JP3546081B2 - バケットエレベータの掘削装置 - Google Patents

バケットエレベータの掘削装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はバケットエレベータの掘削装置に関し、特に船積みされた鉱石等のバラ荷を荷揚げするアンローダに適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】
図5はバケットエレベータ式アンローダに備えられた従来技術に係るバケットエレベータの掘削装置の下部側面図、図6は図5に示す掘削装置の側面全体を概念的に示す説明図である。両図において、1′はエレベータコラム、2′は揺動フレーム、2a′は上半部揺動フレーム、2b′は掘削部伸縮シリンダ、2c′は下半部スライドフレーム、3′,6′は軸、5′は掘削フレーム、7′は水平保持シリンダ、8′,9′,10′はガイドスプロケット、12′はバケットチェーンエレベータ、12a′はバケット、12b′はバケットチェーン、20′は油圧モータであるバケット駆動モータ、21′は駆動スプロケット、22′は油圧センサである。
【0003】
これらのうち揺動フレーム2′は上半部揺動フレーム2a′と下半部スライドフレーム2c′とを有してなるものであり、上半部揺動フレーム2a′がエレベータコラム1′の下端部に軸3′を介して揺動可能に支持されると共に、下半部スライドフレーム2c′が上半部揺動フレーム2a′の内側に設けられた掘削部伸縮シリンダ2b′の伸縮により上半部揺動フレーム2a′の長手方向に沿ってスライドする。傾転シリンダ4′は、両端がエレベータコラム1′の下端部と上半部揺動フレーム2a′の下端部とに各々連結されている。従ってこの傾転シリンダ4′の伸縮により揺動フレーム2′全体が軸3′を中心として揺動される。
【0004】
掘削フレーム5′は、後端部(図5中右端部)が揺動フレーム2′の下端部(即ち下半部スライドフレーム2c′の下端部)に軸6′を介して連結され、揺動フレーム2′と共に略L字状を成している。また掘削フレーム5′は、この掘削フレーム5′の中央部と下半部スライドフレーム2c′の中央部とに両端が各々連結された水平保持シリンダ7′の伸縮により、揺動フレーム2′の揺動角度に係わらず常に水平に保持される。
【0005】
ガイドスプロケット8′,9′,10′は、掘削フレーム5′の両端部及び揺動フレーム2′の上端部に各々回転可能に設けれており、バケットチェーンエレベータ12′が、矢印A′で示す方向にこれらのガイドスプロケット8′,9′,10′を順に経由してエレベータコラム1内へと循環移動するよう案内する。
【0006】
駆動スプロケット21′はバケットチェーンエレベータ12′を駆動するスプロケットであって、エレベータコラム1′の上端部に設けられており、バケット駆動モータ20′によって駆動される。即ちこのバケット駆動モータ20′によって駆動スプロケット21′を駆動することにより、前述の如くバケットチェーンエレベータ12′を矢印A′方向に循環移動せしめる。
【0007】
バケットチェーンエレベータ12′は、駆動スプロケット21′及びガイドスプロケット8′,9′,10′と係合して前述の如く矢印A方向に循環移動するバケットチェーン12b′と、このバケットチェーン12b′に所定の間隔で複数取付けられバケットチェーン12b′と共に循環移動するバケット12a′とを有してなるものである。
【0008】
油圧センサ22′はバケット駆動モータ20に備えられており、バケット駆動モータ20にかかる負荷、即ちバケットチェーンエレベータ12′にかかる負荷(この負荷に相当する油圧)を検出し、検出信号を図示しない制御部へ出力する。制御部では、油圧センサ22′の検出値に基づいて掘削装置の横送り速度を制御する。
【0009】
従って上記構成のバケットエレベータの掘削装置によれば、船倉口から船倉内へ掘削部を進入させた後、バケットチェーンエレベータ12′を循環移動させると共に掘削装置を横送りすることにより、船倉内のバラ荷14を、バケット12a′で掘削して掬い取った後上方へと搬送しこれをエレベータコラム1′の上端部において払出すようにして荷揚げする。かかる荷揚げは、まず図5中の実線(但しバケットチェーンエレベータ12′は一点鎖線)で示すように揺動フレーム12′と掘削フレーム5′とが略L字状を成す状態にして船倉内中央部付近のバラ荷14の荷揚げから行い、順次、図5中の二点鎖線で示すように水平保持シリンダ7′を伸長して掘削フレーム5′を水平に保持しつつ傾転シリンダ4′を縮めて揺動フレーム2を前方に揺動した状態にして、船倉内周辺部及び船倉の壁13付近のバラ荷14の荷揚げを行う。
【0010】
このとき掘削装置の横送り速度は、油圧センサ22′の検出値に基づき制御部によって制御される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来技術に係るバケットエレベータの掘削装置では、バケットチェーンエレベータ12′にかかる全負荷、即ち掘削力や持上力を合計した負荷を検出する油圧センサ22′の検出値のみに基づいて掘削装置の横送り走度を制御しているため、バケットチェーン張力や掘削力等の個々の負荷が把握されず、充分なバラ荷14の定量払出し制御(荷役量一定制御)を行うことができなかった。このため掘削装置の運転効率の低下を招いていた。
【0012】
従って本発明は上記従来技術に鑑み、バケットチェーン張力や掘削力等の個々の負荷を把握して確実に定量払出し制御を行うことができるバケットエレベータの掘削装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の第1の構成は、上端部がエレベータコラムの下端部に支持された第1のフレームと、
両端にガイドスプロケットを各々有すると共に、中央部が前記第1のフレームの下端部に俯仰動作可能に支持されて前記第1のフレームと共に略逆T字状を成す第2のフレームと、
一端が前記第1のフレームの中央部に連結されると共に他端が前記第2のフレームの端部に連結され、前記第2のフレームを俯仰駆動して水平に保持する水平保持シリンダと、
前記ガイドスプロケットを経由して前記エレベータコラム内へと循環移動することにより、掘削したバラ荷を搬送して払出しするバケットチェーンエレベータと、
駆動スプロケットを駆動して、この駆動スプロケットにより前記バケットチェーンエレベータを循環移動せしめるバケット駆動モータと、
前記バケット駆動モータと水平保持シリンダとに各々設けられ、これらの作動流体圧力を検出する圧力センサと、
掘削部のバケットチェーン張力を検出するよう掘削部に設けられたロードセルと、
このロードセル及び前記圧力センサの検出値に応じて、前記バケットチェーンエレベータが定量払い出しを行うよう掘削装置の横送り速度を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】
また上記目的を達成する本発明の第2の構成は、上記第1の構成において、制御手段が、水平保持シリンダに備えた圧力センサの検出値とロードセルの検出値とから算出した掘削力と掘削力目標値とを第1の比較演算部にて比較演算しこの比較演算結果に基づいて速度目標値を定め掘削装置の横送り速度が前記速度目標値となるよう制御する一方、算出された前記掘削力とバケット駆動モータに備えた圧力センサの検出値とから算出した持上力と持上力目標値とを第2の比較演算部にて比較演算しこの比較演算結果に基づいて前記掘削力目標値を順次更新することを特徴とする。
【0015】
また上記目的を達成する本発明の第3の構成は、上記第2の構成において、制御手段の第1の比較演算部が、算出した掘削力と掘削力目標値との差を求める第1の比較部とこの差に基づいてPI制御する第1のPI制御部とを有するものであると共に、制御手段の第2の比較演算部が、算出した持上力と持上力目標値との差を求める第2の比較部とこの差に基づいてPI制御する第2のPI制御部とを有するものであることを特徴とする。
【0016】
【作用】
上記構成の本発明によれば、圧力センサとロードセルの検出値に基づいてバケットチェーンエレベータの個々の負荷、即ち、持上力、掘削力及びバケットチェーン張力が把握されるめ、この圧力センサとロードセルの検出値に基づく掘削装置の横送り走度制御によって確実に所定の定量払い出し制御が行われる。また制御手段に第1及び第2のPI制御部を備えることにより、上記制御がスムーズに行われる。
【0017】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
【0018】
図1はバケットエレベータ式アンローダに備えられた本発明の実施例に係るバケットエレベータの掘削装置の下部側面図、図2は図1に示す掘削装置の側面全体を概念的に示す説明図、図3は図1に示す掘削装置に備えた制御部の制御ブロック図、図4は図1に示す掘削装置に備えた制御部の動作を示すフローチャートである。
【0019】
図1及び図2において、1はエレベータコラム、2は揺動フレーム、2aは上半部揺動フレーム、2bは掘削部伸縮シリンダ、2cは下半部スライドフレーム、3,15は軸、5は掘削フレーム、7は水平保持シリンダ、8,9,10はガイドスプロケット、12はバケットチェーンエレベータ、12aはバケット、12bはバケットチェーン、20は油圧モータであるバケット駆動モータ、21は駆動スプロケット、22,23は油圧センサ、24はロードセル、25は制御部である。
【0020】
これらのうち揺動フレーム2は上半部揺動フレーム2aと下半部スライドフレーム2cとを有してなるものであり、上半部揺動フレーム2aがエレベータコラム1の下端部に軸3を介して揺動可能に支持されると共に、下半部スライドフレーム2cが上半部揺動フレーム2aの内側に設けられた掘削部伸縮シリンダ2bの伸縮により上半部揺動フレーム2aの長手方向に沿ってスライドする。傾転シリンダ4は、両端がエレベータコラム1の下端部と上半部揺動フレーム2aの下端部とに各々連結されている。従ってこの傾転シリンダ4の伸縮により揺動フレーム2全体が軸3を中心として揺動される。
【0021】
掘削フレーム5は、中央部が揺動フレーム2の下端部(即ち下半部スライドフレーム2cの下端部)に軸15を介して連結され、揺動フレーム2と共に略逆T字状を成している。また掘削フレーム5は、この掘削フレーム5の後端部(図1中右端部)と下半部スライドフレーム2cの中央部とに両端が各々連結された水平保持シリンダ7の伸縮により、揺動フレーム2の揺動角度に係わらず常に水平に保持される。
【0022】
ガイドスプロケット8,9,10は、掘削フレーム5の両端部及び揺動フレーム2の上端部に各々回転可能に設けれており、バケットチェーンエレベータ12が、矢印Aで示す方向にこれらのガイドスプロケット8,9,10を順に経由してエレベータコラム1内へと循環移動するよう案内する。
【0023】
駆動スプロケット21はバケットチェーンエレベータ12を駆動するスプロケットであって、エレベータコラム1の上端部に設けられており、バケット駆動モータ20によって駆動される。即ちこのバケット駆動モータ20によって駆動スプロケット21を駆動することにより、前述の如くバケットチェーンエレベータ12を矢印A方向に循環移動せしめる。
【0024】
バケットチェーンエレベータ12は、駆動スプロケット21及びガイドスプロケット8,9,10と係合して前述の如く矢印A方向に循環移動するバケットチェーン12bと、このバケットチェーン12bに所定の間隔で複数取付けられバケットチェーン12bと共に循環移動するバケット12aとを有してなるものである。
【0025】
油圧センサ22,23は、バケット駆動モータ20及び水平保持シリンダ7に各々備えられており、バケット駆動モータ20及び水平保持シリンダ7の作動油圧を検出することによりこれらにかかる負荷を各々検出し、各検出信号を制御部25へ出力する。即ち油圧センサ22によってバケットチェーンエレベータ12の持上力と掘削力とを合計した負荷(持上力相当圧力+掘削力相当圧力)を検出し、油圧センサ23によってバケットチェーンエレベータ12の掘削力とチェーン張力とを合計した負荷(掘削力相当圧力+チェーン張力相当圧力)を検出する。ロードセル24は、掘削部のガイドスプロケット8に設けられており、この掘削部のバケットチェーン12bの張力を検出し、検出信号を制御部25へ出力する。
【0026】
制御部25では、油圧センサ22,23及びロードセル24の検出値に基づいて掘削装置の横送り速度を制御する。この制御部25の制御の詳細を図3及び図4に基づいて以下に説明する。なお図3において、30は持上力目標値、31は持上力実測値(詳しくは実測値に基づく算出値)、32,36は比較部、33,37はPI(比例積分)制御部、34は掘削力目標値、35は掘削力実測値(詳しくは実測値に基づく算出値)、38は横送り速度目標値である。
【0027】
まず始めに持上力目標値(即ち払出し量目標値)30及び掘削力目標値34を入力して設定する(S1,S7,S10参照)。なおここでの掘削力目標値34は初期値であって、詳細を後述するように以後順次更新される。これらの目標値を設定した後、油圧センサ22,23及びロードセル24から検出信号を入力する(S2,S3,S4参照)。
【0028】
続いて油圧センサ23の検出値(掘削力相当圧力+チェーン張力相当圧力)とロードセル24の検出値(チェーン張力相当圧力)とから、自重によるモーメントや自重等を考慮して掘削力35を算出(S5参照)し、この算出した掘削力35と掘削力目標値34とを比較演算(S11参照)、即ち比較部36にて両者の差を求めると共にこの差に基づきPI制御部37にてPI制御し、このPI制御結果から横送り速度目標値38を定め(S12参照)、掘削装置の横送り速度がこの速度目標値38となるよう制御する。
【0029】
一方、上記の算出された掘削力と油圧センサ22の検出値(持上力相当圧力+掘削力相当圧力)とから持上力31を算出し(S6参照)、この算出した持上力31と持上力目標値30とを比較演算(S8参照)、即ち比較部32にて両者の差を演算すると共にこの差に基づきPI制御部33にてPI制御し、このPI制御結果を新たな掘削力目標値として掘削力目標値34を順次更新する(S9,S10参照)。以後引続き、このようにして順次更新される掘削力目標値34と上記のようにして順次算出される掘削力35とに基づき上記のように掘削装置の横送り速度制御を運転が終了するまで行う(S5,S10〜S15参照)。
【0030】
従って上記構成のバケットエレベータの掘削装置によれば、船倉口から船倉内へ掘削部を進入させた後、バケットチェーンエレベータ12を循環移動させると共に掘削装置を横送りすることにより、船倉内のバラ荷14を、バケット12aで掘削して掬い取った後上方へと搬送しこれをエレベータコラム1の上端部において払出すようにして荷揚げする。かかる荷揚げは、まず図1中の実線(但しバケットチェーンエレベータ12は一点鎖線)で示すように揺動フレーム12と掘削フレーム5とが略逆T字状を成す状態にして船倉内中央部付近のバラ荷14の荷揚げから行い、順次、図1中の二点鎖線で示すように水平保持シリンダ7を縮めて掘削フレーム5を水平に保持しつつ傾転シリンダ4を縮めて揺動フレーム2を前方に揺動した状態にして、船倉内周辺部及び船倉の壁13付近のバラ荷14の荷揚げを行う。
【0031】
このとき掘削装置の横送り速度は、油圧ンサ22,23及びロードセル24の検出値に基づき制御部25によって制御する。即ち図3に示すように掘削装置の横送り速度が速度目標値38に等しくなるように制御され、これによって掘削力35が掘削力目標値34に等しくなると共に、持上力31が持上力目標値30に等しくなる。かくして、掘削装置の横送り速度を最適な横送り速度(速度目標値38)に制御することができるため掘削装置の運転効率が向上すると共に、掘削装置の横送り速度を最適な横送り速度に制御することによりバケットチェーンエレベータ12の持上力31を持上力目標値30に確実に一致させることができる。即ち持上力とバラ荷14の払出し量との間には相関があり、持上力から払出し量が計算できることから、所定の払出し量となる持上力を計算しこの持上力を持上力目標値30として予め設定しているため、持上力31がこの持上力目標値30に一致することにより払出し量が所定の一定量となり、その結果確実に定量払出し制御を行うことができる。またPI制御部33,37を有するため上記制御がスムーズに行なわれる。
【0032】
なお上記実施例ではロードセル24をガイドスプロケット8に設けているが、勿論これに限定するものではなく、掘削部のチェーン張力が検出可能な任意の位置に設けることができる。
【0033】
【発明の効果】
以上実施例と共に具体的に説明したように本発明によれば、バケット駆動モータと水平保持シリンダとに各々設けた圧力センサの検出値及び掘削部に設けたロードセルの検出値に基づいて、掘削装置の横送り速度が最適な横送り速度となるよう制御することができるため掘削装置の運転効率が向上すると共に、このような最適な横送り速度となるよう制御することによりバラ荷の払出し量を一定にすることができ確実に定量払出し制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バケットエレベータ式アンローダに備えられた本発明の実施例に係るバケットエレベータの掘削装置の下部側面図である。
【図2】図1に示す掘削装置の側面全体を概念的に示す説明図である。
【図3】図1に示す掘削装置に備えた制御部の制御ブロック図である。
【図4】図1に示す掘削装置に備えた制御部の動作を示すフローチャートである。
【図5】バケットエレベータ式アンローダに備えられた従来技術に係るバケットエレベータの掘削装置の下部側面図である。
【図6】図5に示す掘削装置の側面全体を概念的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 エレベータコラム
2 揺動フレーム
2a 上半部揺動フレーム
2b 掘削部伸縮シリンダ
2c 下半部スライドフレーム
3,15 軸
4 傾転シリンダ
5 掘削フレーム
7 水平保持シリンダ
8,9,10 ガイドスプロケット
12 バケットチェーンエレベータ
12a バケット
12b バケットチェーン
20 バケット駆動モータ
21 駆動スプロケット
22,23 油圧センサ
24 ロードセル
25 制御部
24 ロードセル
30 持上力目標値
31 持上力
32,36 比較部
33,37 PI制御部
34 掘削力目標値
35 掘削力
38 横送り速度目標値

Claims (3)

  1. 上端部がエレベータコラムの下端部に支持された第1のフレームと、
    両端にガイドスプロケットを各々有すると共に、中央部が前記第1のフレームの下端部に俯仰動作可能に支持されて前記第1のフレームと共に略逆T字状を成す第2のフレームと、
    一端が前記第1のフレームの中央部に連結されると共に他端が前記第2のフレームの端部に連結され、前記第2のフレームを俯仰駆動して水平に保持する水平保持シリンダと、
    前記ガイドスプロケットを経由して前記エレベータコラム内へと循環移動することにより、掘削したバラ荷を搬送して払出しするバケットチェーンエレベータと、
    駆動スプロケットを駆動して、この駆動スプロケットにより前記バケットチェーンエレベータを循環移動せしめるバケット駆動モータと、
    前記バケット駆動モータと水平保持シリンダとに各々設けられ、これらの作動流体圧力を検出する圧力センサと、
    掘削部のバケットチェーン張力を検出するよう掘削部に設けられたロードセルと、
    このロードセル及び前記圧力センサの検出値に応じて、前記バケットチェーンエレベータが定量払い出しを行うよう掘削装置の横送り速度を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするバケットエレベータの掘削装置。
  2. 請求項1に記載するバケットエレベータの掘削装置において、
    制御手段が、水平保持シリンダに備えた圧力センサの検出値とロードセルの検出値とから算出した掘削力と掘削力目標値とを第1の比較演算部にて比較演算しこの比較演算結果に基づいて速度目標値を定め掘削装置の横送り速度が前記速度目標値となるよう制御する一方、算出された前記掘削力とバケット駆動モータに備えた圧力センサの検出値とから算出した持上力と持上力目標値とを第2の比較演算部にて比較演算しこの比較演算結果に基づいて前記掘削力目標値を順次更新することを特徴とするバケットエレベータの掘削装置。
  3. 請求項2に記載するバケットエレベータの掘削装置において、
    制御手段の第1の比較演算部が、算出した掘削力と掘削力目標値との差を求める第1の比較部とこの差に基づいてPI制御する第1のPI制御部とを有するものであると共に、制御手段の第2の比較演算部が、算出した持上力と持上力目標値との差を求める第2の比較部とこの差に基づいてPI制御する第2のPI制御部とを有するものであることを特徴とするバケットエレベータの掘削装置。
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