JP3808429B2 - コンバインのキャビン - Google Patents

コンバインのキャビン Download PDF

Info

Publication number
JP3808429B2
JP3808429B2 JP2002353571A JP2002353571A JP3808429B2 JP 3808429 B2 JP3808429 B2 JP 3808429B2 JP 2002353571 A JP2002353571 A JP 2002353571A JP 2002353571 A JP2002353571 A JP 2002353571A JP 3808429 B2 JP3808429 B2 JP 3808429B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabin
ceiling
seat
work
operation unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002353571A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004180618A (ja
Inventor
陽一 仲佐
達也 山崎
禎彦 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA filed Critical MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Priority to JP2002353571A priority Critical patent/JP3808429B2/ja
Publication of JP2004180618A publication Critical patent/JP2004180618A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3808429B2 publication Critical patent/JP3808429B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンバインのキャビンに関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
実開平05−085224号 公報
上記特許文献1にスライドドアのキャビンを備えたコンバインが記載されていおり、該キャビンには上部にクーラの本体が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記キャビン付きのコンバインは、キャビンの上方側に排出オーガ等を設ける場合があり、キャビンの高さをできる限り低くすることが望ましい。一方キャビン内は居住空間をできる限り大きく取ることが望ましく、特に運転者の閉塞感をなくすためや、キャビン内での立ち作業等のために、運転者の頭上空間をできるだけ大きくとる必要がある。このため本発明はキャビン内の運転者の頭上空間をできるだけ大きく取り、且つキャビンの高さをできる限り低くするキャビン構成を提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明のコンバインのキャビンは、機体前部にキャビン1を設け、該キャビン1内に座席2と各操作部を備えた運転席3を構成したコンバインにおいて、上記天井12における座席2の上方を、天井12の前後部分より窪んだ窪部16とし、運転及び作業操作に使用する作業操作部をキャビン1内の天井12の前方側に、運転及び作業操作に無関係、又は一旦設定した後、運転中や作業中に変更することが少ないユーティリティ操作部を上記天井12の後方側にそれぞれ集中して設けたことを第1の特徴としている。
【0005】
またユーティリティ操作部がエアコン及びオーディオ装置19の操作パネル28,29であることを第2の特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1〜図4は、本発明のコンバインのキャビンの斜視図,正面図, 側面図,側断面図であり、キャビン1内に座席2を備えた運転席3が設けられており、座席2の前方及び側方に操作パネル4が配置されている。そして運転者等のオペレータは、図3に示されるようにキャビン1の側方に設けられたドア6を後方にスライドさせて、ドア6を開くことによって乗降を行うことができる。
【0007】
一方図2に示されるように、上記座席2の下方にはエンジン7とラジエータ8が搭載されたエンジンルーム9が設けられており、ラジエータ8がエンジン7の側方(キャビン1のドア6側)に配置されている。そしてラジエータ8の外側方(キャビン1のドア6側)は、図2,図3に示されるようにエンジンカバー11によって覆われている。
【0008】
一方キャビン1の天井12は、図4,図5に示されるように、キャビン1の前方側の左右のピラー(支柱)13の前方側、及び座席2に座った運転者の頭上位置より後方側が下方に突出し、すなわち座席2の上方が窪んだ形状となっている。つまり上記ピラー13を境に、ピラー13の前方側に上記前方側の突出部14が設けられ、ピラー13の後方に座席2の上方の上記窪みによる窪部16の始端部分が位置し、該窪部16によって運転者等の頭上空間が確保されている。
【0009】
また天井12における前方側の突出部14内にエアコンユニット17が、後方側の突出部18内にオーディオ装置19がそれぞれ収容されており、図5に示されるように、後方側の突出部18の下面(天井面)18aに、オーディオ装置19のスピーカ21が、前方側の突出部14の下面(天井面)14aにエアコンの吹出口22がそれぞれ設けられている。
【0010】
一方前方側の突出部14の後面(窪部16の前面)23には、フロントガラスのウォッシャスイッチを兼用したワイパースイッチ24とシガーライタ26が、後方側の突出部18の前面(窪部16の後面)27には、オーディオ装置19のコントロールパネル28とエアコンのコントロールパネル29がそれぞれ設けらている。
【0011】
なおシガーライタ26は、タバコ用のライタであるが、通常の乗用車等と同様に、シガーライタ26のソケットを使用して電源を取り出すことが可能となっており、バッテリー駆動タイプの電動装置等の電源として使用することができる。またエアコンの吹出口22は、窪部16の側面16sにも設けられている。
【0012】
すなわちキャビン1の天井12における座席2の上方に窪部16を、該窪部16の前後に下方に凸となる突出部14,18を設け、前方側の突出部14内にエアコンユニット17を、後方側の突出部18内にオーディオ装置19をそれぞれ内装し、且つワイパースイッチ24や電源(シガーライタ26)等の運転及び作業操作に使用する又は使用する可能性のある作業操作部を上記天井12の前方側(窪部16の前面23)に、オーディオ装置19やエアコンのコントロールパネル28,29等の運転及び作業操作に無関係、又は一旦設定した後、運転中や作業中に変更することが少ないユーティリティ操作部を上記天井12の後方側(窪部16の後面27)にそれぞれ集中して配置してある。
【0013】
これによりエアコンユニット17やオーディオ装置19等の比較的大型の装置の収容スペースを前後の突出部14,18によって確保することができるとともに、窪部16によってキャビン1の高さを必要以上に高くすることなく、キャビン1内の運転者の頭上高を大きく確保することができ、例えばキャビン1内における作業者(運転者)の立ち作業も容易に行うことができる。また上記のように作業操作部が天井12における作業者の前方側に設けられているため、作業操作部の操作性は高い。
【0014】
さらに前述のように上記ユーティリティ操作部を天井12における作業者の後方側に設けたため、天井12の前方側の作業操作部の配置スペースが大きくなり、作業操作部の配置の自由度が向上し、作業操作部を容易に配置することができる他、ユーティリティ操作部の誤操作が減少し、作業操作部の操作性はより高くなっている。
【0015】
また上記作業操作部及びユーティリティ操作部はともに、作業者に対して前後方向を向いて設けられているため、両操作部の操作は容易である。なおシガーライタ26は、電源の取り出しを許容しない等の場合、ユーティリティ操作部として扱ってもよく、この場合天井12における作業者の後方側(窪部16の後面27)に配置することができる。
【0016】
そして前述のように、窪部16と前方側の突出部14との境界部分の近傍に、前方側のピラー13が位置し、前方側の突出部14は、ほぼ前方側のピラー13より前方位置にあるため、前方側の突出部14がキャビン1内の作業者の前方視界、特に前処理部の先端側の視界を妨げることが無く、特に立ち作業時における視認性が高い。またドア6を開いた場合に、開口部分に突出部14が大きく突出することがないため、作業者の運転席3に対する乗降性も高い。
【0017】
なお作業操作部(ワイパースイッチ24,シガーライタ26)は、突出部14における右側のピラー13より後方側に突出し、運転者側(キャビン1の左右の中心側)を向いて傾斜する操作部配置部23aに配置されており、特に操作が容易である。そして上記操作部配置部23aのピラー13より後方への突出量は、上記作業者の前方視界や乗降を妨げない程度のものとなっている。
【0018】
【発明の効果】
以上のように構成される本発明の構造によると、キャビンの天井における座席の上方を窪部とし、運転及び作業操作に使用する作業操作部を天井の前方側に、運転及び作業操作に無関係、又は一旦設定した後、運転中や作業中に変更することが少ないエアコン及びオーディオ装置の操作パネル等のユーティリティ操作部を天井の後方側にそれぞれ集中して配置することにより、エアコンユニットやオーディオ装置等の比較的大型の装置の収容スペースを天井の前後の突出部分内に確保することができるとともに、窪部によってキャビンの高さを必要以上に高くすることなく、キャビン内の運転者の頭上高を大きく確保することができ、例えばキャビン内における作業者(運転者)の立ち作業や乗降を容易に行うことができるという効果がある。
【0019】
また作業操作部が天井における作業者の前方側に設けられているため、操作性が悪化することはなく、特にユーティリティ操作部を作業者の後方側に設けたため、運転者の前方側に配置する必要がある操作部が減少し、天井前方側の作業操作部の配置スペースが大きくなり、作業操作部の配置の自由度と操作性が向上する他、ユーティリティ操作部の誤操作が減少するという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャビンの正面斜視図である。
【図2】エンジンとラジエータの配置を示したキャビンの正面図である。
【図3】キャビンの側面図である。
【図4】キャビンの側断面図である。
【図5】キャビン内から見た天井面図である。
【符号の説明】
1 キャビン
2 座席
3 運転席
12 天井
16 窪部
19 オーディオ装置
28 コントロールパネル(操作パネル)
29 コントロールパネル(操作パネル)

Claims (2)

  1. 機体前部にキャビン(1)を設け、該キャビン(1)内に座席(2)と各操作部を備えた運転席(3)を構成したコンバインにおいて、上記キャビン(1)内の天井(12)における座席(2)の上方を、天井(12)の前後部分より窪んだ窪部(16)とし、運転及び作業操作に使用する作業操作部を上記天井(12)の前方側に、運転及び作業操作に無関係、又は一旦設定した後、運転中や作業中に変更することが少ないユーティリティ操作部を上記天井(12)の後方側にそれぞれ集中して設けたコンバインのキャビン。
  2. ユーティリティ操作部がエアコン及びオーディオ装置(19)の操作パネル(28),(29)である請求項1のコンバインのキャビン。
JP2002353571A 2002-12-05 2002-12-05 コンバインのキャビン Expired - Fee Related JP3808429B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002353571A JP3808429B2 (ja) 2002-12-05 2002-12-05 コンバインのキャビン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002353571A JP3808429B2 (ja) 2002-12-05 2002-12-05 コンバインのキャビン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004180618A JP2004180618A (ja) 2004-07-02
JP3808429B2 true JP3808429B2 (ja) 2006-08-09

Family

ID=32754830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002353571A Expired - Fee Related JP3808429B2 (ja) 2002-12-05 2002-12-05 コンバインのキャビン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3808429B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5764012B2 (ja) * 2011-08-25 2015-08-12 株式会社クボタ コンバイン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004180618A (ja) 2004-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000264252A (ja) 自動車の外気導入構造
JP4448874B2 (ja) 車両用ドアのドアライニング
JP2007001521A (ja) 車体後部構造
WO2007063668A1 (ja) 建設機械用キャブ
JPH0440971Y2 (ja)
JPWO2014155514A1 (ja) 建設機械用キャブおよび建設機械
JPS61166746A (ja) トノボ−ド取付構造
EP2923870B1 (en) Reinforcing structure of vehicle door
EP2570333A1 (en) Vehicle body structure
JP4756332B2 (ja) 自動車のバッテリ搭載構造
JP3808429B2 (ja) コンバインのキャビン
JPH11115810A (ja) 自動車の前部車体構造
JP2007022393A (ja) 作業車両
JPS635925Y2 (ja)
JP2000142112A (ja) 作業車両
JP2568564Y2 (ja) ワイパー格納カバー駆動ユニットの取付部構造
CN219651171U (zh) 一种可维护通风单元
JP2006044613A (ja) 車体前部構造
JPH051624U (ja) 自動車のニ−プロテクタ−構造
JPS63110022A (ja) 車両のサンル−フ構造
CN211995090U (zh) 一种导风装置和隐形式出风组件
JP2018135702A (ja) 作業用車両
CN110816670B (zh) 一种汽车车身构造和具有其的汽车
JP2003205765A (ja) 車両の空調ユニット配設構造
JP4106550B2 (ja) ペダル支持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050729

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060517

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3808429

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526

Year of fee payment: 7

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees