JPH04941Y2 - - Google Patents

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JPH04941Y2
JPH04941Y2 JP17570785U JP17570785U JPH04941Y2 JP H04941 Y2 JPH04941 Y2 JP H04941Y2 JP 17570785 U JP17570785 U JP 17570785U JP 17570785 U JP17570785 U JP 17570785U JP H04941 Y2 JPH04941 Y2 JP H04941Y2
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resin
rollers
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liquid resin
roller
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JP17570785U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、液状樹脂の塗布装置に係り、特に電
子部品素子の一部に液状樹脂を塗布する装置の構
造改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の液状樹脂の塗布装置は、第5図
に示す如く固定ベース5上に配設されたシヤフト
6に支持され、かつ同一平面で近接回転する一対
の円板状のローラ1と、側壁面に設けられたスリ
ツト2aを介して前述のローラ1の一部分を内部
に挿入させた樹脂貯溜槽2と、移送ベース9上に
設けられたガイドスリツト9aとから構成されて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来の液状樹脂(以後、樹脂と略称)
の塗布装置では、 (ア) 樹脂貯溜槽2中の樹脂10が数分で表面硬化
するため、樹脂10とローラ1との間に空間が
発生しローラ1に対する樹脂の供給量が不足す
る。
(イ) また、第6図のようにローラ1の円周端面に
付着して硬化した硬化樹脂層10aが形成され
るため、ローラ1に対する樹脂の供給量10c
が不足する。
そのため電子部品素子7への樹脂の塗布量にバ
ラツキが生じ、電子部品としての電気的特性に悪
影響を及ぼしている。
従つて樹脂貯溜槽2内の樹脂10を作業者がス
プーン等で攪拌したり、硬化樹脂槽10aを布で
ふき取つたりして、樹脂の供給量の不足防止をし
ているため作業能率が低下する欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の目的は、かかる従来欠点を解消した液
状樹脂の塗布装置を提供することにある。
本考案によれば、上面が開口し、かつ側壁面に
スリツト部を有する箱状の槽を一対に対向配設し
た樹脂貯溜槽と、上記樹脂貯溜槽のスリツト内に
外周縁部の一方を部分挿入し、かつ外周縁部の他
方を同一平面上に近接配設させた一対の円板状の
ローラと、上記ローラを同期回転させて液状樹脂
をローラ間に供給して電子部品素子に液状樹脂を
塗布する装置において、上記樹脂貯溜槽の開口面
から液状樹脂内に垂設した棒状体の下端に弾性線
材の複数本を放射状に接続し折り曲げてなる攪拌
部と、上記樹脂貯溜槽内の上記ローラの円周端面
に当接させたバネ性を有する板とを有することを
特徴とする液状樹脂の塗布装置が得られる。
〔実施例〕
以下、本考案について第1図〜第4図を参照し
て説明する。
第1図は本考案の一実施例の斜視図である。
図中の符号1は固定ベース5にベアリングを介
して配設され、かつ同一平面で近接回転する一対
の円板状の金属のローラである。2は上面が開口
し隣接する二面の側壁部に前述のローラ1の厚み
よりもやや幅の広いスリツト2aを有する箱状の
一対の樹脂貯溜槽である。この樹脂貯溜槽2の内
部には、スリツト2aを介してローラ1の一部分
が挿入され、かつ回転した状態で通過する構造に
配設されている。
また、樹脂貯溜槽2の内壁面には、第2図に拡
大して示すように、バネ性を有する金属の薄板を
L字形状に折り曲げ下降してなる樹脂除去板3が
配設されており、その一端部はローラ1の円周端
面に当接されている。
さらに、樹脂貯溜槽2の中央部上方に設けられ
た回転軸4aの下端部には、ピアノ線などの如く
弾力性を有する複数本の線材4bを放射状に広
げ、かつ不規則な寸法で直角形状に折り曲げて構
成した樹脂攪拌部4が下垂・固着され、その下端
部は、図示省略した液状樹脂の中に浸漬されてい
る。
また、一対のローラ1,1間の移送ベース9上
面には、電子部品素子7を保持・固定したホルダ
8の厚みよりもやや幅の広いガイドスリツト9a
を配設して本考案の実施例装置を構成する。
次に本実施例装置の動作について図面を参照し
て説明する。
第1図に示す樹脂貯溜槽2内に、電子部品素子
7に塗布する液状樹脂(図示省略)を供給し図示
省略のモータを駆動すると樹脂貯溜槽2内に配設
した樹脂除去板3の一端部が一対のローラ1の円
周端面に当接した状態で矢印V1の方向に同期回
転する。
樹脂攪拌部4は、回転軸4aを中心に回転し、
下部先端の複数本の線材4bで、樹脂貯溜槽2内
に供給された樹脂を攪拌する。
この状態によりそれぞれ矢印V1の方向に同期
回転する一対のローラ間に樹脂膜10bが発生す
ると共に、電子部品素子7を接合したホルダ8が
移送ベース9上のスリツト9a内を矢印V2の方
向に移送されて、樹脂膜10b中を通過し、電子
部品素子7に樹脂を塗布する。
一方、樹脂貯溜槽2の内壁面に配設された樹脂
除去板3は、第3図に示す如く電子部品素子7へ
樹脂を塗布した後、矢印V1の方向に回転するロ
ーラ1の円周端面に付着して残された凹凸状の硬
化樹脂層10aを除去する。凹凸状の樹脂層10
aが除去されたローラ1の円周端面1aは、回転
により連続的に樹脂10の中を通過し、樹脂貯溜
槽2のスリツト2aとローラ1の円周端面の隙間
で、一定量の新しい樹脂10cが供給される。
第4図は、樹脂貯溜槽2のスリツト2aによつ
て正常な状態に樹脂が供給された時のローラ1の
断面図である。
〔考案の効果〕
以上、本考案により、次の効果がある。
() 樹脂貯溜槽内に攪拌部および硬化樹脂の
除去板を設けたことにより、ローラに一定量の
樹脂が供給されるため、素子に安定した樹脂塗
布が行える。したがつて、電子部品の電気特性
を安定化させることができる。
() ローラに付着して硬化した樹脂を、作業
者がふき取つて除去する必要性がないので作業
能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例による液状樹脂の塗布装
置の斜視図、第2図は本考案実施例装置の要部の
拡大斜視図、第3図は樹脂供給部内の樹脂除去板
の平面図、第4図はローラに付着した樹脂の適切
な状態を示す断面図、第5図は従来の液状樹脂の
塗布装置の斜視図、第6図は従来装置により、ロ
ーラに付着した樹脂の不適切な状態を示す断面図
である。 1……円板状のローラ、1a……ローラの円周
端面、2……樹脂貯溜槽、2a……(樹脂貯溜槽
の)スリツト、3……樹脂除去板、4……樹脂攪
拌部、4a……回転軸、4b……弾性線材、5…
…固定ベース、6……シヤフト、7……電子部品
素子、8……ホルダ、9……移送ベース、9a…
…(移送ベースの)ガイドスリツト、10……液
状樹脂、9a……(移送ベースの)ガイドスリツ
ト、10……液状樹脂、10a……硬化樹脂層、
10b……樹脂膜、10c……(新しい)樹脂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面が開口し、かつ側壁面にスリツト部を有す
    る箱状の槽を一対に対向配設した樹脂貯溜槽と、
    前記樹脂貯溜槽のスリツト内に外周縁部の一方を
    部分挿入し、かつ外周縁部の他方を同一平面上に
    近接配設させた一対の円板状のローラと、前記ロ
    ーラを同期回転させて液状樹脂をローラ間に供給
    して電子部品素子に液状樹脂を塗布する装置にお
    いて、前記樹脂貯溜槽の開口面から液状樹脂内に
    垂設した棒状体の下端に弾性綿材の複数本を放射
    状に接続し折り曲げてなる攪拌部と、前記樹脂貯
    溜槽内のローラの円周端面に当接させたバネ性を
    有する板とを有することを特徴とする液状樹脂の
    塗布装置。
JP17570785U 1985-11-14 1985-11-14 Expired JPH04941Y2 (ja)

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JP17570785U JPH04941Y2 (ja) 1985-11-14 1985-11-14

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JP17570785U JPH04941Y2 (ja) 1985-11-14 1985-11-14

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JPS6283571U JPS6283571U (ja) 1987-05-28
JPH04941Y2 true JPH04941Y2 (ja) 1992-01-13

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