JP2552512Y2 - コンソールボックスの取付構造 - Google Patents

コンソールボックスの取付構造

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JP2552512Y2
JP2552512Y2 JP5874491U JP5874491U JP2552512Y2 JP 2552512 Y2 JP2552512 Y2 JP 2552512Y2 JP 5874491 U JP5874491 U JP 5874491U JP 5874491 U JP5874491 U JP 5874491U JP 2552512 Y2 JP2552512 Y2 JP 2552512Y2
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console box
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若林孝晴
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株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車の車室に設備さ
れるインストルメントパネルに結合させるコンソールボ
ックスの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の車室内前方に設備されるインス
トルメントパネルに車室内の床面に設備されるコンソー
ルボックスとを結合保持させる従来例として図1に示す
如き構造のものがある。
【0003】すなわち、1はインストルメントパネルで
あり、2はコンソールボックスであって、通常インスト
ルメントパネル1の中央部において下方へ突設されてい
る左右一対のコンソールボックス接続部3,3に、コン
ソールボックス2の一対の接続部4,4が接続されて、
そのインストルメントパネル1とコンソールボックス2
とが一体に結合される構造となっている。
【0004】この双方の接続部3と4との結合構造につ
いて図2で具体的に述べると、上記双方の接続部3の先
端にはフック5と、ピン挿通孔6との夫々が設けられて
おり、さらにその両接続部3の間に架設されている取付
板7には取付孔8が穿設されている。またコンソールボ
ックス2に設けられている夫々の接続部4端には、前記
フック5が係止される係止部9と、前記ピン挿通孔6内
に嵌入される位置決めピン10が設けられている。さら
に双方の接続部4の相互間には連結板11が一体形成さ
れていて、この連結板11には、前記取付孔8に対応一
致する取付孔12が穿設されているものである。
【0005】そして上記インストルメントパネル1にコ
ンソールボックス2を結合するには、インストルメント
パネル1のフック5をコンソールボックス2の係止部9
に係止させると共に、位置決めピン10をピン挿通孔6
内に挿入して位置決めを行ない、さらに互に合致する取
付孔12と8に取付ねじを挿通してねじ締めすることに
より、インストルメントパネル1とコンソールボックス
2とが一体に結合されるものである(図3参照)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造にあっては、フック5と係止部9との係合
によって前後方向の位置決めがなされ、取付板7と連結
板11の面合わせによって上下方向の位置決めがなさ
れ、さらにピン10とピン挿通孔6との係合によって左
右方向の位置決めがなされるものであるため、その前後
上下及び左右方向の位置決めは点接触で規制されている
ことから、インストルメントパネルとコンソールボック
スの接合部が、面一となるようにするには、上記フック
5、係止部9、位置決めピン10、ピン挿通孔6の寸法
精度が厳しく要求されることは勿論のこと、その精度を
出すための加工には多大なる手間と費用がかかるという
問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、かかる従来の
問題点に着目してなされたもので、その最大の特長は、
コンソールボックスとインストルメントパネルとの結合
部を面接合構造とすることにより、左右上下方向の位置
決め精度を高めることができ、これによってコンソール
ボックスとインストルメントパネルの接合面を精度よく
一致せしめることができるコンソールボックスの取付構
造を提供することにある。
【0008】
【実施例】以下に本考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
【0009】図4及び図5において、21はインストル
メントパネルであって、このインストルメントパネル2
1の中央下部には、コンソールボックス接続部22が一
体形成されている。23はその接続部22に接続される
コンソールボックスであって、そのコンソールボックス
接続部22とコンソールボックス23の接続部24を接
続することによりインストルメントパネル21とコンソ
ールボックス23との一体結合がなされる。
【0010】[第1実施例] 次に双方の接続部22と24第1実施例の詳細構造を図
4乃至図9に基いて詳細に説明する。
【0011】つまりインストルメントパネル21の接続
部22構造は、その芯材25に、平面部26と起立部2
7と端面部28とを形成し、その平面部26には取付ね
じの締着孔29を、また平面部26と起立部27でなす
稜線30上にはスリット31を形成し、また起立部27
と端面部28とでなす稜線32上には上記スリット31
と連通するスリット33を形成するものである。なお3
4はインストルメントパネル21の発泡層を示す。
【0012】次にコンソールボックス23の接続部24
構造は、図6の裏側より見た図面で説明すると、そのボ
ックス芯材35に、平面部36と起立部37とを形成
し、その平面部36に前記締着孔29に対応する締着孔
38が穿設されており、また起立部37の裏側には、上
記スリット31,33内に入り込む平面┐形状の鈎片3
9が形成されているものである。なお40はコンソール
ボックス23の発泡層を示す。41は端面部28と起立
部27とを連結する連結板、42は取付ねじである。
【0013】以上が本実施例の構成であるが、次にその
結合について述べると、インストルメントパネル接続部
22の平面部26上に、コンソールボックス接続部24
の平面部36を重ね合せるとき、鈎片39をスリット3
3,31内に対し、平面部26の上方から垂下させて挿
入し、その鈎片39をスリット31内に完全挿入する。
このとき締着孔29と締着孔38とが一致され、この双
方の締着孔に取付ねじを挿通してねじ締めすることで、
インストルメントパネル21とコンソールボックス23
とが一体に結合される。
【0014】上記のように、双方の締着部22と24の
結合構造にあっては、一方の接続部22に設けられてい
る起立部27の内面に、他方の接続部24に設けられて
いる鈎片39の内面が当接され、また接続部22に設け
られている平面部26に接続部24に設けられている平
面部36が当接された上で両接続部22,24がねじ締
めで固定されていることから、双方接続部22,24に
おける上下左右前後方向の位置決めは、両接触により規
制されていることから、両接続部22,24の位置決め
が確保され、組付後における位置ずれが解消でき精度の
高い組付け状態が維持できる。
【0015】[第2実施例] 図10乃至図12はこの考案の第2実施例を示し、この
実施例においてはその構成の大部分が図4乃至図9に示
す第1実施例と同様なのでその部分については、同一の
符号を付して説明を省略することとし、主として異なる
部分について説明する。
【0016】すなわち、インストルメントパネル21の
芯材25の端面部28、平面部26及び連結板41とが
補強板43で連結され、接続部22の強度が補強板43
で補強されている。この第2実施例においても第1実施
例と同様にしてインストルメントパネル21とコンソー
ルボックスル23とが接続される。
【0017】
【考案の効果】以上のように本考案は、インストルメン
トパネルの接続部22に、コンソールボックスの接続部
24を接続する構造において、上記接続部22には、締
着孔29を穿設する平面部26と、この平面部26に対
して垂下する起立部27と、この起立部27端及び上記
平面部26端に跨って形成される端面部28と、上記平
面部26と起立部27とでなす稜線に沿って形成される
スリット31と、上記起立部27と端面部28とでなす
稜線に沿って形成され、かつ上記スリット31に連通す
るスリット33とからなる接続部22を構成し、また前
記接続部24には、前記締着孔29に一致する締着孔3
8を有する平面部36と、この平面部36より垂下され
る起立部37と、この起立部37の内側面に形成され、
前記スリット33及びスリット31内に対して平面部2
6の上方から垂下させて挿入される鈎片39とからなる
接続部24を構成してなるコンソールボックスの取付構
造であるから、これによれば、双方接続部22,24に
おける上下左右前後方向の位置決めは、両接触により規
制されていることから、両接続部22,24の位置決め
が確保され、組付後における位置ずれが解消でき精度の
高い組付け状態が維持できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明斜視図。
【図2】従来例の要部説明斜視図。
【図3】従来例の要部説明側面図。
【図4】本考案よりなる取付構造の実施例を示した説明
斜視図。
【図5】本実施例のインストルメントパネルとコンソー
ルボックスとの結合部を示した部分図。
【図6】本実施例のインストルメント側接続部の構造説
明図。
【図7】本実施例のコンソールボックス側接続部の構造
説明図。
【図8】図5におけるA−A線に沿った断面図。
【図9】図8におけるB−B線に沿った断面図。
【図10】本考案の第2実施例のインストルメント側接
続部の構造説明図。
【図11】第2実施例の結合部断面図。
【図12】図11におけるC−C線に沿った断面図。
【符号の説明】
21…インストルメントパネル 22…コンソールボ
ックス接続部 23…コンソールボックス 24…接続部 25…芯材 26…平面部 27…起立部 28…端面部 29…締着孔 30…稜線 31…スリット 32…稜線 33…スリット 34…発泡層 35…芯材 36…平面部 37…起立部 38…締着孔 39…鈎片 40…発泡層 41…連結板 42…取付ねじ 43…補強板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルの接続部(2
    2)に、コンソールボックスの接続部(24)を接続す
    る構造において、上記接続部(22)には、締着孔(2
    9)を穿設する平面部(26)と、この平面部(26)
    に対して垂下する起立部(27)と、この起立部(2
    7)端及び上記平面部(26)端に跨って形成される端
    面部(28)と、上記平面部(26)と起立部(27)
    とでなす稜線に沿って形成されるスリット(31)と、
    上記起立部(27)と端面部(28)とでなす稜線に沿
    って形成され、かつ上記スリット(31)に連通するス
    リット(33)とからなる接続部(22)を構成し、ま
    た前記接続部(24)には、前記締着孔(29)に一致
    する締着孔(38)を有する平面部(36)と、この平
    面部(36)より垂下される起立部(37)と、この起
    立部(37)の内側面に形成され、前記スリット(3
    3)よりスリット(31)に沿って挿入される鈎片(3
    9)とからなる接続部(24)を構成してなることを特
    徴とするコンソールボックスの取付構造。
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