JP2001133515A - 半導体装置のテスト治具 - Google Patents
半導体装置のテスト治具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 微細ピッチ半導体装置のテスト不良を防止す
る半導体装置のテスト治具を得る。 【解決手段】 吸着ツール9にて半導体装置3を吸着
し、半導体装置3の電極パッドとテストボード8の電極
パッドとの位置合わせを行った後に、テストボード8の
コンタクタ7と接続をとる。このために、吸着ツール9
により搬送された半導体装置3を所定の加圧力でテスト
ソケット4に搭載する。搭載された半導体装置3は、板
バネ2と板バネ2が取り付けられたフレーム1とで構成
される仮固定機構部で仮固定される。さらにこの上から
加圧部10を保持する第2の加圧部により固定される。
半導体装置3の仮固定機構部をテストソケット4に設け
ることにより、吸着ツール9上昇後のテスト準備作業中
の振動や、テストソケットを閉じる動作を行った際の衝
撃で、半導体装置3に生じ易いずれを防ぐことが可能と
なる。
る半導体装置のテスト治具を得る。 【解決手段】 吸着ツール9にて半導体装置3を吸着
し、半導体装置3の電極パッドとテストボード8の電極
パッドとの位置合わせを行った後に、テストボード8の
コンタクタ7と接続をとる。このために、吸着ツール9
により搬送された半導体装置3を所定の加圧力でテスト
ソケット4に搭載する。搭載された半導体装置3は、板
バネ2と板バネ2が取り付けられたフレーム1とで構成
される仮固定機構部で仮固定される。さらにこの上から
加圧部10を保持する第2の加圧部により固定される。
半導体装置3の仮固定機構部をテストソケット4に設け
ることにより、吸着ツール9上昇後のテスト準備作業中
の振動や、テストソケットを閉じる動作を行った際の衝
撃で、半導体装置3に生じ易いずれを防ぐことが可能と
なる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置のテス
ト治具に関し、特に詳述すると、半導体装置の機能・動
作を確認する半導体装置のテスト治具に関する。
ト治具に関し、特に詳述すると、半導体装置の機能・動
作を確認する半導体装置のテスト治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置のテスト治具は、例え
ば、半導体装置の機能・動作を確認するテストを行う治
具として構成される。この半導体装置のテストでは、電
位をかけて半導体装置の負荷を増やし、強制的に不良を
加速させ初期不良を排除するBT(Burn−In T
est)を行う。これらのテストを行うため治具は、テ
ストソケット、テストボード、コンタクタで構成される
テスト治具である。
ば、半導体装置の機能・動作を確認するテストを行う治
具として構成される。この半導体装置のテストでは、電
位をかけて半導体装置の負荷を増やし、強制的に不良を
加速させ初期不良を排除するBT(Burn−In T
est)を行う。これらのテストを行うため治具は、テ
ストソケット、テストボード、コンタクタで構成される
テスト治具である。
【0003】半導体装置は、機能向上の面から多ピン化
の傾向があり、それに伴い半導体装置の電極パッドのピ
ッチ間も0.5mmピッチから0.2mm及び0.1m
mピッチへと微細ピッチ化が進む傾向にある。従来の
0.5mmピッチ程度の半導体装置では、半導体装置の
外形と位置決めガイド板による半導体装置の電極パッド
とテストボードの電極パッドの位置合わせを行う、位置
決めガイド板への半導体装置の落とし込み方式で、コン
タクタを介しての電気的接続を行うことができた。
の傾向があり、それに伴い半導体装置の電極パッドのピ
ッチ間も0.5mmピッチから0.2mm及び0.1m
mピッチへと微細ピッチ化が進む傾向にある。従来の
0.5mmピッチ程度の半導体装置では、半導体装置の
外形と位置決めガイド板による半導体装置の電極パッド
とテストボードの電極パッドの位置合わせを行う、位置
決めガイド板への半導体装置の落とし込み方式で、コン
タクタを介しての電気的接続を行うことができた。
【0004】しかし、半導体装置の電極パッドが0.2
mmピッチさらには0.1mmピッチへと微細ピッチ化
が進行すると、位置決めガイド板と半導体装置の外形と
が、クリアランス以下の電極パッドピッチとなる。この
ため、半導体装置の電極パッドとテストボードの電極パ
ッドとの位置決めが困難となり、コンタクタを介しての
電気的接続を得ることができなくなり、従来のテストソ
ケットではテストで不具合が発生した。そこで、画像認
識による位置決め機能をもつ半導体装置搭載機によるテ
ストソケットへの半導体装置の搭載が必須となる。
mmピッチさらには0.1mmピッチへと微細ピッチ化
が進行すると、位置決めガイド板と半導体装置の外形と
が、クリアランス以下の電極パッドピッチとなる。この
ため、半導体装置の電極パッドとテストボードの電極パ
ッドとの位置決めが困難となり、コンタクタを介しての
電気的接続を得ることができなくなり、従来のテストソ
ケットではテストで不具合が発生した。そこで、画像認
識による位置決め機能をもつ半導体装置搭載機によるテ
ストソケットへの半導体装置の搭載が必須となる。
【0005】このレベルまで半導体装置の電極パッド間
が微細ピッチになると、数十μmの位置ずれがテスト不
良を生じさせることが知られている。この従来のテスト
ソケット構造では、吸着ツール上昇後のテスト準備作業
中の振動や衝撃で半導体装置の位置ずれが生じ、画像認
識による位置決めを行ったにもかかわらずコンタクタを
介しての電気的接続がとれなくなり、テストで不具合が
生じる。このため従来は、図13、図14に示すよう
に、テストソケットに組み込まれた位置決めガイド12
により、半導体装置3の外形による位置決めを行ってい
た。
が微細ピッチになると、数十μmの位置ずれがテスト不
良を生じさせることが知られている。この従来のテスト
ソケット構造では、吸着ツール上昇後のテスト準備作業
中の振動や衝撃で半導体装置の位置ずれが生じ、画像認
識による位置決めを行ったにもかかわらずコンタクタを
介しての電気的接続がとれなくなり、テストで不具合が
生じる。このため従来は、図13、図14に示すよう
に、テストソケットに組み込まれた位置決めガイド12
により、半導体装置3の外形による位置決めを行ってい
た。
【0006】しかし、微細ピッチの半導体装置3では、
従来の外形による位置決め方式において、位置決めガイ
ド12と半導体装置3の外形のクリアランス13が半導
体装置3の電極間ピッチに比べて大きく、図15、図1
6に示すように、半導体装置3が位置ずれを起こした際
には、コンタクタ7の導通部である金属細線15を通し
て半導体装置3の電極パッド16とテストボード8の電
極パッド17間の電気的接続が行えなくなる。このた
め、位置決めガイド12による半導体装置3の電極パッ
ド16とテストボード8の電極パッド17との位置合わ
せが困難となる。
従来の外形による位置決め方式において、位置決めガイ
ド12と半導体装置3の外形のクリアランス13が半導
体装置3の電極間ピッチに比べて大きく、図15、図1
6に示すように、半導体装置3が位置ずれを起こした際
には、コンタクタ7の導通部である金属細線15を通し
て半導体装置3の電極パッド16とテストボード8の電
極パッド17間の電気的接続が行えなくなる。このた
め、位置決めガイド12による半導体装置3の電極パッ
ド16とテストボード8の電極パッド17との位置合わ
せが困難となる。
【0007】そこで、画像認識による位置合わせ機能を
もつ半導体装置搭載機を利用し、半導体装置3の電極パ
ッド16とテストボード8の電極パッド17との位置合
わせを行い、テスト治具に半導体装置3を搭載すること
が必要となる。なお、図17から図20は、従来のテス
ト治具に半導体装置を装填する手順例を表した側断面図
であり、機能および手順例を示している。
もつ半導体装置搭載機を利用し、半導体装置3の電極パ
ッド16とテストボード8の電極パッド17との位置合
わせを行い、テスト治具に半導体装置3を搭載すること
が必要となる。なお、図17から図20は、従来のテス
ト治具に半導体装置を装填する手順例を表した側断面図
であり、機能および手順例を示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のテストソケット14では、図19に示すように、吸
着ツール9上昇後、半導体装置3がフリーの状態にな
る。このため、テスト準備作業中の振動やテストソケッ
ト14を閉じる動作(図20)を行った際の衝撃で、半
導体装置3の位置ずれによる半導体装置3の電極パッド
16とテストボード8の電極パッド17との位置ずれが
発生し、コンタクタ7を介しての電気的接続不良を生じ
させ、その後のテストで不具合を発生させるという問題
点を伴う。
来のテストソケット14では、図19に示すように、吸
着ツール9上昇後、半導体装置3がフリーの状態にな
る。このため、テスト準備作業中の振動やテストソケッ
ト14を閉じる動作(図20)を行った際の衝撃で、半
導体装置3の位置ずれによる半導体装置3の電極パッド
16とテストボード8の電極パッド17との位置ずれが
発生し、コンタクタ7を介しての電気的接続不良を生じ
させ、その後のテストで不具合を発生させるという問題
点を伴う。
【0009】本発明は、上記の問題点を鑑み、半導体装
置の仮固定機構部をテストソケットに設けることによ
り、微細ピッチ半導体装置のテスト不良を防止する半導
体装置のテスト治具を提供することを目的とする。
置の仮固定機構部をテストソケットに設けることによ
り、微細ピッチ半導体装置のテスト不良を防止する半導
体装置のテスト治具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の半導体装置のテスト治具は、テストボード
上に取り付けられたコンタクタと、このコンタクタと接
続をとるために被検査対象の半導体装置を装填するテス
トソケットとを有する半導体装置のテスト治具であり、
テストソケットに搭載された半導体装置がテスト準備作
業中に位置ずれしないようにこの半導体装置を仮固定す
る第1の加圧部と、コンタクタと電気的接続をとり被検
査対象となる半導体装置を押さえる第2の加圧部とを有
して構成されたことを特徴としている。
め、本発明の半導体装置のテスト治具は、テストボード
上に取り付けられたコンタクタと、このコンタクタと接
続をとるために被検査対象の半導体装置を装填するテス
トソケットとを有する半導体装置のテスト治具であり、
テストソケットに搭載された半導体装置がテスト準備作
業中に位置ずれしないようにこの半導体装置を仮固定す
る第1の加圧部と、コンタクタと電気的接続をとり被検
査対象となる半導体装置を押さえる第2の加圧部とを有
して構成されたことを特徴としている。
【0011】また、上記第1の加圧部は、テストソケッ
トに搭載された半導体装置がテスト準備作業中に位置ず
れしないようにこの半導体装置を仮固定する、仮固定機
構部を構成し、フレームとこのフレームに取り付けられ
た板バネとを有して構成するとよい。
トに搭載された半導体装置がテスト準備作業中に位置ず
れしないようにこの半導体装置を仮固定する、仮固定機
構部を構成し、フレームとこのフレームに取り付けられ
た板バネとを有して構成するとよい。
【0012】さらに、第1の加圧部のフレームは、当該
半導体装置のテスト治具と一端がひんじにより連結さ
れ、仮固定の状態で他端を当該半導体装置のテスト治具
へ固定するラッチをさらに有して構成されるとよい。
半導体装置のテスト治具と一端がひんじにより連結さ
れ、仮固定の状態で他端を当該半導体装置のテスト治具
へ固定するラッチをさらに有して構成されるとよい。
【0013】なお、上記第2の加圧部のフレームは、第
1の加圧部のフレームを上部から加圧する加圧部をさら
に有して構成されるとよい。
1の加圧部のフレームを上部から加圧する加圧部をさら
に有して構成されるとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による半導体装置のテスト治具の実施の形態を詳細に説
明する。図1から図12を参照すると、本発明の半導体
装置のテスト治具の一実施形態が示されている。
による半導体装置のテスト治具の実施の形態を詳細に説
明する。図1から図12を参照すると、本発明の半導体
装置のテスト治具の一実施形態が示されている。
【0015】図1は、本実施形態の半導体装置のテスト
治具の仮固定機構部を示す平面図(A)と側面図(B)
である。本実施形態によるテスト治具の仮固定機構部
は、図1に示すように、半導体装置を押さえる板バネ2
とそれを固定するフレーム1とで構成される。例えば、
フレーム1は、PBT(ポリブチレンテレフタレート樹
脂)やPPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)等の
エンジニアリングプラスチックであり、それにアルミや
ステンレス等の板バネ2を溶着等により固定する。
治具の仮固定機構部を示す平面図(A)と側面図(B)
である。本実施形態によるテスト治具の仮固定機構部
は、図1に示すように、半導体装置を押さえる板バネ2
とそれを固定するフレーム1とで構成される。例えば、
フレーム1は、PBT(ポリブチレンテレフタレート樹
脂)やPPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)等の
エンジニアリングプラスチックであり、それにアルミや
ステンレス等の板バネ2を溶着等により固定する。
【0016】図2から図6は、図1で示した仮固定機構
部が適用された本実施形態の半導体装置のテスト治具の
縦断面構造である。これらの各図は、半導体装置3と吸
着ツール9との関係において、その機能および手順を説
明するための図である。図2から図6で示す本実施形態
の半導体装置のテスト治具は、図1で示した仮固定機構
部の他に、テストソケット4、ひんじ5、ラッチ機構
6、11、コンタクタ7、テストボード8、加圧部1
0、を有して構成される。なお、吸着ツール9は、被測
定の半導体装置3を空気吸引力等により吸着して搬送す
る搬送具である。
部が適用された本実施形態の半導体装置のテスト治具の
縦断面構造である。これらの各図は、半導体装置3と吸
着ツール9との関係において、その機能および手順を説
明するための図である。図2から図6で示す本実施形態
の半導体装置のテスト治具は、図1で示した仮固定機構
部の他に、テストソケット4、ひんじ5、ラッチ機構
6、11、コンタクタ7、テストボード8、加圧部1
0、を有して構成される。なお、吸着ツール9は、被測
定の半導体装置3を空気吸引力等により吸着して搬送す
る搬送具である。
【0017】図1から図6に示された半導体装置のテス
ト治具において、仮固定機構部は、テストソケット4に
フレーム1の一端にひんじ5を用いた方式で、この半導
体装置のテスト治具へ開閉自在に連結される。被検査対
象の半導体装置3は、吸着ツール9を用いて搬送され、
半導体装置のテスト治具へ固定される。被検査の半導体
装置3を半導体装置のテスト治具へ搭載後に、一方がひ
んじ5で連結された仮固定機構部のもう一端を、ラッチ
6で固定する構成で組み込む。本実施形態は、上記の仮
固定機構部とテストソケット4とを備えて構成された、
半導体装置のテスト治具である。
ト治具において、仮固定機構部は、テストソケット4に
フレーム1の一端にひんじ5を用いた方式で、この半導
体装置のテスト治具へ開閉自在に連結される。被検査対
象の半導体装置3は、吸着ツール9を用いて搬送され、
半導体装置のテスト治具へ固定される。被検査の半導体
装置3を半導体装置のテスト治具へ搭載後に、一方がひ
んじ5で連結された仮固定機構部のもう一端を、ラッチ
6で固定する構成で組み込む。本実施形態は、上記の仮
固定機構部とテストソケット4とを備えて構成された、
半導体装置のテスト治具である。
【0018】テスト治具を構成する、テストソケット
4、コンタクタ7、テストボード8は、一般的な半導体
装置3のテストに利用される汎用的なものとする。例え
ば、テストソケット4は、本実施例で示したタイプの他
に、オープントップタイプのテストソケットでも適用可
能である。
4、コンタクタ7、テストボード8は、一般的な半導体
装置3のテストに利用される汎用的なものとする。例え
ば、テストソケット4は、本実施例で示したタイプの他
に、オープントップタイプのテストソケットでも適用可
能である。
【0019】コンタクタ7は、被検査の半導体装置3と
テストボード8間の電気的な接続を確保するためのコン
タクトであり、金属細線をシリコンゴム中に埋め込んだ
タイプのものや、シリコンゴム中に金属粒子を端子状に
集中的に集めた異方性導電シートタイプ、ポゴピンなど
のピン方式でも適用可能である。但し本実施例では、金
属細線をシリコンゴム中に埋め込んだ異方性導電シート
を使用している。
テストボード8間の電気的な接続を確保するためのコン
タクトであり、金属細線をシリコンゴム中に埋め込んだ
タイプのものや、シリコンゴム中に金属粒子を端子状に
集中的に集めた異方性導電シートタイプ、ポゴピンなど
のピン方式でも適用可能である。但し本実施例では、金
属細線をシリコンゴム中に埋め込んだ異方性導電シート
を使用している。
【0020】第2の加圧部となる加圧部10を有するテ
ストソケット4は、一方の端部をひんじで固定され、仮
固定機構部を加圧状態において、他方の端部をラッチ機
構11にて固定可能とされる。
ストソケット4は、一方の端部をひんじで固定され、仮
固定機構部を加圧状態において、他方の端部をラッチ機
構11にて固定可能とされる。
【0021】(実施例の動作の説明)画像認識による位
置合わせ機能をもつ半導体装置搭載機は、吸着ツール9
にて半導体装置3を吸着し(図2)、半導体装置3の電
極パッドとテストボード8の電極パッドとの位置合わせ
を行った後に、テストソケット4に組み込まれたコンタ
クタ7に所定の加圧力で吸着ツール9により搬送された
半導体装置3を搭載する(図3)。
置合わせ機能をもつ半導体装置搭載機は、吸着ツール9
にて半導体装置3を吸着し(図2)、半導体装置3の電
極パッドとテストボード8の電極パッドとの位置合わせ
を行った後に、テストソケット4に組み込まれたコンタ
クタ7に所定の加圧力で吸着ツール9により搬送された
半導体装置3を搭載する(図3)。
【0022】次に、吸着ツール9が半導体装置3をコン
タクタ7に加圧している状態で、フレーム1を下げ、ラ
ッチ機構6で半導体装置3を仮固定する(図4)。この
時、フレーム1に取り付けられている板バネ2が半導体
装置3上部を加圧し、コンタクタ7を介してテストボー
ド8に所定の力で押しつける。吸着ツール9が半導体装
置3の吸着を解除し、上昇後(図4、図5)、テストソ
ケット4に組み込まれた加圧部10で、半導体装置3と
テストボード8とがコンタクタ7を介して電気的接続が
行える加圧力にて加圧を行う(図6)。
タクタ7に加圧している状態で、フレーム1を下げ、ラ
ッチ機構6で半導体装置3を仮固定する(図4)。この
時、フレーム1に取り付けられている板バネ2が半導体
装置3上部を加圧し、コンタクタ7を介してテストボー
ド8に所定の力で押しつける。吸着ツール9が半導体装
置3の吸着を解除し、上昇後(図4、図5)、テストソ
ケット4に組み込まれた加圧部10で、半導体装置3と
テストボード8とがコンタクタ7を介して電気的接続が
行える加圧力にて加圧を行う(図6)。
【0023】上記実施形態の半導体装置のテスト治具に
よれば、半導体装置3の仮固定機構部をテストソケット
4に設けることにより、吸着ツール9上昇後のテスト準
備作業中の振動や、テストソケットを閉じる動作を行っ
た際の衝撃で、半導体装置3に生じやすいずれを防ぐこ
とが可能となる。
よれば、半導体装置3の仮固定機構部をテストソケット
4に設けることにより、吸着ツール9上昇後のテスト準
備作業中の振動や、テストソケットを閉じる動作を行っ
た際の衝撃で、半導体装置3に生じやすいずれを防ぐこ
とが可能となる。
【0024】(他の実施例)本発明の他の実施例による
テスト治具の仮固定機構部は、図7に示すような半導体
装置3を押さえる板バネ2とそれを固定するフレーム1
8で構成される。画像認識による位置合わせ機能をもつ
半導体装置搭載機は、半導体装置3を吸着する吸着ツー
ル9とは別の第2の吸着ツール19を有して半導体装置
3の仮固定用治具のフレーム18を吸着し、次に吸着ツ
ール9にて半導体装置3を吸着する(図8)。画像認識
により半導体装置3の電極パッドとテストボードの位置
合わせを行った後、吸着ツール9によりテストソケット
4に組み込まれたコンタクタ7に所定の加圧力で半導体
装置3を搭載する(図9)。
テスト治具の仮固定機構部は、図7に示すような半導体
装置3を押さえる板バネ2とそれを固定するフレーム1
8で構成される。画像認識による位置合わせ機能をもつ
半導体装置搭載機は、半導体装置3を吸着する吸着ツー
ル9とは別の第2の吸着ツール19を有して半導体装置
3の仮固定用治具のフレーム18を吸着し、次に吸着ツ
ール9にて半導体装置3を吸着する(図8)。画像認識
により半導体装置3の電極パッドとテストボードの位置
合わせを行った後、吸着ツール9によりテストソケット
4に組み込まれたコンタクタ7に所定の加圧力で半導体
装置3を搭載する(図9)。
【0025】次に、吸着ツール9が半導体装置3をコン
タクタ7へ加圧している状態で、仮固定用の仮固定機構
部を下げて、ラッチ機構6で半導体装置3を固定する
(図10)。この時、フレーム18に取り付けられてい
る板バネ2が半導体装置3上部を加圧し、コンタクタ7
を介してテストボード8に所定の力で押しつけられる。
この状態にて第2の吸着ツール19を解除する。さら
に、吸着ツール9が半導体装置3の吸着を解除して上昇
後(図11)、テストソケット4に組み込まれた加圧部
10で半導体装置3とテストボード8とがコンタクタ7
を介して電気的接続が行える加圧力にて加圧を行う(図
12)。
タクタ7へ加圧している状態で、仮固定用の仮固定機構
部を下げて、ラッチ機構6で半導体装置3を固定する
(図10)。この時、フレーム18に取り付けられてい
る板バネ2が半導体装置3上部を加圧し、コンタクタ7
を介してテストボード8に所定の力で押しつけられる。
この状態にて第2の吸着ツール19を解除する。さら
に、吸着ツール9が半導体装置3の吸着を解除して上昇
後(図11)、テストソケット4に組み込まれた加圧部
10で半導体装置3とテストボード8とがコンタクタ7
を介して電気的接続が行える加圧力にて加圧を行う(図
12)。
【0026】先に述べた実施例の場合と異なり、本他の
実施例の方法では、半導体搭載装置に半導体装置3を吸
着する第2の吸着ツール19を別に持たせる必要があ
る。しかし、仮固定用治具を真上から下ろして半導体装
置3を固定する方法のため、仮固定治具により半導体装
置3を押さえる時に、図10に示した状態での半導体装
置3の位置ずれの可能性をより低下させる。
実施例の方法では、半導体搭載装置に半導体装置3を吸
着する第2の吸着ツール19を別に持たせる必要があ
る。しかし、仮固定用治具を真上から下ろして半導体装
置3を固定する方法のため、仮固定治具により半導体装
置3を押さえる時に、図10に示した状態での半導体装
置3の位置ずれの可能性をより低下させる。
【0027】尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施
の一例である。但し、これに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施
が可能である。
の一例である。但し、これに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施
が可能である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の半導体装置のテスト治具は、テストボードのコンタク
タと電気的接続をとり、被検査対象となる半導体装置を
押さえ、この第1の加圧部をさらに上部から加圧する。
よって、テスト準備作業中の振動や、テストソケットを
閉じる動作を行った際の衝撃で、半導体装置に生じ易い
ずれを防ぐことが可能となる。
の半導体装置のテスト治具は、テストボードのコンタク
タと電気的接続をとり、被検査対象となる半導体装置を
押さえ、この第1の加圧部をさらに上部から加圧する。
よって、テスト準備作業中の振動や、テストソケットを
閉じる動作を行った際の衝撃で、半導体装置に生じ易い
ずれを防ぐことが可能となる。
【図1】本発明の半導体装置のテスト治具の実施形態に
適用される仮固定機構部を示す平面図(A)と側面図
(B)である。
適用される仮固定機構部を示す平面図(A)と側面図
(B)である。
【図2】機能および手順を説明するための図1である。
【図3】機能および手順を説明するための図2である。
【図4】機能および手順を説明するための図3である。
【図5】機能および手順を説明するための図4である。
【図6】機能および手順を説明するための図5である。
【図7】他の実施例に適用される仮固定機構部を示す平
面図(A)と側面図(B)である。
面図(A)と側面図(B)である。
【図8】他の実施例の機能および手順を説明するための
図1である。
図1である。
【図9】他の実施例の機能および手順を説明するための
図2である。
図2である。
【図10】他の実施例の機能および手順を説明するため
の図3である。
の図3である。
【図11】他の実施例の機能および手順を説明するため
の図4である。
の図4である。
【図12】他の実施例の機能および手順を説明するため
の図5である。
の図5である。
【図13】従来のテスト治具における半導体装置の位置
ずれ無しの場合を示す図である。
ずれ無しの場合を示す図である。
【図14】従来のテスト治具における半導体装置の位置
ずれした場合を示す図である。
ずれした場合を示す図である。
【図15】従来のテスト治具における微細ピッチの半導
体装置の位置ずれ無しの場合を示す図である。
体装置の位置ずれ無しの場合を示す図である。
【図16】従来のテスト治具における微細ピッチの半導
体装置の位置ずれした場合を示す図である。
体装置の位置ずれした場合を示す図である。
【図17】従来のテスト治具の機能および手順例を示し
た図1である。
た図1である。
【図18】従来のテスト治具の機能および手順例を示し
た図2である。
た図2である。
【図19】従来のテスト治具の機能および手順例を示し
た図3である。
た図3である。
【図20】従来のテスト治具の機能および手順例を示し
た図4である。
た図4である。
1、18 フレーム 2 板バネ 3 半導体装置 4 テストソケット 5 ひんじ 6 ラッチ機構 7 コンタクタ 8 テストボード 9、19 吸着ツール 10 加圧部 12 位置決めガイド 13 クリアランス 14 従来のテストソケット 15 金属細線 16 半導体装置3の電極パッド 17 テストボード8の電極パッド
Claims (6)
- 【請求項1】 テストボード上に取り付けられたコンタ
クタと、 該コンタクタと接続をとるために被検査対象の半導体装
置を装填するテストソケットと、 を有する半導体装置のテスト治具であり、 前記テストソケットに搭載された半導体装置がテスト準
備作業中に位置ずれしないように前記半導体装置を押さ
える第1の加圧部と、 前記コンタクタと電気的接続をとり被検査対象となる前
記半導体装置を押さえる第2の加圧部と、 を有して構成されたことを特徴とする半導体装置のテス
ト治具。 - 【請求項2】 前記第1の加圧部は、前記テストソケッ
トに搭載された半導体装置がテスト準備作業中に位置ず
れしないように、該半導体装置を仮固定する仮固定機構
部を構成することを特徴とする請求項1記載の半導体装
置のテスト治具。 - 【請求項3】 前記第1の加圧部は、フレームと該フレ
ームに取り付けられた板バネとを有して構成されたこと
を特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置のテ
スト治具。 - 【請求項4】 前記第1の加圧部のフレームは、当該半
導体装置のテスト治具と一端がひんじにより連結されて
構成されたことを特徴とする請求項1から3の何れかに
記載の半導体装置のテスト治具。 - 【請求項5】 前記第1の加圧部のフレームは、前記仮
固定の状態で他端を当該半導体装置のテスト治具へ固定
するラッチを、さらに有して構成されたことを特徴とす
る請求項2から4の何れかに記載の半導体装置のテスト
治具。 - 【請求項6】 前記第2の加圧部のフレームは、前記第
1の加圧部のフレームを上部から加圧する加圧部を、さ
らに有して構成されたことを特徴とする請求項1から5
の何れかに記載の半導体装置のテスト治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31794699A JP2001133515A (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | 半導体装置のテスト治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31794699A JP2001133515A (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | 半導体装置のテスト治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001133515A true JP2001133515A (ja) | 2001-05-18 |
Family
ID=18093792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31794699A Pending JP2001133515A (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | 半導体装置のテスト治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001133515A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7042238B2 (en) * | 2001-12-28 | 2006-05-09 | Nhk Spring Co., Ltd. | Socket for inspection |
CN102950114A (zh) * | 2011-08-25 | 2013-03-06 | 精工爱普生株式会社 | 分选机以及部件检查装置 |
WO2017145656A1 (ja) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | 山一電機株式会社 | 半導体装置の着脱方法、および、その方法が用いられる半導体装置の着脱装置 |
-
1999
- 1999-11-09 JP JP31794699A patent/JP2001133515A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7042238B2 (en) * | 2001-12-28 | 2006-05-09 | Nhk Spring Co., Ltd. | Socket for inspection |
CN102950114A (zh) * | 2011-08-25 | 2013-03-06 | 精工爱普生株式会社 | 分选机以及部件检查装置 |
WO2017145656A1 (ja) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | 山一電機株式会社 | 半導体装置の着脱方法、および、その方法が用いられる半導体装置の着脱装置 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030128 |