JPH049407B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH049407B2 JPH049407B2 JP60238568A JP23856885A JPH049407B2 JP H049407 B2 JPH049407 B2 JP H049407B2 JP 60238568 A JP60238568 A JP 60238568A JP 23856885 A JP23856885 A JP 23856885A JP H049407 B2 JPH049407 B2 JP H049407B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- hole
- ring
- flange
- locking means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 8
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L9/00—Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
- A47L9/24—Hoses or pipes; Hose or pipe couplings
- A47L9/242—Hose or pipe couplings
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S285/00—Pipe joints or couplings
- Y10S285/921—Snap-fit
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、取付部品に関し、より詳細には、
円筒状の側壁をもつ、例えば、タンク式電気掃除
機の集塵タンクにホースなどのパイプ類を取付け
る取付口部の構造に関するものであるが、この発
明は、電気掃除機にのみ限定されるものではな
い。
円筒状の側壁をもつ、例えば、タンク式電気掃除
機の集塵タンクにホースなどのパイプ類を取付け
る取付口部の構造に関するものであるが、この発
明は、電気掃除機にのみ限定されるものではな
い。
(従来の技術)
前記したように、タンク式の電気掃除機の集塵
タンクには、集塵ホースを接続するための取付口
部が該タンクの側壁に設置されているが、この取
付口部を構成するには、ホースを保持する部材を
取付けなければならない。
タンクには、集塵ホースを接続するための取付口
部が該タンクの側壁に設置されているが、この取
付口部を構成するには、ホースを保持する部材を
取付けなければならない。
(発明が解決しようとする問題点)
前記のような部材の取付は、従来では、ネジ止
めか、螺合によつて行われているが、このような
手段では、取付加工に手間と時間がかかり、ま
た、タンクは、金属製のものが多いため、ネジ止
め部分に腐蝕が生じたり、また、タンクが円筒形
のため、取付部分が甘くなつたりするなどの問題
点がある。
めか、螺合によつて行われているが、このような
手段では、取付加工に手間と時間がかかり、ま
た、タンクは、金属製のものが多いため、ネジ止
め部分に腐蝕が生じたり、また、タンクが円筒形
のため、取付部分が甘くなつたりするなどの問題
点がある。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、前記問題点を解決するため、取付
が簡単で、タンクなどの側壁に確実に取付けられ
る取付口部の構造を提供することを目的とする。
が簡単で、タンクなどの側壁に確実に取付けられ
る取付口部の構造を提供することを目的とする。
この発明は、また、側壁に確実に取付けられ、
滅多なことでは外れない取付部品を提供すること
を目的とする。
滅多なことでは外れない取付部品を提供すること
を目的とする。
さらに、この発明は、側壁にロツク状態で確実
に取付けられ、滅多なことでは外れない取付口部
の構造を提供することを目的とする。
に取付けられ、滅多なことでは外れない取付口部
の構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によれば、壁
等に取り付けられる管状の取付部品であつて、該
壁は該取付部品が取り付けられるところの孔を有
している、ものにおいて、管部を有する第1の取
付部材であつて、該管部は、該壁の該孔の直径よ
りも僅かに小さい外径を有しており、該外径は、
該管部が該孔内に嵌合するのを可能にする、もの
と、該孔を有する該壁と接触する、該管部上の第
1のフランジ手段であつて、半径方向外方に突出
する第1の壁部と軸方向に突出する第1のフラン
ジ部とを備えており、該第1のフランジ部は、該
第1の壁部上で、その半径方向外方に配置させら
れていると共に、該第1の壁部の側部に配置させ
られている、ものと、該管部の外面上の第1の係
止手段であつて、該第1のフランジ部の半径方向
下方に、軸方向に配置させられているものと、開
口を有するリングからなる第2の取付部材であつ
て、該開口は、該管部上に受容されるべく、該管
部の直径の寸法に合わせて作られており、該リン
グは、該孔を有する該壁と接触する側部を有して
いる、ものと、を具備し、該リング内の該開口の
半径方向外方に、該リングは、ほぼ平坦で薄い複
数の板部を有しており、該板部は、該リングに取
着されると共に、該第1の壁部に向かう方向に、
軸方向に延在しており、且つ、該板部は、該第1
の取付部材の該管部に沿い、その中に該管部が配
置されるところの該壁内の該孔を貫通して延出す
る、長さ及び厚さを有しており、該板部のうちの
少なくともいくつかは、第2の係止手段を備えて
おり、該第2の係止手段は、該第1の取付部材及
び該第2の取付部材が該孔を有する該壁内に取り
付けられる際に、該第1の係止手段と係合する形
状及び位置に形成されており、該第1のフランジ
手段及び該リングは、該孔を有する該壁に対して
互いに反対側にそれぞれ位置し、且つ、該第1の
フランジ部及び該リングは、該孔を有する該壁と
接触し、該第1及び第2の取付部材は、弾性を有
しており、且つ、該第1及び第2の係止手段は、
これらが係合した際に、該第1のフランジ部を弾
性的に僅かに変形させるべく配設されており、各
該第1の係止手段は、短い、ほぼ半径方向に向け
られている係止壁であつて、該管部に画成されて
いると共に、該孔を有する該壁から離れる方向に
面しているものからなつており、且つ、各該第2
の係止手段は、それぞれの該板部から半径方向内
方に突出しているフツクであつて、該第1及び第
2の取付部材が該孔を有する該壁において押圧さ
れて合体させられた際に、該管部上の該係止壁の
うちのそれぞれの1つと係合するものからなつて
おり、更に、当該取付部品は、該第1のフランジ
手段の該第1の壁部に、周方向に離隔して設けら
れている複数の凸部であつて半径方向に向けられ
ているものを具備しており、該凸部は、該第1及
び第2の取付部材が該第1及び第2の係止手段を
係合させるべく移動させられる際に、該第2の取
付部材上の隣接する該板部間に嵌合し、該第1及
び第2の係止手段を、それらが互いに係合するよ
うに方向付けるために設けられている、ことを特
徴とする取付部品が提供される。
等に取り付けられる管状の取付部品であつて、該
壁は該取付部品が取り付けられるところの孔を有
している、ものにおいて、管部を有する第1の取
付部材であつて、該管部は、該壁の該孔の直径よ
りも僅かに小さい外径を有しており、該外径は、
該管部が該孔内に嵌合するのを可能にする、もの
と、該孔を有する該壁と接触する、該管部上の第
1のフランジ手段であつて、半径方向外方に突出
する第1の壁部と軸方向に突出する第1のフラン
ジ部とを備えており、該第1のフランジ部は、該
第1の壁部上で、その半径方向外方に配置させら
れていると共に、該第1の壁部の側部に配置させ
られている、ものと、該管部の外面上の第1の係
止手段であつて、該第1のフランジ部の半径方向
下方に、軸方向に配置させられているものと、開
口を有するリングからなる第2の取付部材であつ
て、該開口は、該管部上に受容されるべく、該管
部の直径の寸法に合わせて作られており、該リン
グは、該孔を有する該壁と接触する側部を有して
いる、ものと、を具備し、該リング内の該開口の
半径方向外方に、該リングは、ほぼ平坦で薄い複
数の板部を有しており、該板部は、該リングに取
着されると共に、該第1の壁部に向かう方向に、
軸方向に延在しており、且つ、該板部は、該第1
の取付部材の該管部に沿い、その中に該管部が配
置されるところの該壁内の該孔を貫通して延出す
る、長さ及び厚さを有しており、該板部のうちの
少なくともいくつかは、第2の係止手段を備えて
おり、該第2の係止手段は、該第1の取付部材及
び該第2の取付部材が該孔を有する該壁内に取り
付けられる際に、該第1の係止手段と係合する形
状及び位置に形成されており、該第1のフランジ
手段及び該リングは、該孔を有する該壁に対して
互いに反対側にそれぞれ位置し、且つ、該第1の
フランジ部及び該リングは、該孔を有する該壁と
接触し、該第1及び第2の取付部材は、弾性を有
しており、且つ、該第1及び第2の係止手段は、
これらが係合した際に、該第1のフランジ部を弾
性的に僅かに変形させるべく配設されており、各
該第1の係止手段は、短い、ほぼ半径方向に向け
られている係止壁であつて、該管部に画成されて
いると共に、該孔を有する該壁から離れる方向に
面しているものからなつており、且つ、各該第2
の係止手段は、それぞれの該板部から半径方向内
方に突出しているフツクであつて、該第1及び第
2の取付部材が該孔を有する該壁において押圧さ
れて合体させられた際に、該管部上の該係止壁の
うちのそれぞれの1つと係合するものからなつて
おり、更に、当該取付部品は、該第1のフランジ
手段の該第1の壁部に、周方向に離隔して設けら
れている複数の凸部であつて半径方向に向けられ
ているものを具備しており、該凸部は、該第1及
び第2の取付部材が該第1及び第2の係止手段を
係合させるべく移動させられる際に、該第2の取
付部材上の隣接する該板部間に嵌合し、該第1及
び第2の係止手段を、それらが互いに係合するよ
うに方向付けるために設けられている、ことを特
徴とする取付部品が提供される。
(実施例)
この発明の取付部品としての取付口部部材10
は、電気掃除機の集塵タンク11(金属製など)
などにおけるタンクの側壁12に設置されるもの
である。タンク11は、上面に天板(リツド)1
4が一体に設けられていて、その上に吸引モータ
ー16が設置され、タンクの側壁に穿設した円形
の取付口部20を介して該タンク内へ集塵され
る。
は、電気掃除機の集塵タンク11(金属製など)
などにおけるタンクの側壁12に設置されるもの
である。タンク11は、上面に天板(リツド)1
4が一体に設けられていて、その上に吸引モータ
ー16が設置され、タンクの側壁に穿設した円形
の取付口部20を介して該タンク内へ集塵され
る。
この発明による取付口部部材10は、プラスチ
ツクス射出成形品である二つの第1の部材32と
第2の部材60から構成されていて、これら部材
は、若干の弾性をもち、合体した状態でタンクの
取付口部20に弾性嵌合し、集塵ホースや集塵パ
イプなどの管体を傷付けることなく、嵌合状態に
保持する構造となつている。そして、フランジ5
0が若干変形することにより、取付部材32をタ
ンクの側壁から離す方向へ押し、取付部を構成す
る二つの部材ががつちり嵌合するようになつてい
る。第1の部材32は、管部34を有し、この管
部の外径は、タンク12の取付口部20の内径よ
りも僅かに細い。このような関係によつて、管部
34は、取付口部20に簡単に挿入でき、後記す
る他の部材との組付け、嵌合が簡単に行えること
になる。管部34は、タンクの外側に位置する入
口36とタンクの内側に位置する出口38とを有
する。
ツクス射出成形品である二つの第1の部材32と
第2の部材60から構成されていて、これら部材
は、若干の弾性をもち、合体した状態でタンクの
取付口部20に弾性嵌合し、集塵ホースや集塵パ
イプなどの管体を傷付けることなく、嵌合状態に
保持する構造となつている。そして、フランジ5
0が若干変形することにより、取付部材32をタ
ンクの側壁から離す方向へ押し、取付部を構成す
る二つの部材ががつちり嵌合するようになつてい
る。第1の部材32は、管部34を有し、この管
部の外径は、タンク12の取付口部20の内径よ
りも僅かに細い。このような関係によつて、管部
34は、取付口部20に簡単に挿入でき、後記す
る他の部材との組付け、嵌合が簡単に行えること
になる。管部34は、タンクの外側に位置する入
口36とタンクの内側に位置する出口38とを有
する。
管部34の一端には、フランジ40が一体に設
けられている。このフランジは、タンクの側壁の
カーブに合致するようにカーブした形状をもち、
これによつてタンクの側壁にぴつたり密着するよ
うになつている。
けられている。このフランジは、タンクの側壁の
カーブに合致するようにカーブした形状をもち、
これによつてタンクの側壁にぴつたり密着するよ
うになつている。
このフランジは、環状になつて外方へ張り出し
た壁部42からなる。この壁部42には、これを
囲むように円周方向に間隔をおいて位置する凸部
44が一体に形成されている。これらの凸部は、
壁部を補強して曲げに対する強度を付与すると共
に、第2の部材60に形成されている軸方向に突
出のパネルの案内として作用する。壁部42は、
凸部44の少なくともそれらの一部の間に形成さ
れた孔部46を有し、これらの孔部は、円周方向
に設けられる。これらの孔は、傾斜部52と隆起
部55の膨出部の成形工程において役立つ。
た壁部42からなる。この壁部42には、これを
囲むように円周方向に間隔をおいて位置する凸部
44が一体に形成されている。これらの凸部は、
壁部を補強して曲げに対する強度を付与すると共
に、第2の部材60に形成されている軸方向に突
出のパネルの案内として作用する。壁部42は、
凸部44の少なくともそれらの一部の間に形成さ
れた孔部46を有し、これらの孔部は、円周方向
に設けられる。これらの孔は、傾斜部52と隆起
部55の膨出部の成形工程において役立つ。
壁部42の放射状に突き出ている端部は、前記
の入口36から出口34方向に伸びているフラン
ジ50となつている。このフランジ50の端縁5
1は、タンクの側壁12に当接し、弾性変形によ
り、該側壁外面に密着する。フランジ50の端縁
51がタンクの側壁に押圧されて密着し、第2の
部材60が第1の部材32に合体したとき、フラ
ンジ50は、僅かに変形し、その弾性により変形
しない元の状態に復元しようとする。このような
復元力により、後記する止め部に弾圧力が作用
し、両部材の合体がより完全なものとされる。
の入口36から出口34方向に伸びているフラン
ジ50となつている。このフランジ50の端縁5
1は、タンクの側壁12に当接し、弾性変形によ
り、該側壁外面に密着する。フランジ50の端縁
51がタンクの側壁に押圧されて密着し、第2の
部材60が第1の部材32に合体したとき、フラ
ンジ50は、僅かに変形し、その弾性により変形
しない元の状態に復元しようとする。このような
復元力により、後記する止め部に弾圧力が作用
し、両部材の合体がより完全なものとされる。
管部34には、前記した傾斜部52が一体に形
成されている。この傾斜部52は、フランジ50
の下に位置して、出口方向へフランジから外れる
所まで延びている。そして傾斜部52は、フラン
ジ50から外れた部分53から入口方向へ向け上
り勾配の傾斜ランプが設けてあり、傾斜ランプ外
径は、壁部42へ向け広くなつて、隆起部55へ
至る。この隆起部55の入口36側にクリフカツ
トの係止壁56が形成してあり、これら係合部
は、間隔をおいて設けてあつて、壁部42に対面
している。係止壁56は、隆起部の一部を構成す
る。
成されている。この傾斜部52は、フランジ50
の下に位置して、出口方向へフランジから外れる
所まで延びている。そして傾斜部52は、フラン
ジ50から外れた部分53から入口方向へ向け上
り勾配の傾斜ランプが設けてあり、傾斜ランプ外
径は、壁部42へ向け広くなつて、隆起部55へ
至る。この隆起部55の入口36側にクリフカツ
トの係止壁56が形成してあり、これら係合部
は、間隔をおいて設けてあつて、壁部42に対面
している。係止壁56は、隆起部の一部を構成す
る。
取付口部部材の第2の部材60は、管部34の
外径よりもほんの僅か広い内径の取付口部64が
穿設されたリング62からなるもので、このリン
グは、管部34にスライド嵌合する構造になつて
いる。リング62の外周縁には、後方へ鍵形に伸
びるフランジ66が一体に形成されていて、フラ
ンジ50とは反対の方向からタンクの側壁内面に
押圧されるリング62を補強する。
外径よりもほんの僅か広い内径の取付口部64が
穿設されたリング62からなるもので、このリン
グは、管部34にスライド嵌合する構造になつて
いる。リング62の外周縁には、後方へ鍵形に伸
びるフランジ66が一体に形成されていて、フラ
ンジ50とは反対の方向からタンクの側壁内面に
押圧されるリング62を補強する。
リング62の前面に向け、開口64の縁にそつ
て環状の係止体70が一体に突出している。該係
止体は、リング62と一体で、係止歯72の基部
となる。すなわち、係止体70から、複数個の係
止歯72が間隔をおいて突出している。係止体7
0の設置位置と厚さは、種々選択でき、第2の部
材60が管部34に嵌合され、リング62をタン
クの側壁へ押圧すると、管部34の外側に嵌合し
た係止体70はタンクの側壁に設けた取付口部2
0内に嵌まりこみ、係止体70の外側面73が側
壁12の取付口部20の周端に圧接し、これによ
つて係止体70が嵌まつている管部34の隆起部
55が係止体70と共に取付口部20にぴつたり
と納まり、かくして第1の部材32と第2の部材
60からなる取付口部10がタンクの側壁の取付
口部に取付けられる。
て環状の係止体70が一体に突出している。該係
止体は、リング62と一体で、係止歯72の基部
となる。すなわち、係止体70から、複数個の係
止歯72が間隔をおいて突出している。係止体7
0の設置位置と厚さは、種々選択でき、第2の部
材60が管部34に嵌合され、リング62をタン
クの側壁へ押圧すると、管部34の外側に嵌合し
た係止体70はタンクの側壁に設けた取付口部2
0内に嵌まりこみ、係止体70の外側面73が側
壁12の取付口部20の周端に圧接し、これによ
つて係止体70が嵌まつている管部34の隆起部
55が係止体70と共に取付口部20にぴつたり
と納まり、かくして第1の部材32と第2の部材
60からなる取付口部10がタンクの側壁の取付
口部に取付けられる。
係止体70は、取付口部20へ押し込まれる
と、第1の部材のフランジ40の壁部42に形成
されている凸部44に当接する。係止体70の左
右側面74は、ハの字状に傾斜しているので、該
側面に凸部44が当接すると、該凸部に案内され
てリング62を管部34まわりにそつと僅か回動
させ、係止体70が最終固定位置となる。係止体
70の係止歯72は、取付口部20への押しこみ
によつて、係止壁56に係止され、取付口部部材
の第1、第2部材をロツクする。この時点では、
フランジ50が側壁に押圧されているので、係止
壁56と係止歯72とは、緊密に係合する。
と、第1の部材のフランジ40の壁部42に形成
されている凸部44に当接する。係止体70の左
右側面74は、ハの字状に傾斜しているので、該
側面に凸部44が当接すると、該凸部に案内され
てリング62を管部34まわりにそつと僅か回動
させ、係止体70が最終固定位置となる。係止体
70の係止歯72は、取付口部20への押しこみ
によつて、係止壁56に係止され、取付口部部材
の第1、第2部材をロツクする。この時点では、
フランジ50が側壁に押圧されているので、係止
壁56と係止歯72とは、緊密に係合する。
このようにして、取付口部部材は、第1、第2
部材が嵌合、合体することによつて、アツセンブ
リーされる。
部材が嵌合、合体することによつて、アツセンブ
リーされる。
(発明の効果)
この発明によれば、ホースなどの取付口部部材
を構成するものは、互いに嵌合して合体する第
1、第2の部材を備え、これらを組合わせれば、
フアスナーなどの止め金具を使用せずに、タンク
側壁に設ける自動化された装置によつて、簡単に
取付口部に設置ができる。
を構成するものは、互いに嵌合して合体する第
1、第2の部材を備え、これらを組合わせれば、
フアスナーなどの止め金具を使用せずに、タンク
側壁に設ける自動化された装置によつて、簡単に
取付口部に設置ができる。
第1図は、この発明の一実施例における取付口
部部材により取付口部が形成された電気掃除機の
タンクの斜視図である。第2図は、取付口部部材
の第1の部材の平面図である。第3図は、第2図
3−3線矢視方向断面図である。第4図は、第2
図に示した部材の正面図である。第5図は、第2
の部材の正面図である。第6図は、第5図6−6
線矢視方向断面図である。第7図は、第1の部材
と第2の部材をアツセンブリーして組付けた状態
の一部断面側面図である。第8図は、第7図の要
部拡大断面図である。第9図は、第8図の状態に
おける一部切断平面図である。 10……取付口部部材、11…電気掃除機の集
塵タンク、12…タンクの側壁、20……取付口
部、32……取付口部部材の第1の部材、34…
…管部、40……フランジ、42………壁部、4
4……凸部、50……フランジ、52……傾斜
部、55……隆起部、56……係止壁、60……
取付口部部材の第2の部材、62……リング、7
0……係止体、72……係止歯。
部部材により取付口部が形成された電気掃除機の
タンクの斜視図である。第2図は、取付口部部材
の第1の部材の平面図である。第3図は、第2図
3−3線矢視方向断面図である。第4図は、第2
図に示した部材の正面図である。第5図は、第2
の部材の正面図である。第6図は、第5図6−6
線矢視方向断面図である。第7図は、第1の部材
と第2の部材をアツセンブリーして組付けた状態
の一部断面側面図である。第8図は、第7図の要
部拡大断面図である。第9図は、第8図の状態に
おける一部切断平面図である。 10……取付口部部材、11…電気掃除機の集
塵タンク、12…タンクの側壁、20……取付口
部、32……取付口部部材の第1の部材、34…
…管部、40……フランジ、42………壁部、4
4……凸部、50……フランジ、52……傾斜
部、55……隆起部、56……係止壁、60……
取付口部部材の第2の部材、62……リング、7
0……係止体、72……係止歯。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 壁等に取り付けられる管状の取付部品であつ
て、該壁は該取付部品が取り付けられるところの
孔を有している、ものにおいて、 管部を有する第1の取付部材であつて、該管部
は、該壁の該孔の直径よりも僅かに小さい外径を
有しており、該外径は、該管部が該孔内に嵌合す
るのを可能にする、ものと、 該孔を有する該壁と接触する、該管部上の第1
のフランジ手段であつて、半径方向外方に突出す
る第1の壁部と軸方向に突出する第1のフランジ
部とを備えており、該第1のフランジ部は、該第
1の壁部上に、その半径方向外方に配置させられ
ていると共に、該第1の壁部の側部に配置させら
れている、ものと、 該管部の外面上の第1の係止手段であつて、該
第1のフランジ部の半径方向下方に、軸方向に配
置させられているものと、 開口を有するリングからなる第2の取付部材で
あつて、該開口は、該管部上に受容されるべく、
該管部の直径の寸法に合わせて作られており、該
リングは、該孔を有する該壁と接触する側部を有
している、ものと、 を具備し、 該リング内の該開口の半径方向外方に、該リン
グは、ほぼ平坦で薄い複数の板部を有しており、
該板部は、該リングに取着されると共に、該第1
の壁部に向かう方向に、軸方向に延在しており、
且つ、該板部は、該第1の取付部材の該管部に沿
い、その中に該管部が配置されるところの該壁内
の該孔を貫通して延出する、長さ及び厚さを有し
ており、 該板部のうちの少なくともいくつかは、第2の
係止手段を備えており、該第2の係止手段は、該
第1の取付部材及び該第2の取付部材が該孔を有
する該壁内に取り付けられる際に、該第1の係止
手段と係合する形状及び位置に形成されており、
該第1のフランジ手段及び該リングは、該孔を有
する該壁に対して互いに反対側にそれぞれ位置
し、且つ、該第1のフランジ部及び該リングは、
該孔を有する該壁と接触し、 該第1及び第2の取付部材は、弾性を有してお
り、且つ、該第1及び第2の係止手段は、これら
が係合した際に、該第1のフランジ部を弾性的に
僅かに変形させるべく配設されており、 各該第1の係止手段は、短い、ほぼ半径方向に
向けられている係止壁であつて、該管部に画成さ
れていると共に、該孔を有する該壁から離れる方
向に面しているものからなつており、且つ、各該
第2の係止手段は、それぞれの該板部から半径方
向内方に突出しているフツクであつて、該第1及
び第2の取付部材が該孔を有する該壁において押
圧されて合体させられた際に、該管部上の該係止
壁のうちのそれぞれの1つと係合するものからな
つており、 更に、当該取付部品は、 該第1のフランジ手段の該第1の壁部に、周方
向に離隔して設けられている複数の凸部であつて
半径方向に向けられているものを具備しており、
該凸部は、該第1及び第2の取付部材が該第1及
び第2の係止手段を係合させるべく移動させられ
る際に、該第2の取付部材上の隣接する該板部間
に嵌合し、該第1及び第2の係止手段を、それら
が互いに係合するように方向付けるために設けら
れている、 ことを特徴とする取付部品。 2 前記第1の取付部材の全体及び前記第2の取
付部材の全体が、共に、弾性のプラスチツク材料
から形成されている特許請求の範囲第1項記載の
取付部品。 3 前記管部が、幅の広い傾斜部を備えており、
前記第1及び第2の係止手段が共に移動させられ
る際に、前記フツクを外方に押圧すべく、該傾斜
部は、前記係止壁に向かつて徐々に半径方向に拡
径しており、且つ、該傾斜部は、該係止壁で終端
しており、もつて、該フツクは、半径方向内方に
弾性的に落下してそれぞれの該係止壁と係合する
特許請求の範囲第1項記載の取付部品。 4 前記孔を有する前記壁が、第1の曲率で湾曲
しており、且つ、前記フランジ手段及び前記リン
グが、該第1の曲率を共に有しており、もつて、
それらは、該孔を有する該壁に、互いに反対側か
らそれぞれ接触する特許請求の範囲第3項記載の
取付部品。 5 前記凸部と接触する、前記板部の外側の角
が、面取りされている特許請求の範囲第1項記載
の取付部品。 6 前記孔を有する前記壁が、第1の曲率で湾曲
しており、且つ、前記フランジ手段及び前記リン
グが、該第1の曲率を共に有しており、もつて、
それらは、該孔を有する該壁に、互いに反対側か
らそれぞれ接触する特許請求の範囲第1項記載の
取付部品。 7 前記孔を有する前記壁が、凸に湾曲した側部
と凹に湾曲した側部とを有しており、前記フラン
ジ手段が、該凸に湾曲した側部の側にあると共
に、前記リングが、該凹に湾曲した側部の側にあ
る特許請求の範囲第6項記載の取付部品。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/664,214 US4606563A (en) | 1984-10-24 | 1984-10-24 | Conduit fixture for tank wall |
US664214 | 2000-09-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61113422A JPS61113422A (ja) | 1986-05-31 |
JPH049407B2 true JPH049407B2 (ja) | 1992-02-20 |
Family
ID=24665068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60238568A Granted JPS61113422A (ja) | 1984-10-24 | 1985-10-24 | 取付部品 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4606563A (ja) |
EP (1) | EP0179333B1 (ja) |
JP (1) | JPS61113422A (ja) |
AU (1) | AU568477B2 (ja) |
CA (1) | CA1252963A (ja) |
DE (1) | DE3563305D1 (ja) |
DK (1) | DK160956C (ja) |
IE (1) | IE56597B1 (ja) |
NZ (1) | NZ213852A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5408722A (en) * | 1993-10-06 | 1995-04-25 | Shop Vac Corporation | Hose connector for a vacuum cleaner |
AU717516B2 (en) * | 1994-12-22 | 2000-03-30 | H.P.H. Pty. Ltd. | A water diverting device |
AUPN023694A0 (en) * | 1994-12-22 | 1995-01-27 | H.P.H. Pty. Ltd. | A fluid apron |
US5542714A (en) * | 1995-04-28 | 1996-08-06 | H-Tech, Inc. | Adapter for coupling a pair of pipe elements |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5245497A (en) * | 1975-09-24 | 1977-04-09 | Dek Inc | Unit feeder for bundling elastic material |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2468847A (en) * | 1947-06-17 | 1949-05-03 | Disto Corp | Snap action coupling device |
US3513875A (en) * | 1968-03-14 | 1970-05-26 | Illinois Tool Works | Closure device |
SE407662B (sv) * | 1977-04-18 | 1979-04-09 | Electrolux Ab | Anordning vid dammsugare for fast forbindning av atminstone tva i dammsugarens luftledning ingaende ledningsdelar |
GB2118264B (en) * | 1982-04-13 | 1985-07-10 | Reed Int Plc | Branch pipe joint |
DE3312193A1 (de) * | 1983-04-02 | 1984-10-04 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Kupplung fuer einen saugschlauch |
GB2141506B (en) * | 1983-06-13 | 1986-07-23 | Michael Joseph Read | Branch pipe connection |
US4538971A (en) * | 1983-07-18 | 1985-09-03 | Shop-Vac Corporation | Assembly of tank lid and fan means of a wet/dry vacuum |
-
1984
- 1984-10-24 US US06/664,214 patent/US4606563A/en not_active Expired - Lifetime
-
1985
- 1985-09-27 AU AU47984/85A patent/AU568477B2/en not_active Ceased
- 1985-10-01 CA CA000491983A patent/CA1252963A/en not_active Expired
- 1985-10-04 EP EP85112586A patent/EP0179333B1/en not_active Expired
- 1985-10-04 DE DE8585112586T patent/DE3563305D1/de not_active Expired
- 1985-10-16 NZ NZ213852A patent/NZ213852A/en unknown
- 1985-10-18 IE IE2576/85A patent/IE56597B1/xx unknown
- 1985-10-22 DK DK483685A patent/DK160956C/da not_active IP Right Cessation
- 1985-10-24 JP JP60238568A patent/JPS61113422A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5245497A (en) * | 1975-09-24 | 1977-04-09 | Dek Inc | Unit feeder for bundling elastic material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4606563A (en) | 1986-08-19 |
EP0179333B1 (en) | 1988-06-15 |
IE56597B1 (en) | 1991-10-09 |
DE3563305D1 (en) | 1988-07-21 |
NZ213852A (en) | 1987-07-31 |
AU568477B2 (en) | 1987-12-24 |
DK160956C (da) | 1991-11-04 |
DK483685D0 (da) | 1985-10-22 |
EP0179333A1 (en) | 1986-04-30 |
IE852576L (en) | 1986-04-24 |
DK483685A (da) | 1986-04-25 |
DK160956B (da) | 1991-05-06 |
JPS61113422A (ja) | 1986-05-31 |
AU4798485A (en) | 1986-05-01 |
CA1252963A (en) | 1989-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1933074B1 (en) | Improvements in or relating to tube couplings | |
US20230408005A1 (en) | Hooked pipe coupling | |
JPH0211993A (ja) | ホース継手 | |
EP0415899A1 (en) | Fixation device | |
JPH049407B2 (ja) | ||
JPH0733844B2 (ja) | 締め具構成要素 | |
US5596177A (en) | Bushing for multiple sized and shaped holes in structural members | |
EP0187657B1 (en) | Toilet tank gasket | |
JP4756435B2 (ja) | 便器の掃除口蓋 | |
JPH08128576A (ja) | 吸気ホースの締結構造 | |
JP3382122B2 (ja) | ネジ部材 | |
JPH0587392U (ja) | パイプ接続構造 | |
JPS6234015Y2 (ja) | ||
JPH0743578Y2 (ja) | ホース連結具 | |
JPH0227277Y2 (ja) | ||
JPH0134489Y2 (ja) | ||
JPH0629451Y2 (ja) | エンジンのオイルストレ−ナ | |
JPH0568850U (ja) | ケース組立構造 | |
JPH0619704Y2 (ja) | 集水器への継手接続構造 | |
JPH0424239Y2 (ja) | ||
JPH0619901Y2 (ja) | 管の継手構造 | |
JPH06257Y2 (ja) | パイプの受部構造 | |
JPH0138469Y2 (ja) | ||
JPH1113721A (ja) | 貫孔部閉塞用のキャップ | |
HU216690B (hu) | Tömítés két cső szivárgásmentes öszekötésére |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |