JP2922140B2 - 窓口管理システムおよび窓口管理方法 - Google Patents

窓口管理システムおよび窓口管理方法

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JP2922140B2
JP2922140B2 JP24031395A JP24031395A JP2922140B2 JP 2922140 B2 JP2922140 B2 JP 2922140B2 JP 24031395 A JP24031395 A JP 24031395A JP 24031395 A JP24031395 A JP 24031395A JP 2922140 B2 JP2922140 B2 JP 2922140B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓口管理システム
および窓口管理方法に関し、詳しくは金融機関窓口にお
ける入金、払い戻し、振込等の手続き、チケット予約窓
口における予約手続き、外来窓口における診療手続き等
の窓口業務を行うための窓口管理システムおよび窓口管
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行、信用金庫等の金融機関の窓口にお
いては、入金、払い戻し、振込等の各伝票が備え付けら
れており、取引内容に応じた伝票に必要事項が顧客によ
って記入される。顧客は、番号札発行機から番号札を受
け取り、窓口に呼ばれるのを待って窓口に伝票等を提出
する。この伝票は受付に位置する行員若しくは受付後方
に位置する行員に渡され、この伝票に必要事項が行員に
よって記入される。伝票に記入されたこれらの事項は窓
口若しくはその後方に位置する行員によってホストコン
ピュータにキー入力され、ホストコンピュータに対する
データアクセスが行われる。例えば、振込処理の場合に
は、伝票に記載された金額が指定された口座に振り込ま
れる。処理が終了した伝票は、スキャナ等によってイメ
ージデータに変換された後、光磁気ディスクに保存され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
窓口管理システムおよび窓口管理方法は以下に示すよう
に種々の問題を抱えていた。
【0004】第1に、データ入力のために煩雑な作業を
必要としていた。上述したように、顧客によって伝票に
記入された事項は、行員によりキー入力される。すなわ
ち、キー入力を人手によって行わなければならず、行員
の作業負担は大きかった。また、処理の終了した伝票は
一般的には台帳に綴じられるが、検索および保存の便の
ために光磁気ディスクに保存されることが多くなってい
る。このため、オペレータはスキャナ等を用いて伝票を
イメージデータとしてホストコンピュータに入力しなけ
ればならず、さらに煩雑な作業が必要となっていた。
【0005】第2に、キー入力の際に誤ったデータが入
力されるおそれがあった。キー入力が人手によって行わ
れるものである以上、入力ミスが発生する可能性は常に
存在している。
【0006】第3に、窓口における順番待ちの客を管理
するために受付札発行機等を用いなければならず、客お
よび行員は過大な負担を強いられていた。すなわち、客
は番号札発行機から番号札を受け取らなければならず、
行員は番号札の番号を常に管理しなければならなかっ
た。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、本発明の第1の目的は、伝票のデータ入力の作
業を軽減可能な窓口管理システムおよび窓口管理方法を
提供することにある。
【0008】本発明の第2の目的は、キー入力ミスを解
消可能な窓口管理システムおよび窓口管理方法を提供す
ることにある。
【0009】本発明の第3の目的は、順番待ちの客を効
率良く管理可能な窓口管理システムおよび窓口管理方法
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記第1および第2の目的を達成するためのものであ
り、顧客用端末および窓口処理端末を備えた窓口管理装
置であって、上記顧客用端末は、伝票上におけるペン先
の座標の時間変化を表す筆跡データを検出する顧客用読
み取り装置を備え、上記窓口処理端末は、上記筆跡デー
タに基づき文字認識を行う文字認識手段と、認識された
文字列に応じて所定の窓口業務を処理する窓口処理手段
とを備えた窓口管理システムである。
【0011】請求項2記載の発明は、上記第1および第
2の目的を達成するためのものであって、上記窓口処理
端末は、顧客から受け取った伝票上に加筆される際にお
けるペン先の座標の時間変化を表す筆跡データを検出す
る窓口用読み取り装置を備えるとともに、上記文字認識
手段は、窓口用読み取り装置からの筆跡データに基づく
文字認識をも併せて行う請求項1記載の窓口管理システ
ムである。
【0012】請求項3記載の発明は、上記第1および第
2の目的を達成するためのものであって、上記顧客用読
み取り装置は、伝票上の予め定められた確認欄に線画が
記入された場合には、検出済みの筆跡データを有効とし
て扱う請求項1または請求項2のいずれかに記載の窓口
管理システムである。
【0013】請求項4記載の発明は、上記第1および第
2の目的を達成するためのものであって、上記顧客用読
み取り装置は、伝票上の予め定められた取消欄に線画が
記入された場合には、検出済みの筆跡データを無効とし
て扱う請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の窓口管
理システムである。
【0014】請求項5記載の発明は、上記第1および第
2の目的を達成するためのものであって、上記顧客用読
み取り装置は、伝票上からペン先が離れてから所定時間
内に、上記確認欄および上記取消欄のいずれにも線画が
記入されず、かつ、伝票上の予め定められた欄が未記入
である場合には、検出済みの筆跡データを無効として扱
う請求項3または請求項4のいずれかに記載の窓口管理
システムである。
【0015】請求項6記載の発明は、上記第1および第
2の目的を達成するためのものであって、上記顧客用読
み取り装置は、顧客が顧客用端末装置に接近したか否か
を検出する顧客検知手段を備えるとともに、上記確認欄
および上記取消欄のいずれにも線画が記入されることな
く、当該顧客検知手段が、顧客が顧客用端末から離れた
ことを検知し、かつ、伝票上の予め定められた欄が未記
入である場合には、検出済みの筆跡データを無効として
扱う請求項3または請求項4のいずれかに記載の窓口管
理システムである。
【0016】請求項7記載の発明は、上記第1および第
2の目的を達成するためのものであって、伝票上の予め
定められた上記欄は、少なくとも顧客名および住所であ
る請求項5または請求項6のいずれかに記載の窓口管理
システム。
【0017】請求項8記載の発明は、上記第1および第
2の目的を達成するためのものであって、上記顧客用端
末は、筆跡データが有効として扱われた時刻を表すタイ
ムスタンプデータ、および/または、当該顧客用端末の
端末番号データを、当該筆跡データとともに上記窓口処
理端末に送信する請求項3乃至請求項7のいずれかに記
載の窓口管理システムである。
【0018】請求項9記載の発明は、上記第1および第
2の目的を達成するためのものであって、上記窓口処理
端末は、読み取り装置から受信した筆跡データおよびタ
イムスタンプデータに基づき、上記タイムスタンプデー
タの時刻の古い順に未処理の伝票を表示する表示手段を
備えた請求項8記載の窓口管理システムである。
【0019】請求項10記載の発明は、上記第1、第2
および第3の目的を達成するためのものであって、上記
窓口処理端末は、未処理の伝票に記載された事項のうち
少なくとも姓または団体名を表す文字列を筆跡データに
基づき認識し、この文字列を複数の顧客に対して公示す
る案内手段を備えた請求項8または請求項9のいずれか
に記載の窓口管理システムである。
【0020】請求項11記載の発明は、上記第1、第2
および第3の目的を達成するためのものであって、上記
案内手段は、姓または団体名を表す文字列を読み上げる
音声合成手段を備えた請求項10記載の窓口管理システ
ムである。
【0021】請求項12記載の発明は、上記第1、第2
および第3の目的を達成するためのものであって、上記
窓口処理端末は、上記案内手段に姓または団体名を公示
してから所定時間内に、当該姓または団体名を有する顧
客が窓口に現れなかった場合には、当該顧客の処理の順
番を繰り下げる請求項9乃至請求項11のいずれかに記
載の窓口管理システムである。
【0022】請求項13記載の発明は、上記第1および
第2の目的を達成するためのものであって、上記文字認
識手段は、予め定められた記号が上書きされた文字を認
識文字列中において検出した場合には、当該文字を認識
文字列から削除する請求項1記載の窓口管理システムで
ある。
【0023】請求項14記載の発明は、上記第1および
第2の目的を達成するためのものであって、上記第1、
第2および第3上記窓口処理端末は、伝票に捺印された
印影をイメージデータとして読み取るスキャナを備える
とともに、当該印影の照合を行う請求項1記載の窓口管
理システムである。
【0024】請求項15記載の発明は、上記第1および
第2の目的を達成するためのものであって、上記認識手
段は、筆跡データから得られたイメージデータに基づく
文字認識結果と、筆跡データに基づく文字認識結果とを
併せて判断することによって、文字認識を行う請求項1
記載の窓口管理システムである。
【0025】請求項16記載の発明は、上記第1および
第2の目的を達成するためのものであって、上記認識手
段は、上記伝票の所定欄に予め定められた種類の文字以
外の文字が記載されていると認識した場合には、当該認
識結果が誤りであると判断する請求項1記載の窓口管理
システムである。
【0026】請求項17記載の発明は、上記第1および
第2の目的を達成するためのものであって、伝票の書式
を設計可能な伝票設計用端末を備えるとともに、上記顧
客用読み取り装置および上記窓口用読み取り装置は、上
記書式に基づき、伝票上の所定領域におけるペン先端の
座標変化を検出する請求項2記載の窓口管理システムで
ある。
【0027】請求項18記載の発明は、上記第1および
第2の目的を達成するためのものであって、上記顧客用
読み取り装置は、伝票上の文字列の位置および傾きを検
出することによって、当該顧客用読み取り装置上におけ
る利用伝票の位置および傾きを補正する補正手段を備え
た請求項1記載の窓口管理システムである。
【0028】請求項19記載の発明は、上記第1および
第2の目的を達成するためのものであって、上記文字認
識手段は、伝票上に列記された複数の伝票名のいずれに
線画が付されたか否かを判断することによって当該伝票
の種別を識別する請求項1記載の窓口管理システムであ
る。
【0029】請求項20記載の発明は、上記第1および
第2の目的を達成するためのものであって、上記文字認
識手段は、伝票上に列記された複数の金額欄のいずれに
金額が記入されたか否かを判断することによって当該伝
票の種別を識別する請求項1記載の窓口管理システムで
ある。
【0030】請求項21記載の発明は、上記第1および
第2の目的を達成するためのものであって、上記顧客用
端末は、伝票の種別を選択するための切り換え手段を備
えるとともに、上記文字認識手段は、当該切り換え手段
の状態に従い伝票の種別を識別する請求項1記載の窓口
管理システムである。
【0031】請求項22記載の発明は、上記第1および
第2の目的を達成するためのものであって、伝票上に顧
客が記入する際におけるペン先の座標の時間変化を表す
筆跡データを検出するステップと、上記筆跡データに基
づき文字認識を行うステップと、認識された文字列に応
じて所定の窓口業務を処理するステップとを備えた窓口
管理方法である。
【0032】請求項23記載の発明は、上記第1、第2
および第3の目的を達成するためのものであって、顧客
用端末における伝票上に顧客が記入する際におけるペン
先の座標の時間変化を表す筆跡データを検出するステッ
プと、伝票上の予め定められた取消欄に線画が記入され
た場合には、検出済みの筆跡データを無効として扱い、
伝票上の予め定められた確認欄に線画が記入された場合
には、検出済みの筆跡データを有効として扱うステップ
と、伝票上からペン先が離れてから所定時間内に上記確
認欄および上記取消欄のいずれにも線画が記入されず、
かつ、伝票上の予め定められた欄が未記入である場合に
は、検出済みの筆跡データを無効として扱うステップ
と、筆跡データが有効として扱われた時刻を表すタイム
スタンプデータを、筆跡データとともに窓口処理端末に
送信するステップと、タイムスタンプデータの古い順に
未処理の伝票を表示するステップと、未処理の伝票に記
載された事項のうち少なくとも姓の文字列を筆跡データ
に基づき認識し、この文字列を複数の顧客に対して公示
するステップと、姓または団体名を公示してから所定時
間内に、当該姓または団体名を有する顧客が窓口に現れ
なかった場合には、当該顧客に係る伝票処理の順番を繰
り下げるステップと、窓口に現れた顧客から少なくとも
記載済みの伝票を受け取り、当該伝票に加筆される際に
おけるペンの座標を筆跡データとして検出するステップ
と、上記筆跡データに基づき文字列を認識するととも
に、当該文字列を表示するステップと、認識された文字
列および顧客から受け取った伝票に基づき窓口業務を行
うステップとを備えた窓口管理方法である。
【0033】
【発明の実施の形態】
I.第1実施形態 (1)構成 図1は、本発明の一実施形態に係る金融取引管理システ
ムの概念図である。また、図2は、この金融取引システ
ムのブロック図である。これらの図に示されるように、
金融取引管理システムは、顧客用端末1、窓口処理端末
2、ホストコンピュータ3、および伝票設計用端末5を
備えている。
【0034】顧客用端末1は、顧客が入出金伝票、振込
伝票等に必要事項を記入するためのものであり、読み取
り装置10、センサ1a、スイッチ1b、ペン1c等を
備えて構成されている。読み取り装置10は、ディジタ
イザ、カードリーダ、表示部等により構成されている。
この読み取り装置10上に伝票4を載置し、伝票4にペ
ン1cを用いて文字を直接書き込むことによって、ペン
先の座標の時間変化を表す筆跡データが検出される。ま
た、この読み取り装置10は通信機能を備えており、検
出された筆跡データを窓口処理端末2へ送信することが
できる。
【0035】センサ1aは、発光素子(発光ダイオー
ド、レーザダイオード等)、受光素子(フォトトランジ
スタ等)、検出回路等を備え、顧客が顧客用端末1に接
近しことを検知可能である。スイッチ1bは、ペン1c
が顧客によって持ち上げられたか否かを検出するための
ものであって、メカニカルスイッチ、フォトセンサ等に
よって実現可能である。これらの読み取り装置10、セ
ンサ1a、スイッチ1bは、ケーブルを解して窓口処理
端末2に接続されており、読み取り装置10から出力さ
れた筆跡データ等を窓口処理端末2に送信可能である。
また、顧客用端末には顧客用端末毎の端末番号が付与さ
れており、この端末番号も筆跡データとともに窓口処理
端末に送信される。
【0036】窓口処理端末2は、顧客用端末1から送信
された筆跡データ等、および顧客から受け取った伝票等
に基づき、入出金処理、顧客の順番待ちの管理等を実行
するためのものである。この窓口処理端末2は、読み取
り装置11、コンピュータ本体2a、ディスプレイ2
b、キーボード2c、案内ディスプレイ2d、ペン2
e、スキャナ2f等を備えて構成されている。読み取り
装置11は、顧客用端末1における読み取り端末11と
同一のものであって、行員によって伝票4に記入された
文字等を筆跡データとして検出可能なものである。ペン
2eも顧客用端末1に設置されたペン1cと同様に構成
されている。
【0037】コンピュータ本体2aは、読み取り装置1
0、11からの筆跡データ、およびキーボード2cから
入力されたデータ等に基づき、入出金等の処理、顧客の
順番待ちの管理等を実行する。ディスプレイ2bは、コ
ンピュータ本体2aに蓄えられた未処理(順番待ち)の
伝票の画像、筆跡データに基づく文字画像、筆跡データ
に基づく認識結果文字列等を表示可能である。行員は、
ディスプレイ2bに表示された認識結果文字列と実際の
伝票4に記載された文字列とを照合することにより、誤
認識による事故を未然に防止することができる。
【0038】キーボード2cは、読み取り装置11に対
する補助的な入力手段として使用されるものである。す
なわち、伝票4に記載された手書き文字が正確に認識さ
れなかったような場合に、行員がキーボード2cに正確
な文字を入力することができる。
【0039】案内ディスプレイ2dは、LEDディスプ
レイ、プラズマディスプレイ等により構成されており、
順番待ちの顧客の氏名等を順に表示するものである。本
実施形態によれば、読み取り装置10によって検出され
た筆跡データに基づき顧客氏名等を自動的に認識するこ
とができる。このため、顧客氏名等を案内ディスプレイ
2dに表示することによって顧客を窓口に呼び出すこと
が可能である。スキャナ2fは伝票に捺印された印影を
イメージデータとして読み取る機能を備えたものであ
る。なお、ハンディスキャナを用いても良い。
【0040】ホストコンピュータ3は、窓口処理端末2
に接続されており、コンピュータ本体3a、ディスプレ
イ3b、キーボード3c、データベース3d等を備えて
いる。データベース3dには、顧客の口座に関するデー
タ、処理された伝票の筆跡データ、印影を表すイメージ
データ等が保存されている。
【0041】また、ホストコンピュータ3には伝票設計
用端末5が接続されている。この伝票設計用端末5は、
入出金伝票、振込伝票等の各種伝票を設計するためのも
のである。すなわち、オペレータは、ディスプレイに表
示されたメニュー画面および伝票等を見ながら対話形式
で伝票の設計を行うことが可能である。図示されていな
いプリンタからは伝票の版下が印刷され、この版下を用
いて伝票が大量印刷される。
【0042】図3は、読み取り装置10、11のブロッ
ク図である。読み取り装置10、11は、ディジタイザ
10a、筆跡データ用メモリ10b、CPU10c、R
AM10d、ROM10e、ドライバ10f、LCD1
0g、インターフェース10k、バッファ10m、バス
10n等を備えて構成されている。
【0043】ディジタイザ10aはペン1c、2e(図
1参照)先端に埋め込まれた金属球を磁気的に検出する
ことによって、ペン1c、2e先端の座標(X座標、Y
座標)を測定する機能を備えている。例えば、利用者が
ディジタイザ10a上の伝票4にペン1c、2eによっ
て文字等を記入すると、ペン1c、2e先端のX座標お
よびY座標の時間変化を表す筆跡データがディジタイザ
10aから出力される。ペン1c、2eの速い動きを検
出するためにも、筆跡データのサンプリング回数は、1
00回/sec以上であることが望ましい。なお、圧力セ
ンサ等を用いることによってペン1c、2e先端の座標
(X座標、Y座標)および筆圧(Z座標)を検出可能な
ディジタイザ10を用いても良い。筆圧を検出可能なデ
ィジタイザ10を使用した場合には、文字認識処理をさ
らに正確に行うことが可能となる。
【0044】筆跡データ用メモリ10bは、ディジタイ
ザ10aから出力された筆跡データを一時蓄えておくた
めのものである。CPU10cは、ROM10eに書き
込まれたプログラムデータに基づき読み取り装置10全
体の動作を制御する。すなわち、CPU10cは、ディ
ジタイザ10aのサンプリングタイミングの制御、LC
D10gの表示内容の決定、送受信されたデータの解
析、伝票4のフォーマットの識別等を実行する機能を備
えている。ここで、伝票4のフォーマットは、ホストコ
ンピュータ3から与えられる。伝票4の種類によってサ
イン記入欄、利用金額記入欄等の位置が異なったとして
も、使用される伝票4のフォーマットを識別することに
より、記入された口座番号、金額等を正確に抽出するこ
とが可能となる。
【0045】RAM10dはワーク用メモリとして使用
される他、伝票のフォーマットを記憶するために使用さ
れる。電源オフ時におけるデータの消失を防止するた
め、バッテリーバックアップされたRAM、不揮発性R
AMを用いることが望ましい。ROM10eにはプログ
ラムデータ等が書き込まれ、このプログラムデータはバ
ス10nを介してCPU10cに供給される。
【0046】LCD10gは、顧客に伝票の記入方法等
を順番に指示する場合等に使用される。このLCD10
gはドライバ10fによって駆動される。インターフェ
ース10kはRS232C等の入出力インターフェース
である。すなわち、インターフェース10kはパラレル
信号をシリアル信号に変換する機能を備えている。バッ
ファ10mは電流ドライバ等により構成されており、デ
ータを確実に送受信することができる。
【0047】図4、図5、図6は、本実施形態に係る伝
票の外観図である。図4、図5に示された伝票は入出金
を兼用したものであって、入金処理および出金処理を同
一の伝票で行うことが可能である。また、図6に示され
た伝票は振込依頼書用のものである。
【0048】図4の伝票4aには、「お引き出し金額」
および「お預け入れ金額」の両欄が設けられている。こ
のため、顧客が希望する処理に応じていずれかの欄に金
額を記入することにより、筆跡データを受信したコンピ
ュータ本体2aは入出金のいずれかの処理を認識するこ
とができる。すなわち、伝票4aの「お引き出し欄」に
数字が記載された場合には出金処理がなされ、「お預け
入れ欄」に数字が記載された場合には入金処理がなされ
る。
【0049】図5に示された伝票4bは、その上部に記
載された「お引き出し/お預け入れ」のいずれかを丸印
で囲むことにより入出金のいずれかの処理を認識可能な
ものである。窓口処理端末2は、「お引き出し/お預け
入れ」のいずれの位置に丸印が記入されたかを判断する
ことにより、入金、出金のいずれかの処理を実行するこ
とができる。なお、これらの図に示されていない振込用
の伝票についても、振込金額の記入欄を、伝票4a、4
bにおける金額欄と異なる位置に設けることにより、振
込伝票か否かを識別することが可能である。また、振込
相手先等の欄に文字等が記入されたか否かを判断するこ
とによっても、振込伝票を識別することができる。
【0050】図6に示された伝票4cの上部には「お振
込先」の欄が設けられている。従って、窓口処理端末2
は、この欄に銀行名および支店名が記入されたか否かを
判断することにより振込伝票を識別することが可能とな
る。
【0051】図4、図5、および図6に示される伝票4
a、4b、4cの左下欄には、取消・確認欄40a、4
0b、40cが設けられている。顧客が伝票に記入中に
おいて誤った事項を書いたと気が付いた場合には、取消
・確認欄40a、40b、40cのうちの取消欄に×、
○等の何らかの記号(線画)を記載することにより、当
該伝票を取り消すことができる。また、顧客が伝票に記
載した事項に誤りがないと判断した場合には、取消・確
認欄40a、40b、40cの確認欄に記号を記載する
ことにより、伝票に記載した事項が筆跡データとして窓
口処理端末2に送信される。
【0052】(2)作用 (伝票設計処理)続いて、本実施形態に係る窓口管理シ
ステムの作用を説明する 図10に、伝票設計処理のフローチャートを示す。本実
施形態に係る窓口管理システムにあっては、各種伝票を
設計することが可能である。伝票の設計は、ホストコン
ピュータに接続された伝票設計用端末5によって行われ
る。
【0053】先ず、オペレータは作成しようとする伝票
のサイズをキーボードを用いて伝票設計用端末5に入力
する(S101)。なお、金融機関において使用される
一般的な入出金伝票のサイズは統一されている。
【0054】さらに、オペレータは伝票の項目、例えば
店番号、年月日欄、金額欄、取消および確認欄等を伝票
設計用端末5に指示するとともに(S102)、各項目
の桁数およびサイズ等を指示する(S103)。伝票設
計用端末5のディスプレイには指定されたサイズの伝票
の外形が表示され、オペレータはこの画面を見ながら各
項目の位置を指定する(S104)。ディスプレイには
実際の伝票が表示されるため、オペレータは容易に伝票
の設計を行うことが可能である。
【0055】次に、オペレータは各項目の属性(文字枠
サイズ、文字間距離、文字の種類等)(S105)、各
項目のチェック内容(S106)を決定する。各項目の
チェック内容としては、マスター存在チェック、範囲チ
ェック、チェックディジットチェック等がある。マスタ
ー存在チェックは、対象となる項目(フィールド)の認
識結果文字列が予め指定されたコードマスターファイル
中に存在するか否かを判断するものである。すなわち、
各項目の認識結果文字列中に予定されない文字が存在す
る場合にはエラーが出力される。なお、認識処理段階に
おいてエラーが出力された場合には、認識された文字を
修正することが可能である。
【0056】範囲チェックは、認識結果文字列の数値が
予め定められた最大値および最小値の範囲にあるか否か
を判断し、範囲外にある場合にはエラーを出力するもの
である。従って、範囲チェックの対象となる文字は数値
であることが前提となる。
【0057】チェックディジットチェックは、対象とな
る認識結果文字列中の数値をある値で割った余りを求
め、この余りに基づき数値の誤りを判断しようとするも
のである。このチェックディジットチェックは口座番号
等のチェックに適用可能である。
【0058】以上の処理によって、伝票の書式が設計さ
れると、設計後の伝票がディスプレイに表示される(S
107)。オペレータはこの画面を見ながら所望の伝票
の設計がなされたか否かを判断し(S108)、所望の
伝票の設計がなされるまでS101〜S107の処理を
繰り返し実行する。所望の伝票の設計が終了すると(S
108でYES)、設計された伝票の版下を表す画像お
よび版下を表すパラメータがプリンタ21dからプリン
トアウトされる(S109)。したがって、これらの版
下の画像および版下パラメータを用いて伝票を大量に印
刷することが可能である。また、上述の処理によって作
成された伝票の書式を表すデータ、属性を表すデータ等
は読み取り装置10、11に与えられる。
【0059】(伝票記入処理)図11に、伝票記入処理
のフローチャートを示す。先ず、顧客用端末1は、セン
サ1aがオンになったか否か、すなわち顧客が顧客用端
末1の正面に位置しているか否かを判断する(S20
1)。センサ1aがオフである場合(S201でNO)
には、顧客用端末1はセンサ1aがオンになるまでS2
01の判断を実行し続ける。顧客が顧客用端末1の前方
に位置し、センサ1aがオンになった場合(S201で
YES)には、顧客用端末1は、スイッチ1bがオンに
なったか否かを判断する(S202)。
【0060】ペン置きからペン1cが顧客によって持ち
上げられることなく、ペン1cがペン置きにある場合に
は、スイッチ1bはオフの状態のままである(S202
でNO)。この場合には、顧客用端末1は、センサ1b
およびスイッチ1cの状態を監視し続ける(S201、
S202)。一方、顧客がペン1cを持ち上げた場合に
は、スイッチがオンになり(S202でYES)、S2
03以降の処理が実行される。
【0061】S203において、顧客用端末1は、顧客
が伝票4に文字を記入しているか否か、すなわちペン1
cの先端が読み取り装置10表面に接触したか否かを判
断する。ここで、顧客が、顧客用端末1上に載置された
各種伝票の中から所望の伝票を選び、これを読み取り装
置10上に載置したとする。そして、顧客がペン1c先
端を伝票に当接させると、読み取り装置10は、伝票に
文字等が記入され始めたことを検出する(S203でY
ES)。すると、顧客用端末1は、文字未記入時間を表
すタイマをリセットする(S204)。このタイマは時
間経過に伴いカウントアップするものであり、ペン1c
先端が伝票から離れてからの時間を表すものである。S
205において、読み取り装置10はペン1c先端の座
標(X座標、Y座標)を読み取り、これらの座標を筆跡
データとして読み取り装置10内のメモリに一時蓄え
る。
【0062】続いて、顧客用端末装置1は、伝票の取消
欄に印が記入されたか否かを判断し、記入されていない
と判断した場合(S206でNO)には、S207以降
の処理を続行する。取消欄に印が記入された場合(S2
06でYES)には、顧客用端末装置1は、筆跡データ
の検出を中止し、待機状態に戻る(S201)。
【0063】一方、取消欄に印が記入されなかった場合
(S206でNO)には、顧客用端末装置1は、確認欄
に印が記載されたか否か、すなわち顧客が必要事項を全
て記入した後に確認欄に印を付したか否かを判断する
(S207)。確認欄に印が記載されていない場合(S
207でYES)には、顧客によって引き続き文字が伝
票に記載されるであろうことが予想されるため、顧客用
端末1はS203に戻り、筆跡データを検出し続ける。
顧客が伝票に文字等を記入している間、顧客用端末1は
タイマリセット(S204)、筆跡データの検出(S2
05)、取消欄および確認欄チェック(S206、S2
07)を実行し続ける。
【0064】このようにして、顧客が伝票に必要事項の
全てを記入し終わった後に確認欄に印を付すると、顧客
用端末1は読み取り装置10に蓄えられていた筆跡デー
タを窓口処理端末2に送信し(S208)、待機状態に
戻る(S201)。なお、筆跡データとともに、送信時
刻を表すデータ(タイムスタンプ)、および顧客用端末
の端末番号のデータが窓口処理端末2に送信される。
【0065】一方、S203において、顧客用端末1
が、伝票に文字が記入されていないと判断した場合、す
なわちペン1c先端が伝票に接していないと判断した場
合には、顧客用端末1は上述したタイマをカウントアッ
プ(インクリメント)する(S209)。タイマが所定
値に達していない場合には(S210でNO)、顧客用
端末1は伝票に文字が記入されているか否かを再度判断
する(S203)。顧客が伝票に文字を記載している途
中において誤記等に気が付き、伝票をそのまま放置した
ような場合には、文字未記入の時間が所定値を超え、タ
イマが所定値に達する(S210でYES)。
【0066】この後、顧客用端末1は、センサ1aある
いはスイッチ1bがオフになったか否かを判断する(S
211)。すなわち、顧客が顧客用端末1から離れた場
合、あるいは顧客がペン1cをペン置きに戻した場合
(S211でYES)には、伝票上に少なくとも名称、
金額、口座が記入されたか否かを判断する(S21
2)。この結果、顧客用端末1は、名称、金額、口座が
記入されていると判断した場合(S212でYES)に
は、これらの筆跡データを受付処理端末2に送信する
(S208)。すなわち、取消欄および確認欄のいずれ
にも印が付されていなくても、名称、金額、口座等が記
入されていれば、これらの筆跡データは有効なもととし
て扱われる。したがって、顧客が取消欄および確認欄に
印を付すのを忘れたとしても、窓口に呼び出されること
ができる。ただし、後述するように、呼び出されてから
所定時間が経過してもなお顧客が窓口に現れなかった場
合には、伝票が破棄されたこと等が考えられるため、当
該顧客に係る筆跡データは消去される。一方、S212
において、名称等が記載されていないと判断された場合
には、顧客用端末1は処理をS201に戻し、顧客が来
るのを待機する。
【0067】なお、上述の伝票記入処理の変形例とし
て、S212のステップを行わない処理も考えられる。
すなわち、取消欄および確認欄のいずれにも印が付され
ることなくタイムアップした場合には、検出済みの筆跡
データは無効として扱っても良い。
【0068】さらに、上述のS206の処理において、
伝票4に誤った文字等を書いた場合には、図9に示され
るように伝票4上において対角線をペンで書くことによ
って当該伝票を取り消すことが可能である。この図にお
いて、伝票4の4隅には矩形領域13a〜13d(かな
らずしも印刷されていることを要しない)が設けられて
いる。読み取り装置10は、矩形領域13aおよび13
b、矩形領域13cおよび13dを結ぶ直線がペンで書
かれたことを検出すると、当該伝票を取り消す処理を実
行する。本実施形態によれば、取消処理がなされた伝票
には×印が記載されるため、取消処理がなされた伝票を
容易に見分けることが可能となる。さらに、煩雑なスイ
ッチ操作を要することなく取消処理を実行できるという
利点が生ずる。
【0069】また、図7に示されるように、顧客が文字
列のうちの1字のみを誤って記載したような場合には、
この文字に重ねて2本線等の線画を書くことによって後
の認識処理においてこの文字を認識対象から除外するこ
とができる。例えば、「ナカ」の後に「ム」と書くべき
ところを、顧客が誤って」と書いた場合には、「ガ」に
重ねて2本線を引くこと等によって続けて「ムラ」を記
載することができる。かかる場合には、「ガ」の文字は
認識文字列から除外され、認識結果として「ナカムラ」
が得られることになる。
【0070】(窓口処理)図12に、窓口処理のフロー
チャートを示す。この処理は、主に窓口処理端末2によ
って実行されるものである。先ず、窓口処理端末2は、
顧客用端末1から筆跡データ等を受信した後(S30
1)、筆跡データに付されたタイムスタンプを判断する
(S302)。そして、窓口処理端末2は、タイムスタ
ンプの古い順に未処理伝票をディスプレイ2bに表示す
る(S303)。ディスプレイ2bに表示された伝票
は、筆跡データに基づき再現されたイメージ画像であ
る。但し、筆跡データに基づく認識文字列(テキストデ
ータ)を併せてディスプレイ2bに表示しても良い。
【0071】窓口処理端末2は、ディスプレイ2bに表
示された伝票の中から最も古いタイムスタンプが付され
たものを自動的に選択する(S304)。なお、行員が
ディスプレイ2bに表示された伝票の中から伝票を選択
しても良い。窓口処理端末2は、この伝票の氏名の部分
の筆跡データを基に文字認識を行い、認識結果文字列で
ある姓または団体名を案内ディスプレイ2dに表示する
ことによって顧客を窓口に呼び出す(S305)。な
お、複数の姓または団体名を案内ディスプレイ2dに表
示しても良く、この場合には顧客は何時呼び出されるか
を推測することができる。また、図示されていない音声
合成装置によって姓または団体名を呼び上げても良い。
【0072】顧客を呼び出してから一定時間経過した後
に、顧客が窓口に現れなかった場合(S306でNO)
には、顧客が伝票を持ったまま建物の外に出て行ってし
まったこと等が考えられる。そこで、このような場合に
は、次の順番の伝票を選択し(S307)、窓口に現れ
なかった顧客に係る伝票処理の順番を繰り下げる。な
お、順番を繰り下げられた顧客が後に窓口に現れた場合
には、行員はこの顧客に係る筆跡データをメモリから呼
び出し、伝票処理を行うことができる。但し、数時間
(例えば6時間)前に呼び出した顧客の筆跡データは窓
口処理端末2のファイルから自動的に削除される。これ
により、メモリが大量の筆跡データによってオーバーフ
ローすることを回避することができる。
【0073】一方、顧客が窓口に現れた場合(S306
でYES)には、行員は顧客から伝票を受け取り、これ
を読み取り装置11上に載置する。この際、読み取り装
置11の予め定められた位置に伝票を載置することが望
ましい。このようにすることによって、窓口処理端末2
は、伝票のいずれの箇所に追加事項が行員によって記載
されたかを正確に判断することができる。
【0074】行員は、読み取り装置11上の伝票太枠外
に必要事項(例えば、金種内訳等)を記載するととも
に、伝票太枠内の記載漏れを補充する(S308)。読
み取り装置11は、ペン2e先端の座標変化を筆跡デー
タとして検出し(S309)、これをメモリに蓄える。
そして、窓口処理端末2は、行員によって入力された筆
跡データの座標値を補正し、伝票の基準座標(例えば、
左下隅の座標)に対する相対座標よりなる筆跡データを
生成する。なお、伝票は行員によって読み取り装置11
の決められた位置に載置してあるため、相対座標の算出
を容易に行うことができる。
【0075】さらに、窓口処理端末2は、顧客によって
入力された筆跡データの座標値の補正を以下の手順によ
り行う。先ず、窓口処理端末2は、伝票4の文字列の先
頭文字12aおよび後尾文字列12bのそれぞれの座標
を求め、両座標を通過する直線を算出する(図8参
照)。この直線と基準線との傾きθを求めることによっ
て、読み取り装置10に対する伝票4の傾きが得られ
る。また、伝票4の位置は先頭文字12aおよび後尾文
字12bの座標によって算出することが可能である。し
たがって、筆跡データのなかから所望のデータ(姓名を
表す筆跡データ等)を正確に抽出することができ、顧客
は読み取り装置10上における伝票の位置および角度に
注意を払う必要がなくなる。
【0076】このようにして補正された2種類の筆跡デ
ータ(顧客の筆跡データおよび行員の筆跡データ)は互
いに結合され、一つの伝票に対応した一つの筆跡データ
が生成される。そして、窓口処理端末2は、この筆跡デ
ータに基づき文字認識を行う(S310)。文字認識の
手順については後に詳細に説明するがここではその概略
を説明する。先ず、文字認識をするに際して予め使用可
能な文字を決定し、これらの文字を読み取り装置11に
入力しておく。読み取り装置11上に書かれた文字は基
準筆跡データとして窓口処理端末2内に蓄えられてい
る。そして、認識しようとする筆跡データに最も類似し
た基準筆跡データが検索され、この基準筆跡データに相
当する文字が識別結果として出力される。なお、筆跡デ
ータに基づきイメージデータ(座標関数からなるデー
タ)を生成し、イメージデータを基にした文字認識を併
せて行っても良い。このように筆跡データおよびイメー
ジデータの双方を用いて文字認識を行うことによって認
識率を向上させることが可能となる。
【0077】認識された文字列は、筆跡データに基づき
再現された伝票の画像とともに、ディスプレイ2b上に
表示される。行員はこれらを見比べることにより誤認識
を発見することができるため、事故の発生を未然に防止
することが可能となる。
【0078】筆跡データに基づき文字列(姓名、口座番
号、金額等)が認識されると、窓口処理端末2は伝票処
理を行う(S311)。まず、窓口処理端末2は、伝票
の種類を識別する。図4に示される伝票4aについては
金額記入欄の位置によって伝票を識別することができ、
図5に示される伝票4bについては「お引き出し/お預
け入れ」のいずれに印が付されたかによって伝票を識別
することができる。また、図5に示される伝票について
は銀行名等が記載されたかによって伝票を識別すること
ができる。
【0079】伝票の種類が識別された後、窓口処理端末
2は伝票の種別に応じて、入金、出金、振込等のいずれ
かの処理を実行する(S311)。例えば、出金処理の
場合には、窓口処理端末2はホストコンピュータ3のデ
ータベース3dに記憶された口座から指定された金額を
引き落とす。
【0080】伝票処理が終了すると、行員は伝票に捺印
された印影をスキャナ2fに読み取らせる。読み取られ
た印影はイメージデータとして、伝票の筆跡データ、お
よびタイムスタンプのデータとともにホストコンピュー
タ3に送信される(S312)。ホストコンピュータ3
は、これらのイメージデータ、筆跡データ、およびタイ
ムスタンプのデータをデータベース3dに保存する(S
312)。これらのデータは、例えば光ディスクに書き
込まれる(S313)。ホストコンピュータはこの後、
印影を照合する必要が生じた場合には、ホストコンピュ
ータは印影のイメージデータを検索し、この印影に対応
する筆跡データおよびタイムスタンプのデータをデータ
ベース3dから読み出す。読み出されたデータに基づ
き、印影、伝票、タイムスタンプ等がディスプレイに表
示されるため、行員は照合作業を容易に行うことができ
る。さらに、本実施形態によれば、タイムスタンプおよ
び端末番号もデータベース3dに保存されるため、伝票
の照合作業等を効率良く行うことができる。例えば、特
定の日時に特定の顧客用端末を利用した顧客の伝票を検
索使用とした場合、本実施形態に係る窓口管理システム
によれば瞬時に所望の伝票を見つけだすことができる。
【0081】(文字認識処理)図13に、上述の文字認
識処理(図12のS310)の詳細のフローチャートを
示す。
【0082】この図において、窓口処理端末2は、筆跡
データの有効領域、すなわちペン1c、2eの先端がデ
ィジタイザ10a上に接触している期間のデータ領域を
抽出する(S401)。次に、窓口処理端末2は、筆跡
データの有効領域に対する正規化を行い、筆跡データの
レンジを一定範囲に収める(S402)。この筆跡デー
タの有効領域に対してアダマール変換、カーネンレーブ
変換、コサイン変換等の直交関数変換が行われ(S40
3)、時間軸(t)で表されていた筆跡データは直交軸(s)
で表される。このように直交軸で筆跡データを表現する
ことによって、筆跡の特徴部分を抽出することが可能と
なる。
【0083】直交軸(s)で表された筆跡データは関数G
[X(S)、Y(s)]によって特徴を表す値gに変換される
(S404)。一方、数字、アルファベット等、認識対
象となる文字の標本値g1、g2、g3、g4、・・・が予
め用意されている。そして、値gに最も近い標本値が検
索され(S405)、この標本値に対応する文字が認識
結果として得られる(S406)。
【0084】窓口処理端末2は、認識文字に対して種々
のデータチェックを行う(S407)。例えば、金額の
欄(データフィールド)内に数字以外の文字があるよう
な場合には、データチェックの結果はエラーとなる。こ
のようなデータチェックを行うことで、文字の誤認識を
発見することが可能となる。
【0085】認識文字のデータチェックの結果、誤認識
が検出された場合(S408でNO)には、窓口処理端
末2は次候補文字列を決定し(S409)、この文字列
に対するデータチェックを行う(S407)。一方、誤
認識が検出されなかった場合(S408でYES)に
は、認識文字が確定する。このようにして確定した認識
文字列は、上述の窓口処理(図12参照)において使用
される。
【0086】II.第2実施形態 図14を参照しながら、本発明の第2実施形態に係る窓
口管理システムを説明する。
【0087】この窓口管理システムは、LAN(Loccal
Area Network)によって複数の顧客用端末101、1
02、および複数の窓口処理端末14cが接続されてい
る点において、上述の第1実施形態に係る窓口管理シス
テムと異なっている。この図において、サーバ14aに
はクライアント14b、複数の窓口処理端末14c、伝
票設計用端末14d、ゲートウェイ14eが接続されて
いる。
【0088】顧客用端末101、102は、第1実施形
態に係る顧客用端末1と同様に構成されたものであっ
て、筆跡データを検出する読み取り装置、顧客を検知す
るセンサ等を備えている。但し、顧客用端末101は入
出金伝票専用であり、顧客用端末102は振込伝票専用
である。したがって、顧客は入出金伝票に必要事項を記
入する場合には、入出金専用の顧客用端末101を使用
し、振込伝票に必要事項を記入する場合には、振込伝票
専用の顧客用端末102を使用する必要がある。なお、
顧客用端末を2種類に分けずに、1種類の顧客用端末に
伝票種別選択用のスイッチ等を設けても良い。この場合
には、顧客用端末にスイッチ操作を顧客に指示するため
の表示を行うことが望ましい。
【0089】顧客用端末101、102はクライアント
14bに接続されており、このクライアント14bは顧
客用端末101、102から入力された筆跡データに基
づく伝票の種別判断、担当となる窓口処理端末14cの
選定等の処理を実行する。そして、クライアント14b
は、窓口処理端末14cの要求に応じて筆跡データ等を
当該窓口処理端末14bに送信する。また、クライアン
ト14bには案内ディスプレイ(未図示)が接続されて
おり、次に処理すべき伝票に係る筆跡データ等を窓口処
理端末14cに送信する際に、当該伝票に係る姓または
団体名を案内ディスプレイに表示する。
【0090】窓口処理端末14cは第1実施形態に係る
窓口処理端末2と略同様に構成されており、クライアン
ト141、読み取り装置11等を備えている。窓口処理
端末14cはクライアント14b、サーバ14cから供
給された筆跡データに基づき所定の窓口処理を行うため
のものである。行員が窓口処理端末14cのクライアン
ト141のディスプレイを見ながら次に処理しようとす
る伝票を選択すると、クライアント14bから当該伝票
に係る筆跡データ等が窓口処理端末14cに送信されて
くる。そして、呼び出された顧客が伝票等を窓口に提出
すると、行員はこの伝票を読み取り装置11上に載置
し、必要事項を記載する。読み取り装置11によって検
出された筆跡データはクライアント141に入力され、
クライアント141は当該筆跡データおよび顧客によっ
て認識された筆跡データに基づき文字認識を行う。この
文字認識結果に従い、窓口処理端末14cはホストコン
ピュータ14fのデータベースに対してアクセスを行う
ことによって入出金処理等を実行する。
【0091】なお、複数の窓口処理端末14cのそれぞ
れを、入出金処理用、振込処理用に分けても良い。この
場合には、クライアント14bは、伝票の種別に応じた
窓口処理端末に筆跡データ等を供給する必要がある。
【0092】サーバ14aは、クライアント14b、窓
口処理端末14c、伝票設計用端末14d、ゲートウェ
イ14eの要求に応じて筆跡データ等の各種データをこ
れらに供給する機能を備えている。伝票設計用端末14
dも第1実施例に係る伝票設計用端末5と同様に構成さ
れている。ゲートウェイ14eは、14aを中心とする
銀行内のLANと銀行外のホストコンピュータ14fと
を接続するためのものである。ホストコンピュータ14
fには全顧客の口座データ、筆跡データ等が保存されて
おり、窓口処理端末14cはホストコンピュータ14f
にアクセスすることによって入出金処理、振込処理等を
行うことができる。
【0093】III.他の実施形態 本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施可能である。例
えば、イメージデータに基づく文字認識と筆跡データに
基づく文字認識とを併せて行っても良い。両者の認識結
果が一致した場合には、この認識結果を用いることがで
きることは言うまでもないが、両者の認識結果が一致し
ていない場合には曖昧度を算出することによって文字認
識の精度を行員に知らしめることができる。すなわち、
両者の認識結果のずれの度合いをフラグまたは数値によ
って表された曖昧度を算出し、この曖昧度を窓口処理端
末のディスプレイに表示しても良い。但し、曖昧度も認
識文字と併せて表示可能であり、行員はこの表示を見る
ことによって文字認識の精度を確認することができる。
一方、両者の認識結果が一致する場合には、当該認識結
果が認識文字として窓口処理端末のディスプレイ等に表
示される。これにより、さらに正確な文字認識を行うこ
とが可能となる。
【0094】また、チケット予約窓口、座席予約窓口、
病院等の外来窓口等において、本発明を適用することも
可能である。例えば、チケット予約窓口において、顧客
が予約伝票に必要事項等を記入することによって、筆跡
データは窓口処理端末に転送される。そして、窓口処理
端末は筆跡データに基づく文字認識を行うとともに、順
番待ちの顧客を呼び出す。呼び出された顧客は伝票を窓
口に提出し、窓口処理端末は当該伝票に基づき予約処理
を行う。このように、種々の窓口業務に本発明を適用す
ることができる。
【0095】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば以下の効果を得ることが可能である。
【0096】第1に、データ入力のために煩雑な作業を
削減することが可能となる。上述したように、顧客によ
って伝票に記入された事項は、筆跡データとして窓口処
理端末に送信される。このため、伝票に記入された事項
を行員がキー入力する必要がなくなり、行員の作業負担
を軽減することができる。
【0097】第2に、キー入力に伴うデータの誤入力を
回避することができる。本発明によれば、伝票に記載さ
れた事項は筆跡データとして入力されるため、記載事項
をキー入力する必要がない。したがって、キー入力に伴
う誤入力を回避することが可能となる。
【0098】第3に、順番待ちの顧客を効率良く管理す
ることが可能となる。従来は、窓口における順番待ちの
客を管理するために受付札発行機等を用いなければなら
ず、客および行員は過大な負担を強いられていた。とこ
ろが、本発明によれば、顧客によって入力された筆跡デ
ータに基づき自動的に順番待ちの顧客を案内ディスプレ
イ等に表示することができるため、従来必要としていた
煩雑な管理を行う必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に窓口管理システムの概
要図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る窓口管理システム
のブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る読み取り装置のブ
ロック図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る伝票の外観図であ
る。
【図5】本発明の第1実施形態に係る伝票の外観図であ
る。
【図6】本発明の第1実施形態に係る伝票の外観図であ
る。
【図7】本発明の第1実施形態に係る文字修正処理を説
明するための図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係る伝票の位置および
角度の補正処理を説明するための図である。
【図9】本発明の第1実施形態に係る修正処理を説明す
るための図である。
【図10】本発明の第1実施形態に係る伝票設計処理を
表すフローチャートである。
【図11】本発明の第1実施形態に係る伝票記入処理を
表すフローチャートである。
【図12】本発明の第1実施形態に係る窓口処理を表す
フローチャートである。
【図13】本発明の第1実施形態に係る文字認識処理を
表すフローチャートである。
【図14】本発明の第2実施形態に係る窓口管理システ
ムのブロック図である。
【符号の説明】
1、101、102 顧客用端末 1a センサ(顧客検知手段) 2、14c 窓口処理端末 2a コンピュータ本体(認識手段) 2d 案内ディスプレイ(案内手段) 3 ホストコンピュータ 4a、4b、4c 伝票 5、14d 伝票設計用端末 10 読み取り装置(顧客用読み取り装置) 11 読み取り装置(窓口用読み取り装置)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客用端末および窓口処理端末を備えた
    窓口管理システムにおいて、前記顧客用端末は、 顧客が接近したか否かを検出する顧客検出手段と、 伝票記入用のペンが持ち上げられたか否かを検出するペ
    ン検出手段と、 板上に挟まれる伝票の上から文字が記載される場合に、
    筆記しているペン先の座標を同時に検出することによ
    り、当該ペン先座標の時間変化を表す筆跡データを出力
    する筆跡検出手段と、 ペン先端が伝票から離れてからの時間を計測するタイマ
    手段と、を備え、 前記顧客検出手段により顧客の接近を検出し、かつ、前
    記ペン検出手段によりペンが持ち上げられたことを検出
    した場合に待機状態を脱して記入待ち状態に移行させ、 前記記入待ち状態に入った場合であって前記筆跡検出手
    段により筆跡が検出されなくなった場合に、前記タイマ
    手段による計測時間が所定値に達しない限り、前記筆跡
    検出手段により筆跡が検出されるたびに当該記入待ち状
    態から筆跡検出状態に移行させ、 前記筆跡検出状態に移行した場合に、前記タイマ手段に
    よる時間計測をリセットさせ、伝票上の所定の確認欄に
    筆跡が検出されたことが検出された場合に、前記筆跡検
    出手段で検出されていた筆跡データを、送信時刻を示す
    タイムスタンプデータとともに前記窓口処理端末に送信
    可能に構成されていることを特徴とする窓口管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記顧客用端末は、 前記記入待ち状態で、前記タイマ手段による計測時間が
    所定値に達した場合において、 前記顧客検出手段により顧客が離れたことが検出された
    場合または前記ペン検出手段によりペンが置かれたこと
    が検出された場合には、さらに前記筆跡検出手段によ
    り、名称等の所定欄の筆跡が既に検出されているか否か
    を検査し、所定欄の筆跡が検出されていた場合には、検
    出されていた筆跡データを送信可能に構成 されている請
    求項1に記載の窓口管理システム。
  3. 【請求項3】 前記顧客用端末は、 前記記入待ち状態で、前記タイマ手段による計測時間が
    所定値に達した場合において、 前記顧客検出手段により顧客が離れたことが検出された
    場合または前記ペン検出手段によりペンが置かれたこと
    が検出された場合には、さらに前記筆跡検出手段によ
    り、伝票上の所定の確認欄または取消欄に筆跡が検出さ
    れているか否かを検査し、 確認欄または取消欄のいずれにも筆跡データが検出され
    ていない場合には、当該筆跡データを無効なものとする
    ことが可能に構成されている請求項1に記載の窓口管理
    システム。
  4. 【請求項4】 前記顧客用端末は、 前記筆跡検出状態において、所定の取消欄に筆跡が検出
    されたことが検出された場合には、当該筆跡データを無
    効なものとすることが可能に構成されている請求項1に
    記載の窓口管理システム。
  5. 【請求項5】 前記窓口処理端末は、 前記伝票を載置してペンで筆跡を記入することにより筆
    跡データを検出可能な読み取り手段と、 筆跡データの文字認識をする文字認識手段と、 前記顧客用端末から送信されてきた筆跡データの一部を
    文字認識した結果を、当該筆跡データとともに送信され
    たきたタイムスタンプデータに基づいて表示する表示手
    段と、を備え、 当該表示に対応して窓口に現れた顧客の筆跡データを読
    み出し、読み出した筆跡データの元となる伝票を前記読
    み取り手段に載置して記入することにより新たに検出さ
    れた追加事項に係る筆跡データを、顧客の記入に係る筆
    跡データと結合して文字認識可能に構成されている請求
    項1に記載の窓口管理システム。
  6. 【請求項6】 前記窓口処理端末は、 前記顧客用端末から送信されてきた筆跡データについ
    て、当該筆跡データとともに送信されてきたタイムスタ
    ンプデータを参照し、所定の伝票処理がされない まま所
    定の時間が経過しているものを削除可能に構成されてい
    る請求項5に記載の窓口管理システム。
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