JP7080124B2 - 収穫機 - Google Patents

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Description

本発明は、運転座席を有する横長の運転部と、前記運転部を覆うキャビンとを備え、車輪によって走行する収穫機に関する。
特許文献1に記載されたコンバインは、クローラ式の走行装置と、運転キャビンとを備える。運転キャビンは、エアコンユニットからの空調空気をキャビンの室内に送風する送風ダクトを備える。
特開2017-112961号公報
車輪によって走行する収穫機では、長距離・長時間の移動が行われて、フロントガラスの結露が問題となる場合がある。特に、複数人が搭乗可能なように運転部が横長に構成されている場合には、キャビンのフロントガラスも横長の大きなものとなる。そのような大きなフロントガラスを備える場合、特許文献1に記載された送風ダクトのように、空調空気をキャブンの室内に送風する構成では、フロントガラスの結露を抑制することは困難である。
上述した実情に鑑みて、本発明の目的は、比較的大きなフロントガラスの結露を抑制し、走行の際の安全性及び快適性を向上した収穫機を提供することにある。
本発明の収穫機は、運転座席を有する横長の運転部と、前記運転部を覆うキャビンとを備え、車輪によって走行する収穫機であって、前記キャビンは、アウタールーフ及び前記アウタールーフの下方に配置されたインナールーフを有するルーフ部と、前記運転部の上部から前記運転部の下部まで延びるフロントガラスと、を備え、前記アウタールーフと前記インナールーフとの間の天井空間において、平面視で前記運転座席よりも前側に配置されたエアコンユニットと、前記エアコンユニットに接続され、前記エアコンユニットから供給される空調空気を流通させるダクトと、前記インナールーフにおける前端部に設けられ、前記エアコンユニットから供給される空調空気を前記フロントガラスへ向けて吹き出すデミスト吹出口と、を備え、前記ダクトは、平面視で前記運転座席よりも前側且つ前記エアコンユニットよりも後側に配置されるとともに横方向に延びる第1送風管部と、前記第1送風管部と前記デミスト吹出口とを接続する第2送風管部と、前記第1送風管部に接続され、平面視で前記運転座席の横側方を通るように前記第1送風管部から後方へ向けて延びる第3送風管部と、を備え、前記インナールーフのうち、平面視で、前記運転座席の前端よりも後側且つ前記運転座席の後端よりも前側に位置する部分に、前記第3送風管部に接続された第2吹出口を備え、前記第2送風管部は、前記第1送風管部と前記第3送風管部との接続箇所よりも前記エアコンユニットに近い箇所で前記第1送風管部に接続されていることを特徴とする。
この特徴構成によれば、デミスト吹出口から空調空気がフロントガラスへ向けて吹き出されるので、横長の運転部を覆うキャビンに備えられる比較的大きなフロントガラスであっても、結露を抑制することができる。その結果、走行の際の安全性及び快適性を向上することができる。また、エアコンユニットが天井空間に配置されているので、エアコンユニットがキャビンの外部に突出して配置される場合に比べてレイアウト性と美観とを向上させることができる。例えば、キャビンの後に隣接して穀粒貯留タンク等を配置することが可能となる。
また、この特徴構成によれば、エアコンユニットからデミスト吹出口までのダクトの長さが比較的短くなるので、ダクトでの空調空気の温度等の変化が小さくなり、フロントガラスの結露の抑制が効率的に行われる。
また、この特徴構成によれば、運転座席の前端よりも後側且つ運転座席の後端よりも前側に位置する第2吹出口から空調空気が吹き出すので、運転座席の周囲の空間を効率的に空調し、キャビンの快適性を向上することができる。
本発明において、複数の前記デミスト吹出口を備え、前記デミスト吹出口は、平面視で、前記エアコンユニットを挟んで左右に振り分け配置されていると好適である。
この特徴構成によれば、エアコンユニットからの空調空気が、振り分け配置されたデミスト吹出口からフロントガラスへ向けて吹き出されるので、横方向の長さが比較的大きいフロントガラスの結露を効率的に抑制することができる。また、左右に振り分け配置されたデミスト吹出口の間での、エアコンユニットからの距離のバラツキが小さくなるので、フロントガラスの結露抑制の度合いのバラツキを小さくすることができる。
本発明において、前記インナールーフのうち、平面視で前記第1送風管部と重なる部分に、前記第1送風管部に接続された複数の第1吹出口を備えると好適である。
この特徴構成によれば、エアコンユニットから第1吹出口までのダクトの長さが比較的短くなるので、ダクトでの空調空気の温度等の変化が小さくなり、運転部の空調が効率的に行われる。その結果、走行の際の安全性及び快適性を更に向上することができる。加えて、運転座席よりも前側に位置する第1吹出口から空調空気が吹き出されるので、運転座席に着座している運転者に上斜め前から空調空気を吹き付けることができ、運転者に快適さを感じさせることができる。
本発明において、前記インナールーフのうち、平面視で、前記第2吹出口よりも後側且つ前記運転座席の後端よりも前側且つ前記運転座席の横側方に位置する部分にエアコン操作部を備えると好適である。
この特徴構成によれば、運転座席からエアコンの操作を容易に行うことができるので、走行の際の安全性及び快適性を向上することができる。
本発明において、前記エアコンユニットは、前記天井空間において前寄りの位置に配置されており、前記インナールーフにおける後寄りの部分に、前記運転座席と前記インナールーフとの間の室内空間と前記天井空間とを連通し、前記室内空間の内気を前記エアコンユニットへ供給する内気導入口を備えると好適である。
この特徴構成によれば、内気導入口がインナールーフの後ろ寄りの部分に設けられていることにより、インナールーフの前端部に設けられたデミスト吹出口と内気導入口とが比較的大きく離間しているので、デミスト吹出口から吹き出された空調空気がすぐにエアコンユニットに供給される事態、いわゆるショートサーキットの発生を抑制することができる。
本発明において、前記キャビンの側壁における後寄り且つ上寄りの部分に、外気を前記エアコンユニットへ供給する外気導入口を備え、前記内気導入口から導入された前記内気と前記外気導入口から導入された前記外気とが、前記天井空間内で混合されると好適である。
この特徴構成によれば、外気導入口がキャビンの側壁の後ろ寄り且つ上寄りの部分に位置するので、外気導入口からの粉塵の侵入を抑制することができる。また、内気導入口からの内気と外気導入口からの外気とが天井空間内で混合されるので、混合された内気と外気とがエアコンユニットに供給される。これにより、エアコンユニットからデミスト吹出口へ供給される空調空気の湿度が低下するので、フロントガラスの結露を効果的に抑制することができる。
コンバインの右側面図である。 コンバインの全体平面図である。 運転キャビンの内部を示す平面断面図である。 インナールーフを示す平面断面図である。 アウタールーフを外した状態のルーフ部の平面図である。 ダクトを示す平面断面図である。 図5におけるVII-VII断面図である。 図5におけるVIII-VIII断面図である。 エアコン部の構成を示す斜視図である。 外気導入口を示す分解斜視図である。
以下、本発明に係る収穫機の実施形態を普通型コンバインに適用した場合について図面に基づき説明する。なお、以下の説明では、図1~図8に示される矢印Fの方向を「前」、矢印Bの方向を「後」、図2~図6に示される矢印Lの方向を「左」、矢印Rの方向を「右」とする。
〔コンバインの基本構成〕
図1及び図2には、普通型コンバイン(本発明に係る「収穫機」に相当)が示されている。本コンバインには、機体フレーム1と、走行装置2と、が備えられている。走行装置2には、操向不能で且つ回転駆動される左右一対の前輪2F(本発明に係る「車輪」に相当)と、操向操作可能な後輪2B(本発明に係る「車輪」に相当)と、が備えられている。本コンバインは、前輪2Fと後輪2Bとによって走行する。機体の前方には、植立穀稈を刈り取る刈取部3が設けられている。刈取部3には、植立穀稈を掻き込む掻込リール4と、植立穀稈を切断する刈刃5と、刈取穀稈を掻き込む掻込オーガ6と、が備えられている。
機体の前部には、運転キャビン7が設けられている。機体フレーム1上には、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置8が設けられている。刈取部3と脱穀装置8とに渡って刈取穀稈を脱穀装置8に向けて搬送するフィーダ9が設けられている。脱穀装置8上には、脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留タンク10が、運転キャビン7の後方に隣接して設けられている。機体の左側には、穀粒貯留タンク10内の穀粒を外部に排出する穀粒排出装置11が設けられている。脱穀装置8の後側には、脱穀処理後の排藁を細断処理する排藁細断装置12が設けられている。穀粒貯留タンク10に対して後側に、原動部13が備えられている。原動部13には、各部に動力を伝達するエンジン14と、エンジン14に付随する種々の装置が備えられている。
〔運転キャビン〕
図1に示されるように、運転キャビン7には、運転座席22を有する運転部21と、運転部21を覆うキャビン31と、が備えられている。運転キャビン7、すなわち運転部21及びキャビン31は、図2及び図3に示されるように、前後方向の長さよりも左右方向の長さが大きい横長の形状である。
図3に示されるように、運転座席22の右方及び左方に、乗降口24R,24Lが設けられている。乗降口24R,24Lには、乗降ドア32R,32Lが設けられている。乗降ドア32R,32Lは、前側支点で揺動開閉可能となるように、キャビン31の右前ピラー33又は左前ピラー34に支持されている。
図3に示されるように、運転部21において左寄りの位置に、運転座席22が配置されている。運転座席22の右方及び左方に、補助座席23が備えられている。運転座席22及び補助座席23は、運転部21において後ろ寄りの位置に配置されている。運転座席22の前方に、操縦塔25が備えられている。図7に示されるように、操縦塔25の上部に、後輪2Bを操向操作するステアリングホイール26が備えられている。運転座席22の右方に、操作パネル部27が備えられている。操作パネル部27の上部に、車速を変更操作する変速レバー28が備えられている。
図1及び図3に示されるように、キャビン31の前部には、フロントガラス35が設けられている。図7及び図8に示されるように、フロントガラス35の下端部はキャビンフレーム36に支持され、フロントガラス35の上端部は前フレーム37に支持されている。キャビンフレーム36は、運転部21及びキャビン31の下部(詳しくは、下端部)に位置する。前フレーム37は、後述するルーフ部38を支持するフレームであって、運転部21の上部(詳しくは、上端部)に位置する。すなわち、フロントガラス35は、運転部21の上部から運転部21の下部まで延びて設けられている。
図3及び図4に示されるように、フロントガラス35の右端部は右前ピラー33に支持され、フロントガラス35の左端部は左前ピラー34に支持されている。右前ピラー33は、運転部21及びキャビン31の右側部分(詳しくは、右端部)に位置する。左前ピラー34は、運転部21及びキャビン31の左側部分(詳しくは、左端部)に位置する。
すなわち、フロントガラス35は、運転部21の右端から左端まで延びて設けられている。フロントガラス35は、運転部21の上下方向及び左右方向の略全幅に渡って設けられており、運転座席22に着座している運転者が前方向を広い範囲にわたって目視できるように構成されている。
図1及び図7に示されるように、キャビン31の上部には、ルーフ部38が設けられている。ルーフ部38は、アウタールーフ39と、アウタールーフ39の下方に配置されたインナールーフ40と、を有する。ルーフ部38は、前フレーム37と、後フレーム41と、左右のフレーム(図示なし)とによって支持されている。
以下の説明では、アウタールーフ39とインナールーフ40との間の空間を、天井空間S1と呼ぶ。また、運転座席22とインナールーフ40との間の空間を、室内空間S2と呼ぶ。室内空間S2は、キャビン31によって覆われた運転部21の空間であって、運転者が搭乗する空間である。
キャビン31の右の側壁42Rは、図1、図3及び図4に示されるように、右の乗降ドア32R及び右壁部材43によって構成されている。右壁部材43は、右の乗降ドア32Rよりも後側に配置されている。キャビン31の左の側壁42Lは、図3及び図4に示されるように、左の乗降ドア32L及び左壁部材44によって構成されている。左壁部材44は、左の乗降ドア32Lよりも後側に配置されている。左壁部材44には、図7に示されるように、窓45が設けられている。
〔エアコン部〕
本実施形態に係るコンバインは、図9に示されるエアコン部を備えている。エアコン部は、空調空気を生成するエアコンユニット51と、エアコンユニット51から供給される空調空気を流通させるダクト52と、空調空気を吹き出す複数の吹出口と、エアコンユニット51に冷媒を供給する配管53、コンプレッサ54、コンデンサ55、及びレシーバ56と、を備えている。エアコン部は、吹出口として、左右のデミスト吹出口57と、左右の前列吹出口58と、左右の中列吹出口59(本発明に係る「第1吹出口」に対応)と、左右の後列吹出口60(本発明に係る「第2吹出口」に対応)と、を備えている。ダクト52は、第1送風管部64と、左右一対の第2送風管部65と、左右一対の第3送風管部66と、を備えている。
エアコンユニット51及びダクト52は、図1及び図7に示されるように、ルーフ部38の天井空間S1に配置されている。デミスト吹出口57、前列吹出口58、中列吹出口59、及び後列吹出口60は、図7に示されるように、ルーフ部38のインナールーフ40に設けられている。コンプレッサ54、コンデンサ55、及びレシーバ56は、図1に示されるように、原動部13に配置されている。配管53は、図1に示されるように、原動部13とエアコンユニット51との間に渡って配置されている。
〔エアコンユニット〕
エアコンユニット51は、図1及び図7に示されるように、天井空間S1において前寄りの位置に配置されている。詳しくは、エアコンユニット51は、図2及び図5に示されるように、平面視で運転座席22(及び補助座席23)よりも前側に配置されている。エアコンユニット51は、図2及び図5に示されるように、天井空間S1における左右方向の中央部に配置されている。エアコンユニット51は、図5及び図6に示されるように、左右方向に延びるフレーム61、62、63に支持されている。
エアコンユニット51は、エバポレータと、ヒータと、ファンとを備えている。冷媒の気化により冷却されたエバポレータに対して、周囲の空気(天井空間S1の内部の空気)がファンにより吹き付けられて、冷却及び除湿された空調空気が生成される。なお、暖房を行う場合は、空調空気がヒータにより加熱される。生成された空調空気は、ダクト52に供給される。詳しくは、エアコンユニット51により生成された空調空気は、エアコンユニット51の後部の吹出口51A(図5参照)から後ろ向きに吹き出され、吹出口51Aに接続された第1送風管部64へ供給される。
〔ダクト〕
ダクト52は、図4、図5、図6、及び図9に示されるように、第1送風管部64と、左右一対の第2送風管部65と、左右一対の第3送風管部66と、を備えている。第1送風管部64は、ダクト52の一部であって、エアコンユニット51に接続され、機体左右方向に延びる部分である。第2送風管部65は、ダクト52の一部であって、第1送風管部64に接続され、第1送風管部64から前方へ向けて延びる部分である。第3送風管部66は、ダクト52の一部であって、第1送風管部64に接続され、第1送風管部64から後方へ延びる部分である。本実施形態では、第1送風管部64の右端の部分と、右の第2送風管部65と、右の第3送風管部66とが一体の部材として形成されている。第1送風管部64の左端の部分と、左の第2送風管部65と、左の第3送風管部66とが、一体の部材として形成されている。
第1送風管部64は、図5に示されるように、平面視で、運転座席22よりも前側且つエアコンユニット51よりも後側に配置されている。第1送風管部64は、その前部がエアコンユニット51の吹出口51Aに接続され、横方向に延びている。第1送風管部64は、第2送風管部65及び第3送風管部66に接続されており、第2送風管部65及び第3送風管部66へ空調空気を供給する。また、第1送風管部64は、中列吹出口59に接続されており、中列吹出口59へ空調空気を供給する。
第2送風管部65は、図5に示されるように、第1送風管部64に接続され、平面視でエアコンユニット51の横側方を通るように、第1送風管部64から前方へ向けて延びている。第2送風管部65は、デミスト吹出口57及び前列吹出口58に接続されており、デミスト吹出口57及び前列吹出口58へ空調空気を供給する。
第3送風管部66は、図5に示されるように、第1送風管部64に接続され、平面視で運転座席22の横側方を通るように第1送風管部64から後方へ向けて延びている。第3送風管部66は、後列吹出口60に接続されており、後列吹出口60へ空調空気を供給する。
〔吹出口〕
デミスト吹出口57は、図4、図7及び図8に示されるように、インナールーフ40における前端部に設けられ、エアコンユニット51から供給される空調空気をフロントガラス35へ向けて吹き出す。詳しくは、デミスト吹出口57は空調空気を下斜め前向きに吹き出す。デミスト吹出口57には、第2送風管部65が接続されている。
本実施形態では、左右一対のデミスト吹出口57が、図4に示されるように、平面視で、エアコンユニット51を挟んで左右に振り分け配置されている。詳しくは、右のデミスト吹出口57が、エアコンユニット51よりも右側に配置され、左のデミスト吹出口57が、エアコンユニット51よりも左側に配置されている。デミスト吹出口57には、開閉可能、且つ、空調空気の吹き出し方向の調節が可能なグリル57Aが設けられている。
前列吹出口58は、図4、図7及び図8に示されるように、インナールーフ40における前寄りの部分に設けられ、エアコンユニット51から供給される空調空気を運転部21の運転座席22へ向けて吹き出す。詳しくは、前列吹出口58は空調空気を下斜め後ろ向きに吹き出す。前列吹出口58は、デミスト吹出口57よりも後側に配置されている。前列吹出口58には、第3送風管部66が接続されている。
本実施形態では、左右一対の前列吹出口58が、図4に示されるように、平面視で、エアコンユニット51を挟んで左右に振り分け配置されている。詳しくは、右の前列吹出口58が、エアコンユニット51よりも右側に配置され、左の前列吹出口58が、エアコンユニット51よりも左側に配置されている。前列吹出口58には、開閉可能、且つ、空調空気の吹き出し方向の調節が可能なグリル58Aが設けられている。
中列吹出口59は、図4及び図5に示されるように、インナールーフ40のうち、平面視で第1送風管部64と重なる部分に設けられている。中列吹出口59は、前列吹出口58よりも後側に配置されている。中列吹出口59は、図7に示されるように、エアコンユニット51から供給される空調空気を運転部21の運転座席22へ向けて吹き出す。詳しくは、中列吹出口59は空調空気を下斜め後ろ向きに吹き出す。中列吹出口59には、第1送風管部64が接続されている。
本実施形態では、左右一対の中列吹出口59が、図4に示されるように、平面視で、左右に振り分け配置されている。詳しくは、右の中列吹出口59が、インナールーフ40における右寄りの部分に配置され、左の中列吹出口59が、インナールーフ40における左寄りの部分に配置されている。中列吹出口59には、開閉可能、且つ、空調空気の吹き出し方向の調節が可能なグリル59Aが設けられている。
後列吹出口60は、図5に示されるように、インナールーフ40のうち、平面視で、運転座席22の前端よりも後側且つ運転座席22の後端よりも前側に位置する部分に設けられている。後列吹出口60は、中列吹出口59よりも後側に配置されている。後列吹出口60は、平面視で運転座席22の横側方に位置している。
後列吹出口60は、図7に示されるように、エアコンユニット51から供給される空調空気を運転部21の運転座席22へ向けて吹き出す。詳しくは、後列吹出口60は空調空気を下斜め後ろ向きに吹き出す。後列吹出口60には、第3送風管部66が接続されている。
本実施形態では、左右一対の後列吹出口60が、図4に示されるように、平面視で、エアコンユニット51を挟んで左右に振り分け配置されている。詳しくは、右の後列吹出口60が、エアコンユニット51よりも右側に配置され、左の後列吹出口60が、エアコンユニット51よりも左側に配置されている。後列吹出口60には、開閉可能、且つ、空調空気の吹き出し方向の調節が可能なグリル60Aが設けられている。
本実施形態では、左右一対のデミスト吹出口57、左右一対の前列吹出口58、左右一対の中列吹出口59、及び左右一対の後列吹出口60が、それぞれ、左右方向に対照となる位置に配置されている。換言すれば、左右一対のデミスト吹出口57、左右一対の前列吹出口58、左右一対の中列吹出口59、及び左右一対の後列吹出口60が、それぞれ、キャビン31の中心を通り法線が左右方向に沿う平面を対称面として、左右対称に配置されている。この吹出口の配置によって、フロントガラス35の結露の抑制と、運転部21の空調(キャビン31内の空調)が効率的に行われる。
本実施形態では、図7に示されるように、インナールーフ40が、前寄りの部分であって略水平となる部分である第1部分40Aと、後ろ寄りの部分であって第1部分40Aよりも上方に凹んだ部分である第2部分40Bとを有する。第2部分40Bは、上面視で、運転座席22と重なる位置に位置している。インナールーフ40が第2部分40Bを有することにより、運転座席22に着座している運転者の頭部の上方に比較的大きな空間が確保されるので、運転者が圧迫感を感じることが抑制され、運転キャビン7の居住性が向上している。
デミスト吹出口57と前列吹出口58とが、第1部分40Aに配置されている。中列吹出口59と後列吹出口60とが、第2部分40Bに配置されている。詳しくは、中列吹出口59は、第2部分40Bの前側部分における上斜め後方に傾斜した部分に配置されている。後列吹出口60は、第2部分40Bの右側部分及び左側部分における上斜め側方に傾斜した部分に配置されている。中列吹出口59は、デミスト吹出口57及び前列吹出口58よりも側面視で上側に位置している。後列吹出口60は、デミスト吹出口57、前列吹出口58及び中列吹出口59よりも側面視で上側に位置している。
〔内気導入口〕
図4、図5、図6、及び図7に示されるように、インナールーフ40における後ろ寄りの部分に、内気導入口71が設けられている。内気導入口71は、図7に示されるように、室内空間S2と天井空間S1とを連通する。エアコンユニット51のファンが動作すると、天井空間S1の空気が吸引され、それに伴って室内空間S2の空気(内気)が内気導入口71を通って天井空間S1へ流入する。このようにして、室内空間S2の内気が、内気導入口71によってエアコンユニット51へ供給される。
内気導入口71は、インナールーフ40の第2部分40Bに配置されている。詳しくは、内気導入口71は、図7に示されるように、第2部分40Bの後側部分における上斜め前方に傾斜した部分に配置されている。内気導入口71は、インナールーフ40の左右方向の中央寄りの部分に設けられている。内気導入口71は、粉塵等の天井空間S1への流入を抑制するフィルタ72を備えている。
〔外気導入口〕
図1、図3及び図4に示されるように、キャビン31の右の側壁42Rにおける後寄り且つ上寄りの部分に、外気導入口81が設けられている。詳しくは、外気導入口81は、右壁部材43における後寄り且つ上寄りの部分に設けられている。外気導入口81は、図3及び図4に示されるように、外気導入空間S3と、キャビン31の外部の空間とを連通する。外気導入空間S3は、キャビン31の外壁(右壁部材43及び後壁部材46)と内装部材47との間の空間である。外気導入空間S3は、図3及び図4に示されるように、外気導入口81の近傍から運転座席22の後方を通って右方向に延び、更に、図8に示されるように、上方向に延び、開口48を介して天井空間S1に繋がっている。開口48は、上面視で運転座席22よりも左側に位置している。
エアコンユニット51のファンが動作すると、天井空間S1の空気が吸引されそれに伴ってキャビン31の外部の空気(外気)が外気導入口81を通って外気導入空間S3へ流入する。そして、外気導入空間S3を流通した外気は、開口48を通って天井空間S1へ流入する。このようにして、キャビン31の外側の外気が、外気導入口81によってエアコンユニット51へ供給される。また、エアコンユニット51のファンが動作すると、外気が外気導入口81及び開口48を通って天井空間S1の内部へ流入するとともに、室内空間S2の内気が内気導入口71を通って天井空間S1の内部へ流入し、内気と外気とが天井空間S1の内部で混合される。混合された内気及び外気が、エアコンユニット51のファンにより、エアコンユニット51へ供給される。内気と外気との混合比率は一定であり、常に外気導入が行われる。これにより、室内空間S2の気圧がキャビン31の外部の気圧に比べて高くなり、室内空間S2への粉塵等の進入が抑制される。
外気導入口81は、図3及び図10に示されるように、右壁部材43よりも外側に配置される外側部材82と、右壁部材43よりも内側に配置される内側部材83と、外側部材82と内側部材83との間に配置されるフィルタ84と、を備えている。外側部材82は、カバー82Aと、通気孔82Bを備えた板材82Cとを備えている。カバー82Aと板材82Cとの間に、前側開口82Dと後側開口82Eとが形成されている。内側部材83は、板状の部材であって、通気孔83Aを備えている。キャビン31の外側の外気は、前側開口82D及び後側開口82Eと、通気孔82Bと、フィルタ84と、通気孔83Aとを通って、外気導入空間S3へ流入する。板材82Cと、内側部材83と、フィルタ84とによって、外気導入口81から外気導入空間S3への粉塵等の進入が抑制される。
〔エアコン操作部〕
エアコン操作部91は、図4及び図5に示されるように、インナールーフ40のうち、平面視で、後列吹出口60よりも後側且つ運転座席22の後端よりも前側且つ運転座席22の右側方に位置する部分に配置される。エアコン操作部91は、送風のON/OFF及び風量を設定する回転スイッチと、コンプレッサ54のON/OFFを設定するボタンスイッチと、空調空気の温度を設定するスライドスイッチとを備えている。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、エアコンユニット51は、天井空間S1において前寄りの位置に配置されたが、他の位置に配置されてもよい。例えば、エアコンユニット51は、天井空間S1において右寄りの位置、又は、左寄りの位置、又は、後ろ寄りの位置、又は中央寄りの位置に配置されてもよい。
(2)上記実施形態では、外気導入口81を通った外気が、運転座席22よりも左側に位置する開口48を通って天井空間S1へ流入する例が説明された。開口48に代えて、インナールーフ40における右後端の部分、すなわち外気導入口81の上方に開口が設けられ、当該開口を通って外気導入空間S3から天井空間S1へ外気が流入する形態も可能である。
(3)上記実施形態では、デミスト吹出口57、前列吹出口58、中列吹出口59、後列吹出口60は、それぞれ左右一対(2つずつ)設けられたが、吹出口の数はこれに限られず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
(4)上記実施形態では、第1送風管部64の一部と、第2送風管部65と、第3送風管部66とが一体の部材として形成されている例が説明された。ダクト52の形態はこれに限られず、例えば、第1送風管部64と第2送風管部65と第3送風管部66とが別々の部材であってもよいし、一体の部材であってもよい。
(5)上記実施形態では、運転座席22の右方及び左方に補助座席23が配置される例が説明された。補助座席23は、右方のみ、又は左方のみに1つ配置されてもよい。また、運転部21が補助座席23を備えない形態も可能である。
本発明は、走行しながら植立する作物を収穫する収穫機に適用可能であり、普通型コンバインの他、自脱型コンバインや、トウモロコシ収穫機等にも適用可能である。
21 :運転部
22 :運転座席
31 :キャビン
35 :フロントガラス
38 :ルーフ部
39 :アウタールーフ
40 :インナールーフ
42R :側壁
51 :エアコンユニット
52 :ダクト
57 :デミスト吹出口
58 :前列吹出口(第1吹出口)
60 :後列吹出口(第2吹出口)
64 :第1送風管部
65 :第2送風管部
66 :第3送風管部
71 :内気導入口
81 :外気導入口
91 :エアコン操作部
S1 :天井空間
S2 :室内空間

Claims (6)

  1. 運転座席を有する横長の運転部と、前記運転部を覆うキャビンとを備え、車輪によって走行する収穫機であって、
    前記キャビンは、アウタールーフ及び前記アウタールーフの下方に配置されたインナールーフを有するルーフ部と、前記運転部の上部から前記運転部の下部まで延びるフロントガラスと、を備え、
    前記アウタールーフと前記インナールーフとの間の天井空間において、平面視で前記運転座席よりも前側に配置されたエアコンユニットと、
    前記エアコンユニットに接続され、前記エアコンユニットから供給される空調空気を流通させるダクトと、
    前記インナールーフにおける前端部に設けられ、前記エアコンユニットから供給される空調空気を前記フロントガラスへ向けて吹き出すデミスト吹出口と、を備え、
    前記ダクトは、平面視で前記運転座席よりも前側且つ前記エアコンユニットよりも後側に配置されるとともに横方向に延びる第1送風管部と、前記第1送風管部と前記デミスト吹出口とを接続する第2送風管部と、前記第1送風管部に接続され、平面視で前記運転座席の横側方を通るように前記第1送風管部から後方へ向けて延びる第3送風管部と、を備え、
    前記インナールーフのうち、平面視で、前記運転座席の前端よりも後側且つ前記運転座席の後端よりも前側に位置する部分に、前記第3送風管部に接続された第2吹出口を備え、
    前記第2送風管部は、前記第1送風管部と前記第3送風管部との接続箇所よりも前記エアコンユニットに近い箇所で前記第1送風管部に接続されている収穫機。
  2. 複数の前記デミスト吹出口を備え、
    前記デミスト吹出口は、平面視で、前記エアコンユニットを挟んで左右に振り分け配置されている請求項1に記載の収穫機。
  3. 記インナールーフのうち、平面視で前記第1送風管部と重なる部分に、前記第1送風管部に接続された複数の第1吹出口を備える請求項1又は2に記載の収穫機。
  4. 前記インナールーフのうち、平面視で、前記第2吹出口よりも後側且つ前記運転座席の後端よりも前側且つ前記運転座席の横側方に位置する部分にエアコン操作部を備える請求項1から3のいずれか一項に記載の収穫機。
  5. 前記エアコンユニットは、前記天井空間において前寄りの位置に配置されており、
    前記インナールーフにおける後寄りの部分に、前記運転座席と前記インナールーフとの間の室内空間と前記天井空間とを連通し、前記室内空間の内気を前記エアコンユニットへ供給する内気導入口を備える請求項1からのいずれか1項に記載の収穫機。
  6. 前記キャビンの側壁における後寄り且つ上寄りの部分に、外気を前記エアコンユニットへ供給する外気導入口を備え、
    前記内気導入口から導入された前記内気と前記外気導入口から導入された前記外気とが、前記天井空間内で混合される請求項に記載の収穫機。
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