JPH037836Y2 - - Google Patents

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JPH037836Y2
JPH037836Y2 JP1983030298U JP3029883U JPH037836Y2 JP H037836 Y2 JPH037836 Y2 JP H037836Y2 JP 1983030298 U JP1983030298 U JP 1983030298U JP 3029883 U JP3029883 U JP 3029883U JP H037836 Y2 JPH037836 Y2 JP H037836Y2
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JP
Japan
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stand
case
battery cover
rotating shaft
protrusion
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JP1983030298U
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English (en)
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JPS59135498U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は傾けた状態で使用する起立用スタンド
に関する。
[従来の技術] 従来、機器に起立用スタンドを設けて傾けた状
態で使用するという例は、置時計等ごく一部に実
施されている程度であり、開閉タイプのふた部を
開成して時計を起立させるものや裏面および側面
から特別にスタンドとなるフレームを取り付けて
本体を傾ける状態にするものであつた。その中に
おいてもスタンドに電池ぶた外れ防止の作用を持
たせた例はなかつた。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、前述の従来技術では携帯時等に何かに
当つたり、手で引掛けたり、落下させたりした時
等に電池ぶたが外れてしまうという問題点を有す
る。そこで本考案はこのような問題点を解決しよ
うとするもので、その目的とするところは、使用
時には見やすく、携帯時や保管時にはケースへ収
納され電池ぶたをカバーし、不意に電池ぶたの外
れることが防止できる機器の起立用スタンドを提
供するところにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の機器の起立用スタンドは、機器が収納
されるケース2と、該ケース2の上面と同一平面
内にあつて該ケース2の外方から内方に向つてス
ライドされ該ケース2と咬合固定される電池ぶた
3と、前記ケース2に前記電池ぶた3を覆うよう
に配設され前記ケース2の回転軸2dに対し回動
自在となり機器全体を傾けての起立と携帯時等に
は前記ケースにセツトされて前記電池ぶた3がカ
バーされるスタンド1とを有し、前記ケース2
は、その上面に中央部近傍から外方に向つて前記
スタンド1の外形に合せて突設されている突起部
2aと該突起部2aの一部である中央部内端面に
は前記スタンド1の回動軸部上面1bが当接し該
スタンド1の起立角度が決定される斜面部2bと
前記ケース中央部近傍の端面に形成され前記電池
ぶた3が咬合される咬合部2cとが設けられ、前
記電池ぶた3は、内方先端に形成され前記咬合部
2cと咬合される喰付部3bと前記喰付部3bに
対し直角方向に曲折形成された外方先端部の外側
面に形成され前記スタンド1が着脱される溝3a
とが設けられ、前記スタンド1は一端に前記回転
軸2dと回動可能に係合される係合部1cが設け
られ他端に前記回動軸部上面1bの方向に対し直
角方向に曲折形成された外方先端部の内側面に形
成され前記溝3aと着脱される突起1aが設けら
れ、前記電池ぶた3およびスタンド1の一端が前
記ケース2の異なる位置に各々独立状態で係合さ
れると共に、各々の他端が前記ケース2の外壁よ
り突出しないように配設されてなることを特徴と
する機器の起立用スタンド。
[実施例] 以下に本考案を図に基づいて説明する。
第1図〜第10図は全て本考案の実施例を示す
ものであり、第1図、第2図、第6図は部分断面
図、第3図、第4図、第5図、第7図、第8図、
第9図、第10図は斜視図を示す。なお第2図は
第1図A部のスタンド回動軸部断面図であり、こ
れは本考案全てに共通している。各図面において
本考案に直接関係しないスイツチ類等は省略して
ある。
第1図〜第5図は本考案における同一実施例を
示すものであり、1はスタンド、2はケース、3
は電池ぶたである。第1図に示すように前記電池
ぶた3は前記ケース2へ図の右方向から左方向へ
向つてスライドし、前記ケース2の咬合部2cと
前記電池ぶた3の喰付部3bとが咬合固定され
る。前記スタンド1は収納時は第1図実線のよう
に前記ケース2にセツトされ、前記スタンド1の
弾性により、前記スタンド1の突起1aが前記電
池ぶた3の溝3aに喰付き、固定されている。前
記スタンド1の前記突起1aを外して第1図想像
線の位置まで起こすことにより、スタンドとして
の機能を出すことになる。前記スタンド1の回動
部分第1図A部の拡大を第2図に示すが、前記ス
タンド1はそこに形成されている係合部1cがケ
ース2に設けられている回転軸2dと回動可能に
係合されており、またスタンド1の回動軸部上面
1bが前記ケース2の回転軸2dを回転して前記
ケース2の斜面部2bに当接し起立角度が決定さ
れて、これ以上まわらないように固定される。な
お、前記スタンド1の回転止め構造はこれ以外に
も種々可能である。第1図において前記スタンド
1が実線の状態にある場合を第3図に示すがこの
状態では、前記ぶた3が前記スタンド1にカバー
されているため前記電池ぶた3を外すことはでき
ない。つまり、不意に当てたり落したり、何かに
引掛つても外れることはありえない。第1図にお
いて前記スタンド1が想像線の状態にある場合を
第4図、第5図に示すが、第4図のようにこの状
態では前記電池ぶた3がフリーでスライドできる
ようになるため、この状態にして電池交換をすれ
ばよい。また第4図の状態を起こして通常状態の
位置にすれば第5図のようになり、前記スタンド
1を本来の起立装置として使用することができ
る。第5図は携帯テレビの例を示す。なお、本考
案の全ての実施例に共通するが前記スタンド1の
収納時は前記スタンド1が前記電池ぶた3に喰付
いて固定されているが、前記スタンド1は前記ケ
ース2に喰付いて固定されてもかまわない。
第6図、第7図、第8図も本考案における別の
同一実施例を示すものであり、基本的には第1図
〜第5図に示した場合と同じである。この場合に
はスタンド21が電池ぶた23の中間まできてお
り、スタンド21の突起21aが前記電池ぶた2
3の溝23aに喰付いており、前記電池ぶた23
の外れ防止と前記スタンド21の収納固定をこの
喰付き部で兼ねている。第6図〜第8図の場合は
スタンドが電池ぶた全面をカバーしないのですつ
きりしたスタンドの実現が可能である。
第9図、第10図は本考案における別の実施例
を示したものであり、この場合は第6図〜第8図
の場合よりもさらにスタンドと電池ぶたとの引掛
りを少なくしたものである。スタンド31を収納
している場合は第9図に示すように電池ぶた33
と前記スタンド31は重つていないようにみえ
る。これは第10図に示すように前記電池ぶた3
3の先端の一部33a部が突起状になつて前記ス
タンド31の下に隠れているためである。なお前
記スタンド31の収納時の固定及び前記電池ぶた
33の外れ防止は前記スタンド31の裏面の突起
と前記電池ぶた33の穴33bとの喰付き固定に
より行なわれる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、機器が机上
等に置いて使用される場合には、スタンド1がケ
ース2の回転軸2dに対し回転され前記ケース2
の斜面部2bに前記スタンド1の回動軸部上面1
bが当接して起立角度が決められ機器全体を傾斜
させて見やすい状態にすることができる。また機
器の携帯時等で前記スタンド1が前記ケース2に
収納される場合には、前記スタンド1はその係合
部1cがケース2の回転軸2dと係合して電池ぶ
た3を覆うようにセツトされて前記電池ぶた3を
カバーしており、さらに前記電池ぶた3と前記ス
タンド1は溝3aと突起1aとにより係着固定さ
れ、且つ前記電池ぶた3と前記ケース2は喰付部
3bと咬合部2cとにより咬合されているので、
つまり電池ぶた3はスタンド1の内側に配置され
て保護されると共に、ことに電池ぶた3とスタン
ド1とはケース2の異なる位置にそれぞれ独立し
て係合されているので、例えばスタンド1に外部
より応力が作用して、スタンド1がケース2より
外れてしまうようなことがある場合でも、電池ぶ
た3はケース2と係止される状態が維持できるこ
とから、電池ぶた3の外れを防止できると共に電
池ぶた3の内方にある機器の機能部を確実に保護
できる機器の起立用スタンドが提供できるという
効果を有する。
また、例えば電池ぶた屈曲部を設けたり、取手
部を設けたりするような従来技術の構成と比較す
れば本考案の電池ぶた3はこのようなことがな
く、その表面は単に平坦面を形成するようにもで
きることから、その外観を極めてシンプルに形成
し、例えば注意書きシール等を貼付する場合に、
電池ぶた3およびスタンド1の表面のどちらの表
面でも有効に使用できる機器の起立用スタンドが
提供できるという効果も有する。
また、電池ぶた3およびスタンド1の外端がケ
ース2の外壁より突出しないように配設される構
成としているので、機器全体の外形がケース2の
外形内に納まることから平面的にスペースが小さ
くできるという効果も有する。さらに本考案は置
時計や携帯テレビ・計測機器等その応用範囲も広
い。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第6図……本考案の実施例を
示す部分断面図。第3図、第4図、第5図、第7
図、第8図、第9図、第10図……本考案の実施
例を示す斜視図。 1,21,31……スタンド、1a……突起、
1b……回動軸部上面、1c……係合部、2,2
2,32……ケース、2a……突起部、2b……
斜面部、2c……咬合部、2d……回転軸、3,
23,33……電池ぶた、3a……溝、3b……
喰付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器が収納されるケース2と、該ケース2の上
    面と同一平面内にあつて該ケース2の外方から内
    方に向つてスライドされ該ケース2と咬合固定さ
    れる電池ぶた3と、前記ケース2に前記電池ぶた
    3を覆うように配設され前記ケース2の回転軸2
    dに対し回動自在となり機器全体を傾けての起立
    と携帯時等には前記ケースにセツトされて前記電
    池ぶた3がカバーされるスタンド1とを有し、前
    記ケース2は、その上面に中央部近傍から外方に
    向つて前記スタンド1の外形に合せて突設されて
    いる突起部2aと該突起部2aの一部である中央
    部内端面には前記スタンド1の回動軸部上面1b
    が当接し該スタンド1の起立角度が決定される斜
    面部2bと前記ケース中央部近傍の端面に形成さ
    れ前記電池ぶた3が咬合される咬合部2cとが設
    けられ、前記電池ぶた3は、内方先端に形成され
    前記咬合部2cと咬合される喰付部3bと前記喰
    付部3bに対し直角方向に曲折形成された外方先
    端部の外側面に形成され前記スタンド1が着脱さ
    れる溝3aとが設けられ、前記スタンド1は一端
    に前記回転軸2dと回動可能に係合される係合部
    1cが設けられ他端に前記回動軸部上面1bの方
    向に対し直角方向に曲折形成された外方先端部の
    内側面に形成され前記溝3aと着脱される突起1
    aが設けられ、前記電池ぶた3およびスタンド1
    の一端が前記ケース2の異なる位置に各々独立状
    態で係合されると共に、各々の他端が前記ケース
    2の外壁より突出しないように配設されてなるこ
    とを特徴とする機器の起立用スタンド。
JP3029883U 1983-03-01 1983-03-01 機器の起立用スタンド Granted JPS59135498U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3029883U JPS59135498U (ja) 1983-03-01 1983-03-01 機器の起立用スタンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3029883U JPS59135498U (ja) 1983-03-01 1983-03-01 機器の起立用スタンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59135498U JPS59135498U (ja) 1984-09-10
JPH037836Y2 true JPH037836Y2 (ja) 1991-02-26

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ID=30161163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3029883U Granted JPS59135498U (ja) 1983-03-01 1983-03-01 機器の起立用スタンド

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JP (1) JPS59135498U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56135182A (en) * 1980-03-26 1981-10-22 Seikosha Kk Stand device for clock and others

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56135182A (en) * 1980-03-26 1981-10-22 Seikosha Kk Stand device for clock and others

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JPS59135498U (ja) 1984-09-10

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