JP2609923B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2609923B2
JP2609923B2 JP1048038A JP4803889A JP2609923B2 JP 2609923 B2 JP2609923 B2 JP 2609923B2 JP 1048038 A JP1048038 A JP 1048038A JP 4803889 A JP4803889 A JP 4803889A JP 2609923 B2 JP2609923 B2 JP 2609923B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、複写機、レーザビームプリンタ等
の画像形成装置に関し、特に、光学系を備えた画像形成
装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の画像形成装置としては、例えば第4図
に示すようなものがある。第4図は画像形成装置の一部
を示す図であり、図において、画像情報に基づいてレー
ザ光を発生,走査するレーザ光学走査系101から発生し
たレーザ光が感光ドラム102に照射して、感光ドラム102
上に静電潜像を形成する。このレーザ光の光路には、装
置の小型化のために反射ミラー部103が設けられてお
り、レーザ光は反射ミラー部103で反射され、折り返さ
れて感光ドラム102上に照射する。このとき、レーザ光
は感光ドラム102の回転方向(図中矢印の方向)と垂直
方向に主走査されるとともに、感光ドラム102が矢印の
方向に回転することにより副走査される。
そして、感光ドラム102上の潜像は現像装置104によっ
て顕像化され、感光ドラム102表面にトナー画像が形成
される。このとき転写ドラム105が図中矢印の方向に回
転するとともに、転写ドラム105に巻き付かれたシート
に感光ドラム102上のトナー画像が転写され、画像が形
成される。
第5図(a)は反射ミラー部103の構成を示す縦断面
図、同図(b)は反射ミラー部103の同図(a)におけ
るA−A断面図である。図において、反射ミラー106
は、断面がコの字型のホルダー107に設けられた3カ所
の突起部107aに突き当てられ、ホルダー107に取り付け
られた固定部材108の端部108aによって、ホルダー107の
長手方向に一体的に取り付けられて反射ミラーユニット
109を構成している。このホルダー107の端部107bは、ゴ
ム板110、及び金属等からなるスペーサ板111を介して、
装置本体内の不動部である支持板112の開口部112a上部
に形成された突起部112bに突き当てられて位置決めされ
る。また、固定部材108の先端が板ばねになっており、
この板ばね108bが開口部112a下部に形成された溝112cに
係合されて、反射ミラーユニット109が装置本体に設置
される。
ゴム板110及びスペーサ板111は、装置本体の振動、例
えば各モータ類や歯車列、ファン類などの駆動要素から
発生する振動が、支持板112に伝達するのを防止するた
めに設けられている。特に、反射ミラー106はa方向に
振動しやすいので、反射ミラーユニット109のa方向の
振動を防止するために、ゴム板110及びスペーサ板111が
反射ミラーユニット109の両端の支持部113に取り付けら
れている。
第6図はこのようにゴム板110及びスペーサ板111をホ
ルダー107に取り付けたときの反射ミラー部103の振動系
をモデル化した図である。図において、k1はゴム板110
のばね要素、c1はゴム板110のダンパ要素、k2は板ばね1
08bのばね要素、mはこの振動系全体の質量を示す。図
に示すように、外部からの振動はゴム板110の粘性や板
ばね108bの弾性等によって減衰されるため、反射ミラー
106の振動が防止され、また、k1,k2,c1,mのパラメー
タを変化させることによりこの振動系の固有振動数、振
動の減衰率を任意に変えることができるので、反射ミラ
ー106の共振現象を防止することができる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、本発明者は、上記した従来技術の場合には、
反射ミラー106の振動を完全に防止できないことを発見
した。
すなわち、反射ミラー106は通常ガラス等の剛体に近
い材質からなるので、曲げ振動はほとんど発生しないと
みなされるが、ホルダー107は通常鋼板等からなり、大
きな曲げ振動が発生しやすい。第7図(a),(b)は
ホルダー107が曲げ振動を行なうときの状態を示す図で
ある。図において、ホルダー107は両端を単純支持され
た梁のように1次の曲げ振動モードで振動しており、こ
のとき反射ミラー106は図中c方向、及びd方向に上下
動し、反射ミラーユニット109が第5図(a)中のa方
向に振動する場合と類似した振動を生じる。
このように反射ミラー106がa方向に振動することに
より、レーザ光は第4図においてb方向にずれ、感光ド
ラム102上の入射位置が副走査方向にずれる。その結
果、露光むらやディフォーカスを生じ、延ては形成画像
にむらやぼけを生じるという問題があった。特に、この
ような露光むらは一定の周期で発生するため、画像むら
が一様のピッチで生じ、非常に目立つ画像欠陥となって
いた。
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、反射ミラーの
振動を防止し、画像むらや画像ぼけを低減させた高画質
の画像を形成することができる画像形成装置を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明にあっては、 画像情報を含む光を反射する反射ミラーと、該反射ミ
ラーを長手方向に亙り保持するホルダと、を有する画像
形成装置において、上記ホルダは装置本体の支持板に両
端部を支持されており、この支持部間の間であり且つ上
記反射ミラーを保持している面の裏側に粘弾性体を介し
て質量体を取り付けていることを特徴とする。
(作用) 本発明の画像形成装置においては、支持部間の間であ
り且つ上記反射ミラーを保持している面の裏側に粘弾性
体を介して質量体を取り付けていることにより、この反
射ミラーユニットは、両端が固定された梁と両端が自由
な梁とが無数のばね及びダッシュポットにより連結され
た振動系を成すので、ホルダーの曲げ振動は減衰され、
反射ミラーの振動が防止される。
(実施例) 以下に、本発明を図示の実施例に従って説明する。第
1図は本発明の一実施例の画像形成装置の反射ミラー部
の構成を示す縦断面図、第2図は同実施例の画像形成装
置の全体の構成を示す縦断面図である。
同実施例においては、画像形成装置として電子写真方
式のフルカラーデジタル複写機が用いられている。第2
図において、1は画像形成装置を示しており、この画像
形成装置1の概略中央部に感光ドラム2が配置され、感
光ドラム2の上方部に露光系であるレーザ光学走査系
3、および反射ミラー部4が設けられている。
感光ドラム2の略真上位置には1次帯電器5、感光ド
ラム2の左側に回転式現像装置6、感光ドラム2の略真
下位置に転写ドラム7、および感光ドラム2の右側にク
リーニング装置8が配置されており、この画像形成装置
1内の右側に定着装置9、及び給紙装置10,11が配置さ
れ、転写ドラム7と、定着装置9及び給紙装置10,11と
の間には、搬送系12,及び13が配設されている。また、
この画像形成装置1の上部には画像読取装置14が設置さ
れている。
レーザ光学走査系3は、画像読取装置14からの情報に
基づいて半導体レーザ等からレーザ光を発生させ、この
レーザ光を、等角速度回転を行う回転多面鏡を偏向器と
して、fθレンズ系を介して主走査方向(第2図におい
て、感光ドラム2の矢印方向の回転に対して垂直方向)
に一定速度で走査する装置である。このレーザ光学走査
系3から発生したレーザ光は、反射ミラー部4で反射さ
れ、折り返されて感光ドラム2上に主走査方向に走査さ
れるとともに、感光ドラム2が矢印の方向に回転するこ
とにより副走査方向に走査される。
この画像形成装置1において、原稿15の画像は画像読
取装置14によって読み取られ、色分解された画像情報が
レーザ光学走査系3へ送られ、この情報に基づいてレー
ザ光が走査され、感光ドラム2上に各色の静電潜像が形
成される。この潜像は現像装置6に備えられた各色の現
像器ユニット6aによって色ごとに顕像化され、感光ドラ
ム2上に各色ごとのトナー画像が形成される。
そして、給紙カセット16,17内に収納されたシートS
はそれぞれ給紙装置10,11によって搬送系13へ送られ、
搬送系13を経て転写ドラム7に巻き付き、転写ドラム7
に設けられたグリッパ7aによって把持される。この転写
ドラム7が図中矢印の方向に回転するとともに、感光ド
ラム2上の各色ごとのトナー画像が順次シートSに転写
され、転写が完了したシートSはグリッパ7aから開放さ
れて搬送系12によって定着装置9へ導かれる。この定着
装置9によってトナー画像が定着されたシートSはトレ
ー18上に排出される。
次に、この装置の反射ミラー部4について詳しく説明
する。第1図に示すように、この反射ミラー部4におい
ては、反射ミラー20が、断面がコの字形のホルダー21に
長手方向にわたって一体的に保持されて反射ミラーユニ
ット22を構成している。この反射ミラー20は、ホルダー
21に取り付けられた固定部材23の端部23aによって、ホ
ルダー21内面に形成された3カ所の突起部21aに突き当
てられて保持されている。
また、装置本体の不動部である支持板24に開口部24a
が設けられ、開口部24aの上部に突起部が、開口部24aの
下部に溝が形成されている。そして、ホルダー21の端部
21bが、ゴム板25及びスペーサ板26を介し、支持板の開
口部24aの突起部に突き当てられて、反射ミラーユニッ
ト22が位置決めされるとともに、固定部材23の先端の板
ばね23bが支持板の開口部24aの溝に係合することによ
り、反射ミラーユニット22が両端を支持されて装置本体
に設置される。
この反射ミラーユニット22においては、支持部27,27
間のホルダー21上に、粘弾性を有する部材であるゴム板
28を介して、質量体として剛体に近い金属からなるスペ
ーサ板29が接合されている。
第3図はこのようにゴム板28及びスペーサ板29を接合
した反射ミラーユニット22の振動系をモデル化した図で
ある。図に示すように、反射ミラーユニット22をM1
M2,…Mnの微小質量体に、スペーサ板29をm1,m2,…mn
の微小質量体に細分化して考えると、この振動系の振動
は、それぞれの微小要素M1,M2,…Mnとm1,m2,…mn
が、ゴム板28におけるばね要素k1,k2,…kn及びダンパ
要素c1,c2,…cnで連結された場合の連成振動とみなさ
れる。この振動系に外部から振動が加わっても、ばね要
素k1,k2,…kn及びダンパ要素c1,c2,…cnによって振
動は減衰され、各微小質量体は互いに防振される。
従って、この反射ミラー部4においては、ホルダー21
の端部21bに取り付けたゴム板25及びスペーサ板26によ
って、反射ミラーユニット22の支持部27における防振が
なされるとともに、支持部27,27間のホルダー21に接合
したゴム板28及びスペーサ板29によって、ホルダー21の
曲げ振動も防止される。それにより、反射ミラー20の振
動を防止して、レーザ光走査時の露光むらやディフォー
カスを低減させることができる。実際に、この反射ミラ
ー部4に振動を加えたところ、ゴム板28及びスペーサ板
29を接合しない場合に比べて、反射ミラーユニット22の
振幅は約1/10に減少し、反射ミラー20の振動が防止され
た。
尚、本実施例においては、粘弾性部材としてゴム板を
用い、質量体として金属からなるスペーサ板を用いた
が、これに限るものではなく、例えば粘弾性部材として
粘着テープ等を用いてもよい。
また、本実施例においては、1組の粘弾性を有する部
材と質量体を接合したが、これに限るものではなく、複
数の粘弾性を有する部材及び質量体を組合せて、多層に
して反射ミラーユニットに接合しても良い。
さらに、本実施例においては、画像形成装置としてフ
ルカラーデジタル複写機を用いたが、これは、デジタル
方式のカラー複写機では露光むらが目立ちやすく、画像
ずれとともに色ずれも伴うため、本発明の効果が顕著に
現れるので例にとったものである。従って、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば、反射ミラー部を
有するアナログ方式の複写機、マルチカラー,モノカラ
ー複写機、レーザビームプリンタ等の出力装置等にも適
用可能である。
(発明の効果) 本発明は以上の構成及び作用を有するもので、反射ミ
ラーの振動を防止して、画像形成時の露光むらやディフ
ォーカスを低減し、画像むらや画像ぼけを低減させた高
画質の画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の画像形成装置の反射ミラー
部の構成を示す縦断面図、第2図は同実施例の画像形成
装置の全体の概略的構成を示す縦断面図、第3図は同実
施例の反射ミラー部の振動系をモデル化した図、第4図
は従来の画像形成装置の一部を示す説明図、第5図
(a)は同従来例の反射ミラー部の構成を示す縦断面
図、同図(b)は同従来例の反射ミラー部の同図(a)
におけるA−A断面図、第6図は同従来例の反射ミラー
部の振動系をモデル化した図、第7図(a)、及び
(b)は同従来例の反射ミラー部のホルダーが曲げ振動
を行うときの状態を示す説明図である。 符号の説明 1……画像形成装置、3……レーザ光学走査系 4……反射ミラー部、20……反射ミラー 21……ホルダー、22……反射ミラーユニット 28……ゴム板(粘弾性を有する部材) 29……スペーサ板(質量体)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報を含む光を反射する反射ミラー
    と、該反射ミラーを長手方向に亙り保持するホルダと、
    を有する画像形成装置において、 上記ホルダは装置本体の支持板に両端部を支持されてお
    り、この支持部間の間であり且つ上記反射ミラーを保持
    している面の裏側に粘弾性体を介して質量体を取り付け
    ていることを特徴とする画像形成装置。
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