JP2602853Y2 - Ic測定選別装置 - Google Patents

Ic測定選別装置

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JP2602853Y2
JP2602853Y2 JP1993051924U JP5192493U JP2602853Y2 JP 2602853 Y2 JP2602853 Y2 JP 2602853Y2 JP 1993051924 U JP1993051924 U JP 1993051924U JP 5192493 U JP5192493 U JP 5192493U JP 2602853 Y2 JP2602853 Y2 JP 2602853Y2
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socket
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brush unit
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田中  透
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安藤電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はICの電気的特性を自
動で検査するIC測定選別装置に関し、特に、IC測定
用テスタに接続されたICソケットの接触子に付着した
半田屑などを自動で清掃除去するための構造についての
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のIC測定選別装置における測定用
ICソケットの清掃機構としては、本件出願人が先に開
示した実願平3―26785号の明細書に開示した技術があ
る。即ち、ここに開示された技術は、高温測定のときに
テスタに接続された測定用ICソケットに測定対象たる
ICが押しつけられて、ICの半田メッキが付着した場
合に、測定用ICソケットの隣り合う接触子同士が短絡
することを防止するものとして、清掃用ブラシをアクチ
ュエータによって移動させ、測定用ICソケットの接触
子の半田屑を取り除いている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この方法によ
ると、QFPのような測定用ICソケットでは、接触子
が4方向に配列されているため、接触子と接触子との間
に溜まった半田屑を取り除くのにブラシをX−Y方向に
動かさなくてはならない。アクチュエータを増やすこと
により前記課題は解決するが、アクチュエータを増やす
と機構が複雑になるばかりでなく、装置の製作費用が高
額になるという不具合がある。
【0004】この考案は、前記従来技術の課題に着目し
て提案されたもので、測定対象たるICをX―Y方向に
自由に移動可能なハンドで測定用ICソケットに運び、
前記ICを測定用ICソケットに押し付けることによっ
てICテスタで測定し、測定終了後、ハンドでICを所
定の位置に運ぶIC測定選別装置において、前記ハンド
にブラシユニットを吸着させて測定用ICソケットを清
掃させることにより、清掃機構の省スペース化を図ると
ともに、清掃機構を安価で提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この考案は、測定対象たるIC7をテスタに接続さ
れた測定用ICソケットに接触させることによりICを
測定選別するIC測定選別装置において、測定するIC
7をテスタに接続された測定用ICソケット4上に吸着
搬送して該測定用ICソケットに導通接続させるための
ハンド1と、ハンド1の移動可能領域内に設置されたハ
ンドに吸着されるブラシユニットと、ハンド1をX−Y
方向に自由に移動させるX−Yステージ2とを備え、ハ
ンド1の移動によって測定ICソケット4を定期的にブ
ラッシングする。
【0006】
【作用】前記構成のこの考案によれば、測定対象たるI
Cを吸着するハンドにブラシユニットを吸着させ、ハン
ドを測定用ICソケットの接触子の位置に合わせて動作
させることによりICソケットを定期的にブラッシング
するので、測定用ICソケットに付着した半田屑を除去
することができる。
【0007】
【実施例】次に、この考案による実施例を添付の図面を
参照して説明する。
【0008】図1に示すように、IC測定選別装置は、
ハンド1がX―Yステージ2上に、X―Y方向に自由に
移動可能に搭載されている。また、ハンド1はシリンダ
5によって上下方向にも移動可能に構成されている。ハ
ンド1の下端には吸着ノズル1aが設けられており、後
述する測定対象たるIC7およびブラシユニット3を吸
着できるように構成されている。この吸着ノズル1aは
図示しない真空ポンプなどの吸引装置に接続されてい
る。
【0009】テーブルT上には、IC7の検査測定時に
IC7と導通接続する測定用ICソケット4、IC7を
ハンド1に吸着させるためのIC供給ステージ6および
位置決め台8が設けられている。
【0010】位置決め台8には、ハンド1の吸着ノズル
1aに吸引保持される測定用ICソケット4清掃用のブ
ラシユニット3が載置されている。ブラシユニット3の
吸引側には、吸着ノズル1aが嵌り込む大きさの溝部3
aが形成されている。
【0011】吸着ノズル1aは、この溝部3aに嵌り込
むようになっているため、後述するブラッシングによっ
て横方向からの力を受けてもブラシユニット3がずれて
吸着ノズル1aから脱落することがない。
【0012】なお、溝部3aを画定する壁面には、吸着
ノズル1aが溝部3a内に進入し易くするためのテーパ
ー部3bが形成されている。また、ブラシユニット3を
載置する位置決め台8のブラシユニット収容口には、テ
ーパー部8aが形成されており、ブラッシング終了後に
ブラシユニット3を位置決め台8に戻すときの案内とし
ている。
【0013】次に、IC7の測定動作を図1から図3に
より説明する。図1では、IC供給ステージ6には、測
定対象たるIC7が載置されており、X―Yステージ2
の移動によって、ハンド1がIC供給ステージ6上のI
C7の上方に位置させられる。この後、シリンダ5の降
下作動によってハンド1を降下させ、その先端に設けら
れた吸着ノズルでIC7を吸着する。IC7の吸着が完
了すると、シリンダ5を作動させ、図2に示すようにハ
ンド1を上昇させる。
【0014】次に、X―Yステージ2を移動させて、I
C7をICソケット4上に移送させ、シリンダ5を作動
させてIC7を測定用ICソケット4の接触子4aに導
通接続するように押しつける。図3はIC7をICソケ
ット4に接触させた状態である。測定用ICソケット4
は図示しないテスタに接続されており、IC7が測定用
ICソケット4の接触子4aに導通接続することにより
IC7を測定する。このような手順で、IC供給ステー
ジ6に供給されたIC7を順次測定用ICソケット4に
運び、測定する。
【0015】ところで、IC7の高温測定の時には、I
Cの半田メッキなどの半田屑が測定用ICソケット4の
接触子4aに付着することがある。したがって、測定用
ICソケット4の接触子4aの短絡を防止し、測定に支
障が無いようにすべく、この半田屑の付着を防止し、ま
たは付着した半田屑を除去する必要が生じる。このた
め、予め設定された所定の個数のIC7の測定が終了し
たとき、図4に示すようにハンド1がブラシユニット3
上に位置するようにX―Yステージ2を移動させる。
【0016】次に、シリンダ5を降下作動させ、ハンド
1をブラシユニット3に接触させるように降下させる。
そして、図示しない吸引装置を作動させて吸着ノズル1
aによってブラシユニット3を吸着させる。
【0017】この後、吸着ノズル1aによって吸着され
たブラシユニット3を清掃対象たる測定用ICソケット
4上に移動させるべく、X―Yステージ2を移動させ
る。そして、ブラシユニット3がICソケット4上に位
置したときに、シリンダ5を作動させてブラシユニット
3を降下させて測定用ICソケット4に接触せしめると
ともに、ハンド1を作動させてICソケット4の接触子
4aをブラッシングし、接触子4aに付着した半田屑を
除去する。図5はブラシユニット3がICソケット4を
ブラッシングしている状態である。
【0018】接触子4aの清掃が終了した後、即ち、予
め定められた所定回数のブラッシングが行われた後、ブ
ラシユニット3は位置決め台8に戻され、ハンド1は再
びICの測定選別するため、IC7を測定用ICソケッ
ト4に吸着移送して接続させ、IC7を測定する。
【0019】
【考案の効果】この考案は、ICをICソケットに移送
するハンドがICソケット清掃用ブラシユニットを移送
するで、アクチュエータを別に設ける必要がなく、従来
の清掃機構に比べて、安価で小型な清掃機構を提供でき
る。
【0020】また、この考案は、定期的に、かつ、自動
的に測定用ICソケットを清掃するので、半田屑などの
付着による測定用ICソケットの接触子の短絡が生じる
ことが確実に防止でき、測定ミスを生じることがなく、
測定の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す構成図である。
【図2】ハンド1がIC7を吸着し、上昇した状態図で
ある。
【図3】IC7をICソケット4に接触させた状態図で
ある。
【図4】ハンド1がブラシユニット3上に位置すた状態
図である。
【図5】ブラシユニット3がICソケット4をブラッシ
ングしている状態図である。
【符号の説明】
1 ハンド 1a 吸着ノズル 2 X−Yテーブル 3 ブラシユニット 3a 溝 3b テーパ部 4 ICソケット 4a 接触子 5 シリンダ 6 供給ステージ 7 デバイス 8 位置決め台 8a テーパ部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICの電気的特性を自動で検査するIC
    測定選別装置において、 測定するIC(7) を吸着搬送して測定用ICソケット
    (4) に導通接続させるハンド(1) と、 ハンド(1) によって吸着されるブラシユニット(3) と、 ハンド(1) をX−Y方向に自由に移動させるX−Yステ
    ージ(2)とを備え、 ハンドの移動によって測定ICソケット(4) をブラッシ
    ングすることを特徴とするIC測定選別装置。
  2. 【請求項2】 ブラシユニット(3) の吸引側には、吸着
    ノズル(1a)が嵌り込む大きさの溝部(3a)が形成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のIC測定選別装置。
JP1993051924U 1993-08-31 1993-08-31 Ic測定選別装置 Expired - Fee Related JP2602853Y2 (ja)

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JPH0716181U JPH0716181U (ja) 1995-03-17
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