JPH05114Y2 - - Google Patents

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JPH05114Y2
JPH05114Y2 JP1987188807U JP18880787U JPH05114Y2 JP H05114 Y2 JPH05114 Y2 JP H05114Y2 JP 1987188807 U JP1987188807 U JP 1987188807U JP 18880787 U JP18880787 U JP 18880787U JP H05114 Y2 JPH05114 Y2 JP H05114Y2
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pot lid
shaped frame
knob
shaped
pot
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は鍋蓋の開閉、水切りの際の鍋蓋の起立
及び収納の際の重ね合わせに便利なつまみを有す
る鍋蓋に関するものである。
〔従来の技術〕
鍋蓋の開閉及び水切りの際の鍋蓋の起立に便利
なつまみについては、実公昭43−6033号公報或は
実開昭60−132219号公報に記載の技術などがあ
る。
前者の実公昭43−6033号公報によれば、第7図
〜第8図に示すように、鍋蓋1の上面に鍋蓋1の
中心部より一方向に向かつて三角形状に形成した
つまみ2を設け、つまみ2の側縁部2aは鍋蓋1
より鉛直に突設形成する。
かくして、鍋蓋1を鍋釜などより取外す際には
容易に掴み得ると共に、第9図に示すように、側
縁部2aを下にして鍋蓋1を鉛直に起立保持せし
めると鍋蓋1の内面に附着した水滴は徐々に下方
に落下して鍋蓋1の水切りができる。
又、後者の実開昭60−132219号公報は第10及
び第11図に示すように、鍋蓋1の外周面より中
心部に向けて把持部3aを一体成型してなる把持
部材3を装着し、把持部材3に突出部4,5及び
6を設け、突出部4,5及び6を下にして鍋蓋1
を起立させるようにしたものである。
以上の2件の従来技術は、鍋蓋の開閉に用いる
つまみ或は把持部材を鍋蓋の起立に便利な形状と
したことにより鍋蓋を起立状態に保持することが
でき、鍋蓋内に附着した水滴を除去できる利点を
有するが、反面、次のような欠点があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
鍋蓋に設けられるつまみ或は把持部材は鍋蓋上
に突出しているため、複数の鍋蓋を重ね合わせて
収納或は運搬することができない。
又、鍋蓋を起立したときに、鍋蓋の内面に附着
していた水滴が鍋などを載置したテーブル面上に
流れて他の容器類を濡らす不具合が生ずる。
本考案はかかる問題点に対してなされたもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は鍋蓋の開閉並びに水切りの際の鍋蓋の
起立を容易ならしめると共に収納の際の重ね合わ
せをも容易にし、且つ、水切りの際に生じた水が
鍋蓋外部に流出しないようにするものであり、鍋
蓋の外周縁に断面形状がU字状をなす水溜り部を
周設し、上記鍋蓋の中央に中空部を有するつまみ
を設け、該つまみの両側壁に透孔を穿設し、U字
状に形成され弾性を有するU字状枠体の両先端を
ほぼ直角に屈曲して上記透孔に遊嵌し、上記つま
みの上面に、上段と下段が相互に連通する鼓状係
止孔を形成し、 上記上段の位置は、上記上段に係入した上記U
字状枠体が上記鍋蓋の斜め上方に傾斜して上記鍋
蓋を起立状態に支持する支持脚となる位置に設
け、上記下段の位置は、上記下段に係入した上記
U字状枠体が上記鍋蓋の表面に倒伏する位置に設
けた。
〔作用〕
U字状枠体を上記鼓状係止孔の上段に係止させ
ると、U字状枠体は鍋蓋の上面より上方に傾斜し
た状態となり、U字状枠体の先端が鍋蓋より遠ざ
かる。
従つて、U字状枠体の先端を把持して鍋蓋を開
閉する際に指先が鍋蓋に触れて火傷することはな
く、又、U字状枠体の先端と鍋蓋の周縁部一箇所
を下にして鍋蓋を起立した際に鍋蓋は安定した起
立状態に保たれ、起立した鍋蓋の内面に附着した
水は水溜り部に保たれて外部に流出しない。
U字状枠体を鼓状係止孔の下段に係止すると、
U字状枠体は鍋蓋に接近し、安定して鍋蓋を重ね
合わせることができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は鍋蓋の要部断面正面図を示し、鍋蓋1
の外周縁にはU字状に屈曲して形成された水溜り
部1aが周設され、鍋蓋の上部中央にはつまみ7
が設けられる。
つまみ7は内部に中空部を有し、つまみ7の上
面7aに中空部より外部に開口する鼓状係止孔8
が設けられる(第2図参照)。
鼓状係止孔8の形状は、第3図に示すように、
横方向の孔寸法がdなる両内壁面に突起9を設
け、突起9の上方及び下方にそれぞれ巾寸法がd
なる上段8aと下段8bを形成する。
鼓状係止孔8の横方向の両側に、つまみ7の側
壁7bを貫通する透孔10を設け、透孔10には
次に述べるU字状枠体11の両脚部11aの先端
11bが遊挿入される(第2図及び第4図参照)。
U字状枠状11は、略丸棒状の取手12に金属
製の脚部11aを2本着設し(第1図及び第5図
参照)、脚部11aの先端11bを外方に屈曲す
る(第2図及び第4図参照)。
U字状枠体11は弾性を有し、両脚部11aの
間隔は鼓状係止孔8の横巾寸法dより若干大きく
設定されているので、U字状枠体11の両脚部1
1aの間隔を弾性的に縮めて鼓状係止孔8に挿入
し、両先端11bを透孔10に遊挿する。
かくして、U字状枠体11は先端11bを支点
として回動可能となり、取手12を握つてU字状
枠体11を回動すると、突起9に当る両端部11
は弾性変形して突起9をのり越え、上段8a或は
下段8bにおいて弾性的に復帰して上段8a或は
下段8bに係止される。
次に、使用態様について説明する。
調理に際しては、U字状枠体11を上段8aに
係止させる。
このとき、U字状枠体11は、第1図の実線位
置にあり、鍋蓋1より離れているので把手12及
びU字状枠体11を片手ハンドルとして使用する
ことができ、鍋蓋1を開閉する際に指先が鍋蓋1
に触れて火傷することもなく、鍋蓋1の取扱いに
便利である。
又、第5図に示すように、把手12と鍋蓋1の
一端を下にしてテーブル面に置いたときは、U字
状枠体11が起立した鍋蓋1を安定した状態に支
持する支持脚となり、テーブル面上の載置面積が
小さくなり、しかも、鍋蓋内面に附着した水滴は
水溜部1aに溜まるためテーブル面を汚す虞れは
ない。
又、第6図に示すように、複数の鍋蓋1を重ね
合わせて収納或は運搬する際には、U字状枠体1
1を下段8bに係止すると、U字状枠体11が鍋
蓋1に接近した状態となり、安定して重ね合わせ
ることができる。
〔効果〕
以上のように、本考案は、鍋蓋のつまみに上段
と下段を有する鼓状係止孔を形成し、上記つまみ
に枢支したU字状枠体を上段、下段に選択して係
入できるようにし、且つ、鍋蓋外周縁に水溜り部
を設けたので、調理の際にはU字状枠体を上段に
係入することにより、U字状枠体を鍋蓋の斜め上
方に向け、調理に際して鍋蓋を開閉し易くすると
共に、調理後にU字状枠体を起立した鍋蓋の支持
脚として使用し、鍋蓋の水滴を水溜り部に回収す
るこができる。
又、U字状枠体を下段に係入することにより、
U字状枠体を鍋蓋の表面に倒伏させると複数の鍋
蓋を重ね合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の実施例を示し、第1
図は鍋蓋の要部断面正面図、第2図はつまみの斜
視図、第3図は鼓状係止孔の形状図、第4図は第
2図のY−Y断面図、第5図は鍋蓋を起立した場
合の斜視図、第6図は鍋蓋を重ね合わせた場合の
正面図、第7図は従来例における鍋蓋の平面図、
第8図は同上の正面図、第9図は同上の斜視図、
第10図は他の従来例における鍋蓋の起立状態を
示す斜視図、第11は同上の鍋蓋の水平状態を示
す斜視図である。 1……鍋蓋、1a……水溜り部、7……つま
み、7a……一面、7b……側面、8……鼓状係
止孔、8a……上段、8b……下段、9……突
起、10……透孔、11……U字状枠体、11b
……先端、12……取手。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 鍋蓋の外周縁に断面形状がU字状をなす水溜り
    部を周設し、上記鍋蓋の中央に中空部を有するつ
    まみを設け、該つまみの両側壁に透孔を穿設し、
    U字状に形成され弾性を有するU字状枠体の両先
    端をほぼ直角に屈曲して上記透孔に遊嵌し、上記
    つまみの上面に、上段と下段が相互に連通する鼓
    状係止孔を形成し、 上記上段の位置は、上記上段に係入した上記U
    字状枠体が上記鍋蓋の斜め上方に傾斜して上記鍋
    蓋を起立状態に支持する支持脚となる位置に設
    け、上記下段の位置は、上記下段に係入した上記
    U字状枠体が上記鍋蓋の表面に倒伏する位置に設
    けたことを特徴とする鍋蓋。
JP1987188807U 1987-12-14 1987-12-14 Expired - Lifetime JPH05114Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987188807U JPH05114Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987188807U JPH05114Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0192935U JPH0192935U (ja) 1989-06-19
JPH05114Y2 true JPH05114Y2 (ja) 1993-01-05

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ID=31479877

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614709Y2 (ja) * 1990-07-13 1994-04-20 株式会社貝印刃物開発センター 各種蓋における把手の取付構造
JP2000116523A (ja) * 1999-01-19 2000-04-25 Odajima:Kk 調理用具用蓋体
JP6966922B2 (ja) * 2016-11-14 2021-11-17 加津美 佐藤 可動式の鍋蓋用つまみ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140259U (ja) * 1984-08-14 1986-03-14 堀井謄寫堂株式会社 小型謄写版

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JPH0192935U (ja) 1989-06-19

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