JP4340495B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に一体的に組込まれ、CCDスキャナにより原稿画像を読み取る画像読取装置に関する。
近年、カラーコピー機やカラープリンタあるいはこれらに更にファックス機能を一体的に組み込み現像画像形成部を共有するカラーMultifunction Peripheral(以下MFPと略称する。)等のカラー画像形成装置に、4ラインのカラーCCDセンサを用いて原稿画像の読取を行うスキャナを更に一体的に連結してなるカラーの画像形成装置が普及されている。このようなカラー画像形成装置においては、その小型化を達成するため、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)のカラー現像器を単一の回転ホルダに搭載して、回転ホルダの回転/停止駆動を繰り返して順次所定のカラーの現像器を感光体に対向させてカラー画像を得るリボルバ型現像ユニットを用いている。
このリボルバ型現像ユニットでは、回転ホルダの回転をスムースにし、回転中の振動を抑えるために、モータの駆動を斜歯歯車を介して回転ホルダに伝達する装置がある。しかしながらこの斜歯歯車を用いた場合、回転ホルダを回転/停止する度にモータが回転ホルダの回転方向と直角のスラスト方向にスライド移動するという現象を生じる。
このモータのスラスト方向へのスライド移動により、カラー画像形成装置は回転ホルダの回転/停止の度に衝撃を受ける。この衝撃が、カラー画像形成装置に一体的に組込まれるスキャナに伝達されるとスキャナの読取精度が低下し、読取画像に色ずれを生じ、読取画像の黒文字及び黒細線に色付きが発生される。このためスキャナをカラー画像形成装置に一体的に組込むためには、リボルバ型現像ユニット駆動時のスラストによるカラー画像形成装置の振動がスキャナに伝達するのを防止する必要がある。従来、スキャナへの振動の伝達を防止する対策としては、防振ゴムを用いてスキャナを支持する装置がある。(例えば特許文献1参照。)
特開平11−355479号公報明細書(第6、8頁、図2、図9) (特許文献1)の装置は、画像読取装置10の、ラインCCD116を収納する支持フレーム45を防振ゴム体144を有する防振部材142を用いてハウジング130に取り付けて、床面等からの振動の伝達を防止している。
しかしながら(特許文献1)の装置のゴム系の防振部材では、歩行による設置場所の床面からの振動や、画像読取装置自身の動作による振動が支持フレームに伝達されるのを防止出来るものの、リボルバ型現像ユニットのスラストによる衝撃を原因とする振動を吸収しきれず、リボルバ型現像ユニットを用いた小型のカラー画像形成装置においては依然としてスキャナによる読取画像に色ずれを生じるおそれを有していた。
一方近年、画像形成装置の小型化の要望に伴い、画像形成装置に一体的に組込まれるスキャナにあっては、画素サイズの小さいカラーCCDセンサが用いられる。しかしながらカラーCCDセンサは、画素サイズが小さくなるに従い、振動が読取精度に及ぼす影響がおおきくなることから、リボルバ型現像ユニットの回転/停止動作時のモータのスラストを原因とする衝撃を極力低減する必要がある。従来、複数の現像装置に順次モータの回転駆動を伝達する際の衝撃や振動を極力低減するため、モータの回転速度を徐々に増加するよう制御する装置がある。(例えば特許文献2参照。)
特開平9−15975号公報明細書(第7、8頁、図2) (特許文献2)の装置は、現像スリーブC3Yを回転駆動するモータM2の回転速度を低速から所定速度に徐々に増加して、現像スリーブC3Yに回転駆動を伝達する際の衝撃や振動を低減している。
しかしながら(特許文献2)の装置は、現像装置そのものを移動する際の衝撃を緩和するものではないので、モータのスラストによる衝撃を緩和する対策が更に必要とされる。特にリボルバ型現像ユニットの回転角度が一定で無い場合に、回転角度が大きい場合に比して、回転角度が小さい場合には、モータのスラストによる衝撃がより大きくなり、カラー画像形成装置の振動がより大きくなることから、回転角度が小さい場合の衝撃の緩和が必要とされる。
例えば、リボルバ型現像ユニットを用いて装置の小型化を達成するカラー画像形成装置であって、白黒画像形成時にはその生産性向上が要求される装置にあっては、図21の従来例に示すように、複数の現像器を搭載するリボルバ型現像ユニット4と、単体のブラック現像装置1とを夫々に感光体3周囲に配置している。ブラック現像装置1により現像を行う間は、リボルバ型現像ユニット4は、イエロー(Y)の現像ローラ2Yとシアン(C)の現像ローラ2Cとのほぼ中間点4aを感光体ドラム3に対向するホームポジションに待機して感光体3から離間している。
このためリボルバ型現像ユニット4は、カラー画像プロセス開始時には、ホームポジション4aから矢印r方向に例えば65°回転した後停止して現像ローラ2Yによる感光体ドラム3の現像を行う。次にリボルバ型現像ユニット4は、120°の回転、その後の停止を繰り返して、現像ローラ2M及び現像ローラ2Cによる感光体ドラム3の現像を順次行い感光体ドラム3上にカラー画像を形成する。現像終了時にはリボルバ型現像ユニット4は更に55°回転してホームポジションに停止する。
即ちリボルバ型現像ユニット4は、65°、120°、120°、55°の各回転角度で回転/停止を繰り返して1回転する。この際、回転角度が小さくなるに従い、モータのスラストによる衝撃は大きくな成ってしまう。これは以下の原理による。
従来リボルバ型現像ユニット4を、120°、65°、55°回転駆動する場合、モータの駆動速度は、同じ加速カーブα及び減速カーブβを用いて、
図22の点線(a)、一点鎖線(b)、実線(c)に示すように設定し、所定のプリントスピードを確保している。即ち回転角度120°の場合、モータ62は、αの加速カーブでs3まで加速後はβの減速カーブを経て停止する。この間の駆動時間はT1となる。
これに対し、回転角度65°の場合は、回転角度120°の場合と同様のαの加速カーブでs2まで加速後はβの減速カーブを経て停止する。回転角度55°の場合は、回転角度120°の場合と同様のαの加速カーブでs1まで加速後はβの減速カーブを経て停止する。そして回転角度65°、55°にあってはその回転角度が小さい分駆動時間は夫々、T2、T3と短縮される。一方、回転角度の大きさに関わらずスラスト方向の移動距離は一定であるため、回転角度65°、55°の場合には、スラスト方向の加速度が大きくなってしまう。従って、回転角度が小さい65°、55°の場合には、回転角度120°に比しモータのスラストによる衝撃が大きくなる。
このような原理により、回転角度が小さい場合にはスラストによるより大きな衝撃を原因とする振動によりスキャナの読取精度の低下を来たし、読取画像に色ずれを生じるおそれを有していた。
そこで本発明は上記課題を解決するものであり、リボルバ型現像ユニットの振動を低減する。更に画像センサをリボルバ型現像ユニットを有する支持部材と一体的に組込む場合においても画像センサが支持部材の振動による影響を受けることなく高精度の読取を得る画像読取装置を提供する事を目的とする。
本発明は上記課題を解決するための手段として、原稿からの光画像情報を検知して電気信号を出力する画像センサと、前記画像センサを収納する筐体と、前記筐体上面に形成され前記原稿を載置する原稿台と、前記筐体上面にて前記原稿台上を開閉する回動部材と、前記筐体を囲う支持部材と、前記筐体及び前記支持部材の間に介在し、前記筐体底面にかかる荷重バランスに応じて硬度が異なるゲル状の複数の防振材とを具備し、前記回動部材の回動支点側に配置される前記防振材の硬度を大きくするものである。
本発明によれば、モータによるリボルバ型現像ユニットの回転角度の大小に関わらず、回転に要する時間を一定とすることにより、回転角度が小さい場合のモータのスラストによる衝撃を緩和出来る。従ってリボルバ型現像ユニットの回転角度が小さい場合にモータのスラストが画像センサに及ぼす振動を低減出来、高精度での原稿読取を得られ、読取画像の色ずれを防止出来る。又本発明によれば、画像センサを収納する筐体をゲル状の防振材を介して支持部材に取着することにより、リボルバ型現像ユニットの回転時に生じる衝撃を原因とする筐体の振動を防止出来る。従って装置の小型化のためリボルバ型現像ユニットを用いる画像形成装置においても、リボルバ型現像ユニット回転時の振動による画像センサの読取精度の低下を防止出来、高精度での原稿読取を得られる。
本発明はカラー画像形成装置に一体的に連結されるスキャナに、リボルバ型現像ユニットの回転による振動が伝達されるのを防止するために、リボルバ型現像ユニットの回転角度に関わらず、リボルバ型現像ユニットの駆動から停止までのモータの駆動時間を同一に制御するものである。又スキャナユニットの全周にゲル状の防振材を配置する事により、画像形成部分からの振動がスキャナユニットに伝達するのを防止する。
図1乃至図20は、本発明の1実施例を示し、図1はカラープリンタ等の画像形成装置6の全体を示す概略構成図である。画像形成装置6は、プリンタ部6aと、プリンタ部6a方向に記録媒体である記録紙を供給する給紙部6bと、原稿画像を読み取る画像読取装置であるスキャナユニット6cを支持部材であるハウジング7内に一体的に有している。給紙部6bは、給紙カセット8a、8bから記録紙Pを取り出し、搬送路8cに沿って、記録紙Pをレジストローラ27方向に給紙する。画像形成装置6の倍率100%時のプリントスピードは、例えば、フルカラー画像形成時は105mm/sec、白黒画像形成時は210mm/secとされている。
プリンタ部6aの、像担持体である感光体ドラム10周囲には、感光体ドラム10の矢印sの回転方向に従い順次感光体ドラム10を一様に帯電する帯電装置12、帯電された感光体ドラム10にスキャナユニット6cからの画像データに基づき感光体ドラム10上に潜像を形成するレーザ露光装置13、ブラック現像装置14、イエロー(Y)現像器16、マゼンタ(M)現像器17、シアン(C)現像器18を搭載するリボルバ型現像ユニット60を有している。
ブラック現像装置14は、支点14aを中心に回動可能とされ、感光体ドラム10と接離可能と成っている。又ブラック現像装置14には、ブラックトナー用ボトル15からトナー補給される。
更に感光体ドラム10周囲には、駆動ローラ31、従動ローラ32及びテンションローラ33により張架され、一次転写ローラ38位置にて感光体ドラム10上のトナー画像を一次転写される転写ベルト21を有する転写ベルト装置26及びクリーナ装置22が配置されている。転写ベルト21の二次転写位置には転写ベルト21に重ねられた複数色のトナー画像を記録紙Pに二次転写する二次転写ローラ28が対向配置される。転写ベルト21は、ベルトクリーニング装置37を有する。
又プリンタ部6aは、二次転写ローラ28にてトナー像を転写された記録紙Pの定着を行う定着装置30、定着後記録紙Pを排紙部24に排出する排紙ローラ24a、両面画像形成時に記録紙Pを反転する反転搬送装置25を有している。
次にリボルバ型現像ユニット60について述べる。リボルバ型現像ユニット60は、回転軸61aを中心に順次矢印t方向に回転する回転ホルダ61に、イエロー(Y)現像器16、マゼンタ(M)現像器17、シアン(C)現像器18を均等に配置してなっている。但しリボルバ型現像ユニット60の現像待機中のホームポジションHは、図2に示すように回転軸61aを中心にイエロー(Y)現像器16のイエロー(Y)現像ローラ16aからシアン(C)現像器18のシアン(C)現像ローラ18a側に65°回転した位置に設けられている。
回転ホルダ61は、駆動装置であるモータ62により回転される。回転ホルダ61は、図3に示されるように斜歯歯車63a、63bを介してモータ62の駆動を伝達される。モータ62は画像形成装置6全体を制御する制御装置であるCPU70に制御される。図4に複数色のトナー画像形成のための画像形成タイミングを制御するための制御系のブロック図を示す。CPU70の入力側にはコントロールパネル上のプリントキー71が接続される。CPU70の出力側には感光体ドラム10、帯電装置12、レーザ露光装置13、ブラック現像装置14、転写ベルト装置26、二次転写ローラ28等、と共にリボルバ型現像ユニット60を駆動するモータ62が接続される。
モータ62は、リボルバ型現像ユニット60を、ホームポジションHから順次65°、120°、120°、55°の各回転角度で回転/停止を繰り返して1回転する。モータ62は、リボルバ型現像ユニット60の回転角度の違いに関わらず、最大回転角度120°の回転から停止までに必要な駆動時間T1に合わせるように制御される。又CPU70の使用データ容量を少なくするため、回転角度の違いに関わらずモータ62の加速カーブは同じデータを使用する。
従って120°、65°、55°のそれぞれの回転角度におけるモータ62の駆動速度は図5の点線(a)、一点鎖線(e)、実線(f)に示すように設定される。即ち回転角度120°の場合、モータ62は、αの加速カーブでs3まで加速後はβの減速カーブを経て停止する。これに対し、回転角度65°の場合は、回転角度120°の場合と同様のαの加速カーブでs5まで加速を行い、等速時間t1を経過後はβの減速カーブを経て停止する。回転角度55°の場合は、回転角度120°の場合と同様のαの加速カーブでs4まで加速を行い、等速時間t2を経過後はβの減速カーブを経て停止する。
このようにして、回転角度65°、55°の場合もモータ62の駆動時間を回転角度120°と同じ駆動時間T1とする。従って、モータによるスラスト方向である矢印u方向の加速度は、回転角度120°の場合と同じになり、回転角度が小さい65°、55°の場合で会っても、モータのスラストによる衝撃は、回転角度120°の時と同程度に緩和される。
次にスキャナユニット6cについて述べる。原稿台80を有する筐体81は剛性を有し、図7に示すように、約250Hz以上の高周波側に固有振動周波数を有し、スキャナユニット6cの読取精度に悪影響を及ぼす約50〜200Hzの低周波に対しては耐震性を有する構造とされている。筐体81内には、露光ランプ82a及びミラー82bを有する光学系ユニット82、光学系ユニット82に導かれる原稿Dからの反射光を集光する集光レンズ83、画像センサである4ラインCCDセンサ84が設けられる。
4ラインCCDセンサ84は、筐体81内にて、CCDブラケット85に固着される。受光した光画像情報を電気信号に光電変換して信号出力する。4ラインCCDセンサ84は、例えば1画素あたりの大きさ4.7×4.7μmとされる。4ラインCCDセンサ84から出力される電気信号は、CPU70にてデジタル信号に変換後適宜にデータ処理され、レーザ露光装置13に供給される。レーザ露光装置13は、入力される電気信号に応じてレーザビームを発振する。
筐体81には、回動部材である自動原稿送り装置(以下ADFと略称する。)86が、原稿台80面を開閉可能に取着されている。ADF86は、筐体81後側の回動支点86aを支点として回動可能となっている。
筐体81は、ハウジング7の排紙部24上方部分のスキャナ支持フレーム7c内に収納される。筐体81下方は、ゲル状の防振材である第1乃至第4のシリコン防振材87a、87b、87c、87dを介してスキャナ支持フレーム7cに支持される。第1のシリコン防振材87aは、筐体81底面及びスキャナ支持フレーム7cに設けられる取り付け板71aにネジ止めされる。第2乃至第4のシリコン防振材87b、87c、87dは、筐体81側面に形成されるブラケット88b、88c、88d及びスキャナ支持フレーム7cに設けられる取り付け板71b、71c、71dにネジ止めされる。第1乃至第4のシリコン防振材87a、87b、87c、87dは10Hz程度の比較的低周波に共振点をする。第1乃至第4のシリコン防振材87a、87b、87c、87dは筐体81静止時の荷重バランス、及び、ADF86開放時の荷重バランスを考慮して、夫々の硬度が調整されている。
図8において、筐体81の左後側には光学系ユニット82のモータ(図示せず)が配置されていて、左前81a、右前81b、左後81c、右後81dとすると、静止時において筐体81底面にかかる荷重は、左後81cが大きくなる。又、図10に示すADF86開放時には回動支点86aのある筐体81の左後81c及び右後81dにかかる荷重が大きくなってしまう。
第1乃至第4のシリコン防振材87a、87b、87c、87dにあっては、図11に示すように、その撓み量mが、無負荷時の高さLの30%を超えると防振効果が劣化してしまう。従って本実施例にあっては、ADF86開放時に後側の第3及び第4のシリコン防振材87c、87dが過負荷とならないように、筐体81の左前81a及び右前81bの第1及び第2のシリコン防振材87a、87bは、軟らかい硬度(軟)のものを用い、左後81cの第3のシリコン防振材87cは硬い硬度(硬)のものを用いる。又右後81dの第4のシリコン防振材87dは素の中間の硬度(中)のものを用いる。
図8に示す筐体81の前側の側面81a及び左側の側面81bは、平板形状のゲル状の防振材である第5のシリコン防振材87eを介してスキャナ支持フレーム7cに接触する。第5のシリコン防振材87eは両面接着テープにより筐体81に取着されている。又、筐体81上面周縁は、平板形状のゲル状の防振材である第6のシリコン防振材87fを介してスキャナ支持フレーム7cに接触する。第6のシリコン防振材87fは両面接着テープにより筐体81上面に取着されている。
更にスキャナ支持フレーム7cに設けられる補助支持部材であるフレームブラケット72には、第1乃至第4のシリコン防振材87a、87b、87c、87dの負荷による撓み量を軽減するための補助防振材である平板形状のゲル状のシリコン補助防振材90が取着されている。シリコン補助防振材90は、ブックタイプ等の重い原稿を載置したり、あるいは原稿台80を押さえ過ぎたりする場合に、第1乃至第4のシリコン防振材87a、87b、87c、87dに生じる撓み量を低減し、防振効果の劣化を防止する。
即ち、シート状の原稿D読取時は、原稿台80にかかる荷重が小さく、図12に示すように、筐体81底面はシリコン補助防振材90から離間している。図13に示すように、ブックタイプの原稿B読取時に、原稿台80に荷重がかかり、第1乃至第4のシリコン防振材87a、87b、87c、87dの撓み量が大きくなると、図14に示すように筐体81底面はシリコン補助防振材90に接触し、シリコン補助防振材90に補助的に支持されてシリコン補助防振材90による補助的な防振効果を得る。
次に画像形成装置6による画像形成プロセスについて説明する。この画像形成装置6は、記録紙P上にてイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の順にトナー画像を重ねてフルカラー画像を得るために、プリンタ部6aにおいては、ブラック(BK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の順にトナー画像を形成する。
画像形成プロセスを開始時リボルバ型現像ユニット60は、ホームポジションHが感光体ドラム10に対向して、現像を待機する。画像形成プロセスを開始すると、ADF86により原稿台80上に原稿Dが供給される。スキャナユニット6cは、原稿Dからの反射光を4ラインCCDセンサ84で読み取り電気信号に変換し、CPU70に出力する。プリンタ部6aでは感光体ドラム10が矢印s方向に回転し、その回転に従い帯電装置12により一様に帯電され、レーザ露光装置13により原稿Dのブラック画像信号に応じたレーザ光を照射され感光体ドラム10上にブラックの静電潜像が形成される。
次いで感光体ドラム10は、現像可能位置に移動されるブラック現像装置14に現像後、感光体ドラム10上のブラック(BK)のトナー画像は、転写ベルト21上に一次転写される。一次転写後感光体ドラム10は、クリーナ22により残留トナーをクリーニングされる。
この後各トナー画像の色毎に、ブラック(BK)のトナー画像形成プロセスと同様に、順次シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のトナー画像形成プロセスを繰り返して、転写ベルト21上の同一位置に複数色のトナー画像を重ねてフルカラー画像を得る。但し、各色のトナー画像形成プロセス毎にモータ62を駆動して、リボルバ型現像ユニット60の回転ホルダ61の矢印t方向への回転/停止を繰り返して、順次イエロー(Y)現像ローラ16a、マゼンタ(M)現像ローラ17a、シアン(C)現像ローラ18aを感光体ドラムに対向させる。
即ち、ブラック現像装置14を感光体ドラム10から離間後、ホームポジションHが感光体ドラム10に対向する位置から回転ホルダ61を65°回転して、イエロー(Y)現像ローラ16aを感光体ドラム10に対向する。この時回転ホルダ61の回転/停止を行うモータ62の駆動速度は、CPU70により、図5の一点鎖線(e)に示すように制御される。イエロー(Y)の画像形成プロセス終了後は、回転ホルダ61を120°回転して、マゼンタ(M)現像ローラ17aを感光体ドラム10に対向する。この時回転ホルダ61の回転/停止を行うモータ62の駆動速度は、CPU70により、図5の点線(a)に示すように制御される。
マゼンタ(M)の画像形成プロセス終了後は、図5の点線(a)に示すように制御されるモータ62により回転ホルダ61を120°回転してシアン(C)現像ローラ18aを感光体ドラム10に対向する。シアン(C)画像形成プロセス終了後は、図5の実線(f)に示すように制御されるモータ62により回転ホルダ61を55°回転して、ホームポジションHを感光体ドラム10に対向して、次ぎの画像形成プロセスを待機する。
即ちリボルバ型現像ユニット60を1回転するために、モータ62は、図15のタイミングチャートに示すように、回転ホルダ61の回転角度が違っても一定のT1時間つ駆動する。従って回転ホルダ61の回転角度が65°あるいは55°と小さい場合であっても、モータ62のスラスト方向である矢印u方向の加速度は回転角度120°の場合の加速度と同じになり、モータ62のスラスト方向への移動による衝撃は、回転角度120°の時と同じ程度に緩和される。これによりリボルバ型現像ユニット60回転時の衝撃を原因とするハウジング7の振動は、リボルバ型現像ユニット60の回転角度が65°あるいは55°と小さい場合であっても、回転角度120°の時と同じ程度に緩和され、スキャナユニット6cの読取精度への悪影響を緩和できる。
但し、リボルバ型現像ユニット60の回転角度の違いに関わらず、モータ62の駆動時間を一定としている。これに対して従来例にあっては、モータを図22に示すように駆動することから、回転角度が小さくなるに従いモータの駆動時間は短くなる。即ち従来例にあってはタイミングチャートは図23に示すようになり、これに比し本実施例は、リボルバ型現像ユニット60の1回転に要する時間は長くなる。
尚、従来の装置と本実施例とにおいてリボルバ型現像ユニット60を55°回転してCCDブラケット85上振動を加速度値に換算して測定する試験を行い比較したところ、図16に示す結果を得られた。本実施例にあっては、モータを図5の実線(f)で駆動し、従来の装置にあっては、モータを図22の実線(c)で駆動した。夫々10回ずつ測定しその平均値を採用した。また、CCDブラケット85の振動許容度は、CCDブラケット上加速度値1.0(m/s)以下であれば良いが、平均値を採用したため、0.8(m/s)以下を良好(○)、0.8〜1.0(m/s)をやや劣る(△)、1.0(m/s)以上を劣る(×)と判定した。
実施例にあっては図16(実験例1)に示すように平均加速度値0.68113(m/s)となり、CCDブラケット85の振動許容度を超えることなく、良好となり、スキャナユニット6cの読取精度を良好に保持出来た。従来例にあっては図16(従来例)に示すように平均加速度値0.91520(m/s)となり、CCDブラケット85の振動許容度を超えないものの、やや劣り、スキャナユニット6cの読取精度がやや低下した。
本実施例では、CPU70で使用するデータ容量節約のために、回転角度に関わらず同じ加速カーブのデータを用いてモータ62を加速している。即ち回転角度が小さい場合は、加速時間を短くしてその後等速駆動を行うことにより、モータの駆動時間を回転角度が大きい場合と同じになるように制御している。しかしながら、モータのスラスト方向の加速度を低減するよう、回転角度の違いに関わらずモータの駆動時間を一定に際、各回転角度毎にその加速カーブは異なっていても良い。
例えば、図17に示す他の例のように回転角度120°の場合点線(a)のようにモータ62をαの加速カーブで加速後はβの減速カーブで減速するのに対して、回転角度55°の場合実線(h)のようにモータ62をκの加速カーブ加速後はλの減速カーブで減速するようにしても良い。モータ62を図17の実線(h)で駆動し上述の(実験例1)と同様にしてCCDブラケット85上振動を測定したところ、図16(実験例2)に示すように平均加速度値0.66297(m/s)となり、CCDブラケット85の振動許容度を超えることなく、良好となり、(実験例1)と同様にスキャナユニット6cの読取精度を良好に保持出来た。
このようにリボルバ型現像ユニット60の回転を制御しながら転写ベルト21上にフルカラートナー画像を一次転写した後、二次転写ローラ28により転写ベルト21上のフルカラートナー画像を記録紙P上に一括二次転写する。記録紙Pは、転写ベルト21上のフルカラートナー画像が二次転写位置に達するのと同期して給紙部6bから二次転写位置に搬送されている。この後記録紙Pは定着装置30によりフルカラートナー像を定着されカラー画像を完成され、排紙部24に集積される。一方記録紙Pへの転写終了後転写ベルト21はベルトクリーニング装置37により残留トナーをクリーニングされる。
このプリンタ部6aの画像形成プロセスの間、ハウジング7は、リボルバ型現像ユニット60の回転時に、モータ62のスラスト方向への移動による衝撃のために振動を生じスキャナ支持フレーム7cも振動する。しかしながらスキャナ支持フレーム7cの振動は、第1乃至第6のシリコン防振材87a、87b、87c、87d、87e、87fに伝達されるものの、第1乃至第6のシリコン防振材87a、87b、87c、87d、87e、87fの弾性変形により消えて、スキャナユニット6cの筐体81には伝達されない。
即ち、仮に第1乃至第6のシリコン防振材87a、87b、87c、87d、87e、87fを設けない場合には、図7に示すように高周波側に固有振動周波数を有する筐体は、スキャナ支持フレーム7cの振動により、高周波に対して振動を生じてしまう。しかしながら本実施例では図18の実線εで示すように、10Hzに共振点を有し、高周波側に防振性能をする第1乃至第6のシリコン防振材87a、87b、87c、87d、87e、87fを介して筐体81がスキャナ支持フレーム7cと接続されるので、スキャナ支持フレーム7cからの高周波側の振動が筐体81に伝達するのを絶縁される。
従って、リボルバ型現像ユニット60の回転時のスキャナ支持フレーム7cの振動に関わらず、筐体81への振動の伝達は防止され、筐体81の振動は、図19に示すように低減される。これにより4ラインCCDセンサ84は読取画像のぶれを生じる事がなく、プリンタ部6aは、黒文字及び黒細線に色付きの無い高画質の画像形成を得られる。
次に、例えばブックタイプの原稿Bを用いる場合、スキャナユニット6cにあっては図10あるいは図13に示すようにADF86を開放した状態で画像読取を行う。この時筐体81後側の荷重が大きくなるが、筐体81後側の第3のシリコン防振材87cの硬度が(硬)であり、第4のシリコン防振材87dの硬度が(中)に設定されていて、大きな荷重に関わらず、筐体81の後側は確実に防振支持される。
又同時に重いブックタイプの原稿Bを載置する事により、筐体81全体にかかる荷重が増加されるが、荷重の増加により第1乃至第4のシリコン防振材87a、87b、87c、87dの撓み量が大きくなると、図14に示すように筐体81底面がシリコン補助防振材90に接触する。この後筐体81はシリコン補助防振材90によっても支持されることから、筐体81の荷重がシリコン補助防振材90と第1乃至第4のシリコン防振材87a、87b、87c、87dとに分散される。
これにより重いブックタイプの原稿Bを載置した場合であっても、第1乃至第4のシリコン防振材87a、87b、87c、87dが撓み過ぎる事がなく、第1乃至第4のシリコン防振材87a、87b、87c、87dは、スキャナ支持フレーム7cの振動が筐体に伝達するのを効果的に絶縁する事となる。従って、重いブックタイプの原稿Bの読取時にスキャナ支持フレーム7cが振動しても、筐体81への振動伝達が防止され、4ラインCCDセンサ84は読取画像のぶれを生じる事がなく、プリンタ部6aは、黒文字及び黒細線に色付きの無い高画質の画像形成を得られる。
尚本実施例の読取精度特性を調べた所図20に示す判定結果を得られた。読取精度特性は、シリコン補助防振材90を用いた場合と、シリコン補助防振材90を用いない場合とに設定し、普通原稿D及びブックタイプ原稿Bの夫々の原稿を、ADF86を閉じた場合と、開いた場合とで行った。判定結果(◎)は非常に良い、(○)は良い、(△)はやや劣る、(×)は劣るとした。又、硬度が軟らかいシリコン防振材を(軟)とし、中間の硬度のシリコン防振材を(中)とし、硬い硬度のシリコン防振材を(硬)とした。
本実施例にあっては図20の(実験例1)に示すようにいずれの場合も良好十分な読取精度を得られた。但しシリコン補助防振材90を設けない場合には、ブックタイプ原稿B読取時に第1、第2、第4のシリコン防振材87a、87b、87dの撓みが大きくなり防振効果の劣化により読取精度が低下した。
これに対して、(比較例1)として、右後のシリコン防振材を(硬)に変更したところ、ADF86開放時にあっては優れているものの、ADF86を閉じた場合には本実施例のほうが高い読取精度を得られた。又シリコン補助防振材90を設けない場合には、ADF86を閉じた状態でブックタイプ原稿B読取ると、特に前側の時に第1、第2のシリコン防振材87a、87bの撓みが大きくなり防振効果の劣化により読取精度が低下した。
更に、筐体81底面を支持するシリコン防振材を全て(軟)とした(比較例2)、筐体81底面を支持するシリコン防振材を全て(中)とした(比較例3)、筐体81底面を支持するシリコン防振材を全て(硬)とした(比較例4)にあっては、シリコン補助防振材90の有無に拘らず、十分な読取精度を得られなかった。
以上詳述したように本実施例によれば、リボルバ型現像ユニット60を1回転する間の回転角度の違いに関わらず、モータ62の駆動時間を全て120°回転する時と同じ駆動時間とする事により、65°あるいは55°回転時のモータ62のスラスト方向の加速度を低減出来る。これによりリボルバ型現像ユニット60の回転角度が小さい場合であってもモータ62のスラスト方向への移動による衝撃を120°回転の時と同じ程度に緩和出来、ハウジング7の振動が緩和されることからスキャナユニット6cに悪影響を及ぼす振動そのものの低減によりスキャナユニット6cの振動防止を図れ、読取精度向上により、黒文字及び黒細線に色付きの無い高画質の画像形成を得られる。
従って本実施例のように、白黒画像形成時の生産性向上のためにブラック現像装置14を別途配置して、リボルバ型現像ユニット60をホームポジションHに静止するMFPへのスキャナユニット6cとの一体的な組み込みの実用化を図れる。
又本実施例によれば、ゲル状の第1乃至第6のシリコン防振材87a、87b、87c、87d、87e、87fを介してスキャナ支持フレーム7c内に収納する事により、ハウジング7の振動に関わらず、一体的に組込まれるスキャナユニット6cへの振動の伝達を防止出来スキャナユニット6cの読取精度向上を図れる。しかも本実施例によれば、第1乃至第4のシリコン防振材87a、87b、87c、87dは、筐体81の荷重バランスに従い夫々硬度を設定してなると共に、ADF86の開閉操作に伴う荷重バランスの変化も考慮して硬度が調整されている。従って、ブックタイプの原稿B読取時にADF86を開放したまま画像読取を行っても、第1乃至第4のシリコン防振材87a、87b、87c、87dは十分な防振効果を保持出来、ハウジング7の振動に関わらずスキャナユニット6cの振動防止を図れ、読取精度向上により高画質の画像形成を得られる。
更に本実施例によれば、スキャナ支持フレーム7cと筐体との間に、ゲル状のシリコン補助防振材90を設けることにより、ブックタイプの原稿B読取時等の原稿台80への加圧により筐体81の荷重が増大されたとしても、筐体81の荷重をシリコン補助防振材90と第1乃至第4のシリコン防振材87a、87b、87c、87dとに分散出来る。従って原稿台80が加圧されても第1乃至第4のシリコン防振材87a、87b、87c、87dは十分な防振効果を保持出来、
ハウジング7の振動に関わらずスキャナユニット6cの振動防止を図れ、読取精度向上により高画質の画像形成を得られる。
尚本発明は、上記実施例に限られるものではなく、本発明の範囲内で種々変更可能であり、画像形成装置の構造等任意であり、ADFに変えて、原稿カバーを用いるものであっても良いし、リボルバ型現像ユニットに使用されるトナーの色や数等限定されない。又リボルバ型現像ユニットのホームポジション位置等も画像形成プロセスの各プロセスに要する時間に応じて任意である。又画像読取装置の画像センサの画素サイズやライン数等限定されない。
又リボルバ型現像ユニットの回転角度に関わらず一定とされる駆動時間の長さは任意であり、本来駆動時間が長いほどスラストによる衝撃を低減出来るものの、所定の画像形成速度を保持するため、一定駆動時間は、最大回転角度の駆動に許容される最長駆動時間以下に設定する必要がある。
又防振材はゲル状であれば、その材質はシリコンに限定されないし、防振材の硬度も、防振材にかかる負荷に応じて任意である。更にゲル状の防振材が筐体にかかる負荷の増大によっても良好な防振性能を維持できれば、補助防振材を設けなくて良く、筐体にかかる負荷の増大による防振材の撓み量の軽減を図るために防振材の数を増やす等任意である。
本発明の1実施例の画像形成装置を概略的に示す構成図である。 本発明の1実施例のリボルバ型現像ユニットのホームポジションからの回転角度を示す概略説明図である。 本発明の1実施例のモータ及び回転ホルダを示す概略斜視図である。 本発明の1実施例の画像形成タイミングを制御する制御系を概略的に示すブロック図である。 本発明の1実施例のモータの駆動速度を示すグラフである。 本発明の1実施例の筐体のスキャナ支持フレームへの取付けを示す概略説明図である。 本発明の1実施例の筐体の振動周波数ごとの振動特性を示すグラフである。 本発明の1実施例の筐体及びシリコン防振材を分散して示す概略斜視図である。 本発明の1実施例の筐体の後側及びシリコン防振材を分散して示す一部概略斜視図である。 本発明の1実施例のスキャナユニットのADFを開放した状態を示す概略説明図である。 本発明の1実施例のシリコン防振材の防振性能の劣化を示す概略説明図である。 本発明の1実施例のシート状の原稿D読取時の筐体底面とシリコン補助防振材との配置を示す概略説明図である。 本発明の1実施例のスキャナユニットにブックタイプの原稿Bを載置した状態の一部を示す概略斜視図である。 本発明の1実施例のブックタイプの原稿B読取時のシリコン補助防振材によ補助的な防振効果を示す概略説明図である。 本発明の1実施例のリボルバ型現像ユニットを1回転する間のモータの駆動を示すタイミングチャートである。 本発明の1実施例を含むモータ駆動制御方法毎のCCDブラケットの加速度値の測定結果を示す表である。 本発明の1実施例のモータの駆動速度の他の例を示すグラフである。 本発明の1実施例の筐体の振動特性に対するシリコン防振材の防振性能を示すグラフである。 本発明の1実施例のシリコン防振材により防振された筐体の振動を示すグラフである。 本発明の1実施例を含む読取精度試験の結果を示す表である。 従来例の感光体周囲のリボルバ型現像ユニット及びブラック現像装置の配置を示す概略説明図である。 従来例の装置のモータの駆動速度を示すグラフである。 従来例のリボルバ型現像ユニットを1回転する間のモータの駆動を示すタイミングチャートである。
符号の説明
6…画像形成装置
6a…プリンタ部
6b…給紙部
6c…スキャナユニット
7…ハウジング
7c…スキャナ支持フレーム
10…感光体ドラム
12…帯電装置
13…レーザ露光装置
14…ブラック現像装置
16〜18…イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)現像器
16a〜18a…イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)現像ローラ
21…転写ベルト
22…クリーナ
24…排紙部
25…反転搬送装置
27…レジストローラ
28…二次転写ローラ
60…リボルバ型現像ユニット
61…回転ホルダ
62…モータ
63a、63b…斜歯歯車
70…CPU
71…プリントキー
80…原稿台
81…筐体
82…光学系ユニット
83…集光レンズ
84…4ラインCCDセンサ
85…CCDブラケット
86…ADF
87a〜87f…第1乃至第6のシリコン防振材
88b〜88d…ブラケット
90…シリコン補助防振材

Claims (4)

  1. 原稿からの光画像情報を検知して電気信号を出力する画像センサと、
    前記画像センサを収納する筐体と、
    前記筐体上面に形成され前記原稿を載置する原稿台と、
    前記筐体上面にて前記原稿台上を開閉する回動部材と、
    前記筐体を囲う支持部材と、
    前記筐体底面と前記支持部材との間に介在し、前記筐体底面にかかる荷重バランスに応じて硬度が異なるゲル状の複数の防振材とを具備し、前記回動部材の回動支点側に配置される前記防振材の硬度を大きくすることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記筐体及び前記防振材の間に介在して、前記原稿台にかかる荷重の変動による前記防振材への負荷を軽減する補助防振材を更に有することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 原稿からの光画像情報を検知して電気信号を出力する画像センサと、
    前記画像センサを収納する筐体と、
    前記筐体上面に形成され前記原稿を載置する原稿台と、
    前記筐体上面にて前記原稿台上を開閉する回動部材と、
    前記筐体を囲う支持部材と、
    前記筐体及び前記支持部材の間に介在して、前記支持部材から前記筐体への振動の伝達を防止するゲル状の防振材と、
    前記支持部材に突設される補助支持部材と、
    前記筐体の底面と前記補助支持部材の間に介在するゲル状の補助防振材とを具備することを特徴とする画像読取装置。
  4. 前記ゲル状の補助防振材は、前記原稿台にかかる荷重により前記筐体の底部と離間あるいは接触することを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
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