JPH0498660A - 光ディスク駆動装置のトラックジャンプ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光ディスク装置や光ディスクテスタ等に用いら
れる光ディスク駆動装置のトラ、ツタジャンプ回路にか
かり、さらに詳しくは１トラツクを確実にジャンプさせ
るのに好適な光ディスク駆動装置のトラ・ツタジャンプ
回路に関する。

〔従来、の技術〕

従来技術においては、光ディスクのトラック上に位置付
けられた光スポットを１トラックジャンプさせるために
、次のような制御が行われていた。

すなわち、光ヘッドに設けられているミラーは、光スポ
ットをスパイラル上に設けられたトラックに追従させる
なめ、常に一定の速度で可動している。この状態におい
て、１トラックジャンプを行う場合には、一定の加速パ
ルスと減速パルスをトラッキングアクチュエータに供給
して、上記ミラーを最初に加速し、次に減速し、これに
よって１トラックジャンプを行っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記した従来技術においては、光ディスクの偏心の影響
を考慮しておらず、そのため１トラックジャンプに失敗
することがあるという問題点があった。すなわち、光デ
ィスク上に設けられたトラツクは、光ディスクの偏心の
影響により、光ディスクの回転に応して光ディスクの直
径方向に揺動し、このため１トラックジャンプを行う場
合の加速パルスと減速パルスを一定（ジャンプ量が一定
）にしていると、■トラックジャンプに失敗してしまう
のである。

上記した問題点を解決するため、偏心量に応して加速パ
ルスと減速パルスの出方時間を調整する技術も存在する
が、偏心量に適合させる必要があるため、動作が不安定
になるという問題点があった。

本発明は上記した従来技術の問題点に鑑みなされたもの
で、光ディスクの偏心にかかわらず、確実に１トラック
ジャンプを行うことができる光ディスク駆動装置のトラ
ックジャンプ回路を捷供することを目的としている。

〔ｔＪ題を解決するための手段〕

本発明の光ディスク駆動装置のトラックジャンプ回路は
、加速パルス発生回路から出方される加速パルスと減速
パルス発生回路から出方される減速パルスとを切り換え
てトラッキングアクチュエータ駆動回路に出力し、光デ
ィスクのトラック上に位置付けられた光スポットを１ト
ラックジャンプさせるものであり、特に光ヘットから出
力されるトラッキングエラー信号がゼロクロスするとき
、上記加速パルスから減速パルスへの切り換えを行うこ
とを特徴としている。

〔作用〕

周知のように、光ヘッドから出力されるトランキングエ
ラー信号は、トラック間に設けられた溝の位置において
ゼロクロスする。したがって、トラッキングエラー信号
がゼロクロスするとき、光スポットはちょうどトラック
間距離の１／２だけ移動したことになる。そこで、トラ
ッキングエラー信号がゼロクロスしたとき、加速パルス
の出力を停止し、減速パルスを出力することにより、光
スポットを正確に１トラックジャンプさせることができ
る。

〔実施例〕

以下、添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発
明について説明する。第１図は本発明の一実施例を示す
ブロック図である。図示するように、ＣＰＵＩは、１ト
ラックジャンプ指令ＪＳを加速パルス発生回路２に出力
する。加速パルス発生回路２は、１トラックジャンプ指
令ＪＳを受けて、加速パルスＰＩをトラッキングアクチ
ュエータ駆動回路４に出力する。これによって、光へノ
ド５内のミラーを駆動するボイスコイル５１に電流が流
れ、ミラーが加速される。他方において、光ヘッドから
出力されるトラッキングエラー信号がトラッキングエラ
ー信号アンプ６に入力され、トラッキングエラー信号ア
ンプ６の出力はゼロクロス検出器７に入力されている。

第２図（ａ）はトラッキングエラー信号の一例を示す波
形図であり、周知のように、光ヘッドから出力されるト
ラッキングエラー信号は、トランク間に設けられた溝の
位置においてゼロクロスする（図中、Ｚで表示する）。

したがって、トラッキングエラー信号ＴＨにおいて、ゼ
ロクロス点Ｚが検出されたとき、光スポットはちょうど
トランク間距離の１／２だけ移動したことになる。そこ
で、ゼロクロス検出器７がトラ・ンキングエラー信号Ｔ
Ｅのゼロクロス点Ｚを検出したとき、ゼロクロス検出信
号ＺＣを加速パルス発生回路２と減速パルス発生回路３
に対して出力させ、これによって、第１図及び第２図（
ｂ）に示すように、加速パルス発生回路２をリセットし
て加速パルスＰ１の発生を停止し、続いて減速パルス発
生回路３から減速パルスＰ２を発生させてトラッキング
アクチュエータ駆動回路４に出力させる。これによって
、光ヘツド５内のミラーを駆動するボイスコイル５１に
逆向きの電流が流れ、光ヘツド内のミラーが減速する。

以上の説明から明らかなように、本実施例によれば、光
スポットがトラック間の溝を横切った時点において、加
速パルスＰ１から減速パルスＰ２への切り換えが行われ
るため、１トラックジャンプを正確に行うことができる
。

〔発明の効果〕

本発明によれば、光ディスクの偏心にかかわらず、確実
に１トラックジャンプを行うことができる光ディスク駆
動装置のトラックジャンプ回路を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる光ディスク駆動装置のトラック
ジャンプ回路の一実施例を示すブロック図、第２図（ａ
）はトラッキングエラー信号の一例を示す波形図、第２
図（ｂ）は加速パルスと減速パルスの切り換えタイミン
グを示す図である。 １・・・ＣＰＵ、２・・・加速パルス発生回路、３・・
・減速パルス発生回路、４・・・トラッキングアクチュ
エータ駆動回路、５・・・光ヘッド、６・・・トラッキ
ングエラー信号アンプ、７・・・ゼロクロス検出器、Ｔ
Ｊ・・・トラックジャンプ命令、Ｐｌ・・・加速パルス
、Ｐ２・・・減速パルス、ＴＥ・・・トラッキングエラ
ー信号、ＺＣ・・・ゼロクロス検出信号。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、加速パルス発生回路から出力される加速パルスと減
   速パルス発生回路から出力される減速パルスとを切り換
   えてトラッキングアクチュエータ駆動回路に出力し、光
   ディスクのトラック上に位置付けられた光スポットを１
   トラックジャンプさせる光ディスク駆動装置のトラック
   ジャンプ回路において、 光ヘッドから出力されるトラッキングエラー信号がゼロ
   クロスするとき、上記加速パルスから減速パルスへの切
   り換えを行うことを特徴とする光ディスク駆動装置のト
   ラックジャンプ回路。