JPH0511351B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、金融機関等の店舗で顧客が使用する
伝票データ入力装置に関するものである。

（従来の技術） 銀行などにおいては、入出金や振込等の各種取
引を大型計算機で処理しているが、これらの取引
データは、顧客が記入した伝票に基づいてテラー
よつて取引処理用の端末装置から入力される。

また、最近は伝票入力時間短縮のために、顧客
の記入した伝票をテラーが受け取り、光学式文字
読取装置（OCR）で伝票を読み取る事も行なわ
れている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、顧客が記載した伝票をテラーが
受け取り、そして入力する方法では、入力時間の
短縮に限界がある。そこで顧客自身が取引に必要
なデータを取引処理の実行に先だつて直接に、取
引装置に入力することによりテラーによる入力時
間を削減することが考えられるが、この場合、顧
客がデータを入力する際に誤りなく、また違和感
がなく容易に入力できるかどうかが問題になる。

本発明は、金融機関等で顧客が取引に必要なデ
ータを直接に入力する方式を使用した電子伝票記
帳台の入力装置において、顧客がデータを入力す
る際に操作が容易であつて誤入力が防止され、し
かも違和感がない伝票データ入力装置を提供する
ことを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記問題点を解決するために、取引利
用者によつて操作されて取引科目が選択され且つ
取引データが入力される入力操作画面とその入力
の案内情報と入力情報とを表示する表示画面とを
兼ねた入力パネルを有してなる電子伝票記帳台に
おける伝票データ入力装置において、前記入力パ
ネルは、当該取引科目に対する一連の各入力項目
と各入力データ表示欄とを含む伝票イメージエリ
アと、取引利用者に対して伝票記入動作を誘導す
るための文言を表示する誘導文言エリアと、伝票
記載事項を入力するための入力エリアと、入力エ
リアに入力するためのキーボードエリアとを有し
てなり、前記入力パネルの表示画面を所定の単位
に区分した各フイールドのフイールド番号とその
表示データとを対応させたデータを用いて前記各
入力項目毎に前記各フイールドの前記対応を指定
し前記各入力項目の集合によつて前記表示画面の
中に所定の伝票イメージエリアを伝票種別毎に構
成している業務属性テーブルを各取引科目毎に有
し、前記業務属性テーブルと該業務属性テーブル
によつて対応指定される前記各エリアに対する表
示内容とを記憶しているフアイル部と、取引科目
が選択されたことによつて以降当該伝票イメージ
エリアを表示すべく制御し、前記フアイル部にお
ける業務属性テーブルの対応指定と各エリアに対
する表示内容とに基づいて、前記各エリアを表示
制御するとともに当該エリアの入力操作画面が入
力操作されたことによつてその入力情報を該伝票
イメージエリア中の当該入力項目欄に表示制御し
且つ該各入力項目の読出しを順次更新制御する制
御部とを備えた伝票データ入力装置とした。

（作用） 本発明によれば、入力パネルに伝票イメージエ
リアと誘導文言エリアと入力エリア等が表示さ
れ、伝票イメージエリアに表示された入力項目
と、誘導文言等に従つて、入力エリア等を入力操
作することによつてその入力情報が当該入力項目
欄に表示され且つ入力項目が順次更新されて同様
に各入力項目欄に各入力情報が表示される。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例を示す電子伝票記帳
台の外観図であり、４人が同時入力操作可能のも
のを示している。同図において、１は電子伝票記
帳台、２，３，４，５は各入力装置、６はデイス
プレイ兼用の入力パネル、７は入力ペン、８は
CDカードとICカード兼用のリード・ライト部、
９は通帳ストライプリーダ、１０はレシートプリ
ンタ、１１は印鑑リーダである。入力パネル６に
は伝票の記載様式に従つた表示を行うための伝票
イメージエリア１２を有している。第２図は電子
伝票記帳台１の構成例を示すブロツク図である。

同図において１３は主制御部で、フアイル制
御、入力文字パターン認識、印鑑照合等を行なう
とともに、電子伝票記帳台１を統括制御する。１
４は通信制御部で、主制御部１３の配下で他の装
置との間或いはオフイスプロセツサとデータ通信
を行う。１５はフアイル部で、顧客入力データを
格納する入力データペンデイングフアイル、取引
科目の伝票フオーマツトを格納する伝票フオーマ
ツトフアイル、顧客誘導条件を格納する誘導条件
フアイル、顧客入力操作のための各種ガイダンス
文言を格納するガイダンス文言フアイルなどで構
成される。１０は前記したレシートプリンタで、
入力完了後の番号札、カード振込取引時のレシー
ト発行などに使用される。１６は前記入力パネル
６を構成するフルドツトの液晶デイスプレイで、
伝票フオーマツト、誘導文言、入力イメージ、入
力文字など顧客取引入力に必要な画面をフオーマ
ツト化して表示する。１７は入力パネル６を構成
する透明なデジタイザで、液晶デイスプレイ１６
と同一の分解能を持ち入力ペン７との静電結合又
は電磁誘導若しくは入力ペン７の押圧により顧客
の氏名、住所などを入力するのに用いる。

１８は入力パネル６を構成する座標変換部とし
てのタツチパネルで、デイスプレイ１６と組合わ
せて使用する。なお、文字認識の必要な氏名、住
所などは入力ペン７を使用し、項目選択などは直
接指で触れることにより入力出来るようにしても
よい。

１９は従制御部で、電子伝票記帳台１の入・出
力イメージ処理等を行なう。２０は外部装置との
接続処理部である。

第３図は入力パネル６の構造図である。液晶デ
イスプレイ１６と透明デジタイザ１７は共に0.1
mm程度の分解能を有する。タツチパネル１８は発
光・受光ダイオード・ユニツトよりなり指先の検
出可能な分解能を有する。

本実施例では液晶デイスプレイ１６の全表示エ
リアを縦巾２４ドツト×横巾１２ドツトの大きさ
のエリアに区分し、この区分したエリア（以後、
このエリアをフイールドと称する）に各々フイー
ルド番号を付与している。そしてこの各々のフイ
ールドが指先等によるパネル押下げをタツチパネ
ル１８で検出する際の位置及び文字表示位置の区
分単位となる。

第４図は入力パネル６による初期画面を示す図
であり、第５図はその振込伝票イメージを示す図
である。

第５図の様な表示を行なう為、フアイル部１５
は業務属性テーブルフアイル、誘導文言フアイ
ル、HELP文言フアイル、キーボード属性フアイ
ルを保有している。

(1) 業務属性データフアイルには、各取引科目
（例えば他行宛振込、普通貯金入金取引）の取
引用画面の生成情報や顧客入力情報を持つ業務
属性テーブルを保有している。

第６図は業務属性テーブルを示す図である。
業務属性テーブルは、取引科目毎に用意され、
11種類の項目から構成されて顧客が第４図の初
期画面で取引科目を選択した時点でフアイル部
１５から主制御部１３の主記憶装置（図示せ
ず）に引上げられる。

つぎに第６図の業務属性テーブルの各項目に
ついて説明する。「取引科目番号」は第４図の
初期画面で顧客が選択した取引科目の番号であ
り、伝票完成後、その取引データが１線端末ま
たは自動化機器に送られた時に、これを受けた
機器でその取引データの科目を識別する為に使
用される。

「入力項目数」は、顧客の入力する項目数を
示す。「エレメント長」は、図の各行をなして
いる１入力項目情報の長さを示すバイト数であ
る。以後この１入力項目情報を１エレメントと
称す。

以上の３項目は業務属性テーブル１件につき
１組保有するものであり、そして各業務属性テ
ーブルはそれぞれの取引科目毎に、必要な複数
の入力項目情報（エレメント）によつて構成さ
れている。

「入力項目名フイールドNo.」は、第５図に示
す伝票イメージエリア１２を区分した前記フイ
ールドの内、当該入力項目名を表示するフイー
ルドの対応番号を示す。第７図は伝票イメージ
エリア１２のフイールドの区分図である。この
フイールドの番号によつて入力項目名のデータ
を設定する事により、伝票イメージエリア１２
への表示が可能となる。

「入力結果フイールドNo.」は、顧客が入力し
た取引データを伝票イメージエリア１２に表示
する為に必要なフイールドの対応番号を格納す
る。

「最大入力桁数」は顧客が第５図に示す入力
エリア２１またはキーボードエリア２２により
入力し得る最大桁数である。

「伝票データエリアNo.」は入力エリア２１又
はキーボードエリア２２により顧客が入力した
データを格納する伝票データエリア内の格納ポ
インタを示すものである。この「伝票データエ
リアNo.」は、主記憶装置上にあつて、顧客の入
力データを保管し伝票完成後に１線端末又は自
動化機器へデータを送信する為に使用する主記
憶装置上のデータ格納エリアの番号である。第
８図は第６図の伝票データエリアNo.に対応する
データエリアを示す図である。

入力エリア２１には入力用ペン７を用いて顧
客が手書きで入力するが、認識文字として認識
不能な文字も出て来る。認識不能な文字が存在
する場合は、「認識可否識別」の欄に認識不能
コード（Ｅ）を設定し「入力データ」のエリア
に格納した認識文字中に含まれる認識不能文字
の「イメージ番号」を設定し、第９図に示すイ
メージエリアにおける「イメージ番号」に対応
の「イメージデータ」のエリアに認識不能文字
のイメージデータを格納する。第１０図は仮名
入力の際に認識不能文字が存在した場合の第８
図と第９図の各エリアのデータ例を示す図であ
る。入力項目の属性が漢字入力である場合には
「イメージ番号」は漢字番号を示すための２バ
イトとなる。

第６図の「入力識別」は、入力パネル６にお
いて、透明デジタイザ１７とタツチパネル１８
の内何れを有効にするかの識別子と、透明デジ
タイザ１７の入力が有効である時に、第５図に
示す入力エリア２１で入力する入力項目の属性
（漢字入力か仮名文字入力か）を示す識別子で
ある。

「キーボード識別」は、「入力識別」が「キ
ーボード有効」を示す時のみ有効となる情報で
あり、第５図に示すキーボードエリア２２に表
示するキーボードイメージの各指定の番号を格
納している。

このキーボードイメージは電子伝票記帳台１
の立上げ時に、キーボード属性フアイルから主
記憶装置上に読み込まれた、キーボードテーブ
ル（記述せず）中に格納されているもので、こ
のキーボード識別をキー（見出し）としてキー
ボードテーブルを走査行する事により取り出さ
れる。

「入力項目名」は、伝票イメージエリア１２
に伝票イメージを作成する項目名及び入力エリ
ア２１にこれから顧客が入力すべき項目名の表
示を指定するために使用される。この［入力項
目名」は伝票イメージエリア１２に表示する項
目の文字、例えば振込方式や銀行名等の文字を
示すコードを用いて格納されている。

「コード所フラグ」は、顧客が入力エリア２
１に入力用ペン７で記入した仮名データを第８
図のデータエリアにコード化（例えば顧客が入
力した銀行名を銀行コードに変換）して格納す
るか否か、及び伝票イメージエリア１２に表示
する際に漢字で行なうか否かの識別子である。
この「コード処理フラグ」には、銀行名ビツト
及び支店名ビツト（図示せず）を保有し、銀行
名、支店名の変換に使用する。この変換に際し
ては、銀行別に支店名テーブルを保有する銀行
支店名マスターフアイル（図示せず）を使用す
る。

以上説明した第６図の業務属性テーブルの各
エレメントは顧客に入力させる順番に配列され
ており、伝票イメージエリア１２上の入力項目
の順番と顧客に入力させる順番とを変える事を
可能にしている。

この業務属性テーブルを使つて、取引を進め
てゆく上で、このテーブルを制御する為に入力
項目ポインタ（図示せず）を使用する。入力項
目ポインタは、業務属性テーブル上の現在入力
中のエレメントの番号を第６図「エレメント
長」をバイト数で示すものであり、現在入力中
の項目の入力が完了すると、入力項目ポインタ
は、第６図の「エレメント長」（バイト数）が
加算されて、つぎのエレメントの番号を指定す
る。

(2) 誘導文言フアイルは、業務属性テーブル中の
各エレメントに対応した誘導文言を保有するフ
アイルである。この誘導文言フアイルは、各取
引科目毎に用意されており、業務属性データフ
アイルを主記憶装置上に読み込むのと同じタイ
ミングで主記憶装置上に読み込まれる。主記憶
装置上に読み込まれた誘導文言フアイルは、誘
導文言テーブルという名称となる。第６図の
「入力項目名フイールドNo.」に基づいて該誘導
文言テーブルを検索することによつて、その結
果が第５図に示す誘導文言エリア２３に表示さ
れる。

(3) HELP文言フアイルは、顧客が入力エリア２
１又はキーボードエリア２２で入力する時に、
入力すべき情報がわからなく困つている時に出
す説明文を保有するフアイルである。このフア
イルのアクセスタイミングは２つあり、その１
つ目は顧客に対して誘導文言エリア２３に入力
要求の誘導文言を表示後に、顧客が５秒間入力
しないでいる場合であり、２つ目は顧客が伝票
イメージエリア１２内の入力項目にタツチした
時である。このフアイルのアクセスは第６図の
業務属性テーブルの「取引科目番号」及び「伝
票データエリアNo.」をキーとして検索すること
による。

つぎに他行宛振込取引の一つを例に、電子伝
票記帳台１と客Ａとの取引とその動作を説明す
る。

第１１図Ａ，Ｂ，Ｃは電子伝票記帳台１によ
る取引動作のフローチヤートである。

まず、客Ａが第４図の初期画面によつて取引
科目「他行宛振込」を選択したとすると（ステ
ツプS1）、当該業務属性テーブルがフアイル部
１４から引上げられる（S2）。第１２図はその
業務属性テーブルのデータ例を示す図である。
同様にして誘導文言テーブルが引上げられる
（S3）。

そして第５図に示すように、入力パネル６の
伝票イメージエリア１２に振込伝票イメージ
（入力項目）が表示される（S4）。この時、伝
票イメージエリア１２上には、電子伝票記帳台
１の電源が投入時に、一線端末より取得した当
日付が表示される（S5）。引続き入力項目ポイ
ンタが第１２図の業務属性テーブルの第１エレ
メント（第１行）に設定され（S6）、入力項目
名フイールドNo.“100”による誘導文言が誘導
文言エリア２３に表示される（S7）。第１３図
はデジタイザ入力例を示す図で、同図にその誘
導文言例を示す。入力項目ポインタの当該設定
により、入力エリア２１に入力項目名の「ご依
頼人名」が表示された伝票イメージエリア１２
の入力項目名の「ご依頼人名」がリバース（文
字と地の色を反転）表示される（S9）。そして
第１２図の入力識別がチエツクされて（S10）、
このとき入力ペン７による入力（デイジタイザ
入力）指定「Ａ」であり（S11）、タイマをス
タートして入力エリア２１に最大入力桁数
「12」をもとにデイジタイザ入力による文字認
識エリア枠を表示する（S12）。

客Ａは、誘導文言エリア２３の入力誘導文言
に従つて入力用ペン７により振込依頼人名を仮
名文字で入力する。入力文字は認識処理され
（S13）、そして該入力文字が後記する「銀行
名」等のときは認識結果が銀行支店名マスター
フアイル（図示せず）に従つて漢字名による各
名称に変換するなど変換処理され（S14）、入
力エリア２１及び伝票イメージエリア１２に客
Ａの入力した文字の認識結果を表示（S15）、
且つその認識結果を伝票イメージエリア１２の
入力No.「103」によるフイールドに表示される
（S16）。そして第８図の伝票データエリアのう
ちの伝票データエリアNo.「９」で指定されるエ
リアにその認識結果が格納される（S17）。そ
して全項目が終了していないならば（S18）、
入力ポインタを更新し（S19）、第５図に符号
２４で示す説明文表示エリアに、客Ａの入力し
たデータの訂正方法説明文（第１４図参照）が
表示される（S20）。次に、第１２図の業務属
性テーブルの第２エレメントに従つて同様にス
テツプS7〜S10が実行される。第１４図は第２
エレメントに係わるタツチパネル入力例を示す
図である。

誘導文言及び入力項目名が同図に示すように
表示されて（S7、S8、S9）、振込依頼人の電話
番号（TEL）の入力要求を出す。そしてタイ
マスタート、して、キーボード識別「0001」に
基づいてキーボードエリア２２にキーが表示さ
れる（S21）。

客Ａはキーボードエリア２２のキーをタツチ
することにより電話番号を入力する（S22）。
その入力データは入力エリア２１に表示される
（S24）。

そして入力の桁数が最大入力桁数「12」とな
つたとき（S25）、或いは入力が完了してキー
ボードエリア２２の終了キーにタツチすると
（S23）、伝票イメージエリア１２内の「TEL」
のエリアに入力結果が表示され（S26）、第８
図の伝票データエリアのうちの伝票データエリ
アNo.「10」で指定されるエリアにその入力結果
が格納され（S27）、ステツプS18〜S20が同様
に実行される。

次に第３エレメントに従つて同様にステツプ
S7〜S10が実行される。第３エレメントにおい
ては客Ａに対し、受取人名の入力要求を出し
（S7、S8、S9）、客Ａは、受取人名の入力を行
なう。そしてこの処理は第１エレメントによる
振込依頼人の入力要求と同一のシーケンス
（S11〜S20）によつて実行される。

以下、同様にして各エレメントに従つて処理
される。これら処理中において、誘導文言エリ
ア２３に入力文言を表示してから、客Ａが入力
を開始するまでの、時間をタイマで監視してお
り、５秒以内に入力が始まらない時には、タイ
マからの割込みにより、説明文表示エリア２４
に振込方式に関する説明文を表示し、客Ａに振
込方式の違いを教える。第１５図は説明文の表
示例を示す図であり、第１６図は説明文の表示
動作を示すフローチヤートである。客Ａは、こ
の説明文を見ながらキーボードエリア２２のキ
ーボードにより振込方式の指定を行なう。最終
のエレメントが終了すると（S18）、客Ａに対
し、誤りが無いか確認要求を出す（S28）。第
１７図はその最終確認用画面の例を示す図であ
る。最終確認用のキーボードがキーボードエリ
ア２２に表示される（S29）。客Ａが伝票イメ
ージエリア１２に間違いが無いことを確認し、
キーボードエリア２２の確認キーにタツチする
と（S30）、取引科目番号をチエツクして、こ
れが振込義務のときは（S31）、客Ａが入力し
た銀行名、振込金額、振込方式をもとに、出力
記憶装置上に保有するプログラムにより手数料
を算出し（S32）、第８図に示す伝票データエ
リア中の「手数料エリア」に格納する（S33）。
そ後完成した形の伝票テータエリア（図示せ
ず）を１線端末へ送信（S34）、客Ａを１線端
末（窓口）へ誘導して（S35）、取引入力を終
了する。前記ステツプS31において、取引科目
が振込以外であるとされたときは、伝票データ
エリア内の手数料エリアに０を格納して
（S36）、各ステツプS34、S35を実行する。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、入力パネ
ルに表示された伝票イメージの入力項目を案内情
報の表示に従つて入力し、その結果が伝票イメー
ジとして表示されるようにしたので、操作が容易
であつて誤入力のおそれがなく、入力及び確認等
の際に違和感を与えることなしに、伝票に記載す
るのと同様にして入力することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す電子伝票意記帳
台の外観図、第２図は電子伝票記帳台の構成例を
示すブロツク図、第３図は入力パネルの構造図、
第４図は入力パネルによる初期画面を示す図、第
５図は入力パネルによる振込伝票イメージを示す
図、第６図は業務属性テーブルを示す図、第７図
は伝票イメージエリアのフイールドの区分図、第
８図は第６図の伝票データエリアNo.に対応するデ
ータエリアを示す図、第９図は第８図のデータエ
リアのイメージエリアを示す図、第１０図は第８
図と第９図の各エリアをデータ例を示す図、第１
１図Ａ，Ｂ，Ｃは取引動作のフローチヤート、第
１２図は業務属性テーブルのデータ例を示す図、
第１３図はデイジタイザ入力例を示す図、第１４
図はタツチパネル入力例を示す図、第１５図は説
明文の表示例を示す図、第１６図は説明文の表示
動作を示すフローチヤート、第１７図は最終確認
用の表示例を示す図である。 １……電子伝票記帳台、６……入力パネル、１
２……伝票イメージエリア、１３……主制御部、
１５……フアイル部、２１……入力エリア、２２
……キーボードエリア、２３……誘導文言エリ
ア、２４……説明文表示エリア。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 取引利用者によつて操作されて取引科目が選
   択され且つ取引データが入力される入力操作画面
   とその入力の案内情報と入力情報とを表示する表
   示画面とを兼ねた入力パネルを有してなる電子伝
   票記帳台における伝票データ入力装置において、 前記入力パネルは、当該取引科目に対する一連
   の各入力項目と各入力データ表示欄とを含む伝票
   イメージエリアと、取引利用者に対して伝票記入
   動作を誘導するための文言を表示する誘導文言エ
   リアと、伝票記載事項を入力するための入力エリ
   アと、入力エリアに入力するためのキーボードエ
   リアとを有してなり、 前記入力パネルの表示画面を所定の単位に区分
   した各フイールドのフイールド番号とその表示デ
   ータとを対応させたデータを用いて前記各入力項
   目毎に前記各フイールドの前記対応を指定し前記
   各入力項目の集合によつて前記表示画面の中に所
   定の伝票イメージエリアを伝票種別毎に構成して
   いる業務属性テーブル各取引科目毎に有し、 前記業務属性テーブルと該業務属性テーブルに
   よつて対応指定される前記各エリアに対する表示
   内容とを記憶しているフアイル部と、 取引科目が選択されたことによつて以降当該伝
   票イメージエリアを表示すべく制御し、前記フア
   イル部における業務属性テーブルの対応指定と各
   エリアに対する表示内容とに基づいて、前記各エ
   リアを表示制御するとともに当該エリアの入力操
   作が画面が入力操作されたことによつてその入力
   情報を該伝票イメージエリア中の当該入力項目欄
   に表示制御し且つ該各入力項目の読出しを順次更
   新制御する制御部とを備えた、 ことを特徴とする伝票データ入力装置。