JP2512779Y2 - キヤブオ―バ型車両の車体構造 - Google Patents
キヤブオ―バ型車両の車体構造Info
- Publication number
- JP2512779Y2 JP2512779Y2 JP6575890U JP6575890U JP2512779Y2 JP 2512779 Y2 JP2512779 Y2 JP 2512779Y2 JP 6575890 U JP6575890 U JP 6575890U JP 6575890 U JP6575890 U JP 6575890U JP 2512779 Y2 JP2512779 Y2 JP 2512779Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- engine
- radiator
- cooling water
- body structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は運転室の下方にエンジンルームを設けたキヤ
ブオーバ型車両の車体構造に関する。
ブオーバ型車両の車体構造に関する。
(従来技術) ワンボツクスカー等のキヤブオーバ型車両では第4図
に示すように、エンジン1やラジエータ2を設置するエ
ンジンルーム3が運転室の床下に設けられている。
に示すように、エンジン1やラジエータ2を設置するエ
ンジンルーム3が運転室の床下に設けられている。
この種の車両においては、第5図に示すように、エン
ジンルーム3の上壁を形成するキヤブフロアパネル4に
エンジン1やラジエータ2の保守点検サービスを行うた
めのエンジンサービス用開口5が設けられ、同開口5を
カバーパネル6にて覆蓋している。
ジンルーム3の上壁を形成するキヤブフロアパネル4に
エンジン1やラジエータ2の保守点検サービスを行うた
めのエンジンサービス用開口5が設けられ、同開口5を
カバーパネル6にて覆蓋している。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記した従来の車体構造ではエンジン1の
保守点検サービスだけでなく、ラジエータ2のエンジン
冷却水用注入口を覆蓋するラジエータキヤツプ7の着脱
操作もエンジンサービス用開口5を通して行うので、同
開口5の面積が大きくなり、キヤブフロアパネル4の強
度低下が避けられない。
保守点検サービスだけでなく、ラジエータ2のエンジン
冷却水用注入口を覆蓋するラジエータキヤツプ7の着脱
操作もエンジンサービス用開口5を通して行うので、同
開口5の面積が大きくなり、キヤブフロアパネル4の強
度低下が避けられない。
また、ラジエータキヤツプ7の着脱操作だけを行う場
合でも、一々大きなカバーパネル6を取り外してエンジ
ンサービス用開口5を開かなければならず、甚だ面倒で
ある。
合でも、一々大きなカバーパネル6を取り外してエンジ
ンサービス用開口5を開かなければならず、甚だ面倒で
ある。
さらに、エンジン冷却水をラジエータ2に注入する場
合、ホースや冷却水の入った容器を運転室に持ち込まな
ければならず、こぼれ落ちた冷却水で運転室を汚すおそ
れがある。
合、ホースや冷却水の入った容器を運転室に持ち込まな
ければならず、こぼれ落ちた冷却水で運転室を汚すおそ
れがある。
本考案は上記した問題点を解決することを目的とす
る。
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は運転室の下方にエンジンルームを設けたキヤ
ブオーバ型車両の車体構造であって、車体のフロントパ
ネルにラジエータキヤツプの脱着操作用開口を形成する
とともに同開口をカバーパネルにて開閉可能に覆蓋し、
前記エンジンルームに設置したラジエータに一端を接続
したエンジン冷却水注入用パイプの他端開口を前記カバ
ーパネルの内面に近接して配置し、かつ同開口にラジエ
ータキヤツプを着脱可能に嵌着したことを特徴とする。
ブオーバ型車両の車体構造であって、車体のフロントパ
ネルにラジエータキヤツプの脱着操作用開口を形成する
とともに同開口をカバーパネルにて開閉可能に覆蓋し、
前記エンジンルームに設置したラジエータに一端を接続
したエンジン冷却水注入用パイプの他端開口を前記カバ
ーパネルの内面に近接して配置し、かつ同開口にラジエ
ータキヤツプを着脱可能に嵌着したことを特徴とする。
(考案の作用、効果) 上記構成によれば、フロントパネルにラジエータキヤ
ツプの脱着操作用開口を設けて同開口までエンジン冷却
水用パイプを配管したので、カバーパネルを開けば車体
外部からラジエータキヤツプの着脱操作を実施できる。
従って、ラジエータキヤツプの着脱操作だけを実施する
場合にはキヤブフロアパネルに設けられているエンジン
サービス用開口を開く必要がないので、キヤツプの着脱
操作が簡単、容易になる。
ツプの脱着操作用開口を設けて同開口までエンジン冷却
水用パイプを配管したので、カバーパネルを開けば車体
外部からラジエータキヤツプの着脱操作を実施できる。
従って、ラジエータキヤツプの着脱操作だけを実施する
場合にはキヤブフロアパネルに設けられているエンジン
サービス用開口を開く必要がないので、キヤツプの着脱
操作が簡単、容易になる。
また、エンジンサービス用開口とは別にラジエータキ
ヤツプの脱着操作用開口を設けたのでエンジンサービス
用開口の面積をエンジンサービスに必要な最小限の大き
さにしてキヤブフロアパネルの強度低下を少なくでき
る。
ヤツプの脱着操作用開口を設けたのでエンジンサービス
用開口の面積をエンジンサービスに必要な最小限の大き
さにしてキヤブフロアパネルの強度低下を少なくでき
る。
さらに、運転室にホースやエンジン冷却水の入った容
器を持ち込まなくても車体外部から冷却水をラジエータ
に注入できるので、運転室をこぼれた冷却水で汚すおそ
れがない。
器を持ち込まなくても車体外部から冷却水をラジエータ
に注入できるので、運転室をこぼれた冷却水で汚すおそ
れがない。
(実施例) 以下に本考案の実施例を図面に基づき説明するに、第
1図には本考案の一実施例に係る車体構造を備えたワン
ボツクスカーのフロント部分が示されている。当該ワン
ボツクスカー11の運転室12の下方には第2図に示すよう
に、エンジンルーム13と、同ルーム13に連通するサービ
スルーム14が隣接して設けられ、エンジンルーム13の上
壁はキヤブフロアパネル15にて構成されている。このキ
ヤブフロアパネル15には図示しないがエンジンサービス
用開口が設けられ、カバーパネルにて覆蓋されている。
また、サービスルーム14の上壁は一端をキヤブフロアパ
ネル15に接合し他端をフロントパネル16に接合したサー
ビスルーム用パネル17にて構成されている。
1図には本考案の一実施例に係る車体構造を備えたワン
ボツクスカーのフロント部分が示されている。当該ワン
ボツクスカー11の運転室12の下方には第2図に示すよう
に、エンジンルーム13と、同ルーム13に連通するサービ
スルーム14が隣接して設けられ、エンジンルーム13の上
壁はキヤブフロアパネル15にて構成されている。このキ
ヤブフロアパネル15には図示しないがエンジンサービス
用開口が設けられ、カバーパネルにて覆蓋されている。
また、サービスルーム14の上壁は一端をキヤブフロアパ
ネル15に接合し他端をフロントパネル16に接合したサー
ビスルーム用パネル17にて構成されている。
フロントパネル16の中央部にはラジエータキヤツプの
脱着操作用開口16aが形成され同開口6aを覆蓋するカバ
ーパネル18にてサービスルーム14の前壁が形成されてい
る。このカバーパネル18は一端をパネル17に固着し他端
を同カバーパネル18に固着したヒンジ19にてフロントパ
ネル16に開閉可能に組付けられている。
脱着操作用開口16aが形成され同開口6aを覆蓋するカバ
ーパネル18にてサービスルーム14の前壁が形成されてい
る。このカバーパネル18は一端をパネル17に固着し他端
を同カバーパネル18に固着したヒンジ19にてフロントパ
ネル16に開閉可能に組付けられている。
エンジンルーム13には図示しないエンジンとラジエー
タ20が設置されている。このラジエータ20はエンジンル
ーム13からサービスルーム14まで延びるエンジン冷却水
注入用パイプ21を備えており、同パイプ21の先端開口は
カバーパネル18の内面に近接して配置され、ラジエータ
キヤツプ22が着脱可能に嵌着されている。
タ20が設置されている。このラジエータ20はエンジンル
ーム13からサービスルーム14まで延びるエンジン冷却水
注入用パイプ21を備えており、同パイプ21の先端開口は
カバーパネル18の内面に近接して配置され、ラジエータ
キヤツプ22が着脱可能に嵌着されている。
また、サービスルーム14にはエンジン冷却水を貯えて
おくリザーブタンク23が設置されている。このリザーブ
タンク23はエンジン冷却水注入用パイプ21とホース24に
より連通され、かつホース25を介して大気に開放されて
いる。これにより、ラジエータ20から溢れたエンジン冷
却水がリザーブタンク23に貯えられ、またラジエータ20
のエンジン冷却水が不足すると、負圧にてリザーブタン
ク23からラジエータ20へエンジン冷却水が自動的に供給
される。
おくリザーブタンク23が設置されている。このリザーブ
タンク23はエンジン冷却水注入用パイプ21とホース24に
より連通され、かつホース25を介して大気に開放されて
いる。これにより、ラジエータ20から溢れたエンジン冷
却水がリザーブタンク23に貯えられ、またラジエータ20
のエンジン冷却水が不足すると、負圧にてリザーブタン
ク23からラジエータ20へエンジン冷却水が自動的に供給
される。
リザーブタンク23の注入口にはリザーブタンク用キヤ
ツプ26が着脱可能に嵌着され、同キヤツプ26はラジエー
タキヤツプ22と同様にカバーパネル18に近接して配置さ
れている。
ツプ26が着脱可能に嵌着され、同キヤツプ26はラジエー
タキヤツプ22と同様にカバーパネル18に近接して配置さ
れている。
本実施例は以上の構成からなり、フロントパネル16に
ラジエータキヤツプの脱着操作用開口16aを設けたの
で、カバーパネル18を開けば車体外部からラジエータキ
ヤツプ22及びリザーブタンク用キヤツプ26の着脱操作を
実施できる。従って、両キヤツプ22,26の着脱操作だけ
を実施する場合にはキヤブフロアパネル15に設けられて
いるエンジンサービス用開口を開く必要がないので、キ
ヤツプ22,26の着脱サービスが簡単、容易になる。
ラジエータキヤツプの脱着操作用開口16aを設けたの
で、カバーパネル18を開けば車体外部からラジエータキ
ヤツプ22及びリザーブタンク用キヤツプ26の着脱操作を
実施できる。従って、両キヤツプ22,26の着脱操作だけ
を実施する場合にはキヤブフロアパネル15に設けられて
いるエンジンサービス用開口を開く必要がないので、キ
ヤツプ22,26の着脱サービスが簡単、容易になる。
また、エンジンサービス用開口とは別にラジエータキ
ヤツプの脱着操作用開口16aを設けたのでエンジンサー
ビス用開口の面積をエンジンサービスに必要な最小限の
大きさにしてキヤブフロアパネル15の強度低下を少なく
できる。
ヤツプの脱着操作用開口16aを設けたのでエンジンサー
ビス用開口の面積をエンジンサービスに必要な最小限の
大きさにしてキヤブフロアパネル15の強度低下を少なく
できる。
さらに、運転室12にホースやエンジン冷却水の入った
容器を持ち込まなくても車体外部から冷却水をラジエー
タ20及びリザーブタンク23に注入できるので、運転室12
をこぼれた冷却水で汚すおそれがない。
容器を持ち込まなくても車体外部から冷却水をラジエー
タ20及びリザーブタンク23に注入できるので、運転室12
をこぼれた冷却水で汚すおそれがない。
第1図は本考案の一実施例に係る車体構造を備えたワン
ボツクスカーのフロント部を示す斜視図、第2図は第1
図のII−II線から切断した拡大断面図、第3図は第1図
のIII−III線から切断した拡大断面図、第4図は従来の
車体構造を備えたワンボツクスカーを示す斜視図、第5
図は同ワンボツクスカーのキヤブフロア構造を示す斜視
図である。 符号の説明 11…ワンボツクスカー、12…運転室、13…エンジンルー
ム、14…サービスルーム、15…キヤツプフロアパネル、
16…フロントパネル、16a…ラジエータキヤツプの脱着
操作用開口、18…カバーパネル、19…ヒンジ、20…ラジ
エータ、21…エンジン冷却水注入用パイプ、22…ラジエ
ータキヤツプ。
ボツクスカーのフロント部を示す斜視図、第2図は第1
図のII−II線から切断した拡大断面図、第3図は第1図
のIII−III線から切断した拡大断面図、第4図は従来の
車体構造を備えたワンボツクスカーを示す斜視図、第5
図は同ワンボツクスカーのキヤブフロア構造を示す斜視
図である。 符号の説明 11…ワンボツクスカー、12…運転室、13…エンジンルー
ム、14…サービスルーム、15…キヤツプフロアパネル、
16…フロントパネル、16a…ラジエータキヤツプの脱着
操作用開口、18…カバーパネル、19…ヒンジ、20…ラジ
エータ、21…エンジン冷却水注入用パイプ、22…ラジエ
ータキヤツプ。
Claims (1)
- 【請求項1】運転室の下方にエンジンルームを設けたキ
ヤブオーバ型車両の車体構造であって、車体のフロント
パネルにラジエータキヤツプの脱着操作用開口を形成す
るとともに同開口をカバーパネルにて開閉可能に覆蓋
し、前記エンジンルームに設置したラジエータに一端を
接続したエンジン冷却水注入用パイプの他端開口を前記
カバーパネルの内面に近接して配置し、かつ同開口にラ
ジエータキヤツプを着脱可能に嵌着したことを特徴とす
る車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6575890U JP2512779Y2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | キヤブオ―バ型車両の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6575890U JP2512779Y2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | キヤブオ―バ型車両の車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0423582U JPH0423582U (ja) | 1992-02-26 |
JP2512779Y2 true JP2512779Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=31597873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6575890U Expired - Lifetime JP2512779Y2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | キヤブオ―バ型車両の車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2512779Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP6575890U patent/JP2512779Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0423582U (ja) | 1992-02-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6159187U (ja) | ||
JPH0433190Y2 (ja) | ||
JP2512779Y2 (ja) | キヤブオ―バ型車両の車体構造 | |
US6663170B1 (en) | Two piece engine access cover assembly | |
JP3344142B2 (ja) | 自動2輪車のエアクリーナ | |
JPH058775A (ja) | 自動二輪車のラゲージボツクス | |
JPH0769263A (ja) | 自動二・三輪車の給油構造 | |
JPH0211269Y2 (ja) | ||
JPH0653504B2 (ja) | 小型車両の荷物箱装置 | |
JPS5918886Y2 (ja) | 自動車用ル−ムヒ−タ | |
JPH0333526Y2 (ja) | ||
JP2500182Y2 (ja) | Lpgタンク | |
JPH11245672A (ja) | 車 両 | |
JPH0544625U (ja) | トラクタにおけるエアフイルタ取付構造 | |
JPS6034538Y2 (ja) | 自動車の車体 | |
JPH0746603Y2 (ja) | キヤブフロア構造 | |
JPS5816421Y2 (ja) | 産業車両のトツプパネル構造 | |
JPS628233Y2 (ja) | ||
JP2000033890A (ja) | スクータ型車両の車体カバー取付け構造 | |
JPH035449Y2 (ja) | ||
JP3068372U (ja) | キャブオ―バ型自動車のフロア構造 | |
JPH085102Y2 (ja) | 車両用ラジエターグリルの構造 | |
JPS6218659Y2 (ja) | ||
JPH0623735Y2 (ja) | 車両用チャコールキャニスターの構造 | |
JPH0656055A (ja) | 産業車両の乗降用ステップ装置 |