JPH049585Y2 - - Google Patents

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JPH049585Y2
JPH049585Y2 JP14983386U JP14983386U JPH049585Y2 JP H049585 Y2 JPH049585 Y2 JP H049585Y2 JP 14983386 U JP14983386 U JP 14983386U JP 14983386 U JP14983386 U JP 14983386U JP H049585 Y2 JPH049585 Y2 JP H049585Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プリント実装基板の検査装置に関
し、更に詳しくは、プリント実装基板の回路動作
を検査する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種技術は、特に図示しないが、プリ
ント実装基板を水平支持してその周縁を押さえた
のち、レバー操作にてピン基板を上動させてピン
基板上の接触ピンを下方よりプリント基板のパタ
ーンに電気的接触させて検査する構造のものが一
般的であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この従来構造においては、定置
されたプリント実装基板に対し、ピン基板が上動
して接触ピンが下方よりプリント基板のパターン
に接触するものであるから、プリント実装基板が
接触ピンによつて下方からもち上げられることと
なつてプリント基板が薄い場合には割れるおそれ
がり、また、フレキシブルなフイルム基板の場合
にあつては上方に反つて接触不良が生じるという
欠点があつた。
また、配線を施したピン基板が上下動する構造
であるから、ピン基板の上下動によつて配線の緩
みや断線のおそれがあつて、時によつては検査不
能を起すという欠点があつた。
本考案は、このような従来の欠点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、いずれの
プリント実装基板に対してもそのパターンに対す
る接触ピンの電気的接触が良好で、プリント基板
の反りが生じることなく、また、配線の緩みや断
線のおそれもなくて、回路動作の検査を確実にな
し得る高精度のプリント実装基板の検査装置を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的のため、本考案は、プリント実装基板
の回路動作を検査するための接触ピン、配線等を
設けた絶縁基板を定置するための収納部を有する
筐体と、該筐体に弾装枢着された下枠体と、該下
枠体の上面隅部の立設軸杆に上下動可能として弾
装挿着され、かつプリント実装基板押えピンの取
付桟を有する上枠体と、該上枠体と前記下枠体と
の両側面に連結してそれぞれ設けられた上枠体の
上下動リンク機構と、該両リンク機構の連結杆の
一端に固着されたリンク機構操作レバーと、前記
連結杆の両端に固着され、かつ前記操作レバーの
回動を介して前記筐体上の係止部材に係止せられ
て前記上下の枠体をロツクするフツク部材とを具
備した構成を特徴とするものである。
〔作用〕
本案装置の動作について説明する。
第1図においては、筐体10の収納凹部11は
空白としているが、この凹部11には、第9図に
概略的に示すプリント実装基板60の電子部品6
1の回路動作を検査するための多数本の接触ピン
51、該ピン51との配線52やプリント基板ガ
イドピン53を四隅部に植設した絶縁基板50が
定置される。
そこで、プリント実装基板60の検査方につい
て説明すると、先ず、プリント実装基板60を第
9図に示すように、筐体凹部11内に定置の絶縁
基板50に立設の四隅のガイドピン53(第9図
においては一隅のみ示してある)に上方より挿着
して水平に保持させる。この時、プリント基板6
0に実装の部品61のリード端子と接触ピン51
とは非接触状態であつて、プリント基板60は浮
いた状態にある。
次いで、上方に開いている第1図の状態から、
下枠体12の取手41を持つて上下枠体18,1
2をその弾性部材13を支体として前方に押し下
げて、その位置決めピン42を孔43に嵌め込ん
で位置決めをし(第2図参照)、次いで、操作レ
バー36を前方に回動させる。
すると、レバー36の回動運動は、レバー36
と直結の連結杆35を介して上下枠体18,12
の両側面配置のリンク機構25に伝達されて、そ
の長計リンク28が第5図に示す実線矢印イ方向
に移動して、これに伴い上枠体18がスプリング
20の弾力に抗して実線矢印ロ方向に水平に引き
下げられる(第6図参照)と共に、レバー36の
回動操作により共に両端のフツク部材37が前方
に回動してその先端部分が筐体10上の係止部材
39のローラ40の下方に入つて円弧状に切欠形
成の係止部38がローラ40と係合し、上枠体1
8の引き下げ状態が完全にロツクされる。
上枠体18の引き下げ時、その取付桟21の孔
22に取り付けられている所要数本の押えピン2
3がプリント実装基板60の上面に当接して、プ
リント基板60を第9図に示す実線矢印ハ方向に
水平に押し下げ(ガイドピン53はスプリング機
構によつて共に押し下げられる)、前記フツク部
材37と係止部材39とによるロツク完了と同時
に、プリント基板60の部品リード端子がピン5
1と良好に電気的接触して(第10図参照)、回
路動作の検査がなされる。
検査が完了したならば、操作レーバ36の回動
操作を介してフツク部材37によるロツク状態を
解除する。
すると、上枠体18はスプリング20の弾力に
よつて元位置に押し上げられて、押えピン23に
よるプリント実装基板60の押え状態が解除さ
れ、同時に上下枠体18,12は弾性部材13の
弾力によつて上方に開き第1図に示す元の状態に
戻る。
そこで、検査終了のプリント実装基板60をガ
イドピン53より挿脱し、検査作業を終了する。
以下、同様にして検査を行うと共に、条件を異に
するプリント実装基板にあつては、筐体凹部11
内の絶縁基板50を他の配線等を施した基板と交
換し、かつこれと対応させて上枠体18の取付桟
21の押えピン23の取付け位置を変え、前記同
様の操作にて検査を行なう。
〔実施例〕
以下、本考案の好ましい実施例を図面に基づい
て説明する。
第1図および第2図は一部を省略して示す全体
の概略斜視図で、第1図は枠体を上げた状態を示
し、第2図は枠体を下げた状態を示す。
同図において、略方形状の筐体10は好ましく
はアルミニユウム等の軽金属板をもつて形成さ
れ、その上面部には、後述するプリント基板の回
路動作を検査するための接触ピンやプリント基板
ガイドピンを植設し、また、配線等を施した絶縁
基板を定置する方形状の収納凹部11が設けられ
ている。
筐体10の一側縁には下枠体12が弾性部材1
3を介して枢着され、第2図に示すように、下枠
体12を筐体10に対し押し下げたり、また、第
1図に示すように、弾性部材13の弾力によつて
上方に復帰するようになつている。
下枠体12は、好ましくはアルミニユウム型材
をもつて方形状に形成されると共に、前記筐体1
0における収納凹部11よりも全体やや大き目に
形成されている。
下枠体12の四隅部には第2図および第3図に
示すように、それぞれスプリング受15を有する
軸杆14が、その下枠体12の下方に突出したネ
ジ部16に対するナツト17の締着をもつて立設
固着されると共に、これら軸杆14には、上枠体
18の四隅部に設けたベアリング付ブツシユ19
を介して上枠体18が上下動可能として挿着さ
れ、更に各軸杆14のスプリング受15と上枠体
18の下面間にはスプリング20が弾装されてい
る。
上枠体18は、下枠体12と同形の方形状であ
つて、好ましくはアルミニユウム型材をもつ形成
され、上枠体18の対向する二辺(下枠体12に
おける筐体10に対する枢着辺に対応する辺)間
には等間隔で複数のプリント実装基板押えピンの
取付桟21が設けられている。
取付桟21は第4図に示すように、断面コ字形
の好ましくはアルミニユウム型材であつて、その
上面長手方向に、複数の長孔22を有し、これら
必要な長孔22を介してプリント実装基板を押え
るための絶縁性押えピン23がネジ24にて垂下
固着されるようになつている。
上枠体18は下枠体12に対し軸杆14を支体
として上下動可能として配設されているが、この
上枠体18の上下動を司るリンク機構25が上下
枠体18,12の対向する両側面(上枠体18の
取付桟21と同方向)に設けられている。
なお、リンク機構25の図示は、図面の表示を
簡潔にする目的で、一方のみを示し、他方は省略
してある。
リンク機構25は第1図、第2図および第5図
に示すように、上下枠体18,12の側面前後に
それぞれ支軸27により枢着された一対の短形リ
ンク26,26と、前後の一対の短形リンク2
6,26自由端に支軸29により枢着された長形
リンク28と、該長形リンク28の中央に支軸3
1により枢着された連結リンク30と、該連結リ
ンク30の自由端に支軸33により枢着された腕
リンク32(第2図参照)とを含み、腕リンク3
2の自由端は第2図および第7図に示すように、
下枠体12の前辺枠体上の左右両端に配置の一対
の軸受34,34を介して軸支された連結杆35
の一端に固着されると共に、連結杆35の一端部
には更に操作レバー36とフツク部材37が固着
され、また、連結杆35の他端にも、他方のリン
ク機構25における腕リンク32とフツク部材3
7と対のフツク部材37が固着され、操作レバー
36を前方に回動させることによつて腕リンク3
2と連結リンク30が可動して長形リンク28を
第5図に示す実線矢印イ方向に移動させると共
に、前後それぞれ一対の短形リンク26,26を
同方向に支軸27,27を支体として移動させ、
これに伴い上枠体18をスプリング20の弾力に
抗して軸杆14に沿い第5図に示す実線矢印ロ方
向に水平に引き下げ(第6図参照)、また、レバ
ー36の回動解除により、スプリング20の弾力
によつて各リンクが逆動作して上枠体18を元位
置に押し上げるようになつている。
操作レバー36の回動操作により連結杆35と
一体に回動する左右一対のフツク部材37,37
は第2図に示すように、全体略く字形を呈し、そ
の幅広となつた基部には円弧状の係止部38が切
欠形成され、この係止部38が、筐体10上に配
置の左右一対の係止部材39,39の回転自在な
ローラ40(第8図参照)と係合して、リンク機
構25による上枠体18の引き下げ状態を確実に
ロツクするようになつている。
上下枠体18,12は第1図に示す状態から第
2図に示す状態とされるが、この場合は、下枠体
12に設けられた取手41を持つて行われると共
に、下枠体12の前辺枠体の下面左右に突設の一
対の位置決めピン42,42が筐体10上の位置
決め孔43,43に嵌り込むことによつて正しく
位置決めがなされるようになつている。
〔考案の効果〕
しかして、本考案によれば、検査するための接
触ピン51等を設けた絶縁基板50はこれを従来
のように上下動させることなく、筐体10の収納
凹部11内に固定的に定置し、絶縁基板50上の
ガイドピン53にて水平支持されているプリント
実装基板60を上方より押えピン23にて水平に
押えて接触ピン51に電気的接触させて検査する
構成であるから、例え薄いフレキシブルフイルム
基板であつても従来のように反りを生じることな
く、水平にして、かつ確実、良好に接触ピン51
に電気的接触し、検査を確実に行うことができ
る。
また、配線等を施した絶縁基板50は固定的に
定置されているから、従来のような上下動による
配線等の緩みや断線のおそれは全くなくて、回路
動作の検査を確実に行うことができる。
また、検査は操作レバー36のワンタツチ操作
によるロツクと同時に行われ、ロツク解除と共に
各部材はスプリング作用により元に復帰するか
ら、作業能率が著しく向上し、またその操作も簡
易である。
また、いかなる条件下のプリント実装基板であ
つても、それに対応した配線等を施した絶縁基板
と交換し、かつ押えピン23の押え位置を適宜に
変えることができるものであるから、従来のよう
に装置全体を交換することを要しない。したがつ
て、汎用性に優れ経済的である。
また、上下枠体18,12の位置決めはその位
置決めピン42と位置決め孔43との嵌合により
簡易になし得る等本考案によつて得られる工業的
価値は顕著である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図
および第2図は一部を省略して示す全体の概略斜
視図で、第1図は枠体を上げた状態を、第2図は
枠体を下げた状態をそれぞれ示す。第3図は下枠
体と上枠体との連結構造を示す拡大断面図、第4
図は押えピンの取付状態を示す拡大断面図、第5
図は上枠体を可動させるリンク機構を示す説明
図、第6図は同上リンク機構の動作状態を示す説
明図、第7図は両リンク機構の連結状態を示す説
明図、第8図は係止部材を示す説明図、第9図は
プリント実装基板のセツト状態を示す説明図、第
10図はプリント実装基板の検査状態を示す説明
図である。 10……筐体、11……収納凹部、12……下
枠体、13……弾性部材、14……軸杆、18…
…上枠体、20……スプリング、21……取付
桟、23……押えピン、25……リンク機構、3
5……連結杆、36……操作レバー、37……フ
ツク部材、38……円弧状係止部、39……係止
部材、42……位置決めピン、43……位置決め
孔、50……絶縁基板、51……接触ピン、52
……配線、53……ガイドピン、60……プリン
ト実装基板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 プリント実装基板の回路動作を検査するため
    の接触ピン、配線等を設けた絶縁基板を定置す
    るための収納部を有する筐体と、該筐体に弾装
    枢着された下枠体と、該下枠体の上面隅部の立
    設軸杆に上下動可能として弾装挿着され、かつ
    プリント実装基板押えピンの取付桟を有する上
    枠体と、該上枠体と前記下枠体との両側面に連
    結してそれぞれ設けられた上枠体の上下動リン
    ク機構と、該両リンク機構の連結杆の一端に固
    着されたリンク機構操作レバーと、前記連結杆
    の両端に固着され、かつ前記操作レバーの回動
    を介して前記筐体上の係止部材に係止せられて
    前記上下の枠体をロツクするフツク部材とを具
    備した構成を特徴とするプリント実装基板検査
    装置。 2 前記下枠体に位置決めピンが設けられ、前記
    筐体には該位置決めピンが嵌り込む位置決め孔
    が設けられている実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のプリント実装基板検査装置。
JP14983386U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH049585Y2 (ja)

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JP14983386U JPH049585Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JPS6355182U JPS6355182U (ja) 1988-04-13
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0755506Y2 (ja) * 1988-05-20 1995-12-20 パイオニア株式会社 基板回路検査装置
JPH0820493B2 (ja) * 1991-08-20 1996-03-04 中央電子システム株式会社 プリント基板の検査治具における精密位置決め機構

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