JP3106100U - 容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】水を掬い取ったり注いだりする過程においてその底部に置くための手が力を容易に与えることができる容器を提供しようとする。
【解決手段】下から上へ窪んだ底部3を有する容器であって、前記底部3の外表面に第1の取っ手4が該外表面の最低点より出っ張らないように設けられていることを特徴とする容器。
【選択図】 図4
【解決手段】下から上へ窪んだ底部3を有する容器であって、前記底部3の外表面に第1の取っ手4が該外表面の最低点より出っ張らないように設けられていることを特徴とする容器。
【選択図】 図4
Description
本考案は、容器に関し、特に水や砂を溜めたり運んだりするための容器に関する。
従来の水などの液体や砂を溜めたり運んだりする容器1は、図1に示すように、その上端側11が開口し、下端側12が下から上へ窪んだ底部13を有しており、また、前記上端側11と前記下端側12との間にある胴体14が上から下へと少々縮んでテーパ状になっている。
そして、前記窪んだ底部13の外表面は、平らな底面131と該底面131の周縁から下へ延出して該底面131の周りを囲んだ周壁132の内面とからなっている。前記開口縁には、フランジ111が張出しになっている。また、前記開口11の上方には、カーブ状の取っ手15が前記開口11に跨って左右回動自在に設けられている。該取っ手15は、それぞれ前記フランジ111のほぼ対称する2の位置に形成した2のラグ112,112に枢支されている両端部151,151と、手に握られる中間部152とからなっている。また、前記取っ手15が図1のように前記開口縁にあるフランジ111に横たわる時、前記中間部152が前記フランジ111上に凭れる。
上記容器1により水や砂を掬い取ったり、該容器1内に溜めた水や砂を他の容器に注ぐ時、図2に示すように、一方の手161で前記取っ手15の中間部152や前記開口縁を握って他方の手162で前記周壁132を持ち上げることにより作業をすることができる。
しかしながら、このような容器1はその底部13に指の前段でしか引っ掛けられない小さな周壁132が形成されているため、図2に示すように、水を掬い取ったり注いだりする過程において前記他方の手162が指先のみにより力を与えるので、不便である。
そして、前記取っ手15が図1のように前記開口縁にあるフランジ111に横たわる時、前記中間部152が前記フランジ111上に凭れるので、前記容器1をぶら下げろうとする場合、手先を前記取っ手15の前記中間部152と前記フランジ111との間に挿入しなければならないので、傷付く恐れがある上、かなり不便である。
また、前記容器1の前記開口縁には前記フランジ111が張出しになっているので、床面に溜まった水を掬い取るさいに、不便である。
したがって、上記に鑑みて、本考案の第1の目的は、水を掬い取ったり注いだりする過程においてその底部に置くための手が力を容易に与えることができる容器を提供しようとすることにある。
第2の目的は、その取っ手が開口縁に横たわる時、容易に取り上げることができる容器を提供しようとすることにある。
第3の目的は、床面に溜まった水を容易に掬い取ることができる容器を提供しようとすることにある。
前記目的を達成するために、考案者は、下から上へ窪んだ底部を有する容器であって、前記底部の外表面に第1の取っ手が該外表面の最低点より出っ張らないように設けられていることを特徴とする容器を提供する。
この構成による容器は、その底部の外表面に第1の取っ手が設けられているので、水を掬い取ったり注いだりする過程においてその底部に置くための手が前記第1の取っ手を握って力を容易に与えることができる。
ここで、前記容器とは、バケツ、手桶、水桶などの、容器の開口の上方に取っ手を有しまたは有していないものをいう。
そして、前記容器は、前記底部と上下対面している上開口を有し、該上開口の上方に、更に、該上開口に跨っていてそれをぶら下げるための第2の取っ手が設けられており、該第2の取っ手は、カーブ状であって、前記上開口の上方に左右回動自在に設けられ、かつ、それぞれ前記上開口の開口縁の一対の対称位置に枢支されている両端部と、手に握られる中間部とからなり、また、該第2の取っ手が前記開口縁に横たわる時、前記両端部の近くが前記開口縁に凭れ、前記中間部が前記開口外へ所定隙間を開けるように出っ張ることが好ましい。
それにより、前記開口の上方にある第2の取っ手が開口縁に横たわる時、前記中間部が前記開口外へ所定隙間を開けるように出っ張るので、前記容器をぶら下げろうとする場合、手先を前記所定隙間内に挿入して前記第2の取っ手を容易に取り上げることができる
そして、前記容器は、前記開口縁の、前記第2の取っ手の一対の枢支位置を結ぶ線の一側にあるほぼ中央部分を除くあらゆる縁部に沿ってフランジが張出しになっていることが好ましい。
そして、前記容器は、前記開口縁の、前記第2の取っ手の一対の枢支位置を結ぶ線の一側にあるほぼ中央部分を除くあらゆる縁部に沿ってフランジが張出しになっていることが好ましい。
それにより、前記容器が前記第2の取っ手を介してぶらさげられる時、該第2の取っ手の一側の開口縁の一部にフランジが張出しになっていないので、その一部により床面に溜まった水を容易に掬い取ることができる。
本考案の容器は、上記のように、いろいろな利点を有する。
以下、本考案の容器の好ましい実施形態を詳しく説明する。なお、以下の説明においては、そのサイズに拘わらず、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
図3は本考案の容器の第1の実施形態を示す斜視図であり、図4は前記第1の実施形態の容器を逆さまに置いた場合の斜視図である。
図3及び図4に示すように、この第1の実施形態の容器2は、下から上へ窪んだ底部3を有するものであって、前記底部3の外表面に第1の取っ手4が該外表面の最低点より出っ張らないように設けられている。
もっと詳しく説明すると、前記容器2は、前記底部3と上下対面している略円形の上開口5を有し、前記上開口5と前記底部3との間にある胴体6が上から下へと少々縮んでテーパ状になっている。
そして、該上開口5の上方には、更に、該上開口5に跨っていて前記容器2をぶら下げるための第2の取っ手7が設けられている。該第2の取っ手7は、カーブ状であって、前記上開口5の上方に左右回動自在に設けられている。
もっと詳細に説明すると、前記上開口5の開口縁には、フランジ51が張出しになっている。前記フランジ51のほぼ対称し、且つそれらを結ぶ線53が両側のバランスを取ることができる2の位置には、それぞれラグ52,52が形成してある。また、前記第2の取っ手7は、それぞれ前記2のラグ52,52に枢支されている両端部71,71と、手に握られる中間部72とからなっている。該第2の取っ手7が図3のように前記開口縁に横たわる時、前記両端部71,71の近くが前記開口縁にあるフランジ51に凭れ、前記中間部72が前記開口外へ所定隙間73を開けるように出っ張る。
そして、前記窪んだ底部3の外表面は、平らな底面31と該底面31の周縁から下へ延出して該底面31の周りを囲んだ周壁32の内面とからなっている。前記第1の取っ手4は、本実施形態において図4に示すように、前記周壁32の内面における一側321から前記底面31と手先を挿入される隙間41を開けるように前記周壁32の内面における他の一側の方へ所定距離延伸してなった半月形のシートである。
上記容器2により水や砂を掬い取ったり、該容器2内に溜めた水や砂を他の容器に注ぐ時、図5に示すように、一方の手81で前記第2の取っ手7の中間部72を握って他方の手82で手先を前記隙間41に挿入するように前記第1の取っ手4を握ることにより作業をすることができる。
そうすると、水を掬い取ったり注いだりする過程において両手81,82がそれぞれ前記第2の取っ手7及び前記第1の取っ手4を握ることができるので、容易に力を使って作業することができる。
そして、前記開口5の上方にある第2の取っ手7が開口縁に横たわる時、前記中間部72が図3に示すように前記開口外へ所定隙間73を開けるように出っ張るので、図3の状態下で前記容器2をぶら下げろうとする場合、手先を前記所定隙間73内に挿入して前記第2の取っ手7を容易に取り上げることができる。
図6は、本考案の容器の第2の実施形態を示す斜視図である。本実施形態の前記第1の実施形態と異なる点は、前記フランジ51にある。本実施形態において前記フランジ51は、前記開口縁の、前記第2の取っ手7の一対の枢支位置を結ぶ線53の一側にあるほぼ中央部分54を除くあらゆる縁部に沿って張出しになっている。すなわち、前記第2の取っ手7の一側の開口縁の一部(前記中央部分54)には前記フランジ51が張出しになっていない。
それにより、前記容器2が前記第2の取っ手7を介してぶらさげられる時、前記一部(前記中央部分54)により床面に溜まった水を容易に掬い取ることができる。
図7は、本考案の容器の第3の実施形態を示す斜視図である。本実施形態の前記第1の実施形態と異なる点は、前記第1の取っ手4にある。本実施形態において前記第1の取っ手4は、前記周壁32の内面における一側321と前記底面31との境界から、前記底面31と隙間が徐々に大きくするように前記周壁32の内面における他の一側の方へ所定距離延伸してなったU字形縦断面のものであり、また、前記第1の取っ手4と前記底面31との間の隙間41は手先を挿入されるように構成されている。
図8は、本考案の容器の第4の実施形態を示す斜視図である。本実施形態の前記第1の実施形態と異なる点は、前記第1の取っ手4にある。本実施形態において前記第1の取っ手4は、前記周壁32の内面における一側321の最低所から前記底面31と平行するように前記周壁32の内面における他の一側の方へ所定距離延伸してなった半月形のシートであり、また、前記シートと前記底面31との間の隙間41は手先を挿入されるように構成されている。
図9は、本考案の容器の第5の実施形態を示す斜視図である。本実施形態の前記第1の実施形態と異なる点は、前記第1の取っ手4にある。本実施形態において前記第1の取っ手4は、その両端部42,43が前記底面31と手先を挿入される隙間41を開けるようにそれぞれ前記周壁32の内面における一側321の互いに対面できる2の箇所に固定され、かつその中間部44の幅が前記両端部42,43よりやや小である長尺状のシートである。
以上に説明した実施の形態は、あくまでも本考案の技術的内容を明らかにする意図のものにおいてなされたものであり、本考案はそうした具体例に限定して狭義に解釈されるものではなく、本考案の精神とクレームに述べられた範囲で、いろいろと変更して実施できるものである。
本考案の容器は、水を掬い取ったり注いだりする過程において力を容易に与えることができる上、取っ手が開口縁に横たわる時、傷付けずに容易に取り上げることができる。
2…容器、3…底部、31…底面、32…周壁、321…一側、4…第1の取っ手、41…隙間、42,43…両端部、44…中間部、5…上開口、51…フランジ、52…ラグ、53…仮想線、54…一部、6…胴体、7…第2の取っ手、71,71…両端部、72…中間部、73…隙間、81,82…両手。
Claims (7)
- 下から上へ窪んだ底部を有する容器であって、
前記底部の外表面に第1の取っ手が該外表面の最低点より出っ張らないように設けられていることを特徴とする容器。 - 前記底部と上下対面している上開口を有し、該上開口の上方に、更に、該上開口に跨っていてそれをぶら下げるための第2の取っ手が設けられており、
該第2の取っ手は、カーブ状であって、前記上開口の上方に左右回動自在に設けられ、
かつ、それぞれ前記上開口の開口縁の一対の対称位置に枢支されている両端部と、手に握られる中間部とからなり、
また、該第2の取っ手が前記開口縁に横たわる時、前記両端部の近くが前記開口縁に凭れ、前記中間部が前記開口外へ所定隙間を開けるように出っ張ることを特徴とする請求項1に記載の容器。 - 前記窪んだ底部の外表面は、平らな底面と該底面の周縁から下へ延出して該底面の周りを囲んだ周壁の内面とからなり、
前記第1の取っ手は、前記周壁の内面における一側から前記底面と手先を挿入される隙間を開けるように前記周壁の内面における他の一側の方へ所定距離延伸してなったシートであることを特徴とする請求項1または2に記載の容器。 - 前記開口縁の、前記第2の取っ手の一対の枢支位置を結ぶ線の一側にあるほぼ中央部分を除くあらゆる縁部に沿ってフランジが張出しになっていることを特徴とする請求項2に記載の容器。
- 前記窪んだ底部の外表面は、平らな底面と該底面の周縁から下へ延出して該底面の周りを囲んだ周壁の内面とからなり、
前記第1の取っ手は、前記周壁の内面における一側と前記底面との境界から、前記底面との隙間が徐々に大きくなるように前記周壁の内面における他の一側の方へ所定距離延伸してなったU字形縦断面のものであり、また、前記第1の取っ手と前記底面との間の隙間は手先を挿入されるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の容器。 - 前記窪んだ底部の外表面は、平らな底面と該底面の周縁から下へ延出して該底面の周りを囲んだ周壁の内面とからなり、
前記第1の取っ手は、前記周壁の内面における一側の最低所から前記底面と平行するように前記周壁の内面における他の一側の方へ所定距離延伸してなったシートであり、また、前記シートと前記底面との間の隙間は手先を挿入されるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の容器。 - 前記窪んだ底部の外表面は、平らな底面と該底面の周縁から下へ延出して該底面の周りを囲んだ周壁の内面とからなり、
前記第1の取っ手は、その両端部が前記底面と手先を挿入される隙間を開けるようにそれぞれ前記周壁の内面における一側の互いに対面できる2の箇所に固定され、かつその中間部の幅が前記両端部よりやや小である長尺状のシートであることを特徴とする請求項1または2に記載の容器。
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