JPH0614709Y2 - 各種蓋における把手の取付構造 - Google Patents

各種蓋における把手の取付構造

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JPH0614709Y2
JPH0614709Y2 JP1990074632U JP7463290U JPH0614709Y2 JP H0614709 Y2 JPH0614709 Y2 JP H0614709Y2 JP 1990074632 U JP1990074632 U JP 1990074632U JP 7463290 U JP7463290 U JP 7463290U JP H0614709 Y2 JPH0614709 Y2 JP H0614709Y2
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JP
Japan
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lid
handle
fixed support
ceiling surface
side wall
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JPH0432641U (ja
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育雄 池垣
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Kaijirushi Hamono Center KK
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Kaijirushi Hamono Center KK
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 この考案は例えばフライパン等の蓋において把手を取付
ける構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、蓋に支持された把手は蓋の下側である載置面に対
し斜状となるように蓋の上側である天井面の上方に向け
て延設されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように把手が傾斜して延設されていると、使用者は
蓋の上方から把手を把持し易くなるが、把手が蓋の天井
面から上方へ突出しているため、蓋を保管する時その把
手が邪魔になってかさばる欠点があった。
本考案はこのような蓋の把手の取付構造に工夫を凝らす
ことにより、使用者が把手を把持し易いようにするばか
りではなく、蓋の保管時に把手がかさばらないように
し、さらには蓋自体の設計自由度を広げることを目的と
している。
考案の構成 〔課題を解決するための手段〕 この目的に鑑み本考案に係る各種蓋の把手の取付構造
は、後記する実施例の図面に示すように、蓋1の被冠部
2外周に沿って立設する側壁部3bの外側面に固定支持
部5を設け、同固定支持部5に対し把手9を回動可能に
支持し、蓋1の下側である載置面Aとその上側である天
井面Bとの間に把手9が位置する不使用状態と、蓋1の
載置面Aに対し把手9が蓋1の天井面Bの上方へ向けて
斜状となる使用状態とを取り得るように、蓋1の固定支
持部5と把手9との間に係止手段6,7,8,11a,
11bを設けたものである。
〔作用〕
さて、不使用時には第1図に示すように把手9が蓋1の
載置面Aと天井面Bとの間に位置する。
使用時に把手9を回動させると、第9図に示すように把
手9が蓋1の載置面Aに対し蓋1の天井面Bの上方へ向
けて斜状となる。また、把手9が支持される固定支持部
5は側壁部3bの外側面に設けられるため、蓋1は天井
面B部分の設計自由度が広がる。
〔実施例〕
以下、本考案をフライパンの蓋に具体化した一実施例を
図面に従って説明する。
第1〜8図に示すように、金属からなる蓋1の外周の被
冠部2は円筒状の側壁部3aと、この側壁部3aの下端
から外側へ延びる円形状の載置部3bとからなり、側壁
部3aの上端内周部には透明ガラス板4が載置部3bと
平行に嵌着されている。
前記側壁部3aの一側外面には円柱状をなすプラスチッ
ク製の固定支持部5が若干上向きに固着されて側壁部3
aに対し回動できないようになっている。この固定支持
部5の外周には取付溝6が周方向へ連続して形成されて
いる。この取付溝6内においてその上下両側には係止部
7,8が突設されている。
金属棒を折曲した把手9は細長いU字状をなす把持部1
0と、この把持部10の両端から相対向して円弧状に延
びる回動支持部11とからなり、この両回動支持部11
が前記取付溝6に嵌め込まれている。この両回動支持部
11の基端係止部11a間及び先端係止部11b間には
取付溝6の上下両係止部7,8のうちいずれかのものが
係入されるようになっている。把手9の把持部10には
回動支持部11付近において止め板12が取着されてい
る。
第8図に示すように不使用時には取付溝6内の上側の係
止部7が把手9の両回動支持部11の先端係止部11b
間に係入されているとともに、取付溝6内の下側の係止
部8が把手9の両回動支持部11の基端係止部11a間
に係入され、第1図に示すように蓋1の被冠部2の載置
部3bに沿って想定した載置面Aと、これに平行な透明
ガラス板4に沿って想定した天井面Bとの間において、
把手9の把持部10が載置部3bの若干上方で前記載置
面Aと平行に延びるように位置している。
第9〜11図に示すように使用時に把手9の両回動支持
部11の弾性を利用して両回動支持部11を180度回
動させると、取付溝6内の上側の係止部7が両回動支持
部11の基端係止部11a間に係入されるとともに、取
付溝6内の下側の係止部8が両回動支持部11の先端係
止部11b間に係入される。この状態で、把手9の長手
方向Cが前記載置面Aに対し斜状をなし、把手9は前記
天井面Bの上方に位置して斜め上方へ向けて延びるよう
に突出する。従って、使用者は蓋1の上方からこの把手
9を把持し易くなる。
特に本実施例においては、第1図に示すように把手9を
前記載置面Aと天井面Bとの間に位置させて蓋1の被冠
部2の載置部3bに沿って寝かせることができるので、
蓋1を保管するとき把手9が邪魔にならずかさばらな
い。
また、本実施例では、把手9が回動可能に支持される固
定支持部5を側壁部3bの一側外面に固着する構成とし
たので、側壁部3bの上端内周部に形成される天井面B
の設計自由度が広くなり、蓋1の天井面Bを内部状況が
視認可能な透明ガラス板4にて構成するようにした。
なお、前述した実施例では蓋1側の固定支持部5の軸心
回りで把手9を180度回動させて前記不使用状態と使
用状態とに位置させることができるようにしたが、載置
面Aに対し直交する平面内で把手9を一定範囲角度回動
可能に支持して把手9が前記不使用位置と使用位置とを
取り得るようにしても良い。
考案の効果 本考案によれば、不使用時に把手9を蓋1の載置面Aと
天井面Bとの間に位置させることができるので、蓋1と
保管するとき把手9が邪魔にならずかさばらないばかり
でなく、把手9が支持される固定支持部5を蓋1の被冠
部2外周に沿って立設する側壁部3aの外側面に設けた
ので、蓋1の天井面Bを内部状況を視認可能な透明ガラ
ス板にて構成するなど蓋1自体の設計自由度を広くする
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本実施例に係る蓋の不使用状態を示
し、第1図は蓋の正面図、第2図は同じく平面図、第3
図は同じく左側面図、第4図は同じく右側面図、第5図
は同じく背面図、第6図は同じく底面図、第7図は第2
図のX−X線断面図、第8図は把手の係止状態を示す第
1図のY−Y線断面図、第9図〜第11図は本実施例に
係る蓋の使用状態を示し、第9図は蓋の正面図、第10
図は第9図の部分平面図、第11図は把手の係止状態を
示す第9図のZ−Z線断面図である。 1……蓋、5……固定支持部、6……取付溝(係止手
段)、7,8……係止部(係止手段)、9……把手、1
1……回動支持部、11a,11b……係止部(係止手
段)、A……載置面、B……天井面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋(1)の被冠部(2)外周に沿って立設
    する側壁部(3b)の外側面に固定支持部(5)を設
    け、同固定支持部(5)に対し把手(9)を回動可能に
    支持し、蓋(1)の下側である載置面(A)とその上側
    である天井面(B)との間に把手(9)が位置する不使
    用状態と、蓋(1)の載置面(A)に対し把手(9)が
    蓋(1)の天井面(B)の上方へ向けて斜状となる使用
    状態とを取り得るように、蓋(1)の固定支持部(5)
    と把手(9)との間に係止手段(6,7,8,11a,
    11b)を設けたことを特徴とする各種蓋における把手
    の取付構造。
JP1990074632U 1990-07-13 1990-07-13 各種蓋における把手の取付構造 Expired - Lifetime JPH0614709Y2 (ja)

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JPH0432641U JPH0432641U (ja) 1992-03-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59184735U (ja) * 1983-05-27 1984-12-08 松下電器産業株式会社 調理器用蓋の持手
JPS6140259U (ja) * 1984-08-14 1986-03-14 堀井謄寫堂株式会社 小型謄写版
JPH05114Y2 (ja) * 1987-12-14 1993-01-05

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JPH0432641U (ja) 1992-03-17

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