー
トマンシラン等においては特に有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の給湯器を示す概略全体構成
図、第２図は同実施例の給湯器の主要電気回路図、第３
図は同実施例の給湯器の動作を示すフローチャー・ト、
第４図は従来例の給湯器の概略構成図である。 ｌ・・・・・・貯湯タンク、２・・・・・・発熱体、６
・・・・・・電動給水弁、７・・・・・・電動排水弁、
８・・・・・・制御装置、９・・・・・・流量検出器。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）貯湯タンクへの給水を制限する電動給水弁と、前
   記貯湯タンクからの排水を制限する電動排水弁と、前記
   貯湯タンクへの給水を検出する流量検出器と、前記電動
   給水弁と前記電動排水弁と発熱体を制御する制御装置と
   を備え、この制御装置により、前記貯湯タンクに満水後
   、所定時間内に前記流量検出器から流量検出信号が無い
   時、前記電動給水弁を「閉」、前記発熱体をオフ、前記
   電動排水弁を「開」に制御する給湯器。
2. （２）制御装置は、貯湯タンクに満水後、ある時間内に
   流量検出器から流量検出信号が無い時、電動給水弁を「
   閉」発熱体をオフし、所定時間後電動排水弁を「開」に
   制御することを特徴とする請求項（１）記載の給湯器。