JPH05113288A - 断熱箱体及びその製造方法 - Google Patents

断熱箱体及びその製造方法

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JPH05113288A
JPH05113288A JP30231691A JP30231691A JPH05113288A JP H05113288 A JPH05113288 A JP H05113288A JP 30231691 A JP30231691 A JP 30231691A JP 30231691 A JP30231691 A JP 30231691A JP H05113288 A JPH05113288 A JP H05113288A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発泡剤にフロンガスの代替品としてHCFC
−22又はHFC134aを用いても発泡断熱材が断熱箱体よ
り洩れないようにするとともに、安定した充填発泡状態
が得られるようにする。 【構成】 底面板と天面板と背面板と側板とで構成され
た外箱10と、内箱20と、外箱10と内箱20とで形成される
空間部21に発泡充填される発泡断熱材30と、外箱10と内
箱20との嵌め合い部分をシールするホットメルト40とを
含んでいる。底面板11又は天面板12にホットメルト40の
注入用の注入口111 が開設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫等の断熱箱体と
その製造方法に係り、特に発泡剤にフロンガスの代替品
を用いた断熱箱体とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫等の断熱箱体を図を参照し
て説明する。図11は断熱箱体の背面視外観斜視図、図12
は発泡断熱材充填前の状態を示す同外観斜視図、図13は
発泡断熱材の充填直後における図11のB−B線断面図、
図14は真空断熱パネルを設けた断熱箱体における発泡断
熱材の充填状態を示す側面視断面図である。
【0003】断熱箱体100 は外箱10と、外箱10の内側に
取り付けられた内箱20と、外箱10と内箱20とで形成され
る空間部21に充填発泡する発泡断熱材30とからなってい
る。外箱10は鋼板等で形成され、前面に開口を有し、底
面板11、天面板12、背面板13及び背面板13を挟む両側板
14で形成されている。底面板11には、図外の冷蔵装置を
配置するために底面板11の一部分を折り曲げて折曲部11
Aが形成されている。内箱20は、ABS等の樹脂を真空
成形して形成されている。発泡断熱材30は、硬質ポリウ
レタンフォーム (以下、ウレタンフォームという) で発
泡剤を混合した発泡原液30Aが発泡し固化したものであ
る。
【0004】内箱20は、次のようにして外箱10に取り付
けられる。すなわち、図12に示すように、内箱20の耳部
20Aをプレス又はロール加工によって側板14の端部を加
工したフランジ部14Aに嵌め込む。また、天面板12の耳
部12Bと、底面板11の前部に設けたフランジ部11Bを前
記フランジ14Aに嵌め込む。そして、補強用アングル15
を底面板11に開設した図外の位置決め用開孔にフランジ
部14Aととにもネジ16で固定する。一方、天面板12と側
板14とには、電装部品設置用電装ボックス17が嵌め込ま
れ、ネジ18によって固定されている。
【0005】天面板12と側板14との嵌め合い部及び底面
板11と側板14との嵌め合い部には、軟質ウレタンフォー
ムなどによりウレタンフォームが洩れないようにシール
されている。そして、背面板13を前記箱体100 に取り付
ける前に、断熱箱体100 の背面側よりホットメルト注入
用ノズル31を空間部21に移動可能に挿入し、内箱20の耳
部20Aと側板14のフランジ14Aとの嵌め合い部にホット
メルト40を注入塗布する。ホットメルト40は、例えばポ
リプロピレンを加熱溶融させて流動体にしたもので、冷
却されれば固化して接着力を発揮するものである。ホッ
トメルト40の一部は、側板14の両端で底面板11及び天面
板12のコーナ部分にまで塗布される。これによって発泡
断熱材30の洩れを防止するとともに、断熱箱体100 の強
度の増加にも役立てている。
【0006】前述のように内箱20を取り付けた外箱10に
背面板13を取り付けた後、図13に示すように、前面開口
が下に、背面板13が上になるように配置する。そして、
背面板13に開設した複数個の注入口32(図11の図示例で
は2個) より注入機33を介して発泡原液30Aを空間部21
矢印方向に注入して充填発泡させるととにも、背面板13
及び底面板11に開設した複数個のガス抜き孔34より発生
ガスを排出させている。
【0007】前記発泡原液30Aの発泡剤としては従来よ
りフロンガスCFC-11(フロン11)が使用されていた。
しかし、フロン11はフロンガスの中でも成層圏のオゾン
層を破壊する力が大きく、その使用が禁止された。そこ
で代替品としてオゾン層破壊に影響の少ないHCFC-2
2 、HFC-134a 等が有力とされており、これを6%程
度含有させている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
断熱箱体100 において、前記空間部21にウレタンフォー
ム等の発泡断熱材30よりも断熱効果の高い真空断熱パネ
ル19を使用する場合とか、断熱箱体100の関連部品を取
り付ける場合には、図14に示すように、これらが邪魔に
なって断熱箱体100 の背面より、ホットメルト注入用ノ
ズル31を必要とする嵌め合い部全域にわたって挿入する
ことができないことがある。このため、発泡原液30Aを
注入した場合、ホットメルト40のシールができていない
箇所から発泡断熱材50が洩れることがある。
【0009】また、前記した発泡剤HCFC−22、HF
C−134aの沸点はフロンガスCFC−11の沸点23.8℃に
比し、−40.8℃と非常に低い。また、発泡原液30AはH
CFC-22 の含有率が6%程度であっても粘度が高く、
その上発泡時にフロス状となるという難点がある。そし
て、発泡原液30Aの注入直後では、図13に示すように空
間部21に落下位置Rより上方に向かって注入口32の真下
まで『山なり』に溜まるとともに、発泡成長し、発泡断
熱材30の頂部と注入口32の距離Aが非常に小さくなる。
ついで、発泡原液30Aの注入終了と同時に発泡した発泡
断熱材30が注入口32に到達し、さらに注入口32から噴出
する。このため、前記空間部21に密度の不均一、気泡の
乱れ、ガスボイド等が生じるという問題点があった。
【0010】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、発泡剤にフロンガスの代替品を用いても発泡断熱材
が断熱箱体よも洩れないようにするとともに、安定した
充填発泡状態が得られるようにした断熱箱体及びその製
造方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の断熱箱体
は、前面に開口を有し底面板と天面板と背面板と側板と
で構成された外箱と、外箱の内側に取り付けられた内箱
と、外箱と内箱で形成される空間部に充填発泡された発
泡断熱材を具備しており、かつ発泡断熱材の洩れを防止
するために外箱と内箱との嵌め合い部をホットメルトで
シールした断熱箱体であって、前記ホットメルトの注入
口を外箱の底面板又は天面板に複数個開設しており、ホ
ットメルトの注入口にカバー又は逆止弁、化粧テープが
取り付けられたものを含んでいる。
【0012】また、請求項4記載の断熱箱体の製造方法
は、前面に開口を有し底面板と天面板と背面板と両側面
板とで構成された外箱と、外箱の内側に取り付けられた
内箱と、外箱と内箱とで形成される空間部に充填発泡さ
れた発泡断熱材とを具備した断熱箱体の製造方法であっ
て、前記底面板に発泡断熱材を注入する複数個の注入口
とガス抜き孔とをそれぞれ開設するとともに、底面板が
下に底面板が上になるように配置し、かつ前記注入口よ
り真下に向けて発泡断熱材を注入するようにしている。
【0013】さらに、請求項5記載の断熱箱体の製造方
法は、請求項4記載の断熱箱体の製造方法において、背
面板又は底面板に発泡断熱材を注入する複数個の注入口
を、さらに背面板と底面板とに複数個のガス抜き孔をそ
れぞれ開設するとともに、開口が下に、背面板が上にな
るように配置し、かつ前記注入口より天面方向又は底面
方向に向けて斜に発泡断熱材を注入するようにしてお
り、挿入口が小判形に形成されたものを含んでいる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る断熱箱体
及びその製造方法を説明する。図1〜図3は請求項1の
発明に係る図面であって、図1はホットメルト注入中の
断熱箱体の背面視外観斜視図、図2は他の実施例を示す
断熱箱体の背面視外観斜視図、図3は真空断熱パネルを
有する断熱箱体のホットメルト注入状態を説明する側面
視断面図である。図4〜図6は請求項4の発明に係る図
面であって、図4は発泡原液注入中の断熱箱体の背面視
外観斜視図、図5は図4のX−X線断面図、図6は発泡
断熱材の発泡充填後の状態を示す側面視断面図である。
図7〜図10は請求項5の発明に係る図面であって、図7
は断熱箱体の背面視外観斜視図、図8は発泡原液注入直
後の状態を示す図7のY−Y線断面図、図9は他の実施
例を示す断熱箱体の背面視外観斜視図、図10は発泡原液
注入直後の状態を示す図9のZ−Z線断面図である。な
お、従来技術と同一の部品は同一の符号で示している。
【0015】請求項1に係る第1の発明の実施例につい
て説明する。本発明の断熱箱体101 は従来技術と同様に
外箱10と内箱20と発泡断熱材30とから構成されており、
外箱10は底面板11、天面板12、背面板13及び側板14で構
成され、さらに真空断熱パネル19が設けられている。
【0016】真空断熱パネル19は、ウレタンフォームの
数倍の断熱性を有するもので、発泡原液30Aの流路とな
る側板14の4辺から数cmの間隔Gを除いた空間部21に設
けられている。
【0017】前記断熱箱体101 の底面板11には、ホット
メルト注入用ノズル31の注入口111が複数個開設されて
いる。また、底面板11の裏面には注入口111 を塞ぐカバ
ー112 が開閉可能に設けられている。前記カバー112
は、弾性を有しており、一端部が図外の両面テープによ
って底面板11の裏面に接着されている。そして、ホット
メルト注入用ノズル31の挿抜によってカバー112 が開閉
し、発泡断熱材30の発泡時には逆止弁として作用し、発
泡断熱材30の漏出を防止するようになっている。
【0018】次に、ホットメルトの注入手順について説
明する。断熱箱体101 の背面板13を上にし、ホットメル
ト注入用ノズル31を注入口111より挿入する。内箱20を
側板14と真空断熱パネル19との隙間Gを利用してホット
メルト注入用ノズル31を天面板12付近まで近づけ、ホッ
トメルト40を側板14と内箱20との嵌め合い部分に塗布し
ながらホットメルト注入用ノズル31を矢印方向に移動さ
せる (図1及び図2参照) 。
【0019】前記のようにホットメルト40で前記嵌め合
い部分を予めシールするので、後工程で発泡断熱材30を
充填発泡させても、従来 (図14参照) のように発泡断熱
材30が漏出することがない(図3参照) 。
【0020】前記実施例においては、カバー112 を設け
るものとしたが、逆止弁であってもよい。これに替えて
化粧テープ113 を用い、ホットメルト注入用ノズル31を
注入口111 より取り出した後、化粧テープ113 を貼着し
て注入口111 を塞ぐようにしてもよい。また、注入口11
1 は、底面板11に設けるものとしたが、天面板12に設け
てもよいことはいうまでもない。
【0021】本発明によると注入口111 を底面板11又は
天面板12に設けているので、背面側からホットメルト注
入用ノズル31が挿入できない場合でも、ホットメルトシ
ールが可能となる。また、カバー112 又は化粧テープ11
3 を底面板11又は天面板12に設けているので発泡断熱材
30が洩れることがない。
【0022】次に、請求項4に係る第2の発明の実施例
について説明する。本発明の断熱箱体102 は、従来のも
のと略同様に構成されているが、底面板11は相違してい
る。底面板11には複数個 (図4の図示例では2個) の発
泡原液30Aの注入口114 が開設されており、また折曲部
11Bを含む底面板11には複数個のガス抜き孔115 が開設
されている。116 は、チャージカバーである。
【0023】前記断熱箱体102 は、次のようにして製造
される。図5に示すように、内箱20を取り付けた外箱10
を天面板12が下に、底面板11が上になるように配置し、
注入口114 に挿入した注入機33より発泡原液30Aを注入
する。発泡原液30Aは注入口114 より真下 (図示矢印方
向) に流下し、まず天面板12近傍の天井空間部12Aに溜
まり、ここで発泡し始める。そして天井空間部12Aを充
填し、ついで天井空間部12Aの近傍から底面板11より上
方 (図示破線矢印方向) に向かって発泡充填し始め、図
6に示すように空間部21が発泡断熱材30で充填されつく
されることになる。
【0024】この際、発泡によって発生するガスや空間
部21内の雰囲気気体は底面板11、11Bに開設されたガス
抜き孔115 より排出する。従って、ガスボイド等の発生
が少なく、発泡断熱材30の充填状態も良好なものとな
る。また、注入口114 は底面板11の空間部21に対応する
位置に開設されているので、注入口114 と天井空間部12
Aとの距離が断熱箱体102 の高さHに相当している。そ
れゆえ、発泡原液30Aが図5に示すように、奥行き方向
に『山なり』に溜まっても、従来のように高さHが大き
いために注入時間を充分に保持しうるので、注入口114
から発泡断熱材30が溢れたり、洩れたりすることがな
い。さらに、注入口114 が断熱箱体102 の奥行き寸法W
の略中央Pに位置しているので、発泡原液30Aの初期流
動距離が短くなるとともに、発泡原液30Aの発泡方向は
上方のみであるため、発泡距離が短くその分だけ発泡時
間が短縮され、発泡途中における発泡断熱材30の早期硬
化による発泡障害がなくなる。
【0025】本発明によると、発泡剤としてHCFC−
22等を用いた発泡断熱材を用いても、初期流動性も良好
でガスボイドの発生が少なく均一に充填されているの
で、安定した断熱箱体の製造ができる。また、注入口11
4 は外観を損ねることがないので、断熱箱体を居住空間
の間仕切り等に使用したいという市場の要望にも応じる
ことができる。なお、前記注入口114 は請求項1記載の
注入口111 と兼用するものであってもよく、別個に設け
てもよい。
【0026】次に、請求項5に係る第3の発明の実施例
を説明する。本発明の断熱箱体103 は、従来のものと略
同様に構成されているが、背面板13が相違している。
【0027】背面板13の底面板11近傍には空間部21に対
応する位置に複数個 (図7の図示例では2個)の発泡原
液30Aの注入口117 が開設されており、背面板13、折曲
部11Bを含む底面板11には、複数個のガス抜き孔118 が
開設されている。注入口117は、注入機33の挿入方向に
従って天面又は底面方向を長軸とする小判形に形成され
ている。
【0028】前記断熱箱体103 は次のようにして製造さ
れる。図8に示すように、内箱20を取り付けた外箱10を
開口が下に、背面板13が上になるように配置し、注入口
117 に挿入した注入機33より所定位置Qに向けて、すな
わち天面方向に斜めに発泡原液30Aを注入する。発泡原
液30Aは注入口117 より図示矢印方向に流下し、空間部
21の開口側の注入位置Qに『山なり』に溜まり、破線矢
印方向に発泡し始め、空間部21全体に充填される。
【0029】この際、注入口117 と注入位置Qとに対応
する背面板13の距離Lを充分大きくなるように定めてお
くと、注入機33よりの発泡原液30Aの注入時間がそれだ
け長くなる。従って、発泡断熱材30が注入口117 より噴
出したり洩れたりすることなく発泡充填が均一にゆきわ
たり、安定した充填状態を得ることができる。
【0030】また、注入口117 の形状が注入機33の挿入
方向に対して小判形に形成されているので、注入口117
と注入機33とのクリアランスが充分保証される。従っ
て、注入位置Qに対する注入機33の方向付けも調整でき
るので、安定して製造することができる。
【0031】さらに、図8において破線で示すように、
注入口117Aを背面板13の天面板12近傍に設けてもよい。
【0032】図9、図10においては、注入口119 を底面
板11の折曲部11Bに開設し、注入口119 と注入位置Rに
対応する背面板13の距離Mを前記距離Lよりさらに大き
く確保できるようにしている。断熱箱体103 の製造方法
は、前記と同様である。本実施例によると発泡原液30A
の注入時間をさらに長くすることができるので、安定し
た充填状態を得ることができる。
【0033】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
断熱箱体は、ホットメルト注入用ノズルの挿入口を外箱
の底面板又は天面板に開設している。また、請求項4記
載の断熱箱体の製造方法は、底面板に発泡断熱材を注入
する注入口とガス抜き孔とを開設し、天面板を下に、底
面板を上にして発泡断熱材を充填発泡するようにしてい
る。さらに、請求項5記載の断熱箱体の製造方法は、背
面板又は底面板に注入口を、背面板と底面板とにガス抜
き孔をそれぞれ開設し、開口を下に、背面板を上にして
充填発泡するようにしている。従って、発泡剤にフロン
ガスの代替品を用いても注入口及び内箱と外箱との嵌め
合い部分から発泡断熱材が漏出することがなく、密度の
均一な安定した発泡充填が得られるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に係る図面であって、ホットメ
ルト注入中の断熱箱体の背面視外観斜視図である。
【図2】請求項1の発明に係る図面であって、他の実施
例を示す断熱箱体の背面視外観斜視図である。
【図3】請求項1の発明に係る図面であって、真空断熱
パネルを有する断熱箱体のホットメルト注入状態を説明
する側面視断面図である。
【図4】請求項4の発明に係る図面であって、発泡原液
注入中の断熱箱体の背面視外観斜視図である。
【図5】請求項4の発明に係る図面であって、図4のX
−X線断面図である。
【図6】請求項4の発明に係る図面であって、発泡断熱
材の発泡充填後の状態を示す側面視断面図である。
【図7】請求項5の発明に係る図面であって、断熱箱体
の背面視外観斜視図である。
【図8】請求項5の発明に係る図面であって、発泡原液
注入直後の状態を示す図7のY−Y線断面図である。
【図9】請求項5の発明に係る図面であって、他の実施
例を示す断熱箱体の背面視外観斜視図である。
【図10】請求項5の発明に係る図面であって、発泡原
液注入直後の状態を示す図9のZ−Z線断面図である。
【図11】従来の断熱箱体の図面であって、断熱箱体の
背面視外観斜視図である。
【図12】従来の断熱箱体の図面であって、発泡断熱材
充填前の状態を示す同外観斜視図である。
【図13】従来の断熱箱体の図面であって、発泡断熱材
の充填直後における図11のB−B線断面図である。
【図14】従来の断熱箱体の図面であって、真空断熱パ
ネルを設けた断熱箱体における発泡断熱材の充填状態を
示す側面視断面図である。
【符号の説明】
10 外箱 11 底面板 11B 折曲部 111 注入口 112 カバー 113 化粧テープ 114 注入口 115 ガス抜き孔 117 注入口 118 ガス抜き孔 119 注入口 12 天面板 13 背面板 14 側板 20 内箱 21 空間部 30 発泡断熱材 30A 発泡原液 31 ホットメルト注入用ノズル 32 注入口 33 注入機 34 ガス抜き孔 40 ホットメルト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開口を有し底面板と天面板と背面
    板と両側板とで構成された外箱と、外箱の内側に取り付
    けられた内箱と、外箱と内箱とで形成される空間部に充
    填発泡された発泡断熱材を具備しており、かつ発泡断熱
    材の洩れを防止するために外箱と内箱との嵌め合い部を
    ホットメルトでシールした断熱箱体であって、前記ホッ
    トメルトの注入口を外箱の底面板又は天面板に複数個開
    設したことを特徴とする断熱箱体。
  2. 【請求項2】 前記注入口にはカバー又は逆止弁が取り
    付けられていることを特徴とする請求項1記載の断熱箱
    体。
  3. 【請求項3】 前記注入口に化粧テープが取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の断熱箱体。
  4. 【請求項4】 前面に開口を有し底面板と天面板と背面
    板と両側面板とで構成された外箱と、外箱の内側に取り
    付けられた内箱と、外箱と内箱とで形成される空間部に
    充填発泡された発泡断熱材とを具備した断熱箱体の製造
    方法であって、前記底面板に発泡断熱材を注入する複数
    個の注入口とガス抜き孔とをそれぞれ開設するととも
    に、天面板が下に底面板が上になるように配置し、かつ
    前記注入口より真下に向けて発泡断熱材を注入するよう
    にしたことを特徴とする断熱箱体の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の断熱箱体の製造方法にお
    いて、背面板又は底面板に発泡断熱材を注入する複数個
    の注入口を、さらに背面板と底面板とに複数個のガス抜
    き孔をそれぞれ開設するとともに、開口が下に、背面板
    が上になるように配置し、かつ前記注入口より天面方向
    又は底面方向に向けて斜めに発泡断熱材を注入するよう
    にしたことを特徴とする断熱箱体の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の注入口は、天面又は底面
    方向を長軸とする小判形に形成されていることを特徴と
    する請求項5記載の断熱箱体の製造方法。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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