JPH05105242A - アンローダの運転方法 - Google Patents

アンローダの運転方法

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Publication number
JPH05105242A
JPH05105242A JP27122991A JP27122991A JPH05105242A JP H05105242 A JPH05105242 A JP H05105242A JP 27122991 A JP27122991 A JP 27122991A JP 27122991 A JP27122991 A JP 27122991A JP H05105242 A JPH05105242 A JP H05105242A
Authority
JP
Japan
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scraping
unloader
scraped
horizontally
unscraped
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Pending
Application number
JP27122991A
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English (en)
Inventor
Shingo Shimogaki
慎吾 下垣
Nobuhiko Nakamura
允彦 中村
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定量荷役を容易に行うことを可能とする。 【構成】 垂直のバケットコンベア5の下端部を水平に
延出させてバラ物4の掻取部10としたアンローダ6に
おいて、上記掻取部10をその長手方向と直角の方向に
水平移動させ、その移動方向前後に設置した距離センサ
14により未掻取面15aおよび既掻取面15bまでの
高さH1,H2を検出し、これらの差と掻取部10の長
さLから掻取断面積を算出して掻取量が一定になるよう
移動速度を制御することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定量荷役を行うための
アンローダの運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】船倉内に積まれた石炭、穀物等のバラ物
を荷揚げするアンローダとしては、垂直のバケットコン
ベアの下端部を水平に延出させてバラ物の掻取部とした
アンローダが知られている。このアンローダによれば、
掻取部をその長手方向と直角の方向に水平移動させるこ
とにより、船倉内におけるバラ物の表層部を幅広く掻取
ることができ、効率よく荷揚げすることが可能である。
【0003】そして、この様な掻取方法をティーチング
プレイバック法などにより実行するアンローダの自動運
転方法が種々提案されるに至っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バラ物
の掻取面(表層面)は通常、平面を保っているが、掻取
中に発生する山崩れにより局部的に凹凸ができるため、
掻取部が一定の速度で移動する従来の運転方法では、掻
取面の凹凸によって掻取量が異なってしまい、定量荷役
が困難であった。
【0005】そこで、本発明の目的は、定量荷役を容易
に行うことができるアンローダの運転方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、垂直のバケットコンベアの下端部を水平に
延出させてバラ物の掻取部としたアンローダにおいて、
上記掻取部をその長手方向と直角の方向に水平移動さ
せ、その移動方向前後に設置した距離センサにより未掻
取面および既掻取面までの高さを検出し、これらの差と
掻取部の長さから掻取断面積を算出して掻取量が一定に
なるよう移動速度を制御することを特徴としている。
【0007】
【作用】上記方法によれば、距離センサからの未掻取面
および既掻取面までの高さの差と掻取部の長さから掻取
量を一定にするための移動速度を容易に算出することが
でき、定量荷役を容易に実行することが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0009】図2において、1は貨物船で、上部にハッ
チ口2を有する船倉3内にはバラ物4が積載されてい
る。この船倉3内のバラ物4を荷揚げするために垂直の
バケットコンベア5を有する連続アンローダ6が用いら
れる。
【0010】このアンローダ6は、埠頭に走行可能に設
置された走行部と、この走行部上に旋回および俯仰可能
に設けられたブームと、このブームの先端部から旋回可
能に垂下されたエレベータ部7とから主に構成されてい
る。このエレベータ部7は垂直のバケットコンベア5
と、このバケットコンベア5を覆う筒体8とから主に構
成され、筒体8の上端部にはバケットコンベア5を駆動
するための駆動スプロケットが設けられ、筒体の下端部
には従動スプロケット9が設けられている。
【0011】特に、バケットコンベア5の下端部を水平
に延出させてバラ物4の掻取部10とするために、従動
スプロケット9と水平方向に対向させて可動スプロケッ
ト11が油圧シリンダ12を介して設けられ、その油圧
シリンダ12により掻取部10の長さLを可変できるよ
うになっている。
【0012】筒体8の下端両側部には掻取部10と平行
に延出された支持棒13が取付けられ、両支持棒13に
はバラ物4の掻取面(表層面)までの高さを検出するた
めの超音波センサ等からなる距離センサ14が複数個ず
つ取付けられている。
【0013】次に上述の様に構成されたアンローダ6の
運転方法を説明する。この場合、アンローダ6は図1に
矢印で示すように掻取部10がその長手方向と直角の方
向に水平移動するように運転され、その際、移動方向前
方の距離センサ14がこれより未掻取面15aまでの高
さH1を検出し、移動方向後方の距離センサ14がこれ
より既掻取面15bまでの高さH2を検出している。
【0014】そして、これら検出信号はアンローダ6の
電気品室に設置された制御装置に入力され、この制御装
置が検出値の差(H2−H1)と掻取部10の長さLか
ら掻取断面積A=L(H2−H1)を算出し、掻取量Q
が一定になるよう移動速度V=Q/Aを制御する。
【0015】この様な運転方法によれば、距離センサ1
4からの未掻取面15aおよび既掻取面15bまでの高
さH1,H2の差と掻取部10の長さLから掻取量Qを
一定にするための移動速度Vを容易に算出することがで
きるため、定量荷役を容易に実行することができる。ま
た、上記距離センサ14の検出値から大規模な山崩れを
検出し、掻取不能と判断した場合には安全確保の点から
運転を停止させることも可能である。
【0016】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、距離セン
サからの未掻取面および既掻取面までの高さの差と掻取
部の長さから掻取量を一定にするための移動速度を容易
に算出することができ、定量荷役を容易に実行すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法に用いられるアンローダの掻取部の
正面図である。
【図2】船倉内におけるアンローダの掻取部を示す側面
図である。
【符号の説明】 4 バラ物 5 バケットコンベア 6 アンローダ 10 掻取部 14 距離センサ 15a 未掻取面 15b 既掻取面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直のバケットコンベアの下端部を水平
    に延出させてバラ物の掻取部としたアンローダにおい
    て、上記掻取部をその長手方向と直角の方向に水平移動
    させ、その移動方向前後に設置した距離センサにより未
    掻取面および既掻取面までの高さを検出し、これらの差
    と掻取部の長さから掻取断面積を算出して掻取量が一定
    になるよう移動速度を制御することを特徴とするアンロ
    ーダの運転方法。
JP27122991A 1991-10-18 1991-10-18 アンローダの運転方法 Pending JPH05105242A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27122991A JPH05105242A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 アンローダの運転方法

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JP27122991A JPH05105242A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 アンローダの運転方法

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JPH05105242A true JPH05105242A (ja) 1993-04-27

Family

ID=17497155

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JP27122991A Pending JPH05105242A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 アンローダの運転方法

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