JPH05113700A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Publication number
JPH05113700A
JPH05113700A JP3302241A JP30224191A JPH05113700A JP H05113700 A JPH05113700 A JP H05113700A JP 3302241 A JP3302241 A JP 3302241A JP 30224191 A JP30224191 A JP 30224191A JP H05113700 A JPH05113700 A JP H05113700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
main body
vibration
gravity
centroid
Prior art date
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Pending
Application number
JP3302241A
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English (en)
Inventor
Chitose Amashiro
千歳 天白
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH05113700A publication Critical patent/JPH05113700A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録装置に与えるモータの振動による悪影響
を抑える。 【構成】 記録装置の本体の重心位置にモータを配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームプリンタ
(LBP)、複写機、ファクシミリ等のモータを駆動源
として用いる記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来例を示すものであり、レー
ザビームプリンタの本体1とメインモータ2の位置関係
を示した図である。転写紙Sはカセット(図示せず)よ
りプリンタ本体1に対して矢印Gの方向に給紙され、い
わゆる電子写真プロセスによって、感光転写体3上に像
が転写され、定着された後、矢印Hの方向に排出され
る。
【0003】図6中、参照番号4で示すマーク(印)は
カセットを含めた機械全体の重心位置を示す。図6の従
来例では、メインモータ2は、重力の作用方向と平行な
壁1aに取付けられて支持されており、装置全体の重心
位置4を通りかつ重力の作用方向と平行な線Lと距離l
だけ離れた位置にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】記録装置において、装
置内の振動は印字精度に悪影響を及ぼし、かつ騒音の発
生源となる。駆動源としてモータを用いる記録装置で
は、装置内で振動を生ずる最も大きな要素はモータであ
る。モータは装置内においては比較的比重の大きなユニ
ットであり、その集中した重量は、装置本体に対しても
無視しえない大きさである。
【0005】モータとして特にステッピングモータを用
いるような装置では、モータが振動の発生源となり、ギ
アや装置本体の側壁を振動させて悪影響を与える。
【0006】図6に示す従来例の装置のように、モータ
2が装置本体の側壁1aに取付けられている場合、モー
タ2の駆動によって発生した振動は、装置全体に対して
(装置を代表する重心位置4に対して)大きな回転モー
メントとして働く。この結果、振動は、装置のケーシン
グを構成しかつ転写体(感光ドラム)3を支持する各側
壁(1a、1b、1c、1d)に対して微小歪みを生じ
させ、側壁1a及び1cに両端を支持された転写体3に
対して振動を与え易い。即ち、モータの振動は、側壁を
介して転写体3に振動を生じさせ易く、転写体3の回転
軸を中心とした本来の滑らかな回転運動を阻害し易い。
【0007】したがって、本発明の目的は、装置に与え
るモータの振動による影響を最小にするように構成した
記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、動力源としてモータを用いる記録装置
において、モータを装置全体の重心位置に近接または一
致させるようにモータを装置内に配置することを特徴と
する記録装置を採用するものである。
【0009】
【実施例】次に、本発明の好ましい実施例を図面を参照
して説明する。図1、図2、図3は、本発明の第1実施
例の装置を示す。図1は、主にレーザビームプリンタの
本体1とメインモータ2の位置関係を示した概略斜視図
である。図1〜3に示すように、この実施例では、本体
1は直方体構造であり、高さ方向に短い形をしている。
転写紙Sはカセット11(図3)に積載された状態から
ピックアップローラ(図示せず)によって一枚づつ給紙
されて図中矢印Gの方向に搬送される。この転写紙S
は、いわゆる電子写真プロセスによって像を転写、定着
された後、矢印Hの方向に排出され、本体1の上部に積
載される。
【0010】図中、参照番号4は、カセット11(図
3)に転写紙が満載されており、トナー供給容器12に
トナーが充填されており、トナー回収容器13に排トナ
ーが空のときの装置全体の重心位置を示すマーク(印)
である。装置全体の重心位置は、装置の動作経過に従っ
て転写紙の積載量が変化し、またトナーや排トナーの量
が変化するので、若干変化することになる。このため、
装置全体の重心位置は「点」ではなく、「領域」として
とらえられることになる。本発明は、基本的には、この
重心領域にモータを配置するように装置を構成すること
である。
【0011】図2は、メインモータに結合する部材とし
て転写体3(感光ドラム)を回転駆動するためのギアト
レイン(歯車列)を示している。メインモータ2はギア
軸を支持する金属板14に取付けられており、この金属
板14は、ギア軸を支持すると共に、モータの放熱板と
しての機能と本体最下部の電源部の部品の放熱板として
の機能とを持つものである。この金属板14は、本体内
部を構成するフレーム(図示せず)に強固にビス止めさ
れている。
【0012】モータ2の駆動力は、ギア21、22を介
してギア24に伝達される。ギア24は、共通な軸25
の一端に連結されており、軸25の他端にはかさ歯ギア
26が連結されており、このかさ歯ギア26が転写体3
の対応するかさ歯ギアに係合している。したがって、転
写体3は、ギア21、22、24、かさ歯ギア26を介
してモータ2によって回転駆動されるが、前述の2つの
係合するかさ歯ギアのために図中の矢印Iの方向に押さ
れた状態で回転させられることになる。
【0013】また、ギア28がギア22に係合してお
り、このギア28によって分岐された駆動力は、ピック
アップローラ(図示せず)と搬送ローラ(図示せず)を
駆動するようになっている。さらにまた、ギア29がや
はりギヤ22に係合しており、このギア29によって分
岐された駆動力は、定着器(図示せず)、排紙ローラ
(図示せず)に供給されるようになっている。
【0014】図4A及び図4Bは、本発明の原理を説明
するための概略図であり、図4Aは、本発明の装置の場
合の装置本体の重心位置とモータによる振動の作用位置
との関係を示し、図4Bは、図6と同様な従来例の場合
の装置本体の重心位置とモータによる振動の作用位置と
の関係を示す。
【0015】図4Aに示すように、本発明の装置の場合
には、装置本体の重心4とモータの振動作用位置(点)
9がほぼ一致するようになっている。一方、図4Bに示
すように、従来例の場合には、装置本体の重心4に対し
て、外力となるモータの振動がこの重心4より距離lだ
け離れた点9に作用するようになっている。この場合に
は、この点の振動は装置を回転させるような振動を含む
ため、例えば図4Aの場合と同じ強さの振動が加わった
としても、大きな変位をとり易く、前述のように例えば
転写体により大きな振動を伝達し易い。これとは逆に、
モータ(モータの重心、モータの取付け位置等)を装置
本体の重心の近傍に配置すると、振動による装置の変位
をより小さく抑えることができ、このため、転写体3の
滑らかな回転が阻害されたり、騒音を発したりする弊害
を小さく抑えることができる。
【0016】図5A及び図5Bは、本発明の第2実施例
の装置を示すものであり、図5Aは装置の概略側部断面
図であり、図5Bは装置内部の正面図である。なお、図
5A及び図5B中、図1、図2及び図3で示す第1実施
例で用いられている部品等と同一又は同様な機能を持つ
部品等は同一の参照番号で示し、それらに関する説明は
省略する。
【0017】図5Aに示すように、本体上部にカセット
11が載置されるように構成されており、カセット11
からピックアップローラ14により一枚づつ給紙された
転写紙Sは、上から下にC字型の経路を経て排紙口15
を通して排出される。モータ2は、この実施例では、装
置本体の重心位置に配置された、両側に出力軸を持つ細
長いステッピングモータである。このモータは、装置本
体の重心を通る垂線がこのモータのほぼ中心にくるよう
に、装置のフレーム(図示せず)に支持されており、モ
ータからの駆動力は、その両側のそれぞれの出力軸よ
り、ギアトレイン22、23及び24、25を介して、
後述する各ユニットに伝達される。
【0018】ギア23からの駆動力は、ギアトレイン
(図示せず)を介してピックアップローラ14と定着器
16に伝達されており、またギア25からの駆動力はギ
アトレイン(図示せず)を介して転写体3に伝達されて
いる。
【0019】この第2実施例では、レーザビームプリン
タがその本体の占有する面積をできるだけ小さくするよ
うに設計され、このため装置の高さが高い構成になって
いるが、前述のようにモータを装置本体に対して配置す
ると、装置本体がモータによって大きく振動されること
が極力抑えられる効果があると同時に、モータからの駆
動力を多方向に分岐して出力し、種々のユニットに伝達
することができるという効果もある。このように、この
第2実施例では、比較的細長い側面断面形状を持つよう
なレーザビームプリンタにおいても、モータから出力を
各ユニットに伝達することが可能である。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
モータを装置本体の重心位置近くに配置するように構成
したので、モータによる振動が装置に与える影響を最小
に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例を示し、主にレー
ザビームプリンタの本体とメインモータの位置関係を示
した概略斜視図である。
【図2】図2は、第1実施例におけるメインモータに結
合する部材として転写体を回転駆動するためのギアトレ
インを示す斜視図である。
【図3】図3は、第1実施例における主要な重量物の配
置を示す概略側面図である。
【図4】図4A及び図4Bは、本発明の原理を説明する
ための概略図であり、図4Aは、本発明の装置の場合の
装置本体の重心位置とモータによる振動の作用位置との
関係を示し、図4Bは、従来例の場合の装置本体の重心
位置とモータによる振動の作用位置との関係を示す。
【図5】図5A及び図5Bは、本発明の第2実施例の装
置を示すものであり、図5Aは装置の概略側部断面図で
あり、図5Bは装置内部の正面図である。
【図6】図6は、従来例の装置本体の重心とモータの位
置を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 装置本体 1a、1b、1c、1d 装置本体の側壁 2 モータ 3 転写体(感光ドラム) 4 装置全体の重心位置を示すマーク 11 カセット S 転写紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力源としてモータを用いる記録装置に
    おいて、モータを装置全体の重心位置に近接または一致
    させるように装置内に配置することを特徴とする記録装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録装置において、前記
    モータが両側に出力軸を持つモータから成り、各出力軸
    からギアトレインを介してモータの駆動力を伝達するこ
    とを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の記録装置において、前記
    モータの出力軸を水平にした状態で、前記モータが水平
    方向で記録装置のほぼ中間に配置されていることを特徴
    とする記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の記録装置において、前記
    モータが垂直方向に1つの出力軸を持つモータであり、
    該出力軸からギアトレインを介してモータの駆動力を少
    なくとも転写体に伝達することを特徴とする記録装置。
JP3302241A 1991-10-22 1991-10-22 記録装置 Pending JPH05113700A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3302241A JPH05113700A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 記録装置

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JP3302241A JPH05113700A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05113700A true JPH05113700A (ja) 1993-05-07

Family

ID=17906654

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3302241A Pending JPH05113700A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 記録装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05113700A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012255933A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Canon Inc 電子写真装置
JP2015186342A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

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JP2012255933A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Canon Inc 電子写真装置
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