JPH05112255A - 車両のエンジンメンテナンスリツド - Google Patents

車両のエンジンメンテナンスリツド

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Publication number
JPH05112255A
JPH05112255A JP29807891A JP29807891A JPH05112255A JP H05112255 A JPH05112255 A JP H05112255A JP 29807891 A JP29807891 A JP 29807891A JP 29807891 A JP29807891 A JP 29807891A JP H05112255 A JPH05112255 A JP H05112255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
vehicle
maintenance lid
maintenance
service hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29807891A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Kamishiro
英俊 神代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP29807891A priority Critical patent/JPH05112255A/ja
Publication of JPH05112255A publication Critical patent/JPH05112255A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、メンテナンス作業性を向上させる
ことができ、しかも、デザイン上の自由度が大きい車両
のエンジンメンテナンスリッドを提供することを目的と
する。 【構成】 車体後部に搭載したエンジン2をメンテナン
スする際にサービスホール7を開成させる車両1のエン
ジンメンテナンスリッド8において、エンジンルーム3
とシート5間を遮るキャビンバックパネル6に上記サー
ビスホールを形成し、該サービスホールをエンジンメン
テナンスリッド8により開閉自在に封じた構成としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のエンジンメンテ
ナンスリッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車体後部にエンジンを搭載し
た車両がある。このような車両のエンジンをメンテナン
スする際には、車体後部上面に設けられたエンジンフー
ドをその上方から開けて行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の車両では、一般的に、車体前部にエンジンを搭
載した車両に比べて、エンジンルーム自体が小さい。
【0004】このため、上記エンジンルーム内に、エン
ジンのメンテナンス作業のために必要なスペース、例え
ば手を入れて作業を行うに十分な広いスペースを確保す
ることが困難であった。
【0005】このため、例えば、特に十分なスペースを
必要とするプラグ取り替え作業等は容易でなかったの
で、このような場合のメンテナンス作業性は低かった。
【0006】また、従来の車両では、エンジンのメンテ
ナンス作業性の向上を図るためには、一般的に、エンジ
ン上部のエンジンフードの開口面積を大きくとる必要が
あった。そのため、従来のままではデザイン上の制約が
あった。
【0007】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、メンテナンス作業性を向上させることができ、しか
も、デザイン上の自由度が大きい車両のエンジンメンテ
ナンスリッドを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、車体後部に搭載したエンジンをメンテ
ナンスする際にサービスホールを開成させる車両のエン
ジンメンテナンスリッドにおいて、エンジンルームとシ
ート間を遮るキャビンバックパネルに上記サービスホー
ルを形成し、該サービスホールを上記エンジンメンテナ
ンスリッドにより開閉自在に封じた構成としている。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る車両のエンジンメンテナ
ンスリッドの一実施例について、添付図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0010】図1〜図4は、本発明の一実施例を示すも
のである。本実施例の車両1は、車体後部にエンジン2
を搭載した、いわゆる2シートタイプのものである。
【0011】車両1では、エンジンルーム3と車室4内
のシート5のシートバック5a間に位置し、これら間を
遮るキャビンバックパネル6にサービスホール7を形成
し、該サービスホールをエンジンメンテナンスリッド8
によって開閉自在に封じている。
【0012】エンジンメンテナンスリッド8は、そのリ
ッド本体9のエンジンルーム3側に位置される面に凹部
9aを有し、該凹部に遮音および遮熱作用を有する材料
10を一体的に設け、さらに、該リッド本体のエンジン
ルーム3側の面の周囲近傍に環状凹部9bを有し、該環
状凹部にシールパッキン11を嵌着した構成となってい
る。
【0013】他方、キャビンバックパネル6のサービス
ホール7の周縁には、オープニングトリム12が嵌着さ
れている。
【0014】また、キャビンバックパネル6には、その
車内4側の面に消音材およびカーペット等の内張材13
が配設され、そのエンジンルーム3側の面に遮熱材14
が配設されている。
【0015】本実施例では、エンジン2を前傾させて配
置させていることから、サービスホール7はエンジン2
のシリンダヘッド部2aのすぐ近くに位置されている。
【0016】なお、図1〜図4において、15は後輪、
16はエンジンルーム3の上方に設けられたエンジンフ
ード、17はエンジンメンテナンスリッド8の取り付け
および取り外しによって内張材13が傷付いたりしない
ようにガードする部材である。
【0017】本実施例では、エンジン2のメンテナンス
をする際には、まず、シート5のシートバック5aを外
し、次いで、エンジンメンテナンスリッド8を外してサ
ービスホール7を開成させる。
【0018】すると、サービスホール7内にエンジン2
のシリンダヘッド部2aがすぐ近くに確認できるので、
該サービスホールを通して車室4から直接エンジン2の
プラグを容易に交換することができる。このため、エン
ジンルーム3内に、エンジン2のプラグ交換のための十
分なスペースを特別に確保する必要がない。
【0019】なお、上記実施例では、本発明を2シート
タイプの車両に適用したが、本発明はこれに限らず、い
ずれのタイプの車両にも適用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
のエンジンメンテナンスリッドによれば、車体後部に搭
載したエンジンをメンテナンスする際にサービスホール
を開成させる車両のエンジンメンテナンスリッドにおい
て、エンジンルームとシート間を遮るキャビンバックパ
ネルに上記サービスホールを形成し、該サービスホール
を開閉自在に封じた構成としたので、上記エンジンのメ
ンテナンスをする際には、上記エンジンメンテナンスリ
ッドを外せば、上記サービスホールを通して車室から直
接エンジンのプラグの交換等の作業を容易に行うことが
できる。
【0021】このため、エンジンメンテナンスにおける
作業性を向上させることができるとともに、上記エンジ
ンルーム内に、エンジンメンテナンスのための十分なス
ペースを特別に確保する必要がなくなり、従来のよう
に、エンジンルーム内に、手を入れてメンテナンス作業
を行うに十分な広いスペースを確保する必要もなくな
る。
【0022】これにより、エンジンルーム内におけるエ
ンジンおよびその周辺部品のレイアウトの自由度が高ま
る。特に、上記構成により、エンジンと車体間のクリア
ランスを小さく設定できるので、例えば、ホイールベー
スの短縮化を図ることができる。
【0023】また、上記構成により、エンジンルームは
小さくて済み、そのエンジンフードを必要以上に大きく
設定する必要がなくなるので、車体後部におけるデザイ
ン上の自由度をたかめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した車両を示す概念図である。
【図2】本発明に係る車両のエンジンメンテナンスリッ
ドの一実施例の要部を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例の要部を示す斜視図である。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 車両 2 エンジン 3 エンジンルーム 4 車室 5 シート 5a シートバック 6 キャビンバックパネル 7 サービスホール 8 エンジンメンテナンスリッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体後部に搭載したエンジンをメンテナ
    ンスする際にサービスホールを開成させる車両のエンジ
    ンメンテナンスリッドにおいて、エンジンルームとシー
    ト間を遮るキャビンバックパネルに上記サービスホール
    を形成し、該サービスホールを上記エンジンメンテナン
    スリッドにより開閉自在に封じたことを特徴とする車両
    のエンジンメンテナンスリッド。
JP29807891A 1991-10-18 1991-10-18 車両のエンジンメンテナンスリツド Pending JPH05112255A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29807891A JPH05112255A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 車両のエンジンメンテナンスリツド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29807891A JPH05112255A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 車両のエンジンメンテナンスリツド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05112255A true JPH05112255A (ja) 1993-05-07

Family

ID=17854870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29807891A Pending JPH05112255A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 車両のエンジンメンテナンスリツド

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JP (1) JPH05112255A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006026979A1 (de) * 2004-09-09 2006-03-16 Wilhelm Karmann Gmbh Cabriolet-fahrzeug mit mittelmotor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006026979A1 (de) * 2004-09-09 2006-03-16 Wilhelm Karmann Gmbh Cabriolet-fahrzeug mit mittelmotor

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