JP6762742B2 - 便器装置 - Google Patents
便器装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6762742B2 JP6762742B2 JP2016062650A JP2016062650A JP6762742B2 JP 6762742 B2 JP6762742 B2 JP 6762742B2 JP 2016062650 A JP2016062650 A JP 2016062650A JP 2016062650 A JP2016062650 A JP 2016062650A JP 6762742 B2 JP6762742 B2 JP 6762742B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- casing
- portions
- handle
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
一般にこのような便器装置では、カバーは、ケーシングの上面を覆う上板部と、上板部の側縁部から下側に突出しケーシングの両側面を覆う一対の側板部と、を有している。また、ケーシングにはカバーを係止する係止部が設けられていて、使用者がカバーを所定以上の力で持ち上げることでカバーがケーシングから外れるように構成されている。そして、使用者は、カバーの一対の側板部を両側から手で挟んで上側に持ち上げることで、カバーをケーシングから取り外している。
このような構成とすることにより、手掛け部を前方から見えにくい位置に配置することができるため、カバーの意匠性を向上させることができる。
また、本発明に係る便器装置では、前記ケーシングには、前記カバーを正位置に配置するための位置決め部が設けられて、前記位置決め部は、前記カバーに設けられた凸部が挿入される凹部であってもよい。
このような構成とすることにより、カバーを容易に正位置に配置することができる。
このような構成とすることにより、使用者が切欠き部を介して手掛け部に容易に手を掛けることができる。
図1に示すように、本実施形態による便器装置1は、便器11の便器本体12の上部に配置された機能部2と、機能部2を収容するケーシング3と、ケーシング3を覆うカバー4と、を有している。
機能部2とは、局部洗浄装置、脱臭装置などの各種機能装置や機能部品や、これらを制御する制御部などを示している。また、機能部2は、便座5や便蓋(不図示)を開閉する開閉機構(不図示)を有している。開閉機構の軸部21はケーシング3を貫通して便座5や便蓋を回動可能に支持している。
ここで、便器11の機能部2が設けられている側を前後方向の後側とし、便座5が設けられている側を前後方向の前側とする。またこの前後方向に直交する水平方向を幅方向とする。
上板部31と後板部33との接続部分のうちのケーシング切欠き部35,35の間の部分には、上板部31と後板部33とを接続する断面形状が略L字型状の段部(位置決め部)36が形成されている。
上板部31の後縁部および後板部33は、幅方向の両端部よりも中間部が後側に突出するように湾曲している。
本体部41には、幅方向の両端部近傍それぞれに前後方向に間隔をあけて3つずつ下側に突出する被係止部43,43…が形成されている。前後方向に並ぶ3つの被係止部43,43…のうちの後側の2つの被係止部43A,43Bは、これらの前側にある1つ被係止部43Cと比べて幅方向の外側に配置されている。被係止部43,43…は、それぞれ平面視形状が略L字型状に形成されている。なお、被係止部43,43…の形状は適宜設定されてよく、例えば、平面視形状が略十字形状や略T字型状などに形成されていてもよい。
本体部41の後縁部は、幅方向の両端部よりも中間部が後側に突出するように湾曲している。
カバー凸条42のうちのカバー切欠き部44,44の間の部分は、その他の部分よりも下側に多く突出している。
カバー4の被係止部43,43…は、それぞれケーシング3の係止部37,37…に挿入される。このとき、被係止部43,43…の角部と挿入された係止部37,37…の角部とが重なり、被係止部43,43…が係止部37,37…の内部で水平方向に移動しないように構成されている。
カバー凸条42は、ケーシング凸条38よりも平面視における外側に配置される。カバー凸条42は、下端部がケーシング凸条38よりも外側において上板部31の上面と当接していて、ケーシング凸条38によってケーシング凸条38よりも内側に移動しないように構成されている。
カバー凸条42のうちのカバー切欠き部44,44の間の部分は、ケーシング3の段部36の上に配置され、カバー凸条42の下端部は段部36と当接している。
まず、カバー切欠き部44,44およびケーシング切欠き部35,35の後側からケーシング切欠き部35,35の内部に指をいれカバー4の手掛け部45,45に下側から指を掛ける。
そして、手掛け部45,45に掛けた指を上方に上げてカバー4を上方に移動させ、カバー4をケーシング3から取り外す。このようにしてカバー4がケーシング3から取り外される。
ケーシング3から取り外したカバー4をケーシング3に取り付けるには、カバー4を把持して被係止部43,43…を係止部37,37…に挿入するようにして、カバー4をケーシング3の上側に載置する。被係止部43,43…が係止部37,37…に挿入されるとカバー4がケーシング3に対して正位置に配置される。そして、カバー凸条42がケーシング凸条38よりも外側に配置され、カバー切欠き部44,44がケーシング切欠き部35,35の上側に配置される。このようにしてカバー4がケーシング3に取り付けられる。
なお、カバー4をケーシング3に取り付ける場合には、手掛け部45,45以外を把持して行ってもよい。
上述した本実施形態による便器装置1では、カバー4が手掛け部45,45を有することにより、カバー4が薄板状で従来のような側板部が設けられていなくても、使用者が手掛け部45に手(指)を掛けることでカバー4をケーシング3から容易に取り外すことができる。
また、手掛け部45,45は、本体部41の後縁部に設けられていることにより、手掛け部45,45を前方から見えにくい位置に配置することができ、カバー4の意匠性を向上させることができる。
また、ケーシング3およびカバー4の後縁部は、幅方向の両端部よりも中間部が後側に突出するように湾曲している。これにより、ケーシング3およびカバー4の後側に壁が近接していても、ケーシング3およびカバー4の後縁部における幅方向の両端部近傍と壁と間にはスペースが形成される。このため、カバー4の幅方向の両端部近傍に手掛け部45,45を設けることにより、ケーシング3およびカバー4の後側に壁が近接していても、使用者がケーシング3およびカバー4の幅方向両端部近傍と壁との間のスペースを介して手掛け部45,45に容易に手を掛けることができる。
また、ケーシング3には、ケーシング凸条38および段部36が形成され、カバー4にはカバー凸条42が形成されていることにより、ケーシング3に対してカバー4を容易に正位置に配置することができる。
例えば、上記の実施形態では、手掛け部45,45は、カバー4の本体部41の後縁部に設けられているが、後縁部に代わって幅方向の縁部や前縁部に設けられていてもよい。また、本体部41の外周が使用者が手を掛けることができるように形成され、手掛け部を構成していてもよい。
また、上記の実施形態では、カバー4は、ケーシング3の上板部31の全体を覆っているが、ケーシング3の上板部31の一部を覆っていてもよいし、側板部32や後板部33、前板部34を覆っていてもよい。
また、上記の実施形態では、カバー4にはカバー切欠き部44,44が形成され、ケーシング3にはケーシング切欠き部35,35が形成されているが、カバー切欠き部44,44およびケーシング切欠き部35,35のいずれか一方が形成されていてもよいし、両方が形成されていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、ケーシング3に形成されたケーシング凸条38および段部36と、カバー4に形成されたカバー凸条42と、が設けられていて、ケーシング凸条38および段部36の外側にカバー凸条42が配置されるように構成されているが、ケーシング凸条38、段部36、およびカバー凸条42が設けられていなくてもよい。ケーシング3に対するカバー4の位置決め部は、上記以外であってもよい。
2 機能部
3 ケーシング
4 カバー
11 便器
12 便器本体
35 ケーシング切欠き部
37 係止部(位置決め部)
38 ケーシング凸条(位置決め部)
41 本体部
42 カバー凸条
43 被係止部
44 カバー切欠き部
45 手掛け部
Claims (3)
- 便器本体の上部に設けられたケーシングと、該ケーシングを覆うカバーと、を有する便器装置において、
前記カバーは、薄板状に形成されて前記ケーシングの上面を覆う本体部と、
該本体部の縁部に設けられて使用者が手を掛けることができる手掛け部と、を有し、
前記ケーシングおよび前記本体部の後縁部は、幅方向の両端部よりも前記幅方向の中間部が後側に突出するように湾曲し、
前記手掛け部は、前記本体部の後縁部における前記幅方向の両端部の近傍に設けられていることを特徴とする便器装置。 - 前記ケーシングには、前記カバーを正位置に配置するための位置決め部が設けられて、
前記位置決め部は、前記カバーに設けられた凸部が挿入される凹部であることを特徴とする請求項1に記載の便器装置。 - 前記カバーおよび前記ケーシングの少なくとも一方に切欠き部が形成されていて、
該切欠き部は、前記手掛け部に臨む位置に配置されている請求項1または2に記載の便器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016062650A JP6762742B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 便器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016062650A JP6762742B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 便器装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017172304A JP2017172304A (ja) | 2017-09-28 |
JP6762742B2 true JP6762742B2 (ja) | 2020-09-30 |
Family
ID=59970648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016062650A Active JP6762742B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 便器装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6762742B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021080781A (ja) * | 2019-11-21 | 2021-05-27 | 株式会社Lixil | トイレ装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3487157B2 (ja) * | 1998-02-20 | 2004-01-13 | 松下電工株式会社 | 温水洗浄装置 |
US6076199A (en) * | 1998-12-09 | 2000-06-20 | Na; Jang Ju | Flush tank lid concealing a cleansing device |
JP6410168B2 (ja) * | 2013-07-08 | 2018-10-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洋風便器装置 |
JP2015071931A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-04-16 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洋風便器装置 |
JP6241822B2 (ja) * | 2014-02-05 | 2017-12-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洋風便器装置 |
CN203795559U (zh) * | 2014-04-18 | 2014-08-27 | 彭东 | 柜体式马桶 |
-
2016
- 2016-03-25 JP JP2016062650A patent/JP6762742B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017172304A (ja) | 2017-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7307056B2 (ja) | エアロゾル供給システム及び取外し可能な部材 | |
USD810730S1 (en) | Notebook computer | |
JP6762742B2 (ja) | 便器装置 | |
JP3210715U (ja) | 化粧品容器 | |
JP4781683B2 (ja) | コンパクト容器 | |
KR20120006882U (ko) | 조리용 냄비 | |
JP5434950B2 (ja) | カトラリー容器 | |
JP6200651B2 (ja) | 風呂蓋の支持装置 | |
JP6814538B2 (ja) | 浴槽装置 | |
JP5512605B2 (ja) | 洋式トイレの便蓋の開閉用支え | |
JP6499989B2 (ja) | 洗濯機の開閉蓋および洗濯機 | |
JP3119058U (ja) | 片手で操作できる器 | |
JP2005342450A (ja) | 重ね収納式鍋蓋 | |
JP4043861B2 (ja) | 鏡付きコンパクト容器 | |
JP3106100U (ja) | 容器 | |
JP5015066B2 (ja) | システムキッチン | |
JP6439945B2 (ja) | 手摺 | |
JP2011005192A (ja) | 袖デスク | |
JP3015362U (ja) | 腰掛け式便器の便座および蓋昇降器 | |
JP7062487B2 (ja) | 風呂蓋 | |
JP3211818U (ja) | 洋式トイレの蓋カバー | |
JP5886642B2 (ja) | グリル | |
JP2019065488A (ja) | ドア枠およびドア枠の取付構造 | |
JP2020089458A (ja) | 洗濯槽の開閉蓋、および、これを備えた縦型洗濯機 | |
JP5381761B2 (ja) | 取手 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180926 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190710 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190730 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200218 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200413 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200901 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200909 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6762742 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |