JPH05106349A - ユニツトルームの開口部における補強部材 - Google Patents
ユニツトルームの開口部における補強部材Info
- Publication number
- JPH05106349A JPH05106349A JP3269356A JP26935691A JPH05106349A JP H05106349 A JPH05106349 A JP H05106349A JP 3269356 A JP3269356 A JP 3269356A JP 26935691 A JP26935691 A JP 26935691A JP H05106349 A JPH05106349 A JP H05106349A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- unit room
- reinforcing member
- opening section
- members
- Prior art date
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- Pending
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造簡単且つ汎用性の高いものでありながら
ユニットルームの移動時等に発生する開口部への集中荷
重を分散させることができるユニットルームにおける開
口部の補強部材を提供することを目的とする。 【構成】 複数の壁部材10,10の組み合わせにより
六面囲繞型を呈するユニットルームAの壁面に開口部
(出入口)11が形成され、開口部11の対向した開口
縁部11a,11b間には緊張状態で架設される補強部
材13が着脱可能に設けられている。
ユニットルームの移動時等に発生する開口部への集中荷
重を分散させることができるユニットルームにおける開
口部の補強部材を提供することを目的とする。 【構成】 複数の壁部材10,10の組み合わせにより
六面囲繞型を呈するユニットルームAの壁面に開口部
(出入口)11が形成され、開口部11の対向した開口
縁部11a,11b間には緊張状態で架設される補強部
材13が着脱可能に設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、バスルームコ
アやシャワーブース等のユニット化されたユニットルー
ムの開口部における補強部材に関するものである。
アやシャワーブース等のユニット化されたユニットルー
ムの開口部における補強部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、居住空間の有効利用を図ると同時
に施工現場での作業性の向上を図るため、予め工場で組
み立てられたバスルームコアやシャワーブース等のユニ
ットルームが設置されていた所謂ワンルームマンション
等の家屋がある。
に施工現場での作業性の向上を図るため、予め工場で組
み立てられたバスルームコアやシャワーブース等のユニ
ットルームが設置されていた所謂ワンルームマンション
等の家屋がある。
【0003】斯かるユニットルームとしては、図5に示
されるように、複数の壁部材1,1…の組み合わせによ
り、浴槽2,便器3並びに洗面4等が収納されるように
内部空間5を形成し、全体で六面を有する囲繞型に形成
されたユニットバスルームaがある(実公昭61−12
878号公報参照)。
されるように、複数の壁部材1,1…の組み合わせによ
り、浴槽2,便器3並びに洗面4等が収納されるように
内部空間5を形成し、全体で六面を有する囲繞型に形成
されたユニットバスルームaがある(実公昭61−12
878号公報参照)。
【0004】また、このようなユニットバスルームaに
は、回動可能なドア6が取り付けられた開口部としての
出入口7や小窓や換気扇(共に図示せず)等を取り付け
るための開口部(図示せず)が形成されている。この出
入口7等へのドア6や小窓の取り付けは、施工依頼者の
デザイン等の希望や施工現場での作業性、例えば、配管
等の理由により設置作業の最終段階で取り付けられてい
る。
は、回動可能なドア6が取り付けられた開口部としての
出入口7や小窓や換気扇(共に図示せず)等を取り付け
るための開口部(図示せず)が形成されている。この出
入口7等へのドア6や小窓の取り付けは、施工依頼者の
デザイン等の希望や施工現場での作業性、例えば、配管
等の理由により設置作業の最終段階で取り付けられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成されたユニットバスルームaに代表されるユニット
ルームを工場から出荷する時や設置現場では、図6に示
すように、ワイヤ8等によりユニットバスルームaを吊
り上げて移動するため、出入口7等の開口部におけるユ
ニットバスルームaの重量等に伴う集中荷重を受け止め
るだけの強度がなく、図6の鎖線状態に示すように傾き
等が発生し、この傾きにより設置後のドア6の取り付け
ができなかったり、設置壁面(図示せず)と壁部材1と
の間に隙間ができる等の問題が生じていた。
構成されたユニットバスルームaに代表されるユニット
ルームを工場から出荷する時や設置現場では、図6に示
すように、ワイヤ8等によりユニットバスルームaを吊
り上げて移動するため、出入口7等の開口部におけるユ
ニットバスルームaの重量等に伴う集中荷重を受け止め
るだけの強度がなく、図6の鎖線状態に示すように傾き
等が発生し、この傾きにより設置後のドア6の取り付け
ができなかったり、設置壁面(図示せず)と壁部材1と
の間に隙間ができる等の問題が生じていた。
【0006】本発明は、上記実状に鑑み、構造簡単且つ
汎用性の高いものでありながらユニットルームの移動時
等に発生する開口部への集中荷重を分散させることがで
きるユニットルームにおける開口部の補強部材を提供す
ることを目的とする。
汎用性の高いものでありながらユニットルームの移動時
等に発生する開口部への集中荷重を分散させることがで
きるユニットルームにおける開口部の補強部材を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、壁部材の組み合わせによ
り六面囲繞型を呈するユニットルームの壁面に開口部が
形成され、該開口部の対向した開口縁部間には緊張状態
で架設される補強部材が着脱可能に設けられていること
を要旨とするものである。
め、請求項1に記載の発明は、壁部材の組み合わせによ
り六面囲繞型を呈するユニットルームの壁面に開口部が
形成され、該開口部の対向した開口縁部間には緊張状態
で架設される補強部材が着脱可能に設けられていること
を要旨とするものである。
【0008】また、前記補強部材は前記各開口縁部に当
接する一対の保持部と、該一対の保持部の間隔を調節す
る調節部とを備えているものである。
接する一対の保持部と、該一対の保持部の間隔を調節す
る調節部とを備えているものである。
【0009】
【作用】このような請求項1に記載の構成においては、
開口部が壁部材の組み合わせにより六面囲繞型を呈する
ユニットルームの壁面に形成され、緊張状態で架設され
る補強部材が開口部の対向した開口縁部間に着脱可能に
設けられている。
開口部が壁部材の組み合わせにより六面囲繞型を呈する
ユニットルームの壁面に形成され、緊張状態で架設され
る補強部材が開口部の対向した開口縁部間に着脱可能に
設けられている。
【0010】このことにより、ユニットルーム本体の移
動時等に発生する開口部への集中荷重を分散させること
ができる
動時等に発生する開口部への集中荷重を分散させること
ができる
【0011】
【実施例】次に、本発明のユニットルームの開口部にお
ける補強部材の実施例を図1乃至図4に基づいて説明す
る。
ける補強部材の実施例を図1乃至図4に基づいて説明す
る。
【0012】図1は本発明のユニットルームの外観を示
す正面側の斜視図、図2は同じく背面側の一部を拡大し
た斜視図、図3は補強部材の正面図、図4(A),
(B)は夫々保持部の例を示す補強部材の平面図であ
る。
す正面側の斜視図、図2は同じく背面側の一部を拡大し
た斜視図、図3は補強部材の正面図、図4(A),
(B)は夫々保持部の例を示す補強部材の平面図であ
る。
【0013】図1及び図2において、ユニットルームA
は複数の壁部材10,10…が組み合わされた六面囲繞
型に形成され、開口部として図1に示す出入口11や図
2に示す出窓12が形成されている。また、出入口11
と出窓12のドア或は窓(共に図示せず)の取り付け前
には補強部材13が着脱可能に装着されている。
は複数の壁部材10,10…が組み合わされた六面囲繞
型に形成され、開口部として図1に示す出入口11や図
2に示す出窓12が形成されている。また、出入口11
と出窓12のドア或は窓(共に図示せず)の取り付け前
には補強部材13が着脱可能に装着されている。
【0014】補強部材13は、図3に示すように、出入
口11と出窓12の対向した各開口縁部11a,11
b、12a,12bに当接する一対の保持部14,14
と、この一対の保持部14,14の間隔を調節する調節
部15とを備えている。
口11と出窓12の対向した各開口縁部11a,11
b、12a,12bに当接する一対の保持部14,14
と、この一対の保持部14,14の間隔を調節する調節
部15とを備えている。
【0015】保持部14は、図4(A)に示す平面視L
字状、或は図4(B)に示す平面視コ字状に形成された
保持部材16と、保持部材16に一端が固定された一対
のアーム部材17,17と、アーム部材17,17の他
端を支持する支持部材18,18とを備えている。
字状、或は図4(B)に示す平面視コ字状に形成された
保持部材16と、保持部材16に一端が固定された一対
のアーム部材17,17と、アーム部材17,17の他
端を支持する支持部材18,18とを備えている。
【0016】調節部16は、リング状の操作扞19と、
操作扞19に一端が固定された一対のねじ部材20,2
0とを備えている。このねじ部材20,20の他端は支
持部材18,18に挿入され、操作扞19の回転操作に
よりねじ部材20,20のねじ溝20a,20aに支持
部材18,18が案内されて、図3に示す矢印イの方
向、即ち、保持部材16,16が接近或は離反するよう
に設定されている。
操作扞19に一端が固定された一対のねじ部材20,2
0とを備えている。このねじ部材20,20の他端は支
持部材18,18に挿入され、操作扞19の回転操作に
よりねじ部材20,20のねじ溝20a,20aに支持
部材18,18が案内されて、図3に示す矢印イの方
向、即ち、保持部材16,16が接近或は離反するよう
に設定されている。
【0017】上記の構成において補強部材13を出入口
11に装着するには、先ず、操作扞19の操作により保
持部材16,16を接近させる(図3鎖線状態)。この
時、保持部材16,16間の対向間隔は出入口11の開
口縁部11a,11bの対向間隔よりも狭く設定する。
11に装着するには、先ず、操作扞19の操作により保
持部材16,16を接近させる(図3鎖線状態)。この
時、保持部材16,16間の対向間隔は出入口11の開
口縁部11a,11bの対向間隔よりも狭く設定する。
【0018】この状態から、出入口11の各開口縁部1
1a,11bに保持部材16,16が当接するように操
作扞19を操作して保持部材16,16を離反させる。
さらに、開口縁部11a,11bと保持部材16,16
との当接位置関係を確認しながら操作扞19を保持部材
16,16が離反する方向に操作して開口縁部11a,
11bに対して保持部材16,16が強固に保持するよ
うに操作扞19を締付操作し、出入口11に緊張状態で
補強部材13を架設する。
1a,11bに保持部材16,16が当接するように操
作扞19を操作して保持部材16,16を離反させる。
さらに、開口縁部11a,11bと保持部材16,16
との当接位置関係を確認しながら操作扞19を保持部材
16,16が離反する方向に操作して開口縁部11a,
11bに対して保持部材16,16が強固に保持するよ
うに操作扞19を締付操作し、出入口11に緊張状態で
補強部材13を架設する。
【0019】このことにより、出入口11の開口による
ユニットルームAの補強がなされ、ユニットルームAの
移動時等による荷重を効率よく分散させることができ
る。なお、上記においては出入口11に対する補強部材
13の装着を説明したが、出窓12に対する補強部材1
3の装着も上記と同様であるのでここでは省略する。ま
た、補強部材13の装着数は、例えば、出入口11の中
央に1か所、或いは図1で示したように上下2位箇所の
ように、限定されるものではない。
ユニットルームAの補強がなされ、ユニットルームAの
移動時等による荷重を効率よく分散させることができ
る。なお、上記においては出入口11に対する補強部材
13の装着を説明したが、出窓12に対する補強部材1
3の装着も上記と同様であるのでここでは省略する。ま
た、補強部材13の装着数は、例えば、出入口11の中
央に1か所、或いは図1で示したように上下2位箇所の
ように、限定されるものではない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のユニット
ルームの開口部における補強部材にあっては、壁部材の
組み合わせにより六面囲繞型を呈するユニットルームの
壁面に開口部が形成され、該開口部の対向した開口縁部
間には緊張状態で架設される補強部材が着脱可能に設け
られていることにより、構造簡単且つ汎用性の高いもの
でありながらユニットルームの移動時等に発生する開口
部への集中荷重を分散させることができる。
ルームの開口部における補強部材にあっては、壁部材の
組み合わせにより六面囲繞型を呈するユニットルームの
壁面に開口部が形成され、該開口部の対向した開口縁部
間には緊張状態で架設される補強部材が着脱可能に設け
られていることにより、構造簡単且つ汎用性の高いもの
でありながらユニットルームの移動時等に発生する開口
部への集中荷重を分散させることができる。
【図1】本発明のユニットルームの外観を示す正面側の
斜視図である。
斜視図である。
【図2】同じく背面側の一部を拡大した斜視図である。
【図3】補強部材の正面図である。
【図4】(A),(B)は夫々保持部の例を示す補強部
材の平面図である。
材の平面図である。
【図5】従来のユニットルームを平面から見た断面図で
ある。
ある。
【図6】従来のユニットルームを吊り上げた状態を示す
正面図である。
正面図である。
A ユニットルーム、 10 壁部材、 11 出入口(開口部)、 11a 開口縁部、 11b 開口縁部、 12 窓部(開口部)、 12a 開口縁部、 12b 開口縁部、 13 補強部材、 14 保持部、 15 調節部。
Claims (2)
- 【請求項1】 壁部材の組み合わせにより六面囲繞型を
呈するユニットルームの壁面に開口部が形成され、該開
口部の対向した開口縁部間には緊張状態で架設される補
強部材が着脱可能に設けられていることを特徴とするユ
ニットルームの開口部における補強部材。 - 【請求項2】 前記補強部材は前記各開口縁部に当接す
る一対の保持部と、該一対の保持部の間隔を調節する調
節部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の
ユニットルームの開口部における補強部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3269356A JPH05106349A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | ユニツトルームの開口部における補強部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3269356A JPH05106349A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | ユニツトルームの開口部における補強部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05106349A true JPH05106349A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17471242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3269356A Pending JPH05106349A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | ユニツトルームの開口部における補強部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05106349A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014074186A (ja) * | 2008-07-30 | 2014-04-24 | Toray Ind Inc | ポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法 |
CN106828520A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-06-13 | 杭州中车车辆有限公司 | 一种地铁车辆墙板安装装置及使用方法 |
-
1991
- 1991-10-17 JP JP3269356A patent/JPH05106349A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014074186A (ja) * | 2008-07-30 | 2014-04-24 | Toray Ind Inc | ポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法 |
CN106828520A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-06-13 | 杭州中车车辆有限公司 | 一种地铁车辆墙板安装装置及使用方法 |
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