JPH07217040A - 無目固定用ファスナー - Google Patents
無目固定用ファスナーInfo
- Publication number
- JPH07217040A JPH07217040A JP932794A JP932794A JPH07217040A JP H07217040 A JPH07217040 A JP H07217040A JP 932794 A JP932794 A JP 932794A JP 932794 A JP932794 A JP 932794A JP H07217040 A JPH07217040 A JP H07217040A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastener
- side member
- skeleton side
- transom
- curved
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 曲面カーテンウォールの組み立てにおいて、
ガラス板を保持する無目の角度調整を短時間で容易にか
つ円滑に達成できるようにした無目固定用ファスナーを
提供する。 【構成】 曲面カーテンウォールにおいて、ガラス板１
２を保持する無目１１をバックマリオン１３に固定する
ための二次ファスナー１５であって、略Ｌ形に形成さ
れ、その一片である躯体側取付部１８のマリオン１３と
の接触面に断面略円弧状の曲面凸部１９を設けて成る。
ガラス板を保持する無目の角度調整を短時間で容易にか
つ円滑に達成できるようにした無目固定用ファスナーを
提供する。 【構成】 曲面カーテンウォールにおいて、ガラス板１
２を保持する無目１１をバックマリオン１３に固定する
ための二次ファスナー１５であって、略Ｌ形に形成さ
れ、その一片である躯体側取付部１８のマリオン１３と
の接触面に断面略円弧状の曲面凸部１９を設けて成る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、曲面カーテンウォール
における無目固定用ファスナーに関する。
における無目固定用ファスナーに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、市街地における建築物の外壁とし
て、反射ガラスを使用したカーテンウォールが多用され
ている。該カーテンウォールでは、その目的である一面
のスクリーンとして映し出される周囲景色の映像が滑ら
かなものでなければならない。特に曲面カーテンウォー
ルの場合の映像調整は、曲面であるが故に、平面カーテ
ンウォールの映像調整よりも困難であり、カーテンウォ
ールの取付精度が映像に大きく影響する。
て、反射ガラスを使用したカーテンウォールが多用され
ている。該カーテンウォールでは、その目的である一面
のスクリーンとして映し出される周囲景色の映像が滑ら
かなものでなければならない。特に曲面カーテンウォー
ルの場合の映像調整は、曲面であるが故に、平面カーテ
ンウォールの映像調整よりも困難であり、カーテンウォ
ールの取付精度が映像に大きく影響する。
【０００３】図４は曲面カーテンウォールにおける無目
ジョイント部の従来の構造を示したものである。１は所
定長さの曲線状に形成された無目で、曲面ガラス板２の
上下端部を保持する。３はバックマリオンで、該マリオ
ン３にはコ字状の一次ファスナー４が変位可能に取り付
けてある。そして、５は無目１に取り付けたコ字状の二
次ファスナーで、この二次ファスナー５を一次ファスナ
ー４にボルト・ナット６により所定の角度で取り付ける
ことにより、無目１をマリオン３に固定している。
ジョイント部の従来の構造を示したものである。１は所
定長さの曲線状に形成された無目で、曲面ガラス板２の
上下端部を保持する。３はバックマリオンで、該マリオ
ン３にはコ字状の一次ファスナー４が変位可能に取り付
けてある。そして、５は無目１に取り付けたコ字状の二
次ファスナーで、この二次ファスナー５を一次ファスナ
ー４にボルト・ナット６により所定の角度で取り付ける
ことにより、無目１をマリオン３に固定している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造において、一次ファスナー４と二次ファスナー５とは
それらの各対向板が面接触しているため、二次ファスナ
ー５、即ち無目１の角度を変えるには大きな力が必要
で、無目１の方向性の微調整が難しく、そのため全体を
組み立てた後、再調整する必要がある等、多くの手間と
作業時間がかかるという問題があった。
造において、一次ファスナー４と二次ファスナー５とは
それらの各対向板が面接触しているため、二次ファスナ
ー５、即ち無目１の角度を変えるには大きな力が必要
で、無目１の方向性の微調整が難しく、そのため全体を
組み立てた後、再調整する必要がある等、多くの手間と
作業時間がかかるという問題があった。
【０００５】そこで本発明の目的は、曲面カーテンウォ
ールの組み立てにおいて、ガラス板を保持する無目の角
度調整を短時間で容易にかつ円滑に達成できるようにし
た無目固定用ファスナーを提供することにある。
ールの組み立てにおいて、ガラス板を保持する無目の角
度調整を短時間で容易にかつ円滑に達成できるようにし
た無目固定用ファスナーを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、曲面カーテンウォールにおいて、ガラス板
を保持する無目を躯体側部材に固定するための二次ファ
スナーであって、略Ｌ形に形成され、その一片である躯
体側取付部の前記躯体側部材との接触面に、断面略円弧
状の曲面凸部を設けて成る。前記躯体側部材をバックマ
リオン、あるいは躯体に取り付けられた一次ファスナー
とするのがよい。
に本発明は、曲面カーテンウォールにおいて、ガラス板
を保持する無目を躯体側部材に固定するための二次ファ
スナーであって、略Ｌ形に形成され、その一片である躯
体側取付部の前記躯体側部材との接触面に、断面略円弧
状の曲面凸部を設けて成る。前記躯体側部材をバックマ
リオン、あるいは躯体に取り付けられた一次ファスナー
とするのがよい。
【０００７】
【作用】曲面カーテンウォールの組み立てにおいて、二
次ファスナーである無目固定用ファスナーはその曲面凸
部において躯体側部材と接触するので、線接触となる。
よって、無目の角度調整は、該曲面凸部を回動あるいは
摺動させることにより、小さい力で容易に行うことがで
きる。
次ファスナーである無目固定用ファスナーはその曲面凸
部において躯体側部材と接触するので、線接触となる。
よって、無目の角度調整は、該曲面凸部を回動あるいは
摺動させることにより、小さい力で容易に行うことがで
きる。
【０００８】
【実施例】図２は本発明の無目固定用ファスナーの一実
施例を示したものである。該無目固定用ファスナー（二
次ファスナー）１５は適宜の金属により略Ｌ形に形成さ
れ、その一片である無目取付部１６には一対の横長の取
付孔１７が設けてある。また、他片である躯体側取付部
１８の外面には断面略円弧状の曲面凸部１９が形成して
あると共に、中央には取付孔２０が貫設してある。
施例を示したものである。該無目固定用ファスナー（二
次ファスナー）１５は適宜の金属により略Ｌ形に形成さ
れ、その一片である無目取付部１６には一対の横長の取
付孔１７が設けてある。また、他片である躯体側取付部
１８の外面には断面略円弧状の曲面凸部１９が形成して
あると共に、中央には取付孔２０が貫設してある。
【０００９】図１は、上記無目固定用ファスナー１５を
無目１１とバックマリオン１３との連結に使用した例を
示したもので、無目取付部１６及び躯体側取付部１８を
それぞれボルト・ナット２１、２２により無目１１とバ
ックマリオン１３に固定する。１２は曲面ガラス板であ
る。
無目１１とバックマリオン１３との連結に使用した例を
示したもので、無目取付部１６及び躯体側取付部１８を
それぞれボルト・ナット２１、２２により無目１１とバ
ックマリオン１３に固定する。１２は曲面ガラス板であ
る。
【００１０】この場合、無目１１の角度調整は、バック
マリオン１３とファスナー１５の曲面凸部１９とが線接
触となっているため、該曲面凸部１９を回動あるいは摺
動させることにより、小さい力で容易に行うことが可能
となる。
マリオン１３とファスナー１５の曲面凸部１９とが線接
触となっているため、該曲面凸部１９を回動あるいは摺
動させることにより、小さい力で容易に行うことが可能
となる。
【００１１】図３は、無目固定用ファスナー１５を無目
１１と、躯体側部材である一次ファスナー１４との連結
に使用したもので、その作用は前記図１の場合と同様で
ある。なお、該一次ファスナー１４は壁２３に埋め込み
金物２４を介して取り付けられている。
１１と、躯体側部材である一次ファスナー１４との連結
に使用したもので、その作用は前記図１の場合と同様で
ある。なお、該一次ファスナー１４は壁２３に埋め込み
金物２４を介して取り付けられている。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明の無目固定用ファス
ナーによれば、曲面カーテンウォールの組み立てにおけ
る無目の角度調整を短時間で能率よく行うことができる
ので、滑らかな曲面性を容易に得ることができる。
ナーによれば、曲面カーテンウォールの組み立てにおけ
る無目の角度調整を短時間で能率よく行うことができる
ので、滑らかな曲面性を容易に得ることができる。
【図１】本発明の無目固定用ファスナーの使用例を示す
平面図である。
平面図である。
【図２】本発明の無目固定用ファスナーの一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図３】本発明の無目固定用ファスナーの他の使用例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図４】従来例を示す斜視図である。
１１ 無目 １２ ガラス板 １３ バックマリオン １４ 一次ファスナー １５ 無目固定用ファスナー １６ 無目取付部 １８ 躯体側取付部 １９ 曲面凸部 ２３ 躯体（壁）
Claims (3)
- 【請求項１】 曲面カーテンウォールにおいて、ガラス
板を保持する無目を躯体側部材に固定するための二次フ
ァスナーであって、略Ｌ形に形成され、その一片である
躯体側取付部の前記躯体側部材との接触面に、断面略円
弧状の曲面凸部を設けて成る無目固定用ファスナー。 - 【請求項２】 前記躯体側部材をバックマリオンとした
請求項１の無目固定用ファスナー。 - 【請求項３】 前記躯体側部材を、躯体に取り付けられ
た一次ファスナーとした請求項１記載の無目固定用ファ
スナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP932794A JPH07217040A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 無目固定用ファスナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP932794A JPH07217040A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 無目固定用ファスナー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07217040A true JPH07217040A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11717384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP932794A Pending JPH07217040A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 無目固定用ファスナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07217040A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11072971B1 (en) | 2020-01-24 | 2021-07-27 | Solar Innovations, Inc. | Modular system for glazing and other infill panels |
| CN115370048A (zh) * | 2022-09-02 | 2022-11-22 | 上海建工七建集团有限公司 | 一种用于曲面幕墙的可调节精准定位装置 |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP932794A patent/JPH07217040A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11072971B1 (en) | 2020-01-24 | 2021-07-27 | Solar Innovations, Inc. | Modular system for glazing and other infill panels |
| CN115370048A (zh) * | 2022-09-02 | 2022-11-22 | 上海建工七建集团有限公司 | 一种用于曲面幕墙的可调节精准定位装置 |
| CN115370048B (zh) * | 2022-09-02 | 2023-10-20 | 上海建工七建集团有限公司 | 一种用于曲面幕墙的可调节精准定位装置 |
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