JPH05113466A - Icデバイスの試験測定装置 - Google Patents

Icデバイスの試験測定装置

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JPH05113466A
JPH05113466A JP3268642A JP26864291A JPH05113466A JP H05113466 A JPH05113466 A JP H05113466A JP 3268642 A JP3268642 A JP 3268642A JP 26864291 A JP26864291 A JP 26864291A JP H05113466 A JPH05113466 A JP H05113466A
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press
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JP3268642A
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English (en)
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Toshihiro Kubota
俊弘 久保田
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Hitachi High Tech Corp
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ピックアンドプレイス手段により変位せしめ
られるリード加圧手段が、コンタクト部と対面する位置
で多少の位置ずれがあったとしても、このコンタクト部
に確実に倣うようにしてリードに当接させることができ
るようにする。 【構成】 リード加圧手段24は、コンタクトプレス3
2を支承するフローティングブロック30と、ピックア
ンドプレイス手段に固定されるベース板29とから構成
され、フローティングブロック30は所定間隔分だけ水
平方向に所定量変位可能となっており、かつこのフロー
ティングブロック30をコンタクト部10に倣わせるた
めに、コンタクト部10には、先端が円錐状の呼び込み
部15a,15aとなった一対の位置決めピン15,1
5が突設されており、またフローティングブロック30
側には位置決めピン15がほぼ密嵌場に挿嵌される嵌入
孔34と嵌入孔34に向けて長手となった嵌入孔35と
が形設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICデバイス(集積回
路素子)を搬送路から取り出して、ICテスタのコンタ
クト部にコンタクトさせて、その電気的特性の試験測定
を行うためのICデバイスの試験測定装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ICデバイスとしては、そのパッケージ
方式により多数の種類のものがあるが、近年において
は、QFP型その他の表面実装タイプのデバイスが広く
用いられるようになってきている。この表面実装タイプ
のデバイスは、パッケージ部の側面部から多数のリード
を延在させたもので、回路基板にはこのリードを半田付
け等の手段で実装されるようになっている。
【0003】一般にICデバイスの電気的特性の試験測
定を行うに当っては、ICハンドラを用いてデバイスを
ICテスタに供給して、このICテスタのコンタクト部
にリードをコンタクトさせるようにしている。ここで、
DIP型等のピン挿入タイプのデバイスは、傾斜シュー
トによって自重滑降させて、コンタクト部にリードピン
を挿入することにより試験測定を行うことができるが、
表面実装タイプのデバイスはコンタクト部にリードを接
触させて試験測定を行わなければならない。そして、試
験測定時には、リードをコンタクト部におけるコンタク
トピンに接触させるが、このコンタクトを確実に行うた
めに、リード加圧手段が用いられ、このリード加圧手段
によって所定の加圧力をリードに加える必要がある。し
かも、QFP型のデバイスのように、パッケージ部の四
周からリードが延在されているものにあっては、自重滑
降による搬送方式を取ることができないために、搬送治
具を用い、この搬送治具にデバイスを装架してピッチ送
り手段等の搬送手段により搬送し、所定の位置におい
て、この搬送治具からデバイスを取り出して、コンタク
ト部に移載し、然る後にリード加圧手段によりリードを
コンタクトピンに押し付けなければならない。
【0004】従来においては、デバイスを搬送治具から
取り出してコンタクト部に移載するために、このデバイ
スのパッケージ部を真空吸着する吸着ヘッドを備えたピ
ックアンドプレイス手段に装着し、この吸着ヘッドでデ
バイスを搬送路からコンタクト部に移載するようにな
し、またコンタクト部には、リード加圧手段として、内
面にリードをコンタクトピンに押し付けるためのコンタ
クトプレスを設けた開閉蓋を開閉可能に連結し、この開
閉蓋を開蓋した状態で、デバイスをコンタクト部に装着
し、然る後に開閉蓋を回動させて閉蓋することにより、
コンタクトプレスをリードに当接させて、このリードを
コンタクトピンに圧接するように構成していた。しかし
ながら、この開閉蓋の閉蓋時に、コンタクトプレスのエ
ッジ部が衝当することになるので、リードに打痕等の損
傷を来すという不都合が生じる。
【0005】このようなリードの損傷を防止するため
に、コンタクトプレスを垂直方向に移動させるように構
成したものが、本出願人によって開発されている。即
ち、ロボットその他のピックアンドプレイス手段に、デ
バイスのパッケージ部を真空吸着する吸着ヘッドと、昇
降手段により昇降可能なリード加圧手段とを装着したも
ので、吸着ヘッドにより搬送路におけるデバイスを取り
出してICテスタのコンタクト部に装架し、然る後にリ
ード加圧手段を下降させることによって、このリード加
圧手段に垂設したコンタクトプレスをリードに当接させ
て、リードをコンタクト部のコンタクトピンに圧接させ
るようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、リー
ド加圧手段を下降させることによって、そのコンタクト
プレスをリードに当接させるようにすれば、コンタクト
プレスのリードに対する当接時に、このコンタクトプレ
スはリードに面接触することになるので、リードに打痕
等が生じるおそれはない。
【0007】ところで、リード加圧手段はコンタクト部
とは別体のピックアンドプレイス手段に装着される関係
から、このリード加圧手段が下降してコンタクトプレス
がリードに当接する際に、このコンタクトプレスがリー
ドの所定の位置に確実に当接するように位置合わせを行
うことが必要となる。このコンタクトプレスの位置合わ
せを行うために、コンタクト部には一対の位置決めピン
を突設し、またリード加圧手段側には、この位置決めピ
ンが嵌入される一対の嵌入孔を形設して、リード加圧手
段が下降する際に、嵌入孔に位置決めピンを嵌入させる
ことによって、コンタクトプレスとコンタクト部との位
置合わせを行うようにしていた。
【0008】しかしながら、リード加圧手段はピックア
ンドプレイス手段に装着されている関係から、必ずしも
リード加圧手段を厳格に所定の位置に位置決めするのは
極めて困難であって、僅かではあるが、リード加圧手段
がコンタクト部に対して位置ずれすることがある。この
状態で、リード加圧手段を下降させると、それに設けた
嵌入孔が位置決めピンに嵌入できない場合が生じるとい
う不都合がある。本発明は以上のような従来技術の欠点
や問題点を解消するためになされたものであって、その
目的とするところは、ピックアンドプレイス手段により
変位せしめられるリード加圧手段が、コンタクト部と対
面する位置で多少の位置ずれがあったとしても、このコ
ンタクト部に確実に倣うようにしてリードに当接させる
ことができるようにしたICデバイスの試験測定装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、リード加圧手段に、リードに当接す
るコンタクトプレスを昇降手段に対して水平方向に変位
可能となったフローティングブロックに固着して設け、
このフローティングブロックとコンタクト部とのいずれ
か一方側の部材には、先端部にテーパ部を備えた一対の
位置決めピンを設け、他方側の部材には、これら位置決
めピンが嵌入される一対の嵌入孔を形設し、この一対か
らなる嵌入孔のうち、一方の嵌入孔を位置決めピンがほ
ぼ密嵌状に嵌入される基準孔とし、他方の嵌入孔をこの
基準孔の形設方向に向けて長手となった長孔とすること
によって、位置決めピンが嵌入孔に挿入されるときに、
フローティングブロックをコンタクト部に倣わせる構成
としたことをその特徴とするものである。
【0010】
【作用】まず、ピックアンドプレイス手段を搬送路側に
位置させて、吸着ヘッドによって搬送路に配置されてい
るデバイスのパッケージ部を真空吸着して取り出す。そ
して、ピックアンドプレイス手段をコンタクト部側に移
行させて、まず吸着ヘッドを下降させて、デバイスをこ
のコンタクト部に移載する。なお、このときに、コンタ
クト部にはデバイスの位置決め機構を設けることによ
り、デバイスはコンタクト部の所定の位置に位置決めさ
れる。そして、このデバイスの移載が完了すると、吸着
ヘッドを上昇させる。次に、リード加圧手段を下降させ
て、このリード加圧手段におけるコンタクトプレスをリ
ードに当接させて、リードをコンタクトピンに圧接する
ように加圧する。この状態でリードに通電することによ
り、その電気的特性の試験測定が行われる。
【0011】ところで、コンタクトプレスはフローティ
ングブロックに固着されており、このフローティングブ
ロックには嵌入孔(または位置決めピン)が設けられて
おり、コンタクト部にはこの嵌入孔に嵌入する位置決め
ピン(または位置決めピンが嵌入される嵌入孔)が設け
られているので、位置決めピンが嵌入孔に嵌入され、こ
の時にフローティングブロックがコンタクト部に倣うこ
とにより、コンタクトプレスが、コンタクト部に設置さ
れているデバイスのリードに対して正確に所定の位置に
当接することになる。即ち、位置決めピンにはテーパ部
が設けられているので、まずこのテーパ部から嵌入孔に
進入する。そして、一対からなる嵌入孔のうちの一方の
嵌入孔は基準孔で、この基準孔が位置決めピンに嵌入す
ることにより、フローティングブロックにおける1点が
所定の位置に変位すると共に、他方の長孔に位置決めピ
ンが嵌入することによって、フローティングブロックは
この基準孔と位置決めピンとの嵌入部を中心として水平
方向に回動するようにしてコンタクト部に倣うようにな
る。これによって、ピックアンドプレイス手段がコンタ
クト部に対して多少位置ずれしていても、フローティン
グブロックが変位することによって、このフローティン
グブロックに設けたコンタクトプレスがリードに対して
確実に所定の位置に当接する状態に補正される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。まず、図1にICデバイスの試験測定装置
の要部構成を示す。同図において、1は試験測定がなさ
れるICデバイスを示し、このデバイス1はパッケージ
部1aの四周に多数のリード1bを延在させたQFP型
のものである。デバイス1は、水平搬送路2に設けたキ
ャリア3に設置されて、このキャリア3を水平搬送路2
に沿って摺動させることによって、試験測定部にまで変
位するようになっている。この試験測定部には、ICテ
スタのコンタクト部10が設けられており、またキャリ
ア3からコンタクト部10にデバイス1を移載するため
のピックアンドプレイス手段20が配設されている。
【0013】コンタクト部10は、図2からも明らかな
ように、絶縁部材からなる本体部11にコンタクトピン
12を導出するための開口13を設けることにより構成
される。ここで、コンタクトピン12はばね性のある部
材を湾曲させたもので、このコンタクトピン12にはデ
バイス1のリード1bを所定の加圧力で圧接させること
により接続されるようになっている。また、本体部11
には、デバイス1が搭載されたときに、その4つの各角
隅部に当接することによって、このデバイス1の位置決
めを行うための位置決め突起14が突設されている。
【0014】次に、ピックアンドプレイス手段20は、
図3からも明らかなように、ガイドレール21に沿って
水平方向に往復動するスライドブロック22にそれぞれ
昇降可能に装着した吸着ヘッド23とリード加圧手段2
4とから構成される。吸着ヘッド23はデバイス1のパ
ッケージ部1aの上面を真空吸着して水平搬送路2から
取り出して、コンタクト部10に移載するためのもので
あって、このために、吸着ヘッド23には、スライドブ
ロック22を貫通するように設けた昇降ロッド25の先
端に装着されており、この昇降ロッド25には常時上昇
する状態に付勢する復帰ばね26が作用しており、この
復帰ばね26に抗して昇降ロッド25を下降させること
によって、キャリア3からデバイス1を取り出したり、
またコンタクト部10に搭載したりすることができるよ
うになっている。従って、この昇降ロッド25を下降さ
せるために、キャリア3の上部位置と、コンタクト部1
0の上部位置とに吸着駆動用のシリンダ27,28が設
けられている。
【0015】また、リード加圧手段24は、図4に示し
たように、ピックアンドプレイス手段20に固定される
ベース板29と、このベース板29に水平方向に所定量
変位可能に連結したフローティングブロック30と、こ
のフローティングブロック30に取付部31によって固
着されるコンタクトプレス32とから構成される。コン
タクトプレス32は、吸着ヘッド23を囲繞するように
4箇所設けられている。フローティングブロック30の
ベース板29への連結は、2箇所設けたボルト33によ
り行われるものであって、図5に示したように、フロー
ティングブロック30にはボルト33の軸部の外形より
大きなボルト挿通孔30aが設けられている。これによ
って、フローティングブロック30は、ボルト33とボ
ルト挿通孔30aとの間に出来る隙間分だけ、ベース板
29の板面方向に変位可能となっている。また、このフ
ローティングブロック30をコンタクト部10に倣わせ
るために、コンタクト部10には、先端が円錐状の呼び
込み部15a,15aとなった一対の位置決めピン1
5,15が突設されており、またフローティングブロッ
ク30側にはこれら各位置決めピン15が挿嵌される嵌
入孔34,35が形設されている。ここで、一方の嵌入
孔34は、その孔径が位置決めピン15の外径より僅か
に大きくなっており、従ってこの嵌入孔34は位置決め
ピン15をほぼ密嵌状に嵌入させる基準嵌入孔となって
いる。また、嵌入孔35は、嵌入孔34に向けて長手と
なった長孔からなり、フローティングブロック30を嵌
入孔34を中心として回動しながら位置決めピン15を
挿入させることができる。
【0016】ベース板24は昇降ロッド36,36の下
端部に連結した昇降板37に固定されており、この昇降
ロッド36,36はスライドブロック22に昇降自在に
挿通されて、復帰ばね38によって常時には上方に突出
する方向に付勢されている。また、コンタクト部10の
上部位置には加圧駆動用シリンダ39が設けられてお
り、この加圧駆動用シリンダ39によって復帰ばね38
に抗してリード加圧手段24が下降せしめられて、その
コンタクトプレス32をコンタクト部10に搭載したデ
バイス1のリード1bをコンタクトピン12に圧接させ
ることができるようになっている。
【0017】本実施例はこのような構成を有するもので
あって、次にその作動について説明する。水平搬送路2
に装着したキャリア3にデバイス1を搭載して駒送りさ
れて、コンタクト部10の配設位置と並ぶ位置にまで搬
送されて、当該位置において位置決めされると、ピック
アンドプレイス手段20がこのキャリア3上に位置し
て、シリンダ27が作動して昇降ロッド25を下降させ
ることによって、吸着ヘッド23がキャリア3における
デバイス1のパッケージ部1aに当接し、真空吸着され
る。この状態で、シリンダ27を縮小させると、復帰ば
ね26の作用によってデバイス1を吸着したまま吸着ヘ
ッド23が上昇して、このデバイス1をキャリア3から
取り出される。
【0018】このようにして吸着ヘッド23にデバイス
1を吸着保持したまま、スライドブロック22をガイド
レール21に沿って移動させて、コンタクト部10の上
部位置にまで変位させる。そこで、シリンダ28を作動
させて、昇降ロッド25を下降させることによって、デ
バイス1をコンタクト部10に搭載する。ここで、コン
タクト部10にはデバイス1のパッケージ部1aの4つ
の角隅部を規制する位置決め突起14が設けられている
ので、デバイス1はこのコンタクト部10内で所定の位
置に位置決めされる。そして、このデバイス1がコンタ
クト部10の所定位置に設置されると、吸着ヘッド23
から脱着して、昇降ロッド25を上昇させる。これによ
ってデバイス1がコンタクト部10に移載される。
【0019】そこで、このデバイス1の電気的特性の試
験測定を行うが、試験測定を確実に行うためには、デバ
イス1に多数設けられているリード1bを各コンタクト
ピン12に確実に当接していなければならない。このた
めに、リード加圧手段24が作動して、そのコンタクト
プレス32がリード1bと当接して、所定の加圧力によ
ってリード1bをコンタクトピン12に圧接させる。然
るに、このリード加圧手段24はスライドブロック22
に装着されていることから、ある程度は位置決めするこ
とが出来るが、僅かな位置ずれが生じるのを防止するこ
とはできない。そこで、このリード加圧手段24の位置
ずれを補正して、コンタクトプレス32を正確にリード
1bの所定の位置に当接させるために、フローティング
ブロック30は、ベース板29に対して水平方向にフロ
ーティングさせながら、コンタクト部10に倣わせるよ
うになっている。即ち、シリンダ39によって昇降ロッ
ド36が下降すると、コンタクト部10に設けた位置決
めピン15,15が、その呼び込み部15a,15aか
ら嵌入孔34,35に嵌入せしめられる。ここで、嵌入
孔34は位置決めピン15より僅かに大きな孔径となっ
ていることから、たとえリード加圧手段24が多少コン
タクト部10に対して位置ずれしていたとしても、フロ
ーティングブロック30が水平方向に変位することによ
って、嵌入孔34の部位が位置決めピン15に倣うよう
になる。これと同時に、嵌入孔35に位置決めピン15
が進入するが、この嵌入孔35は長孔となっているの
で、前述した基準となる嵌入孔34の位置を中心として
フローティングブロック30が水平方向に回動すること
になり、これによってコンタクトプレス32を取り付け
たフローティングブロック30がコンタクト部10に倣
う。従って、コンタクトプレス32は確実にデバイス1
のリード1bにおける所定の位置に当接して、このリー
ド1bをコンタクトピン12に圧接する方向に押圧す
る。この結果、デバイス1の電気的特性の試験測定を正
確に行うことが出来る。
【0020】前述した試験測定が終了すると、シリンダ
39を縮小させることによって、昇降ブロック36を上
昇させる。これによって、リード加圧手段24はデバイ
ス1から離間し、次いでピックアンドプレイス手段20
を水平搬送路2に沿って搬送される次のデバイス1を取
り出す位置に移行させ、このピックアンドプレイス手段
20とは別個のピックアンドプレイス手段により、試験
測定の終了したデバイス1を取り出してアンローダ側に
送り込む。この操作を繰り返し行うことによって、順次
デバイス1の電気的特性の試験測定が行われる。
【0021】なお、前述した実施例においては、コンタ
クト部側に位置決めピンを設け、フローティングブロッ
ク側に嵌入孔を設ける構成としたが、コンタクト部側に
嵌入孔を、フローティングブロック側に位置決めピンを
設けるようにしてもよい。また、取り扱われるデバイス
としては、前述したQFP型のものだけでなく、SOP
型のデバイス等他の表面実装型のデバイスの試験測定を
行うための装置としても構成することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように構成することによって、た
とえピックアンドプレイス手段がコンタクト部に対して
多少位置ずれしてたとしても、コンタクトプレスを確実
にリードと当接させて、このリードをコンタクトピンに
圧接させるようにすることができる。等の諸効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ICデバイスの電気的特性の試験測定装置の概
略構成を示す断面図である。
【図2】コンタクト部の構成を示す断面図である。
【図3】ピックアンドプレイス手段の構成を示す外観斜
視図である。
【図4】リード加圧手段を分解して示す斜視図である。
【図5】フローティングブロックのベース板への接続部
の断面図である。
【符号の説明】
1 ICデバイス 10 コンタクト部 12 コンタクトピン 15 位置決めピン 20 ピックアンドプレイス手段 23 吸着ヘッド 24 リード加圧手段 29 ベース板 30 フローティングブロック 32 コンタクトプレス 33 ボルト 34,35 嵌入孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピックアンドプレイス手段に、表面実装
    タイプのICデバイスのパッケージ部を真空吸着する吸
    着ヘッドと、昇降手段により昇降可能なリード加圧手段
    とを設け、吸着ヘッドにより搬送路から取り出してIC
    テスタのコンタクト部に装架し、リード加圧手段を下降
    させることによって、リードをコンタクト部のコンタク
    トピンに押し付けて、その電気的特性の試験測定を行う
    ようにしたものにおいて、前記リード加圧手段には、前
    記リードに当接するコンタクトプレスを、前記昇降手段
    に対して水平方向に変位可能となったフローティングブ
    ロックに固着して設け、このフローティングブロックと
    前記コンタクト部とのいずれか一方側の部材には、先端
    部にテーパ部を備えた一対の位置決めピンを設け、他方
    側の部材には、これら位置決めピンが嵌入される一対の
    嵌入孔を形設し、この一対からなる嵌入孔のうち、一方
    の嵌入孔を位置決めピンがほぼ密嵌状に嵌入される基準
    孔とし、他方の嵌入孔をこの基準孔の形設方向に向けて
    長手となった長孔とすることによって、位置決めピンが
    嵌入孔に挿入されるときに、前記フローティングブロッ
    クをコンタクト部に倣わせる構成としたことを特徴とす
    るICデバイスの試験測定装置。
JP3268642A 1991-09-20 1991-09-20 Icデバイスの試験測定装置 Pending JPH05113466A (ja)

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