JPH05101469A - 光磁気記録媒体および光磁気記録再生方法 - Google Patents

光磁気記録媒体および光磁気記録再生方法

Info

Publication number
JPH05101469A
JPH05101469A JP3259276A JP25927691A JPH05101469A JP H05101469 A JPH05101469 A JP H05101469A JP 3259276 A JP3259276 A JP 3259276A JP 25927691 A JP25927691 A JP 25927691A JP H05101469 A JPH05101469 A JP H05101469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
magnetic layer
magneto
optical recording
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3259276A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3159742B2 (ja
Inventor
Tsutomu Shiratori
力 白鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP25927691A priority Critical patent/JP3159742B2/ja
Priority to EP92308916A priority patent/EP0536938B1/en
Priority to DE69224502T priority patent/DE69224502T2/de
Publication of JPH05101469A publication Critical patent/JPH05101469A/ja
Priority to US08/232,581 priority patent/US5450382A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3159742B2 publication Critical patent/JP3159742B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
    • G11B11/10502Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing characterised by the transducing operation to be executed
    • G11B11/10515Reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
    • G11B11/10582Record carriers characterised by the selection of the material or by the structure or form
    • G11B11/10586Record carriers characterised by the selection of the material or by the structure or form characterised by the selection of the material

Abstract

(57)【要約】 【目的】レーザー照射場所以外で外部磁界を印加する必
要がなく、線記録密度とトラック記録密度と記録処理速
度とを向上できる光磁気記録媒体を提供する。 【構成】第1の磁性層3は、周囲温度より高くかつ第2
の磁性層4のキュリー温度Tc2より低い温度範囲に補償
温度Tcomp1を有し、第2の磁性層4と相互に交換結合
している。第1の磁性層3は、適当な大きさの外部磁界
Eを印加した場合に、周囲温度では外部磁界HEに対し
て安定な方向に配向しかつ補償温度Tcom p1の近傍の温
度では第2の磁性層4との交換相互作用に関して安定な
方向に配向する組成のものとする。第2の磁性層4は、
周囲温度から第1の磁性層3の補償温度Tcomp1の近傍
の温度に至る任意の温度において所定の磁化状態を保持
する組成のものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録媒体と光磁
気記録再生方法とに関し、特に、相互に交換結合してい
る第1の磁性層および第2の磁性層を少なくとも有する
光磁気記録媒体と、この光磁気記録媒体を用いた光磁気
記録再生方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】高密度記録が可能な記録媒体として、レ
ーザー光を照射することによって記録や再生が行なわれ
る光磁気記録媒体が注目されている。現在、光磁気記録
媒体としては、磁性層を2層以上積層させて相互に磁気
的に結合するようにしたものが一般的である。この光磁
気記録媒体において、線記録密度とトラック密度とをさ
らに向上させ、より高記録密度での記録・再生を可能と
するような試みが盛んに行なわれている。
【0003】レーザー光の照射領域の最小の大きさは、
レーザー光の回折限界によって規定され、すなわちレー
ザー光の波長λと光学系の開口数N.A.とで自動的に定
まってしまうため、容易には小さくすることができな
い。ところで、光磁気記録媒体への記録過程は本質的に
熱過程であるから、レーザーの照射領域に比べ昇温領域
が小さいことにより、記録時に回折限界以下の周期(ピ
ット長)で記録を行なうことが可能である。しかし、再
生過程は磁気光学効果によるものなので、通常の方法で
は、レーザーの照射領域より小さい周期の信号を再生す
ることが困難である。したがって、再生時により小さい
周期の信号を再生できるようにすることが、光磁気記録
媒体の記録密度を向上させるために重要なこととなる。
そこで、光磁気記録媒体の構成や再生方法を工夫するこ
とにより、記録密度を向上させることが行なわれてい
る。
【0004】例えば、特開平3−93058号公報に
は、磁気的に結合された再生層と記録保持層とを有した
多層膜を用い、記録保持層に信号の記録を行なうととも
に予め再生層は磁化の方向を揃えて消去状態としてお
き、そののち、レーザー光を照射して再生層を昇温さ
せ、記録保持層の磁化を再生層の昇温領域に転写しなが
らこの昇温領域から磁気光学効果を用いて信号を再生す
る方法が開示されている。この方法によれば、再生光学
系でのレーザーの照射領域の大きさに比べ、再生層のう
ち磁化が転写されるのに必要な温度にまで昇温される領
域の大きさが小さくなるから、昇温していない領域が消
去状態であることと合わせ、再生時の符号間干渉が減少
し、レーザー光の回折限界以下の周期の信号の再生が可
能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の、再生層を予め
消去状態にしておき、再生用のレーザー光を照射するこ
とにより記録保持層の磁化が再生層に転写されるような
再生方法では、信号の再生前に再生層の全面が消去状態
となるようにするために、レーザー照射場所とは別の場
所で再生層に外部磁界を印加する操作が必要となり、記
録再生装置が複雑化するという問題点がある。
【0006】また、記録処理速度を向上させるために、
単一の光学系を用いてマルチビームダイレクトベリファ
イ(複数のレーザービームを使用し、記録動作と、記録
が正常に行なわれたかを確かめるために実際に記録を読
み出すベリファイ動作とをまとめて実行すること)を行
なう場合には、記録直後の領域にベリファイ用のレーザ
ー光を照射するが、記録ののちベリファイ動作を行なう
までの間にその領域の再生層を消去状態とすることが不
可能であり、したがって、ベリファイ動作時には、レー
ザー光の照射によって昇温領域となった部分からのみ信
号を読み出すという上述の方法を実施することができ
ず、結果として、線記録密度およびトラック密度を向上
させることができないという問題点がある。
【0007】本発明の目的は、レーザー照射場所とは別
の場所で外部磁界を印加して再生層を消去する操作が不
要である光磁気記録媒体を提供し、さらに、この光磁気
記録媒体を用いて線記録密度とトラック記録密度を向上
させ、かつマルチビームダイレクトベリファイを実行し
て記録処理速度を向上させることのできる光磁気記録再
生方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光磁気記録媒体
は、第1の磁性層が、周囲温度より高くかつ第2の磁性
層のキュリー温度Tc2より低い温度範囲に補償温度T
comp1を有し、適当な大きさの外部磁界HEを前記光磁気
記録媒体に印加した場合に、前記周囲温度では前記外部
磁界HEに対して安定な方向に配向しかつ前記補償温度
comp1の近傍の温度では前記第2の磁性層との交換相
互作用に関して安定な方向に配向するものであり、前記
第2の磁性層が、前記外部磁界HEの存在の有無に関わ
らず、前記周囲温度から前記補償温度Tcomp1の近傍の
温度に至る任意の温度において所定の磁化状態を保持す
るものである。
【0009】本発明の第1の光磁気記録再生方法は、本
発明の光磁気記録媒体の第2の磁性層に予め信号を記録
し、そののち、外部磁界HEを前記光磁気記録媒体に印
加しながら前記光磁気記録媒体の第1の磁性層にレーザ
ー光を照射して照射領域の一部の前記第1の磁性層の温
度を前記第1の磁性層の補償温度Tcomp1の近傍まで昇
温させ、前記昇温した領域の磁化を読み取ることによっ
て前記信号の再生を行なう。
【0010】本発明の第2の光磁気記録再生方法は、本
発明の光磁気記録媒体を使用し、外部磁場HEを前記光
磁気記録媒体に印加しながら、第2の磁性層に第1のレ
ーザー光を照射して前記第2の磁性層に信号の記録を行
ない、前記信号の記録の直後に、前記記録の行なわれた
領域に第2のレーザー光を照射して前記領域の第1の磁
性層をその補償温度Tcomp1の近傍まで昇温させ、前記
昇温した領域の磁化を読み取ることによって前記信号の
再生を行なう。
【0011】
【作用】本発明の光磁気記録媒体は、第1の磁性層が、
適当な大きさの外部磁界HEを印加した場合に、周囲温
度では外部磁界HEに対して安定な方向に配向しかつそ
の補償温度Tcomp1の近傍の温度では第2の磁性層との
交換相互作用に関して安定な方向に配向し、第2の磁性
層が周囲温度から補償温度Tcomp1の近傍の温度に至る
任意の温度において所定の磁化状態を保持するから、記
録時および再生時にレーザー光の照射場所で外部磁界H
Eを印加しておくだけで、それぞれ記録直後および再生
直前の領域の第1の磁性層(再生層)を消去状態にでき
る。これは、記録直後および再生直前の領域では、第1
の磁性層が周囲温度の近傍の温度にあって、外部磁界H
Eに対して安定な方向に配向するからである。したがっ
て、レーザー光の照射場所以外のところで外部磁場HE
を印加する必要がなくなり、また、単一の光学系を用
い、高線記録密度かつ高トラック密度に記録された信号
を記録直後に読み出すことが可能となり、マルチビーム
ダイレクトベリファイが高記録密度の場合であっても可
能となる。なお、第2の磁性層(記録保持層)への信号
の記録は、通常の光磁気記録媒体の場合と同様の方式に
よって行なうことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例の光磁気記録媒体
の構成を示す概略断面図である。ポリカーボネートやガ
ラスなどからなる透明な基板1上に、誘電体層2を介し
て、第1の磁性層3、第2の磁性層4の順に積層形成
し、最後に保護膜として再び誘電体層5を形成した構成
である。誘電体層2,5としては、例えばSi34,Al
N,SiO2,SiO,ZnS,MgF2などの透明誘電材料
が使用可能である。これら各磁性層3,4と誘電体層2,
5は、例えばマグネトロンスパッタ装置による連続スパ
ッタリング、あるいは連続蒸着などによって被着形成さ
れる。特に各磁性層3,4は、真空を破ることなく連続
成膜されることで、相互に交換結合をするようになる。
【0014】上記の光磁気磁気媒体において、各磁性層
3,4は種々の磁性材料によって構成することが考えら
れるが、例えば、Pr,Nd,Sm,Gd,Tb,Dy,Ho
などの希土類金属元素の1種類あるいは2種類以上が1
0〜40原子%と、Fe,Co,Niなどの鉄族元素の1
種類あるいは2種類以上が90〜60原子%とで構成さ
れる希土類−鉄族非晶質合金によって構成することがで
きる。また、耐食性の向上などのために、これにCr,
Mn,Cu,Ti,Al,Si,Pt,Inなどの元素を少量
添加してもよい。ただし、第1の磁性層3は、補償温度
comp1を有する必要があるので、希土類元素としてG
d,Tb,Dy,Hoなどの重希土類元素を主成分に選ぶ
とよい。重希土類元素の磁気モーメントと鉄族元素の磁
気モーメントとは互いに反平行に結合し、これらの合金
はいわゆるフェリ磁性を示す。この場合、正味の磁化は
両方の元素の副格子磁化の差として現われるが、磁気モ
ーメントの温度依存性が希土類元素と鉄族元素とで異な
っているので、副格子磁化の差が0となる温度(補償温
度)を、両者の組成比を調整することにより自由に制御
することができる。
【0015】キュリー温度についても、希土類元素と鉄
族元素との組成比により制御することが可能であるが、
飽和磁化と独立に制御するためには、鉄族元素としてF
eを主成分としその一部をCoで置き換えたものを用
い、その置換量を制御する方法がより好ましく利用でき
る。すなわち、Feの1原子%をCoで置換することに
より、6℃程度のキュリー温度の上昇が見込めるので、
この関係を用いて所望のキュリー温度となるようにCo
の添加量を調整する。また、Cr,Tiなどの非磁性元
素を微量添加することにより、逆にキュリー温度を低下
させることも可能である。あるいはまた希土類元素とし
て2種類以上の元素を用いてそれらの組成比を調整する
ことでもキュリー温度を制御できる。
【0016】ここで、動作環境温度や記録感度、再生信
号品質などを考慮すると、第1の磁性層3のキュリー温
度Tc1は180℃以上、補償温度Tcomp1は80℃以
上、また第2の磁性層4のキュリー温度Tc2は150〜
250℃の範囲とすることが適当である。また、第1の
磁性層3の膜厚は、レーザー光が透過しない程度に厚く
する必要があり、使用するレーザーの波長が800nm
程度のときには、300Å以上であるのが望ましい。
【0017】実施例1 5元のターゲット源を備えたスパッタ装置内に、幅0.
8μmのグルーブ(溝)を0.8μm間隔でスパイラル
状に形成した直径86mmのディスク状のポリカーボネ
ート製の基板1を、ターゲットからの距離20cmのと
ころにセットし回転させた。アルゴン雰囲気中で、まず
最初に、Si34のターゲットを用いてスパッタを行
い、600Åの厚さのSiNからなる誘電体層2を基板
上に堆積させた。
【0018】次に、Gd,Fe,Coの3個のターゲット
を用いて同時スパッタを行い、膜厚600ÅのGd副格
子磁化優勢のGd0.26(Fe0.70Co0.300.74の第1
の磁性層3を形成した。Gd-Fe-Coの組成の制御は
Gd,Fe,Coのそれぞれのターゲットに加える電力を
調整して行なった。第1の磁性層3のキュリー温度T c1
は300℃以上であり、補償温度Tcomp1は140℃で
あった。
【0019】引き続き、Tb,Fe,Coの3個のターゲ
ットを用いて同時スパッタを行い、膜厚400ÅのF
e,Co副格子磁化優勢のTb0.21(Fe0.88
0.120.79の第2の磁性層4を形成した。この第2の
磁性層4のキュリー温度Tc2は200℃であった。
【0020】この第2の磁性層4の上に、Si34のタ
ーゲットを用いて、600Åの厚さのSiNの誘電体層
5を設けた。そして、この基板1をスパッタ装置から取
り出し、膜面すなわち各磁性層3,4側に紫外線硬化性
樹脂をスピンコートした後硬化させ、厚さ約8μmの保
護コート層を形成して、単板の光磁気ディスクを作製し
た。
【0021】第1および第2の磁性層3,4の、各単層
膜としての飽和磁化Ms1,Ms2および保磁力Hc1,Hc2
温度依存性を図2に示す。また、各磁性層3,4間の界
面磁壁エネルギー密度σwの温度依存性を図3に示す。
【0022】このような磁性二層膜の磁化状態は、一般
的には、図4に示した状態A〜Dの4つの状態をとり得
る。図4においては、第1および第2の磁性層3,4の
TMスピン(鉄族元素のスピン)の向きを実線矢印をも
って模式的に示している。各磁化状態間の状態遷移に
は、図中,で示したような第1の磁性層3のみの単
独の磁化反転によるものと、,で示したような第2
の磁性層4のみの単独の磁化反転によるものと、,
で示したような第1および第2の磁性層3,4の同時磁
化反転によるものとの、3種の態様がある。(ただし、
で示した状態遷移は実際には起こらない。) 今、この光磁気ディスクに、1.0kOeの外部磁界HE
を膜面垂直方向に、図4中に白抜き矢印で示した向きに
印加することにする。このとき、それぞれの磁化状態か
ら、第1の磁性層3のみが単独で磁化反転することによ
って得られる単位面積当たりの全磁気エネルギー(ここ
ではゼーマンエネルギーと界面磁壁エネルギーの和のみ
を考える。)を、図2および図3に基づいて各温度につ
いて算出した結果を図5に示す。また、第1の磁性層3
の単層膜としての保磁力エネルギーを算出した結果も合
わせて同図中に太線で示す。同様に、第2の磁性層4の
みが単独で磁化反転することによって得られる単位面積
当たりの全磁気エネルギー、ならびに第2の磁性層4の
単層膜としての保磁力エネルギーを算出した結果を図6
に示す。さらにまた、第1および第2の磁性層3,4が
同時に磁化反転することによって得られる全磁気エネル
ギー、ならびに第1の磁性層3と第2の磁性層4のトー
タルの保磁力エネルギーを算出した結果を図7に示す。
図6、図7においても保磁力エネルギーは太線で示され
ている。
【0023】ある磁化状態からいずれかの層が磁化反転
をすることによって得られる全磁気エネルギーが、その
磁化反転に要する保磁力エネルギーを越えたとき、実際
のその磁化反転が起こり磁化状態が遷移する。したがっ
て、状態A〜Dの各状態は、図5〜7の全ての図につい
て、それぞれの状態に対応する全磁気エネルギーの線が
保磁力エネルギーの線(図示太線)を越えていない温度
においてのみ存在し得る。
【0024】図5より、周囲温度すなわち室温近傍の温
度においては、状態AおよびBは存在し得ず、状態Cお
よびDのみが存在する。すなわち第1の磁性層3はTM
スピンが下向き(このとき希土類元素副格子磁化優勢な
ので正味の磁化は上向き)に揃っており、上向きの外部
磁界HEに対して安定な状態をとっている。
【0025】これらの状態から温度を上昇させていく
と、図5において温度T1のときに、状態Cに対応する
全磁気エネルギーの線が保磁力エネルギーの線を越え、
第1の磁性層3単独の磁化反転が起こり、状態Cから状
態Aに遷移する。すなわち、この温度において状態Aお
よびDのみが存在し、各磁性層3,4のTMスピンは平
行に揃っているので、第1の磁性層3は、第2の磁性層
4との交換相互作用による結合状態が安定な状態に配向
している。さらに温度を上昇させると、図5において温
度T2のときに、状態Dに対応する全磁気エネルギーの
線が保磁力エネルギーの線を越え、第1の磁性層3の単
独の磁化反転が起こり、状態Dから状態Bに遷移する。
さらに温度を上昇させると、図6において温度T3のと
きに、状態Bに対応する全磁気エネルギーの線が保磁力
エネルギーの線を越え、第2の磁性層4の単独の磁化反
転が起こり、状態Bから状態Aに遷移する。これ以上温
度を上昇させても、第2の磁性層4はそのキュリー温度
c2以上となって磁化が消失するだけで、磁化状態に変
化はない。この状態から温度を降下させていくと、図5
において温度T0のときに、状態Aに対応する全磁気エ
ネルギーの線が保磁力エネルギーの線を越え、第1の磁
性層3の単独の磁化反転が起こり、状態Aから状態Cに
遷移する。
【0026】以上の過程において、周囲温度から温度T
2に至る温度範囲において、第2の磁性層4の単独の磁
化反転、ないしは第1および第2の磁性層3,4の同時
磁化反転は起こらず、第2の磁性層4は所定の磁化状態
を保持している。
【0027】このように、第1の磁性層3の補償温度T
comp1を、第2の磁性層4のキュリー温度Tc2よりも低
くかつ周囲温度よりも高い範囲に設定することにより、
第1の磁性層3の磁化を、周囲温度においては外部磁界
Eにしたがって配向させ、周囲温度よりも高い適当な
温度範囲においては第2の磁性層4の磁化の向きにした
がって配向させることができる。なお、実際の磁化過程
においては、ブロッホ磁壁エネルギーや反磁界エネルギ
ーの影響も考慮する必要があるが、ここでは簡単のため
省略した。
【0028】この光磁気ディスクに、線速度5m/se
cで5MHzのキャリア信号を書き込み、1.0kOe
の再生用外部磁界HEを印加して、キャリアおよびノイ
ズの再生出力のレーザー出力依存性を調べた。同時にク
ロストークについても測定した。クロストークは、ラン
ド部に5MHzのキャリア信号を書込んだ後、両側のグ
ループ部に3.8MHzのキャリア信号を書き込み、ラ
ンド部を再生しながら、3.8MHzの信号のスペクト
ル強度を観測することにより測定した。記録再生に用い
たレーザーの波長は780nmであり、対物レンズの開
口数N.A.は0.55である。
【0029】この結果、レーザー出力1.6mW以下で
はキャリアが観測されず1.7mWからキャリアが立ち
上がるのが観測された。これはレーザー出力1.7mW
以上で、レーザー照射領域の一部がT1以上の温度に達
し、第2の磁性層4に記録された信号が第1の磁性層3
に転写されることを示している。C/Nは、レーザー出
力2.0mW以上で45dBとなってほぼ飽和した。レ
ーザー出力3.4mW以上では、レーザー照射領域の一
部がT2あるいはT3以上の温度に達し、第1の磁性層3
が再反転したり第2の磁性層4に保持されている磁区が
劣化したりするなどの影響を受けて、C/Nの低下が観
測された。クロストークはレーザー出力2.5mW以下
ではほとんど検出されなかった。これは、レーザー出力
2.5mW以下では転写領域の幅が0.8μm以下であ
り、隣接するグループ部に及んでいないことを示唆して
いる。以上から、このサンプルの光磁気ディスクでは、
レーザー出力を2.0mW以上2.5mW以下とすること
で、クロストークがなく高C/Nでの信号再生が可能で
ある。
【0030】実施例2 実施例1と同様にして、スパッタ装置内に基板をセット
し、SiNの誘電体層を堆積させた後、Gd副格子磁化
優勢のGd0.26(Fe0.70Co0.300.74からなる第1
の磁性層を300Åの膜厚に形成した。この第1の磁性
層のキュリー温度Tc1は300℃以上であり、補償温度
comp1は140℃である。
【0031】次に、第1および第2の磁性層の界面磁壁
エネルギー密度σwを調整するために、Gd,Coの2個
のターゲットを用いて同時スパッタを行い、Gd副格子
磁化優勢のGd0.34Co0.66からなる中間層を100Å
の膜厚で形成した。この中間層のキュリー温度は300
℃以上であり、補償温度は存在しない。
【0032】引き続き、Dy,Fe,Coの3個のターゲ
ットを用いて同時スパッタを行い、Dy副格子磁化優勢
のDy0.24(Fe0.80Co0.200.76からなる第2の磁
性層を400Åの膜厚に形成した。この層のキュリー温
度Tc2は190℃であり、補償温度Tcomp1は70℃で
あった。
【0033】この後SiNの誘電体層を300Åの膜厚
に形成し、さらに、レーザー照射時の温度プロファイル
を調整するために450Åの膜厚のAlの熱拡散層を設
けた。以下、実施例1と全く同様にして、単板の光磁気
ディスクを作製した。
【0034】第1および第2の磁性層の、各単層膜とし
ての飽和磁化Ms1,Ms2および保磁力Hc1,Hc2の温度依
存性を図8に示す。また第1および第2の磁性層間の界
面磁壁エネルギー密度σwの温度依存性を図9に示す。
このような磁性多層膜の磁化状態も、第1および第2の
磁性層のみに着目すると、図4に示した状態A〜Dの4
つの状態のみをとり得る。
【0035】今、この光磁気ディスクに、600Oeの
外部磁界HEを膜面垂直方向に、図4中に白抜き矢印で
示した向きに印加することにする。このとき、それぞれ
の磁化状態から第1の磁性層のみが単独で磁化反転する
ことによって得られる単位面積当たりの全磁気エネルギ
ーを、図8と図9に基づいて各温度について算出した結
果、ならびに第1の磁性層の単層膜としての保磁力エネ
ルギーを算出した結果を図10に示す。同様に、第2の
磁性層のみが単独で磁化反転することによって得られる
単位面積当たりの全磁気エネルギー、ならびに第2の磁
性層の単層膜としての保磁力エネルギーを算出した結果
を図11に示す。さらにまた、第1および第2の磁性層
が同時に磁化反転することによって得られる全磁気エネ
ルギー、ならびに第1の磁性層と第2の磁性層のトータ
ルの保磁力エネルギーを算出した結果を図12に示す。
これら図10〜12において、保磁力エネルギーは太線
で表わされている。
【0036】図10より、周囲温度においては、状態A
およびBは存在し得ず、状態CおよびDのみが存在す
る。すなわち、第1の磁性層は外部磁界HEに対して安
定な状態をとっている。
【0037】これらの状態から温度を上昇させていく
と、図10において温度T1のときに、状態Cに対応す
る全磁気エネルギーの線が保磁力エネルギーの線を越
え、第1の磁性層の単独の磁化反転が起こり、状態Cか
ら状態Aに遷移する。すなわち、この温度T1において
は状態AおよびDのみが存在し、第1の磁性層は、第2
の磁性層との交換相互作用による結合状態が安定な状態
に配向している。さらに温度を上昇させると、図12に
おいて温度T2のときに、状態Dに対応する全磁気エネ
ルギーの線が保磁力エネルギーの線を越えるので、第1
の磁性層と第2の磁性層とが同時に磁化反転し、状態D
から状態Aに遷移する。これ以上温度を上昇させても、
第2の磁性層はそのキュリー温度Tc2以上となって磁化
が消失するだけで、磁化状態に変化はない。この状態か
ら温度を降下させていくと、図10において温度T0
ときに、状態Aに対応する全磁気エネルギーの線が保磁
力エネルギーの線を越え、第1の磁性層の単独の磁化反
転が起こり、状態Aから状態Cに遷移する。
【0038】以上の過程において、周囲温度から温度T
2に至る温度範囲において、第2の磁性層の単独の磁化
反転、ないしは第1および第2の磁性層の同時磁化反転
は起こらず、第2の磁性層は所定の磁化状態を保持して
いる。したがって第1の磁性層は、周囲温度においては
消去状態であり、T1以上T2以下の温度範囲においては
第2の磁性層の磁化状態が転写される。
【0039】この光磁気ディスクへの記録再生を、単一
の光学系に複数のレーザー素子が搭載されており各レー
ザー素子からのビームをトラック方向に20μm離れた
位置に集光することが可能な光ヘッドを用いて行った。
600Oeの記録再生用外部磁界HEを印加して、線速
度5m/secでディスクを移動させ、先行ビームで5
MHzのキャリア信号を書き込みながら、後方のビーム
で記録直後の領域を読み出した。このときのキャリアお
よびノイズの再生出力の、後方のレーザーの出力に対す
る依存性を調べ、同時に実施例1と同様にしてクロスト
ークについても測定した。
【0040】この結果、後方のレーザーの出力を1.8
mW以上2.6mW以下とすることで、クロストークが
なく高C/Nでの信号再生が可能であった。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明は、適
当な大きさの外部磁界HEを印加した場合に、第1の磁
性層が周囲温度では外部磁界HEに対して安定な方向に
配向しかつその補償温度Tcomp1の近傍の温度では第2
の磁性層との交換相互作用に関して安定な方向に配向
し、第2の磁性層が周囲温度から補償温度Tcomp1の近
傍の温度に至る任意の温度において所定の磁化状態を保
持するように、第1および第2の磁性層を構成すること
により、レーザー照射領域と別の場所での消去操作なし
で、光の回折限界以下の周期の信号を読み出すことが可
能となり、また、単一の光学系で高線記録密度かつ高ト
ラック密度の信号を記録直後に読み出すことが可能とな
る。
【0042】これにより、簡略な記録再生装置によって
情報を高密度化し、かつ情報処理速度を高速化すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の光磁気記録媒体の構成を示
す概略断面図である。
【図2】実施例1における各磁性層の飽和磁化および保
磁力の温度依存性を示す特性図である。
【図3】実施例1における第1および第2の磁性層間の
界面磁壁エネルギー密度の温度依存性を示す特性図であ
る。
【図4】第1および第2の磁性層のとり得る磁化状態間
の遷移を説明する図である。
【図5】実施例1における磁化状態の遷移と温度との関
係を説明する特性図である。
【図6】実施例1における磁化状態の遷移と温度との関
係を説明する特性図である。
【図7】実施例1における磁化状態の遷移と温度との関
係を説明する特性図である。
【図8】実施例2における各磁性層の飽和磁化および保
磁力の温度依存性を示す特性図である。
【図9】実施例2における第1および第2の磁性層間の
界面磁壁エネルギー密度の温度依存性を示す特性図であ
る。
【図10】実施例2における磁化状態の遷移と温度との
関係を説明する特性図である。
【図11】実施例2における磁化状態の遷移と温度との
関係を説明する特性図である。
【図12】実施例2における磁化状態の遷移と温度との
関係を説明する特性図である。
【符号の説明】
1 基板 2,5 誘電体層 3 第1の磁性層 4 第2の磁性層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に交換結合している第1の磁性層お
    よび第2の磁性層を少なくとも有する光磁気記録媒体に
    おいて、 前記第1の磁性層が、周囲温度より高くかつ前記第2の
    磁性層のキュリー温度Tc2より低い温度範囲に補償温度
    comp1を有し、適当な大きさの外部磁界HEを前記光磁
    気記録媒体に印加した場合に、前記周囲温度では前記外
    部磁界HEに対して安定な方向に配向しかつ前記補償温
    度Tcomp1の近傍の温度では前記第2の磁性層との交換
    相互作用に関して安定な方向に配向するものであり、 前記第2の磁性層が、前記外部磁界HEの存在の有無に
    関わらず、前記周囲温度から前記補償温度Tcomp1の近
    傍の温度に至る任意の温度において所定の磁化状態を保
    持するものであることを特徴とする光磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光磁気記録媒体の第2
    の磁性層に予め信号を記録し、 そののち、外部磁界HEを前記光磁気記録媒体に印加し
    ながら前記光磁気記録媒体の第1の磁性層にレーザー光
    を照射して照射領域の一部の前記第1の磁性層の温度を
    前記第1の磁性層の補償温度Tcomp1の近傍まで昇温さ
    せ、前記昇温した領域の磁化を読み取ることによって前
    記信号の再生を行なう光磁気記録再生方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光磁気記録媒体を使用
    し、外部磁場HEを前記光磁気記録媒体に印加しなが
    ら、 第2の磁性層に第1のレーザー光を照射して前記第2の
    磁性層に信号の記録を行ない、前記信号の記録の直後
    に、前記記録の行なわれた領域に第2のレーザー光を照
    射して前記領域の第1の磁性層をその補償温度Tcomp1
    の近傍まで昇温させ、前記昇温した領域の磁化を読み取
    ることによって前記信号の再生を行なう光磁気記録再生
    方法。
JP25927691A 1991-10-07 1991-10-07 光磁気記録再生方法 Expired - Fee Related JP3159742B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25927691A JP3159742B2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 光磁気記録再生方法
EP92308916A EP0536938B1 (en) 1991-10-07 1992-09-30 Magnetooptical recording medium and magnetooptical record/reproducing method
DE69224502T DE69224502T2 (de) 1991-10-07 1992-09-30 Magnetooptisches Aufzeichnungsmedium und magnetooptisches Aufzeichnungs-/Wiedergabeverfahren
US08/232,581 US5450382A (en) 1991-10-07 1994-04-25 Magneto-optical recording medium having a layer that retains its state of magnetization regardless of the presence of an external magnetic field, and a recording/reproducing method therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25927691A JP3159742B2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 光磁気記録再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05101469A true JPH05101469A (ja) 1993-04-23
JP3159742B2 JP3159742B2 (ja) 2001-04-23

Family

ID=17331847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25927691A Expired - Fee Related JP3159742B2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 光磁気記録再生方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5450382A (ja)
EP (1) EP0536938B1 (ja)
JP (1) JP3159742B2 (ja)
DE (1) DE69224502T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08106670A (ja) * 1994-08-09 1996-04-23 Nec Corp 光磁気記録媒体の再生方法及びその光磁気記録媒体

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3092363B2 (ja) 1992-12-01 2000-09-25 松下電器産業株式会社 光磁気記録媒体
JPH06195784A (ja) * 1992-12-28 1994-07-15 Canon Inc 光磁気記録媒体及び該媒体を用いた情報記録方法
US5637394A (en) * 1993-12-17 1997-06-10 Sharp Kabushiki Kaisha Magneto-optical recording medium and method of reproducing magneto-optical information using thereof
JPH07192335A (ja) * 1993-12-27 1995-07-28 Shin Etsu Chem Co Ltd 光磁気記録媒体およびその製造方法
JP2809991B2 (ja) 1994-01-14 1998-10-15 富士通株式会社 光磁気記録媒体及び該媒体に記録された情報の再生方法
DE19535994C2 (de) * 1994-10-14 1998-07-16 Sharp Kk Magnetooptisches Aufzeichnungsmedium und Herstellverfahren für dieses
JP3091099B2 (ja) * 1994-11-25 2000-09-25 シャープ株式会社 光磁気記録媒体および光磁気記録再生方法
JP3277245B2 (ja) * 1995-03-27 2002-04-22 富士通株式会社 光磁気記録媒体及びその再生方法
JPH09270156A (ja) * 1996-04-01 1997-10-14 Canon Inc 光磁気記録媒体
US9153249B1 (en) * 2014-04-21 2015-10-06 Lsi Corporation Cross-talk measurement in array reader magnetic recording system
BR112018017328B1 (pt) * 2016-02-23 2023-02-14 Schlumberger Technology B.V. Método e sistema para caracterização de uma formação subterrânea

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0695404B2 (ja) * 1985-12-27 1994-11-24 ソニー株式会社 光磁気記録方法
ATE216528T1 (de) * 1986-07-08 2002-05-15 Canon Kk Gerät und system zur aufzeichnung auf einem magnetooptischen aufzeichnungsmedium
US5187694A (en) * 1987-08-21 1993-02-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Magneto-optical recording medium comprising recording layer and thermal bias layer, and method for recording, erasing and overwriting on the medium
EP0318925B1 (en) * 1987-11-30 1994-04-20 Sony Corporation Method for optically reproducing a signal from magneto-optical recording medium
US5168482A (en) * 1989-08-31 1992-12-01 Sony Corporation Magnetooptical recording and playback method employing multi-layer recording medium with record holding layer and playback layer
JP2910084B2 (ja) * 1989-09-06 1999-06-23 ソニー株式会社 光磁気記録媒体における信号再生方法
JP2567996B2 (ja) * 1991-01-23 1996-12-25 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 光磁気記録方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08106670A (ja) * 1994-08-09 1996-04-23 Nec Corp 光磁気記録媒体の再生方法及びその光磁気記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
US5450382A (en) 1995-09-12
EP0536938A2 (en) 1993-04-14
EP0536938A3 (en) 1993-07-07
DE69224502T2 (de) 1998-07-09
DE69224502D1 (de) 1998-04-02
JP3159742B2 (ja) 2001-04-23
EP0536938B1 (en) 1998-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7368146B2 (en) Magneto-optical recording medium, manufacturing method thereof and magneto-optical data recording and playback device
JPH07244877A (ja) 光磁気記録媒体及び該媒体に記録された情報の再生方法
JPH05225627A (ja) 高密度光磁気ディスク
JP3159742B2 (ja) 光磁気記録再生方法
JP2809991B2 (ja) 光磁気記録媒体及び該媒体に記録された情報の再生方法
JP2546477B2 (ja) 光磁気記録媒体とその記録再生方法及び記録再生装置
JP3349403B2 (ja) 光磁気記録媒体
US6120921A (en) Magneto-optical recording medium
JP2809100B2 (ja) 光磁気記録媒体
JP3424806B2 (ja) 光磁気記録媒体に記録された情報の再生方法
JP3381960B2 (ja) 光磁気記録媒体
JPH08180497A (ja) 光磁気記録媒体の再生方法および光磁気記録媒体
JPH0589536A (ja) 光磁気記録媒体
JP3655121B2 (ja) 光磁気情報記録再生装置および光磁気記録媒体ならびに光磁気記録媒体の製造方法
JP3328989B2 (ja) 光磁気記録媒体
JP3228964B2 (ja) 光磁気記録媒体
JPH0877626A (ja) 光磁気記録媒体
JPH087385A (ja) 光磁気信号記録再生方法
JPH087351A (ja) 光磁気記録媒体及び光磁気記録方法及び光磁気記録再生方法
JPS63237242A (ja) 光磁気記録方式
JPH0697516B2 (ja) 光磁気記録媒体
JPH07240039A (ja) オーバーライト光磁気記録媒体
JP2005293768A (ja) 光学的記録媒体
JPH03152742A (ja) 光磁気記録媒体
JPH04255934A (ja) 二層式光磁気記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees