JP6157128B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施例の光走査装置を備えた画像形成装置の一例であるカラープリンタの全体構成を示す断面図である。まず、本実施例のカラープリンタの構成について説明する。デジタルフルカラープリンタである画像形成装置10には、トナーの色別に画像を形成する4つの画像形成部、即ち画像形成部Y、画像形成部M、画像形成部C、画像形成部Kが配置されている。図1中の符号の添字Y、M、C、Kは各画像形成部を示し、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーを用いて画像形成を行う画像形成部に対応する。各画像形成部の構成は同一なので、特に必要な場合を除き、以下の説明では、符号の添字Y、M、C、Kは省略する。各画像形成部には、像担持体(感光体)として感光ドラム2が備えられている。感光ドラム2の周りには、帯電装置3、光走査装置1、現像装置5、ドラムクリーニング装置4が配置されている。感光ドラム2の下方には、無端ベルト状の転写体である中間転写ベルト7が配置されている。中間転写ベルト7は、駆動ローラ62、従動ローラ63、65に張架され、画像形成中は図1中の矢印方向に回転する。また、中間転写ベルト7を介して、感光ドラム2に対向する位置には、一次転写装置6が設けられている。一次転写装置6は、感光ドラム2上のトナー像を中間転写ベルト7に転写させる。更に、中間転写ベルト7の近傍には、各色のトナー像のずれ量を検知するための所定の画像パターンを読み取るセンサ113が設けられている。
次に、図2を用いて光走査装置1の構成について説明する。図2は、本実施例との比較のために従来の光走査装置1を模式的に表した斜視図である。なお、図1には、画像形成部に対応して、4つの光走査装置1Y、1M、1C、1Kが備えられているが、各光走査装置の構成は同一なので、以下の説明においては、添え字Y、M、C、Kを省略する。
次に、図2に示す従来の光走査装置1の反射ミラー213、反射ミラー214において発生する振動の種類と、反射ミラーの振動による感光ドラム2上に形成される画像への影響について、図3を用いて説明する。図3は、反射ミラー213、214におけるミラーの振動と、2つのミラーに反射したレーザ光の感光ドラム2上におけるずれを表した模式図である。なお、以下の説明において、反射ミラー213と反射ミラー214が振動し、2つの反射ミラーが振動により移動する方向が、ミラーの反射面を基準に、共に光線側、もしくは非光線側の場合には「同位相」と定義し、それ以外の場合を「逆位相」と定義する。例えば、反射ミラー213が回転多面鏡211に近づく方向に振動し、反射ミラー214が感光ドラム2に近づく方向に振動する場合には、2つの反射ミラーの振動は同位相である。同様に、反射ミラー213が回転多面鏡211から遠ざかる方向に振動し、反射ミラー214も感光ドラム2から遠ざかる方向に振動する場合も、2つの反射ミラーの振動は同位相となる。逆に、例えば、反射ミラー213が回転多面鏡211に近づく方向に振動し、反射ミラー214は感光ドラム2から遠ざかる方向に振動する場合には、2つの反射ミラーの振動は逆位相である。また、反射ミラー213が回転多面鏡211から遠ざかる方向に振動し、反射ミラー214は感光ドラム2に近づく方向に振動する場合も、2つの反射ミラーの振動は逆位相となる。
次に、反射ミラー213と反射ミラー214の反射面の相対角度を保持し、それぞれの反射ミラーの振動方向を画像不良が発生しにくい方向に変換する本実施例の光走査装置1について、図4を用いて説明する。
次に、本実施例のミラーユニットに振動を加えた場合における、感光ドラム2上に形成される画像の副走査方向の位置変動について、図5を用いて説明する。図5(a)は、回転多面鏡211によって偏向されたレーザ光が、ミラーユニットの反射ミラー213と反射ミラー214に反射して、感光ドラム2上に画像を形成する光路Lを示した図である。図5(b)は、図5(a)においてミラーユニットを角度θ方向に振動させて、ミラーユニットが1μm(マイクロメートル)移動した場合の、レーザ光の感光ドラム2上における位置変動と、レーザ光の光路長の変動を示したグラフである。「レーザ光の感光ドラム2上における位置変動」は、図5(b)において「副走査方向におけるレーザ光の位置変動」のグラフとして表示している。同様に、「レーザ光の光路長の変動」は、「光路長の変化」のグラフとして表示している。ここで、「光路長」とは、レーザ光が回転多面鏡211から感光ドラム2まで進む距離を指す。図5(b)の横軸はミラーユニットの振動角度θ(単位:度(°))を示し、縦軸はミラーユニットの変動量(単位:μm)を示す。縦軸の+(プラス)側は、レーザ光による画像が図5(a)の光路Lよりも副走査方向上側に形成されること、又は光路長が長くなることを示す。逆に、縦軸の−(マイナス)側は、レーザ光による画像が図5(a)の光路Lよりも副走査方向下側に形成されること、又は光路長が短くなることを示す。
本実施例におけるミラーユニットの振動方向について、図6を用いて説明する。前述したように、反射ミラー213と反射ミラー214を連結部材231により連結・固定することにより、ミラーユニット全体が1本の梁のようになる。ミラーユニットの上下方向、左右方向の厚さ(長さ)を比較すると、図6に示すように、左右方向(水平方向)の厚さ(長さ)の方が上下方向に比べて薄い(短い)ことが分かる。そのため、ミラーユニットとしては、厚さの薄い方向(図6中の水平方向(X軸方向))の断面2次モーメントが低下し、ミラーユニットの振動方向としては、水平方向(X軸方向)の振動が支配的となる。その結果、反射ミラーが振動する方向は図6における水平方向(X軸方向)が支配的となる。従って、図6におけるミラーユニットの振動方向は、図5(b)のグラフにおいて、ミラーユニットの振動角度θが0°(この場合のレーザ光の光路はL’1)、又は180°(この場合のレーザ光の光路はL’2)に相当する方向になる。その結果、感光ドラム2上に形成される画像については、副走査方向における位置変動が生じない。
図7(a)は、光学箱220に収容された本実施例の光走査装置1の斜視図である。図7(b)には、本実施例のミラーユニットの斜視図を、図7(c)には、本実施例の光走査装置1の断面図をそれぞれ示す。図7において、実施例1の図4に示す同一部品については、同じ符号を付し、実施例1での説明を援用することにより、本実施例での説明を省略する。
213、214 反射ミラー
219 光源
220 光学箱
230、232 ミラー支持機構
231 連結部材
Claims (8)
- 感光体を備える画像形成装置に取り付けられる光走査装置であって、
レーザ光を出射する光源と、
前記光源から出射されるレーザ光が前記感光体を走査するように前記レーザ光を偏向する回転多面鏡と、
前記回転多面鏡によって偏向された前記レーザ光を反射する反射面を備える第1のミラーと、
前記第1のミラーの長手方向の前記第1のミラーの両端において前記第1のミラーに接触することによって前記第1のミラーを保持する第1の保持部と、
前記第1のミラーが備える前記反射面によって反射されたレーザ光を反射する反射面を備える第2のミラーと、
前記第2のミラーの長手方向の前記第2のミラーの両端において前記第2のミラーに接触することによって前記第2のミラーを保持する第2の保持部と、
前記第1のミラーの長手方向における前記第1の保持部と前記第1のミラーの接触部の間の前記第1のミラーの反射面以外の部分及び前記第2のミラーの長手方向における前記第2の保持部と前記第2のミラーの接触部との間の前記第2のミラーの反射面以外の部分に接着剤によって固定され、前記第1のミラーと前記第2のミラーとを連結する連結部材と、
前記第1の保持部及び前記第2の保持部が設けられ、前記光源、前記回転多面鏡、並びに前記連結部材によって連結された前記第1のミラー及び前記第2のミラーが配置される光学箱と、
を備えることを特徴とする光走査装置。 - 前記連結部材は、前記第1のミラー及び前記第2のミラーの前記反射面の裏面に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
- 前記第1のミラーの長手方向における前記第1のミラーの両端に設けられた前記保持部は、前記第1のミラーに接触する座面であり、板バネによって前記第1のミラーは当該座面に付勢されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
- 前記第2のミラーの長手方向における前記第2のミラーの両端に設けられた前記保持部は、前記第2のミラーに接触する座面であり、板バネによって前記第2のミラーは当該座面に付勢されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光走査装置。
- 前記回転多面鏡との距離を調整可能な第1のミラーブロック及び第2のミラーブロックを有し、
前記第1のミラーブロックは、前記第1のミラーの長手方向における前記第1のミラーの両端の前記保持部及び前記第2のミラーの長手方向における前記第2のミラーの両端の前記保持部のうち、各々のミラーの前記反射面の一方の同一端部に設けられた前記保持部を有し、
前記第2のミラーブロックは、前記第1のミラーブロックが有する前記保持部とは反対側の端部に設けられた前記保持部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。 - 前記第1のミラーの長手方向における前記第1のミラーの両端に設けられた前記保持部は、前記第1のミラーに接触する座面であり、板バネによって前記第1のミラーは当該座面に付勢されていることを特徴とする請求項5に記載の光走査装置。
- 前記第2のミラーの長手方向における前記第2のミラーの両端に設けられた前記保持部は、前記第2のミラーに接触する座面であり、板バネによって前記第2のミラーは当該座面に付勢されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の光走査装置。
- 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の光走査装置と、
前記光走査装置により前記感光体に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する画像形成手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
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