JP2005010260A - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転多面鏡を回転させることによって生じる複数の周波数の振動および騒音を抑制する。
【解決手段】ポリゴンミラー(回転多面鏡)63を備えた光偏光器が取り付けられる筐体(ハウジング50、蓋80)に、板材91と錘92からなるアーム90を取り付ける。アーム90の1次モードにおける共振周波数(1次共振周波数)をポリゴンミラー63の回転1次周波数と略一致させ、また、アーム90の2次モードにおける共振周波数(2次共振周波数)をポリゴンミラー63の回転6次周波数と略一致させることで、アーム90をポリゴンミラー63の回転1次周波数および回転6次周波数の両者に対応する多自由度動吸振器として作用させる。
【選択図】 図2
【解決手段】ポリゴンミラー(回転多面鏡)63を備えた光偏光器が取り付けられる筐体(ハウジング50、蓋80)に、板材91と錘92からなるアーム90を取り付ける。アーム90の1次モードにおける共振周波数(1次共振周波数)をポリゴンミラー63の回転1次周波数と略一致させ、また、アーム90の2次モードにおける共振周波数(2次共振周波数)をポリゴンミラー63の回転6次周波数と略一致させることで、アーム90をポリゴンミラー63の回転1次周波数および回転6次周波数の両者に対応する多自由度動吸振器として作用させる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等で用いられる光走査装置および画像形成装置に係り、特に、側部に複数の鏡面を具備した回転多面鏡を用いて光ビームを走査する光走査装置および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置で用いられる光走査装置としては、例えばレーザ光を出射する半導体レーザと、側部に形成された複数の鏡面を有し、半導体レーザによって出射されたレーザ光を高速回転しながら偏向させる回転多面鏡(ポリゴンミラー)と、回転多面鏡によって偏向されたレーザ光を感光体ドラム等の像担持体に照射するためのレンズやミラー等からなる光学系とを備えたものが知られている。ここで、これら回転多面鏡等の光学部品は、所定の筐体(光学箱)内に取り付けられる。
【0003】
この種の光走査装置では、回転多面鏡を高速回転させるため、この回転多面鏡が振動源となって騒音が発生してしまうという問題がある。また回転多面鏡が振動源となってレンズやミラー等からなる光学系を振動させ、その結果、画素ずれや濃度むら等の画像不良を招いてしまうという問題もある。
【0004】
そこで、例えば筐体に対し、ゴム等からなる粘弾性体および粘弾性体に取り付けられた錘からなる動吸振器を装着することで、回転多面鏡の回転に伴って生じる振動を低減するようにした技術が存在する(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−84203号公報(第9−10頁)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、回転多面鏡が回転する際には、回転多面鏡の回転周期の逆数である回転1次周波数の振動に加え、この回転1次周波数を整数倍した高調波成分の振動も生じる。特に、複数の鏡面を有する回転多面鏡の場合、回転1次周波数に鏡面の数をかけた次数(例えば鏡面を6面有する回転多面鏡の場合には6次)の高調波成分の振動が大きくなる傾向にある。
【0007】
しかしながら、特許文献1では、単一の周波数の振動を低減することを目的としており、従来においては、複数の周波数の振動および騒音を低減することに関する検討は行われていなかった。
【0008】
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、複数の周波数の振動および騒音を抑制することにある。
また、本発明の他の目的は、複数の周波数の振動に伴って生じる画素ずれや濃度むら等の画像不良を抑制することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の光走査装置は、側部に複数の鏡面を具備して回転可能に配設される回転多面鏡と、回転多面鏡が取り付けられる筐体と、筐体に一端が取り付けられ、回転多面鏡の回転に伴って発生する回転1次周波数および回転1次周波数に回転多面鏡に形成される鏡面の面数nをかけた回転n次周波数で共振する片持ち梁とを含んでいる。ここで、片持ち梁の1次モードにおける固有振動の周波数である1次共振周波数が回転1次周波数と略一致し、且つ、この片持ち梁の2次モードにおける固有振動の周波数である2次共振周波数が回転n次周波数と略一致することを特徴とすることができる。
【0010】
また、他の観点から捉えると、本発明の光走査装置は、側部に複数の鏡面を具備して回転可能に配設される回転多面鏡と、回転多面鏡が取り付けられる筐体と、筐体に装着されるアームとを含み、このアームは、一端が筐体に固定される板状部と、板状部の2次モードの節となる位置に設けられる錘部とを有している。
【0011】
さらに、本発明の画像形成装置は、側部にn枚(n>2)の鏡面を具備した回転多面鏡を回転させることで、照射された光ビームを偏向走査する光走査手段と、この回転多面鏡の回転に伴って発生する振動を吸収する動吸振手段とを含み、動吸振手段は、回転多面鏡の回転周期の逆数である回転1次周波数の振動と、この回転1次周波数をn倍した回転n次周波数の振動とを吸収することを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置の概略構成を示している。この画像形成装置は、記録材としての用紙Pに画像を形成する装置本体10、積載された原稿束から原稿を順次搬送する原稿送り装置100、および、スキャンによって画像を読み取るスキャナ装置110を有している。
【0013】
装置本体10は、矢印方向に回転可能に配設される感光体ドラム11、矢印方向に回動可能に配設され、感光体ドラム11上に形成された各色成分トナー像を順次転写(一次転写)して保持させる転写材としての中間転写ベルト17、中間転写ベルト17上に転写されたトナー像を記録材である用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写部19、二次転写された画像を用紙P上に定着させる定着部20を有している。
【0014】
感光体ドラム11の周囲には、感光体ドラム11が帯電される帯電器12、感光体ドラム11上に静電潜像が書込まれるレーザ走査装置などの露光器13、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色成分トナーが収容されて感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化する四つの現像器を回転可能に取り付けた回転式現像装置14、感光体ドラム11上に形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト17に転写する一次転写ロール18、転写後に感光体ドラム11上に残留トナーを除去するドラムクリーナ16等の電子写真用デバイスが順次配設されている。なお、露光器13は、画像処理部(IPS)15から入力されたデジタル画像信号に基づいて、感光体ドラム11上に対する静電潜像の書き込みを行う。
【0015】
次に、用紙搬送系について説明する。用紙搬送系は、用紙Pを積載する複数(本実施の形態では四つ)の用紙トレイ31〜34、装置本体10の外部から用紙Pを供給する手差しトレイ35を有している。また、各用紙トレイ31〜34の上部には、積載された用紙Pに接触して上面から取り上げる引き込みロール(ナジャーロール)36を有し、さらにその下流側には用紙Pを一枚ずつ捌く供給ロールおよび捌きロールからなる用紙捌き部37、その下流側には用紙Pを一旦停止させた後に所定のタイミングをもって再送するテイクアウェイロール38を有している。このテイクアウェイロール38は、より下段の用紙トレイ32〜34から用紙Pが供給される場合には、その用紙Pを単純に用紙経路に搬送するための搬送ロールとして機能する。
【0016】
このテイクアウェイロール38の下流側に当たる用紙経路41には、原稿をさらに下流側のロールまで搬送すると共にループ形成を行うプレレジロール39、一旦、停止した後にタイミングを合わせて回転を再開し、二次転写部19に対してレジストレーション調整を施しながら用紙Pを供給するレジストレーションロール(レジロール)40を有している。さらに、その下流側には搬送ベルト42が設けられており、未定着画像が転写された用紙Pはこの搬送ベルト42によって定着部20へと搬送される。また、用紙経路41には、搬送される用紙Pのループ状態に応じて支点を中心として回動するバッフル48を備えている。
【0017】
また、本実施の形態では、両面モード選択時に、定着部20で片面定着済みの用紙Pを反転させて再度二次転写部19へと送り込むための用紙戻し搬送機構が設けられている。この用紙戻し搬送機構は、定着部20からの用紙排出経路43に対して下方側に分岐する用紙分岐経路44を設け、この用紙分岐経路44にはさらに下方に向かって用紙反転経路45を延設すると共に、この用紙反転経路45から二次転写部19手前の用紙経路41に戻る用紙戻し経路46を連通接続したものである。そして、用紙分岐経路44、用紙反転経路45および用紙戻し経路46には適宜数の搬送ロール47が設けられており、特に用紙反転経路45に設けられる搬送ロール47は適宜タイミングで正逆転するようになっている。さらに、用紙排出経路43と用紙分岐経路44との間、用紙分岐経路44、用紙反転経路45および用紙戻し経路46の間には、それぞれ搬送経路を切り換えるための切換ゲート(図示せず)が設けられており、選択されたモードに応じて搬送経路を適宜切換選択するようになっている。
なお、装置本体10内には、画像形成時における各種制御の他、用紙Pの供給、搬送、原稿送り装置100における原稿の供給、搬送、スキャナ装置110におけるスキャン動作等を制御するコントローラ49が設けられている。
【0018】
図2は、光走査装置としての露光器13を示した図であり、図2(a)は露光器13の側面図を、図2(b)は露光器13の上面図を示している。この露光器13は、装置本体10上部に設けられたフレーム板10a(図2(a)のみに示す)に固定配置される。
【0019】
露光器13は、上部側に開口部が形成された箱状のハウジング50と、このハウジング50の内側底部に装着される光偏光器60および光学系を構成するf−θレンズ70と、ハウジング50を覆うように取り付けられる蓋80と、この蓋80の一側部から側方に向かって延設される動吸振手段としてのアーム90とを有している。つまり、ハウジング50および蓋80により筐体が構成されている。
【0020】
ここで、光走査手段としての光偏光器60は、回転可能に配設される回転軸61と、この回転軸61に固着される円盤状のミラー基部62と、このミラー基部62の上側で回転軸61に固着されるポリゴンミラー(回転多面鏡)63と、回転軸61が貫通配設されると共にハウジング50に固定される基台64とを有している。ここで、回転軸61は図示しないスキャナモータによって回転駆動され、回転軸61に取り付けられたポリゴンミラー63を高速回転させる。また、ポリゴンミラー63は、側部に6枚の鏡面が形成された六角形状の形状を有している。
【0021】
露光器13では、入力された色材階調データに応じて、図示しないレーザダイオードから出射されたレーザ光を、f−θレンズ70を介してポリゴンミラー63に出射している。ポリゴンミラー63では、入射されたレーザ光を偏向走査して、図示しない結像レンズおよび複数枚のミラーを介して感光体ドラム11(図1参照)に照射している。
【0022】
また、アーム90は、水平方向に向かって伸びる板状部としての板材91と、この板材91の先端部側上部に取り付けられる錘部としての錘92とを有している。本実施の形態では、このアーム90が後述する片持ち梁として機能する。図3は、アーム90の斜視図を示している。板材91は例えば鉄製の板金からなり、長手方向の長さLは30mm、幅wは5mm、厚さtは0.5mm、重さは0.6gである。また、錘92は板状部材からなり、その重さは0.8gであって、板材91に接着され固定されている。錘92は、その中央部が板材91の固定端(蓋50側、図1参照)からの距離L1が23.2mmの位置(板材の自由端からの距離L2が6.8mmの位置)となるように取り付けられている。
【0023】
図4は、板材91の振動モードについて説明するための図である。図4(a)は板材91の側面図を、図4(b)は1次モードにおける板材91の振動軌跡を、図4(c)は2次モードにおける板材91の振動軌跡を、それぞれ示している。ここで、1次モードの固有振動の周波数(1次共振周波数)<2次モードの固有振動の共振周波数(2次共振周波数)である。図4(b)から、2次モードでは、板材91の変位量が時間に関わらず常に0になる「節」と呼ばれる部位があることがわかる。この節の位置は、板材91の固定端からの距離が全体長L(30mm)の77.4%となる位置、つまり、板材91の固定端からの距離がL1(23.2mm)となる位置である。したがって、本実施の形態では、アーム90において、錘92が板材91の2次モードにおける節となる位置に取り付けられていることになる。
【0024】
本実施の形態では、このようにして構成されたアーム90を露光器13に設けることで、ポリゴンミラー63の回転によって生じる振動およびこの振動に伴って発生する騒音を低減している。以下、騒音が低減される理由について具体的に説明する。
【0025】
図5は、露光器13のポリゴンミラー63を28200rpmで回転させた場合における振動速度レベルの周波数特性を示すグラフ図である。但し、この例では、露光器13よりアーム90を取り外している。同図より、ポリゴンミラー63の回転数の逆数である470Hzでポリゴンミラー63の共振が発生し、また、この470Hz(回転1次周波数)にポリゴンミラー63の面数(本実施の形態では6)をかけた2820Hz(回転6次周波数)でも共振が発生していることがわかる。
【0026】
表1は、錘92を装着した板材91からなるアーム90(錘あり)と、錘92を取り外した板材91からなるアーム90(錘なし)について、1次モードの固有振動の周波数(1次共振周波数)および2次モードの固有振動の周波数(2次共振周波数)を測定した結果を示している。
【0027】
【表1】
【0028】
錘なしでは、1次共振周波数と2次共振周波数との比(周波数比)が5.34となる一方、錘92を装着した板材91からなるアーム90では、周波数比が5.99となる。つまり、板材91に錘92に装着したアーム90を用いることで、2次共振周波数を1次共振周波数の約6倍に設定できる。したがって、錘92を装着した板材91からなるアーム90を露光器13に取り付けることにより、ポリゴンミラー63の回転によって生じる回転1次周波数および回転6次周波数における振動およびこの振動に騒音を抑制することが可能になる。
【0029】
つまり、本実施の形態では、露光器13に設けた片持ち梁としてのアーム90を、ポリゴンミラー63の回転1次周波数および回転6次周波数の両者に対応する多自由度動吸振器として作用させるようにしたので、アーム90を一つで済ますことができ、構成の簡略化および小型化を図ることができる。そして、ポリゴンミラー63の回転1次周波数および回転6次周波数を低減できることにより、f−θレンズ70等の光学系が振動しにくくなるため、画素ずれや濃度むら等の画像不良を防止することができる。
【0030】
また、本実施の形態では、板材91の2次モードの節となる位置に錘92を装着するようにしたため、板材91の2次共振周波数は錘92の装着前後でほとんど変化しない(表1参照)。したがって、まず、ポリゴンミラー63の回転6次周波数に板材91の2次共振周波数を合わせるように板材91を設計し、次いで、ポリゴンミラー63の回転1次周波数に板材91の1次共振周波数を合わせるように板材91の2次モードの節の位置に装着する錘92の重さを調整していくことで、アーム90のセッティング作業がより容易になる。
【0031】
なお、本実施の形態では、板材91に錘92を取り付けることで、アーム90の1次共振周波数と2次共振周波数との比を調整するようにしていたが、これに限られるものではなく、例えば板材91の形状(例えば途中に膨らみやへこみを設ける)を変えることで調整を行うようにしてもよい。
【0032】
また、本実施の形態では、6面の鏡面を有するポリゴンミラー63を用いた露光器13を例に説明を行ったが、例えば4面の鏡面を有するポリゴンミラーを用いる場合には、基本周波数およびこの基本周波数の4倍の周波数における共振が著しくなることから、2次共振周波数を1次共振周波数の4倍に設定したアームを用いるようにすれば、同様に振動や騒音を低減できる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数の周波数の振動およびこの振動に伴う騒音を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像形成装置を示す図である。
【図2】本実施の形態に係る露光器を示す図である。
【図3】露光器に設けられたアームの斜視図である。
【図4】アームの側面図および1次モード、2次モードにおける振動軌跡を説明する図である。
【図5】アームを取り外してポリゴンミラーを高速回転させた場合における振動速度レベルの周波数特性を示すグラフ図である。
【符号の説明】
10…装置本体、10a…フレーム板、11…感光体ドラム、12…帯電器、13…露光器、14…回転式現像装置、15…画像処理部(IPS)、16…ドラムクリーナ、17…中間転写ベルト、18…一次転写ロール、19…二次転写部、20…定着部、50…ハウジング、60…光偏光器、61…回転軸、62…ミラー基部、63…ポリゴンミラー、64…基台、70…f−θレンズ、80…蓋、90…アーム、91…板材、92…錘
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等で用いられる光走査装置および画像形成装置に係り、特に、側部に複数の鏡面を具備した回転多面鏡を用いて光ビームを走査する光走査装置および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置で用いられる光走査装置としては、例えばレーザ光を出射する半導体レーザと、側部に形成された複数の鏡面を有し、半導体レーザによって出射されたレーザ光を高速回転しながら偏向させる回転多面鏡(ポリゴンミラー)と、回転多面鏡によって偏向されたレーザ光を感光体ドラム等の像担持体に照射するためのレンズやミラー等からなる光学系とを備えたものが知られている。ここで、これら回転多面鏡等の光学部品は、所定の筐体(光学箱)内に取り付けられる。
【0003】
この種の光走査装置では、回転多面鏡を高速回転させるため、この回転多面鏡が振動源となって騒音が発生してしまうという問題がある。また回転多面鏡が振動源となってレンズやミラー等からなる光学系を振動させ、その結果、画素ずれや濃度むら等の画像不良を招いてしまうという問題もある。
【0004】
そこで、例えば筐体に対し、ゴム等からなる粘弾性体および粘弾性体に取り付けられた錘からなる動吸振器を装着することで、回転多面鏡の回転に伴って生じる振動を低減するようにした技術が存在する(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−84203号公報(第9−10頁)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、回転多面鏡が回転する際には、回転多面鏡の回転周期の逆数である回転1次周波数の振動に加え、この回転1次周波数を整数倍した高調波成分の振動も生じる。特に、複数の鏡面を有する回転多面鏡の場合、回転1次周波数に鏡面の数をかけた次数(例えば鏡面を6面有する回転多面鏡の場合には6次)の高調波成分の振動が大きくなる傾向にある。
【0007】
しかしながら、特許文献1では、単一の周波数の振動を低減することを目的としており、従来においては、複数の周波数の振動および騒音を低減することに関する検討は行われていなかった。
【0008】
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、複数の周波数の振動および騒音を抑制することにある。
また、本発明の他の目的は、複数の周波数の振動に伴って生じる画素ずれや濃度むら等の画像不良を抑制することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の光走査装置は、側部に複数の鏡面を具備して回転可能に配設される回転多面鏡と、回転多面鏡が取り付けられる筐体と、筐体に一端が取り付けられ、回転多面鏡の回転に伴って発生する回転1次周波数および回転1次周波数に回転多面鏡に形成される鏡面の面数nをかけた回転n次周波数で共振する片持ち梁とを含んでいる。ここで、片持ち梁の1次モードにおける固有振動の周波数である1次共振周波数が回転1次周波数と略一致し、且つ、この片持ち梁の2次モードにおける固有振動の周波数である2次共振周波数が回転n次周波数と略一致することを特徴とすることができる。
【0010】
また、他の観点から捉えると、本発明の光走査装置は、側部に複数の鏡面を具備して回転可能に配設される回転多面鏡と、回転多面鏡が取り付けられる筐体と、筐体に装着されるアームとを含み、このアームは、一端が筐体に固定される板状部と、板状部の2次モードの節となる位置に設けられる錘部とを有している。
【0011】
さらに、本発明の画像形成装置は、側部にn枚(n>2)の鏡面を具備した回転多面鏡を回転させることで、照射された光ビームを偏向走査する光走査手段と、この回転多面鏡の回転に伴って発生する振動を吸収する動吸振手段とを含み、動吸振手段は、回転多面鏡の回転周期の逆数である回転1次周波数の振動と、この回転1次周波数をn倍した回転n次周波数の振動とを吸収することを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置の概略構成を示している。この画像形成装置は、記録材としての用紙Pに画像を形成する装置本体10、積載された原稿束から原稿を順次搬送する原稿送り装置100、および、スキャンによって画像を読み取るスキャナ装置110を有している。
【0013】
装置本体10は、矢印方向に回転可能に配設される感光体ドラム11、矢印方向に回動可能に配設され、感光体ドラム11上に形成された各色成分トナー像を順次転写(一次転写)して保持させる転写材としての中間転写ベルト17、中間転写ベルト17上に転写されたトナー像を記録材である用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写部19、二次転写された画像を用紙P上に定着させる定着部20を有している。
【0014】
感光体ドラム11の周囲には、感光体ドラム11が帯電される帯電器12、感光体ドラム11上に静電潜像が書込まれるレーザ走査装置などの露光器13、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色成分トナーが収容されて感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化する四つの現像器を回転可能に取り付けた回転式現像装置14、感光体ドラム11上に形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト17に転写する一次転写ロール18、転写後に感光体ドラム11上に残留トナーを除去するドラムクリーナ16等の電子写真用デバイスが順次配設されている。なお、露光器13は、画像処理部(IPS)15から入力されたデジタル画像信号に基づいて、感光体ドラム11上に対する静電潜像の書き込みを行う。
【0015】
次に、用紙搬送系について説明する。用紙搬送系は、用紙Pを積載する複数(本実施の形態では四つ)の用紙トレイ31〜34、装置本体10の外部から用紙Pを供給する手差しトレイ35を有している。また、各用紙トレイ31〜34の上部には、積載された用紙Pに接触して上面から取り上げる引き込みロール(ナジャーロール)36を有し、さらにその下流側には用紙Pを一枚ずつ捌く供給ロールおよび捌きロールからなる用紙捌き部37、その下流側には用紙Pを一旦停止させた後に所定のタイミングをもって再送するテイクアウェイロール38を有している。このテイクアウェイロール38は、より下段の用紙トレイ32〜34から用紙Pが供給される場合には、その用紙Pを単純に用紙経路に搬送するための搬送ロールとして機能する。
【0016】
このテイクアウェイロール38の下流側に当たる用紙経路41には、原稿をさらに下流側のロールまで搬送すると共にループ形成を行うプレレジロール39、一旦、停止した後にタイミングを合わせて回転を再開し、二次転写部19に対してレジストレーション調整を施しながら用紙Pを供給するレジストレーションロール(レジロール)40を有している。さらに、その下流側には搬送ベルト42が設けられており、未定着画像が転写された用紙Pはこの搬送ベルト42によって定着部20へと搬送される。また、用紙経路41には、搬送される用紙Pのループ状態に応じて支点を中心として回動するバッフル48を備えている。
【0017】
また、本実施の形態では、両面モード選択時に、定着部20で片面定着済みの用紙Pを反転させて再度二次転写部19へと送り込むための用紙戻し搬送機構が設けられている。この用紙戻し搬送機構は、定着部20からの用紙排出経路43に対して下方側に分岐する用紙分岐経路44を設け、この用紙分岐経路44にはさらに下方に向かって用紙反転経路45を延設すると共に、この用紙反転経路45から二次転写部19手前の用紙経路41に戻る用紙戻し経路46を連通接続したものである。そして、用紙分岐経路44、用紙反転経路45および用紙戻し経路46には適宜数の搬送ロール47が設けられており、特に用紙反転経路45に設けられる搬送ロール47は適宜タイミングで正逆転するようになっている。さらに、用紙排出経路43と用紙分岐経路44との間、用紙分岐経路44、用紙反転経路45および用紙戻し経路46の間には、それぞれ搬送経路を切り換えるための切換ゲート(図示せず)が設けられており、選択されたモードに応じて搬送経路を適宜切換選択するようになっている。
なお、装置本体10内には、画像形成時における各種制御の他、用紙Pの供給、搬送、原稿送り装置100における原稿の供給、搬送、スキャナ装置110におけるスキャン動作等を制御するコントローラ49が設けられている。
【0018】
図2は、光走査装置としての露光器13を示した図であり、図2(a)は露光器13の側面図を、図2(b)は露光器13の上面図を示している。この露光器13は、装置本体10上部に設けられたフレーム板10a(図2(a)のみに示す)に固定配置される。
【0019】
露光器13は、上部側に開口部が形成された箱状のハウジング50と、このハウジング50の内側底部に装着される光偏光器60および光学系を構成するf−θレンズ70と、ハウジング50を覆うように取り付けられる蓋80と、この蓋80の一側部から側方に向かって延設される動吸振手段としてのアーム90とを有している。つまり、ハウジング50および蓋80により筐体が構成されている。
【0020】
ここで、光走査手段としての光偏光器60は、回転可能に配設される回転軸61と、この回転軸61に固着される円盤状のミラー基部62と、このミラー基部62の上側で回転軸61に固着されるポリゴンミラー(回転多面鏡)63と、回転軸61が貫通配設されると共にハウジング50に固定される基台64とを有している。ここで、回転軸61は図示しないスキャナモータによって回転駆動され、回転軸61に取り付けられたポリゴンミラー63を高速回転させる。また、ポリゴンミラー63は、側部に6枚の鏡面が形成された六角形状の形状を有している。
【0021】
露光器13では、入力された色材階調データに応じて、図示しないレーザダイオードから出射されたレーザ光を、f−θレンズ70を介してポリゴンミラー63に出射している。ポリゴンミラー63では、入射されたレーザ光を偏向走査して、図示しない結像レンズおよび複数枚のミラーを介して感光体ドラム11(図1参照)に照射している。
【0022】
また、アーム90は、水平方向に向かって伸びる板状部としての板材91と、この板材91の先端部側上部に取り付けられる錘部としての錘92とを有している。本実施の形態では、このアーム90が後述する片持ち梁として機能する。図3は、アーム90の斜視図を示している。板材91は例えば鉄製の板金からなり、長手方向の長さLは30mm、幅wは5mm、厚さtは0.5mm、重さは0.6gである。また、錘92は板状部材からなり、その重さは0.8gであって、板材91に接着され固定されている。錘92は、その中央部が板材91の固定端(蓋50側、図1参照)からの距離L1が23.2mmの位置(板材の自由端からの距離L2が6.8mmの位置)となるように取り付けられている。
【0023】
図4は、板材91の振動モードについて説明するための図である。図4(a)は板材91の側面図を、図4(b)は1次モードにおける板材91の振動軌跡を、図4(c)は2次モードにおける板材91の振動軌跡を、それぞれ示している。ここで、1次モードの固有振動の周波数(1次共振周波数)<2次モードの固有振動の共振周波数(2次共振周波数)である。図4(b)から、2次モードでは、板材91の変位量が時間に関わらず常に0になる「節」と呼ばれる部位があることがわかる。この節の位置は、板材91の固定端からの距離が全体長L(30mm)の77.4%となる位置、つまり、板材91の固定端からの距離がL1(23.2mm)となる位置である。したがって、本実施の形態では、アーム90において、錘92が板材91の2次モードにおける節となる位置に取り付けられていることになる。
【0024】
本実施の形態では、このようにして構成されたアーム90を露光器13に設けることで、ポリゴンミラー63の回転によって生じる振動およびこの振動に伴って発生する騒音を低減している。以下、騒音が低減される理由について具体的に説明する。
【0025】
図5は、露光器13のポリゴンミラー63を28200rpmで回転させた場合における振動速度レベルの周波数特性を示すグラフ図である。但し、この例では、露光器13よりアーム90を取り外している。同図より、ポリゴンミラー63の回転数の逆数である470Hzでポリゴンミラー63の共振が発生し、また、この470Hz(回転1次周波数)にポリゴンミラー63の面数(本実施の形態では6)をかけた2820Hz(回転6次周波数)でも共振が発生していることがわかる。
【0026】
表1は、錘92を装着した板材91からなるアーム90(錘あり)と、錘92を取り外した板材91からなるアーム90(錘なし)について、1次モードの固有振動の周波数(1次共振周波数)および2次モードの固有振動の周波数(2次共振周波数)を測定した結果を示している。
【0027】
【表1】
【0028】
錘なしでは、1次共振周波数と2次共振周波数との比(周波数比)が5.34となる一方、錘92を装着した板材91からなるアーム90では、周波数比が5.99となる。つまり、板材91に錘92に装着したアーム90を用いることで、2次共振周波数を1次共振周波数の約6倍に設定できる。したがって、錘92を装着した板材91からなるアーム90を露光器13に取り付けることにより、ポリゴンミラー63の回転によって生じる回転1次周波数および回転6次周波数における振動およびこの振動に騒音を抑制することが可能になる。
【0029】
つまり、本実施の形態では、露光器13に設けた片持ち梁としてのアーム90を、ポリゴンミラー63の回転1次周波数および回転6次周波数の両者に対応する多自由度動吸振器として作用させるようにしたので、アーム90を一つで済ますことができ、構成の簡略化および小型化を図ることができる。そして、ポリゴンミラー63の回転1次周波数および回転6次周波数を低減できることにより、f−θレンズ70等の光学系が振動しにくくなるため、画素ずれや濃度むら等の画像不良を防止することができる。
【0030】
また、本実施の形態では、板材91の2次モードの節となる位置に錘92を装着するようにしたため、板材91の2次共振周波数は錘92の装着前後でほとんど変化しない(表1参照)。したがって、まず、ポリゴンミラー63の回転6次周波数に板材91の2次共振周波数を合わせるように板材91を設計し、次いで、ポリゴンミラー63の回転1次周波数に板材91の1次共振周波数を合わせるように板材91の2次モードの節の位置に装着する錘92の重さを調整していくことで、アーム90のセッティング作業がより容易になる。
【0031】
なお、本実施の形態では、板材91に錘92を取り付けることで、アーム90の1次共振周波数と2次共振周波数との比を調整するようにしていたが、これに限られるものではなく、例えば板材91の形状(例えば途中に膨らみやへこみを設ける)を変えることで調整を行うようにしてもよい。
【0032】
また、本実施の形態では、6面の鏡面を有するポリゴンミラー63を用いた露光器13を例に説明を行ったが、例えば4面の鏡面を有するポリゴンミラーを用いる場合には、基本周波数およびこの基本周波数の4倍の周波数における共振が著しくなることから、2次共振周波数を1次共振周波数の4倍に設定したアームを用いるようにすれば、同様に振動や騒音を低減できる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数の周波数の振動およびこの振動に伴う騒音を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像形成装置を示す図である。
【図2】本実施の形態に係る露光器を示す図である。
【図3】露光器に設けられたアームの斜視図である。
【図4】アームの側面図および1次モード、2次モードにおける振動軌跡を説明する図である。
【図5】アームを取り外してポリゴンミラーを高速回転させた場合における振動速度レベルの周波数特性を示すグラフ図である。
【符号の説明】
10…装置本体、10a…フレーム板、11…感光体ドラム、12…帯電器、13…露光器、14…回転式現像装置、15…画像処理部(IPS)、16…ドラムクリーナ、17…中間転写ベルト、18…一次転写ロール、19…二次転写部、20…定着部、50…ハウジング、60…光偏光器、61…回転軸、62…ミラー基部、63…ポリゴンミラー、64…基台、70…f−θレンズ、80…蓋、90…アーム、91…板材、92…錘
Claims (4)
- 側部に複数の鏡面を具備して回転可能に配設される回転多面鏡と、
前記回転多面鏡が取り付けられる筐体と、
前記筐体に一端が取り付けられ、前記回転多面鏡の回転に伴って発生する回転1次周波数および当該回転1次周波数に当該回転多面鏡に形成される前記鏡面の面数nをかけた回転n次周波数で共振する片持ち梁と
を含む光走査装置。 - 前記片持ち梁の1次モードにおける固有振動の周波数である1次共振周波数が前記回転1次周波数と略一致し、且つ、当該片持ち梁の2次モードにおける固有振動の周波数である2次共振周波数が前記回転n次周波数と略一致することを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
- 側部に複数の鏡面を具備して回転可能に配設される回転多面鏡と、
前記回転多面鏡が取り付けられる筐体と、
前記筐体に装着されるアームと
を含み、
前記アームは、
一端が前記筐体に固定される板状部と、
前記板状部の2次モードの節となる位置に設けられる錘部と
を有することを特徴とする光走査装置。 - 側部にn枚(n>2)の鏡面を具備した回転多面鏡を回転させることで、照射された光ビームを偏向走査する光走査手段と、
前記回転多面鏡の回転に伴って発生する振動を吸収する動吸振手段と
を含み、
前記動吸振手段は、前記回転多面鏡の回転周期の逆数である回転1次周波数の振動と、当該回転1次周波数をn倍した回転n次周波数の振動とを吸収することを特徴とする画像形成装置。
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JP2003171834A JP2005010260A (ja) | 2003-06-17 | 2003-06-17 | 光走査装置および画像形成装置 |
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JP2003171834A JP2005010260A (ja) | 2003-06-17 | 2003-06-17 | 光走査装置および画像形成装置 |
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ID=34096170
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JP2003171834A Pending JP2005010260A (ja) | 2003-06-17 | 2003-06-17 | 光走査装置および画像形成装置 |
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JP (1) | JP2005010260A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100739724B1 (ko) * | 2005-08-25 | 2007-07-13 | 삼성전자주식회사 | 진동 흡수 장치 및 이를 구비하는 광주사장치 |
JP2008298857A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Hitachi Via Mechanics Ltd | スキャナ装置及びレーザ加工装置 |
US7602540B2 (en) | 2008-03-13 | 2009-10-13 | Ricoh Company, Limited | Optical deflector, optical scanner, and image forming apparatus |
JP2022048341A (ja) * | 2017-03-15 | 2022-03-25 | マジック リープ, インコーポレイテッド | ファイバ走査システムを改良するための技法 |
-
2003
- 2003-06-17 JP JP2003171834A patent/JP2005010260A/ja active Pending
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JP7274011B2 (ja) | 2017-03-15 | 2023-05-15 | マジック リープ, インコーポレイテッド | ファイバ走査システムを改良するための技法 |
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