JPH05114653A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH05114653A
JPH05114653A JP27581691A JP27581691A JPH05114653A JP H05114653 A JPH05114653 A JP H05114653A JP 27581691 A JP27581691 A JP 27581691A JP 27581691 A JP27581691 A JP 27581691A JP H05114653 A JPH05114653 A JP H05114653A
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JP
Japan
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wiring layer
layer
opening
wiring
insulating film
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JP27581691A
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Inventor
Masaya Otsuki
雅也 大槻
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/02Programme-controlled manipulators characterised by movement of the arms, e.g. cartesian coordinate type
    • B25J9/04Programme-controlled manipulators characterised by movement of the arms, e.g. cartesian coordinate type by rotating at least one arm, excluding the head movement itself, e.g. cylindrical coordinate type or polar coordinate type
    • B25J9/046Revolute coordinate type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J17/00Joints
    • B25J17/02Wrist joints
    • B25J17/0258Two-dimensional joints

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、配線層間の接続部にアンチヒューズ
を有するFPGAなどの半導体装置に関し、配線層が多
層化された場合でも、ステップカバレージの悪化を防止
しつつ、高密度化が可能なFPGA等の半導体装置を提
供することを目的とする。 【構成】絶縁層15と、該絶縁層15上の第1の配線層
24と、該第1の配線層24上の非晶質半導体層28
と、前記第1の配線層24及び非晶質半導体層28を被
覆する層間絶縁膜25と、該層間絶縁膜25上の第2の
配線層26とを少なくとも有する半導体装置であって、
前記第1の配線層24及び非晶質半導体層28上の層間
絶縁膜25及び第2の配線層26を貫通する開口部27
と、該開口部27に埋め込まれ、かつ前記非晶質半導体
層28及び前記開口部27の側壁の第2の配線層26に
接する埋込み導電体29とを含み構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (目次) ・産業上の利用分野 ・従来の技術(図11) ・発明が解決しようとする課題 ・課題を解決するための手段 ・作用 ・実施例 (1)第1,第2の実施例(図1) (2)第3〜第5の実施例(図2) (3)第6,第7の実施例(図3) (4)第8の実施例(図4,図5) (5)第9の実施例(図6〜図8) (6)第10の実施例(図9,図10) ・発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、更
に詳しく言えば、配線層間の接続部にアンチヒューズを
有するフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPG
A)などの半導体装置に関する。
【0003】
【従来の技術】図11(a),(b)は、従来例の配線
層間の接続部にアンチヒューズを有するフィールドプロ
グラマブルゲートアレイ(FPGA)について説明する
断面図である。
【0004】図11(a)において、1は半導体基板及
び半導体基板上の下地絶縁膜からなる基板、2は基板1
上の第1の配線層で、Al合金層4が高融点金属を含む
バリア導電体層3,5により挟まれた構造となってい
る。6は第1の配線層2を被覆する第1の層間絶縁膜、
7は第1の配線層2上の第1の層間絶縁膜6に形成され
たビアホール、8はビアホール7の底部のバリア導電体
層5に接し、かつバリア導電体層5を被覆するように選
択的に形成されている非晶質シリコン層、9は非晶質シ
リコン層8と接し、かつ非晶質シリコン層8を被覆する
第2の配線層で、下層から順にバリア導電体層10/A
l合金層11の構成となっている。12は第2の配線層
9を被覆する第2の層間絶縁膜、13は第2の層間絶縁
膜12に形成された第2のビアホール14を介して第2
の配線層9と接続された第3の配線層である。なお、バ
リア導電体層5,10はそれぞれAl合金層4,11と
非晶質シリコン層8との反応を防止するために介在して
いる。
【0005】このようなFPGAにおいては、顧客が、
所定の配線接続に基づいて、第1の配線層2と第2の配
線層9との間に電圧を印加することにより、高抵抗状態
から低抵抗状態へと変化させる。その結果、第1の配線
層2と第2の配線層9とが電気的に導通し、FPGAは
所望の機能を有するようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の高密
度化の要請により、図11(b)に示すような配線接続
方法が採られるようになっている。即ち、第3の配線層
13aを第1の配線層2と第2の配線層9とを接続するビ
アホール7の上側に配置するようになっている。
【0007】しかし、この場合、上側のビアホール14a
には下側のビアホール7の凹みがそのまま引き継がれる
ため、ビアホール14aを被覆して形成される第3の配線
層13aのステップカバレージが悪化するという問題があ
る。この問題は、更に多くの多層配線が積層される場合
には、半導体装置の高密度化の妨げになる。
【0008】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので、配線層が多層化された場合でも、ステッ
プカバレージの悪化を防止しつつ、高密度化が可能なF
PGA等の半導体装置を提供することを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第1に、絶
縁層と、該絶縁層上の第1の配線層と、該第1の配線層
上の非晶質半導体層と、前記第1の配線層及び非晶質半
導体層を被覆する層間絶縁膜と、該層間絶縁膜上の第2
の配線層とを少なくとも有する半導体装置であって、前
記第1の配線層及び非晶質半導体層上の層間絶縁膜及び
第2の配線層を貫通する開口部と、該開口部に埋め込ま
れ、かつ前記非晶質半導体層及び前記開口部の側壁の第
2の配線層に接する埋込み導電体とを有することを特徴
とする半導体装置によって達成され、第2に、絶縁層
と、該絶縁層上の第1の配線層と、前記第1の配線層を
被覆する層間絶縁膜と、該層間絶縁膜上の第2の配線層
とを少なくとも有する半導体装置であって、前記層間絶
縁膜及び第2の配線層を貫通する開口部と、少なくとも
該開口部の底部の第1の配線層又は該開口部の側壁の第
2の配線層を被覆する非晶質半導体層と、該開口部に埋
め込まれ、かつ前記非晶質半導体層及び開口部の側壁の
第2の配線層、又は前記非晶質半導体層及び開口部の底
部の第1の配線層、又は前記非晶質半導体層と接する埋
込み導電体とを有することを特徴とする半導体装置によ
って達成され、第3に、絶縁層と、該絶縁層上の第1の
配線層と、該第1の配線層を被覆する層間絶縁膜と、該
層間絶縁膜上の第2の配線層とを少なくとも有する半導
体装置であって、前記第1の配線層,層間絶縁膜及び第
2の配線層を貫通する開口部と、少なくとも該開口部の
側壁の第1の配線層又は該開口部の側壁の第2の配線層
を被覆する非晶質半導体層と、該開口部に埋め込まれ、
かつ前記非晶質半導体層及び開口部の側壁の第2の配線
層、又は前記非晶質半導体層及び開口部の側壁の第1の
配線層、又は前記非晶質半導体層と接する埋込み導電体
とを有することを特徴とする半導体装置によって達成さ
れ、第4に、第1,第2又は第3の発明に記載の第2の
配線層を被覆する層間絶縁膜と、第1,第2又は第3の
発明に記載の開口部と連接するように形成された前記層
間絶縁膜の開口部と、第1,第2又は第3の発明に記載
の開口部に埋め込まれた埋込み導電体と同一の材料から
なる埋込み導電体と、該埋込み導電体と接し、かつ該埋
込み導電体を被覆するように形成された第3の配線層と
を有することを特徴とする半導体装置によって達成さ
れ、第5に、前記埋込み導電体が高融点金属を含む導電
体であり、かつ前記非晶質半導体層と第1又は第2の配
線層との間に高融点金属を含むバリア導電体層が介在し
ていることを特徴とする第1,第2,第3又は第4の発
明に記載の半導体装置によって達成される。
【0010】
【作用】本発明の半導体装置においては、第1に、第1
の配線層/層間絶縁膜/第2の配線層の構成において、
層間絶縁膜/第2の配線層を貫通する開口部、又は第1
の配線層/層間絶縁膜/第2の配線層を貫通する開口部
と、少なくとも開口部内の第1の配線層又は第2の配線
層を被覆する非晶質半導体層と、開口部に埋め込まれ、
かつ非晶質半導体層及び開口部内の第2の配線層、又は
非晶質半導体層及び開口部内の第1の配線層、又は非晶
質半導体層と接する埋込み導電体とを有している。即
ち、開口部には埋込み導電体が埋め込まれて平坦化が図
られるとともに、開口部内の第1の配線層と非晶質半導
体層との間、又は非晶質半導体層と第2の配線層との間
は埋込み導電体により互いに接続されている。これによ
り、第1の配線層と第2の配線層との間には非晶質半導
体層が介在することになる。
【0011】第2に、前記第2の配線層を被覆し、かつ
前記開口部と連接する層間絶縁膜が積層され、更に、開
口部に埋込み導電体が埋め込まれている。そして、埋込
み導電体に接し、かつ埋込み導電体を被覆する第3の配
線層が形成されている。即ち、3層の配線層の接続が可
能となる。
【0012】これにより、ステップカバレージの悪化を
防止しつつ、配線層の多層化及び高密度化が可能なアン
チヒューズを有する半導体装置を提供することができ
る。また、高融点金属を含むバリア導電体層及び高融点
金属を含む埋込み導電体により非晶質半導体層を挟むこ
とにより、配線層と非晶質半導体層との間の反応を防止
し、製造工程上、熱的安定性を保持することができる。
【0013】
【実施例】(1)第1,第2の実施例 図1(a),(b)は、それぞれ本発明の第1,第2の
実施例のFPGAについて説明する断面図である。
【0014】図1(a)において、15は半導体基板及
び半導体基板上の下地絶縁膜とからなる基板(絶縁
層)、16は基板15上に形成された膜厚約0.7μm
のAl合金膜からなる第1の配線層、17は第1の配線
層16上に形成された膜厚約1000Åの非晶質シリコン膜
からなるアンチヒューズ(非晶質半導体層)、18は第
1の配線層16を被覆する膜厚約0.8μmのPSG膜
からなる層間絶縁膜、19は層間絶縁膜18上に形成さ
れた膜厚約0.7μmのAl合金膜からなる第2の配線
層、20は第1の配線層16上の層間絶縁膜18及び第
2の配線層19を貫通する開口部、21は開口部20に
埋め込まれたタングステン(W)からなる埋込み導電体
である。
【0015】以上のような本発明の第1の実施例のFP
GAにおいては、開口部20には埋込み導電体21が埋
め込まれて平坦化が図られるとともに、開口部20内の
第2の配線層19とアンチヒューズ17との間は埋込み
導電体21により互いに接続されている。これにより、
第1の配線層16と第2の配線層19との間にアンチヒ
ューズ17が介在することになる。
【0016】これにより、ステップカバレージの悪化を
防止しつつ、配線層の多層化及び高密度化が可能なアン
チヒューズ17を有するFPGAを提供することができ
る。また、図1(b)において、22は図1(a)の第
2の配線層19を被覆する膜厚約0.8μmのPSG膜
からなる層間絶縁膜、20aは第1の配線層16上の層間
絶縁膜18,第2の配線層19及び層間絶縁膜22を貫
通する開口部、21aは開口部20aに埋め込まれたタング
ステン(W)からなる埋込み導電体である。なお、他の
符号については、図1(a)と同じ符号で示すものは、
図1(a)と同じものを示す。
【0017】以上のような本発明の第2の実施例のFP
GAによれば、3層の配線層16,19及び23の接続
が可能となる。これにより、ステップカバレージの悪化
を防止しつつ、配線層の多層化及び高密度化が可能なア
ンチヒューズを有する半導体装置を提供することができ
る。
【0018】なお、上記の実施例では、2層の配線層を
有するFPGAに本発明を適用しているが、3層以上の
配線層を有するFPGAにも本発明を適用可能である。 (2)第3〜第5の実施例 図2(a)〜(c)は、それぞれ本発明の第3〜第5の
実施例のFPGAについて説明する断面図である。
【0019】図2(a)において、15は半導体基板及
び半導体基板上の下地絶縁膜とからなる基板(絶縁
層)、24は基板15上に形成された膜厚約0.7μm
のAl合金膜からなる第1の配線層、25は第1の配線
層24を被覆する膜厚約0.8μmのPSG膜からなる
層間絶縁膜、26は層間絶縁膜25上に形成された膜厚
約0.7μmのAl合金膜からなる第2の配線層、27
は第1の配線層24,層間絶縁膜25及び第2の配線層
26を貫通する開口部、28は開口部27の側壁の第1
の配線層24と接し、かつ第1の配線層24を被覆する
ように形成された膜厚約1000Åの非晶質シリコン膜から
なるアンチヒューズ(非晶質半導体層)、29は開口部
27に埋め込まれたタングステン(W)からなる埋込み
導電体である。
【0020】また、図2(b)において、図2(a)と
異なるところは、開口部27の底部にはアンチヒューズ
(非晶質半導体層)30が存在しないことである。例え
ば、開口部27の側壁及び底部を被覆して形成された非
晶質半導体層を異方性エッチングすることにより形成す
ることができる。なお、図中符号31は開口部27に埋
め込まれたタングステン(W)からなる埋込み導電体
で、他の符号については、図2(a)と同じ符号で示す
ものは図2(a)と同じものを示す。
【0021】以上のような本発明の第3,第4の実施例
のFPGAにおいては、開口部27には埋込み導電体2
9,31が埋め込まれて平坦化が図られるとともに、開
口部27内の第2の配線層26とアンチヒューズ28,
30との間は埋込み導電体29,31により互いに接続
されている。これにより、第1の配線層24と第2の配
線層26との間にアンチヒューズ28が介在することに
なる。
【0022】これにより、ステップカバレージの悪化を
防止しつつ、配線層の多層化及び高密度化が可能なアン
チヒューズ28,30を有するFPGAを提供すること
ができる。
【0023】更に、図2(c)において、図2(a)と
異なるところは、開口部27の側壁全体にアンチヒュー
ズ(非晶質半導体層)31が被覆され、開口部27の側
壁の第1の配線層24及び第2の配線層26と接してい
ることである。即ち、第1の配線層24と第2の配線層
26との間に、図2(c)のアンチヒューズ(非晶質半
導体層)の2倍の膜厚のアンチヒューズ(非晶質半導体
層)32が介在していることになる。例えば、開口部2
7の側壁及び底部を被覆して形成された非晶質半導体層
をフォトリソグラフィー技術を用いてパターニングする
ことにより形成することができる。なお、図中符号33
は開口部27に埋め込まれたタングステン(W)からな
る埋込み導電体で、他の符号については、図2(a)と
同じ符号で示すものは図2(a)と同じものを示す。
【0024】以上のような本発明の第5の実施例のFP
GAにおいては、開口部27には埋込み導電体33が埋
め込まれて平坦化が図られるとともに、開口部27内の
第1の配線層24と接続するアンチヒューズ32と第2
の配線層26と接続するアンチヒューズ32との間は埋
込み導電体33により互いに接続されている。これによ
り、第1の配線層24と第2の配線層26との間にアン
チヒューズ32が介在することになる。
【0025】これにより、ステップカバレージの悪化を
防止しつつ、配線層の多層化及び高密度化が可能なアン
チヒューズ32を有するFPGAを提供することができ
る。なお、第3〜第5の実施例では、第1の配線層24
も開口部27により貫通されて側壁でアンチヒューズ2
8,30,32との接触をとっているが、第1の配線層
24はそのまま残して開口部29,31,33の底部に
露出させ、第1の配線層24の上部でアンチヒューズ2
8,30,32との接触をとってもよい。
【0026】(3)第6,第7の実施例 図3(a),(b)は、それぞれ本発明の第6,第7の
実施例のFPGAについて説明する断面図である。
【0027】図3(a)において、15は半導体基板及
び半導体基板上の下地絶縁膜とからなる基板(絶縁
層)、34は基板15上に形成された膜厚約0.7μm
のAl合金膜からなる第1の配線層、35は第1の配線
層34を被覆する膜厚約0.8μmのPSG膜からなる
層間絶縁膜、36は層間絶縁膜35上に形成された膜厚
約0.7μmのAl合金膜からなる第2の配線層、37
は第1の配線層34上方の第2の配線層36を貫通する
第1の開口部、38は第1の開口部37の側壁の第2の
配線層36と接し、かつ側壁の第2の配線層36を被覆
するように形成された膜厚約1000Åの非晶質シリコン膜
からなるアンチヒューズ(非晶質半導体層)、39は第
1の開口部37aの下方の層間絶縁膜35を第1の開口部
37aとほぼ同じ幅で貫通する第2の開口部、40は第1
及び第2の開口部37a,39に埋め込まれたタングステ
ン(W)からなる埋込み導電体である。なお、第1の開
口部37aと第2の開口部39とが埋込み導電体39を埋
め込むべき開口部である。
【0028】また、図3(b)において、図3(a)と
異なるところは、開口部39aの底部の第1の配線層34a
にも貫通口が形成されていることである。以上のような
本発明の第6,第7の実施例のFPGAにおいては、開
口部37a/39,37a/39aには埋込み導電体40が埋
め込まれて平坦化が図られるとともに、開口部37a/3
9,37a/39a内の第1の配線層34,34aとアンチヒ
ューズ38との間は埋込み導電体40により互いに接続
されている。これにより、第1の配線層34,34aと第
2の配線層36との間にアンチヒューズ38が介在する
ことになる。
【0029】これにより、ステップカバレージの悪化を
防止しつつ、配線層の多層化及び高密度化が可能なアン
チヒューズ38を有するFPGAを提供することができ
る。 (4)第8の実施例 図4(a)〜(c),図5(d),(e)は、本発明の
第8の実施例のFPGAの製造方法について説明する断
面図である。図5(e)は完成図であるが、図1(a)
と異なるところは、第1の配線層44の上部に高融点金
属を含むバリア導電体層42が形成されていることであ
る。
【0030】まず、図4(a)に示すように、半導体基
板及び半導体基板上の下地絶縁膜とからなる基板(絶縁
層)15上に、膜厚約0.7μmのAl合金膜41aとT
iN膜42aをスパッタリングにより形成した後、化学気
相成長(以下CVDと称す)法により膜厚約1000Åの非
晶質シリコン膜43aを形成する。
【0031】次いで、フォトリソグラフィー技術により
同じマスクを用いて非晶質シリコン膜43aTiN膜42a
Al合金膜41aを順次パターニングして、主配線層41
/バリア導電体層42からなる第1の配線層44とアン
チヒューズ(非晶質半導体層)43とを形成する(図4
(b))。
【0032】次に、CVD法により膜厚約1μmのPS
G膜からなる層間絶縁膜45を形成して第1の配線層4
4及びアンチヒューズ43を被覆する。続いて、層間絶
縁膜45上にスパッタ法により膜厚約0.7μmのAl
合金膜を形成する。続いて、Al合金膜をパターニング
して第1の配線層44と交差する第2の配線層46を形
成する(図4(c))。
【0033】次いで、第1の配線層44の上方の層間絶
縁膜45及び第2の配線層46を不図示の同じレジスト
マスクを用いて選択的に順次エッチング・除去し、層間
絶縁膜45及び第2の配線層46を貫通する開口部47
を形成する(図5(d))。
【0034】次に、CVD法による選択成長法により開
口部47内にWからなる埋込み導電体48を埋め込む
と、FPGAが完成する(図5(e))。以上のように
して作成されたFPGAによれば、TiN膜からなるバ
リア導電体層42及びWからなる埋込み導電体48によ
りアンチヒューズ43を挟むことにより、第1及び第2
の配線層44,46とアンチヒューズ43との間の反応
を防止し、製造工程上、熱的安定性を保持することがで
きる。
【0035】(5)第9の実施例 図6(a)〜(c),図7(d)〜(f),図8(g)
〜(i)は、本発明の第9の実施例のFPGAの製造方
法について説明する断面図である。図8(i)は完成図
であるが、図2(a)と異なるところは、開口部の側壁
の第1の配線層とアンチヒューズとの間に高融点金属を
含むバリア導電体層が介在していることである。
【0036】まず、図6(a)に示すように、半導体基
板及び半導体基板上の下地絶縁膜とからなる基板15上
に、膜厚約0.7μmのAl合金膜49aをスパッタリン
グにより形成する。
【0037】次いで、フォトリソグラフィー技術により
Al合金膜49aをパターニングして、第1の配線層49
を形成する(図6(b))。次に、CVD法により膜厚
約1μmのPSG膜からなる層間絶縁膜50を形成して
第1の配線層49を被覆する。続いて、層間絶縁膜50
上にスパッタ法により膜厚約0.7μmのAl合金膜を
形成する。続いて、Al合金膜をパターニングして第1
の配線層49と交差する第2の配線層51を形成する
(図6(c))。
【0038】次いで、第1の配線層49,第1の配線層
49上方の層間絶縁膜50及び第2の配線層51を不図
示の同じレジストマスクを用いて選択的に順次エッチン
グ・除去し、第1の配線層49,層間絶縁膜50及び第
2の配線層51を貫通する開口部52を形成する(図7
(d))。
【0039】次に、開口部52の側壁及び底部を被覆す
るように、スパッタリングにより膜厚約1500ÅのTiN
膜53aを形成した後、開口部52内のTiN膜53aを被
覆してレジスト膜54を開口部52内に埋め込む(図7
(e))。
【0040】次いで、レジスト膜54をマスクとしてT
iN膜53aを選択的にエッチング・除去し、少なくと
も、開口部52の側壁の第1の配線層49と接し、かつ
側壁の第1の配線層49を被覆するように残存する。こ
れにより、バリア導電体層53が形成される(図7
(f))。
【0041】次に、残存するレジスト膜を除去した後、
開口部52の側壁及び底部を被覆するように、CVD法
により膜厚約1000Åの非晶質シリコン膜55aを形成した
後、開口部52内のバリア導電体層53を被覆してレジ
スト膜56を開口部52内に埋め込む(図8(g))。
【0042】次いで、レジスト膜56をマスクとして非
晶質シリコン膜55aを選択的にエッチング・除去し、少
なくとも、開口部52の側壁のバリア導電体層53と接
し、かつ側壁のバリア導電体層53を被覆するように残
存する。これにより、アンチヒューズ(非晶質半導体
層)55が形成される(図8(h))。
【0043】次に、CVD法による選択成長法により開
口部52内にWからなる埋込み導電体57を埋め込む
と、FPGAが完成する(図8(i))。以上のように
して作成されたFPGAによれば、TiN膜からなるバ
リア導電体層53及びWからなる埋込み導電体57によ
りアンチヒューズ55を挟むことにより、第1及び第2
の配線層49,51とアンチヒューズ55との間の反応
を防止し、製造工程上、熱的安定性を保持することがで
きる。
【0044】(9)第10の実施例 図9(a)〜(c),図10(d),(e)は、本発明
の第10の実施例のFPGAの製造方法について説明す
る断面図である。図10(e)は完成図であるが、図3
(b)と異なるところは、開口部の側壁の第1の配線層
とアンチヒューズとの間に高融点金属を含むバリア導電
体層が介在していることである。
【0045】まず、第9の実施例の図6(a)〜(c)
に示す工程の後、第1の配線層49,第1の配線層49
上方の第2の配線層51を不図示のレジストマスクを用
いて選択的に順次エッチング・除去し、第2の配線層5
1を貫通する第1の開口部58を形成する(図9
(a))。
【0046】次に、第1の開口部58の側壁及び底部を
被覆するように、スパッタリングにより膜厚約1500Åの
TiN膜を形成した後、TiN膜を異方性エッチング・
除去し、少なくとも、第1の開口部58の側壁の第2の
配線層51と接し、かつ側壁の第2の配線層51を被覆
するようにバリア導電体層59を形成する。
【0047】次いで、バリア導電体層59及び第1の開
口部58の底部を被覆するように、CVD法により非晶
質シリコン膜60aを形成した(図9(b))後、異方性
エッチング・除去し、少なくとも、第1の開口部58の
側壁の第2の配線層51と接し、かつ側壁の第2の配線
層51を被覆するようにアンチヒューズ60を形成する
(図9(c))。
【0048】次に、バリア導電体層59,アンチヒュー
ズ60及び第2の配線層51をマスクとして、即ち第1
の開口部58aを介して層間絶縁膜50を選択的にエッチ
ング・除去し、第1の配線層49上に第2の開口部61
を形成する。なお、第1の開口部58aと第2の開口部6
1とが埋込み導電体39を埋め込むべき開口部である
(図10(d))。
【0049】次いで、CVD法による選択成長法により
第1の開口部58及び第2の開口部61内にWからなる
埋込み導電体62を埋め込むと、FPGAが完成する
(図10(e))。
【0050】以上のようにして作成されたFPGAによ
れば、TiN膜からなるバリア導電体層59及びWから
なる埋込み導電体62によりアンチヒューズ60を挟む
ことにより、第1及び第2の配線層49,51とアンチ
ヒューズ60との間の反応を防止し、製造工程上、熱的
安定性を保持することができる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明の半導体装置にお
いては、第1に、開口部には埋込み導電体が埋め込まれ
て平坦化が図られるとともに、開口部内の第1の配線層
と非晶質半導体膜との間、又は非晶質半導体膜と第2の
配線層との間は埋込み導電体により互いに接続されてい
る。これにより、第1の配線層と第2の配線層との間に
は非晶質半導体膜が介在することになる。
【0052】第2に、前記第2の配線層を被覆し、かつ
前記開口部と連接する開口部の形成されている層間絶縁
膜が積層され、更に、開口部に埋込み導電体が埋め込ま
れている。そして、埋込み導電体に接し、かつ埋込み導
電体を被覆する第3の配線層が形成されている。即ち、
3層の配線層の接続が可能となる。
【0053】これにより、ステップカバレージの悪化を
防止しつつ、配線層の多層化及び高密度化が可能なアン
チヒューズを有する半導体装置を提供することができ
る。また、高融点金属を含むバリア導電体層及び高融点
金属を含む埋込み導電体により非晶質半導体層を挟むこ
とにより、配線層と非晶質半導体層との間の反応を防止
し、製造工程上、熱的安定性を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2の実施例のFPGAにつ
いて説明する断面図である。
【図2】本発明の第3〜第5の実施例のFPGAについ
て説明する断面図である。
【図3】本発明の第6及び第7の実施例のFPGAにつ
いて説明する断面図である。
【図4】本発明の第8の実施例のFPGAの製造方法に
ついて説明する断面図(その1)である。
【図5】本発明の第8の実施例のFPGAの製造方法に
ついて説明する断面図(その2)である。
【図6】本発明の第9の実施例のFPGAの製造方法に
ついて説明する断面図(その1)である。
【図7】本発明の第9の実施例のFPGAの製造方法に
ついて説明する断面図(その2)である。
【図8】本発明の第9の実施例のFPGAの製造方法に
ついて説明する断面図(その3)である。
【図9】本発明の第10の実施例のFPGAの製造方法
について説明する断面図(その1)である。
【図10】本発明の第10の実施例のFPGAの製造方
法について説明する断面図(その2)である。
【図11】従来例について説明する断面図である。
【符号の説明】
15 基板(絶縁層)、 16,24,34,34a,44,49 第1の配線層、 17,28,30,32,38,43,55,60 ア
ンチヒューズ(非晶質半導体層)、 18,25,35,45,50 層間絶縁膜、 19,26,36,46,51 第2の配線層、 20,20a,27,47,52 開口部、 21,21a,29,31,33,40,48,57,6
2 埋込み導電体、 23 第3の配線層、 37,37a,58,58a 第1の開口部、 39,39a,61 第2の開口部、 41 主配線層、 41a,49a Al合金膜、 42,53,59 バリア導電体層、 42a,53a TiN膜、 43a,55a,60a 非晶質シリコン膜、 54,56 レジスト膜。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁層と、該絶縁層上の第1の配線層
    と、該第1の配線層上の非晶質半導体層と、前記第1の
    配線層及び非晶質半導体層を被覆する層間絶縁膜と、該
    層間絶縁膜上の第2の配線層とを少なくとも有する半導
    体装置であって、 前記第1の配線層及び非晶質半導体層上の層間絶縁膜及
    び第2の配線層を貫通する開口部と、該開口部に埋め込
    まれ、かつ前記非晶質半導体層及び前記開口部の側壁の
    第2の配線層に接する埋込み導電体とを有することを特
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 絶縁層と、該絶縁層上の第1の配線層
    と、前記第1の配線層を被覆する層間絶縁膜と、該層間
    絶縁膜上の第2の配線層とを少なくとも有する半導体装
    置であって、 前記層間絶縁膜及び第2の配線層を貫通する開口部と、
    少なくとも該開口部の底部の第1の配線層又は該開口部
    の側壁の第2の配線層を被覆する非晶質半導体層と、該
    開口部に埋め込まれ、かつ前記非晶質半導体層及び開口
    部の側壁の第2の配線層、又は前記非晶質半導体層及び
    開口部の底部の第1の配線層、又は前記非晶質半導体層
    と接する埋込み導電体とを有することを特徴とする半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 絶縁層と、該絶縁層上の第1の配線層
    と、該第1の配線層を被覆する層間絶縁膜と、該層間絶
    縁膜上の第2の配線層とを少なくとも有する半導体装置
    であって、 前記第1の配線層,層間絶縁膜及び第2の配線層を貫通
    する開口部と、少なくとも該開口部の側壁の第1の配線
    層又は該開口部の側壁の第2の配線層を被覆する非晶質
    半導体層と、該開口部に埋め込まれ、かつ前記非晶質半
    導体層及び開口部の側壁の第2の配線層、又は前記非晶
    質半導体層及び開口部の側壁の第1の配線層、又は前記
    非晶質半導体層と接する埋込み導電体とを有することを
    特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,請求項2又は請求項3記載の
    第2の配線層を被覆する層間絶縁膜と、請求項1,請求
    項2又は請求項3記載の開口部と連接するように形成さ
    れた前記層間絶縁膜の開口部と、請求項1,請求項2又
    は請求項3記載の開口部に埋め込まれた埋込み導電体と
    同一の材料からなる埋込み導電体と、該埋込み導電体と
    接し、かつ該埋込み導電体を被覆するように形成された
    第3の配線層とを有することを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記埋込み導電体が高融点金属を含む導
    電体であり、かつ前記非晶質半導体層と第1又は第2の
    配線層との間に高融点金属を含むバリア導電体層が介在
    していることを特徴とする請求項1,請求項2,請求項
    3又は請求項4記載の半導体装置。
JP27581691A 1991-10-23 1991-10-23 半導体装置 Withdrawn JPH05114653A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3048067A1 (de) * 1980-12-19 1982-07-15 Kuka Schweissanlagen + Roboter Gmbh, 8900 Augsburg Getriebeanordnung fuer einen mit dem ausleger eines manipulators verbundenen gelenkkopf
JP2008192883A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Elpida Memory Inc 半導体装置

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DE3048067A1 (de) * 1980-12-19 1982-07-15 Kuka Schweissanlagen + Roboter Gmbh, 8900 Augsburg Getriebeanordnung fuer einen mit dem ausleger eines manipulators verbundenen gelenkkopf
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