JPH0511169Y2 - - Google Patents

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JPH0511169Y2
JPH0511169Y2 JP626989U JP626989U JPH0511169Y2 JP H0511169 Y2 JPH0511169 Y2 JP H0511169Y2 JP 626989 U JP626989 U JP 626989U JP 626989 U JP626989 U JP 626989U JP H0511169 Y2 JPH0511169 Y2 JP H0511169Y2
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plates
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  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、銅箔などを巻き取つたロールを収納
する巻き取りロールの収納箱に関する。
[従来の技術] プリント基板などに添着される銅箔は、銅材料
が圧延又は電解されて箔状に形成されるととも
に、この銅箔は巻き取り軸に巻き取られ、そして
この巻き取りロールはごみ等が付着しないように
収納箱に収納された後、各工場などへ運搬されて
いる。
従来、前記ロールの収納箱は、ロール軸の両端
を支持する支持板間に底板および両側板を設けた
収納箱本体と、前記支持板に載置する載置板を有
する蓋体から構成されており、前記ロールを収納
箱本体に収納した後、この収納箱本体の上方に前
記蓋体をかぶせるように設けたものであつた。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来技術においては、蓋体を閉蓋する際そ
の両端を二人の作業者が持ち上げて作業するもの
であつたため、作業性に劣る問題点があつた。
そこで、本考案は一人で蓋体を閉蓋できるよう
にした巻き取りロールの収納箱を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、両端に巻き取りロール軸を支持する
支持板を設けた収納箱本体に、蓋体を被蓋する巻
き取りロールの収納箱において、前記収納箱本体
の両側板に、前記蓋体の両側縁が摺動可能な摺動
案内部を設けたものである。
[作用] 収納箱本体の一側に蓋体を立設し、そして前記
蓋体を倒しながら、摺動案内部に蓋体の両側縁を
摺動させて蓋体を収納箱本体に閉蓋するものであ
る。
[実施例] 次に本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
次に本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は第1実施例を示しており、同図におい
て、1はステンレス鋼などからなる収納箱本体で
あり、この収納箱本体1は銅箔のロールAを巻き
取つた巻き取り軸Bの両端を上部で支持する一対
の支持壁である支持板2が対向して立設されてお
り、この支持板2は立設する立設部3の上部に受
け台部4が設けられているとともに、この受け台
部4の中央には、前記巻き取り軸Bと同径または
径大な径を有する半円状の支持部5が形成されて
いる6は前記一対の支持板2の下部間を連結する
底板であり、また7は前記一対の支持板2の両端
間を連結する側板であり、この側板7は前記立設
部3より低く形成されている。さらに前記支持部
5の下方には補強板8が前記受け台部4と底板6
間に固着している。8Aは支持板2の外側に装着
される外板部である。9は前記底板6の下面に装
着された脚杆であり、前記底板6の長手方向と交
叉して前記補強板8の略下方に設けられている。
尚、前記底板6の側縁寄りには帯状のゴム板等に
よる保護材6Aが装着されており、この保護材6
Aは移動車輌のフオークによつて底板6が破損し
ないように設けられるものである。
10は前記収納箱本体1の上方を閉蓋するステ
ンレス鋼などからなる蓋体であり、この蓋体10
は前記支持板2の外側に配設されるとともに、そ
の受け台部4に載置面11が載置する一対の載置
壁である載置板12を有し、これら載置板12の
下面中央には前記支持部5に対向して半円状の受
け部13が形成されている。また前記載置板12
の外側には外板14が装着している。さらに前記
載置板12の上部間には天板15が設けられ、ま
た載置板12の両側間には側縁16を外側へ折り
返した側板17が設けられている。
18は前記収納箱本体1の側板7の外面両側に
水平に突設された摺動案内体であり、この摺動案
内体18は前記側板7の外面に水平に突設する軸
部20の先端に膨出部21が形成されており、ま
たこの摺動案内体18は支持板2に載置板12が
載置している状態の前記側縁16よりわずかの〓
間Lを有して下方に設けられている。尚、22は
カードケース、23は凹状の取手、15Aは天板
15の上面両側に装着したゴム板などの保護材で
あり、収納箱を積み重ねた際の天板15の保護を
図るものである。また17Aは角部の補強板であ
る。
次に前記構成につきその作用を説明する。
巻き取り軸Bの両端を支持部5に支持させて収
納箱本体1に巻き取りロールAを収納し、次に支
持板2の一方の外側に蓋体10を立設する。そし
て一方の取手23に手を差し込んで蓋体10を収
納箱本体1側に傾けて側縁16を軸部20に接す
ると、蓋体10は両持ち状態となる。次に蓋体1
0を他方へ引き出して収納箱本体1に閉蓋する
と、両側の支持板2に載置板12が載置されると
ともに側縁16は軸部20よりやや浮き上るよう
にして固定されて、ロールAが収納箱内に収納さ
れて運搬あるいは積み重ねられて保管されるもの
である。
以上のように、ロールAを支持する収納箱本体
1に蓋体10を閉蓋する収納箱において、前記収
納箱本体1の側板7の外面両側に摺動案内体18
を突設したことにより、蓋体10の外嵌作業時蓋
体10の一方を摺動案内体18により支持して蓋
体10の他方を引き込んで一人で簡単に閉蓋作業
を行うことができる。また摺動案内体18は閉蓋
時の蓋体10の側縁16より下方に位置するた
め、閉蓋時には前記支持板2に載置板12が載置
して蓋体10が収納箱本体1に直接支持され振動
等によつて蓋体10が動くことはない。
第2図は第2実施例を示しており、前記第1実
施例と同一部分には同一符号を付しその詳細な説
明を省略する。
両側に支持壁である支持板2を有した収納箱本
体1の底板6の下面には前記支持板2より内側に
脚杆9が横設されている。また前記収納箱本体1
を閉蓋する蓋体10は対向した一対の載置板12
間に鋼板をコ字形に折曲した天板15および側板
17が設けられており、さらに前記天板15およ
び側板17の両側には蓋体用補強板24が固設し
ている。この蓋体用補強板24は天板15に添着
する補強天板部15Aの両側に前記側板17に添
着する略三角形の補強側板17Aが比較的肉厚な
鋼板によつて一体に設けられている。そして前記
補強天板部15Aの内側下方に前記載置板12が
固着している。
前記収納箱本体1の側板17の外面両側に固設
される摺動案内体18は軸部19からなり、この
取付箇所は収納箱本体1に蓋体10を閉蓋した
際、側縁16よりやや下方に設けられている。
次に前記構成につきその作用を説明する。
ロールAを収納箱本体1内に支持して収納した
後、蓋体10を収納箱本体1の一方の外側に立設
する。次に蓋体10を傾けて側縁16を摺動案内
体18に接し、このまま蓋体10を他方へ引き込
んで蓋体10を閉蓋するものである。
以上のように、側板7に摺動案内体18を設け
たことによつて、蓋体10を閉蓋する際、摺動案
内体18により蓋体10の一方を摺動自在に支持
することによつて、簡単に作業を行うことができ
る。
さらに、蓋体10には蓋用補強板24を固設し
たことによつて、収納箱を多段に積み重ねた場
合、上段の収納箱の荷重が肉厚な前記蓋用補強板
24を介して収納箱本体1側に伝達されるため、
蓋体10自体が比較的肉薄の材料から構成されて
あつても蓋体10自体の変形を防止できる。
しかも蓋体10には蓋体用補強板24を固設し
たことによつて、蓋体10に負荷された積み重ね
られた収納箱などの荷重を脚杆9を介して設置面
などに伝達しやすいようにしたため、収納箱本体
1、蓋体10自体の変形も防止することができ
る。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものでは
なく、例えば第3図に示すように支持部5を三角
形に凹設したり、また蓋体10における天板15
と側板17の角部にL形鋼などの肉厚な補強材2
5を設けて、運搬時フオークリフトのフオークに
よる破損を防止したり、また第4図に示すように
摺動案内体18の軸部20に側縁16が摺動可能
なローラ20Aを回転自在に設けたり、また蓋体
の上面に補強板を設けるなど種々の変形が可能で
ある。
[考案の効果] 本考案は、ロールの巻き取り軸を支持する支持
壁を有する収納箱本体に、蓋体を閉蓋する巻き取
りロールの収納箱において、前記収納箱本体の側
板に蓋体の両側縁が摺動可能な摺動案内部を設け
たことによつて、蓋体の閉蓋作業を簡単に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは第1実施例を示す斜視図、第1図B
は縦断面図、第1図Cは要部の正面図、第2図A
は第2実施例を示す分解斜視図、第2図Bは同縦
断面図、第3図は第3実施例を示す斜視図、第4
図は第4実施例を示す断面図である。 1……収納箱本体、2……支持板(支持壁)、
6……底板、7……側板、10……蓋体、16…
…側縁、18……摺動案内体、B……巻き取りロ
ール軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻き取りロール軸の両端を支持する支持壁間に
    両側板及び底板を設けた収納箱本体に蓋体を着脱
    自在に閉蓋した巻き取りロールの収納箱におい
    て、前記蓋体の両側縁が摺動可能な摺動案内体を
    前記側板の外面に突設したことを特徴とする巻き
    取りロールの収納箱。
JP626989U 1989-01-23 1989-01-23 Expired - Lifetime JPH0511169Y2 (ja)

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JP626989U JPH0511169Y2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23

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JP626989U JPH0511169Y2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23

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JPH0297236U JPH0297236U (ja) 1990-08-02
JPH0511169Y2 true JPH0511169Y2 (ja) 1993-03-18

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ID=31210357

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