JP5764012B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
前記空調装置の給気出口から機体後方に向けて排出される前記給気を前記前部側吹き出し口に供給する前記ダクトが、機体横幅方向に向けて延びる状態で設けられている点にある。
さらに、空調装置の給気出口から給気が機体後方に向けて排出されるが、ダクトは、その空調装置から排出される給気を空調装置における機体横幅方向外方側に位置する前部側吹き出し口に向けて供給するものであるから、空調装置の給気出口から給気が勢いよく排出され、その給気出口付近での流動速度が大であっても、その給気はダクトの機体後方側の内壁面にて一旦受止められて流速が低下したのち、機体横幅方向外方側に向けて案内されるので、前部側吹き出し口付近では流動速度が低下することになる。
従って、前部側吹き出し口から排出されるときには給気の流動速度が低速になり、運転者に向けて給気が勢いよく吹き付けられることを回避させることができる。
図1及び図2に示すように、コンバインは、左右一対のクローラ式の走行装置1の駆動により走行機体2が走行自在に構成され、その走行機体2の前部に、圃場の植立穀稈を刈り取り、刈り取った穀稈を後方に搬送する刈取部3が横軸芯P1周りに揺動自在に設けられている。
そして、この運転部11は上方がキャビン12によって覆われ、運転部11には外部空間と仕切られる状態で閉塞された空間である運転室R1(キャビン12の内部空間に相当)が形成されている。
図1、図2及び図5に示すように、キャビン12は、上部側ほど機体前方側に位置する斜め姿勢に形成される前部ガラス面40及びその左右両側に連なる側面視で略三角形状の側部ガラス面41とを備えた前面部42、運転座席13の左側に位置して、横方向にスライドさせることにより開閉自在なスライド式窓部43を備えた左側面部44、運転座席13の後方に位置して、左右両側の円弧状のガラス面45及び平面状のガラス面46を備えた後面部47、及び、上方の全面を覆う略板状の天井部48の夫々により構成されている。
すなわち、ダクト54は、横向きダクト部分57と、左右両側の前側ダクト部分59と、左右両側の後側ダクト部分60とを備えて構成され、これらダクト部分57,59,60が一連に連なる状態で一体形成される構成となっている。
その結果、機体後方側のダクト配設用空間と運転座席13の上方空間とを仕切るように、キャビン12の内部空間(運転室R1)の天井面を形成するインナールーフ66にて形成される縦壁部分71を、機体前方に寄った状態で形成することができ、運転者の上方空間を広くすることができる。
ダクト54の横向きダクト部分57は空調装置52の後部側に一体的に連設される状態で取り付けて支持されている。図6に示すように、空調装置52は、天井部48の周囲を囲うように備えられたフレーム64から固定延設された左右両側のブラケット65により固定支持される構成となっている。又、図5に示すように、空調装置52が配備される配置用空間は、前記インナールーフ66と、天井部48の上方を覆う状態で備えられるルーフカバー67とにより区画される構成となっている。
ルーフカバー67には、舌片68が入り込む凹部69が形成されており、ルーフカバー67とフレーム64とを連結固定すると、ダクト54が前後方向に位置ずれすることがない状態で固定できるようになっている。
(1)上記実施形態では、空調装置52が給気を機体後方に向けて排出させるように機体後部側面に給気出口53が形成されるものを示したが、このような構成に代えて、空調装置52が機体前部側に向けて排出させる給気出口53を形成する構成としたり、横側に向けて排出させる給気出口53を形成する構成としてもよい。
12 キャビン
48 天井部
52 空調装置
53 給気出口
54 ダクト
55 前部側吹き出し口
56 横側吹き出し口
59 前側ダクト部分
60 後側ダクト部分
L 機体後方側端部
Claims (3)
- 運転部を覆うキャビンの天井部の前部に空調装置が備えられ、前記空調装置から出力されてダクトを介して供給される給気を前記キャビン内に吹き出すための吹き出し口が、前記天井部における前部側箇所及び横側箇所に形成されているコンバインであって、
前記前部側箇所に形成される前部側吹き出し口が、前記空調装置における機体横幅方向外方側に位置する状態で形成されており、
前記空調装置の給気出口から機体後方に向けて排出される前記給気を前記前部側吹き出し口に供給する前記ダクトが、機体横幅方向に向けて延びる状態で設けられているコンバイン。 - 前記ダクトが、前記給気を前記前部側吹き出し口に供給する前側ダクト部分と、前記給気を前記横側箇所に形成される横側吹き出し口に供給する後側ダクト部分とに分岐形成されている請求項1記載のコンバイン。
- 前記前部側吹き出し口が、前記空調装置の機体後方側端部よりも機体前部側に位置する状態で形成されている請求項1又は2記載のコンバイン。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2011183740A JP5764012B2 (ja) | 2011-08-25 | 2011-08-25 | コンバイン |
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Family
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Family Applications (1)
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