JPH0510099U - コンソールボツクスの取付構造 - Google Patents

コンソールボツクスの取付構造

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JPH0510099U
JPH0510099U JP5874491U JP5874491U JPH0510099U JP H0510099 U JPH0510099 U JP H0510099U JP 5874491 U JP5874491 U JP 5874491U JP 5874491 U JP5874491 U JP 5874491U JP H0510099 U JPH0510099 U JP H0510099U
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若林孝晴
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株式会社カンセイ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】コンソールボックスをインストルメントパネル
の接合面に精度よく取付けるための構造を提供する。 【構成】インストルメントパネル接合面は平面部26、
起立部27及び端面部28からなりその面交叉部にはス
リット31,33が設けられ、平面部には締着孔29が
ある。他方コンソールボックス側にはスリットに係合す
る鈎片と締着孔が設けられている。これらを結合するに
は平面部にコンソール側平面部を重ねるとき鈎片をスリ
ットに上方から挿入し、締着孔を合致させてねじ締めす
ることで正確に取付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車の車室に設備されるインストルメントパネルに結合させるコ ンソールボックスの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の車室内前方に設備されるインストルメントパネルに車室内の床面に設 備されるコンソールボックスとを結合保持させる従来例として図1に示す如き構 造のものがある。
【0003】 すなわち、1はインストルメントパネルであり、2はコンソールボックスであ って、通常インストルメントパネル1の中央部において下方へ突設されている左 右一対のコンソールボックス接続部3,3に、コンソールボックス2の一対の接 続部4,4が接続されて、そのインストルメントパネル1とコンソールボックス 2とが一体に結合される構造となっている。
【0004】 この双方の接続部3と4との結合構造について図2で具体的に述べると、上記 双方の接続部3の先端にはフック5と、ピン挿通孔6との夫々が設けられており 、さらにその両接続部3の間に架設されている取付板7には取付孔8が穿設され ている。またコンソールボックス2に設けられている夫々の接続部4端には、前 記フック5が係止される係止部9と、前記ピン挿通孔6内に嵌入される位置決め ピン10が設けられている。さらに双方の接続部4の相互間には連結板11が一 体形成されていて、この連結板11には、前記取付孔8に対応一致する取付孔1 2が穿設されているものである。
【0005】 そして上記インストルメントパネル1にコンソールボックス2を結合するには 、インストルメントパネル1のフック5をコンソールボックス2の係止部9に係 止させると共に、位置決めピン10をピン挿通孔6内に挿入して位置決めを行な い、さらに互に合致する取付孔12と8に取付ねじを挿通してねじ締めすること により、インストルメントパネル1とコンソールボックス2とが一体に結合され るものである(図3参照)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来構造にあっては、フック5と係止部9との係合 によって前後方向の位置決めがなされ、取付板7と連結板11の面合わせによっ て上下方向の位置決めがなされ、さらにピン10とピン挿通孔6との係合によっ て左右方向の位置決めがなされるものであるため、その前後上下及び左右方向の 位置決めは点接触で規制されていることから、インストルメントパネルとコンソ ールボックスの接合部が、面一となるようにするには、上記フック5、係止部9 、位置決めピン10、ピン挿通孔6の寸法精度が厳しく要求されることは勿論の こと、その精度を出すための加工には多大なる手間と費用がかかるという問題点 があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、かかる従来の問題点に着目してなされたもので、その最大の特長は 、コンソールボックスとインストルメントパネルとの結合部を面接合構造とする ことにより、左右上下方向の位置決め精度を高めることができ、これによってコ ンソールボックスとインストルメントパネルの接合面を精度よく一致せしめるこ とができるコンソールボックスの取付構造を提供することにある。
【0008】
【実施例】
以下に本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
【0009】 図4及び図5において、21はインストルメントパネルであって、このインス トルメントパネル21の中央下部には、コンソールボックス接続部22が一体形 成されている。23はその接続部22に接続されるコンソールボックスであって 、そのコンソールボックス接続部22とコンソールボックス23の接続部24を 接続することによりインストルメントパネル21とコンソールボックス23との 一体結合がなされる。
【0010】 [第1実施例] 次に双方の接続部22と24第1実施例の詳細構造を図4乃至図9に基いて詳 細に説明する。
【0011】 つまりインストルメントパネル21の接続部22構造は、その芯材25に、平 面部26と起立部27と端面部28とを形成し、その平面部26には取付ねじの 締着孔29を、また平面部26と起立部27でなす稜線30上にはスリット31 を形成し、また起立部27と端面部28とでなす稜線32上には上記スリット3 1と連通するスリット33を形成するものである。なお34はインストルメント パネル21の発泡層を示す。
【0012】 次にコンソールボックス23の接続部24構造は、図6の裏側より見た図面で 説明すると、そのボックス芯材35に、平面部36と起立部37とを形成し、そ の平面部36に前記締着孔29に対応する締着孔38が穿設されており、また起 立部37の裏側には、上記スリット31,33内に入り込む平面┐形状の鈎片3 9が形成されているものである。なお40はコンソールボックス23の発泡層を 示す。41は端面部28と起立部27とを連結する連結板、42は取付ねじであ る。
【0013】 以上が本実施例の構成であるが、次にその結合について述べると、インストル メントパネル接続部22の平面部26上に、コンソールボックス接続部24の平 面部36を重ね合せるとき、鈎片39をスリット33,31内に対し、平面部2 6の上方から垂下させて挿入し、その鈎片39をスリット31内に完全挿入する 。このとき締着孔29と締着孔38とが一致され、この双方の締着孔に取付ねじ を挿通してねじ締めすることで、インストルメントパネル21とコンソールボッ クス23とが一体に結合される。
【0014】 上記のように、双方の締着部22と24の結合構造にあっては、一方の接続部 22に設けられている起立部27の内面に、他方の接続部24に設けられている 鈎片39の内面が当接され、また接続部22に設けられている平面部26に接続 部24に設けられている平面部36が当接された上で両接続部22,24がねじ 締めで固定されていることから、双方接続部22,24における上下左右前後方 向の位置決めは、両接触により規制されていることから、両接続部22,24の 位置決めが確保され、組付後における位置ずれが解消でき精度の高い組付け状態 が維持できる。
【0015】 [第2実施例] 図10乃至図12はこの考案の第2実施例を示し、この実施例においてはその 構成の大部分が図4乃至図9に示す第1実施例と同様なのでその部分については 、同一の符号を付して説明を省略することとし、主として異なる部分について説 明する。
【0016】 すなわち、インストルメントパネル21の芯材25の端面部28、平面部26 及び連結板41とが補強板43で連結され、接続部22の強度が補強板43で補 強されている。この第2実施例においても第1実施例と同様にしてインストルメ ントパネル21とコンソールボックスル23とが接続される。
【0017】
【考案の効果】
以上のように本考案は、インストルメントパネルの接続部22に、コンソール ボックスの接続部24を接続する構造において、上記接続部22には、締着孔2 9を穿設する平面部26と、この平面部26に対して垂下する起立部27と、こ の起立部27端及び上記平面部26端に跨って形成される端面部28と、上記平 面部26と起立部27とでなす稜線に沿って形成されるスリット31と、上記起 立部27と端面部28とでなす稜線に沿って形成され、かつ上記スリット31に 連通するスリット33とからなる接続部22を構成し、また前記接続部24には 、前記締着孔29に一致する締着孔38を有する平面部36と、この平面部36 より垂下される起立部37と、この起立部37の内側面に形成され、前記スリッ ト33及びスリット31内に対して平面部26の上方から垂下させて挿入される 鈎片39とからなる接続部24を構成してなるコンソールボックスの取付構造で あるから、これによれば、双方接続部22,24における上下左右前後方向の位 置決めは、両接触により規制されていることから、両接続部22,24の位置決 めが確保され、組付後における位置ずれが解消でき精度の高い組付け状態が維持 できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明斜視図。
【図2】従来例の要部説明斜視図。
【図3】従来例の要部説明側面図。
【図4】本考案よりなる取付構造の実施例を示した説明
斜視図。
【図5】本実施例のインストルメントパネルとコンソー
ルボックスとの結合部を示した部分図。
【図6】本実施例のインストルメント側接続部の構造説
明図。
【図7】本実施例のコンソールボックス側接続部の構造
説明図。
【図8】図5におけるA−A線に沿った断面図。
【図9】図8におけるB−B線に沿った断面図。
【図10】本考案の第2実施例のインストルメント側接
続部の構造説明図。
【図11】第2実施例の結合部断面図。
【図12】図11におけるC−C線に沿った断面図。
【符号の説明】
21…インストルメントパネル 22…コンソールボ
ックス接続部 23…コンソールボックス 24…接続部 25…芯材 26…平面部 27…起立部 28…端面部 29…締着孔 30…稜線 31…スリット 32…稜線 33…スリット 34…発泡層 35…芯材 36…平面部 37…起立部 38…締着孔 39…鈎片 40…発泡層 41…連結板 42…取付ねじ 43…補強板

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 インストルメントパネルの接続部(2
    2)に、コンソールボックスの接続部(24)を接続す
    る構造において、上記接続部(22)には、締着孔(2
    9)を穿設する平面部(26)と、この平面部(26)
    に対して垂下する起立部(27)と、この起立部(2
    7)端及び上記平面部(26)端に跨って形成される端
    面部(28)と、上記平面部(26)と起立部(27)
    とでなす稜線に沿って形成されるスリット(31)と、
    上記起立部(27)と端面部(28)とでなす稜線に沿
    って形成され、かつ上記スリット(31)に連通するス
    リット(33)とからなる接続部(22)を構成し、ま
    た前記接続部(24)には、前記締着孔(29)に一致
    する締着孔(38)を有する平面部(36)と、この平
    面部(36)より垂下される起立部(37)と、この起
    立部(37)の内側面に形成され、前記スリット(3
    3)よりスリット(31)に沿って挿入される鈎片(3
    9)とからなる接続部(24)を構成してなることを特
    徴とするコンソールボックスの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0263700A (ja) * 1988-08-27 1990-03-02 Hisaka Works Ltd 繊維材料プレス方法およびそれに用いる装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0263700A (ja) * 1988-08-27 1990-03-02 Hisaka Works Ltd 繊維材料プレス方法およびそれに用いる装置
JPH0356158B2 (ja) * 1988-08-27 1991-08-27

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