JP2001344768A - フォーカス制御装置 - Google Patents

フォーカス制御装置

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JP2001344768A
JP2001344768A JP2000162622A JP2000162622A JP2001344768A JP 2001344768 A JP2001344768 A JP 2001344768A JP 2000162622 A JP2000162622 A JP 2000162622A JP 2000162622 A JP2000162622 A JP 2000162622A JP 2001344768 A JP2001344768 A JP 2001344768A
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JP
Japan
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focus
recording surface
moving
light spot
movement
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Pending
Application number
JP2000162622A
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English (en)
Inventor
Masayuki Shibano
正行 芝野
Yasuhiro Yoshioka
康裕 吉岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録面のサーチ動作からフォーカス制御状態
への移行を短時間に行う。 【解決手段】 一方向にフォーカスアクチュエータを移
動し記録面を検出した(所定レベルA以上になった)と
き、所定時間c移動を継続した後に移動方向を反転し、
フォーカスずれ検出手段の出力の所定レベルでブレーキ
手段によりフォーカスずれ検出手段の出力信号の微分値
の極性が変化するまで移動を減速する方向に駆動し、微
分値の極性が変化したときフォーカス制御動作(b区
間)を行う。これにより、記録面のサーチ動作(d区
間)を短縮できる。また、一方向に所定量まで移動して
も記録面を検出できないときは移動方向を反転する。再
度、記録面をサーチするときは、反転した移動方向と同
一にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収束した光ビーム
を用いて記録担体面に信号を記録または再生する光学式
記録再生装置のフォーカス制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置は、光ディスクの記録担
体に設けられた約1.6μmピッチの情報トラックに約
1μmφの光スポットを照射し、光スポットと記録担体
面との焦点ずれを垂直方向に約±0.5μm精度で追従
させるフォーカス制御を行う。
【0003】このフォーカス制御に移行するために、フ
ォーカス移動手段であるフォーカスアクチュエータを駆
動し、光スポットを記録面に移動し、記録面でフォーカ
ス制御を動作させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光スポットを記録面に
移動するために、フォーカス移動手段であるフォーカス
アクチュエータを駆動し、光スポットを記録担体である
光ディスクに近づけるかまたは遠ざける方向のどちらか
一方向に所定量移動した後、反対方向に移動して記録面
を検出してフォーカス制御動作を行うと確実に記録面を
検出できるが、一方向に所定量移動するので、その方向
と反対方向に記録面があると記録面を検出するまでに時
間がかかる。
【0005】本発明は、記録面のサーチ動作からフォー
カス制御状態への移行を短時間に行うようにした光学式
記録再生装置のフォーカス制御装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のフォーカス制御装置は、光スポットを一方
向に移動し記録面を検出すると、所定時間移動を継続し
て移動方向を反転し、フォーカスずれ検出手段の出力の
所定レベルでブレーキ手段によりフォーカスずれ検出手
段の出力信号の微分値の極性が変化するまで移動を停止
する方向に駆動し、微分値の極性が変化したときフォー
カス制御動作を行う。これにより、短時間にフォーカス
引き込み動作からフォーカス制御状態に移行することが
できる。
【0007】また、光スポットを一方向に所定量まで移
動しても記録面を検出できないときは移動方向を反転す
る。再度、記録面をサーチするときは、反転した移動方
向と同一にする。これにより、次回のフォーカス引き込
み動作からは短時間でフォーカス制御状態に移行でき
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施の形態における光
ディスク装置の構成を示したものである。1は記録担体
である光ディスク、2は光ビームを光ディスクに収束さ
せる収束手段である光ヘッド、3は、収束状態を検出す
るフォーカスずれ検出手段で、フォーカスエラー信号を
出力するフォーカスエラー検出回路である。4は、フォ
ーカス制御手段であり、フォーカス制御系の位相を補償
する位相補償回路である。
【0010】位相補償回路4の出力は切換回路5、フォ
ーカス駆動回路6を介して図示していないが光ヘッド2
に内蔵しているフォーカス移動手段であるフォーカスア
クチュエータを駆動する。
【0011】9はアップダウン信号生成回路で、フォー
カス移動手段を一方向に移動させる信号を生成し、かつ
移動を停止させるブレーキ信号を出力する。
【0012】コントロール回路11は、切換回路5に対
する切換指令、アップダウン信号生成回路9に対する動
作、方向切換指令や、ブレーキ出力指令を出力する。
【0013】7は光ディスクを回転させるモータであ
り、8はモータ7を駆動する駆動回路である。
【0014】10は記録面を検出する記録面検出回路で
ある。アップダウン信号生成回路9でフォーカス移動手
段を一方向に移動し、記録面検出回路10,コントロー
ル回路11で記録面を検出する記録面サーチ手段を構成
する。
【0015】図2にアップダウン信号生成回路9で生成
した信号を、フォーカス駆動回路6を介してフォーカス
アクチュエータに加えたときのフォーカス駆動信号とフ
ォーカスエラー信号の一例を示す。
【0016】フォーカス駆動信号は略フォーカスアクチ
ュエータの移動を示す。図2ではフォーカスアクチュエ
ータにより光スポットを光ディスクに近づけて、次に遠
ざけた場合のフォーカスエラー信号を示す。フォーカス
エラー信号は光ディスクに近づけるときと遠ざけるとき
の両方に出る。
【0017】フォーカスアチュエータを光ディスクに近
づけたり遠ざけたりしてフォーカスエラー信号の記録面
をサーチし、図3に示すようにフォーカスアクチュエー
タの移動にブレーキをかけ、フォーカスエラー信号の微
分値の極性が変化するまで継続し、b期間に示すフォー
カスエラー信号を位相補償して光スポットを光ディスク
の記録面に追従させるフォーカス制御状態に移行させる
までの期間aをフォーカス引き込み動作とする。
【0018】本発明では、図4に示すようにフォーカス
エラー信号の+または−の両側で所定レベルA以上にな
ったときより所定時間c移動を継続し、移動方向を反転
してフォーカスエラー信号の所定レベルでフォーカス駆
動信号を反転してフォーカスアクチュエータの移動にブ
レーキをかけ、フォーカス制御状態に移行する。
【0019】所定レベルがA以上になったことは記録面
検出回路10で検出し、コントロール回路11に出力す
る。コントロール回路11では所定時間経過後にアップ
ダウン信号生成回路9に方向を反転する指令を送り、フ
ォーカスアクチュエータの移動方向を反転し、フォーカ
スエラー信号の所定レベルでアクチュエータの移動を停
止するブレーキを加え、切換回路5でフォーカス駆動回
路6への信号を位相補償回路4に切り換えてフォーカス
制御動作を行う。
【0020】このようにすることで、フォーカス引き込
み動作に図3のa期間を要していたのがd期間に短縮で
きる。
【0021】次に、図5に示すように記録面がフォーカ
ス駆動信号の−側の位置にある場合は、図6に示すよう
にフォーカス駆動信号を所定レベルBまで移動し、移動
方向を反転して記録面を検出し、駆動信号をブレーキ状
態にして、フォーカス制御動作に移行する。
【0022】このときフォーカスアクチュエータを光デ
ィスクに近付ける方向に所定レベルBだけ移動して記録
面を検出できなくて、遠ざける方向に移動して記録面を
検出したので、次のフォーカス引き込み動作時には、図
7に示すようにアクチュエータを遠ざける方向に移動さ
せて記録面を検出し、所定時間移動を継続して、アクチ
ュエータの移動方向を反転し、ブレーキ動作を行ってフ
ォーカス制御動作に移行する。
【0023】このようにすることで、フォーカス引き込
み動作に図6のe期間を要していたのがf期間に短縮で
きる。
【0024】図8に示すように、フォーカスアクチュエ
ータの一次共振周波数f0の周期では、アクチュエータ
の移動に対して外乱が入ると振動が大きくなる。移動方
向の反転に対してもf0の周期で振動する。
【0025】フォーカスアクチュエータを一方向に移動
し、記録面を検出して移動方向を反転させるとき、図9
に示すように、移動を継続するg期間をアクチュエータ
の共振周波数の周期の略1/2の整数倍にすることによ
り、アクチュエータの移動方向の反転による振動の影響
を少なくする。
【0026】フォーカスアクチュエータの共振周波数の
1/2周期であれば、移動方向の減速を行うD点では移
動方向の反転による振動の位置が1/2周期で戻ってい
るので、振動によりアクチュエータの移動方向を反転さ
せないで、安定にフォーカス引き込み動作を行える。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録面のサーチ動作からフォーカス制御状態へ短時間に
移行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における光ディスク装置
のブロック図
【図2】フォーカスアクチュエータを駆動したときのフ
ォーカスエラー信号の一般的な概念図
【図3】従来におけるフォーカス制御に移行するときの
フォーカス駆動信号とフォーカスエラー信号の概念図
【図4】本発明の一実施の形態におけるフォーカス制御
に移行するときのフォーカス駆動信号とフォーカスエラ
ー信号の概念図
【図5】記録面がフォーカス駆動信号の−側の位置にあ
る場合のフォーカスアクチュエータを駆動したときのフ
ォーカスエラー信号の一般的な概念図
【図6】記録面がフォーカス駆動信号の−側の位置にあ
る場合のフォーカス制御に移行するときのフォーカス駆
動信号とフォーカスエラー信号の概念図
【図7】本発明の一実施の形態における記録面がフォー
カス駆動信号の−側の位置にある場合のフォーカス制御
に移行するときのフォーカス駆動信号とフォーカスエラ
ー信号の概念図
【図8】フォーカスアクチュエータの周波数特性の概念
【図9】本発明の一実施の形態における移動を継続する
g期間をアクチュエータの共振周波数の周期の略1/2
の整数倍にしてフォーカス制御に移行するときのフォー
カス駆動信号とフォーカスエラー信号の概念図
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光ヘッド 3 フォーカスエラー検出回路 4 位相補償回路 5 切換回路 6 フォーカス駆動回路 7 モータ 8 モータ駆動回路 9 アップダウン信号生成回路 10 記録面検出回路 11 コントロール回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録担体に形成された記録面と光スポッ
    トとの焦点ずれを検出するフォーカスずれ検出手段と、 光スポットを記録面に対して略垂直方向に移動させるフ
    ォーカス移動手段と、 前記フォーカス移動手段を駆動し記録担体に光スポット
    を近づけたりまたは遠ざけたりして前記フォーカスずれ
    検出手段の出力信号で光スポットが記録面を通過したこ
    とを検出する記録面サーチ手段と、 光スポットと記録面の相対位置の移動を止めるように前
    記フォーカスずれ検出手段の出力の微分値の極性が変化
    するまで前記フォーカス移動手段に減速方向の駆動を出
    力するブレーキ手段と、 前記フォーカスずれ検出手段の信号に応じて前記フォー
    カス移動手段を制御するフォーカス制御手段と、 前記記録面サーチ手段を駆動し光スポットを移動して記
    録面を検出したとき、所定時間移動を継続した後に前記
    フォーカス移動手段の移動方向を反転して移動し、前記
    フォーカスずれ検出手段の出力信号が所定レベルとなっ
    たとき前記ブレーキ手段を制御する制御手段とを備えて
    いることを特徴とするフォーカス制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記記録面サーチ手段
    を駆動し光スポットを移動して前記記録面検出手段が前
    記フォーカスずれ検出手段の出力より記録面を検出した
    とき、前記フォーカス移動手段の1次共振周波数の略1
    /2周期の整数倍の時間移動を継続した後に前記フォー
    カス移動手段の移動方向を反転して移動し、前記フォー
    カスずれ検出手段の出力信号が所定レベルとなったとき
    前記ブレーキ手段を制御することを特徴とする請求項1
    記載のフォーカス制御装置。
  3. 【請求項3】 所定量光スポットを移動しても前記記録
    面サーチ手段が記録面を検出できなかったときは、前記
    記録面サーチ手段の移動方向を反転させ、再動作時は、
    反転させた移動方向と同一方向に移動させることを特徴
    とする請求項1記載のフォーカス制御装置。
JP2000162622A 2000-05-31 2000-05-31 フォーカス制御装置 Pending JP2001344768A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005034112A1 (ja) * 2003-10-03 2005-04-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 光ピックアップの駆動装置、光ピックアップのフォーカス引き込み方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005034112A1 (ja) * 2003-10-03 2005-04-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 光ピックアップの駆動装置、光ピックアップのフォーカス引き込み方法
US7800987B2 (en) 2003-10-03 2010-09-21 Panasonic Corporation Optical pickup driving apparatus and optical pickup beam spot positioning method

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