JPH11314404A - 画像形成装置およびレーザスキャナユニット - Google Patents

画像形成装置およびレーザスキャナユニット

Info

Publication number
JPH11314404A
JPH11314404A JP10125476A JP12547698A JPH11314404A JP H11314404 A JPH11314404 A JP H11314404A JP 10125476 A JP10125476 A JP 10125476A JP 12547698 A JP12547698 A JP 12547698A JP H11314404 A JPH11314404 A JP H11314404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
scanner unit
frame
laser scanner
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10125476A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunobu Yamada
和信 山田
Koji Tokura
幸治 戸倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP10125476A priority Critical patent/JPH11314404A/ja
Publication of JPH11314404A publication Critical patent/JPH11314404A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリゴンスキャナモータを含むレーザスキャ
ナユニットのフレームに感光体を保持する感光体保持部
を一体化して形成する。そして、感光体を積極的にポリ
ゴンスキャナモータの振動に共振させることにより、レ
ーザ光と感光体とが相対的に位置変化を生じない状態を
作り出す。 【効果】 横ラインジッタのない高画質な画像を形成で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像形成装置に関し、
特にたとえば電子写真方式を用いた複写機およびレーザ
ープリンタに適用され、レーザ走査光学系をレーザスキ
ャナユニットとして構成した、画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の画像形成装置では、ポリ
ゴンミラーモータの振動に起因して感光ドラム上に走査
されるレーザ走査光が副走査方向にぶれを生じ、横ライ
ンを印刷させた場合に大きな位置ずれを生じるという問
題があった。図4にその位置ずれ量を示し、図4の横軸
のd1〜d6はポリゴンミラーの1面目〜6面目であ
る。また、縦軸はそれぞれのポリゴンミラー面における
横ラインの位置ずれ量の平均値である。このグラフか
ら、従来、横ラインはポリゴンミラー面に起因した規則
的な位置ずれを生じているのがわかる。横ラインの位置
ずれを起こす原因としては、ポリゴンミラーモータが偏
向走査による高速回転を行ったときに、ポリゴンミラー
モータと感光ドラムの駆動モータとが起こす共振などが
考えられる。
【0003】これに対し、ポリゴンミラーモータをレー
ザ走査光学系ユニットから分離して設置することにより
ポリゴンミラーモータの振動の伝播を抑制した従来技術
が、平成8年1月9日付で出願公開された特開平8−2
000号公報 B41J 2/44,G03G 21/
16,15/04,111 によって開示されている。
この従来技術は、ポリゴンミラーモータを支持する第1
のフレームと、レーザ走査光学ユニットのうちポリゴン
ミラーモータ以外の部分を支持する第2のフレームを相
互に分離し、ポリゴンミラーモータの振動の伝播を抑制
したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術ではモータ
取付部が片持ち構造になり、かえって振動が増幅するば
かりでなく、さらに、ポリゴンミラーモータを別筐体に
取り付けることによって、ポリゴンスキャナモータと結
像レンズ間の取付寸法精度という別の解決すべき問題が
生じた。また、二つのフレームは必ずどこかではつなが
っているので完全な別筐体を形成することはできず、振
動の伝播を抑制しきれないという問題があった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、寸
法精度の問題を生じず、しかも振動に起因する位置ずれ
を防止することのできる、画像形成装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、静電潜像
を形成する感光体、感光体の表面を均一に帯電する帯電
手段、帯電された感光体にレーザ光を走査して静電潜像
を形成するレーザスキャナユニット、静電潜像からトナ
ー像を現像する現像手段、およびトナー像を転写材に転
写する転写手段を備える画像形成装置において、感光体
をレーザスキャナユニットのフレームに一体化して装着
したことを特徴とする、画像形成装置である。
【0007】第2の発明は、フレーム、フレームに取り
付けられるレーザ光源、フレームに取り付けられる感光
体、およびフレームに取り付けられかつレーザ光源から
のレーザ光を感光体に照射する照射経路を備える、レー
ザスキャナユニットである。
【0008】
【作用】ポリゴンスキャナモータを含むレーザスキャナ
ユニットのフレームに感光体を保持する感光体保持部を
一体に形成する。そして、感光体を積極的にポリゴンス
キャナモータの振動と同様に共振させることにより、レ
ーザ光と感光体とが相対的に位置変化を生じない状態を
作り出す。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、レーザ光と感光体と
の相対的な位置変化を防止できるので、横ラインジッタ
のない高画質な画像を形成することができる。また、感
光体をレーザスキャナユニットに一体化することによっ
て、装置の小型化,低コスト化を図ることができる。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1に示す実施例の画像形成装置10は、レ
ーザスキャナユニット(以下、単に「LSU」とい
う。)26を含み、このLSU26は画像形成装置10
の中央部に設置され、さらに感光体ドラム12を含む。
感光体ドラム12の上方には、レーザスキャナユニット
26内に取り付けられる帯電器14が配置され、感光体
ドラム12の表面を均一に帯電する。帯電された感光体
ドラム12の表面には、レーザ光が折り返しミラー32
によって反射されて入射し、感光体ドラム12の表面に
静電潜像が形成される。
【0012】感光体ドラム12の左側には現像ローラ1
6が配置され、この現像ローラ16は、感光体ドラム1
2の表面に接触し、それによって感光体ドラム12上の
静電潜像が現像ローラ16によってトナー現像される。
感光体ドラム12の下方には転写器18が配置され、こ
の転写器18は、画像形成装置10の下部に設置される
給紙装置20によって搬送された紙などの転写材に感光
体ドラム12上のトナー像を転写する。また、感光体ド
ラム12の右側には、帯電器14と同様にレーザスキャ
ナユニット26内に取り付けられるクリーニングブレー
ド22が配置され、このクリーニングブレード22は感
光体ドラム12上の残留トナーおよび残留電位を除去す
る。
【0013】そして、転写された記録紙は、画像形成装
置10の右側に配置される定着器24に送られ固着され
た後、搬送ローラなどによって装置外に排出される。図
1実施例のLSU26が図2に詳細に示され、LSU2
6はレーザ走査光学系の各光学部品とそれを収納するL
SUケースフレーム28を含む。また、LSU26は図
2には図示されない帯電器14およびクリーニングブレ
ード22をさらに含む。LSUケースフレーム28の長
さ方向の一方には、幅方向の両端から下方に向かって延
びて感光体ドラム12を回転可能に保持する感光体ドラ
ム保持部30が形成される。感光体ドラム12は感光体
ドラム保持部30に回転可能に保持されることによっ
て、LSUケースフレーム28と一体化される。従来、
感光体ドラムは消耗品で、機種にもよるが約2〜3万枚
印写後には交換する必要があり、感光体ドラムを含むユ
ニットは着脱可能に設置される必要があった。しかし、
この実施例では、感光体ドラム12として、従来のa−
Se(アモルファスセレン)系感光体よりもはるかに長
寿命のa−Si(アモルファスシリコン)系感光体を用
いることによって、感光体ドラム12の交換を不要と
し、感光体ドラム12とLSUケースフレーム28の一
体化が可能となった。
【0014】LSUケースフレーム28の感光体ドラム
保持部30には、感光体ドラム12の上方に位置するよ
うに、レーザ光を下方向に折り返して感光体ドラム12
上に照射させる折り返しミラー32が固着される。折り
返しミラー32は長さを持って形成され、感光体ドラム
12と平行して設置されている。LSUケースフレーム
28はフレーム底板46を含み、その底板46には、レ
ーザ光源34,ポリゴンスキャナ36,fθレンズ4
2,およびシリンドリカルレンズ44が設置されるフレ
ーム底部46が取り付けられる。
【0015】レーザ光源34には感光体ドラム12のa
−Si系感光体に好適する波長の半導体レーザが用いら
れる。ポリゴンスキャナ36は、レーザ光源34のレー
ザ光の射出方向に設置され、かつ複数のミラー面を持つ
ポリゴンミラー38を有し、ポリゴンミラー38はそれ
と一体に形成されるポリゴンスキャナモータ40によっ
て等速回転駆動される。
【0016】レーザ光源34からはレーザポリゴンスキ
ャナ36に向かってレーザ光が射出され、ポリゴンミラ
ー38によって偏向走査される。偏向走査されたレーザ
光はfθレンズ42そしてリンドリカルレンズ44を経
て、折り返しミラー32上に入射される。そしてレーザ
光は、折り返しミラー32によって下方向に折り返(反
射)され、感光体ドラム12上に結像される。
【0017】なお、図2では図示できないが、ケースフ
レーム内に、図1に示す帯電器14およびクリーニング
ブレード22が設けられている。この実施例ではLSU
26のケースフレーム28に感光体ドラム12およびポ
リゴンスキャナモータ40を一体的に取り付けたので、
感光体ドラム12はポリゴンスキャナモータ40の発生
する振動に同調して振動する。つまり、ポリゴンスキャ
ナモータ40と感光体ドラム12は相対的に見れば振動
していないことになり、感光体ドラム12上に走査され
るレーザ光は副走査方向にぶれを生じない。このときの
横ラインの位置ずれ量を表すグラフを図3示す。
【0018】図3を参照して、横軸と縦軸はそれぞれ図
4と同様にポリゴンミラー38の各ポリゴンミラー面と
各ポリゴンミラー面における横位置ずれ量の平均値を示
したものである。各ポリゴンミラー面における横位置ず
れ量は図4に比べて大幅に減少しているのがわかる。こ
の実施例によれば、ポリゴンスキャナモータ40と感光
体ドラム12とをケースフレーム28上に一体すること
によって、ポリゴンスキャナモータ40の振動の影響を
抑制することができる。
【0019】また、この実施例では帯電器14およびク
リーニングブレード22をケースフレーム28内に取り
付けたが、これらの両方または一方をクリーニングブレ
ード22をケースフレーム28外に取り付けてももちろ
んかまわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す断面図解図である。
【図2】図1実施例のLSUを示す斜視図である。
【図3】図1実施例の横ライン位置ずれ量を示すグラフ
である。
【図4】従来の画像形成装置の横ライン位置ずれ量を示
すグラフである。
【符号の説明】
10 …画像形成装置 12 …感光体ドラム 14 …帯電器 16 …現像ローラ 18 …転写器 22 …クリーニングブレード 24 …定着器 26 …レーザスキャナユニット(LSU) 32 …折り返しミラー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像を形成する感光体、前記感光体の
    表面を均一に帯電する帯電手段、帯電された前記感光体
    にレーザ光を走査して静電潜像を形成するレーザスキャ
    ナユニット、前記静電潜像からトナー像を現像する現像
    手段、および前記トナー像を転写材に転写する転写手段
    を備える画像形成装置において、 前記感光体を前記レーザスキャナユニットのフレームに
    一体化して装着したことを特徴とする、画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記レーザスキャナユニットは、レーザ光
    を出力するレーザ光源、前記レーザ光を偏向走査するポ
    リゴンスキャナモータ、前記レーザ光を結像する結像レ
    ンズ、および前記レーザ光を反射する折り返しミラーを
    含む、前記請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記帯電手段を前記レーザスキャナユニッ
    トに一体化して装着した、前記請求項1または2記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記レーザスキャナユニットに一体化して
    装着したクリーニングブレードをさらに備える、請求項
    1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】フレーム、 前記フレームに取り付けられるレーザ光源、 前記フレームに取り付けられる感光体、および前記フレ
    ームに取り付けられかつ前記レーザ光源からのレーザ光
    を前記感光体に照射する照射経路を備える、レーザスキ
    ャナユニット。
  6. 【請求項6】前記フレームに取り付けられかつ前記感光
    体を帯電する帯電手段をさらに備える、前記請求項5記
    載のレーザスキャナユニット。
  7. 【請求項7】前記フレームに取り付けられかつ前記感光
    体の残留トナーおよび残留電荷を除去するクリーニング
    ブレードをさらに備える、前記請求項5または6記載の
    レーザスキャナユニット。
JP10125476A 1998-05-08 1998-05-08 画像形成装置およびレーザスキャナユニット Withdrawn JPH11314404A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10125476A JPH11314404A (ja) 1998-05-08 1998-05-08 画像形成装置およびレーザスキャナユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10125476A JPH11314404A (ja) 1998-05-08 1998-05-08 画像形成装置およびレーザスキャナユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11314404A true JPH11314404A (ja) 1999-11-16

Family

ID=14911042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10125476A Withdrawn JPH11314404A (ja) 1998-05-08 1998-05-08 画像形成装置およびレーザスキャナユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11314404A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006084763A (ja) 光書き込み装置及び画像形成装置
US6750997B2 (en) Scanning device and image forming apparatus
JPH0511161U (ja) 走査光学系ユニツトのハウジング構造
US8717640B2 (en) Optical scanner and image forming apparatus including same
JP4828803B2 (ja) 画像形成装置
JP6062896B2 (ja) 光走査装置
JPH11314404A (ja) 画像形成装置およびレーザスキャナユニット
JP5494281B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2010048956A (ja) 画像形成装置の光走査装置
US9223131B2 (en) Optical scanning device and image forming apparatus including the same
JP2010066736A (ja) 露光装置、及び画像形成装置
JP4150177B2 (ja) スキャナフレームの締結構造
JP5593282B2 (ja) 光走査装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2011095458A (ja) 光走査装置及びこれを備えた画像形成装置
US9915899B2 (en) Fixing device for fixing toner image and image forming apparatus including the same
JP2009288596A (ja) 画像形成装置
JP2005300689A (ja) 光走査装置又はその光走査装置を備えた画像形成装置、及びそれらの光走査方法
JP2006003503A (ja) 画像形成装置
JPS62270967A (ja) 電子写真装置
US6803934B2 (en) Exposure unit support having a primary resonance frequency higher than that of a mirror in the exposure unit
JP2005164731A (ja) 画像形成装置
JPH0535407Y2 (ja)
JP2022046290A (ja) 光走査装置および光走査装置を備える画像形成装置
JP2012137641A (ja) 光走査装置及びこれを備えた画像形成装置
JPH11133692A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802