JP2002319152A - トラックジャンプ装置 - Google Patents
トラックジャンプ装置Info
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- JP2002319152A JP2002319152A JP2001125278A JP2001125278A JP2002319152A JP 2002319152 A JP2002319152 A JP 2002319152A JP 2001125278 A JP2001125278 A JP 2001125278A JP 2001125278 A JP2001125278 A JP 2001125278A JP 2002319152 A JP2002319152 A JP 2002319152A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tracking
- traverse
- signal
- acceleration
- track jump
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光スポットと光ディスクの相対速度を所定の
目標速度に制御しながら行うトラックジャンプにおい
て、多本数のアクセスにおける対物レンズに対する光学
ピックアップの追従遅れを解消する。 【解決手段】 トラッキング誤差検出回路21からのト
ラッキング誤差信号aを用いてトラッキングアクチュエ
ータ13を駆動させるトラッキング駆動信号bを生成
し、トラックジャンプのときに対物レンズが加減速した
ことを示す加減速判別信号を出力するトラッキングルー
プフィルタ22と、その加減速判別信号に基づいて、ト
ラックジャンプ時の光学ピックアップ11の移動速度を
加速・減速させる信号を生成するトラバース速度制御信
号生成部32と、トラッキングループフィルタ22の出
力信号に基づいて、光学ピックアップ11を移動させる
トラバース駆動信号dを生成するトラバースループフィ
ルタ部33とを備える。
目標速度に制御しながら行うトラックジャンプにおい
て、多本数のアクセスにおける対物レンズに対する光学
ピックアップの追従遅れを解消する。 【解決手段】 トラッキング誤差検出回路21からのト
ラッキング誤差信号aを用いてトラッキングアクチュエ
ータ13を駆動させるトラッキング駆動信号bを生成
し、トラックジャンプのときに対物レンズが加減速した
ことを示す加減速判別信号を出力するトラッキングルー
プフィルタ22と、その加減速判別信号に基づいて、ト
ラックジャンプ時の光学ピックアップ11の移動速度を
加速・減速させる信号を生成するトラバース速度制御信
号生成部32と、トラッキングループフィルタ22の出
力信号に基づいて、光学ピックアップ11を移動させる
トラバース駆動信号dを生成するトラバースループフィ
ルタ部33とを備える。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの情報
トラックを半径方向に横切るトラックジャンプ機能を有
するトラックジャンプ装置に関する。
トラックを半径方向に横切るトラックジャンプ機能を有
するトラックジャンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CD(Compact Disk)やMD(Mi
ni Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等のよ
うに、同心円状あるいは螺旋状の情報トラックを有する
光ディスクに対して、情報の記録あるいは再生を行う光
ディスク装置が開発されている。これらの光ディスク装
置では、同一平面上に情報トラックが並んでいるという
特徴を生かし、光スポットを半径方向に移動させ、所望
の情報を検索する、いわゆる高速ランダムアクセスが重
要な機能の一つとなっている。高速ランダムアクセスに
おいて、光スポットが横切る情報トラックの本数、いわ
ゆるアクセス本数が、例えば数本以上になる場合には、
マルチトラックジャンプと呼ばれるアクセスを行う。マ
ルチトラックジャンプにはいくつかの方式があるが、ア
クセス本数が数百本程度までであれば、特開昭63−2
93721号公報に開示されている方法のように、対物
レンズを光ディスクの半径方向に移動させる信号である
トラッキング駆動信号に対物レンズを加速させるための
加速パルスを所定時間印加し、その後、光スポットと光
ディスクとの相対速度が目標速度になるように加減速パ
ルスを印加して対物レンズの動きを制御し、目標アクセ
ス本数に達する直前に対物レンズを停止させるための減
速パルスを所定時間印加して、トラッキングサーボを閉
じて終了するというものがある。また、特公平7−78
892号特許公報に開示されている方法のように、対物
レンズを支えているバネなどの弾性支持体の力に対応す
るために、トラッキング駆動信号の低域周波数成分を対
物レンズの移動量に応じて補正するというものもある。
ni Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等のよ
うに、同心円状あるいは螺旋状の情報トラックを有する
光ディスクに対して、情報の記録あるいは再生を行う光
ディスク装置が開発されている。これらの光ディスク装
置では、同一平面上に情報トラックが並んでいるという
特徴を生かし、光スポットを半径方向に移動させ、所望
の情報を検索する、いわゆる高速ランダムアクセスが重
要な機能の一つとなっている。高速ランダムアクセスに
おいて、光スポットが横切る情報トラックの本数、いわ
ゆるアクセス本数が、例えば数本以上になる場合には、
マルチトラックジャンプと呼ばれるアクセスを行う。マ
ルチトラックジャンプにはいくつかの方式があるが、ア
クセス本数が数百本程度までであれば、特開昭63−2
93721号公報に開示されている方法のように、対物
レンズを光ディスクの半径方向に移動させる信号である
トラッキング駆動信号に対物レンズを加速させるための
加速パルスを所定時間印加し、その後、光スポットと光
ディスクとの相対速度が目標速度になるように加減速パ
ルスを印加して対物レンズの動きを制御し、目標アクセ
ス本数に達する直前に対物レンズを停止させるための減
速パルスを所定時間印加して、トラッキングサーボを閉
じて終了するというものがある。また、特公平7−78
892号特許公報に開示されている方法のように、対物
レンズを支えているバネなどの弾性支持体の力に対応す
るために、トラッキング駆動信号の低域周波数成分を対
物レンズの移動量に応じて補正するというものもある。
【0003】ところで、マルチトラックジャンプにおい
て、高速ランダムアクセスのアクセス本数が、例えば、
数百本以上になると、光学ピックアップ内で対物レンズ
が移動できる範囲以上の光スポットの移動が必要とな
り、光学ピックアップそのものを移動させるトラバース
移動を行うことが必要となる。一般に光学ピックアップ
の移動は粗動モータにより行われるため、対物レンズの
動きに対して粗く、遅い。このため、対物レンズの動き
に対する光学ピックアップの追従を高める必要がある。
て、高速ランダムアクセスのアクセス本数が、例えば、
数百本以上になると、光学ピックアップ内で対物レンズ
が移動できる範囲以上の光スポットの移動が必要とな
り、光学ピックアップそのものを移動させるトラバース
移動を行うことが必要となる。一般に光学ピックアップ
の移動は粗動モータにより行われるため、対物レンズの
動きに対して粗く、遅い。このため、対物レンズの動き
に対する光学ピックアップの追従を高める必要がある。
【0004】以下、この従来のトラックジャンプ装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。図4は、従来の
トラックジャンプ装置の構成を示すブロック図である。
図4において、従来のトラックジャンプ装置は、光学ピ
ックアップ11と、トラッキング誤差検出回路21と、
トラッキングループフィルタ22と、トラッキングアク
チュエータ駆動回路23と、トラバース駆動部31と、
トラバースループフィルタ部33と、スイッチ41、4
2と、トラッキング加減速パルス生成部51と、トラバ
ース加減速パルス生成部52と、加算器61と、アクセ
ス制御部100とを備える。
ついて、図面を参照しながら説明する。図4は、従来の
トラックジャンプ装置の構成を示すブロック図である。
図4において、従来のトラックジャンプ装置は、光学ピ
ックアップ11と、トラッキング誤差検出回路21と、
トラッキングループフィルタ22と、トラッキングアク
チュエータ駆動回路23と、トラバース駆動部31と、
トラバースループフィルタ部33と、スイッチ41、4
2と、トラッキング加減速パルス生成部51と、トラバ
ース加減速パルス生成部52と、加算器61と、アクセ
ス制御部100とを備える。
【0005】また、光学ピックアップ11は、集光手段
であり、光源からの光を同心円状あるいは螺旋状の情報
トラックを有する光ディスク1上に集光させる対物レン
ズ12と、この対物レンズ12を光ディスク1の半径方
向に移動させるトラッキングアクチュエータ13と、光
ディスク1からの反射光を電気信号に変換するフォトデ
ィテクタ14とを有する。
であり、光源からの光を同心円状あるいは螺旋状の情報
トラックを有する光ディスク1上に集光させる対物レン
ズ12と、この対物レンズ12を光ディスク1の半径方
向に移動させるトラッキングアクチュエータ13と、光
ディスク1からの反射光を電気信号に変換するフォトデ
ィテクタ14とを有する。
【0006】トラッキング誤差検出回路21は、フォト
ディテクタ14からの電気信号に基づいて、光ディスク
1に照射された光スポットと、光ディスク1上の情報ト
ラックとの位置ずれを検出し、その位置ずれを示すトラ
ッキング誤差信号aを生成する。
ディテクタ14からの電気信号に基づいて、光ディスク
1に照射された光スポットと、光ディスク1上の情報ト
ラックとの位置ずれを検出し、その位置ずれを示すトラ
ッキング誤差信号aを生成する。
【0007】トラッキングループフィルタ22は、ハイ
パスフィルタとローパスフィルタなどを並列に接続して
構成され、トラッキング誤差検出回路21からのトラッ
キング誤差信号aに対して低域補償や位相補償などの演
算処理を施し、トラッキング駆動信号bを生成する。
パスフィルタとローパスフィルタなどを並列に接続して
構成され、トラッキング誤差検出回路21からのトラッ
キング誤差信号aに対して低域補償や位相補償などの演
算処理を施し、トラッキング駆動信号bを生成する。
【0008】図5は、トラッキングループフィルタ22
の構成を示すブロック図である。図5において、トラッ
キングループフィルタ22は、トラッキングサーボのオ
ープンループの低域ゲインを補償するローパスフィルタ
221と、そのオープンループゲインのゲイン交点付近
の位相が180度以上遅れないように位相を補償するハ
イパスフィルタ222と、トラッキング誤差検出回路2
1からのトラッキング誤差信号aに基づいて、光スポッ
トと光ディスク1との相対速度を計測する相対速度検出
部223と、マルチトラックジャンプ中のトラッキング
駆動信号低域周波数成分に対して所定の補正量eを出力
する低域周波数成分補正部224と、相対速度検出部2
23により検出された相対速度が目標速度になるよう
に、マルチトラックジャンプ中のトラッキング駆動信号
bに対して加速減速パルスを印加するトラッキング速度
制御用パルス生成部225と、マルチトラックジャンプ
中に相対速度検出部223により検出された相対速度と
所定の目標速度を比較して、その大小判定結果に基づい
て低域周波数成分補正部224とトラッキング速度制御
用パルス生成部225とに指示を出す目標速度比較部2
26と、アクセス制御部100からのジャンプ指示信号
JPに応じて接続先を変更するスイッチ227、228
と、加算器229とを有する。なお、従来のトラックジ
ャンプ装置では、図5で示されるトラッキングループフ
ィルタ22が出力している補正量eは用いられないが、
後の説明のために、出力するようにしているものであ
る。
の構成を示すブロック図である。図5において、トラッ
キングループフィルタ22は、トラッキングサーボのオ
ープンループの低域ゲインを補償するローパスフィルタ
221と、そのオープンループゲインのゲイン交点付近
の位相が180度以上遅れないように位相を補償するハ
イパスフィルタ222と、トラッキング誤差検出回路2
1からのトラッキング誤差信号aに基づいて、光スポッ
トと光ディスク1との相対速度を計測する相対速度検出
部223と、マルチトラックジャンプ中のトラッキング
駆動信号低域周波数成分に対して所定の補正量eを出力
する低域周波数成分補正部224と、相対速度検出部2
23により検出された相対速度が目標速度になるよう
に、マルチトラックジャンプ中のトラッキング駆動信号
bに対して加速減速パルスを印加するトラッキング速度
制御用パルス生成部225と、マルチトラックジャンプ
中に相対速度検出部223により検出された相対速度と
所定の目標速度を比較して、その大小判定結果に基づい
て低域周波数成分補正部224とトラッキング速度制御
用パルス生成部225とに指示を出す目標速度比較部2
26と、アクセス制御部100からのジャンプ指示信号
JPに応じて接続先を変更するスイッチ227、228
と、加算器229とを有する。なお、従来のトラックジ
ャンプ装置では、図5で示されるトラッキングループフ
ィルタ22が出力している補正量eは用いられないが、
後の説明のために、出力するようにしているものであ
る。
【0009】トラッキングアクチュエータ駆動回路23
は、トラッキングループフィルタ22で生成されたトラ
ッキング駆動信号bに基づいてトラッキングアクチュエ
ータ13を駆動させる。
は、トラッキングループフィルタ22で生成されたトラ
ッキング駆動信号bに基づいてトラッキングアクチュエ
ータ13を駆動させる。
【0010】トラバース駆動部31は、トラバース駆動
信号dに基づいて、光学ピックアップ11を光ディスク
1の半径方向に移動させる。このトラバース駆動部31
は、リードスクリュー、ギア、及びDCモータから構成
されるものや、平ギアを組み合わせて構成されるものな
どがある。この従来例では、DCモータを用いたトラバ
ース機構を使用している。
信号dに基づいて、光学ピックアップ11を光ディスク
1の半径方向に移動させる。このトラバース駆動部31
は、リードスクリュー、ギア、及びDCモータから構成
されるものや、平ギアを組み合わせて構成されるものな
どがある。この従来例では、DCモータを用いたトラバ
ース機構を使用している。
【0011】トラバースループフィルタ部33は、トラ
ッキングループフィルタ22からのトラッキング駆動信
号低域周波数成分cに基づいて、トラバース駆動信号d
を生成するものであり、図6で示されるように、トラバ
ースループフィルタ331と、デッドゾーンアンプ33
2とから構成される。トラバースループフィルタ331
は、トラッキングループフィルタ22の有するローパス
フィルタ221により生成されたトラッキング駆動信号
低域周波数成分cに対して低域補償などの演算処理を施
し、デッドゾーンアンプ332に送る。デッドゾーンア
ンプ332は、不感帯生成手段であり、トラバースルー
プフィルタ331からの出力信号が所定の値より大きく
なると、その出力信号を出力するなどの処理を行う。ま
た、トラバースループフィルタ331とデッドゾーンア
ンプ332は、アクセス制御部100からの指示により
カットオフ周波数や不感帯幅などの特性を変更すること
も可能である。
ッキングループフィルタ22からのトラッキング駆動信
号低域周波数成分cに基づいて、トラバース駆動信号d
を生成するものであり、図6で示されるように、トラバ
ースループフィルタ331と、デッドゾーンアンプ33
2とから構成される。トラバースループフィルタ331
は、トラッキングループフィルタ22の有するローパス
フィルタ221により生成されたトラッキング駆動信号
低域周波数成分cに対して低域補償などの演算処理を施
し、デッドゾーンアンプ332に送る。デッドゾーンア
ンプ332は、不感帯生成手段であり、トラバースルー
プフィルタ331からの出力信号が所定の値より大きく
なると、その出力信号を出力するなどの処理を行う。ま
た、トラバースループフィルタ331とデッドゾーンア
ンプ332は、アクセス制御部100からの指示により
カットオフ周波数や不感帯幅などの特性を変更すること
も可能である。
【0012】トラッキング加減速パルス生成部51は、
アクセス制御部100から指示を受けると、トラッキン
グ駆動信号bに対して加速もしくは減速パルスを出力す
る。トラバース加減速パルス生成部52は、アクセス制
御部100から指示を受けると、トラバース駆動信号d
に対して加速減速パルスを出力する。
アクセス制御部100から指示を受けると、トラッキン
グ駆動信号bに対して加速もしくは減速パルスを出力す
る。トラバース加減速パルス生成部52は、アクセス制
御部100から指示を受けると、トラバース駆動信号d
に対して加速減速パルスを出力する。
【0013】アクセス制御部100は、図示しないシス
テムコントローラからアクセス指令を受けた場合に、ト
ラッキングループフィルタ22、トラバースループフィ
ルタ部33、スイッチ41、42、トラッキング加減速
パルス生成部51、及びトラバース加減速パルス生成部
52に指示を与え、所定のアクセス制御を行う。
テムコントローラからアクセス指令を受けた場合に、ト
ラッキングループフィルタ22、トラバースループフィ
ルタ部33、スイッチ41、42、トラッキング加減速
パルス生成部51、及びトラバース加減速パルス生成部
52に指示を与え、所定のアクセス制御を行う。
【0014】次に、従来のトラックジャンプ装置の動作
について説明する。まず、アクセス処理が行われる前の
動作、すなわち通常のトラッキング追従動作について説
明する。通常のトラッキング追従動作時には、アクセス
制御部100から出力されるジャンプ指示信号JPは
“L”であり、トラッキングループフィルタ22の有す
るスイッチ227はトラッキング誤差検出回路21側、
スイッチ228はハイパスフィルタ222側に接続され
ている。また、スイッチ41はオープン状態であり、ス
イッチ42はトラバースループフィルタ部33側に接続
されている。
について説明する。まず、アクセス処理が行われる前の
動作、すなわち通常のトラッキング追従動作について説
明する。通常のトラッキング追従動作時には、アクセス
制御部100から出力されるジャンプ指示信号JPは
“L”であり、トラッキングループフィルタ22の有す
るスイッチ227はトラッキング誤差検出回路21側、
スイッチ228はハイパスフィルタ222側に接続され
ている。また、スイッチ41はオープン状態であり、ス
イッチ42はトラバースループフィルタ部33側に接続
されている。
【0015】このときには、トラッキングサーボのルー
プは閉じており、ローパスフィルタ221によりサーボ
ループの低域ゲイン補償がなされ、ハイパスフィルタ2
22によりサーボループのゲイン交点における位相補償
がなされ、トラッキングサーボが安定化されており、ト
ラッキング誤差信号aがゼロになるようにトラッキング
アクチュエータ13が対物レンズ12を移動させ、トラ
ッキング追従動作が行われる。
プは閉じており、ローパスフィルタ221によりサーボ
ループの低域ゲイン補償がなされ、ハイパスフィルタ2
22によりサーボループのゲイン交点における位相補償
がなされ、トラッキングサーボが安定化されており、ト
ラッキング誤差信号aがゼロになるようにトラッキング
アクチュエータ13が対物レンズ12を移動させ、トラ
ッキング追従動作が行われる。
【0016】光ディスク1上の情報トラックは螺旋状で
あるため、トラッキング追従動作中、対物レンズ12は
光ディスク1が一回転するごとに1トラック分、外周側
に移動する。トラバースサーボは、トラッキング追従動
作中のそのような対物レンズ12の移動に対して、対物
レンズ12の光学ピックアップ11内でのずれをなくす
ように光学ピックアップ11を移動させる。
あるため、トラッキング追従動作中、対物レンズ12は
光ディスク1が一回転するごとに1トラック分、外周側
に移動する。トラバースサーボは、トラッキング追従動
作中のそのような対物レンズ12の移動に対して、対物
レンズ12の光学ピックアップ11内でのずれをなくす
ように光学ピックアップ11を移動させる。
【0017】トラバースループフィルタ部33は、トラ
ッキングループフィルタ22からトラッキング駆動信号
低域周波数成分cを受け取る。ここで、トラッキング駆
動信号低域周波数成分cは、対物レンズ12を支持して
いるバネの反復力に比例した量である。バネの反復力
は、対物レンズ12の光学ピックアップ11内での力学
的中心点からのずれ量に比例する。したがって、トラッ
キング駆動信号低域周波数成分cに基づいて、光学ピッ
クアップ11を駆動させるトラバース駆動信号dを生成
することで、トラバースループフィルタ部33は、対物
レンズ12の光学ピックアップ11内でのずれ量をなく
すように光学ピックアップ11を移動することができ
る。トラバースループフィルタ部33の有するトラバー
スループフィルタ331は、トラッキング駆動信号低域
周波数成分cに対して低域周波数のゲイン補償などの演
算処理を施す。このトラバースループフィルタ331の
カットオフ周波数は非常に低いため、光学ピックアップ
11が十分に移動していても、出力信号はすぐには小さ
くならず、さらに光学ピックアップ11を移動させるよ
うな信号を出力してしまう場合がある。このままでは、
トラバースサーボが不安定になるので、適度なダンピン
グ効果を与えるために、トラバースループフィルタ33
1とトラバース駆動部31の間にデッドゾーンアンプ3
32が設けられている。デッドゾーンアンプ332は、
トラバースループフィルタ331の出力信号を受け、そ
の出力信号が所定値以上になった時点で、その出力信号
をトラバース駆動信号dとして出力する。
ッキングループフィルタ22からトラッキング駆動信号
低域周波数成分cを受け取る。ここで、トラッキング駆
動信号低域周波数成分cは、対物レンズ12を支持して
いるバネの反復力に比例した量である。バネの反復力
は、対物レンズ12の光学ピックアップ11内での力学
的中心点からのずれ量に比例する。したがって、トラッ
キング駆動信号低域周波数成分cに基づいて、光学ピッ
クアップ11を駆動させるトラバース駆動信号dを生成
することで、トラバースループフィルタ部33は、対物
レンズ12の光学ピックアップ11内でのずれ量をなく
すように光学ピックアップ11を移動することができ
る。トラバースループフィルタ部33の有するトラバー
スループフィルタ331は、トラッキング駆動信号低域
周波数成分cに対して低域周波数のゲイン補償などの演
算処理を施す。このトラバースループフィルタ331の
カットオフ周波数は非常に低いため、光学ピックアップ
11が十分に移動していても、出力信号はすぐには小さ
くならず、さらに光学ピックアップ11を移動させるよ
うな信号を出力してしまう場合がある。このままでは、
トラバースサーボが不安定になるので、適度なダンピン
グ効果を与えるために、トラバースループフィルタ33
1とトラバース駆動部31の間にデッドゾーンアンプ3
32が設けられている。デッドゾーンアンプ332は、
トラバースループフィルタ331の出力信号を受け、そ
の出力信号が所定値以上になった時点で、その出力信号
をトラバース駆動信号dとして出力する。
【0018】トラバース駆動部31は、トラバースルー
プフィルタ部33からのトラバース駆動信号dを受け、
対物レンズ12の光学ピックアップ11内の力学的中心
点からのずれ量を減らすように光学ピックアップ11を
移動させる。
プフィルタ部33からのトラバース駆動信号dを受け、
対物レンズ12の光学ピックアップ11内の力学的中心
点からのずれ量を減らすように光学ピックアップ11を
移動させる。
【0019】このようにして、マルチトラックジャンプ
を行わないときの、通常のトラッキング追従動作が行わ
れ、光ディスク1からの情報の再生、あるいは光ディス
ク1への情報の記録を行うことができる。
を行わないときの、通常のトラッキング追従動作が行わ
れ、光ディスク1からの情報の再生、あるいは光ディス
ク1への情報の記録を行うことができる。
【0020】次に、マルチトラックジャンプ時の動作に
ついて説明する。アクセス制御部100は、図示しない
システムコントローラからマルチトラックジャンプのア
クセス指令を受けると、ジャンプ指示信号JPを“H”
にする。ジャンプ指示信号JPが“H”になったことを
受け、トラッキングループフィルタ22の有するスイッ
チ227は低域周波数成分補正部224側に、スイッチ
228はトラッキング速度制御用パルス生成部225側
に接続される。同時に、アクセス制御部100はスイッ
チ41を閉じ、トラッキング駆動信号bに対して所定時
間、図7で示されるような加速パルスP01を印加する
ようにトラッキング加減速パルス生成部51に指示を出
す。トラッキング加減速パルス生成部51が出力した加
速パルスP01は、トラッキングアクチュエータ駆動回
路23を経てトラッキングアクチュエータ13に供給さ
れる。トラッキングアクチュエータ13は、供給された
加速パルスP01により対物レンズ12を目標方向へ移
動させ始める。所定時間経過すると、アクセス制御部1
00はスイッチ41を開き、加速パルスP01の印加を
終了する。
ついて説明する。アクセス制御部100は、図示しない
システムコントローラからマルチトラックジャンプのア
クセス指令を受けると、ジャンプ指示信号JPを“H”
にする。ジャンプ指示信号JPが“H”になったことを
受け、トラッキングループフィルタ22の有するスイッ
チ227は低域周波数成分補正部224側に、スイッチ
228はトラッキング速度制御用パルス生成部225側
に接続される。同時に、アクセス制御部100はスイッ
チ41を閉じ、トラッキング駆動信号bに対して所定時
間、図7で示されるような加速パルスP01を印加する
ようにトラッキング加減速パルス生成部51に指示を出
す。トラッキング加減速パルス生成部51が出力した加
速パルスP01は、トラッキングアクチュエータ駆動回
路23を経てトラッキングアクチュエータ13に供給さ
れる。トラッキングアクチュエータ13は、供給された
加速パルスP01により対物レンズ12を目標方向へ移
動させ始める。所定時間経過すると、アクセス制御部1
00はスイッチ41を開き、加速パルスP01の印加を
終了する。
【0021】また、アクセス制御部100は、マルチト
ラックジャンプのアクセス指令を受けると、スイッチ4
2をトラバース加減速パルス生成部52側に接続し、ト
ラバース駆動信号dに対して所定時間、図7で示される
ような加速パルスP11を印加するようにトラバース加
減速パルス生成部52に指示を出す。トラバース加減速
パルス生成部52は、アクセス制御部100からの指示
を受け、トラバース駆動信号dに対して加速パルスP1
1を印加する。加速パルスP11は、トラバース駆動部
31に供給され、光学ピックアップ11の移動が開始さ
れる。なお、所定時間経過すると、アクセス制御部10
0はスイッチ42をトラバースループフィルタ部33側
に接続し、加速パルスP11の印加を終了する。
ラックジャンプのアクセス指令を受けると、スイッチ4
2をトラバース加減速パルス生成部52側に接続し、ト
ラバース駆動信号dに対して所定時間、図7で示される
ような加速パルスP11を印加するようにトラバース加
減速パルス生成部52に指示を出す。トラバース加減速
パルス生成部52は、アクセス制御部100からの指示
を受け、トラバース駆動信号dに対して加速パルスP1
1を印加する。加速パルスP11は、トラバース駆動部
31に供給され、光学ピックアップ11の移動が開始さ
れる。なお、所定時間経過すると、アクセス制御部10
0はスイッチ42をトラバースループフィルタ部33側
に接続し、加速パルスP11の印加を終了する。
【0022】また、アクセス制御部100は、マルチト
ラックジャンプのアクセス指令を受けると、トラバース
ループフィルタ331に対してカットオフ周波数を高く
するように指示を出す。これにより、トラッキング追従
状態のときより高い周波数に応答することができ、アク
セス時の光学ピックアップ11の応答性を高めている。
さらに、アクセス制御部100は、デッドゾーンアンプ
332に対して不感帯幅を小さくするように指示を出
し、光学ピックアップ11の応答性をさらに高めてい
る。
ラックジャンプのアクセス指令を受けると、トラバース
ループフィルタ331に対してカットオフ周波数を高く
するように指示を出す。これにより、トラッキング追従
状態のときより高い周波数に応答することができ、アク
セス時の光学ピックアップ11の応答性を高めている。
さらに、アクセス制御部100は、デッドゾーンアンプ
332に対して不感帯幅を小さくするように指示を出
し、光学ピックアップ11の応答性をさらに高めてい
る。
【0023】対物レンズ12が移動し、光スポットが光
ディスク1上の情報トラックを通過するごとに、図7で
示されるような正弦波状のトラッキング誤差信号aがト
ラッキング誤差検出回路21から出力される。
ディスク1上の情報トラックを通過するごとに、図7で
示されるような正弦波状のトラッキング誤差信号aがト
ラッキング誤差検出回路21から出力される。
【0024】トラッキングループフィルタ22の有する
相対速度検出部223は、光ディスク1と光スポットと
の相対速度として、トラッキング誤差信号aがゼロクロ
スする周期Tを計測する。つまり、その相対速度は、ト
ラッキング誤差信号aがゼロクロスするごとに検出され
る。
相対速度検出部223は、光ディスク1と光スポットと
の相対速度として、トラッキング誤差信号aがゼロクロ
スする周期Tを計測する。つまり、その相対速度は、ト
ラッキング誤差信号aがゼロクロスするごとに検出され
る。
【0025】トラッキング駆動信号bに対する加速パル
スP01の印加終了後、トラッキングループフィルタ2
2の有する目標速度比較部226は、相対速度検出部2
23から周期Tを受け取ると、その周期Tと所定の目標
周期T1、及びT2とを比較する。ここで、T1<T2
である。
スP01の印加終了後、トラッキングループフィルタ2
2の有する目標速度比較部226は、相対速度検出部2
23から周期Tを受け取ると、その周期Tと所定の目標
周期T1、及びT2とを比較する。ここで、T1<T2
である。
【0026】そして、例えば、図7で示される周期T0
0のように、周期Tが目標周期T2より大きい場合(T
2<T)には、相対速度は遅いので、目標速度比較部2
26は、トラッキング速度制御用パルス生成部225に
対して対物レンズ12が加速されるように、図7で示さ
れるような、振幅V、印加時間τ0の加速パルスP02
を出力するように指示を出す。さらに、低域周波数補正
部224に対して、図7で示されるような正の値の補正
量A(A≧0)を出力するように指示を出す。
0のように、周期Tが目標周期T2より大きい場合(T
2<T)には、相対速度は遅いので、目標速度比較部2
26は、トラッキング速度制御用パルス生成部225に
対して対物レンズ12が加速されるように、図7で示さ
れるような、振幅V、印加時間τ0の加速パルスP02
を出力するように指示を出す。さらに、低域周波数補正
部224に対して、図7で示されるような正の値の補正
量A(A≧0)を出力するように指示を出す。
【0027】一方、例えば、図7で示される周期T02
のように、周期Tが目標周期T1より小さい場合(T<
T1)には、相対速度は速いので、目標速度比較部22
6は、トラッキング速度制御用パルス生成部225に対
して対物レンズ12が減速されるように、図7で示され
るような、振幅V、印加時間τ0の減速パルスP03を
出力するように指示を出す。さらに、低域周波数補正部
224に対して、図7で示されるような負の値の補正量
(−A)を出力するように指示を出す。
のように、周期Tが目標周期T1より小さい場合(T<
T1)には、相対速度は速いので、目標速度比較部22
6は、トラッキング速度制御用パルス生成部225に対
して対物レンズ12が減速されるように、図7で示され
るような、振幅V、印加時間τ0の減速パルスP03を
出力するように指示を出す。さらに、低域周波数補正部
224に対して、図7で示されるような負の値の補正量
(−A)を出力するように指示を出す。
【0028】また、例えば、図7で示される周期T01
のように、周期Tが目標周期T1、T2に対してT1≦
T≦T2である場合には、目標速度比較部226は、ト
ラッキング速度制御用パルス生成部225に対して加減
速パルスを出力しないように指示を出し、低域周波数補
正部224に対して補正量をゼロにするように指示を出
す。
のように、周期Tが目標周期T1、T2に対してT1≦
T≦T2である場合には、目標速度比較部226は、ト
ラッキング速度制御用パルス生成部225に対して加減
速パルスを出力しないように指示を出し、低域周波数補
正部224に対して補正量をゼロにするように指示を出
す。
【0029】トラッキング速度制御用パルス生成部22
5から所定の加速パルス、あるいは減速パルスが出力さ
れることにより、対物レンズ12の移動速度が加速、あ
るいは減速される。
5から所定の加速パルス、あるいは減速パルスが出力さ
れることにより、対物レンズ12の移動速度が加速、あ
るいは減速される。
【0030】また、低域周波数補正部224から出力さ
れた補正量±A、あるいはゼロをうけ、ローパスフィル
タ221の出力値cは補正量分だけDC的に変化する。
ローパスフィルタ221の出力値cと、トラッキング速
度制御用パルス生成部225の出力とは、加算器229
で足し合わされ、トラッキング駆動信号bとなる。トラ
ッキングループフィルタ22から出力されたトラッキン
グ駆動信号bは、トラッキングアクチュエータ駆動回路
23を経てトラッキングアクチュエータ13に供給され
る。トラッキングアクチュエータ13は、供給されたト
ラッキング駆動信号bに基づいて、周期TがT1とT2
との間(T1≦T≦T2)になるように対物レンズ12
を移動させる。
れた補正量±A、あるいはゼロをうけ、ローパスフィル
タ221の出力値cは補正量分だけDC的に変化する。
ローパスフィルタ221の出力値cと、トラッキング速
度制御用パルス生成部225の出力とは、加算器229
で足し合わされ、トラッキング駆動信号bとなる。トラ
ッキングループフィルタ22から出力されたトラッキン
グ駆動信号bは、トラッキングアクチュエータ駆動回路
23を経てトラッキングアクチュエータ13に供給され
る。トラッキングアクチュエータ13は、供給されたト
ラッキング駆動信号bに基づいて、周期TがT1とT2
との間(T1≦T≦T2)になるように対物レンズ12
を移動させる。
【0031】トラッキングループフィルタ22で生成さ
れたトラッキング駆動信号低域周波数成分cは、トラバ
ースループフィルタ部33に供給される。
れたトラッキング駆動信号低域周波数成分cは、トラバ
ースループフィルタ部33に供給される。
【0032】トラバースループフィルタ331は、トラ
ッキング駆動信号低域周波数成分cに対して低域補償な
どの演算処理を施し、デッドゾーンアンプ332に供給
する。デッドゾーンアンプ332は、不感帯の形状に応
じて、供給された信号が所定の値より大きくなると出力
する。ここで、デッドゾーンアンプ332の出力量をT
VOとする。トラバース駆動部31は、トラバース駆動
信号dを受け、光学ピックアップ11の動作の制御を行
う。
ッキング駆動信号低域周波数成分cに対して低域補償な
どの演算処理を施し、デッドゾーンアンプ332に供給
する。デッドゾーンアンプ332は、不感帯の形状に応
じて、供給された信号が所定の値より大きくなると出力
する。ここで、デッドゾーンアンプ332の出力量をT
VOとする。トラバース駆動部31は、トラバース駆動
信号dを受け、光学ピックアップ11の動作の制御を行
う。
【0033】アクセス制御部100は、アクセス処理開
始直後からトラッキング誤差検出回路21の出力するト
ラッキング誤差信号aを受け取り、トラッキング誤差信
号aのゼロクロス点をカウントすることにより、光スポ
ットが通過したトラック数をカウントする。図示しない
システムコントローラから受けたマルチトラックジャン
プのアクセス本数がN本であるときには、例えば、アク
セス制御部100は、ゼロクロス点を2N−1個カウン
トした時にスイッチ41を閉じ、トラッキング駆動信号
bに対して所定時間、図7で示されるような減速パルス
P04を印加するようにトラッキング加減速パルス生成
部51に指示を出す。
始直後からトラッキング誤差検出回路21の出力するト
ラッキング誤差信号aを受け取り、トラッキング誤差信
号aのゼロクロス点をカウントすることにより、光スポ
ットが通過したトラック数をカウントする。図示しない
システムコントローラから受けたマルチトラックジャン
プのアクセス本数がN本であるときには、例えば、アク
セス制御部100は、ゼロクロス点を2N−1個カウン
トした時にスイッチ41を閉じ、トラッキング駆動信号
bに対して所定時間、図7で示されるような減速パルス
P04を印加するようにトラッキング加減速パルス生成
部51に指示を出す。
【0034】トラッキング加減速パルス生成部51が出
力した減速パルスP04は、トラッキングアクチュエー
タ駆動回路23を経てトラッキングアクチュエータ13
に供給される。トラッキングアクチュエータ13は、供
給された減速パルスP04に応じて、対物レンズ12に
目標方向とは反対向きの力を加え、対物レンズ12の移
動を停止させる。所定時間経過すると、アクセス制御部
100はスイッチ41を開き、減速パルスP04の印加
を終了する。
力した減速パルスP04は、トラッキングアクチュエー
タ駆動回路23を経てトラッキングアクチュエータ13
に供給される。トラッキングアクチュエータ13は、供
給された減速パルスP04に応じて、対物レンズ12に
目標方向とは反対向きの力を加え、対物レンズ12の移
動を停止させる。所定時間経過すると、アクセス制御部
100はスイッチ41を開き、減速パルスP04の印加
を終了する。
【0035】また、アクセス制御部100は、トラック
数のカウントが所定本数に達すると、スイッチ42をト
ラバース加減速パルス生成部52側に接続し、トラバー
ス駆動信号dに対して所定時間、図7で示されるような
減速パルスP14を印加するようにトラバース加減速パ
ルス生成部52に指示を出す。トラバース加減速パルス
生成部52が出力した減速パルスP14は、トラバース
駆動部31に供給され、光学ピックアップ11の移動を
停止させる。
数のカウントが所定本数に達すると、スイッチ42をト
ラバース加減速パルス生成部52側に接続し、トラバー
ス駆動信号dに対して所定時間、図7で示されるような
減速パルスP14を印加するようにトラバース加減速パ
ルス生成部52に指示を出す。トラバース加減速パルス
生成部52が出力した減速パルスP14は、トラバース
駆動部31に供給され、光学ピックアップ11の移動を
停止させる。
【0036】なお、トラバース駆動信号dに減速パルス
P14を印加するタイミングは、ゼロクロス点のカウン
トに基づいて決定されるものであるが、必ずしもゼロク
ロス点のカウントに基づいて決定する必要はなく、ま
た、必要でなければ減速パルスP14を印加しなくても
よい。
P14を印加するタイミングは、ゼロクロス点のカウン
トに基づいて決定されるものであるが、必ずしもゼロク
ロス点のカウントに基づいて決定する必要はなく、ま
た、必要でなければ減速パルスP14を印加しなくても
よい。
【0037】トラッキング駆動信号bに対する減速パル
スP04の印加を終了した直後に、アクセス制御部10
0は、ジャンプ指示信号JPを“L”にする。ジャンプ
指示信号JPの変更をうけ、トラッキングループフィル
タ22の有するスイッチ227はトラッキング誤差検出
回路21側に、スイッチ228はハイパスフィルタ22
2側に接続される。これにより、トラッキングサーボの
ループは閉じ、トラッキング追従動作が再開される。ま
た、トラバース駆動信号dに対する減速パルスP14の
印加を終了した直後に、アクセス制御部100は、スイ
ッチ41をオープン状態にし、スイッチ42をトラバー
スループフィルタ部33側に接続するように指示を与え
る。これにより、トラバースサーボが再開される。この
ようにしてアクセス処理が終了され、トラッキングサー
ボとトラバースサーボの両方が再開されて、通常のトラ
ッキング追従動作が行われる。
スP04の印加を終了した直後に、アクセス制御部10
0は、ジャンプ指示信号JPを“L”にする。ジャンプ
指示信号JPの変更をうけ、トラッキングループフィル
タ22の有するスイッチ227はトラッキング誤差検出
回路21側に、スイッチ228はハイパスフィルタ22
2側に接続される。これにより、トラッキングサーボの
ループは閉じ、トラッキング追従動作が再開される。ま
た、トラバース駆動信号dに対する減速パルスP14の
印加を終了した直後に、アクセス制御部100は、スイ
ッチ41をオープン状態にし、スイッチ42をトラバー
スループフィルタ部33側に接続するように指示を与え
る。これにより、トラバースサーボが再開される。この
ようにしてアクセス処理が終了され、トラッキングサー
ボとトラバースサーボの両方が再開されて、通常のトラ
ッキング追従動作が行われる。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のトラックジャンプ装置では、トラバース加
速パルスP11をトラバース駆動信号dに印加した後、
対物レンズ12に対する光学ピックアップ11の追従遅
れがあり、多本数のトラックをジャンプさせるマルチト
ラックジャンプになると、対物レンズ12の光学ピック
アップ11内でのずれ量が大きくなりすぎるという問題
があった。例えば、内周側から外周側へのマルチトラッ
クジャンプのときに光学ピックアップ11の追従遅れが
発生すると、光学ピックアップ11内において、対物レ
ンズ12が最外周側によってしまうことになり、適切な
トラッキング制御を行えなくなってしまう。
ような従来のトラックジャンプ装置では、トラバース加
速パルスP11をトラバース駆動信号dに印加した後、
対物レンズ12に対する光学ピックアップ11の追従遅
れがあり、多本数のトラックをジャンプさせるマルチト
ラックジャンプになると、対物レンズ12の光学ピック
アップ11内でのずれ量が大きくなりすぎるという問題
があった。例えば、内周側から外周側へのマルチトラッ
クジャンプのときに光学ピックアップ11の追従遅れが
発生すると、光学ピックアップ11内において、対物レ
ンズ12が最外周側によってしまうことになり、適切な
トラッキング制御を行えなくなってしまう。
【0039】この問題を解決するため、従来のトラック
ジャンプ装置では、マルチトラックジャンプの場合に、
所定本数ジャンプする毎にトラッキング追従動作を再開
し、光学ピックアップ11が追従してくるのを待った
り、あるいは、マルチトラックジャンプの目標相対速度
を遅くするなどの試みがなされている。しかし、この場
合にはアクセス速度が遅くなり、アクセス処理が完了す
るまでに多くの時間を要することになるという問題があ
る。
ジャンプ装置では、マルチトラックジャンプの場合に、
所定本数ジャンプする毎にトラッキング追従動作を再開
し、光学ピックアップ11が追従してくるのを待った
り、あるいは、マルチトラックジャンプの目標相対速度
を遅くするなどの試みがなされている。しかし、この場
合にはアクセス速度が遅くなり、アクセス処理が完了す
るまでに多くの時間を要することになるという問題があ
る。
【0040】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたものであり、アクセス処理に要する時間を増大
させることなく、トラバース機構の対物レンズに対する
追従遅れをなくすことができるトラックジャンプ装置を
提供することを目的とする。
なされたものであり、アクセス処理に要する時間を増大
させることなく、トラバース機構の対物レンズに対する
追従遅れをなくすことができるトラックジャンプ装置を
提供することを目的とする。
【0041】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によるトラックジャンプ装置は、光源からの
光を光ディスク上に集光させる対物レンズを有し、光デ
ィスクに対して情報の記録再生を行う光学ピックアップ
と、前記対物レンズのトラッキングサーボ制御を行い、
トラックジャンプのときに、前記対物レンズの加減速を
示す加減速判別信号を出力するトラッキングサーボ手段
と、前記光学ピックアップのトラバースサーボ制御を行
うトラバースサーボ手段と、前記トラッキングサーボ手
段、及び前記トラバースサーボ手段にトラックジャンプ
の開始と終了を指示する制御手段と、を備え、前記トラ
バースサーボ手段が、前記制御手段によりトラックジャ
ンプの開始を指示されたときに、トラッキングサーボ手
段からの加減速判別信号に基づいて、トラバースサーボ
制御を行うことを特徴とするものである。
め、本発明によるトラックジャンプ装置は、光源からの
光を光ディスク上に集光させる対物レンズを有し、光デ
ィスクに対して情報の記録再生を行う光学ピックアップ
と、前記対物レンズのトラッキングサーボ制御を行い、
トラックジャンプのときに、前記対物レンズの加減速を
示す加減速判別信号を出力するトラッキングサーボ手段
と、前記光学ピックアップのトラバースサーボ制御を行
うトラバースサーボ手段と、前記トラッキングサーボ手
段、及び前記トラバースサーボ手段にトラックジャンプ
の開始と終了を指示する制御手段と、を備え、前記トラ
バースサーボ手段が、前記制御手段によりトラックジャ
ンプの開始を指示されたときに、トラッキングサーボ手
段からの加減速判別信号に基づいて、トラバースサーボ
制御を行うことを特徴とするものである。
【0042】また、本発明によるトラックジャンプ装置
は、光源からの光を光ディスク上に光スポットとして集
光させる対物レンズ、前記対物レンズを光ディスクの半
径方向に移動させるトラッキングアクチュエータ、及び
前記光ディスクからの反射光を電気信号に変換するフォ
トディテクタを有し、光ディスクに対する情報の記録再
生を行う光学ピックアップと、前記フォトディテクタか
らの電気信号に基づいて、光スポットと光ディスク上の
情報トラックとの半径方向の位置ずれを検出し、該位置
ずれを示すトラッキング誤差信号を生成するトラッキン
グ誤差検出手段と、前記トラッキング誤差信号を用いて
前記光スポットを前記情報トラックに追従させるように
前記トラッキングアクチュエータを駆動させるトラッキ
ング駆動信号を生成し、トラックジャンプのときに前記
対物レンズが加速もしくは減速したことを示す加減速判
別信号を出力するトラッキングループフィルタ手段と、
前記加減速判別信号に基づいて、トラックジャンプ時の
前記光学ピックアップの移動速度を加速もしくは減速さ
せる信号を生成するトラバース速度制御信号生成手段
と、前記トラッキング駆動信号の低域周波数成分に基づ
いて、前記光学ピックアップを移動させるトラバース駆
動信号を生成するトラバースループフィルタ手段と、前
記トラバースループフィルタ手段により生成された信号
と前記トラバース速度制御信号生成手段により生成され
た信号とを加算し、出力する加算器と、前記加算器の出
力をうけて前記光学ピックアップを半径方向に移動させ
るトラバース駆動手段と、前記トラッキングループフィ
ルタ手段と前記トラバース速度制御信号生成手段とにト
ラックジャンプの開始と終了を指示する制御手段とを備
えたことを特徴とするものである。
は、光源からの光を光ディスク上に光スポットとして集
光させる対物レンズ、前記対物レンズを光ディスクの半
径方向に移動させるトラッキングアクチュエータ、及び
前記光ディスクからの反射光を電気信号に変換するフォ
トディテクタを有し、光ディスクに対する情報の記録再
生を行う光学ピックアップと、前記フォトディテクタか
らの電気信号に基づいて、光スポットと光ディスク上の
情報トラックとの半径方向の位置ずれを検出し、該位置
ずれを示すトラッキング誤差信号を生成するトラッキン
グ誤差検出手段と、前記トラッキング誤差信号を用いて
前記光スポットを前記情報トラックに追従させるように
前記トラッキングアクチュエータを駆動させるトラッキ
ング駆動信号を生成し、トラックジャンプのときに前記
対物レンズが加速もしくは減速したことを示す加減速判
別信号を出力するトラッキングループフィルタ手段と、
前記加減速判別信号に基づいて、トラックジャンプ時の
前記光学ピックアップの移動速度を加速もしくは減速さ
せる信号を生成するトラバース速度制御信号生成手段
と、前記トラッキング駆動信号の低域周波数成分に基づ
いて、前記光学ピックアップを移動させるトラバース駆
動信号を生成するトラバースループフィルタ手段と、前
記トラバースループフィルタ手段により生成された信号
と前記トラバース速度制御信号生成手段により生成され
た信号とを加算し、出力する加算器と、前記加算器の出
力をうけて前記光学ピックアップを半径方向に移動させ
るトラバース駆動手段と、前記トラッキングループフィ
ルタ手段と前記トラバース速度制御信号生成手段とにト
ラックジャンプの開始と終了を指示する制御手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0043】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1によるトラックジャンプ装置について、図面
を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態1によ
るトラックジャンプ装置の構成を示すブロック図であ
る。
施の形態1によるトラックジャンプ装置について、図面
を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態1によ
るトラックジャンプ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0044】図1において、本実施の形態1によるトラ
ックジャンプ装置は、光学ピックアップ11と、トラッ
キング誤差検出回路21と、トラッキングループフィル
タ22と、トラッキングアクチュエータ駆動回路23
と、トラバース駆動部31と、トラバース速度制御信号
生成部32と、トラバースループフィルタ部33と、ス
イッチ41、42と、トラッキング加減速パルス生成部
51と、トラバース加減速パルス生成部52と、加算器
61、62と、アクセス制御部100とを備える。な
お、トラバース速度制御信号生成部32、及び加算器6
2に関する部分以外の構成、及び動作は、従来例と同様
であり、その説明を省略する。
ックジャンプ装置は、光学ピックアップ11と、トラッ
キング誤差検出回路21と、トラッキングループフィル
タ22と、トラッキングアクチュエータ駆動回路23
と、トラバース駆動部31と、トラバース速度制御信号
生成部32と、トラバースループフィルタ部33と、ス
イッチ41、42と、トラッキング加減速パルス生成部
51と、トラバース加減速パルス生成部52と、加算器
61、62と、アクセス制御部100とを備える。な
お、トラバース速度制御信号生成部32、及び加算器6
2に関する部分以外の構成、及び動作は、従来例と同様
であり、その説明を省略する。
【0045】トラバース速度制御信号生成部32は、ト
ラッキングループフィルタ22により生成されたマルチ
トラックジャンプ中のトラッキング駆動信号低域周波数
成分の補正量eに基づいて、光学ピックアップ11の速
度を制御するトラバース駆動信号dの加減速パルスを生
成する。
ラッキングループフィルタ22により生成されたマルチ
トラックジャンプ中のトラッキング駆動信号低域周波数
成分の補正量eに基づいて、光学ピックアップ11の速
度を制御するトラバース駆動信号dの加減速パルスを生
成する。
【0046】図2は、トラバース速度制御信号生成部3
2の構成を示すブロック図である。トラバース速度制御
信号生成部32は、トラバース駆動信号dの加減速パル
スを生成するトラバース速度制御用パルス生成部321
と、アクセス制御部100からのジャンプ指示信号JP
を受け、開閉するスイッチ322とを有する。
2の構成を示すブロック図である。トラバース速度制御
信号生成部32は、トラバース駆動信号dの加減速パル
スを生成するトラバース速度制御用パルス生成部321
と、アクセス制御部100からのジャンプ指示信号JP
を受け、開閉するスイッチ322とを有する。
【0047】次に、本実施の形態1によるトラックジャ
ンプ装置の動作について説明する。アクセス処理が行わ
れる前の、通常のトラッキング追従動作時においては、
トラバース速度制御信号生成部32の有するスイッチ3
22はオープン状態になっており、トラバース速度制御
信号生成部32によるトラバース速度制御信号の生成は
行われない。なお、トラッキング誤差検出回路21、ト
ラッキングループフィルタ22、トラッキングアクチュ
エータ駆動回路23、及びトラッキングアクチュエータ
13などからなるトラッキングサーボ手段によりトラッ
キングサーボ制御が行われ、トラッキング誤差検出回路
21、トラッキングループフィルタ22、トラバースル
ープフィルタ部33、及びトラバース駆動部31などか
らなるトラバースサーボ手段によりトラバースサーボ制
御が行われる点は、従来例における説明と同様であり、
その説明を省略する。
ンプ装置の動作について説明する。アクセス処理が行わ
れる前の、通常のトラッキング追従動作時においては、
トラバース速度制御信号生成部32の有するスイッチ3
22はオープン状態になっており、トラバース速度制御
信号生成部32によるトラバース速度制御信号の生成は
行われない。なお、トラッキング誤差検出回路21、ト
ラッキングループフィルタ22、トラッキングアクチュ
エータ駆動回路23、及びトラッキングアクチュエータ
13などからなるトラッキングサーボ手段によりトラッ
キングサーボ制御が行われ、トラッキング誤差検出回路
21、トラッキングループフィルタ22、トラバースル
ープフィルタ部33、及びトラバース駆動部31などか
らなるトラバースサーボ手段によりトラバースサーボ制
御が行われる点は、従来例における説明と同様であり、
その説明を省略する。
【0048】次に、マルチトラックジャンプ時の動作に
ついて説明する。図3は、マルチトラックジャンプ時の
トラッキング誤差信号aと、トラッキング駆動信号b
と、トラバース駆動信号dと、低域周波数補正量eとを
示す波形図である。
ついて説明する。図3は、マルチトラックジャンプ時の
トラッキング誤差信号aと、トラッキング駆動信号b
と、トラバース駆動信号dと、低域周波数補正量eとを
示す波形図である。
【0049】アクセス制御部100は、図示しないシス
テムコントローラからマルチトラックジャンプのアクセ
ス指令を受けると、ジャンプ指示信号JPを“H”にす
る。ジャンプ指示信号JPが“H”になったことを受
け、トラッキングループフィルタ22の有するスイッチ
227は低域周波数成分補正部224側に、スイッチ2
28はトラッキング速度制御用パルス生成部225側に
接続されるとともに、トラバース速度制御信号生成部3
2の有するスイッチ322が閉じられる。ここで、加速
パルスP01がトラッキング駆動信号bに印加され、加
速パルスP11がトラバース駆動信号dに印加される
点、及びトラバースループフィルタ331のカットオフ
周波数が高くされ、デッドゾーンアンプ332の不感帯
幅が小さくされる点は、従来例と同様である。
テムコントローラからマルチトラックジャンプのアクセ
ス指令を受けると、ジャンプ指示信号JPを“H”にす
る。ジャンプ指示信号JPが“H”になったことを受
け、トラッキングループフィルタ22の有するスイッチ
227は低域周波数成分補正部224側に、スイッチ2
28はトラッキング速度制御用パルス生成部225側に
接続されるとともに、トラバース速度制御信号生成部3
2の有するスイッチ322が閉じられる。ここで、加速
パルスP01がトラッキング駆動信号bに印加され、加
速パルスP11がトラバース駆動信号dに印加される
点、及びトラバースループフィルタ331のカットオフ
周波数が高くされ、デッドゾーンアンプ332の不感帯
幅が小さくされる点は、従来例と同様である。
【0050】なお、図3で示されるように、トラッキン
グ駆動信号bの加速パルスP01とトラバース駆動信号
dの加速パルスP11とは、同時に印加されているが、
必ずしも同時である必要はなく、どちらかの加速パルス
を先に印加してもよい。また、トラバース駆動信号dに
加速パルスP11が所定時間、印加されるとしている
が、この所定の時間に代えて、対物レンズ12が通過し
た所定のトラック数の間、加速パルスP11を印加する
ようにしてもよい。また、必要がなければ、加速パルス
P11を必ずしも印加しなくてもよい。加速パルスP1
1の印加が終了すると、アクセス制御部100はスイッ
チ42を加算器62側に接続する。
グ駆動信号bの加速パルスP01とトラバース駆動信号
dの加速パルスP11とは、同時に印加されているが、
必ずしも同時である必要はなく、どちらかの加速パルス
を先に印加してもよい。また、トラバース駆動信号dに
加速パルスP11が所定時間、印加されるとしている
が、この所定の時間に代えて、対物レンズ12が通過し
た所定のトラック数の間、加速パルスP11を印加する
ようにしてもよい。また、必要がなければ、加速パルス
P11を必ずしも印加しなくてもよい。加速パルスP1
1の印加が終了すると、アクセス制御部100はスイッ
チ42を加算器62側に接続する。
【0051】図3で示されるトラッキング誤差信号aの
ように、対物レンズ12が移動し、光スポットが光ディ
スク1上の情報トラックを通過するごとに、正弦波状の
トラッキング誤差信号aがトラッキング誤差検出回路2
1から出力される。なお、トラッキング誤差信号aのゼ
ロクロス間の周期Tが、トラッキング速度制御用パルス
生成部225の出力する加減速パルス、及び低域周波数
補正部224の出力する補正量eにより、所定の目標周
期T1、T2の間(T1≦T≦T2)に制御される点
は、従来例と同様であり、その説明を省略する。
ように、対物レンズ12が移動し、光スポットが光ディ
スク1上の情報トラックを通過するごとに、正弦波状の
トラッキング誤差信号aがトラッキング誤差検出回路2
1から出力される。なお、トラッキング誤差信号aのゼ
ロクロス間の周期Tが、トラッキング速度制御用パルス
生成部225の出力する加減速パルス、及び低域周波数
補正部224の出力する補正量eにより、所定の目標周
期T1、T2の間(T1≦T≦T2)に制御される点
は、従来例と同様であり、その説明を省略する。
【0052】トラッキングループフィルタ22で生成さ
れたトラッキング駆動信号低域周波数成分c、及び補正
量e(±A,ゼロ)は、それぞれトラバースループフィ
ルタ部33、及びトラバース速度制御信号生成部32の
有するトラバース速度制御用パルス生成部321に供給
される。
れたトラッキング駆動信号低域周波数成分c、及び補正
量e(±A,ゼロ)は、それぞれトラバースループフィ
ルタ部33、及びトラバース速度制御信号生成部32の
有するトラバース速度制御用パルス生成部321に供給
される。
【0053】トラバースループフィルタ331は、トラ
ッキング駆動信号低域周波数成分cに対して低域補償な
どの演算処理を施し、デッドゾーンアンプ332に供給
する。デッドゾーンアンプ332は、供給された信号が
所定の値より大きくなると出力する。
ッキング駆動信号低域周波数成分cに対して低域補償な
どの演算処理を施し、デッドゾーンアンプ332に供給
する。デッドゾーンアンプ332は、供給された信号が
所定の値より大きくなると出力する。
【0054】トラバース速度制御用パルス生成部321
は、補正量eが“+A”のときには、所定のゲインK1
を乗算して図3で示されるようなトラバース速度制御用
加速パルスP12として所定時間(τ)出力し、補正量
eが“−A”のときには、所定のゲインK2を乗算して
図3で示されるようなトラバース速度制御用減速パルス
P13として所定時間(τ)出力し、補正量eがゼロの
ときには、ゼロを出力する。
は、補正量eが“+A”のときには、所定のゲインK1
を乗算して図3で示されるようなトラバース速度制御用
加速パルスP12として所定時間(τ)出力し、補正量
eが“−A”のときには、所定のゲインK2を乗算して
図3で示されるようなトラバース速度制御用減速パルス
P13として所定時間(τ)出力し、補正量eがゼロの
ときには、ゼロを出力する。
【0055】今、スイッチ322は閉じているので、デ
ッドゾーンアンプ332の出力量と、トラバース速度制
御用パルス生成部321の出力量とは加算器62で足し
合わされ、トラバース駆動信号dとなる。ここで、デッ
ドゾーンアンプ332の出力量をTVOとすると、トラ
バース駆動信号dの加速パルスと減速パルスの振幅は、
下記のようになる。 加速パルスの振幅=TVO + A×K1 (式1) 減速パルスの振幅=TVO − A×K2 (式2) 補正量ゼロ時の振幅=TVO (式3) トラバース駆動部31は、トラバース駆動信号dを受
け、光学ピックアップ11の動作の制御を行う。
ッドゾーンアンプ332の出力量と、トラバース速度制
御用パルス生成部321の出力量とは加算器62で足し
合わされ、トラバース駆動信号dとなる。ここで、デッ
ドゾーンアンプ332の出力量をTVOとすると、トラ
バース駆動信号dの加速パルスと減速パルスの振幅は、
下記のようになる。 加速パルスの振幅=TVO + A×K1 (式1) 減速パルスの振幅=TVO − A×K2 (式2) 補正量ゼロ時の振幅=TVO (式3) トラバース駆動部31は、トラバース駆動信号dを受
け、光学ピックアップ11の動作の制御を行う。
【0056】このようにして生成されたトラバース駆動
信号dは、トラッキング駆動信号bの低域周波数成分を
含んでいるので、対物レンズ12を光学ピックアップ1
1のセンター(力学的中心点)に位置するように光学ピ
ックアップ11の動作を制御する信号となっている。さ
らに、対物レンズ12の速度制御用の加速減速パルスに
同期して、トラバース駆動信号dに加速減速パルスが印
加されるので、対物レンズ12の動作に対してトラバー
ス機構の追従が速くなる。
信号dは、トラッキング駆動信号bの低域周波数成分を
含んでいるので、対物レンズ12を光学ピックアップ1
1のセンター(力学的中心点)に位置するように光学ピ
ックアップ11の動作を制御する信号となっている。さ
らに、対物レンズ12の速度制御用の加速減速パルスに
同期して、トラバース駆動信号dに加速減速パルスが印
加されるので、対物レンズ12の動作に対してトラバー
ス機構の追従が速くなる。
【0057】なお、トラバースループフィルタ331は
低域補償の演算を行うとしたが、トランスループフィル
タ331の行う演算は、単なるゲインアンプであった
り、高域補償などの演算であってもよい。また、デッド
ゾーンアンプ332は、供給された信号が所定の値より
大きくなると出力する不感帯手段としたが、不感帯の形
状は所定のものに限定されるものではなく、不感帯が必
要でなければ、供給された信号をそのまま出力するもの
であってもよい。
低域補償の演算を行うとしたが、トランスループフィル
タ331の行う演算は、単なるゲインアンプであった
り、高域補償などの演算であってもよい。また、デッド
ゾーンアンプ332は、供給された信号が所定の値より
大きくなると出力する不感帯手段としたが、不感帯の形
状は所定のものに限定されるものではなく、不感帯が必
要でなければ、供給された信号をそのまま出力するもの
であってもよい。
【0058】また、本実施の形態1では、トラッキング
ループフィルタ22からトラバース速度制御信号生成部
32に対して補正量eが出力されるとしたが、この補正
量eに代えて、対物レンズ12の加減速を示す加減速判
別信号がトラッキングループフィルタ22からトラバー
ス速度制御信号生成部32に対して出力されるようにし
てもよい。この加減速判別信号は、補正量eの符号のみ
を示す信号である。この場合には、トラバース速度制御
信号生成部32は、加減速判別信号に基づいて、加速の
ときには、あらかじめ定められている値Aに所定のゲイ
ンK1を乗算した“A×K1”を出力し、減速のときに
は、−Aに所定のゲインK2を乗算した“−A×K2”
を出力し、加速も減速も行われていないときには、ゼロ
を出力する。このようにしても、トラバース駆動信号d
の振幅は、上記の(式1)〜(式3)で示されるように
なる。
ループフィルタ22からトラバース速度制御信号生成部
32に対して補正量eが出力されるとしたが、この補正
量eに代えて、対物レンズ12の加減速を示す加減速判
別信号がトラッキングループフィルタ22からトラバー
ス速度制御信号生成部32に対して出力されるようにし
てもよい。この加減速判別信号は、補正量eの符号のみ
を示す信号である。この場合には、トラバース速度制御
信号生成部32は、加減速判別信号に基づいて、加速の
ときには、あらかじめ定められている値Aに所定のゲイ
ンK1を乗算した“A×K1”を出力し、減速のときに
は、−Aに所定のゲインK2を乗算した“−A×K2”
を出力し、加速も減速も行われていないときには、ゼロ
を出力する。このようにしても、トラバース駆動信号d
の振幅は、上記の(式1)〜(式3)で示されるように
なる。
【0059】図3で示されるように、トラッキング駆動
信号bに減速パルスP04が印加されて対物レンズ12
の移動が停止され、トラバース駆動信号dに減速パルス
P14が印加されて光学ピックアップ11の移動が停止
され、アクセス制御部100がジャンプ指示信号JPを
“L”としてトラッキングサーボとトラバースサーボと
が再開されて、通常のトラッキング追従動作に戻る動作
に関しては、ジャンプ指示信号JPが“L”となったこ
とによりスイッチ322が開かれる以外は従来例と同様
であり、その説明を省略する。
信号bに減速パルスP04が印加されて対物レンズ12
の移動が停止され、トラバース駆動信号dに減速パルス
P14が印加されて光学ピックアップ11の移動が停止
され、アクセス制御部100がジャンプ指示信号JPを
“L”としてトラッキングサーボとトラバースサーボと
が再開されて、通常のトラッキング追従動作に戻る動作
に関しては、ジャンプ指示信号JPが“L”となったこ
とによりスイッチ322が開かれる以外は従来例と同様
であり、その説明を省略する。
【0060】以上のように、本実施の形態1によるトラ
ックジャンプ装置によれば、トラバースサーボ制御を行
うトラバースサーボ手段が、トラックジャンプのときに
トラッキングループフィルタ22からの補正量eに基づ
いてトラバース速度制御パルスを生成するトラバース速
度制御信号生成部32を有することで、トラックジャン
プのときに、トラバース駆動信号dに対してトラバース
速度制御パルスを印加することができ、対物レンズ12
の動作に対してトラバース機構の追従を速くすることが
できるため、アクセス処理に要する時間を増大させるこ
となく、光学ピックアップ11の対物レンズ12に対す
る追従遅れを解消することができる効果が得られる。
ックジャンプ装置によれば、トラバースサーボ制御を行
うトラバースサーボ手段が、トラックジャンプのときに
トラッキングループフィルタ22からの補正量eに基づ
いてトラバース速度制御パルスを生成するトラバース速
度制御信号生成部32を有することで、トラックジャン
プのときに、トラバース駆動信号dに対してトラバース
速度制御パルスを印加することができ、対物レンズ12
の動作に対してトラバース機構の追従を速くすることが
できるため、アクセス処理に要する時間を増大させるこ
となく、光学ピックアップ11の対物レンズ12に対す
る追従遅れを解消することができる効果が得られる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるトラ
ックジャンプ装置よれば、光源からの光を光ディスク上
に集光させる対物レンズを有し、光ディスクに対して情
報の記録再生を行う光学ピックアップと、前記対物レン
ズのトラッキングサーボ制御を行い、トラックジャンプ
のときに、前記対物レンズの加減速を示す加減速判別信
号を出力するトラッキングサーボ手段と、前記光学ピッ
クアップのトラバースサーボ制御を行うトラバースサー
ボ手段と、前記トラッキングサーボ手段、及び前記トラ
バースサーボ手段にトラックジャンプの開始と終了を指
示する制御手段と、を備え、前記トラバースサーボ手段
が、前記制御手段によりトラックジャンプの開始を指示
されたときに、トラッキングサーボ手段からの加減速判
別信号に基づいて、トラバースサーボ制御を行うこと
で、マルチトラックジャンプ処理において、対物レンズ
の移動に対する光学ピックアップの追従が敏速に行われ
るようにすることができ、アクセス処理の途中でトラッ
キングループを閉じるなどのウエイト処理を設ける必要
がなく、アクセス処理に要する時間が短縮され、また、
安定して多本数のアクセス処理を行うことが可能になる
効果が得られる。
ックジャンプ装置よれば、光源からの光を光ディスク上
に集光させる対物レンズを有し、光ディスクに対して情
報の記録再生を行う光学ピックアップと、前記対物レン
ズのトラッキングサーボ制御を行い、トラックジャンプ
のときに、前記対物レンズの加減速を示す加減速判別信
号を出力するトラッキングサーボ手段と、前記光学ピッ
クアップのトラバースサーボ制御を行うトラバースサー
ボ手段と、前記トラッキングサーボ手段、及び前記トラ
バースサーボ手段にトラックジャンプの開始と終了を指
示する制御手段と、を備え、前記トラバースサーボ手段
が、前記制御手段によりトラックジャンプの開始を指示
されたときに、トラッキングサーボ手段からの加減速判
別信号に基づいて、トラバースサーボ制御を行うこと
で、マルチトラックジャンプ処理において、対物レンズ
の移動に対する光学ピックアップの追従が敏速に行われ
るようにすることができ、アクセス処理の途中でトラッ
キングループを閉じるなどのウエイト処理を設ける必要
がなく、アクセス処理に要する時間が短縮され、また、
安定して多本数のアクセス処理を行うことが可能になる
効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態1によるトラックジャンプ
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1によるトラバース速度制
御信号生成部の構成を示すブロック図である。
御信号生成部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1によるトラックジャンプ
装置におけるマルチトラックジャンプ時のトラッキング
誤差信号とトラッキング駆動信号とトラバース駆動信号
と低域周波数補正量とを示す波形図である。
装置におけるマルチトラックジャンプ時のトラッキング
誤差信号とトラッキング駆動信号とトラバース駆動信号
と低域周波数補正量とを示す波形図である。
【図4】従来のトラックジャンプ装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図5】トラッキングループフィルタの構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】トラバースループフィルタ部の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図7】従来のトラックジャンプ装置におけるマルチト
ラックジャンプ時のトラッキング誤差信号とトラッキン
グ駆動信号とトラバース駆動信号とを示す波形図であ
る。
ラックジャンプ時のトラッキング誤差信号とトラッキン
グ駆動信号とトラバース駆動信号とを示す波形図であ
る。
1 光ディスク 11 光学ピックアップ 12 対物レンズ 13 トラッキングアクチュエータ 14 フォトディテクタ 21 トラッキング誤差検出回路 22 トラッキングループフィルタ 23 トラッキングアクチュエータ駆動回路 31 トラバース駆動部 32 トラバース速度制御信号生成部 33 トラバースループフィルタ部 41、42、227、228、322 スイッチ 51 トラッキング加減速パルス生成部 52 トラバース加減速パルス生成部 61、62、229 加算器 100 アクセス制御部 221 ローパスフィルタ 222 ハイパスフィルタ 223 相対速度検出部 224 低域周波数成分補正部 225 トラッキング速度制御用パルス生成部 226 目標速度比較部 321 トラバース速度制御用パルス生成部 331 トラバースループフィルタ 332 デッドゾーンアンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D088 CC04 PP02 QQ06 RR04 RR06 TT05 UU01 5D117 AA02 EE20 EE23 EE24 FF14 FF18 FF26 FF29 GG05 5D118 BA01 BF13 CA13 CD16
Claims (2)
- 【請求項1】 光源からの光を光ディスク上に集光させ
る対物レンズを有し、光ディスクに対して情報の記録再
生を行う光学ピックアップと、 前記対物レンズのトラッキングサーボ制御を行い、トラ
ックジャンプのときに、前記対物レンズの加減速を示す
加減速判別信号を出力するトラッキングサーボ手段と、 前記光学ピックアップのトラバースサーボ制御を行うト
ラバースサーボ手段と、 前記トラッキングサーボ手段、及び前記トラバースサー
ボ手段にトラックジャンプの開始と終了を指示する制御
手段と、を備え、 前記トラバースサーボ手段は、 前記制御手段によりトラックジャンプの開始を指示され
たときに、トラッキングサーボ手段からの加減速判別信
号に基づいて、トラバースサーボ制御を行うことを特徴
とするトラックジャンプ装置。 - 【請求項2】 光源からの光を光ディスク上に光スポッ
トとして集光させる対物レンズ、前記対物レンズを光デ
ィスクの半径方向に移動させるトラッキングアクチュエ
ータ、及び前記光ディスクからの反射光を電気信号に変
換するフォトディテクタを有し、光ディスクに対する情
報の記録再生を行う光学ピックアップと、 前記フォトディテクタからの電気信号に基づいて、光ス
ポットと光ディスク上の情報トラックとの半径方向の位
置ずれを検出し、該位置ずれを示すトラッキング誤差信
号を生成するトラッキング誤差検出手段と、 前記トラッキング誤差信号を用いて前記光スポットを前
記情報トラックに追従させるように前記トラッキングア
クチュエータを駆動させるトラッキング駆動信号を生成
し、トラックジャンプのときに前記対物レンズが加速も
しくは減速したことを示す加減速判別信号を出力するト
ラッキングループフィルタ手段と、 前記加減速判別信号に基づいて、トラックジャンプ時の
前記光学ピックアップの移動速度を加速もしくは減速さ
せる信号を生成するトラバース速度制御信号生成手段
と、 前記トラッキング駆動信号の低域周波数成分に基づい
て、前記光学ピックアップを移動させるトラバース駆動
信号を生成するトラバースループフィルタ手段と、 前記トラバースループフィルタ手段により生成された信
号と前記トラバース速度制御信号生成手段により生成さ
れた信号とを加算し、出力する加算器と、 前記加算器の出力をうけて前記光学ピックアップを半径
方向に移動させるトラバース駆動手段と、 前記トラッキングループフィルタ手段と前記トラバース
速度制御信号生成手段とにトラックジャンプの開始と終
了を指示する制御手段と、を備えたことを特徴とするト
ラックジャンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001125278A JP2002319152A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | トラックジャンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001125278A JP2002319152A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | トラックジャンプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002319152A true JP2002319152A (ja) | 2002-10-31 |
Family
ID=18974524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001125278A Pending JP2002319152A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | トラックジャンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002319152A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100409327C (zh) * | 2004-11-19 | 2008-08-06 | 联发科技股份有限公司 | 光驱的光学读写头跳层控制装置及方法 |
-
2001
- 2001-04-24 JP JP2001125278A patent/JP2002319152A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100409327C (zh) * | 2004-11-19 | 2008-08-06 | 联发科技股份有限公司 | 光驱的光学读写头跳层控制装置及方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040427 |