JP2500182Y2 - Lpgタンク - Google Patents

Lpgタンク

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JP2500182Y2
JP2500182Y2 JP8131389U JP8131389U JP2500182Y2 JP 2500182 Y2 JP2500182 Y2 JP 2500182Y2 JP 8131389 U JP8131389 U JP 8131389U JP 8131389 U JP8131389 U JP 8131389U JP 2500182 Y2 JP2500182 Y2 JP 2500182Y2
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JP
Japan
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filter
case
lpg tank
hole
gas vent
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JP8131389U
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JPH0322928U (ja
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秀幸 吉岡
雅春 谷野
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば自動車等の燃料としてLPGを使用
する車両におけるLPGタンクに係り、特にこのLPGタンク
に付設される各機能部品の配設構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、LPGを燃料として使用する自動車等のLPG貯留用
タンク10(以下、LPGタンク10と称する)は、例えば第
7図に示すように車体後部のラッゲージルームR内に配
設されている。
そして、第5図及び第6図に示すように、LPGタンク1
0内のガス燃料を図示してないエンジンに供給するため
の配管20の途中には、前記LPGタンク10の上部側に隣接
して、ガス燃料の供給をON−OFFする開閉バルブ30、ガ
ス燃料を清浄化するフィルター40、及び緊急時にガス燃
料の供給を遮断する緊急遮断装置50が配設されていると
ともに、これら各機能部品は前記LPGタンク10に固着し
たケース60で被われており、このケース60によって各機
能部品を保護し、かつ気密性を確保するように成ってい
る。
また、このケース60の内部はその一端によって、フロ
アパネル70に設けられているガス抜き孔80にシール材81
0を介して導通連結されている。さらに、前記フィルタ
ー40のメインテナンスを行うための作業孔90が、前記ケ
ース60におけるフィルター40の対向部位に設けられてい
るとともに、通常時にはこの作業孔90を被覆するための
カバー部材910が取付けられており、このカバー部材910
は気密性を確保するためにシール部材920等が介在され
ている。
一方、前記開閉バルブ30を作動するためのハンドル31
0が、前記ケース60からラッゲージルームR内にて車体
後方側に所謂オーバーハングするように突出して設けら
れており、このハンドル310を操作するように成されて
いる。
尚、このようにラッゲージルーム内に配設したLPGタ
ンクの上部側に各機能部品を付設し、かつこれらの機能
部品をLPGタンク上部側にてケースで被うようにした構
造を示す従来技術として、例えば実開昭57−474号公開
公報(実願昭55−76532号)がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし第5図乃至第7図ならびに実開昭57−474号に
示すLPGタンクの場合、各機能部品を被うためにLPGタン
ク10に固着されたケース60にはフィルター40をメインテ
ナンスするための別個の作業孔90を設ける必要があると
ともに、この作業孔90を被覆するためのカバー部材910
を取付ける必要があり、しかもこのカバー部材910によ
る前記作業孔90の被覆時には気密性を確保するために例
えばシール部材920を介在したりシール機能付きカバー
部材(910)としたりする必要がある。
また、このような構造により、フィルター40のメイン
テナンス時にはカバー部材910の脱着作業が必要になる
とともに、このフィルター40のメインテナンス後のカバ
ー部材910の取付時には、前記作業孔90を被覆したカバ
ー部材910及びシール部材920等による気密性が確保され
ているか否かを確認する必要がある。
従って、このようなフィルター40のメインテナンス時
の各作業工数が増加するとともに、ケース60への作業孔
90の穿設、この作業孔90を被覆するためのカバー部材91
0及び気密性確保のためのシール部材920等の準備という
ように、部品点数の増加及び各種設備が必要となる。
一方、ガス剃りの供給をON−OFFするための開閉バル
ブ30を作動させるハンドル310が、その操作性向上のた
め、第5図乃至第7図に示すように、LPGタンク10の上
部側にてケース60からラッゲージルームR内にて車体後
方側に所謂オーバーハングするように突出して設けられ
ているため、前記ケース60も各機能部品を被うべく、ラ
ッゲージルームR内にて車体後方側に突出する形状と成
っていることと相まって、前記ラッゲージルームR内の
スペースが狭くなるとともに、ラッゲージルームR内へ
の荷物の出し入れ等に支障を来すという不具合が生じ
る。
そこでこの考案の課題は、LPGタンクに付設されるフ
ィルター等の機能部品の配設位置及びこれらを被うケー
スの形状、配設方法等を工夫することにより、ラッゲー
ジルーム内のスペースを狭くすることなく、フィルター
メインテナンス用の作業孔及びカバー部材等を不要とす
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
そのためこの考案は、LPGタンク内のガス燃料をエン
ジンに供給する配管途中における前記LPGタンク側に、
開閉バルブ、フィルター及び緊急遮断装置を配設し、こ
れらを前記LPGタンクに固着したケースで被うととも
に、このケース内部のフロアパネルに設けたガス抜き孔
に導通連結されており、前記フィルターは作業孔を介し
てメインテナンスされるようにしたLPGタンクにおい
て、前記ケース内のフィルターをフロアパネルに設けた
ガス抜き孔に対向する部位に配設して、このフィルター
メインテナンス用の前記作業孔をガス抜き孔で兼用する
ようにしたことを特徴とする。
〔作用〕
上述の手段によれば、フロアパネルに設けたガス抜き
孔を介してフィルターのメインテナンスを行うことがで
きるため、このフィルターメインテナンス用の作業孔及
びカバー部材等を不要にすることができるとともに、こ
れに伴って気密性の確保及び確認等を不要とすることが
でき、しかもラッゲージルームのスペースが狭くなるこ
とはない。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて、この考案の実施例を説明
する。
第1図から第4図までの図面はこの考案の一実施例を
示しており、第1図はケース内における各機能部品の配
設状態(断面図示してない)を同時に示した第2図のI
−I線断面図、第2図はケース内を透視した第1図のII
視正面図、第3図はケース周りの概略斜視図、第4図は
フィルター単体の斜視図である。
尚、第1図には各機能部品を被うケースにおける第5
図乃至第7図に示す従来技術の構成の配設固着状態を二
点鎖線で示している。
そして、これら第1図乃至第4図に示すように、LPG
タンク1内にガス燃料を図示してないエンジンに供給す
るための配管2の途中には、前記LPGタンク1側に隣接
して開閉バルブ3、フィルター4及び緊急遮断装置5が
配設されており、これらの機能部品は前記LPGタンク1
に固着したケース6で被われるとともに、このケース6
の内部はフロアパネル7に設けたガス抜き孔8にシール
材81を介して導通連結されている。
また、前記フィルター4は前記ケース6に設けた作業
孔9を介してメインテナンスされるとともに、前記開閉
バルブ3はケース6の外側に配設したハンドル31によっ
て開閉作動されるように成っている。
このように構成されたLPGタンクであって、第1図に
示すようにLPGタンク1側に隣接して、これからエンジ
ンへの配管2の途中に配設されるフィルター4を、この
フィルター4等の機能部品を被うためのケース6の内部
が導通連結されるべく、フロアパネル7に設けたガス抜
き孔8に対向する部位であるLPGタンク1の下部側に配
設することにより、このフィルター4のメインテナンス
用の作業孔9を前記ガス抜き孔8で兼用するようにし
て、前記ケース6への別個の作業孔(9)の開口穿設を
不要としたものである。
ここで、この実施例では、フロアパネル7に設けたガ
ス抜き孔8の上部にフィルター4を配設するとともに、
このフィルター4に隣接した位置に他の機能部品である
開閉バルブ3及び緊急遮断装置5も配設するような構成
と成っている。
そして、このような機能部品の配設により、第1図乃
至第3図に示すように、これらを被うべくLPGタンク1
に固着されるケース6は、ラッゲージルームR内にて車
体後方側に突出することがなく、LPGタンク1の下部側
から前記フロアパネル7のガス抜き孔8に向けて配設さ
れ、このガス抜き孔8にシール材81を介して導通連結さ
れている。
また、この実施例では、前述したように機能部品の配
設に伴って、前記開閉バルブ3の作動用ハンドル31を、
ラッゲージルームR内にてケース6から車体後方側に突
出することなく、車体幅方向に90度変更して、ケース6
の側部から車体幅方向に突出て設けられている。
而して、フィルター4のメインテナンス時には、フロ
アパネル7に設けたガス抜き孔8を介してケース6内の
フィルター4を直接脱着することができる。
即ち前記ガス抜き孔8を介して第4図に示す如く、ボ
ルト41を脱着してフィルターカバー42を脱着することに
より、このフィルター4の脱着によるメインテナンス作
業を容易に行うことができる。
従って、フィルター4をメインテナンスするための作
業孔9をガス抜き孔8で兼用することができるため、ケ
ース6に別個の作業孔(9)を設ける必要がなくなると
ともに、これに伴って作業孔9を被覆するための気密性
確保を考慮したカバー部材も不要とすることができる。
また、このような構造により、フィルター4のメイン
テナンス時であっても作業孔9被覆用のスバー部材の脱
着作業が不要になるとともに、このカバー部材の被覆に
よる気密性の確保及び気密性の確認等を不要とすること
ができるため、シール部材を介在したり、シール機能付
きカバー部材等を用いる必要がない。
従って、信頼性を向上することができ、かつ各作業性
を大巾に向上することができるとともに、フィルター4
のメインテナンス時の各作業工数および部品点数を低減
することができ、各種設備をも不要とすることができる
ため、大巾なコスト低減を図ることができる。
一方、このような各機能部品の配設及びケース6の配
設固着に伴って、開閉バルブ3を作動するためのハンド
ル31は、LPGタンク1の下部側においてラッゲージルム
R内におけるケース6の側部から車体幅方向に向けて突
出して設けられているため、第1図の二点鎖線で示す如
く、従来技術の構成のようにラッゲージルームR内にて
LPGタンク1の上部側におけるケース6から車体後方側
に所謂オーバーハングするように突出して設けられてい
るものではない。
従って、ケース6も第1図に示すようにLPGタンク1
の下部側からその下方のガス抜き孔8に向けて配設され
ており、図中の二点鎖線で示す従来技術の構成のように
ラッゲージルームR内にて車体後方側にオーバーハング
するように突出する形状とは成っていないことと相まっ
て、ラッゲージルームR内のスペースを拡大することが
できるとともに、このラッゲージルームR内への荷物の
出し入れ等に支障を来すことは全くない。
即ち、第1図に示すように従来技術の構成によるラッ
ゲージルームRの車体前後方向のスペース寸法Aに対
し、この考案の構成によるラッゲージルームRの車体前
後方向のスペース寸法はBとなり、寸法C分だけラッゲ
ージルームRのスペースを拡大することができるもので
ある。
しかも、このような構成により、ラッゲージルームR
内のスペース拡大及び荷物の出し入れ性向上の他に、ラ
ッゲージルームR内等における各作業性をも向上するこ
とができる。
尚、以上の実施例に限定されることなく、フィルター
4等の各機能部品の配設位置及びこれらを被うべくLPG
タンク1に固着されるケース6の形状、配設固着方法等
は必要に応じて適宜変更され得るものであり、実用新案
登録請求の範囲に記載された内容の範囲内において、種
々の実施態様を包含するものである。
〔考案の効果〕
この考案は上述のように、LPGタンク側に隣接して配
設されるフィルターを、フロアパネルに設けたガス抜き
孔に対向する部位に配設して、このフィルターメインテ
ナンス用の作業孔をガス抜き孔で兼用するようにしたも
のであって、このフィルターメインテナンス用の別個の
作業孔を不要とすることができ、かつこれに伴って作業
孔被覆用の別部材のカバー部材等を不要とすることがで
きるとともに、ラッゲージルーム内への各機能部品、及
びこれらを被うケースの突出配設はなく、このラッゲー
ジルーム内のスペースの拡大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までの図面はこの考案の一実施例を示
しており、第1図はケース内の各機能部品(断面図示し
てない)を同時に示した第2図のI−I線相当断面図、
第2図はケース内を透視した第1図のII視正面図、第3
図はLPGタンクにおけるケース周りの概略斜視図、第4
図はフィルター単体の斜視図、第5図から第7図までの
図面は従来例を示しており、第5図は第1図相当断面
図、第6図は第3図相当斜視図、第7図は車体後部のラ
ッゲージルーム内を透視した概略車体側面図である。 1……LPGタンク 2……配管 3……開閉バルブ 4……フィルター 5……緊急遮断装置 6……ケース 7……フロアパネル 8……ガス抜き孔 9……作業孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】LPGタンク内のガス燃料をエンジンに供給
    する配管途中における前記LPGタンク側に、開閉バル
    ブ、フィルター及び緊急遮断装置を配設し、これらを前
    記LPGタンクに固着したケースで被うとともに、このケ
    ース内部がフロアパネルに設けたガス抜き孔に導通連結
    されており、前記フィルターは作業孔を介してメインテ
    ナンスされるようにしたLPGタンクにおいて、 前記ケース内のフィルターを、フロアパネルに設けたガ
    ス抜き孔に対向する部位に配設して、このフィルターメ
    インテナンス用の前記作業孔をガス抜き孔で兼用するよ
    うにしたことを特徴とするLPGタンク。
JP8131389U 1989-07-11 1989-07-11 Lpgタンク Expired - Lifetime JP2500182Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8131389U JP2500182Y2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 Lpgタンク

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8131389U JP2500182Y2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 Lpgタンク

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Publication Number Publication Date
JPH0322928U JPH0322928U (ja) 1991-03-11
JP2500182Y2 true JP2500182Y2 (ja) 1996-06-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7255938B1 (ja) * 2022-10-03 2023-04-11 株式会社ミヤコー 貯水タンク用操作ピットおよび貯水装置

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JPH0322928U (ja) 1991-03-11

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