JPH04266576A - 自動車の車体構造 - Google Patents

自動車の車体構造

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Publication number
JPH04266576A
JPH04266576A JP3028761A JP2876191A JPH04266576A JP H04266576 A JPH04266576 A JP H04266576A JP 3028761 A JP3028761 A JP 3028761A JP 2876191 A JP2876191 A JP 2876191A JP H04266576 A JPH04266576 A JP H04266576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel tank
floor panel
hydrogen
battery
body structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP3028761A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Okada
岡田 昭芳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP3028761A priority Critical patent/JPH04266576A/ja
Publication of JPH04266576A publication Critical patent/JPH04266576A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、自動車の車体構造に
関し、さらに詳しくは水素エンジンを搭載してなる自動
車の車体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球の温暖化等に対する関心の高
まりから、自然環境の保護が叫ばれるようになってきて
おり、自動車業界においても、無公害エンジンである水
素エンジンの開発が進められてきている(例えば、特開
昭63ー246459号公報参照)。
【0003】上記水素エンジンは、金属水素化物を水素
貯蔵源および水素発生源とする燃料タンクから供給され
る水素を燃料とするものであり、相当な重量を有する燃
料タンクを必要とする。従って、燃料タンクの設置位置
によっては自動車の重量バランスが崩れるおそれがある
ところから、燃料タンクをフロアパネルの中央部下面に
設置する試みがなされている。
【0004】ところが、この燃料タンクは、水素発生時
に膨張変形を起こすため、該変形量を予め考慮すると、
燃料タンクとフロアパネルとの間に所定の隙間を確保す
る必要があり、該隙間形成分だけ地面との間隔(即ち、
地上高)が低くなってしまうという問題が生ずる。
【0005】一方、水素エンジンを採用する場合、バッ
テリーとしてNi−H系バッテリーが必要となり、その
設置個所にも工夫が必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記の如
き課題を解消しようとしたものであり、水素エンジン用
の燃料タンクの設置スペースを有効に確保するとともに
、バッテリー収納スペースをも確保し得るようにするこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明では、上記課題
を解決するための手段として、金属水素化物を水素貯蔵
源および水素発生源とする燃料タンクを備え、該燃料タ
ンクから供給される水素を燃料とする水素エンジンを搭
載してなる自動車の車体構造において、前記燃料タンク
を、フロアパネルの中央部下面に設置し且つ該フロアパ
ネルにおいて燃料タンク上面と対向する部位に、該燃料
タンクの膨張変形量に見合うだけ車室内方に向かって突
出する湾曲部を形成するとともに、前記フロアパネルに
おける燃料タンク設置部の直前方部に、車室外方に向か
って突出する如くフロアパネルを凹陥させてなるバッテ
リー収納部を形成している。
【0008】
【作用】本願発明では、上記手段によって次のような作
用が得られる。
【0009】即ち、燃料タンクが膨張変形したとしても
、フロアパネルに形成された湾曲部によりその膨張変形
量が吸収されるとともに、フロアパネルに形成された湾
曲部およびバッテリー収納部によりフロアパネル剛性が
強化される。
【0010】
【発明の効果】金属水素化物を水素貯蔵源および水素発
生源とする燃料タンクを備え、該燃料タンクから供給さ
れる水素を燃料とする水素エンジンを搭載してなる自動
車の車体構造において、前記燃料タンクを、フロアパネ
ルの中央部下面に設置し且つ該フロアパネルにおいて燃
料タンク上面と対向する部位に、該燃料タンクの膨張変
形量に見合うだけ車室内方に向かって突出する湾曲部を
形成したので、燃料タンクが膨張変形したとしても、フ
ロアパネルに形成された湾曲部によりその膨張変形量が
吸収されることとなり、燃料タンクまでの地上高を低く
することなく、燃料タンク収納スペースを確保すること
ができるという優れた効果がある。
【0011】また、前記フロアパネルにおける燃料タン
ク設置部の直前方部に、車室外方に向かって突出する如
くフロアパネルを凹陥させてなるバッテリー収納部を形
成したので、燃料タンクの前方部位に残る余剰空間を有
効に利用してバッテリーの収納スペースが確保できると
ともに、燃料タンクとバッテリーとが隔離状態で収納で
きることとなり、安全性も向上するという効果がある。
【0012】さらに、フロアパネルに形成された湾曲部
およびバッテリー収納部は、フロアパネルの剛性強化に
大いに寄与するという効果もある。
【0013】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本願発明の好
適な実施例を説明する。
【0014】本実施例の自動車は、金属水素化物を水素
貯蔵源および水素発生源とする燃料タンク1を備え、該
燃料タンク1から供給される水素を燃料とする水素エン
ジン2を搭載してなるものである。
【0015】前記水素エンジン2は、車体3の後部に形
成されたエンジンルーム4に配置されている。
【0016】一方、前記燃料タンク1は、フロアパネル
5の中央部下面において、車体3の下面両側に配設され
たサイドフレーム6,6および前記フロアパネル5から
垂設された取付具7に対してブラケット8,8・・を介
して取り付けられている。なお、この燃料タンク1は、
水素発生時においては膨張変形するが、本実施例の場合
、燃料タンク1の上面1aのみが変形するように構成さ
れている。
【0017】而して、前記フロアパネル5において前記
燃料タンク1上面と対向する部位には、該燃料タンク1
の膨張変形量に見合うだけ車室内方に向かって突出する
湾曲部9が形成されている。
【0018】さらに、前記フロアパネル5における燃料
タンク1設置部の直前方部には、車室外方に向かって突
出する如くフロアパネル5を凹陥させてなるバッテリー
収納部10が形成されている。該バッテリー収納部10
には、Ni−H系のバッテリー11が収納されている。 なお、前記バッテリー収納部10の上部開口は、バッテ
リーカバー12により開閉自在に覆蓋されている。つま
り、バッテリー11に対するメンテナンスは車室側から
行えることとなっているのである。
【0019】図面中、符号13はバッテリーカバー12
を開閉自在に枢支するヒンジ、14は前部座席、15は
後部座席、16はステアリングホイール、17は車輪で
ある。
【0020】上記の如く構成したことにより、水素発生
時に燃料タンク1の上面1aが、図1および図2に点線
で示すように、膨張変形したとしても、フロアパネル5
に形成された湾曲部9によりその膨張変形量が吸収され
ることとなり、燃料タンク1までの地上高を低くするこ
となく、燃料タンク1の収納スペースを確保することが
できるとともに、フロアパネル5における燃料タンク1
設置部の直前方部を車室外方に向かって凹陥させてバッ
テリー収納部10を形成するようにしているため、燃料
タンク1の前方部位に残る余剰空間を有効に利用してバ
ッテリー11の収納スペースが確保できる。
【0021】また、燃料タンク1とバッテリー11とが
隔離状態で収納できることとなっているため、安全性も
向上する。
【0022】さらに、フロアパネル5に形成された湾曲
部9およびバッテリー収納部10は、フロアパネル5の
剛性強化にも大いに寄与する。
【0023】本願発明は、上記実施例の構成に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において
適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかる自動車の車体構造を
示す概略断面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【符号の説明】
1は燃料タンク、2は水素エンジン、3は車体、5はフ
ロアパネル、9は湾曲部、10はバッテリー収納部、1
1はバッテリー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  金属水素化物を水素貯蔵源および水素
    発生源とする燃料タンクを備え、該燃料タンクから供給
    される水素を燃料とする水素エンジンを搭載してなる自
    動車の車体構造であって、前記燃料タンクが、フロアパ
    ネルの中央部下面に設置され、該フロアパネルにおいて
    燃料タンク上面と対向する部位には、該燃料タンクの膨
    張変形量に見合うだけ車室内方に向かって突出する湾曲
    部が形成されており、前記フロアパネルにおける燃料タ
    ンク設置部の直前方部には、車室外方に向かって突出す
    る如くフロアパネルを凹陥させてなるバッテリー収納部
    が形成されていることを特徴とする自動車の車体構造。
JP3028761A 1991-02-22 1991-02-22 自動車の車体構造 Pending JPH04266576A (ja)

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